FX Strategic Co-opでは、 ドル円の他に毎日午前9時頃までにポンド円、オージー円、ユーロ円の毎日予想を配信しております。 また、お忙しい方のためにも携帯電話へのメール配信も行っております。 会費は全て込みで、1ヶ月3000円の3ヶ月前払いとなっております。 申し込みはメールで。 fxstrategiccoop@yahoo.co.jp



日時
(ポンド円)
2004年01月13日 予想レンジ 195.20−197.10
コメント  昨日本邦休日のアジア市場では、ポンド円は寄り付きレベルの197円近辺からのポジション調整とみられる売りが強まり、196円ミドル近辺に下落。 材料難の中、ドル円やユーロ円も調整的に値を下げる展開となったが、 欧州勢が入って来るとまたぞろ金曜日に発表になった米国雇用統計の悪い数値の悪影響が残る形で全般的にドル売りが優勢となり、ポンドドルが1.84ミドルの安値から1.85前半まで上昇。 ポンド円も197円70近辺まで上昇した。 しかし、バーゼルでは主要10カ国(G10)中央銀行総裁会議が行われており、 先週のドル売りを招いたECBのトリシェ総裁が会見で、「為替の行き過ぎた変動や荒っぽい動きを欧州は歓迎しない」と述べたことから、逆に欧州通貨の売りが優勢となり、 1.8570台の高値をつけたポンドドルが下落を開始。 1.84ミドルまで迫る展開からポンド円も再度196円ミドル近辺に下落するも堅調なドル円に支えられて197円近辺に小戻してNY市場を引けている。
 引き続きポンド円は堅調に上昇しているが、 金曜日の高値198.05は介入によるものとして無視しても昨日の高値である197円70台は60分足でもトッピッシュ。 その後の下落が196.50近辺でホールドされているが、  上値にレジスタンスが形成されており、 本日に関しては再度の197円台の回復がないと少し厳しい状況。 特に60分足おサポートからは196円50を割り込むと196.00近辺までの下落はイージーで、 注意したいのは更に196円を割り込む展開となれば1月9日の安値である195.20近辺まではスピードが速そう。 特にRSIが80%台に乗せ、 ストキャスティクスが90%の状況からは買われ過ぎと見られ、 調整的な下落のリスクは高く注意が必要。 また本日は米国の経済指標の発表もなく、 逆に直近米国の悪い経済指標指標でドルが売られた展開を睨めば、 本日指標がないという事となればドル売り材料もないという事で、 高値をつけているユーロドルとポンドドルのテクニカル的動向に注意したい。ただし、ポンド円では、 60分足に192.50(193.00)−194.00の下値に空いた窓が強くサポートする見込みで、 この194円近辺までの急落は絶好の買場となりそう。 従ってDayの戦略としては197円台への戻りではタイト・ストップでの売り志向から、 195円前半がターゲット。 これは196.00−50を割り込むことでコンファームされる。 また更なる下落があれば194円をバックに買いからの戦略が良いだろう。 
テクニカル指標 13日RSI 80.1(上昇)
20日移動平均 191.42
90日移動平均 186.44
200日移動平均 189.55
ストキャスティクス判断 先行が90%台突入
日足トレンド・ライン・レジスタンス 198.90−95(199.65)
日足トレンド・ライン・サポート 191.75−80(182.65−70)
短期戦略 Buy on Dips/Sell on Rally
中長期戦略 様子見
今日の注目材料 (日) 12月マネーサプライM2+CD (日本時間08:50)、(英) 11月鉱工業生産 (日本時間18:30)


日時
(ユーロ円)
2004年01月12日 予想レンジ 136.00−137.00
コメント  金曜日のアジア市場のユーロ円は、 135円ミドル前後から堅調にスタート。 ただし、午前中はドル円相場の膠着感から揉み合いとなったが、午後になってドル円相場に本邦通貨当局の大規模な介入が入り108.30まで急上昇。 ユーロ円も135.60−65から窓を空けて一気に137.70の昨年7月29日の高値手前まで急騰した。 しかし、 このレベルからはドル円相場に本邦輸出企業やアジア中銀、米系ファンド筋からの売りが出て、 下落を開始。 ドル円相場が107円前半で膠着を続けたことから、 ユーロ円相場も再度135円後半まで下落したが、 ロンドン市場に入って、 ドル円相場が106円ミドルまで下落するも、 ユーロドル相場がポンドの上昇に連れて上昇を開始。 1.27ミドルを越えて上昇するとユーロ円も再度136円台に上昇。 特にNY市場に入ると12月の米国雇用統計の発表において、失業率は5.7%と改善するも非農業部門雇用者数(NFP)がプラス1000人と予想のプラス15万人を大幅に下回った数字となりドル売りに拍車。 ユーロドル相場が1.2870の高値をつけるとユーロ円も137円に迫って136円後半でNY市場を引けている。
 ユーロ円は金曜日の介入で、 137.75の昨年7月29日の高値に早々と迫ってしまった形だが、 これが介入によるところから未だレンジ・ブレイクとの認定は難しい状況。 ただし、 相場としては、8日の133.33への下落でしっかりとしたサポートを日足に作り堅調な上昇が期待されるところ。 今後も引き続きDipsでの買い志向は有効にワークすると見られ、 買場待ち。 特に急落があれば日足ベースのサポートである134円前半から133円ミドルは長めに見て大きな買場となりそうだが、短期的には、 137円処が未だ上値を抑える展開から、本日の所は60分足のGapである136.10−35処を下値サポートに137.00を再度上抜けるかに注目。 特にアジア時間では本邦がお休みということも動意が薄く、 136円台でのレンジ的推移が予想されるが、 この所海外では大きくユーロ円では上下に振れやすく、 135円台の下落があれば積極的に135.30−40のGapをバックに買いで攻めたい。 また上値は137.75の高値は引き続きレジスタンスとして強く、 この辺までの上昇があれば戻り売りからもワークで、 大方136円台後半のレンジ的取引から上下に大きく振れた局面では逆張りでの攻めが有効であろう。 
テクニカル指標 13日RSI 73.6(大幅上昇)
20日移動平均 133.95
90日移動平均 130.03
200日移動平均 132.29
ストキャスティクス判断 先行が下落中から若干の反発
日足トレンド・ライン・レジスタンス 137.75(138.60)
日足トレンド・ライン・サポート 134.20−25(133.60−65)
短期戦略 Buy on Dip/Sell on Rally
中長期戦略 様子見
今日の注目材料 東京市場休場 (成人の日)、 (独) 11月鉱工業生産 (日本時間19:00)


日時
(オージー円)
2004年01月09日 予想レンジ 81.90−82.70
コメント   昨日のオージー円は、 5日と6日の高値82.05−10がダブル・トップ気味で、 軟調な展開から81円ミドルで寄り付いた。 昨日予定されていたBOE理事会や欧州中銀理事会、トルシェ欧州中銀総裁会見を控えて、ユーロやポンド同様オージードルでも利食いが先行する形。 オージー円にも82円付近に利食いとみられる大口の売りがあるとの話もあり、 下落傾向。 特にロンドン時間には、 ドイツ商工会議所が「ユーロの下落を誘導するために、ECBによる利下げを求める」というニュースで、ユーロ円が133.50割れのストップをつける形で、 安値133.33まで下落。 オージードルも0.7665割れにはストップがあったようで米系の売りで一気に0.7648まで下落するとオージー円も81.15−20の5日の安値近辺まで下落したが、 オージードルの0.7640にはまとまった買いがいる模様で、 この近辺では下げ止まり。 「バグダッドの西で米軍のヘリが墜落して8人が死亡」との報道や英中銀(BOE)金融政策委員会の政策金利の据え置きを受けてショートカバー気味にドルが売られる展開。 特にNY市場に入って、トリシェ総裁が記者会見で、「最近のユーロ高が輸出に悪影響を及ぼしているものの、世界的な需要の高まりにより、ユーロ高によるユーロ圏輸出への悪影響が相殺される」と発言したことがユーロ高容認と取られ、 ドルが一斉に売られる展開から、ポンド、ユーロ、オージーが一直線に上昇。 オージー円も81.60近辺から82円台まで一気に上昇して高値82.35近辺からほぼ高値圏の82.20台でNY市場を引けている。
  昨日のオージー円は、60分足チャート上からは5−6日の82.05−10からのレジスタンス・ラインを81.50−60ゾーンで上抜け、 高値更新。 今後83.05−10の重要なフィボナッチ・リトレースメント(1997年4月の高値100.05と2000年10月の安値55.45)の61.8%戻しまでの上昇の期待が確実と成る展開。 従って引き続きDipsでの買い志向は有効で、 積極的ならポジションの買い増し時期。 ただし、 以前から述べているように2月初旬の豪州準備銀行の政策委員会やフロリダG7前では注意が必要で、 テクニカル指標も好調ながら高値圏での最終的な上値拡大を示唆しており、 ターゲットの83.05−10では一回ポジションを軽くしたい。 特にDayでは、 昨日の上昇で空けた下値の窓である81.55/60から90/95が本日のポイントで、 これを維持するなら堅調な上昇が期待できる。 ただし、日本の3連休を控えた週末の金曜日という事もあり、 ポジション調整には注意したいが、本日米国の雇用統計の発表もあり、 ドル安相場が大きく継続する可能性も高くターゲットまではオージー円の買い持ちは維持したいところ。
テクニカル指標 13日RSI 83.4(買われ過ぎゾーン突入)
20日移動平均 80.18
90日移動平均 77.82
200日移動平均 77.71
ストキャスティクス判断 先行が買われ過ぎゾーン突入
日足トレンド・ライン・レジスタンス 83.05−10
日足トレンド・ライン・サポート 80.40−45(79.50)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 Buy on Dips(→様子見に入る予定)
今日の注目材料 豪) 11月貿易収支 (日本時間09:30) 、(日) 11月全世帯家計調査-消費支出(日本時間14:00) 、(日) 11月景気動向指数速報値 (日本時間14:00) 、(米) 12月失業率 (日本時間22:30) 、(米) 12月非農業部門就業者数 (日本時間22:30)


日時
(ポンド円)
2004年01月08日 予想レンジ 192.00−194.00
コメント  昨日のポンド円は一昨日の海外で194.30の高値をつけて下落した流れを引き継ぎ、 軟調に193円前半からスタート。 特にポンドドル相場が1.8280の高値から欧州中銀によるユーロ売りの噂で下落を強めた一昨日の動向から、 頭の重い展開。 ただし、東京時間ではドル円相場が当局の介入でしっかりとしている事から、 一旦ポンド円では、瞬間的に193.85−90に上昇する局面もあったが、ほぼ193円前半からミドルの動向。 しかし、ロンドン市場に入るとリアル系マネーなどからの利食いのユーロ売り圧力が強く、 ユーロドルやユーロ円が急落するとポンド円も193.50近辺から100ポイント近く下落して192.50に迫る展開。 ただし、 その近辺からは買い戻し意欲も強く、 瞬間的に192.30近辺に下落する局面もあったが、 一旦揉み合いのレンジ的動向から徐々に上昇。 NY市場に入ってからも、 ユーロ円の軟調さにも関わらず、 ポンド円は堅調に193円台を回復。 スノー財務長官のコメント待ちの雰囲気ではあるが、 本日開催される英国中央銀行の政策委員会の金利政策の発表や明日のECB理事会を控え、 利上げ期待感からしっかりとした展開でNY市場を引けている。 ただし、 193円ミドルを越えることはできなかった。
 昨日のポンド円は下落も1月6日の上昇時に空けた下値の窓であった192.00−60を維持。 再度193円台を回復したことで大方のクロス円が軟調な展開の中、 しっかり。 本日発表予定の英国中央銀行の金利政策決定での利上げがほぼ織り込まれている模様で、 逆に気持ち悪いくらい堅調。 しかし、 テクニカル的には60分足チャートからは6日の高値194.30から昨日の急速な上髭の高値193.92近辺でレジスタンスが出来ており、 その下にもしっかりとした下落波動が193.20−30を抑える展開。 一方下値は引き続き前述の窓と60分足の192.35−40が支える中、 本日の関しては、 英国中央銀行の理事会前においては、 この現状の中心値である193円を挟んだ動向から192.60から193.30のレンジでの揉み合いが予想され、 ロンドンの発表時間に向けてこの上下のブレイクからの方向感となりそうだ。 危惧は、 昨日の動向が他のクロス円に比べてあまりに堅調過ぎる事で、 もし英国中央銀行の政策金利の引き上げがなかった場合に失望売りが出て大きく下げるリスクを内包することで、 堅調な上昇期待が続くポンド円相場であるが、 195円のターゲットを手前に6日の高値194.30が一旦のトップとして終る可能性も否定できずに、 今ひとつ積極的に買いで攻めづらい。 従って本日の所は様子見がベター。 もしポジションを取るとしても、 英国中央銀行の政策金利の決定後に方向感を見極めてからの取引が良いだろう。 その場合で前述のレンジである192.60−193.30の上下のブレイクに注目したいが、 大きくは192.00と193.80−00から次のトレンドが出ると見られる。 
テクニカル指標 13日RSI 60.4(大幅下落)
20日移動平均 190.28
90日移動平均 186.05
200日移動平均 189.47
ストキャスティクス判断 先行が90%手前で下落の兆し
日足トレンド・ライン・レジスタンス 195.00
日足トレンド・ライン・サポート 191.10−15(182.35−40)
短期戦略 Buy on Dips/Sell on Rally
中長期戦略 様子見
今日の注目材料 英国中央銀行政策金利発表 (日本時間21:00) 、(米) 週間新規失業保険申請件数 (日本時間22:30)


日時
(ユーロ円)
2004年01月07日 予想レンジ 134.50−135.65
コメント  昨日のユーロ円は、 一昨日の高値135.70近辺から下落した流れを引継ぎ134円ミドル近辺からスタート。 60分足のサポートである134.25−30近辺で下値を固めてながら東京では特に材料の薄い中、 ドル円相場も106円前半で介入警戒感から硬直しているため、 ほぼ134円ミドルでの推移だが、 東京夕方にドル円が介入と思しき買いから106.40手前まで上昇するとオージー円も一昨日の下落で空けた窓である134.85−135.20を埋めて上昇。 その後海外市場ではユーロドルが堅調に1.27ミドルまで上昇する展開からユーロ円も徐々に上値を拡大する展開。 NYでは米国の製造業ISM指数と製造業受注が予想より下回る数字でドル売りが加速。 ユーロドル相場が1.28のストップロスをつけて1.2813まで上昇。 ユーロ円も一時136円台をつける展開だが、 その後ユーロドル相場が利食いに押される展開から、1.2740のストップをつけて下落すると、 ユーロ円も135円近辺まで下落してNY市場を引けている。 
 昨日の展開からこの所上昇圧力を強めていたユーロドル相場が大きく1.28台から下落したことで一旦到達感があるものと思われ注意したい。 特にユーロ円でも60分足チャートでは昨日の上値である136円台が非常にトッピッシュな山を描き、 現状下値を支えている窓の134.85−135.00近辺は注意ポイントで、 これを割れると60分足のサポートである134.60から134.35-40近辺まで下値を拡大する可能性。 ただし、ドル円相場が堅調な展開が予想されることから、 そう大きく下げることはないと見られるが、 ユーロドルが海外で1.27を割り込むようなら注意。 従って戦略的には125円を維持している状況からは大きく下落できないため様子見がベターだが、 ストキャスティクスが下落を示唆する展開からは、 どちらかと言うと一昨日の高値圏であり、 昨日の136円台からの下落の時の戻り高値である135.65−70近辺をバックに戻り売り戦略。 買戻しは、 前述の134.35−60ゾーンが一旦だが、 このレベルからは買いからの戦略も有効と見られる。 特に堅調なユーロ相場からは日足のサポートである134円近辺を割れるまで大きくトレンドが崩れることはないだろう。  
テクニカル指標 13日RSI 70.2(下落)
20日移動平均 133.40
90日移動平均 129.73
200日移動平均 132.15
ストキャスティクス判断 先行・遅行とも高値圏で下落の兆し
日足トレンド・ライン・レジスタンス 135.75−80(137.75)
日足トレンド・ライン・サポート 133.90−95(133.05−10)
短期戦略 Buy on Dip/Sell on Rally
中長期戦略 様子見
今日の注目材料 英国中央銀行金融政策委員会(〜8日まで) 、(仏) 12月消費者信頼感指数(日本時間16:45) 、(仏) 第3四半期経常収支(日本時間16:45) (ユーロ圏) 12月業況判断指数 (日本時間20:00) 、(ユーロ圏) 12月消費者信頼感指数 (日本時間20:00)



日時
ポンド円
2003年11月21日 予想レンジ 184.50−186.50
コメント 昨日のポンド円相場は、185円ミドル近辺からスタート。 アジアでは、若干利食いから調整的に下落するも、 184.75−80近辺の下値から60分足チャートのサポートに支えられ、 ロンドン市場では堅調に185円後半に反発。 特に海外では、イスタンブールの爆発事件や米ホワイト・ハウスの避難騒ぎなどから、 地政学リスクが気にされドルが軟調な展開。 ポンドドルもしっかりで、一時1.70後半の新値に迫るとポンド円も185.90台の高値をつけて、 ほぼ高値圏でNY市場を引けている。 ポンド円相場は相変わらず、 180.35−40の11月10日の安値からの60分足チャートにおける上昇波を維持。 ユーロ円に比べて緩やかな上昇角を描いており、 比較的静かながら、 下落リスクの低い更なる堅調な上昇が期待されるところ。 更にストキャスティクスの先行指数が一昨日のの反発から既に遅行指数とゴールデン・クロスして、 強い上昇の可能性から、特に今まで上値を抑えていた186.30−50ゾーンの上値を越えると比較的大きな上昇となる見込みで、 Dipsでの買い志向は継続したい。 加えて金曜日の週末ということもあり、 地政学リスクを考えて見るとドルに対する売り圧力が強まる可能性が高く、アジア時間に於いて、 日本の3連休前でのポジション調整的な動向からは、 Dipsでの買いは有効と見られ、 既に60分足チャートからは、 最終サポートの183.50の下方ブレイクがある場合を除いて、 185.10−20、 184.50−60への下落では買いポイントと見られる。 ターゲットは一旦186.30−50ゾーンだが、 このレベルが引き続き上値を抑えるようなら、レンジ気味取引が継続する形となるが、これを強く上抜ける動意があれば187.35の11月7日の高値や最大で、 8月18日にポンド円相場のトレンドが変わった日に作った189.00−50の日足の窓への到達の可能性があり、 買いでの戦略に妙味が高いと思われる。   
テクニカル指標 13日RSI 46.4(中立圏での揉み合い)
20日移動平均 183.89
90日移動平均 186.35
200日移動平均 189.43
ストキャスティクス判断 先行が遅行とゴールデン・クロス
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.30−50(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 180.70(179.00−30)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング
今日の注目材料 (日) 日銀金融政策決定会合(22日〜)
(日) 9月第3次産業活動指数(日本時間08:30)

日時
ユーロ円
2003年11月20日 予想レンジ 129.00−130.30
コメント ユーロ円はアジアでは129円台前半で小動きながら、しっかりの展開。 ただし、欧州勢が参入するとドル円で仕掛け的な下値トライ。 107.85のストップをつけてドル円が107.50をトライする動向からユーロ円もも129円を割れて急落。 瞬間的に128.55近辺の安値をつけるも、 当局の強力な介入でドル円が急上昇するとユーロ円も昨日の高値圏であった129円ミドルを上抜け130円手前まで急上昇。 その後は当局の第二段の押し上げ介入の効果もあって、 129.40近辺の下値を堅めNY市場では堅調に上昇して、高値130.27まで。 その後も129円後半で堅調にNY市場を引けている。 ユーロ円は引き続き非常にブリッシュな展開。 特には60分足チャートにおいて、11月11日の124.15近辺の安値から継続的に7連投の上昇。 ストキャスティクスも中立圏に上昇して、 一段の先高感が見込まれるが、 ポイントはただ、ひとつ。 こういった一過性の上昇は続くことは稀ということ。 また、 9月11−12日のドル円が115円割れる前の高値である132.85−90近辺から引かれたレジスタンス・ラインである現状の130.65−75近辺を手前に130.25−30の下落前の高値ゾーンに到達して来ており、 早晩調整的下落に陥る可能性が高いと見られる。 このため上値追いは禁物で、 大きなトレンドからは未だ売りは継続される形から、 今後130.25/30から130.65−75近辺ではやはり売り戦略がベターと思われる。 特に短期的には、前述の60分足サポートが非常に近いレベルで、129.05−10近辺にあり、 この下の伏目128.80と両方を割れると、 128円台には主だったサポートがなく、 比較的に大きな下落に群がる可能性が高い。 その場合ターゲットは、 11月17日に空けた窓である127.60−80の手前が一旦。 その下127.05はフィボナッチ・リトレースとなるが、 127.60−80がグッド・サポートとなる見込みで、これだけの上昇からは短期的には買い戦略もワークする状況から、 今後の展開次第。 一番可能性が高い状況としては、125−130.00でのレンジ相場か?
テクニカル指標 13日RSI 66.0(中立圏)
20日移動平均 127.03
90日移動平均 130.11
200日移動平均 131.49
ストキャスティクス判断 先行が中立圏まで上昇
日足トレンド・ライン・レジスタンス 130.00−30(130.65−75)
日足トレンド・ライン・サポート 125.50−126.00(124.15)
短期戦略 レンジ・トレーディング
中長期戦略 戻り売り
今日の注目材料
(日)日銀金融政策決定会合(〜21日)、(日) 10月貿易収支 9865億円黒字(日本時間08:50)、(日) 週間対内対外証券投資(日本時間08:50)、(独) 第3四半期国内総生産(日本時間16:00)、(仏) 第3四半期国内総生産 (日本時間16:45)

日時
オージー円
2003年11月19日 予想レンジ 77.50−78.50
コメント オージー円は昨日の早朝、オージードルが引き続きファンド系からのキャリー・トレードの解消売りで値を下げ、 0.71を割り込むと昨日の安値圏である77.20台まで下落。 その後はオージードルの下げ止まりとドル円が堅調に推移したことで、77.50近辺の動きとなったが、 アジアの昼休み中にオージードルが0.7175のストップ・ロスをつける仕掛け的買いから上昇。 オージー円も77.60−70に窓を空けて上昇した。 海外に入って、 引き続きユーロ相場やポンド相場が堅調に推移して、オージー円も78円台で堅調であったが、特に米国が中国製の繊維製品に輸入制限措置を発動する方針を示したことから、保護主義の高まりへの懸念が広がり、大幅なドル安相場となり、 ドル円が108円を割り込む下落から、瞬間的に77.85−90近辺に下落する局面もあったが、オージードルが今まで上値を抑えていた0.7225近辺を上抜けるとオージー円も再度上昇して78円前半でNY市場を引けている。 オージー円相場は昨日下値の77.10−30ゾーンを維持。 その後堅調に78円台を回復したことで、 上昇期待が高まるところ。 引き続き上値を押さえ込んでいる78.30−50ゾーンがキーとなっている。 特に直近の動きはほぼ77.30−78.30でのレンジ気味取引で、 60分足チャートには方向感を見出すことは難しい。 また、日足チャート・ベースからも、 一昨日の77.50の下方ブレイクが下値サポートを崩した経緯から、しっかりしたトレンド・ライン・サポートが75.05−10まで見つからず、 つまりは、 オージー円単体での動きというより、 オージードルとドル円相場の動向に強く左右されている状況が続いており、 オージー円単体での上昇波動が出るまでは今少し時間を要する形。 引き続き78.30−50の上抜けをじっくり待つことが良いと思われる。 従ってDayでは、 引き続き調整的な下落待ちでの買い姿勢を継続。 78円台では慎重な姿勢から、 78.50の上抜けの状況次第での回転売買が良いだろう。  
テクニカル指標 13日RSI 65.3(反転上昇)
20日移動平均 77.31
90日移動平均 76.87
200日移動平均 76.42
ストキャスティクス判断 先行の上昇に気迷い
日足トレンド・ライン・レジスタンス 78.30−50(78.95−79.00)
日足トレンド・ライン・サポート 76.50−60(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
特に無し



日時
ポンド円
2003年11月18日 予想レンジ 183.00−185.00
コメント ポンド円相場は、昨日早朝からドル円相場が、日本の地政学リスクを嫌気する形で上昇を開始。 特に日経平均株価が300円を越える下げとなったことでポンド円も焦点と見られた182.90−183.30を越えて大幅に上昇。 一気に184円台に上昇して午後には、 クリティカルなポイントであった185.15−20をトライしたが、 その後はドル円相場が日本の輸出企業の売りで、 高値109.75から徐々に値を崩す展開からNY市場では、 183.50近辺まで下落したが、EU統計局が発表した9月のユーロ圏鉱工業生産が弱い数字となったことで、ユーロポンド相場が下落。 ポンドドル相場が比較的堅調に推移したことで、 再度184円ミドルまで上昇後、 184円前半でNY市場を引けている。 ポンド円相場は引き続き60分足の11月10日の安値180.35−40から伸びているサポート・ラインを基準に上昇中。 ただし、このチャンネル・ラインを183円後半のブレイクで大きく上回るも11月4−5日の高値ゾーンである185.15−20でしっかりと止められて、当面の上値到達感。 今後再度の下値確認をしながら、182円後半を維持するなら堅調に推移する見込みで、 未だ下落中のストキャスティクスをどうにか反転させることができれば、 今後の更なる上昇に期待感が持てるものと思われる。 Dayでは現状微妙なレベルあり、昨日の高値185.11からNYの戻り高値184.55−60で引かれたレジスタンスが184.35−40、下値は182.35から183.50でのサポートが184円丁度近辺にあり、超短期的に184.00−184.40の上下のブレイクで方向感。 早期に184円ミドルを再度回復なら上値トライが可能だが、 一旦下値トライのリスク。 184円を割り込めば、 183.00−50の再トライの可能性が高く、戦略としては、 前述の通り一旦の上値到達感から、 再度の下値サポートまでじっくり待っての買い志向がベター。 一日としては比較的レンジ気味相場となりそうで、引き続き185円台は売りからが良いだろう。  
テクニカル指標 13日RSI 51.6(上昇)
20日移動平均 183.80
90日移動平均 186.45
200日移動平均 189.47
ストキャスティクス判断 下落中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.30−50(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 180.65−70(179.00−30)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 様子見
今日の注目材料 (英) 10月小売物価指数(日本時間18:30)
(英) 10月消費者物価指数(日本時間18:30)


日時 2003年11月14日 予想レンジ 77.30−78.50
コメント 昨日のオージー円は、小動きながら堅調に推移。 ドル円相場の軟調さとオージードル相場の堅調さの狭間にたって、 ほぼ1日を通して77.75−78.25でのレンジ相場。 マーケットでは地政学的リスクを気にしてドルが売り込まれる状況から、オージードル相場における豪州中央銀行の介入懸念もあまり問題にされていないようだ。 一部自国通貨が高いにも関わらず、利上げに踏み切ったことで豪ドル高も容認しているとの見方も浮上している。 ただし、オージー円相場においては、引き続き上値の重さが気にかかるところで、60分チャートベースでも78.20−30では出る釘を打ち叩くような状況となっており、何かしっかりオファーがいる感じがする。 なかなか78円台で定着できないことは懸念。 テクニカル上はRSIが横ばいだが、上昇を維持できないため、ストキャスティクスの先行に反落の兆しが見え、 少し危ない状況。 早々と78円台に定着できないと厳しく、 短期の5−10日の移動平均が77.70−80へ上昇して、日足ベースで下値を支えているサポートも既に77.45−50近辺に上昇して来ており非常に近い。 そろそろ一定の方向感を醸し出すべきところ、 本日は週末ということもあり、そういった方向感が出てくるかに注目される。短期的には下値は日足サポートの77。45−50が大きな焦点となり、これの下方ブレイクがあるようなら、一旦上昇の芽が摘まれる可能性が出て来る。 また、上値は相変わらず78.30−50のクリアな上抜けが必要で、上抜けには大きな材料がないと少し難しい状況。  従って本日に関しては、 積極的な動向が出るまでは様子見が良いだろう。 引き続き78円台の定着を見ながら、 失敗するようなら、買いレベルは引き下げポイントで、77.30の2度程下値を止められているポイントから77.00のサイコロジカルなポイントにターゲットを移行したい。 その場合でh、77円台のレンジ気味の取引となる見込みで、引き続き12月のボードミーティングに向かって利上げ期待の高まるオージー円相場だが、更なる上昇への期待は少し先延ばしした方が良いかもしれない。 
テクニカル指標 13日RSI 67.4(横ばい)
20日移動平均 77.05
90日移動平均 76.84
200日移動平均 76.31
ストキャスティクス判断 先行指数に反落の兆し
日足トレンド・ライン・レジスタンス 78.30−50(78.95−79.00)
日足トレンド・ライン・サポート 77.45−50(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
(日) 第3四半期国内総生産・GDP速報値 (日本時間08:50)

日時
ポンド円
2003年11月11日 予想レンジ 180.00−183.00
コメント 昨日のポンド円は、先週末のNYの終値レベルである183円前半から183円ミドルへ上昇してスタート。 ドル円相場が日本の衆院選の結果を受けてショート・カバー気味に推移する中、 アジア時間はポンド円も183円台で堅調に推移した。 しかしながらロンドン市場に入るとユーロ円が急落を開始。 一部日本の総選挙の結果、現状の政権が維持されることによる円買い安心感が広がっていることや、昨日発表になった7月〜9月期外国為替平衡操作実施状況から、10月の介入額が大幅に減少していることで、日本の財務省が介入政策を転換しつつあるとの見方が広がって円買いに群がった。 また、代行返上による大口のユーロ円の売りもこれに拍車をかけた模様で、ユーロ円が125円を割り込み、ドル円もNY市場で今年の安値に面あわせする状況からポンド円も182.75/80から181円ミドルまで一気に下落。 その後は181円台後半
での揉み合いから、181.30近辺の9月3日の安値を下回ると180.30台まで大きく下落したが、ドル円相場がショート・カバー気味に買い戻されポンド円もショート・カバーからNY引け際にかけては182円近辺まで買い戻されて引けた。ポンド円相場は昨日の大幅な下落でテクニカル指標をことごとく駄目にした形。 特にストキャスティクスは勢いの強い下落波動に入っている模様で、フィボナッチ・リトレースメントの182.90を割り込み、日足ベースのリバース・ヘッド&ショルダーのポイントであった181.30処が切れてきたことで、今後本年の最安値ゾーンである179.40処までの下落が視野に入ってくると思われる。 従って戦略的には戻り売りが継続される形で、既に183−5円への回復は絶好の戻り売り場となりそうな状況だ。 特にDayでは、上値に60分足チャートのレジスタンスが183.00を押さえ込み、 昨日の急落で空けた窓である182.00−182.80の下限から戻り売りが出易い。 下値では特にサポート・ゾーンは179.40処までは見つからないが、昨日の安値の180.35/40から180.00近辺はサイコロジカルとなりそうで、一旦下支えされると思うが、180円を切れると大きく下落の可能性が高まると見られる。 従って日ばかりの戦略としては、182.00から183.00への上昇があれば戻り売り戦略がワーク。 ターゲットは179円台から180円丁度近辺となるが、今後更なる下落に移行するかどうかは現状言及するには材料不足だが、ドル円相場が108円を大きく崩して下落するような動向となればポンド円相場でも覚悟は必要となろう。
テクニカル指標 13日RSI 37.7(下落)
20日移動平均 184.00
90日移動平均 186.87
200日移動平均 189.61
ストキャスティクス判断 先行・遅行とも下落中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.00(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 180.00−40(179.00−30)
短期戦略 戻り売り
中長期戦略 Buy on Dips
今日の注目材料 米国市場休場(ベテランズデー) 、(日) 10月マネーサプライM2+CD (日本時間08:50) 、(日) 9月機械受注(日本時間14:00)、(日)10月景気ウォッチャー調査 (日本時間16:00)、(英) 9月貿易収支(日本時間18:30)

日時
ユーロ円
2003年11月10日 予想レンジ 125.50−126.70
コメント ユーロ円は、金曜日のアジアから海外にかけて相対的に125.50−126.00でのレンジ取引に終始した。 特に米雇用統計の発表にもユーロドル相場が事前に大分売り込まれており、1.1380のオプションの防戦からか、ビッドが強く相場が反転したことで、ドル円相場が110円を割れて軟調に推移する展開にも反応はパラレルな動向となった。 ただし、NY引け際にショート・カバー気味に126円台を瞬間的に回復しており、 125円ミドル割れの再度のトライに失敗したこともあり相場は、一旦下値不安が和らぐ可能性を見る。 特にはRSIは下値で横ばいだが、ストキャスティクスが売られ過ぎゾーンのピークに近づいており、戦略的には先週の125.35の安値で当面のターゲットには到達と見られ、戻り売り戦略を変更。 ただし、これが相場の本格的反転に繋がるかは未知で、一旦は様子見としたい。 本日に関しては引き続き125円ミドルゾーンのサポートに注視して、大方気迷い気味に125.50−126.00のレンジ取引を繰り返す可能性は高いが、海外に向けて125.50をホールドしながら、126.05−15ゾーンの60分足のレジスタンスを越えれるようなら相場に明るさ。 特に11月6日の高値126.30や11月4日の高値である126.65−70を越えるようなら、本日的には難しいとしても60分足の最終レジスタンスである127.10−15までの上昇の可能性で見る。従って戦略的にはレンジ的相場が予想されるが、どちらかと言うと125.30−50近辺や125.00をバックに買いからの攻めが好まれ、上値は126.05−15での反応次第。 一気に抜けるような動向となれば、126.30−126.70ぐらいでの利食いのパターンが理想的。  
テクニカル指標 13日RSI 37.8(反発)
20日移動平均 127.21
90日移動平均 130.63
200日移動平均 131.59
ストキャスティクス判断 先行が売られ過ぎゾーンで下落中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 128.65−70(130.00−30)
日足トレンド・ライン・サポート 125.25−30(125.00)
短期戦略 様子見
中長期戦略 レンジ・トレーディング(125.00−133.00)
今日の注目材料
(日) 7月〜9月期外国為替平衡操作実施状況 (日本時間08:50) 、(独) 9月貿易収支 、経常収支 (日本時間16:00)


日時
ポンド円
2003年11月07日 予想レンジ 182.15−184.50
コメント 昨日のポンド円は、NY市場の午後の急落を引き継ぐ形で183円後半からスタートしたが、強い豪州の失業率の発表を受けてオージードルが上昇を強めるとポンド円も昨日に予定されていた英国中央銀行の政策委員会における利上げ期待が高まり急進。 184.60台の高値をつけたが、ここからは利食い売りに押され、夜の政策金利発表を前にポジション調整の売りから徐々に値を崩し、再度183円後半に下落する展開。 海外市場では、実際英国の中央銀行が0.25%の利上げを決定するとポンド買いが強まったが、材料出尽くし感からポンドドルが売り込まれ184円ミドルを回復することなく、183円後半に値を下げてNY市場を引けている。 ポンド円相場はテクニカル的に特には、ストキャスティクスの先行指数が買われ過ぎゾーンから反落。 RSIも中立圏から下落し始めており、相場にマイナス。 60分足チャートからは11月3日の高値187.30がトピッシュな山を描いており、 この山の裾野である185.70から引かれたレジスタンス・ラインが既に184円ミドルを抑え込む中、 焦点は奇妙に下支えしている183.35−40近辺の10月30日の安値とフィボナッチ・リトレースメントの132.90がポイント。このレベルの下方ブレイクでは、179.40の安値を基準にしたリバース・ヘッド&ショルダーの右肩の形成が起きる可能性があり、 再度の181.30近辺までの下落の可能性が高まるもので、早期に現状の60分足のレジスタンスである184円ミドルところや更に上値を抑えている185.20−186.00処の窓を上回らない場合には、一旦調整的に181.30方向への下落を経てからの方向感となりそうだ。 特には英国の利上げという好材料にも関わらず上昇できないことは深刻で早晩下値を試す展開がありそうで、週末のポンド円相場に波乱があるか注目される所。 従ってDayでの戦略としては、大方183.50−184.50のレンジ的取引となる可能性も高いが、上下のブレイクでの方向感。 どちらかと言うと185.20をバックに戻り売りが推奨されるところ。 特に下値は182.90近辺はストップ・レベルでこれを割れると比較的大きな下落に群がる見込みで、ターゲットはピボットののLBOPの182.15−20近辺となる。
テクニカル指標 13日RSI 46.9(下落)
20日移動平均 183.86
90日移動平均 187.08
200日移動平均 189.66
ストキャスティクス判断 買われ過ぎゾーンから先行が下落中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 189.00−50
日足トレンド・ライン・サポート 182.90(179.00−30)
短期戦略 様子見
中長期戦略 Buy on Dips
今日の注目材料 (日) 10/31までの週の対内対外証券投資(日本時間08:30)、(日) 9月全世帯家計調査-消費支出(日本時間14:00)、(米) 10月失業率 (日本時間22:30)


日時
オージー円
2003年11月06日 予想レンジ 77.10−78.30
コメント 昨日のオージー円は、早朝の豪州準備預金銀行のオフィシャル・キャッシュ・レートの0.25%引き上げで、 77円近辺から急上昇。 一気に77円ミドルを越え78円に迫る勢いであったが、その後は揉み合いに終始。 77円ミドル近辺をホールドして東京時間からロンドンにかけては77円後半で78円を伺う展開。 今回の利上げ決定で、一部材料出尽くしとの懸念もあったが、マーケットでは更なる利上げ期待が浮上して堅調な推移となった。 ただし、NY市場開始前にユーロやポンドの弱さからオージードルが下落。 オージー円も78円の上値の重さを嫌気した売りから再度77.50を目指すも、ここはしっかりで、オージードルが急速に買い戻されるとオージー円も78円を越えて高値78.22近辺まで。 現状戻り売りから再び77円後半でNY市場を引けている。 オージー円相場は昨日の上昇で大きく値を上げ更なる上昇期待が高まる所だが、今だ78.30のフィボナッチ・リトレースメントを越えられず気迷い状態。 11月3日の78.30所のダブル・トップと合わせて、 テクニカル指標が気迷い状態から上値に収束感があり、 この78.30を越えるまでは堅調ながらレンジ的取引となりそうで、上値追いは禁物。 あくまでDipsでの買い志向を継続したい。 下値の買いポイントとしては、特には昨日の急上昇後、下値を2度ホールドした77.50近辺が注目され、 またその下で、窓の下限の77.10−20、60分足のサポートとして、 76.75−80から最大で76.60の11月4−5日のダブル・ボトム。 以上のポイントでの買い下がりが良いだろう。 ただし、76.60の下方ブレイクでは少し注意が必要で、 ストップ・ロスが出易いと思われる。 一方上値は78.30をクリアに越えるまでは一旦のターゲットである79.00処への上昇は難しいが、 暫くは忍耐を持ってポジションを維持したい。 Dayでは本日豪州の失業率が発表されるが、前回の5.9%の数値からそう乖離しなければ問題は特にないと思われるが、夕方には英国の金融政策変更の発表があり、同じ高金利通貨としてのポンド相場の行方にも注意を払いたい。 特に大きな材料がなければ、大方77.50−78.30でのレンジ気味の相場と見たい。 
テクニカル指標 13日RSI 72.4(再上昇)
20日移動平均 76.30
90日移動平均 76.83
200日移動平均 76.13
ストキャスティクス判断 先行が遅行指数とデッド・クロス
日足トレンド・ライン・レジスタンス 78.30(78.95−79.00)
日足トレンド・ライン・サポート 76.70(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
(豪) 9月失業率 前回5.9%(日本時間09:30)、(日) 週間対内対外証券投資(日本時間08:30)、 9月景気一致・先行指数速報値 (日本時間14:00)


日時
ポンド円
2003年11月05日 予想レンジ 183.50−186.00
コメント ポンド円相場は一昨日の高値ゾーンである187.35近辺からドル円相場の軟調な展開を受けて早朝からNY市場の流れを引き継ぎ186円台を下方ブレイクして急落。 ドル円相場が110.50を割り込み110円に迫るとポンド円も183円ミドル近辺まで下落した。 その後ドル円相場が110円台を維持して徐々に値を回復するとポンド円相場も昨日の朝の急落で空けた窓である184.25から185.20をロンドン時間に埋めるもやれやれの売りからか下落を開始。 NY時間にドル円相場が110円を割りこむと再度183.50近辺に下落して184円ミドルに急反発と乱高下を繰り返す展開から184円近辺でNY市場を引けている。 ポンド円相場は昨日の調整でトレンド・ライン・サポートであった184.00−50ゾーンを下抜けてテクニカル指標を崩し、ベア・ムードが漂う中、 183円ミドルを2度ほど止めたことは好材料。 今後新たな方向感を探りながらレンジ的取引になりそうだが、注目は今日から始まる英国中央銀行金融政策委員会で、明日の結果発表を前に豪州が0.25%の利上げを決定したため、ポンド相場においても、利上げ期待が高まるところ、賞味期限付きではあるがポンド円相場でも堅調な展開が伺える。 しかしながら上値に残る窓の185.20処から186.00を越えるまでは再上昇は難しく、 本日に関しては184.00−185.20の間での気迷いからこの上下のブレイクからの方向感。 また下値は183円ミドルところを奇妙の支えているがこの下方ブレイクが焦点。 上値は185.20−186.00ゾーンでは1回ポジションを軽くして於きたい。 ただし、ドル円相場が堅調さを維持して108円台が維持されるようなら、ポンド円相場も引き続き高金利志向から大きな下落リスクは少ないと思われる。 しかしながら、ドル円相場とポンドドル相場の動向からChoppyな展開が続きそうで、明日の英国中央銀行の金融政策発表前に乱高下の可能性も高く、明日の夕方までは確実にポジションは利食っておくことが重要だろう。 
テクニカル指標 13日RSI 50.2(反落)
20日移動平均 183.67
90日移動平均 187.29
200日移動平均 189.67
ストキャスティクス判断 先行が高値圏で再度反落の兆し
日足トレンド・ライン・レジスタンス 189.00−50
日足トレンド・ライン・サポート 182.90(179.00−30)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 Buy on Dips
今日の注目材料 英国中央銀行金融政策委員会(〜6日)、(英) 9月鉱工業生産(日本時間18:30)、(米) 9月製造業受注、10月ISM非製造業景況指数 (日本時間24:00)


日時
オージー円
2003年11月04日 予想レンジ 77.00−78.00
コメント オージー円は昨日のアジアでは77円ミドルをキープして77円後半で堅調に推移。 東京午後からロンドン時間に入って78円を越えると焦点である78.30の直近の安値74.81と高値81.13のフィボナッチ・・リトレースメントの61.8%レベルをトライ。 一旦は戻り売りに調整するも米供給管理協会(ISM)が発表した10月の米製造業景気指数が57と、3年半ぶりの高い数値となったことでドル買いが強まり、ドル円が111.50近辺の高値をつける流れから再度のの78.30レベルのトライもオージードル相場が急落して、0.70を下方ブレイク。 オージー円相場も下落に転じて再び77円ミドルに迫る展開でNY市場を引けている。 昨日のオージー円相場からは、堅調さは維持されるも重要な上値のポイントである78.30を2度トライするも上方突破できずムード的には若干調整色が見える。特に現状10月31日の上昇で空けた窓の76.90−77.65の上限がサポートしているが、 77円ミドルを割り込むと60分足のサポートである、76.90−77.00から77.25−30まで下落の可能性。 上値は未だ78.30近辺の超短期的ダブル・トップからのレジスタンスは出来上がっていないが、再度の78.00処がキーとなりそう。 従って引き続き堅調な展開が予想されるオージー円相場であるが、本日も引き続き60分足のサポート・ゾーンへの下落をじっくり待っての買い仕込みが良く、上値追いは禁物。 未だターゲットの79.00処は変更無しで、今日明日の豪準備銀行金融政策委員会で金利政策の変更が実施されるかは不明だが、未だクリスマスに向けて金利引き上げ期待の高まるオージードル相場において、一旦最大で80.00も視野に入れたポジショニングを心がけたい。 ただし、76.00−50処への下落があった場合には、一旦警戒感を持つべきだが、76.00処の下方ブレイクがなければ、引き続きDipsでの買い志向は継続したい。
テクニカル指標 13日RSI 73.2(反落)
20日移動平均 76.13
90日移動平均 76.86
200日移動平均 76.07
ストキャスティクス判断 先行が反転
日足トレンド・ライン・レジスタンス 78.30(78.95−79.00)
日足トレンド・ライン・サポート 74.75(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
豪準備銀行金融政策委員会(4−5日)


日時
ユーロ円
2003年11月03日 予想レンジ 126.65−127.90
コメント ユーロ円は金曜日のアジア市場では、 東京仲値で大口のユーロ円の売りが出るとの思惑から戻り売り圧力が強く126円前半の展開。 しかし、仲値のフィキシングが終了すると思った程下げが浅かった影響か? ドル円の上昇も手伝い、徐々に上値を拡大する状況。 特にNY市場で米国の経済指標が強い数字となった事で、ユーロドルが1.16を割り込んで急落するが、ドル円相場がそれを打ち消す形でユーロ円相場は、 127円台からは127.25−55に窓を空けストップ・ロス的上昇。 高円127.89をつけたが、その後は利食いに押されて127円前半で週末のNY市場を引けた。 金曜日の市場は相対的に円相場がショートカバー気味に上昇する中、 クロス円も大幅な上昇となったが、 高値圏からの下押しも強く引き続きユーロ円だけが重い展開は変わらず。 やはり実需に売りが頭を抑え込んでいるようで、未だ完全なブルに転換できる状況にはない。 ただし、下値も30日の126.00処のホールドで、堅い印象で、今後レンジ的相場が続く可能性が高く、ある程度方向感が出るまでは、レンジ的な戦略が有効で、 125.00−130.50ぐらいのレンジから大きな上昇では、戻り売りの戦略に変更ない。 従って本日に関してもレンジ的戦略が有効で、特に現状金曜日の上昇で空けた窓の127.25−55の窓を埋めてしまったことで、今後の方向感としては、127.00−25の下値と127.50−60の上値を基準にしたレンジ相場から、どちらを先にブレイクするかでのある程度の方向感から、金曜日の上昇で出来た下値サポートである126.65処は買場、上値は127.60−90の上髭を基準に戻り売りが良いだろう。特にアジア時間では東京が休日ということもあり動意は薄いだろうが、 ドル円相場の方向感に注目。 海外市場では金曜日に安値の1.1550に迫ったユーロドル相場の行方が注目される。 
テクニカル指標 13日RSI 51.7(中立圏)
20日移動平均 127.93
90日移動平均 131.22
200日移動平均 131.66
ストキャスティクス判断 先行は下落中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 129.40−45(130.00−30)
日足トレンド・ライン・サポート 125.25−30(125.00)
短期戦略 戻り売り
中長期戦略 レンジ・トレーディング(125.00−133.00)
今日の注目材料
東京市場休場:文化の日 、(米) 10月ISM製造業景況指数(日本時間24:00)



日時
オージー円
2003年10月31日 予想レンジ 76.25−77.30
コメント オージーは昨日の東京では小動き。 ほぼ76円前半でドル円相場や他のクロス円相場の軟調さをよそ目にしっかりとした展開。 夕方になってロンドン勢参入後、米国のGDP発表を前に欧州通貨全般がショート・カバー気味に上昇するとオージードルも上昇。 オプション・トリガーのある0.7075や0.7100を上方ブレイクして、新高値の0.7107をつけるとオージー円も76.25−45に窓を空けて、懸念の76.50を上抜け76円後半へ上昇。 その後は米GDPが予想通り強く、 ユーロドルやポンドドルが急落するもオージードルだけはしっかりの展開から、オージー円も76円ミドルを手前に堅調にNY市場を終了した。 オージー円は昨日の上昇で、 60分足チャートにおける23日の高値である77.33から引かれたレジスタンス・ラインを上方ブレイクして、 この所のレンジである76.00−76.50のBoxを上抜け、更なる上昇に期待が高まるところ。 特にテクニカル指標は未だ上値トライに余裕を持ち、 73.81の安値から78.29の高値で計算されたフィボナッチ・リトレースメントの61.8%である76.58を上抜けたことで、再度の78.00−30のレジスタンスをトライする準備が整ったと思われる。 従って戦略的にDipsでの買い志向は継続。 ターゲットまでポジションを保有したい。 また、ファンダメンタルズ的にも昨日発表された国際通貨基金(IMF)のリポートからは、オーストラリアの経済成長率は、2002年の3.6%から2003年は3%に減速するも干ばつの影響から見ると全体的明るいと発表されたように、比較的ダウン・サイド・リスクが少なく今後もオージー相場を支えるものと思われる。  従ってDayでは、昨日の上昇で空けた窓の76.25−45の注目して、Dipsでの買いが良く、 ターゲットは77円処と77.30近辺の10月23−24日の高値圏で、更にこれを上回ることができれば、78円への道は近いと思われる。 下値は、76.00の下方ブレイクにだけ注意して良いだろう。 この場合も75円ミドル・ゾーンではしっかりホールドされると見ている。 
テクニカル指標 13日RSI 76.0(上昇中)
20日移動平均 75.94
90日移動平均 76.92
200日移動平均 76.01
ストキャスティクス判断 上昇中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 78.00−30
日足トレンド・ライン・サポート 74.70−75(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
(日)9月完全失業率・有効求人倍率、9月全国消費者物価指数(日本時間08:30) 、(豪)9月住宅建設許可件数(日本時間09:30)


日時
ポンド円
2003年10月30日 予想レンジ 182.90−184.40
コメント ポンド円相場は、昨日は小動き。 堅調なポンドドル相場と軟調なドル円相場に挟まれて動きづらい展開。 ほぼ一日を通じて183.60から184.20での狭いレンジを繰り返した。 材料的には、火曜日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明の中で、米国がかなりの期間にわたって金融緩和政策を維持できるとうたわれたことで、利上げが今後の焦点となっているポンドドル相場には追い風。 昨日は1.7070台までの今年の高値をつける展開で、今後も堅調さを保つであろうポンドドル相場がポンド円相場を支えると思われる。 ただし、短期的なポンド円相場は10月24日の186.44の高値から調整的な下落中で、 特には183円処の下支えが焦点となっている。 これはフィボナッチ・リトレースメントからの推測から10月13日の安値である179.40からこの10月24日の高値の186.44における半値レベルが182.92に位置しており、 この下値のホールドが今後のポンド円相場を占う上で重要な意味を持ってくると思われる。 一方上値は27日の下落時に空けた窓である184.20−40ゾーンが引き続き上値を押さえ込んでおり、この上抜けがポイント。 従って本日に関しては、米国の第3四半期のGDPの発表を前に、NYで1.70を割り込んで引けているポンドドル相場の行方が気がかりだが、ポンド円相場はドル円相場との狭間に立って動きづらい展開が引き続くと思われ、 昨日のレンジである183.60−184.20のコア・レンジから、上下182.90−183.00から184.20−40のブレイクが焦点。  これを破れると下値は182.30−35サポートのトライ。 上値は185.00処が一旦の焦点。 戦略的には、レンジ取引から方向感が出るまでは様子見がベター。 
テクニカル指標 13日RSI 65.8(中立圏で揉み合い)
20日移動平均 183.52
90日移動平均 187.78
200日移動平均 189.68
ストキャスティクス判断 上昇中だが先行の陰り
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.30−50(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 182.30−35(179.00−30)
短期戦略 Buy on Dips(レンジ・トレーディング183.00−186.50)
中長期戦略 Buy on Dips
今日の注目材料 (英)10月GFK消費者信頼感調査(日本時間19:30)、(米)第3四半期国内総生産・GDP速報値 (日本時間22:30)


日時
ユーロ円
2003年10月29日 予想レンジ 125.30−127.00
コメント ユーロ円は10月24日の129.80台から下落を継続。 特に昨日はアジアの早朝から127円前半に下落。 日足の重要なサポートである127.20を下方ブレイクして126.60近辺の10月14日の安値に迫るがここからは利食いも先行して、 127円台を回復。 一時高値127.40近辺まで反発も戻り売り圧力が強く再度127円を割りこむと126円ミドルのストップをつけて9月3日の125円をつけに行った日の高値である126.15−20の手前まで下落。 その後はFOMCの金利政策の発表を受けて、ユーロドルが1.17前半まで買い戻されるとユーロ円も127円前半まで上昇したが、引き続き戻り売りから値を崩し126円前半でNY市場を引けた。 今回の下落はユーロ円相場が主導。 特にスペックがユーロ円の売り意欲を強め、 それがユーロドル相場やドル円相場を崩す展開。 23、24日の戻りしが完全な騙しとなった展開で、ことごとくテクニカル的な指標を崩し、リスクは下値。 現状127.20の日足サポートを崩し、 次のポイントである126.15−20に迫る中、 最終ターゲットは125.25−30の9月4日の下値から9月3日の直近安値125.00−05へ。 従って戦略的には戻り売りとなる。 戻りの目処は、60分足では、既に昨日の戻り高値である127.40と126.90処を結んだ急速な下落波動のレジスタンスである126.55−60から、 最大で緩やかな128.80−129.10のGapから引かれたレジスタンスのポイントである127.00処で、東京では、108円の介入警戒感が強く、 126円前半では神経質な展開が予想され、突っ込み売りは注意。 あくまで相場の戻りを売りで攻めたい。 このショートは、126.15−20を下方ブレイクすればワークする見込みで、ターゲットは上記125.30−50近辺となる。 また一旦125円処はホールドされる見込みだが、 125円を割れるような展開があった場合は注意。 相場のトレンドが完全に崩れるものと思われ、 123円台から120円台への下落の可能性となる。 
テクニカル指標 13日RSI 38.4(揉み合い)
20日移動平均 128.30
90日移動平均 131.54
200日移動平均 131.66
ストキャスティクス判断 先行が反落
日足トレンド・ライン・レジスタンス 129.60−65(130.00−30)
日足トレンド・ライン・サポート 125.25−30(125.00)
短期戦略 戻り売り
中長期戦略 レンジ・トレーディング(125.00−133.00)
今日の注目材料
(日)9月鉱工業生産速報値(日本時間08:50)

日時
オージー円
2003年10月28日 予想レンジ 76.00−77.00
コメント オージー円は昨日アジアの早朝からドル円の下げに連動して下落。 特にオージードルも0.7000を割り込み、76.40−50近辺の60分足のサポートを下回り、 焦点の更なる下のサポート・ゾーンであった75.90−76.10処に突入。 76.05の安値をつけたが、オージードル相場が下値での買い意欲に反発して再度0.70台で堅調に推移するとオージー円も76.05の安値を基準に穏やかな上昇波を描いて堅調な推移でNY市場を引けた。 オージー円は昨日は先週の高値77.33からの調整的下落となったが、 一旦は下値サポートであった75.90−76.10から反発。 他のクロス円が軟調に推移する中、比較的堅調に推移したが、未だ不安定なドル円相場を睨んで調整が完了したかどうかは判定できる状況ではないが、特に現状上値にできあがった10月23日の高値77.33→10月24日の高値77.06を結んだラインが、76.60処をCapしており、これの上抜けでは、 一旦の調整完了と見て良く、 更なる上昇が期待できる。 一方下値は上記昨日の76.05からの穏やかな上昇波が現状76.25処をサポートしており、本日に関しては、まずはこの76.25−76.60での動向から上下のブレイクでの方向感となりそうだ。 ただし、基本的には引き続きDipsでの買い戦略は有効で、 76.60を上回るならポジション維持が可能で、 再度の77円処から23日の高値近辺である77.30がキーとなりそうだ。 もし、76.60を上回ることができずに、76.25処を下回る展開なら、 一旦様子見となるが、76円を下回ることがなければ、 76.00−76.60ぐらいの保合が続く見込み。 
テクニカル指標 13日RSI 63.7(反発)
20日移動平均 75.87
90日移動平均 77.05
200日移動平均 75.93
ストキャスティクス判断 上昇中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 78.00−30
日足トレンド・ライン・サポート 74.65(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
米国連邦公開市場委員会(FOMC) =日本時間29日午前4時15分結果発表

日時
ポンド円
2003年10月27日 予想レンジ 184.10−186.00
コメント ポンド円は金曜日のアジア市場は185円後半で堅調に推移。 午後週末リスクと日経平均株価の軟調さからドル円がショート・カバー気味に上昇するとポンド円も急上昇して186.40台まで上昇。 ただし、そのレベルでは戻り売りが強く反落。 186.20−45のトッピッシュな上髭を伸ばしその後はだらだらと下落する展開から185円前半の安値ゾーンで週末のNY市場を引けている。 ポンド円相場は日足のレジスタンスを上方ブレイクして、更なる上昇期待が高まる中、60分足では一旦トピッシュな高値を形成。 未だ60分足でのサポートは184.10−30や184.45−50が下支えする中、 調整的な下落の可能性。 この下では183.75−85に小さなGapがある中、 10月20−21日の183.25−30がサポーティヴで、引き続き戦略的にはDipsでの買い志向を継続して良いと思われる。 特に興味深いのは日足チャートに179.40の10月13日の安値を基準にリバース・ヘッド&ショルダーを形成の可能性で、 この左サイドに183.30−186.30の3円ゾーンの保合があり、 今後やはり同様に183.30−186.30で保合が形成されるようなら、 日足トレンド・ラインを上回っていることから、下値のトレンド・ラインサポートである現状の182.90−95から183.30を維持することで、 保合を経て再度の上昇波に入れる可能性が高く、中長期戦略もBuy on Dipsに変更したい。 ただし、その場合のターゲットとしても189.00−50のレジスタンス・ゾーンを上抜けるのは容易ではないだろう。 従って今後186円ミドルゾーンをクリアに上抜けるまではレンジ的取引に撤しながら安値での仕込からの上値待ちの戦略はワークすると思われる。 Dayでは、60分足に短期的なレジスタンスを見ての調整的下落から下値摸索だが、下値では買い志向は継続で、184円ミドルから前半があれば買い。 上値は一旦金曜日の下落から186円方向では戻り売りが良いだろう。 コアのロングメイクなら183円台を待ちたい。 (参考 : 週間予想レンジ=183.00−186.50 ドル円 117.75−111.00)
テクニカル指標 13日RSI 61.6(反発中)
20日移動平均 183.67
90日移動平均 188.24
200日移動平均 189.75
ストキャスティクス判断 上昇中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.30−50(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 182.85−90(179.00−30)
短期戦略 Buy on Dips(レンジ・トレーディング183.00−186.50)
中長期戦略 Buy on Dips
今日の注目材料 特に無し


日時
オージー円
2003年10月23日 予想レンジ 76.50−77.50
コメント オージー円は、昨日のアジア市場では、日足トレンド・ライン・レジスタンスである76.75−80を手前に気迷いながら、 76.50をホールドして小動きに終始。 特に欧州時間には10月8−9日の英中銀金融政策委員会の議事録が公表され、金利据え置きが5対4で決定。 反対も0.25%の利上げを支持していたことが判明して、イギリスの利上げ時期が早まると見方からポンドドルが急進。 総じて、ユーロ、オージードルや円も対ドルで上昇を開始して、ドル安相場。 特にオージードルは0.7000を大きく上回って、0.7070台へ迫りオージー円も上昇。 懸念の76.75−80を上回り77円を越えて高値77.06近辺まで。 しかしながら、 ドル円相場が軟調に推移して109円を割りこんだ事からオージー円も再度76円台後半に反落したが、引き続き堅調な推移でNY市場を引けている。 オージー円は引き続きテクニカル指標が堅調な中、 昨日日足トレンド・ライン・レジスタンスである76.75−80を上方ブレイク。 今後更なる上値トライの期待が高まると見られ、 再度の78.00−30のクリティカルなポイントを目指す展開が期待されるところ。 特には60分足チャートも堅調にサポートを伸ばして、一段上の上昇波。 76.65−70から76.00−30を下支えして、 前日の高値である77円前半を更新できれば更なる上値を拡大できる見込み。 ただし、久しぶりの77円台からは戻り売りも多く、 上値追いは危険。 あくまで買いからの攻めならDipsを待つことが良いだろう。 特に日ばかりでは、一旦76.65−70の下値に注目して、これを割れるなら調整的下落の可能性があるため、待ちの姿勢から76.30−50近辺での買い志向。 これを割らないようなら早期の上昇期待。 一旦本日では77円ミドルゾーンがターゲットとなるが、下値で75.75−80を割れると上昇ムードに水を指す形となるために注意が必要。   
テクニカル指標 13日RSI 71.3(上昇中)
20日移動平均 75.73
90日移動平均 77.18
200日移動平均 75.84
ストキャスティクス判断 上昇中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 78.00−30
日足トレンド・ライン・サポート 74.55(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
(日)週間対内対外証券投資、9月貿易収支速報値(日本時間08:50)


日時
ポンド円
2003年10月22日 予想レンジ 182.60−184.30
コメント 一昨日185円台の高値をつけたポンド円は、昨日アジアの午前中は値を維持できず、東京開始後ドル円相場が輸出企業の売りから110円を割り込むとユーロ円相場同様、183円前半にある10月20日の節目となっている183.15−20まで急落。 ただし、その後はドル円相場が比較的安定的に推移。 ポンド円も60分足チャートのサポートレベルを固めて徐々に上昇。 海外では一時昨日のアジア・オープン・レベルである184円ミドルゾーンに迫るも底からは戻り売りに再度値をだらだらと崩す展開。 結局「行って来い」相場で183円前半でNY市場を引けた。 ポンド円はこの下落で,一昨日の高値185.08と昨日のNY高値184.30でレジスタンスを形成。 また179.40からの60分足の堅調な上昇のパラレルなサポート・ラインを3段下方ブレイクして、若干のマイナームードから今後の展開の分かれ目。 焦点が60分足サポートの最終レベルである183.15−20の下値のホールドにかかって来る見込み。 このレベルのホールドが可能なら再度の上昇過程の可能性だが、上記60分足のレジスタンスが現状183.80−85処に落ちてきており、本日は、この2点である183.15−20と183.80−85の上下のブレイクからの方向感となりそうだ。 従ってDayの戦略としてはまずは、この183.15−20から183.80−85のレンジから上下のブレイクを確認してからの行動が良く、 このブレイクでの順張りが推奨される。 ただし、下値は183円のサイコロジカルと182.60−65の20日の安値が一旦の目処となり、上値は上記レジスタンス・ラインを形成している戻り高値であう184.30処と185.08処がポイントで、この上下の182.60−65と184.30処をブレイクしない場合は、本格的方向転換とはならず、 レンジ的動向が引き続く可能性が高いと思われる。 尚本日は、英国の中央銀行議事録が発表になるが、 8月の議事録が発表された9月には英国の利下げ期待が高まりポンドドルが急騰した経緯があり、 今回も注目しているマーケットの関係者も多そうで、午後のポンドドル相場には注意を払いたい。 
テクニカル指標 13日RSI 43.2(反落)
20日移動平均 183.75
90日移動平均 188.65
200日移動平均 189.86
ストキャスティクス判断 上昇中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.30(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 182.00−10(179.00−30)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 戻り売り
今日の注目材料
(英)英国中央銀行議事録(日本時間午後17:30)



日時
ユーロ円
2003年10月21日 予想レンジ 127.30−128.50
コメント ユーロ円は月曜日の早朝のドル円の下げで127円30近辺まで下落するも、その後のスノー財務長官の発言からドル円が109円後半に反発すると127.00−30にサポート・ラインを形成。 ドル円とユーロドル相場の堅調な流れに乗って、海外市場では128円を越えるとストップ・ロスを誘発。  堅調に上値を拡大したが、日足のレジスタンスである7月29日の137.75から9月15日の132.80、 10月7日の130.35を結んだラインである128.75−80できっちりと止められ、 調整的な下落でNY市場を引けている。 ユーロ円は昨日の上昇でこの処懸念されたベア・ムードを一新。 特に128円を上抜け128.50−129.00の窓の一部を埋めて、今後堅調なムードとなりそうだが、大方ドル円相場やポンド円、オージー円相場が堅調な推移の中、 引き続きユーロ円相場だけには懸念が残る。 理由としては、@テクニカル指標が大きく売り込まれた結果としての改善となっていない=つまりは未だロングが完全に切れていない。A日足のレジスタンスである128.75−80で60分足に同時線が何本も出いている。 B128.50−129.00の窓を埋め切れなかった。 だいたい以上の理由から未だユーロ円相場では戻り売りが強い相場が予想され、 今ひとつ戦略的に転換するに至らない状況から、 引き続き戻り売りが推奨されるが、ただし、現状日足ベースでは、上記レジスタンスと9月3日の125.05から10月13日の126.55で結んだサポートでの三角保合が出来ており、 そう大きく下落することも想定しずらく、 この現状の126.85/90と128.75/80の上下のブレイクからの今後の展開待ち。 特には短期的には60分足に128.75−80の同時線が富士山の頂上のように上値を押さえ、 128円ミドルゾーンが5合目の感じで、 現状急速なサポートを描いている128.15−20から128.00処を下回ると割りと急速な下落に群がる可能性があり、 127.00−30のサポート・レベルまで下落する危険性を孕んでいる。 従ってDayでの戦略としては、 未だ戻り売りを推奨。 128.50近辺までの戻り売りから、 ストップ・ゾーンは128.80−129.00で。 128円を割り込むと保有が可能で、ターゲットは127円ミドル近辺となる。 
テクニカル指標 13日RSI 41.9(反発)
20日移動平均 128.52
90日移動平均 132.17
200日移動平均 131.58
ストキャスティクス判断 先行が反発の兆し
日足トレンド・ライン・レジスタンス 128.75−80(133.00)
日足トレンド・ライン・サポート 126.85−90(125.00)
短期戦略 戻り売り
中長期戦略 レンジ・トレーディング(125.00−133.00)
今日の注目材料
(仏)9月消費者物価指数改訂値(日本時間15:45)


日時
ポンド円
2003年10月20日 予想レンジ 182.00−184.00
コメント ポンド円は金曜日のアジア時間、 183円後半で堅調にスタート。 一瞬183円前半に下落するもその後184円に迫る展開だが、184円台が重く徐々にロンドン時間からポンドドルが下落する流れからポンド円も値を崩す展開で安値182.80台まで。 その後は週末のポジション調整から急速にポンドドルが買い戻されポンド円も183円ミドル近辺で週末のNY市場を終了している。 ポンド円相場は60分足のおいて、179.40から堅調に上昇中。 ストキャスティクスも売られ過ぎゾーンから先行が遅行を上方ブレイクで更なる上昇が期待される処だが、183.00−184.00の窓埋めの完了から、184.00の上方ブレイクに失敗。 179.40処からの60分足のサポートを183円の下方ブレイク崩しており、本日に関してはドル円相場の展開からも軟調な推移が予想され、179.40の底値からの再度の下値サポート・ラインを形成するためのポイント探しとなりそうだ。 そこで下値の注目ポイントだが、10月15日の183円まで上昇jした時の戻り安値である181.75−80処がポイントとなりそうで、このポイントの維持に注目。 このレベルを維持できるようなら、一旦182−184円程度のレンジ的相場からの方向感に移行する可能性で見る。 これを下方ブレイクすると注意が必要で、再度のサイコロジカルな180.00や最安値ゾーンとなる。 上値は184円の上、 184.70−75に日足のトレンド・ライン・レジスタンス。 更に186.30は大きなキーとなる何度も上値を抑えられた場所で、 ポンド円相場はこの186.30を上回ることが出来ないと下値リスクが継続する。 従って本日に関しては一旦軟調な展開だが、 181.80−182.00までの急落があれば一旦買いからのスタート。 戻りは184円程度を限界としての利食いという軽いフット・ワークが良いだろう。 ただし、ドル円相場が108円割り込むような展開なら注意したい。 (参考 : 週間予想=ポンド円 180.00−185.00 ドル円 108.60−111.80) 
テクニカル指標 13日RSI 41.7(反落)
20日移動平均 183.89
90日移動平均 188.96
200日移動平均 189.87
ストキャスティクス判断 上昇中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.30(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 181.80(179.00−30)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 戻り売り
今日の注目材料 (英)9月マネーサプライM4速報値(日本時間17:30)



日時
オージー円
2003年10月17日 予想レンジ 75.35−76.10
コメント オージー円は、昨日の早朝のアジアで瞬間的に利食いで75円前半に小緩むことがあったが、相対的に堅調さを維持。 ドル円が110.33の高値をつけると75.70台の高値を付けるもこの辺からは頭が重く、総じて小動きの中、ユーロドル相場が乱高下にも関わらずしっかりの展開。 特にユーロ円相場が全く動向が薄く、 オージー円もサイド・ライン。 しかしながらテクニカル的には、 RSIが中立圏に上昇。 ストキャスティクスも先行指数が遅行指数を上回りゴールデン・クロス。 今後の上昇の可能性を示唆する展開。 日足チャートからは73.75/80からのサポートが現状74.50を下支え、上値には7月29日の79.75/80から引かれたレジスタンス・ラインとその一段下のパラレル・ラインが77.20/25と76.05/10をCapする保合状態。 60分足チャートでは10月13日の74.40の安値からのサポートが75円前半を下支える展開で、今後は上値のブレイクが全ての焦点。 まずは60分足チャートと日足で上値を押さえている75.90−76.10の上抜けが上昇へのファースト・ステップとなりそう。 ただしそれであっても、76.50の9月22,25日から10月2日に付けた三本高値が大きく壁のように控えており、 この76.50の上抜けは気迷い気味に軟調に推移するオージー円相場を転換させるための最重要課題。 材料的には、特に豪州の金利変更の思惑は強くないが、またぞろボーナス商戦を睨んで豪ドル関連投資信託の販売が佳境を迎えそうで、 ドル円相場やユーロ円相場に先安感が強い中、 消去法的に豪ドル債投資に人気が集まる期待感もあって、今後も堅調に推移するとの見方は変わりがない。 従って、本日もブッシュ米大統領の来日というイベントを控え、ドル円相場が乱高下の可能性が高いが、 オージー円ではDipsでの買いは継続。 Dayでは、60分足が支える75.35近辺から買い志向。 上値は一旦75.85−90が現状Capしているが、上記に日足のポイントである75.90−76.10を上回れれば、 76円ミドルのクリティカルなポイントへのトライの可能性。 ただし、現状これ直ぐに上回るという保証はなく、Dayでは一旦はこの辺では少しポジションを軽くすることも検討したい。 
テクニカル指標 13日RSI 57.1(上昇中)
20日移動平均 75.66
90日移動平均 77.31
200日移動平均 75.74
ストキャスティクス判断 先行指数が遅行指数とクロス
日足トレンド・ライン・レジスタンス 76.50(78.00−30)
日足トレンド・ライン・サポート 74.35−40(73.75−80)
短期戦略 Buy on Dips
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
(日) 10/10までの週の対内対外証券投資 (日本時間08:50)、 (豪) 第3四半期輸入・輸出物価指数 (日本時間10:30)、 (日) 8月景気先行・一致指数改訂値 (日本時間14:00)、ブッシュ米大統領訪日


日時
ユーロ円
2003年10月16日 予想レンジ 126.50−128.00
コメント ユーロ円は127円後半で昨日のアジア時間は堅調に推移したが、ロンドン時間開始後、 IMM筋、本邦輸出企業などによるユーロクロスの売りにユーロドルが急落。 ユーロ円も一時127円10台の安値をつけるもドル円の堅調さに救われ比較的ユーロドルの下落に比して下値を保ったが、引き続き127円台前半で軟調にNY市場を終了している。  ユーロ円は昨日の動向から、相対的にクロス円やドル円が明日のブッシュ米大統領の来日を控えてポジション調整的に堅調に推移する中、 唯一軟調な展開。 特には、下値には126.50からのサポート・ラインが127.00近辺を支えており、この下方ブレイクが注目される所。 上値は14日の高値128.55から昨日の高値を結んだ60分足に急角度のレジスタンスがあり、現状これが127.50を押さえ込んでいるが、このラインは下落が急速過ぎるためあまり価値が見出せないが、まずはユーロ円が堅調に推移するためには、この127.50を上方ブレイクすることが第1条件で、これも上回れないようなら危険。 早晩127.00のサポート・ラインを割り込む可能性が高い。  従って本日のユーロ円は、イベント前で動意の薄い展開が予想されるが、まずは127.00−50の上下のブレイクに注目しての方向感と見たい。 127.50を上回れば、昨日の高値近辺の128.00がポイント。 下値は、126.60−65がキーとなる見込みで、ユーロ円は128.85−90近辺の10月9日の129円台からの下落時の窓の上限を上回るまでは再度の上昇は厳しく、戦略的には戻り売り。 未だ126.15−20の09月3日の高値ゾーンをトライする可能性を内包するものと見られ注意したい。
テクニカル指標 13日RSI 46.4(反発)
20日移動平均 128.74
90日移動平均 132.54
200日移動平均 131.55
ストキャスティクス判断 下落中
日足トレンド・ライン・レジスタンス 129.55−60(133.00)
日足トレンド・ライン・サポート 126.60−65(125.00)
短期戦略 レンジ・トレーディング
中長期戦略 レンジ・トレーディング(125.00−133.00)
今日の注目材料
日) 日銀金融政策決定会合(9/11、9/12分)議事録 (日本時間14:00)、(ユーロ圏) 9月消費者物価指数 (日本時間19:00)


日時
オージー円
2003年10月15日 予想レンジ 74.70−75.65
コメント 昨日75円前半で開始したオージー円は、オージードルの調整的下落から安値74.70近辺に迫るも、 ドル円相場が日中に109円台を回復して109.50へ迫る勢いから、75円台を回復。 海外市場に入ってドル円相場が110.28の高値をつけると焦点であった75円ミドルを上抜け高値75.65近辺まで。 その後はドル円相場が、ブッシュ大統領がアジア歴訪の際に「中国と日本に対し、通貨政策を緩和するよう要請する」との発言が伝わりドル円が109円を割る急落。 オージー円も再度74円台に突入したが、75円前半で比較的堅調にNY市場を終了した。 引き続き75円を挟んで揉み合いが続くオージー円だが、昨日の上昇で60分足に出来ていた一旦のレジスタンス・ラインを75.25−30で上抜け明るさだが、未だ75円ミドル・ゾーンから上を固めることができず、引き続き揉み合い相場ムード。 今後も74円ミドルから75円ミドルでの方向感の薄い展開が続きそうだが、下値に新たなサポート・ラインが60分足に形成されており、 本日74.85−90ゾーンを維持できると相場に明るさ、 このレベルの維持から再度の75.55−65を上抜けることができれば76円方向への上昇の可能性は高まる。 ただし、このレベルを割り込むようなら引き続き74円ミドルから75円ミドルの揉み合いを継続する見込み。 特にはオージー円単体では材料が薄く、 相場の焦点はブッシュ発言に関して、ドル円相場が今後どう反応していくかに架かって来る見込みで、ドル円相場が再度下落速度を加速するようならオージー円相場も注意が必要。 特にこの所下値を支えている74.35−40を下方ブレイクすると9月3日の安値ゾーンである73.75−80へ迫る可能性で、このレベルを割り込むと相場がベア・ムードに変化する確率が非常に高くなると思われる。
テクニカル指標 13日RSI 39.0(反落)
20日移動平均 75.80
90日移動平均 77.37
200日移動平均 75.70
ストキャスティクス判断 下落を継続
日足トレンド・ライン・レジスタンス 76.50(78.00−30)
日足トレンド・ライン・サポート 74.35−40(73.75−80)
短期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−76.50)
中長期戦略 レンジ・トレーディング(74.00−80.00)
今日の注目材料
(日) 8月鉱工業生産指数速報値(日本時間13:30)、(日)8月設備稼働率速報値(日本時間13:30)


日時
ポンド円
2003年10月14日 予想レンジ 180.00−182.50
コメント ポンド円は、昨日アジア時間における180円台での軟調な推移から、欧州時間に入って、ユーロドルがECB総裁の「9月のG7声明はユーロ/ドルを念頭に置いたものではない」と発言から急落するとポンドドルが1.65前半に急落。 ポンド円も180円を割り込み焦点であった週足のポイントである179.00−30の手前まで下落を加速。 その後急速に買い戻される展開から180円ミドルが重かったが、ショート・カバー気味にポンドが買い戻されドル円お戻りとともに、180.20から180.65−181.20に窓を空けて181円ミドルで引けている。 ポンド円相場は昨日の下落で当面ターゲットとしていた179円前半に到達。 今後の展開が更なる下落に群がるか? それとも反発に入れるかの大きな正念場。 特にはポンドドル相場が一旦の高値到達後の揉み合い相場から、更なる下落に群がるのか? ドル円相場の下落が安定を取り戻せるか?が今後大きなポイントとなりそうで、今だ油断のならない展開が続づきそうだ。 テクニカル的には、今だRSIやストキャスティクスが売られ過ぎゾーンで揉み合い中で、方向感がない。 チャート上は日足ベースからは7月1日の198.90から8月5日の194.45、 9月15日の188.90で引かれたレジスタンス・ラインが有効で、 既に184円ミドルゾーンを押さえ込んでおり、下値サポートは179.00−30を割り込むと177.55、175.30までサポートが見つからない状況。 60分足チャートでは一旦昨日の安値からの181円台への反発で明るさだが、 あくまで182円台に乗せるまでは厳しく、 182円台に乗せても183−184円の10月7日の4円急落の日に空けた大きな窓をクリアできないと本格上昇は難しい。 従ってDayでは、主に181円台での推移が予想されるが、下値の窓である180.20から180.65の維持が焦点でこのレベルのホールドができるようなら一旦182.50−183.00へのトライの可能性があると思われるが、 引き続き戻り売りが出易くこのレベルまでの戻りがあれば売りからの参入が良いだろう。 
テクニカル指標 13日RSI 31.5(安値圏)
20日移動平均 184.50
90日移動平均 189.57
200日移動平均 190.24
ストキャスティクス判断 先行が売られ過ぎゾーン
日足トレンド・ライン・レジスタンス 186.30(189.00−50)
日足トレンド・ライン・サポート 179.00−30
短期戦略 戻り売り
中長期戦略 戻り売り
今日の注目材料 (日) 9月企業物価指数速報値(日本時間08:50)、 日銀金融経済月報 (日本時間14:00)、(英) 9月小売/消費者物価指数消費者物価指数(日本時間17:30)