週間Outlook過去ログ    



2005年07月31日
 先週は、全体的には材料難から保合相場となった。 本格的な夏休みに突入ということもあるが、テクニカル的には、今後ドル売りに転換する可能性が示唆されることからは注目される。 ただし、違和感が強いのがドル円で、先々週の113.73の高値から「人民元の切り上げ」のニュースで急落した分をほとんど埋めて112.88まで強い上昇となった。 この影響を受けてクロス円も堅調な展開となったが、 一部113.73で当面の天井を打ったとの見方が出る中、 非常に底堅い相場からは、この天井が本物であるかは注意して見なければならない。 不思議な展開と思われるが、 今週再度高値をクライマックス的に、トライする流れになる可能性も排除できないので注意が必要となりそうだ。 一方材料的には、今週は水曜日のRBAの理事会、木曜日のBOEのMPC, ECB理事会と金利関連に注目されるが、何と言っても金曜日の米雇用統計が最大の注目となりそうだ。 特に直近米経済指標が強い数値を示していることもあって、 8月9日のFOMCを控えて、 過去の2回程弱めの数値であったことから反動的な動きになるかは注目される。 
 テクニカル的には、ユーロドルは、先々週の良いサインにも関わらず、1.1965まで軟調な展開となったが、週末にはしっかりと値を戻したことから、短期を再度買いサインへ変えて、中長期もゴールデン・クロス。 ボリンジャー・バンドはバンド幅を縮小からエクスパンディングに変化させた。 特に1.1867−73の安値で下値をつけている可能性からは、日足のレジスタンスが位置する1.2175−80を越えることが出来れば強い上昇期待となり、上値の強い上ヒゲ・ゾーンとなる1.2250−90をも上抜ければ、横足からは1.2350がターゲットとなりそうだ。 またこの位置はフィボナッチ・リトレースメント(1.1870−1.3125)の38.2%に相当することからは、更にこれを超えると最大値として、50%となる1.2500を前に、日足の窓の上限となる1.2465−70近辺までの可能性もあり見ている。 またポンドドルは、ユーロポンドが0.7000を超えられずに軟調なことから、ポンドドルでも比較的しっかりとした動向となっている。 この影響から短期も買いサインに変わり、中長期の買いは継続となっていることやユーロドルの雰囲気からは、下落もあまり加速できそうもない。 今週はMPCがあることから、ここのでの利下げの有無が最大の注目となるが、利下げなき場合には、1.7080−1.7170のターゲットへの下落の実現は難しくなりそうだ。 ドルスイスも短期が再下落となり、中長期が反転下落気味。 日足のサポートとなる1.2835−40を割り込んでいることから、 今週下落が加速するかは注目される。 一方資源国通貨では、まちまちの展開となるが、ドルカナダは中長期に売りを残すも、下値の1.2020処がしっかりとなったことから短期は買いに変わっている。 一旦日足のレジスタンスを上回っていることからも、 突っ込み売りは出来ずレンジ推移か、 下落があれば買い方向が良い感じとなっている。 特に直近はドルの上昇に連動して上がる傾向があるようなので注意したい。 またオージードルは、0.7365−70をホールドして、短期・中長期とも買いサインとなっており、 上値の0.77前半に降りて来ているレジスタンス・ラインの上抜けが注目となり比較的底堅い相場が想定され、 NZドルは、短期の買いサインと中長期の売られ過ぎの位置を継続しており、先週政策金利を据え置いたこともあって、 保合気味の相場が継続しそうだ。 
 他方ドル円では、 短期の売りサインがはっきりとしているにも関わらず、底堅い展開が継続しており、中長期の下落傾向にも気迷いが出ている。 特に先週金曜日に112円をしっかりと割り込めなかったことはショッキングで、 113.73の高値で上値をつけたとの見方が良いのかどうか疑心暗鬼となりそう。 しかし、考えて見ると現状の相場の流れが第5波的のエクステンションであるとすると、 再度下落が再開されれば、21日の109.87の安値を割り込む下落に群がるリスクも強く、 引き続き買える状況とは見えない。 ボーナス時期の円売りが根拠とすれば、8月に突入すると需給的にも円買いが出易いことからは、じっくりと戻り売りが推奨される。 今週は111.30近辺と113.00近辺が正念場となりそうだ。 
 クロス円では、全般的にドル円がしっかりとしていることから、堅調な展開を継続している。 今後は、円売りに起因したこの堅調な相場が、ドル売り相場をベースにした上昇に取って変わっていけるかが、クロス円のトレンド維持に重要と見られる。 個別では、ユーロ円が乱高下気味な相場展開となっているが、 中長期はゴールデン・クロス。 既に130.60−80ゾーンで底値感が強いが、 137.22の高値までの上昇が急激で、短期は買われ過ぎからの売りサインを継続している。 見方としては、下値の買いと上値の戻り売りにレンジ相場の域は出ていないとの判断となり、直近投機的なトレードのターゲットとなっているが、 これに付いて行くことは推奨されない。 あくまでしっかりとしたレンジ感を持って逆張り的なスタンスが良いと見られる。 想定レンジとしては、132−3円から137−8円程度となる。 またポンド円だが、 非常に不可解な動向。 一時期に比べて値動きの乱高下は減ったが、 192.70処の急落から一過性の上昇となり、 短期・中長期とも買い気味のサインに変わってしまった。 しかも金曜日は強い日足のレジスタンスを前に、 192.70の安値をリバース・トップとして、 リバースH&Sのネック・ラインとなる197.70−80へ迫っていることからは、注意が必要となる。 今後のこのネック・ラインの197.70−80からレジスタンスとなる198.20処が上値をCapするとは見ているが、 Capされて下落となっても194円ミドルのH&Sの右肩で下値を支えられるか注目となる。 一方オージー円は、揉み合いを経て、 調整がほぼ完了した可能性となり、 短期・中長期ともしっかりとした買いサインとなっている。 85.65−70の直近高値を今後超えると、 87.50−88.00処が週足のチャンネルの上限としてターゲットとなる見込み。 またNZ円では、 短期がしっかりと買いサイン気味だが、中長期は未だ売りサインを残していることから、 揉み合いが続く感じとなり、 独歩高を続けて来たカナダ円は、 中長期が買われ過ぎにあって、短期が売りサインとなったことから、 既に93円前半が高値つきとなり、 スイス円は、短期が横ばいで、中長期は売られ過ぎとなり、下値の84円ミドルを割り込むリスクに薄いが、 引き続き88.15−20を超えていないことから、上昇はまだ先となりそうだ。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/07/25
 to  2005/07/29
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 111.13 112.88 111.25 112.49 売り 再上昇
ユーロドル 1.2065 1.2160 1.1965 1.2123 再上昇 GC
ポンドドル 1.7389 1.7613 1.7335 1.7579 再上昇 反転上昇
ドルスイス 1.2966 1.3062 1.2823 1.2894 再下落 反転下落
ドルカナダ 1.2192 1.2425 1.2152 1.2233 買い 売り
オージードル 0.7634 0.7645 0.7528 0.7566 買い 買い
NZドル 0.6849 0.6849 0.6775 0.6809 買い 売られ過ぎ
ユーロ円 134.29 136.40 134.19 136.37 売り GC
ポンド円 193.59 197.80
193.45
197.73 買い 反転上昇
オージー円 84.08 85.47 84.67 85.09 買い 再上昇
NZ円 76.33 76.86 76.19 76.56 買い 売られ過ぎ
カナダ円 91.31 91.96 90.59 91.96 売り 買われ過ぎ
スイス円 85.88 87.44 85.80 87.24 揉み合い 売られ過ぎ
週間の予定
from 2005/08/01
to 2005/08/05
8/01(月)=シドニー休場(バンクホリデー)、チューリッヒ休場(ナショナルデー)、トロント休場(市民の日)、(英) 7月マネーサプライM0、(米) 6月建設支出、7月ISM製造業景況指数

8/02(火)=(日) 7月マネタリーベース、(豪) 6月貿易収支、6月小売売上高、(スイス) 7月SVME購買部協会景気指数、(ユーロ圏) 6月生産者物価指数、(ユー口圏) 6月失業率、(米) 6月個人所得、6月個人支出、6月製造業受注指数、

8/03(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲッ卜、6月住宅建設許可件数、(スイス) 7月消費者物価指数、(ユーロ圏) 6月小売売上高、(米) 7月ISM非製造業景況指数、7月米チャレンジャー企業人員削減数

8/04(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(独) 6月製造業受注、(英) BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表、(米)週間新規失業保険申請件数

8/05(金)=(日) 6月全世帯家計調査-消費支出、6月景気動向調査・速報、(英) 6月鉱工業生産指数、6月製造業生産高、(加) 7月失業率、 (米) 7月失業率、7月非農業部門雇用者数、6月消費者信用残高、(加) 7月Ivey購買部協会指数

2005年07月24日
 先週は、対欧州通貨では、モメンタムの反転からドルが調整売りを継続したが、円だけはクロス円共々週央まで売りを継続した。 ただし、113.73で高値をつけた後は木曜日の人民元の切り上げの突発ニュースに、円は急上昇となった。 今週は、この人民元の切り上げ問題をマーケットがどう消化していくかが注目となるが。 特に切り上げ幅が小幅だったことや通貨バスケットの構成比なども明らかになっていないことから、マーケットの疑心は継続すると見られる。 そういった意味での今週のドル円の位置は注目しなければならない。 一方材料的には、あまり大きなものはなく、金曜日の米第2四半期GDP・個人消費が注目となるぐらいで、8月9日のFOMC待ちとなりそう。 またドル円では、月末絡みの決済需要やポーナス商戦最終段階のクロス円の買いニーズの動向が注目される。 それからそろそろ夏休みシーズン突入で、商いが薄くなってくる時期なので、注意が必要となろう。 昨年のこの時期は、秋の米大統領選を控えて非常に静かな動向となったが、今年は相場が比較的上下に動いている状況からは、 薄い商いながら、相場の乱高下も予想されることから油断がならない。 
 テクニカル的には、ユーロドルは、短期・中期とも売られ過ぎから反転を明解にしており、先週は1.1950から1.2250のレンジ内であったが、これを切り上げていけるかが注目される。 買い推奨だが、1.2000と1.2250ブレイクが注目となろう。 ポンドドルは、中長期のサインは、買いへ転換も短期は再度売りサインとなっており、 ユーロポンドの動向次第となりそうだが、ユーロポンド自体は0.7000を超えられず買われ過ぎから調整のリスクがあることからは、やはりユーロポンドが0.7000を超えるかどうかで決まりそうだが、今週は来週8月4日のBOEのMPCを控えて、利下げの思惑が先行するか注目される。 ここで利下げが決定されるようならユーロポンドの0.7000超えや下げの甘い感じのするポンドドルの当面のターゲットとした1.7080−1.7170への下落が実現できるかも知れない。 一部英系証券では、5対4で利下げが否決された翌月の利下げの可能性が高いことを指摘していることも注目される。 ただし、こういった下落は短期の売られ過ぎや中長期の買い反転からは、達成感やユーロドルの買いサインと相まって、アク抜け感から買いへ転換できると見ており、ポンドドルではこういった下落ではじっくりと買い場探しが良いと見ている。 この辺の計算値では、ユーロポンド 0.7050 x ポンドドル 1.7080 = ユーロドル 1.2041、 ポンドドル 1.7080 x ドル円 111.00 = ポンド円 189.59は興味深い数字となる。 またドルスイスは、1.27を割り込むことが出来ないが、短期が売り、中長期は反転下落となっており、対ドル、対ポンドでの地政学リスクが更に高まるかが注目される。 一方興味深いのは、資源国通貨の動向で、ドルカナダは既に大分売られていることから、中長期は売りサインを継続するも短期は売られ過ぎゾーンで揉み合いとなっており、 1.20前半の安値を簡単に割り込める状況とも思われず、当面揉み合い気味。 下値の1.1950−80と上値の1.2400の次のブレイクがあるまではレンジ・トレードとなりそうだ。 他方オセアニア通貨は、比較的しっかりとした動向から、オージードルは、0.7365−70をホールドして、短・中長期とも買いサイン。 上値の0.77ミドルがキーとなる。 またNZドルは、短期は買いサインだが、中長期は売られ過ぎの位置にあり、今週木曜日の政策金利変更が、反転のきっかけとなるかは注目される。 また、先週人民元問題から急落となったドル円だが、短期は売りに変わり、中長期も反転下落となっているが、先週の113.73が第5波のトップとなるかが注目されるが、未だ下値の小第3波のトップとなる109.70−75や日足のサポート・ラインを守っていることからは、トレンドが変わってとは判断できない。 今週110円をしっかりと割れるか、上値の112.50−60を再度越えるかが注目点となりそうだが、110円を直ぐに割れなくとも、 112.50−60が上値を押さえ込むようなら、8月中旬の米国債の利払い期に向けて、徐々に軟調な展開となる可能性からは、突っ込み売りは推奨できないが、じっくりと戻り売りのスタンスが良いと見ている。 その場合では108.85−90の3波のトップや108.15の安値の下方ブレイクできるかが注目となるだろう。 
  クロス円では、ユーロ円が先週異常な買いとなり、137.22の高値をつけたが、人民元問題から急落となり、日足のネック・ラインを超えられず買われ過ぎがコンファームされて、今週は短期が既に売りサインに変わった。 ただし、下値は130.60−80がダブル・ボトム的なことからは、132.50−133.50を割れるまでは相場は大きく下落と見えず、 上値の135.50−136.00とのレンジ推移となりそう。 またポンド円は、中長期は売られ過ぎにあるも、短期の買いサインを反発中途で売りサインに変えて状況は悪い。 特にフィボナッチ・リトレースメント(189.55−205.35)の38.2%となる195.59や194.15−50のダブル・ボトム的な安値を割れていることからは、既に189.55へ向けての下落リスクからは、注意が必要となる。 またポンド円で特に問題となるのが、2004年から繰り返しているレンジ相場となる198円ミドルから205円(208円が一時あるが騙しとなっている)のブレイク。 誰も今回も同じとは思えないが、注目は週足のサポート・ラインが190円処に位置すること。 次にこの下方ブレイクがあると下落すると見ざるを得ないが、同時にポンドドルが1.69近辺を大きく割れるかに注目したら良いだろう。 ポンドドルでも1.69を割れると1.64−65などがターゲットとなることからは、 ポンド円でも189.50−199.00を割れるのは必死となりそう。 ただし、ポンドドルでは、そういった下落とはならないと見ていることからは、ベンチャー気味な戦略としては、しっかりと下値にタイト・ストップを置いて、こういった下落では買いを試みる方がリスク対比としても面白い戦略ではないかと思っている。  またオージー円、NZ円は短期がしっかりと買いサイン気味となっており、下落では買い妙味が継続しそう。 一方独歩高を続けて来たカナダ円だが、先週は90円台まで値を下げて、当面良いところに上昇した感じが強く、中長期は買いサインを継続するも短期は売りサインとなり、 89円台への突入が注目される。 スイス円は、先週地合が改善したと見られたが、ドル円の急落に短期が再度反転下落となってしまい、 引き続き88.15−20が超えられない。 84円ミドルを割れるまでは良いとしても、レンジ的な動向となりそうで、ドルスイスが1.27を割れるような展開とならないと上値期待は厳しそう。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/07/18
 to  2005/07/22
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 112.15 113.73 109.87 111.33 売り 反転下落
ユーロドル 1.2043 1.2260 1.1953 1.2065 買い 反転上昇
ポンドドル 1.7520 1.7616 1.7273 1.7389 反転下落 反転上昇
ドルスイス 1.2955 1.3062 1.2752 1.2966 売り 反転下落
ドルカナダ 1.2205 1.2245 1.2108 1.2192 揉み合い 売り
オージードル 0.7496 0.7686 0.7474 0.7634 買い 反転上昇
NZドル 0.6741 0.6883 0.6719 0.6856 買い 売られ過ぎ
ユーロ円 134.97 137.22 134.03 134.29 売り 揉み合い
ポンド円 196.50 196.95
192.63
193.59 反転下落 売れれ過ぎ
オージー円 84.04 85.67 83.86 84.98 買い 再上昇
NZ円 75.61 76.76 75.42 76.33 買い 売り
カナダ円 91.89 93.03 90.46 91.31 売り 買い
スイス円 86.56 87.87 85.62 85.88 再下落 売られ過ぎ
週間の予定
from 2005/07/25
to 2005/07/29
7/25(月)=(日)6月の全国百貨店売上高、(豪) 第2四半期生産者物価指数、(独) 6月輸入物価指数、(米) 6月中古住宅販売件数、国際復興開発銀行米ドル建て債(発行額7000万ドル)、国際復興開発銀行豪ドル建て債(発行額9億0300万豪ドル)

7/26(火)=(日) 6月企業向けサービス価格指数、(独) 7月IFO景況指数、(米) 7月消費者信頼感指数、グラムリッチ理事がホノルルで講演

7/27(水)=日銀金融政策決定会合、(NZ) 6月貿易収支、(豪) 第2四半期消費者物価指数、(ユーロ圏) 第1四半期経常収支・二次発表、 (米) 6月耐久財受注、6月新築住宅販売件数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、グラムリッチFRB理事がホノルルで講演

7/28(木)=(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート、6月住宅建設許可、(日)週間対外及び対内証券売買契約等の状況、6月大型小売店販売額・速報、6月小売業販売額・速報、(仏) 6月生産者物価指数、(独) 7月失業率、(米) 週間新規失業保険申請件数

7/29(金)=(日) 6月失業率、6月有効求人倍率、6月全国消費者物価指数、7月東京都区部消費者物価指数、6月鉱工業生産・速報、(独) 6月小売売上高指数、(仏) 6月失業率、7月消費者信頼感指数、(英) 6月マネーサプライM4・確報、6月消費者信用残高、7月GFK消費者信頼感調査、(ユーロ圏) 7月消費者物価指数・速報、7月業況判断指数、(スイス) 7月KOF先行指数、(加) 5月GDP、(米) 第2四半期GDP・速報値、(米) 第2四半期個人消費・速報値、7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、7月シカゴ購買部協会景気指数、サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁がオレゴン州で講演、ダラス地区連銀のフィッシャー総裁、ユタ州で講演

2005年07月17日
 先週は週初からドルが調整売りに押されたが、 結局週末には、ドルは底堅さを証明するように、堅調な位置で終了した。 特にドル円は底堅く、112円ミドルは超えていないが、クロス円ともども堅調な展開を継続した。 
 今週は、材料的には比較的に薄いが、月曜日の対米証券投資や木曜日のFOMC議事録が注目される。 特に対米証券投資は直近減少気味なことからは、思わぬインパクトを与える数字なら注意。 またグリーンススパンFRB議長が20日下院金融サービス委員会、21日上院銀行委員会で証言を行なう予定。 米金利や経済に対する発言には当然注意が必要だが、目新しさには不足する感じ。注意はこの両日がアストロでいう「満月」に相当することからも、人民元に対する言及があると最近堅調なドル円の波乱材料となるか注目したい。 その他ポンドでは、水曜日のBOE議事録、金曜日の英第2四半期GDP・一次発表、また最近堅調なカナダでは、水曜日の6月景気先行指数、金曜日の6月消費者物価指数などに注目したい。加えてイギリスでの爆弾テロをきっかけにイラクでも、テロが加速している。 あまり為替マーケットでは現状話題となっていないようだが、今後地政学リスクが再度テーマとなるか?、 ドルスイスの動向には注意しなければならない。 
 テクニカル的には、一旦大方ドルは、モメンタム的に短期・中期とも買われ過ぎから反落気味のサインにある。 この動向がダイバージェンスとなるかは注意しなければならないが、雰囲気的にはドルは高値をつけて、高値保合気味の週となりそう。 そういう意味で今週の動向は重要となりそうだが、次の一手の方向感に注目したい。 今週ドルが売られるなら、一旦高値をつけたと判断しても良さそうだ。 
 個別では、ユーロドル、ポンドドルとも中長期は引き続き売られすぎに位置にあり、そろそろ反落気味から、短期は買いサインに変わっている。 特ユーロドルは、先週1.2050を維持できなかったことはショッキングだが、最安値の1.1868からの反転で1.1955−60でウェッジを上抜けていることからは、未だ日足の窓の下限となる1.1985−90に維持からはサポートを描いて反転上昇の底固めの可能性が示唆される。 またポンドドルは、1.7312で下値を止めて、ターゲットとした1.7080−1.7170へ届かず下落が甘い感じが残るが、 1.7790から1.8000窓が残ることからは、こういった上抜けがあるまでは揉み合い的となりそう。 引き続きユーロポンドでは、0.6835−0.6910での揉み合い圏を形成しているが、0.69をしっかりと超えると0.70方向への上昇の可能性を見たい。 またドルスイスも短期は先週の反転を再度反落に変えて、 中長期は買われ過ぎから反落気味となっており、1.30がCapして1.27を割り込むと面白い展開となりそうだ。 ドルカナダは、先行して売られている分、短期は売られ過ぎの位置にいるが、再下落となっており、未だ下げたりない雰囲気。 1.1950−80の下方ブレイクは注意となる。 オージードル、NZドルは短期が道半端で、反転上昇となっているが、今ひとつ強い上昇力に欠けた感じ。 特にオージードルでは、0.7365−70の横足が下値をホールドしたが、上値は0.76をしっかりと超えないと明るさは見えない。 一方ドル円は、短期が先週買われ過ぎからデッド・クロスになったものの下落が甘い感じから、中長期も未だ買われ過ぎで反転していないことから、 唯一ドル・ブル感が残っているので注意。 ひょっとすると今一歩上値拡大のリスクが残るが、それであっても買われ過ぎは間違いないことからは、上昇があっても現状の高値となる112.60を一定幅上抜ける程度となるので、112.60を超えても、上値追いは止めた方が良いだろう。 下値は同時ダブル線のある110.75−80を割れるとムードが一転するので注意となる。 
  クロス円では、先週ユーロ円は先々週からの買いサインを受けて堅調な上昇となったが、既に136.25−50の日足の窓や137.00−30のネック・ラインを前に買われ過ぎとなっているので注意。 一旦良いところとの感じは強いが、下値はフィボナッチ・リトレースメントの134.40から133.50がポイントとなりそうだ。 ポンド円では、短期は買いだが、中長期に売りが残り、上昇も上値が重い感じ。 特に197円ミドルは、フィボナッチ・リトレースメント(189.55−205.35)の半値位置となることからは、ポンド円の試金石となっている。 またオージー円、NZ円は短期が中途半端な位置から反転気味だが、中長期に売りサインが残ることからは、やはりレンジ的な推移を継続すると見たい。 特にオージー円で85.00−30を超えるのは時期尚早感が強い。 一方独歩高を続けているカナダ円だが、当面ターゲットとした92−93円処に既に到達となり、短期は買われ過ぎから反転下落気味となっていることからは、これ以上の上値追いは注意となる。 またスイス円は、ようやく中長期が売られすぎとなり、短期が買いサインとなっていることから、出遅れ感や地政学リスクを考慮すると買っても良い状況なのかもしれない。 86円前半で買って見て、88.15−20を超えないなら止める形も、超えると89円方向への上抜けの期待感となる。  
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/07/11
 to  2005/07/15
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 112.18 112.43 110.75 112.15 反転下落 買われ過ぎ
ユーロドル 1.1966 1.2256 1.1959 1.2036 買い 売られ過ぎ
ポンドドル 1.7381 1.7787 1.7375 1.7520 GC 売られ過ぎ
ドルスイス 1.2994 1.3006 1.2701 1.2955 売り 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.2190 1.2191 1.2021 1.2205 再下落 売り
オージードル 0.7420 0.7574 0.7418 0.7493 反転上昇 反転上昇
NZドル 0.6747 0.6870 0.6709 0.6741 反転上昇 売られ過ぎ
ユーロ円 134.27 136.05 134.07 134.97 買われ過ぎ 買い
ポンド円 196.98 197.68
194.77
196.50 反転上昇 売り
オージー円 83.23 84.53 83.09 84.04 反転上昇 揉み合い
NZ円 75.69 76.17 75.18 75.61 売られ過ぎ 売り
カナダ円 92.03 93.21 91.55 91.89 買われ過ぎ 買い
スイス円 86.34 87.26 86.18 86.56 買い 売られ過ぎ
週間の予定
from 2005/07/18
to 2005/07/22
7/18(月)=東京市場休場(海の日)、(ユーロ圏) 6月消費者物価指数、(米) 5月対米証券投資

7/19(火)=(日)日銀金融政策決定会合議事要旨、5月景気動向指数・確報値、(仏) 5月経常収支、(独) 7月ZEW景況感調査、(ユーロ圏) 5月鉱工業生産・季調済、(米) 6月住宅着工件数、6月建設許可件数

7/20(水)=(英) 6月マネーサプライM4・速報、BOE議事録、(ユーロ圏) 5月貿易収支、(加) 6月景気先行指数、5月卸売売上高、グリーンスパン米FRB議長、下院金融サービス委員会で証言

7/21(木)=(日) 6月通関ベース貿易収支、(スイス) 6月貿易収支、(ユーロ圏) 5月経常収支・季調前、(英) 6月小売売上高指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月景気先行指数、7月フィラデルフィア連銀景況指数、FOMC議事録(6月30日) 、グリーンスパン米FRB議長、上院銀行委員会で証言

7/22(金)=(日)5月第3次産業活動指数、(豪) 第2四半期輸出物価指数、第2四半期輸入物価指数、(英) 第2四半期GDP・一次発表、(加) 6月消費者物価指数、5月小売売上高

2005年07月11日
 先週もドルは上昇を強めた。 特にポンドドルは、1.75を割り込み爆弾テロの影響もあって1.73台ロウへ大きく下落となった。 またユーロドルは、1.1868と安値を更新、ドル円はグレンイーグルズ・サミットで、中国元切り上げ問題に大きな進展もなく、112.60の高値をつけた。 今週も更にドル買いが加速するかが注目となるが、週末の米雇用統計では、数字が予想に反して悪かったことや週末の地政学リスクから、思った程ドル買いが進まなかった。 この引け味が今週どういった影響を与えるかは注目される。 材料的には、水曜日の5月米貿易収支や6月米財政収支が一番の注目となるが、 同日発表される米行政予算管理局が発表する年央経済見通しは注目したい。 その他では、6月米消費者物価指数、この処悪い数字の目立つ7月NY連銀指数やミシガン大センチメントも米金利の先行きを占う上では見ておかなければならない。 またドル以外で独歩を継続しているドルカナダでは、火曜日の政策金利の発表に注目となる。 
 テクニカル的には、中長期で超買われ過ぎの水準にあるドルに変化の兆しが出ても良い時期にあると見られ、 今週に以降にこういった変化が出るかが注目される。 特にユーロドルは、昨年4月26日の安値1.1759を前にチャート的にもウェッジを形成する可能性があることからは、短期が超売られ過ぎの中、 次の1.18前半と1.20前半の動向に注目される。 またポンドドルも売られ過ぎにあるが、昨年5月14日の1.7482を割り込んだことで、ユーロポンドが0.69を上抜けると0.7000−50ゾーンへ上昇の可能性が高く、上値が重い展開が継続する見込みから1.7080−1.7170を目指す展開が想定される。 ドルスイスも4月26日の高値1.3225を前に、未だ1.31を上抜けていないが、日足に非常に綺麗な第3波のエクステンションがあり、1.28を割り込まないと堅調な上昇が継続しそうだ。 また資源国通貨では、独歩高のドルカナダが堅調な経済指標を受けて、先週1.22ロウの底堅いレベルを割り込んだ。 今週は金利に関する波乱材料があるので注意は必要だが、イベント・フォローがあると1.1980−1.2060ゾーンがターゲットとなりそう。 オージードルは、短期・中長期とも売りサインが継続しており、0.7335−65がホールドして、重要な0.7450−00を割り込んでいるにも関わらず下落が進まないのが不思議だが、 リスク的には0.72処となる。 またNZドルは既に短期・中長期とも売られ過ぎにあるが、0.68ミドルを超えるまでは軟調な展開が継続しそうだ。 一方ドル円は、週末に瞬間的に重要な112.50を超えたが、上昇は加速していない。 ただし、引け味的には112円台を維持して、先週も111円ミドル・ゾーンが底堅いことからは、 ドル買い意欲に強さが実感されるが、テクニカル的には短期・中長期とも超買われ過ぎであることは間違いなく、 再度しっかりと112円ミドルを越えるか? 先に111円ミドルを割れるがで次の方向性が決まりそうだ。 
 クロス円では、引き続きまちまちの展開。 ユーロ円は、短期・中長期とも買いサインが出ており、 一旦130.60−80ゾーンで下値を止めたと見て良い感じ。 ただし、今後は下落以前の安値ゾーンであった134円ミドルから後半を上抜けるかが注目される。 またポンド円は、金利引下げ見通しから圧迫されており、短期・中長期とも売りサインを継続していることからあまり良い状況とは言えない。 過去一年以上189.55から205.35でのレンジ相場を継続しているが、この半値の位置が197円ミドルところにあり、直近の動向でも194.15から200.40で197円ミドルを中心値としていることからも、この半値に相当する197.30−45ゾーンが回復のキーとなる見込み。 こういった回復が出来ないなら、再度の190円方向のリスクも高く、買い戦略は注意しなければならない。 オージー円、NZ円は金利引き上げ期待が後退しており、短期・中長期とも売りサインが継続している。 またカナダ円は、唯一独歩高だが、既に92円台へ突入してスピード感が速い感じ。 チャート上の延長波は95円処を目指す流れだが、短期が買われ過ぎにあることからも注意が必要となる。スイス円は、84円ミドルをホールドしたことで、先週短期が買いサインに変わり、堅調な展開となった。 今後も87円前半の上抜けが、88円台への上昇のキーとなりそうだ。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/07/04
 to  2005/07/08
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 111.78 112.60 111.32 112.18 買われ過ぎ 買われ過ぎ
ユーロドル 1.1950 1.2045 1.1868 1.1966 反転下落 売られ過ぎ
ポンドドル 1.7670 1.7670 1.7312 1.7381 売られ過ぎ 売られ過ぎ
ドルスイス 1.2965 1.3076 1.2840 1.2994 再上昇 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.2423 1.2475 1.2172 1.2180 再下落 デッドクロス
オージードル 0.7517 0.7517 0.7364 0.7420 売り 売り
NZドル 0.6802 0.6823 0.6691 0.6732 売られ過ぎ 売られ過ぎ
ユーロ円 133.44 134.40 132.55 134.27 買い 買い
ポンド円 196.94 197.38
194.48
194.98 売り 売り
オージー円 83.90 83.90 82.67 83.23 売り 揉み合い
NZ円 75.93 76.28 75.18 75.52 売り 売り
カナダ円 89.82 92.10 89.48 92.02 買われ過ぎ 買い
スイス円 85.72 86.87 85.56 86.31 買い 売られ過ぎ
週間の予定
from 2005/07/11
to 2005/07/15
7/11(月)=(日)参議院本会議、(仏) 5月鉱工業生産指数、(英) 6月生産者仕入指数、6月出荷価格指数、5月英貿易収支、(加) 6月住宅着工件数、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁がリッチモンドでの行事で挨拶、ポートマン米通商代表とグティエレス商務長官が通商問題閣僚会議で訪中     

7/12(火)=(日)6月企業物価指数・速報、6月消費者態度指数、(仏) 5月貿易収支、(英) 6月消費者物価指数、6月小売物価指数、(加) 加中銀政策金利発表

7/13(水)=(NZ) 5月小売売上高指数、(日)日銀金融政策決定会合、5月貿易収支、5月経常収支、5月鉱工業生産・確報、5月設備稼働率・確報、7月金融経済月報・基本的見解、(仏) 6月消費者物価指数、(英) 6月失業率、(米) 5月貿易収支、6月輸入物価指数、6月月次財政収支.、サントメロ米フィラデルフィアがシカゴで講演、米行政管理予算局(OMB)が年央経済改定見通し発表、ボルテンOMB長官が記者会見、ピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁が講演(オハイオ州)
 
7/14(木)=パリ休場(フランス革命記念日)、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、7月金融経済月報・全文、(ユーロ圏) 第1四半期GDP・二次発表、(米) 6月消費者物価指数、6月小売売上高、6月実質所得、週間新規失業保険申請件数

7/15(金)=(米) 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数、6月生産者物価指数、5月企業在庫、6月鉱工業生産、6月設備稼働率、7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

2005年07月03日
 先週は、ドル買い一色となった。 特にユーロドルは、1.1981の直近安値を週末に下回り、ドル円は111円の週足のレジスタンスを超えた。 ポンドドルは、このところ下値を支えていた1.80を割り込んだことからも、 FOMCという重大イベントをこなした後のドル買いの流れは無視できないものとなっている。 今週は週初月曜日は米国が休日であることから、動きづらいが米国勢無き市場で、更にドル買いが進むかは注目される。 特に最近は週末と週初の動きが重要な動向を示すことが多く、早朝のシドニー・ウェリントンから仕掛け的動向となるかは注目しなければならない。 ただし、週末には米雇用統計を控えていることからは、こういった動向も週央から週末では調整が入る可能性も高く、あまり付いていくことには疑問も残る。 ただし、ドルがテクニカル的にも強い局面を際立たせていることからは、こういった材料でのDipsでは、ドルを買う方向で検討した方が良いだろう。 また、その他では、木曜日にBOEとECBの金融政策の発表があり、この辺での利下げの思惑はドルの下値を堅くする可能性がある。 また水曜日から金曜日にかけては、スコットランドで開催される主要国(G8)首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の行方も注目されるが、為替が特に議題の上る状況とは見えないが、会議には中国の胡錦濤国家主席も参加することから、人民元の切り上げ問題の再燃がドル円相場の波乱要因だが、こういった思惑で下げる局面では、ドル円は積極的に買いとなりそうだ。 
 テクニカル的には中長期ではドルが買われ過ぎ水準にあるが、未だ反転の兆しが見えず、今一歩ドル買いが継続しそうで、どこまで上値拡大できるかが注目される。 特にユーロドル、ポンドドル、ドルスイスでは、短期はドル買いサインがはっきりとしている。 ユーロドルは、1.1950を割り込んだことから、昨年4月26日の安値1.1759が視野に入る。 ポンドドルは、昨年5月14日の1.7482、 ドルスイスも4月26日の高値1.3225が今後の注目となる。 またオセアニアのオージードル、NZドルは、短期・中長期ともドル買いサインとなり、オージードルは0.74ミドルを割り込むと深刻で、NZドルは0.69を割り込んだことから、0.65までの下落リスクとなる。 ドルカナダだけが、中長期に強いドル売りサインを出しているが、短期はゴールデン・クロスとなり、ドルの買い戻しが出る可能性からは注意が必要となり、1.22前半が底堅いことから、1.2575−80を守れるかがポイントとなる。 ドル円は、短期・中長期とも中途半端な位置からドル売りサインをドル買いに変えていることからは、非常に強い形が見える。 111円を超えたことから、昨年7月29日の横足やフィボナッチ・プロジェクションからは、112.00−50ゾーンは注目される。 
 一方クロス円では、若干まちまちのサインとなっているので面白い。 ポンド円、オージー円、NZ円の高金利系は、短期が売りサインとなっているが、ユーロ円は先行していた分、買いサインに変わっており、 ユーロポンドの短期の買いサインと合わせてみても、ユーロ円は、今後しっかりとしそうだ。 ユーロ円では、上値の134.40−85の節目の上抜けができるかがキーとなる。 またカナダ円は、先週90円台へ突入して、唯一しっかりとした動向から、中長期的には買いサインとなっているが、 短期のサインは買われ過ぎで微妙な状況。少し様子見を見たほうが良いだろう。 88.50−89.00の維持が今後の上昇には必要と思われる。 また、予想外に売り込まれていたスイス円は、短期が買いサインに代わり、中長期が売られ過ぎにあることからは、ドルスイスの売りが先週先行したことからは、思ったよりしっかりするのかも知れない。 ただし、上値は86.80−87.20近辺の上抜けが出来ないと88円台への上昇は難しい。   
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/06/27
 to  2005/07/01
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 109.13 111.79 109.13 111.78 買い 買い
ユーロドル 1.2091 1.2122 1.1940 1.1959 反転下落 売られ過ぎ
ポンドドル 1.8226 1.8315 1.7673 1.7675 売り 売られ過ぎ
ドルスイス 1.2725 1.2979 1.2664 1.2965 再上昇 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.2337 1.2429 1.2237 1.2423 GC 売り
オージードル 0.7694 0.7702 0.7495 0.7520 売り 売り
NZドル 0.7052 0.7093 0.6800 0.6839 売り 売り
ユーロ円 132.10 134.40 132.10 133.65 買い 売られ過ぎ
ポンド円 198.98 200.38
197.03
197.57 売り 売り
オージー円 83.86 84.67 83.76 84.05 売り 揉み合い
NZ円 77.01 77.57 76.09 76.45 売り 売り
カナダ円 88.42 90.60 87.31 89.99 反転上昇 買い
スイス円 85.78 86.58 85.77 86.23 買い 売られ過ぎ
週間の予定
from 2005/07/04
to 2005/07/08
7/4(月)=米国休場(独立記念日)、(日) 6月マネタリーベース、(豪) 5月貿易収支、(英) 6月マネーサプライM0、(ユーロ圏) 5月生産者物価指数

7/5(火)=(独) 5月小売売上高指数、(英) 6月外貨準備高、(ユーロ圏) 5月小売売上高、(米) 5月製造業受注指数、

7/6(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲッ卜、(日) 5月景気動向調査・速報、(仏) 5月財政収支、(英) 5月鉱工業生産指数、5月製造業生産高、(独) 5月製造業受注、(米) 6月ISM非製造業景況指数、プール米セントルイス地区連銀総裁、「グリーンスパン議長退任後のFRBの金融政策」と題するパネル討論会出席(サンフランシスコ)、主要国首脳会議G8(8日まで、英グレンイーグルス)

7/7(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(豪) 6月失業率、(スイス) 6月失業率、(英) BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表、(加) 5月住宅建設許可、(米) 週間新規失業保険申請件数、(加) 6月Ivey購買部協会指数、

7/8(金)=(日) 6月マネーサプライM2+CD、(日) 5月全世帯家計調査-消費支出、5月機械受注、(独) 5月貿易収支、5月経常収支、(日) 6月景気ウォッチャー調査、(加) 6月失業率、(米) 6月失業率、6月非農業部門雇用者数、5月卸売在庫、5月消費者信用残高、ホーニグ米カンザスシティー地区連銀総裁、経済見通しについて講演(ネブラスカ州)

2005年06月26日
 引き続き先週もドルは堅調な流れを継続して、 ユーロドルは1.2240を上値に、遂に1.20を割り込んで下落となったが、 1.1981へ急速な下落から大口の買いにぶつかって急反騰となった。 一旦この位置が下値になるかは、今後の動向次第となるため、特に今週のユーロドルの動きには注意しなければならない。 またドル円は、108円を割れずに底堅い展開が継続しており、週後半は欧州通貨の売りで、厳しかったクロス円はドル円の堅調さに救われている感じ。 今後もこのドル円の堅調さが継続するのか? それともクロス円と一緒に下落するのかは注目される。 
 材料的には、30日(木)の米FOMCが最大の注目となるが、 利上げはコンセンサスだろうから、それは良いとして、据え置きのケースやその後の声明で、利上げ打ち止め感が出るようなら注意となる。 その他では1日(金)には日本の日銀短観が発表されるため、この辺がドル円の正念場となりそうだ。 また4日は米国が独立記念日で休日となるため、週末のロング・ホリデーを控えた動向には注意しなければならない。
 個別では、 ドル円は短・中長期ともサインが中途半端な位置で買いサインを継続していたが、何故か短期が反転下落となっているの不可思議。 109円後半が重いことが原因のようだが、108.50を割れたのに、下落が限定されていることも納得できず、あまりやる気が起こらない。 下げるなら、相応に下げてから反発すれば、逆に上抜けも可能と見れるが、上値ではしつこく売りが出ることも事実のようで、当面サイド・ライン的動向は仕方なさそうだ。 ユーロドルは、短期の買いサインが比較的早くから出ているのにダイバージェンス的に1.1981まで急落となった。 今週も短期は買いサインで、中長期は売られ過ぎもピークにあることから反転期待だが、既に第3波のエクステンションが1.2017で終了したと仮定すると1.1981が第5波のトップとなるか? 見極める必要となり、 まずは1.2160の上抜けが焦点。 これを超えて1.2300のダブル同時線を越えると、相応のアク抜け感が出る感じ。 ただし、1.2350から1.2465までの日足の窓ゾーンは当面Capされる可能性が高い。 ポンドドルは、引き続き1.80を維持して底堅い感じが継続しており、サインも早くから買い気味となっているが、チャートからは強い形状が見えず、強いて言うと1.80−1.84のレンジ相場的。 これを逆説的に考えるとユーロドルが反発に入った場合に、ユーロポンドが買われて、ポンドドルはそう上昇できない可能性となる。 またユーロポンドでは、チャートの重要なポイントとなる0.6550を今回は試せずに、0.66で下値を終了させるケースを想定したい。 上値は0.6750の上抜けがひとつのポイント。 ドルスイスも短期は売りとなっているが、チャートからは内部トレンド・ラインを形成して強い形が見える。 1.25ミドルがひとつの焦点となりそうだが、これを割れて1.24がターゲットも、1.22を割るのは当面厳しそうだ。 また上値は1.28ミドルを超えると1.32前半までが想定され、他がドル売りとなってもスイスが弱いイメージはぬぐえない。 ドルカナダは、いつも異質だが、早々と下落に入っていることから、既に短期を売られ過ぎにおいており、今後ドル売り気味となっても、ドルカナダではついて行かないケース可能性も想定されるが、一旦1.2220から1.2530でのレンジ的推移となりそうで、 これがインサイドに入ってくるなら1.2250−1.2500のレンジのイメージ。 下値の1.2220−50を割れるかが大きな注目となりそうだ。 一方オセアニアは、比較的堅調であったことから、逆にオージードルもNZドルも短期が反転下落となっており、チャート上も駄目な形。 オージードルは折角レジスタンス・ラインを上抜けたにも関わらず、上値つきが顕著で、0.78前半がトピッシュとなり0.77を維持できなかったことが大きい。 0.76割れまでは入る感じ。 NZドルは0.72がCapされて、最低良くて0.6950から0.7200のレンジ相場程度となりそうだ。
 またクロス円では、全体的に先々週までの堅調な動向から、厳しい感じに変わっている。 チャート上もテクニカル的に厳しい処に迫って、どうにかドル円の上昇に、騙し的に助けられた形だが、こういった動向が継続するかは疑問も多い。 個別では、ユーロ円は130.75の安値を更新したが、ユーロの反発に上昇となっているが、 サインは下落気味。 今後132円ミドル、133円ミドルを超えられるかで決まりそう。 ポンド円は、やはり短期を売りサインに変えて、日足のサポートを下方ブレイクしたが、下値を197円前半でホールドして、下落は加速していない。 ただし、194.10−20をリバース・トップとしたリバースH&Sの可能性からは、199.50−80ゾーンをネック・ラインとして、200円以上を期待する状況とは見えない。 当面197円ミドルから199円ミドル程度のレンジから、これを196円から197円ミドルのレンジに変えるかが焦点となり、その場合は195.50への瞬間的な再トライの可能性も見ておきたい。 またオージー円、NZ円は堅調な流れであったが、それぞれ85円、78.30で先週トップをつけて、調整は必死な状況。 短期のサインは売りサインで、中長期もあまりよくない。 オージー円では、83.00−30やNZ円では76円程度への下落も想定したい。 一方カナダ円は、先週以前からの堅調さから短期が既に買われ過ぎとなっていることからは、89円前半は注意しなければならない。 ただし、チャート上はチャンネルを守って良い形に見える。 ドルカナダ次第であることは間違いないが、ドルカナダが1.22前半を割れるかどうかで、面白い展開となりそうだ。 スイス円は、売りが先行したせいか、唯一短期が堅調な買いサインを出しているが、チャート上は駄目そう。 84円ミドルを割れるなら相場は崩れる可能性から注意が必要となる。 ただし、ドルスイスが売りサインになっていることからは、こちら次第となることからは、ドルスイスが1.28ミドルを超えないなら、スイス円でも未だ大きく下落できない可能性となるが、それでも上値は重そうで、あまり買うイメージが持てない。    
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/06/20
 to  2005/06/24
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 108.64 109.61 108.15 109.04 反転下落 反転上昇
ユーロドル 1.2227 1.2240 1.1981 1.2097 買い 売られ過ぎ
ポンドドル 1.8283 1.8331 1.8123 1.8245 買い 売られ過ぎ
ドルスイス 1.2618 1.2842 1.2615 1.2743 売り 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.2292 1.2426 1.2267 1.2337 売られ過ぎ 売り
オージードル 0.7779 0.7809 0.7665 0.7694 反転下落 再反落
NZドル 0.7171 0.7187 0.7037 0.7052 反転下落 売り
ユーロ円 133.13 133.15 130.62 131.90 下落気味 売られ過ぎ
ポンド円 198.62 199.77
197.39
198.82 反転下落 売り
オージー円 84.51 85.02 83.66 83.86 売り 再下落
NZ円 77.90 78.34 76.70 76.89 反転下落 売り
カナダ円 88.32 88.98 87.68 88.40 買われ過ぎ 反転上昇
スイス円 86.19 86.19 84.84 85.58 買い 売り
週間の予定
from 2005/06/27
to 2005/07/01
06/27(月)=(独) 6月IFO景況指数、(ユーロ圏) 4月経常収支・季調前、(米)4月シカゴ地区連銀中西部製造業指数、国際決済銀行(BIS)中央銀行総裁会議(バーゼル)

06/28(火)=(NZ) 5月貿易収支、(日) 5月大型小売店販売額・速報、5月小売業販売額・速報、(米) 6月消費者信頼感指数

06/29(水)=(日) 5月鉱工業生産・速報、(仏) 5月生産者物価指数、(英) 5月消費者信用残高、5月マネーサプライM4・確報、(スイス) 6月KOF先行指数、(米) 第1四半期GDP・確報、第1四半期個人消費・確報

06/30(木)=(NZ) 5月住宅建設許可、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(スイス) 6月消費者物価指数、(仏) 6月消費者信頼感指数、5月失業率、第1四半期GDP・確報、(独) 6月失業率、(英) 第1四半期GDP・三次発表、6月GFK消費者信頼感調査、(ユーロ圏) 6月業況判断指数、6月消費者物価指数・速報、(日) 外国為替平衡操作の実施状況、(加) 4月GDP、(米) 5月個人所得、5月個人支出、コアPCE、 週間新規失業保険申請件数、6月シカゴ購買部協会景気指数、FOMC政策金利発表

07/01(金)=(日) 5月失業率、5月有効求人倍率、5月全国消費者物価指数、6月東京都消費者物価指数、日銀短観・大企業製造業業況判断DI、(豪) 5月住宅建設許可件数、5月小売売上高、(ユーロ圏) 5月失業率、(スイス) 6月SVME購買部協会景気指数、(米) 6月ミシガン大消費者信頼感指数-確報、(米) 5月建設支出、6月ISM製造業景況指数、米債市場は半日取引  

2005年06月20日
 先週はドルが堅調な地合も、週末にはこれまで積みあがったドル・ロングの巻き返しがおきたが、ドル円では、クロス円の買いからしっかりの展開となった。 また今朝方早朝には、週末の欧州連合(EU)首脳会議が紛糾したことで、ユーロを中心に大きくドルの買い戻しとなり、GAPを空けたが、その後は引き続き高値でのドル売りが出ているようだ。 今週もこういったドル・ロングのポジションがどれだけ掃けるかが注目となる。 特に今週は材料に薄く、米国では、20日の5月景気先行指数、後は23日の耐久財受注ぐらいで、翌週30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、テクニカルな面が全面に立ちそうだ。 後は21日のドイツのZEW景況感調査、22日の英BOEのMPC議事録ぐらい。
 個別では、ユーロドル、ポンドドルとも中長期を売られ過ぎにおいて、短期が買いサイン。 ユーロドルは、1.2350処を越えるかが注目となり、超える展開なら1.24ミドルが視野に入る。 ポンドドルは、1.8350から1.8435ぐらいのレジスタンス・ゾーンに注目となる。 ドルスイスは中長期を買われ過ぎにおいて、短期は売りサイン、1.2425−30を割れるとトレンドが崩れる形。 ドルカナダは短・中長期とも売りサイン転じており、1.22の下方ブレイクが注目される。 またオージードルも短・中長期とも買いサインで、しかも、既にレジスタンスを上抜けていることからは、上昇期待だが、0.7830−50ゾーンを上抜けると再度の0.80トライ期待となる。 NZドルは、短期は買いサインだが、l改善が遅れており、中長期は売りサインを継続している。 また、少し変なサインがドル円で、短期が売りサインの半端で反転上昇しており、中長期もサインが曖昧な状況。 この影響からか、クロス円では、ほとんどの通貨ペアで買い方に転じている。 ドル円では、107.77から108.45の日足の窓への突入が下落のステップとなりそうだ。 
 一方クロス円では、ユーロ円が短期は買いサイン、中長期が売られ過ぎゾーン。 131円台後半にサポートをおいて、揉み合い気味となりそう。 ポンド円は短期が買いだが、中長期には売りが残っている形。 199.30−50ゾーンの上抜けは注目したい。 またこのところ堅調なオージー円は、短期が既に買われ過ぎゾーンだが、中長期が買いサインに転じて、85.00−30ゾーンの高値ゾーンを上抜けるかが注目される。 またNZ円は、出遅れ気味から短期は買いサインでまだ若い。 スイス円、カナダ円も短期が買いサインに変わり、こういったサインが今週もドル円を下げづらくさせる見込みとなる。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/06/13
 to  2005/06/17
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 108.67 109.72 108.45 108.57 反転上昇 揉み合い
ユーロドル 1.2118 1.2289 1.2017 1.2286 反転上昇 売られ過ぎ
ポンドドル 1.8125 1.8310 1.8002 1.8308 買い 売られ過ぎ
ドルスイス 1.2690 1.2793 1.2567 1.2577 売り 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.2517 1.2589 1.2284 1.2288 売り 売り
オージードル 0.7613 0.7781 0.7589 0.7780 買い 買い
NZドル 0.7058 0.7181 0.7035 0.7171 買い 売り
ユーロ円 131.68 133.47 131.17 133.38 買い 売られ過ぎ
ポンド円 196.96 199.28 196.36 198.74 買い 売り
オージー円 82.73 84.74 82.54 84.47 買われ過ぎ 反転上昇
NZ円 76.70 78.10 76.67 77.86 買い 反転上昇
カナダ円 86.84 88.40 86.54 88.32 反転上昇 反転上昇
スイス円 85.63 86.39 85.34 86.31 買い 売り
週間の予定
from 2005/06/20
to 2005/06/24
6/20(月)= (日) 日銀金融政策決定会合議事要旨、北城経済同友会代表幹事講演、「小泉構造改革:これまでの評価と今後の課題」、(スイス) 第1四半期鉱工業生産、(英) 5月マネーサプライM4・確報、(米) 5月景気先行指数、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁、バージニア銀行協会で講演、米EUサミット(ワシントン)

6/21(火)=(スイス) 5月貿易収支、(独) 6月ZEW景況感調査、(加) 4月小売売上高、(米)オルソン米FRB理事、上院銀行委員会で証言

6/22(水)=(日) 5月通関ベース貿易収支、(英) BOE議事録、(ユーロ圏) 4月貿易収支、(加) 5月景気先行指数

6/23(木)=(NZ) 第1四半期経常収支、(日)週間対外及び対内証券売買契約等の状況、4月第3次産業活動指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、5月中古住宅販売件数

6/24(金)=(NZ) 第1四半期実質GDP、(日) 5月企業向けサービス価格指数、(加) 5月消費者物価指数、(米) 5月耐久財受注、5月新築住宅販売件数

2005年06月11日
 先週の相場は、引き続きドルが堅調な地合を継続した。 どうにか1.22台を保っていたユーロドルは、1.23ミドルが重く、週末には遂に1.2160を下方ブレイクして、新値をつけた。 また少し意外感が強いがドル円は、クロス円の上昇を伴って大きく108円後半まで上昇となった。 この展開から今週もドルの堅調な相場が継続するかが注目となるが、今週はあまり大きな材料に薄い。 注目は15日(水)の対米証券投資と17日(金)の米第1四半期経常収支ぐらいだが、テクニカルな面で動きそう。 特に最近の相場を見ると、経済指標の発表前は警戒感からドル買いに慎重も、発表後は、安心感を伴ってドル買いとなるパターンが続いている。 このことから見てもファンダメンタルズ相場というよりは、トレンド相場の感となっており、全体的なドル買いのイメージが崩れるまでは、安易なドル売りは注意しなければならない。 
 個別では、ユーロドルとポンドドルは、中長期が既に売られ過ぎ。 短期はユーロドルが折角の売られ過ぎからの反発をダイバージェンス的に崩した形。 下値も後一歩の感が強いが、1.20台は必死の状況だろう。 ポンドドルは、金利据え置きにも関わらず、ユーロに利下げ圧力があるため、ユーロポンドの売りから堅調な展開を継続して、短期は買いサインを守っている。 またドルスイスとドルカナダは、やはり中長期はドルの買い過ぎレベル。 短期はドルスイスはユーロと歩調を合わせる形。 ドルカナダは、ポンドと歩調を合わせる形となっているのは興味深い。 また、オセアニアは、オージードル&NZドルとも中長期は売りを継続。 短期は買いサインとなっており、特にオージードルは、堅調な経済状況や米国の利上げ打ち止め感から堅調なイメージでいる。 一方ドル円は、中長期に売りサインを週末の急上昇で再反転させているが、少し疑問も多く様子を見たほうが良い。 未だ短期は売りサインとなっており、第5波を108.90手前でダブル・トップさせて、時間的に早すぎるが既にA下落が終了?とも思わせる動向。 騙して的な可能性もあり、注意したい。
 一方クロス円は、全般的に軟調ながら、ばらばらの展開。 特にユーロ円は弱く、既に短期は売られ過ぎゾーン。 130.70−75が下値を守れるかが注目となる。 一方ポンド円は、194.10−20の安値から堅調な反発地合となっており、短期は買いサインをコンファームした。 198、199.30−50処を目指せるか?注目される。 またオージー円は、短期を売りから中途で再上昇に変えて、日足レジスタンスを上回ったあことから良いシグナルが出ている。 ただし、戻りでは売りたい向きも多いことからは、上値追いは注意しなければならない。 その他はNZ円は短・中長期とも売りサイン。 カナダ円は、堅調であったことから、既に短期が売りサインに変わり、週末のドル円の上昇で反転気味で、スイス円は売られ過ぎにある。 兎も角クロス円では、週末のドル円の上昇を今週どう消化していくかがポイントとなりそうだ。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/06/06
 to  2005/06/10
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 107.69 108.69 106.50 108.67 売り 再上昇
ユーロドル 1.2236 1.2355 1.2107 1.2118 再下落 売られ過ぎ
ポンドドル 1.8152 1.8404 1.8109 1.8125 買い 売られ過ぎ
ドルスイス 1.2505 1.2701 1.2411 1.2690 再上昇 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.2469 1.2597 1.2426 1.2517 売り 買われ過ぎ
オージードル 0.7562 0.7703 0.7553 0.7613 買い 売り
NZドル 0.6996 0.7169 0.6994 0.7058 買い 売り
ユーロ円 131.76 131.89 130.74 131.68 売られ過ぎ 売り
ポンド円 195.44 196.97 194.13 196.96 買い 売り
オージー円 81.42 82.81 81.32 82.73 再上昇 売り
NZ円 75.36 76.74 75.34 76.70 売り 売り
カナダ円 85.35 87.01 85.30 86.84 売り 売り
スイス円 85.96 86.06 85.38 85.63 売られ過ぎ 売り
週間の予定
from 2005/06/13
to 2005/06/17
6/13(月)=オーストラリア休場(女王誕生日)、(NZ) 4月小売売上高指数、(日) 第1四半期GDP・二次速報、4月鉱工業生産・確報、4月設備稼働率・確報、(英) 5月生産者仕入・出荷価格指数

6/14(火)=(豪)NABビジネス・サーベイ、(日) 日銀金融政策決定会合(〜15日)、(仏) 5月消費者物価指数、(英) 5月消費者物価指数、5月小売物価指数、RICS住宅価格、 (米) 5月生産者物価指数、5月小売売上高、リッチモンド地区連銀のラッカー総裁、サウスカロライナ州で講演、 バイズFRB理事、サウスカロライナ州で講演、セントルイス地区連銀プール総裁、ニューヨークで講演、マクファーレンRBA総裁講演

6/15(水)=(豪)6月消費者信頼感指数、(日) 日銀金融政策決定会合(14日〜発表)、6月金融経済月報・基本的見解、(英) 5月失業率、(米) 5月消費者物価指数、4月企業在庫、(米) 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、4月対米証券投資、5月鉱工業生産、5月設備稼働率、(英) 4月景気動向指数、 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)、 コーンFRB理事、ニューヨークで講演、ボストン地区連銀のミネハン総裁、同連銀主催行事で挨拶、OPEC臨時総会

6/16(木)=(豪)RBA月間リポート、(日)週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(日) 6月金融経済月報・全文、4月機械受注、(スイス) スイス中銀金融政策発表、(英) 5月小売売上高指数、(ユーロ圏) 5月消費者物価指数、(米) 5月住宅着工件数、5月建設許可件数、(米)週間新規失業保険申請件数 、6月フィラデルフィア連銀景況指数、 ボストン地区連銀のミネハン総裁、同連銀主催の会議で挨拶、 カンザスシティー地区連銀ホーニグ総裁、景気見通しについて講演、クリーブランド地区連銀ピアナルト総裁が講演、EU首脳会議

6/17(金)=(日) 4月景気動向指数・確報値、(仏) 4月経常収支、(ユーロ圏) 4月鉱工業生産・季調済、(加) 4月卸売売上高、(米) 第1四半期経常収支、(米) 6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、EU首脳会議

2005年06月04日
 先週はドルの買戻し一色の週となった。 特にユーロドルの下落はすさまじくEU憲法批准投票の問題がユーロ売りの格好の材料とされた形。 この間の米国の悪い指標は完全に無視されていることからも、 ファンダメンタルズを無視して、双子の赤字や中国元切り上げのテーマが小康状態を保っている間に、「ユーロ安」がひとつのテーマとなったと言って良いだろう。 特に米国の雇用統計は悪く、 一部6月には米国の利上げも最終局面となるとの話しもある。 従って、こういった安易なドル売りはいずれしっぺ返しを喰らうと見られるが、 このようにスパイラル的な下落となれば、マーケットでは、戻りでのユーロ売りに安心感が蔓延し、 金曜日のように、戻りを売っておけば、「おいしい思い」が出来るうちは、こういったユーロ売りスタンスは、今週も変わらないと思われる。 ユーロの売りがマーケットに溜まって、こういったポジションが窮地に陥る状態となるまでは、この流れは止まらず、安易なレベルでの買い戦略は危険となる。 ユーロが下値をつけて、「こつん」と来てからでも買いは遅くはなく、その場合上値余地は比較的大きいだろう。 材料的には、今週米国では、週末の5月貿易収支、4月財政収支につきる。 またその他では、豪州、NZ、英国の金融政策会議が注目されるが、グリーンスパンFRB議長が2度程登場するので注意。 6日は中国人民銀行で開催される国際通貨会議(IMC)に、衛星通信を通じて講演があるらしいく、9日は経済見通しについて上下両院経済合同委で証言するとのことだから、中国元問題や金利に関する発言には目が離せない。 更に週末はロンドンでG7財務相・中銀総裁会議があるが、まさかユーロの問題は出ないと思うが、中国元の問題が出る可能性は残るが、マーケットがそろそろ飽きて来ているから、グリーンスパンやG7でのドル円の下落では買場にされるリスクもありそう。
 個別では、中長期はユーロドル、ポンドドルは売られ過ぎにあり、短期は売られ過ぎから反転気味。 ダイバージェンスに気をつけなければならないが、最低突っ込んで売る状況ではなく、トレンドからは反転を待っての戻り売りが基本となるが、 ユーロドルでは、フィボナッチと横足からは、1.2125−45、1.2040−60を一旦のターゲットと見ている。 この位置ではベンチャー買いも。 ポンドドルは、ユーロポンドの売りから、しっかりとしているが、不気味な感じ。 今後1.8075を割れると1.77台へ突入の可能性となるので注意。 またドルスイスとドルカナダは、中長期は未だ買いだが、短期は買われ過ぎで、反転下落気味。 オージードルとNZドルは、中長期は未だ売りサインを継続しているが、短期はオージードルは買いだが、NZドルは、既に反転下落となっている。 両通貨とも今週の金利政策に注目が集まるが、オージードルは、0.7430−50の維持が注目される。 またドル円は、中長期、短期とも買われ過ぎから反転下落気味。 実際相当しっかりとしているが、特に108.90で上値を抑えられて、ダブル・トップ気味の日足チャートからは、106.00−55を割れると下落が拡大する形となる。 
 一方クロス円では、 すべてが中長期にが売りサインで、短期も直近の売られ過ぎからの反発を駄目にして、売りサイン気味となっている。 特にユーロ円は既に大きく下落となっており、 今後130.50−131.00ゾーンが一旦のターゲットとなり、上値は133円ミドルが回復の目処。 またポンド円は、195.50−198.00で揉みあっていたが、そろそろ下落を開始する雰囲気となり、194.50を割れると、190円台が再度見える可能性となる。 またオージー円は未だしっかりとしているが、81円を次に割れると注意。 NZ円は75.30−50が鬼門。 カナダ円は、87円前半がトピッシュだが、85円処は堅い感じ。 スイス円は、85円を割れると83.50が鬼門となりそうだ。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/05/30
 to  2005/06/03
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 107.97 108.87 107.45 107.69 反転下落 反転下落
ユーロドル 1.2575 1.2575
1.2177 1.2236 反転下落 売られ過ぎ
ポンドドル 1.8241 1.8258 1.8077 1.8152 反転下落 売られ過ぎ
ドルスイス 1.2305 1.2598 1.2315 1.2525 反転下落 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.2542 1.2628 1.2423 1.2469 売り 買い
オージードル 0.7633 0.7634 0.7443 0.7562 買い 売り
NZドル 0.7146 0.7146 0.6958 0.7001 再下落 売り
ユーロ円 135.75 135.75 131.67 131.76 売り 売り
ポンド円 196.95 197.34 195.21 195.44 反転下落 売り
オージー円 82.37 82.37 81.12 81.42 反転下落 売り
NZ円 77.10 77.10 75.28 75.38 反転下落 売り
カナダ円 86.04 87.12 85.64 86.36 反転下落 売り
スイス円 87.67 87.67 86.26 85.94 反転下落 売り
週間の予定
from 2005/06/06
to 2005/06/10
6/6(月)=ニュージーランド休場(女王誕生日)、(スイス) 5月失業率、(加) 4月住宅建設許可、5月Ivey購買部協会指数、欧州議会会議(〜9日)、グリーンスパンFRB議長、中国人民銀行で開催される国際通貨会議 (IMC)で講演。衛星通信を通じて会合に参加、ダラス地区連銀のセミナーにフィッシャー総裁が参加

6/7(火)=(日) 4月全世帯家計調査-消費支出、(仏) 4月財政収支、(米) 4月消費者信用残高、EU財務理事会、バイズFRB理事、シカゴで講演、ダラス地区連銀のセミナーにフィッシャー総裁が参加、グラムリッチFRB理事、ミルウォーキーで講演

6/8(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、(日) 5月マネーサプライM2+CD、4月景気動向調査・確報値、5月景気ウォッチャー調査、(加) 5月住宅着工件数、(米) 4月卸売在庫、グラムリッチFRB理事、ミルウォーキーで講演、バイズFRB理事、ボストンで講演

6/9(木)=(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(日) 4月貿易収支、4月経常収支、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、 (豪) 5月失業率、(日) 5月消費者態度指数、(独) 4月貿易収支、(独) 4月経常収支、(英) 4月鉱工業生産指数、4月製造業生産高、BOE政策金利発表、(米) 週間新規失業保険申請件数、シカゴ地区連銀主催のコンファレンスで、モスコウ総裁が開会挨拶、グリーンスパンFRB議長、経済見通しについて上下両院経済合同委で証言、インテル業績中間報告

6/10(金)=(日) 5月企業物価指数・速報、(仏) 4月貿易収支、4月鉱工業生産指数、(ユーロ圏) 第1四半期経常収支、(加) 5月失業率、(米) 4月貿易収支、5月輸入物価指数、5月月次財政収支、フィラデルフィア地区連銀のサントメロ総裁、ワシントンで講演 、G7財務相・中銀総裁会議(ロンドン、〜11日)

2005年05月30日
 先週はドルがしっかりとした地合が継続した。 ユーロドルは、1.25を若干割れ、 ポンドドルも1.82を割れた。 ただし、ドル円は、比較的狭い範囲の動向となり週間でも107.25から108.30と1円05銭しか動いていないのは驚きとなった。 その分ユーロ円が軟調な展開となったが、そのユーロ円も4月29日の134.40以降は、134.85から136.25で、ほぼ135円台をメインとしたレンジ相場を1ヶ月近くも継続している。 いずれどちらかの方向性となるとは思われるが、ユーロドルがチャートの節目を割れてくるかが最大の注目となると思われる。
 今週の材料はなんと言っても、週末の米雇用統計に注目が集まるが、今回は前回が良すぎただけに、17万程度のNFPの予想。 あまり良い数値とは見えず、良かったり、悪かったりの繰り返しのようだ。 また、その他は、月曜日が英米が休日なことから、火曜日からほんちゃんの動向と見られるが、月曜日早朝から、ほぼ織り込みと見られていたEUのフランス国民投票の結果で、売り込まれたのは意外感が強い。 ただし、月曜日の早朝の動きは騙しとなることもあるので注意が必要となる。