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2006年07月30日
 先週の外国為替市場は、引き続き8月8日のFOMCを睨んでの展開となったが、結局米べージュブックが米景気減速を明確に示したことや米第2四半期GDP速報値が予想を下回ったことでドルが軟調に終了した。 ユーロドルは、独7月IFO業況指数が予想ほど悪化せずに、8月3日のECB理事会での利上げ期待から堅調に推移し、1.2559から1.2772へ上昇した。 ポンドドルも主だった材料が不在だったが、ユーロドルにつれて1.8385から1.8676まで上昇、 ドル円は、人民元追加切り上げ観測が引き続き上値を押さえ、117.40から114.61まで下落した。 ただし、下値では簡保の買いが噂された。 その他では、せっかく戻り歩調となっていたNZ相場が、政策金利の据置やポラード総裁の「現状のサイクルで、再度利上げを実施する予定は無い」との発言を受けて、急落気味となり、NZドルは0.6144まで値を下げ、 NZD円も70円後半に押し戻された。 一方クロス円は総じて堅調な展開も、週末にはこの処の買われ過ぎの反動から値を崩して週末を終了した。 ユーロ円は148.07と直近市場高値を更新する瞬間もあったが、週末には146.13まで下落して引け、 ポンド円は先々週につけた高値を越えられずに、213.66まで調整、 オージー円は、堅調な経済指標から8月利上げ期待感が高まり一時88.90の高値まで上昇したが、その後は調整的な利食いが先行して、87円後半に押し戻されている。
 今週の注目は、引き続き今週発表される米経済指標が8月8日のFOMCを前に、「米利上げサイクル終了」との思惑をフォローするかが最大の注目となる。 この点において金曜日の米雇用統計が注目されることは当然のことだが、それを前にISM製造業・非製造業景況指数の雇用部門の数字、チャレンジャー社の7月米企業人員削減数や前月波乱を巻き起こしたADP全米雇用報告が水曜日に発表されるので注意しなければならない。 特にこのADP全米雇用報告の数字は、前回大幅な雇用者数の増加を示して、市場に失望を与えているだけに、今回どういった数字となるかは非常に興味深い。 未だ実績の低い数字であることから信頼感を置くことは出来ないが、兎も角市場に一定の波乱を巻き起こす可能性には注目したい。 その他でも材料の多い週ではあるが、米国では直近強い懸念が示されているインフレ関連の指標に注目しておかなければならず、こういった面ではドルが買い戻される局面も想定しておきたい。 また金融政策面では、直近利上げ期待の高い豪州準備銀行の政策金利発表、未だ利上げとは行かない英MPC、ほぼ100%利上げが織り込まれたECB理事会と波乱が想定されるので、気の抜けない週となりそうだが、ほぼ利上げが織り込みのオージー相場とユーロ相場が、決定後どういった反応を示すかは注目しておきたい。 また、要人発言としては、プール米セントルイス地区連銀総裁、イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁、スターン米ミネアポリス地区連銀総裁などの講演があり、FRBの金融政策に対するヒントが見られるか? また新に米財務長に就任したポールソン氏の講演では、氏がどういったドル政策を目指しているかに注目が集まると見られる。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/07/24
 to 
2006/07/28

通貨ペア

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ドル円

116.19

117.40

114.61

114.64

ユーロドル

1.2693

1.2772

1.2559

1.2761

ポンドドル

1.8585

1.8676

1.8395

1.8631

ドルスイス

1.2368

1.2547

1.2307

1.2326

ドルカナダ

1.1380

1.1459

1.1283

1.1317

オージードル

0.7523

0.7676

0.7503

0.7673

NZDドル

0.6236

0.6276

0.6144

0.6176

ユーロ円

147.49

148.07

146.13

146.28

ポンド円

215.93

216.36

213.66

213.66

オージー円

87.40

88.90

87.34

87.99

NZD円

72.43

73.32

70.79

70.81

カナダ円

102.10

102.89

101.34

101.34

スイス円

93.95

94.03

92.95

93.01

週間の予定
from 2006/07/31
to 2006/08/04

7/31(月)=(日) 6月鉱工業生産・速報、6月新設住宅着工戸数、6月大手建設工事受注、外国為替平衡操作の実施状況、(独) 6月小売売上高指数、(英) 6月マネーサプライM4・確報、6月消費者信用残高、(ユーロ圏) 7月消費者物価指数・速報、7月景況感・業況感指数(未定)、(加) 5月GDP、(米) 7月シカゴ購買部協会景気指数、(その他)安倍官房長官と経団連首脳との会談、安倍官房長官会見、プール米セントルイス地区連銀総裁が講演、イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演、ノルウェー輸出金融公社NZドル建て債(発行額4750万NZドル)、オーストラリア・コモンウェルス銀行円建早期償還条項付利率ステップアップ型社債(発行額210億円)

8/01(火)=チューリッヒ市場休場(ナショナルデー)、(豪) 6月住宅建設許可、(日)10年利付国債の入札結果、6月末税収実績、(独) 7月失業率、(ユーロ圏) 6月失業率、7月ユーロ圏製造業PMI(未定)、(米) 7月米企業人員削減数、6月個人所得、6月個人支出、6月PCEコア・デフレータ、6月建設支出、7月ISM製造業景況指数、6月中古住宅販売保留、7月米自動車販売台数、(その他)国際協力銀行総裁会見、ポールソン米財務長官が米・世界経済についてコロンビア大学で講演

8/02(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、6月小売売上高、第2四半期小売売上高、(日) 7月マネタリーベース、(スイス) 7月SVME購買部協会景気指数、(ユーロ圏) 6月生産者物価指数、(米)住宅ローン・借換え申請指数、米財務省四半期定例入札、ADP全米雇用報告、(その他)水野日銀審議委員が福岡県金融経済懇談会に出席・記者会見

8/03(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、10年物価連動国債の入札結果、(スイス) 7月消費者物価指数、(英) BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 6月小売売上高、7月サービス部門PMI、欧州中銀金融政策発表、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月製造業受注指数、7月米ISM非製造業景況指数、(その他)ラトIMF専務理事講演

8/04(金)=(日)7月末外貨準備等の状況、(独) 6月製造業受注、(加) 7月失業率、7月雇用ネット変化率、7月Ivey購買部協会指数、(米) 7月米失業率、7月非農業部門雇用者数、(その他)スターン米ミネアポリス地区連銀総裁が講演


2006年07月24日
 先週の外国為替市場は、週初「質への逃避」的なドル買いが継続したが、注目のバーナンキ米FRB議長の議会証言やFOMC議事録で、ハト的なFRBのスタンスが示されたことで、今後の利上げ休止の可能性が示唆したことやイスラエル軍がレバノンのヒズボラに対する地上戦を近く拡大する可能性が高まり、週末の地政学リスクから結局ドル売りでNY市場を終了した。ユーロドルは、ドイツの7月ZEW景気期待指数が予想を大幅に下回ったことで一時1.2456まで下落したが、1.2697まで値を回復した。 またポンドドルは、予想を上回る英6月消費者物価指数や小売売上高を受けて、利上げ期待が高まったことから、ユーロポンドの売りを伴って、1.8177を安値に1.8599まで堅調な推移となった。 ドル円相場は、クロス円のキャリー・トレード意欲が強まり、一時117.88まで上昇したが、中国人民元切り上げ一周年での追加切り上げの思惑や本邦輸出企業の売りが上値を押さえ、115.83まで週末には下落した。 ただし、注目の中国人民元の一周年に当たる21日には、中国は預金準備率の引き上げを決定するに留まり、市場の失望感をかった。その他オセアニア通貨は、NZの強い第2四半期消費者物価指数や豪州第2・四半期のオーストラリアの輸入価格が予想を大きく上回ったことで、堅調な推移となった。
  一方クロス円は、日本の金利が当面引き上げられないとの見通しが強く、一時ドル円の下げで値を下げる局面もあったが、キャリー・トレード意欲が強まり堅調な推移となった。 ユーロ円は、ユーロ債の償還・利払い圧力から神経質な展開となるも、安値を146.25に限定して、147.88と今年の高値を再度更新し、ポンド円もユーロポンドの売りもあって、216.58と今年の高値を実現した。またオージー円は利上げ期待が高まり87.18から88.06の高値圏で推移、 NZD円は、73.51の高値まで買い戻しが進んだ。
  今週は先週バーナンキFRB議長の議会証言やFOMC議事録で示された利上げサイクル終了観測が維持されるかが最大の注目となる。そういった面では、特に今週発表される米第2四半期GDPの速報値が、米経済の減速を裏付けるかが最大の焦点となる。 この数字は第1四半期の5%台からは、3%と大幅に悪化が予想されており、一応織り込みとなっていることから、予想数字からのブレが焦点となるので注意。 また、米7月消費者信頼感指数、ベージュブック、6月中古住宅販売件数や新築住宅販売件数もこういった面をフォローするか注目したい。 その他では緊張を高めるイスラエル情勢の動向も懸念となるが、この辺は新興国の株式動向とも絡む問題で、質への逃避と地政学リスクの綱引きとなりそうだ。 
 個別ではユーロ相場は、先週大幅に悪かったZEW景気期待指数を受けて、7月IFO景況指数が注目され、先週急速に利上げ期待が高まったポンド相場では、今週指標の発表がなく、 どう利上げ期待を維持できるかが焦点だが、逆に悪い指標も出る可能性がないことからは、堅調な推移が想定される。 また円相場では、6月全国CPI、7月東京CPIが若干の注目となるが、それよりクロス円を含んだキャリー・トレード意欲の動向が下値支えとなるかがキーとなりそうだ。 一方クロス円は、総じて新値位置にあるユーロ円、ポンド円、スイス円相場が高値更新できるかが大きな焦点となり、直近堅調さを取り戻しているオセアニア通貨クロス円では、NZのキャシュ・レートの変更が予定されているが、特に変更はない見込み。 それより6月NZ貿易収支の発表が波乱材料となるか注目される。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/07/17
 to 
2006/07/21

通貨ペア

Open

High

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ドル円

116.12

117.88

115.83

116.19

ユーロドル

1.2653

1.2697

1.2456

1.2693

ポンドドル

1.8384

1.8599

1.8177

1.8585

ドルスイス

1.2543

1.2597

1.2329

1.2368

ドルカナダ

1.1286

1.1407

1.1263

1.1380

オージードル

0.7532

0.7544

0.7405

0.7523

NZDドル

0.6199

0.6285

0.6167

0.6236

ユーロ円

146.90

147.88

146.25

147.49

ポンド円

213.50

216.58

212.58

215.93

オージー円

87.47

88.06

87.18

87.40

NZD円

72.09

73.51

72.09

72.43

カナダ円

102.90

103.73

101.90

102.10

スイス円

94.10

94.35

93.40

93.95

週間の予定
from 2006/07/24
to 2006/07/28
7/24(月)=(豪) 第2四半期生産者物価指数、(ユーロ圏) 5月製造業受注、(加) 5月小売売上高、(米)2年、5年債入札条件、(その他)片山参院自民幹事長講演「ポスト小泉の課題」

7/25(火)=(日)20年利付国債の入札、(独) 7月消費者物価指数、(ユーロ圏) 5月経常収支、(米) 7月消費者信頼感指数、6月中古住宅販売件数、インフレ連動20年債入札

7/26(水)=(NZ) 6月貿易収支、(日) 6月貿易収支、6月企業向けサービス価格指数、(豪) 第2四半期消費者物価、(独) 7月IFO景況指数、(米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)、2年債入札、(その他)須田日銀審議委員が講演・記者会見、与謝野経済財政・金融担当相講演

7/27(木)=(NZ)RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、2年利付国債の入札、 (米) 6月耐久財受注、週間新規失業保険申請件数、6月新築住宅販売件数、6月米CB求人広告指数、5年債入札   

7/28(金)=(NZ) 6月住宅建設許可、(日) 6月失業率、6月有効求人倍率、6月全国消費者物価指数、7月東京都区部消費者物価指数、6月全世帯家計調査・消費支出、6月大型小売店販売額・速報、6月小売業販売額・速報、(仏) 6月失業率、7月消費者信頼感指数、6月生産者物価指数、(スイス) 7月KOF先行指数、(加) 6月鉱工業製品価格、(米) 第2四半期GDP・速報値、第2四半期個人消費・速報値、7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、(その他)自民党東京ブロック大会

2006年07月17日
 先週の外国為替市場では、金曜日に発表された6月米雇用統計や日銀金融政策決定会合を控えて、週初はドル軟調地合のスタートとなったが、注目の日銀金融政策決定会合で、当面更なる金利の引上げがないとの見方が広まったことや、インドでの列車爆発テロやイスラエルでの紛争が本格化を強めていることを嫌気した、「質への逃避的」なドルの買い戻しが優勢となって週末の取引を終了した。 実際この週に発表された米経済指標は、米貿易収支が予想より改善したことを除くと、米新規失業保険申請件数、米小売売上高やミシガン大消費者信頼感指数と予想より悪い内容が多く、ファンダメンタルズ的なドル買いを支える材料はほとんどなかった。 ユーロドルは、週初の1.2817の高値からロシア企業のIPOに絡むユーロ売りが頭を押さえ、1.2626まで下落した。 ポンドドルは特に材料に薄かったが、ユーロポンドの売りが値を支え、1.8310から1.8522で比較的堅調な推移となり、 ドル円は、日銀が短期金利の誘導目標を0.25%、公定歩合を0.4%に引き上げたが、見方が別れ乱高下気味な推移となるも、 週初の113.45を安値に、機関投資家の買いが下値を支え、 週末には116.39まで上昇して堅調な位置で週末を終了した。 その他では金価格の上昇を受けたオージードルや直近の売られ過ぎの反動からNZドル、ともに堅調推移となったが、ドルカナダは、カナダ中銀が金利を据置、金利の打ち止め感を示したことから、 一時1.1400まで上昇した。 一方クロス円は、人民元の切り上げ思惑が警戒感を誘うも、日銀の利上げが限定的なことから、キャリー・トレードに安心感が高まり、全般的堅調な推移となった。 ユーロ円はユーロ債償還・利払いに絡む売り圧力が強く145.02から147.20で上値の重い推移となったが、ポンド円は209.57から一過性の上昇となり、今年の年初来高値を若干上回る213.74へ上昇し、スイス円も地政学リスクを受けて年初来高値を更新し94.30まで上昇した。 またオージー円は豪州6月雇用者数の大幅増加を受けて金利先高感が高まり、久々高値圏となる87.78まで上昇し、NZ円も72.21の高値をつけている。 またドルカナダがレンジをブレイクしたことから、カナダ円は一時100.62の安値をつけたが、週末には円売りに103.29まで反発している。 
 今週の注目は、日銀金融政策終了後、特にサミットで中国人民元の切り上げ問題が出なかった相場から円売り地合が継続するかが注目されるが、日本サイドでは月曜日の休場から特に主だった材料に薄く、木曜日の6月15・15日分の日銀金融政策決定会合議事要旨と金曜日の武藤日銀副総裁の講演ぐらいだが、ドラスティクな話しは出そうもなく、現状は特段大きな材料とならない見込み。 一方米国では、金曜日を除いて数多くの注目材料があり目が話せない週となりそうだが、 ポイントは8月8日のFOMCを前に、利上げを裏付ける経済指標が出るかどうかとなるが、先週の地合を見るとあまりトレンド的に強いとは思われない。 6月PPIとCPI,6月住宅着工件数や建設許可件数などはどういった数字となるか注意して見ておかなければならないが、最大の注目は18日火曜日の5月対米証券投資と20日木曜日のFOMC議事録で、5月対米証券投資は前回500億ドルを割り込んだ数字の流れが定着するかは注目される。 またバーナンキ米FRB議長が19−20日に上下院で議会証言があり、FOMC議事録の発表と絡んで今後の金利を占う上で重要となる。 一方ユーロ圏では、そろそろサッカーWCの影響のある数字が見えるがドイツの7月ZEW景況感調査や6月生産者物価指数は、8月のユーロ金利引上げと絡んで注意しなければならない。その他では、こういったことがあるかどうかは不明だが、21日金曜日は中国人民元切り上げ一周年となるので、こういった思惑が高まる可能性は残るが、もし実施されるようなことがあっても、3%程度の変動幅調整ならあまり大きなインパクトとならず、昨年の切り上げ時同様、絶好の円売り場とされるイメージが強い。 
Weeky Outlook
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from 2006/07/10
 to 
2006/07/14

通貨ペア

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ドル円

114.04

116.39

113.45

116.12

ユーロドル

1.2810

1.2817

1.2626

1.2653

ポンドドル

1.8508

1.8522

1.8310

1.8384

ドルスイス

1.2236

1.2380

1.2222

1.2343

ドルカナダ

1.1138

1.1400

1.1132

1.1286

オージードル

0.7515

0.7566

0.7446

0.7532

NZDドル

0.6113

0.6213

0.6100

0.6199

ユーロ円

146.06

147.20

145.02

146.90

ポンド円

210.92

213.74

209.57

213.50

オージー円

85.66

87.78

85.09

87.47

NZD円

69.72

72.21

69.37

71.98

カナダ円

102.30

103.29

100.62

102.90

スイス円

93.17

94.30

92.49

94.10

週間の予定
from 2006/07/17
to 2006/07/21

7/17(月)=東京市場休場(海の日)、(NZ) 第2四半期消費者物価、(ユーロ圏) 6月消費者物価指数、5月鉱工業生産・季調済、(米) 7月NY連銀製造業景気指数、6月鉱工業生産、6月設備稼働率

7/18(火)=(日) 5月第3次産業活動指数、5月景気動向調査・改訂値、(中)第2・四半期中国GDP、6月中国CPI、6月中国PPI、6月中国固定資産投資、6月中国鉱工業生産、(英) 6月消費者物価指数、6月小売物価指数、(独) 7月ZEW景況感調査、(ユーロ圏) 7月ZEW景況感調査、5月貿易収支、(米) 6月生産者物価指数、5月対米証券投資、(その他)ウォーシュFRB理事「企業財務と資本投資」で講演、スウェーデン地方金融公社南アフリカランド建て債(発行額9055万ランド)、スウェーデン地方金融公社メキシコ・ペソ建て債(発行額1億5645万ペソ)

7/19(水)=(独)6月生産者物価指数、(英) BOE議事録、(加) 6月景気先行指数、(米) 住宅ローン借り換え申請指数、6月消費者物価指数、6月住宅着工件数、6月建設許可件数、(その他)バーナンキ米FRB議長、半期政策報告書について上院銀行住宅都市委員会で証言、ホーニグ米カンザスシティー地区連銀総裁「米経済と金融政策における挑戦」について講演 

7/20(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、日銀金融政策決定会合議事要旨(6月14・15日分)、(スイス) 6月貿易収支、(仏) 5月経常収支、(英) 6月小売売上高指数、6月マネーサプライM4・速報、(加) 5月卸売売上高、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月景気先行指数、7月フィラデルフィア連銀景況指数、FOMC議事録(6月29日)、財務省インフレ連動20年債入札条件、(その他)ECB理事会(金利発表なし)/記者会見、バーナンキ米FRB議長半期政策報告書について下院金融サービス委員会で証言

7/21(金)=(豪) 第2四半期輸出物価指数、第2四半期輸入物価指数、(日)5月全産業活動指数、(仏) 6月消費者支出、(英) 第2四半期GDP、(加) 6月消費者物価指数、(その他)武藤日銀副総裁が講演


2006年07月10日
 先週の外国為替市場は、 ECB理事会を前にドルの買戻し気味のスタートから、あまり芳しくない6月ISM製造業・非製造業指数や週末の一時ADP全米雇用報告に煽られた6月米NFPが思惑より大幅に悪い数字となったことから、結局ドル売りで終了した。 ユーロドルは、M&A絡みのユーロ売りで上値を1.2840で抑えられて1.2707の安値をつけたが、ECB理事会後のトリシェ総裁会見からは未だ8月の利上げが濃厚との見方が強まり、1.2865の高値へ上昇した。 またドル円は、週初6月日銀短観の大企業・製造業業況判断が予想を若干上回ったが、水曜日早朝から北朝鮮が結局7発のミサイルを発射したとの報道を受けて、地政学リスクが高まり一時115.79の高値まで円売り気味となったが、来週の日銀政策金利決定会合での利上げの可能性が取り沙汰されたことやサンクトペテルブルク・サミットを控え、人民元切り上げ一周年を睨んだ中国元の再切り上げ懸念が強く、113.82に値を下げて週末を終了した。 その他では先々週大幅に売り込まれたオセアニア通貨は、材料に薄く比較的小じっかりな週となった。
  一方クロス円は総じて、週央までは小じっかりとした欧州通貨と地政学リスクを受けた円売りに堅調に推移したが、週末には若干急落気味の展開。 特にユーロ円は金利差を見込んだ買い意欲が引き続き旺盛も、7月にはユーロ債の償還・満期が多く、こういった円転需要が上値を押さえ、一時147.42と史上高値を更新するも、週末には145.93まで反落した。 またスイス円も地政学リスクを受けたドルスイスの売りから、一時94.10の高値をつけたが、高値圏は維持できず、ポンド円も保合的ながら英MPCで金利が据え置かれたことやユーロポンド相場が堅調なことから、上値を212.50処で押さえられた。 他方オセアニア通貨クロスはしっかりで、特にオージー円では、金利の据置が発表されたが、8月前半の利上げ期待が取り沙汰されたことから、揉み合いレンジを上抜け久々の位置となる86.17まで上昇した。 
  今週の注目は、経済指標としては水曜日の米5月貿易収支となるが、予想は649億ドルと過去最大は維持される見込みで、あまり大きなインパクとはなりづらそう。 あとは金曜日の6月米小売売上高、7月ミシガン大消費者信頼感指数などが、FOMC後のインフレ指標として注目される程度で、 最大の注目は直近金利引上げが取り沙汰される金曜日の日銀金融政策決定会合となる。 ここで金利の引き上げが実際決定されるかどうかは、未だ不透明だが、週初から月曜日の中国元切り上げの思惑もあって、円売りには慎重な姿勢が継続すると見込みとなる。 ただしポイントは、当然利上げが実施されないと失望感から大きな円売りになる可能性や利上げがあったとしてもその上げ幅などに失望感を誘うリスクがあるので注意して対処したい。 あまり突っ込み売りは推奨されない。 その他ではユーロ圏では、比較的材料に薄く、次の利上げ期待までは、 先週M&Aの売りに押された1.28台後半のブレイクがテクニカル的に注目となる見込みで、1.27−1.29のレンジからのスタートとなりそう、 また英国では5月貿易収支、6月失業率などが注目となるが、特に今週は材料の多いカナダドル相場に注目したい。 カナダでは、火曜日に中銀の政策金利の発表があり、利上げの有無は今後の相場の大きなポイントとなりそうで、6月住宅着工件数、5月新築住宅価格指数、5月国際商品貿易等経済指標の発表も多く、直近1.09後半から1.12後半でのレンジ相場に変化が現れるかは、トレンドの変化と絡んで注目して見ておきたい。
  一方クロス円では、ドル円の下値圧力から上値の重い展開が継続すると見られるが、テクニカル的にもユーロ円、スイス円、ポンド円と高値をつけた後の相場だけに、思わぬ急落には注意しなければならない。 またオセアニア通貨では、直近2極化から軟調な動向が継続していたが、主要通貨クロスが軟調な展開なら逆に小じっかりの可能性もありそうだ。それからカナダ円は、ドルカナダ相場次第だが、カナダドル相場が1.13台へ上昇するようなら注意しておいたほうが良いだろう。 
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from 2006/07/03
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2006/07/07

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ドル円

114.42

115.79

113.82

114.04

ユーロドル

1.2791

1.2865

1.2707

1.2810

ポンドドル

1.8484

1.8540

1.8327

1.8508

ドルスイス

1.2232

1.2359

1.2184

1.2236

ドルカナダ

1.1160

1.1190

1.1042

1.1138

オージードル

0.7434

0.7529

0.7401

0.7515

NZDドル

0.6090

0.6118

0.6026

0.6113

ユーロ円

146.36

147.42

145.93

146.08

ポンド円

211.51

212.47

210.72

211.00

オージー円

85.07

86.71

84.80

85.71

NZD円

69.69

70.26

69.38

69.72

カナダ円