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2006年07月30日
 先週の外国為替市場は、引き続き8月8日のFOMCを睨んでの展開となったが、結局米べージュブックが米景気減速を明確に示したことや米第2四半期GDP速報値が予想を下回ったことでドルが軟調に終了した。 ユーロドルは、独7月IFO業況指数が予想ほど悪化せずに、8月3日のECB理事会での利上げ期待から堅調に推移し、1.2559から1.2772へ上昇した。 ポンドドルも主だった材料が不在だったが、ユーロドルにつれて1.8385から1.8676まで上昇、 ドル円は、人民元追加切り上げ観測が引き続き上値を押さえ、117.40から114.61まで下落した。 ただし、下値では簡保の買いが噂された。 その他では、せっかく戻り歩調となっていたNZ相場が、政策金利の据置やポラード総裁の「現状のサイクルで、再度利上げを実施する予定は無い」との発言を受けて、急落気味となり、NZドルは0.6144まで値を下げ、 NZD円も70円後半に押し戻された。 一方クロス円は総じて堅調な展開も、週末にはこの処の買われ過ぎの反動から値を崩して週末を終了した。 ユーロ円は148.07と直近市場高値を更新する瞬間もあったが、週末には146.13まで下落して引け、 ポンド円は先々週につけた高値を越えられずに、213.66まで調整、 オージー円は、堅調な経済指標から8月利上げ期待感が高まり一時88.90の高値まで上昇したが、その後は調整的な利食いが先行して、87円後半に押し戻されている。
 今週の注目は、引き続き今週発表される米経済指標が8月8日のFOMCを前に、「米利上げサイクル終了」との思惑をフォローするかが最大の注目となる。 この点において金曜日の米雇用統計が注目されることは当然のことだが、それを前にISM製造業・非製造業景況指数の雇用部門の数字、チャレンジャー社の7月米企業人員削減数や前月波乱を巻き起こしたADP全米雇用報告が水曜日に発表されるので注意しなければならない。 特にこのADP全米雇用報告の数字は、前回大幅な雇用者数の増加を示して、市場に失望を与えているだけに、今回どういった数字となるかは非常に興味深い。 未だ実績の低い数字であることから信頼感を置くことは出来ないが、兎も角市場に一定の波乱を巻き起こす可能性には注目したい。 その他でも材料の多い週ではあるが、米国では直近強い懸念が示されているインフレ関連の指標に注目しておかなければならず、こういった面ではドルが買い戻される局面も想定しておきたい。 また金融政策面では、直近利上げ期待の高い豪州準備銀行の政策金利発表、未だ利上げとは行かない英MPC、ほぼ100%利上げが織り込まれたECB理事会と波乱が想定されるので、気の抜けない週となりそうだが、ほぼ利上げが織り込みのオージー相場とユーロ相場が、決定後どういった反応を示すかは注目しておきたい。 また、要人発言としては、プール米セントルイス地区連銀総裁、イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁、スターン米ミネアポリス地区連銀総裁などの講演があり、FRBの金融政策に対するヒントが見られるか? また新に米財務長に就任したポールソン氏の講演では、氏がどういったドル政策を目指しているかに注目が集まると見られる。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/07/24
 to 
2006/07/28

通貨ペア

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ドル円

116.19

117.40

114.61

114.64

ユーロドル

1.2693

1.2772

1.2559

1.2761

ポンドドル

1.8585

1.8676

1.8395

1.8631

ドルスイス

1.2368

1.2547

1.2307

1.2326

ドルカナダ

1.1380

1.1459

1.1283

1.1317

オージードル

0.7523

0.7676

0.7503

0.7673

NZDドル

0.6236

0.6276

0.6144

0.6176

ユーロ円

147.49

148.07

146.13

146.28

ポンド円

215.93

216.36

213.66

213.66

オージー円

87.40

88.90

87.34

87.99

NZD円

72.43

73.32

70.79

70.81

カナダ円

102.10

102.89

101.34

101.34

スイス円

93.95

94.03

92.95

93.01

週間の予定
from 2006/07/31
to 2006/08/04

7/31(月)=(日) 6月鉱工業生産・速報、6月新設住宅着工戸数、6月大手建設工事受注、外国為替平衡操作の実施状況、(独) 6月小売売上高指数、(英) 6月マネーサプライM4・確報、6月消費者信用残高、(ユーロ圏) 7月消費者物価指数・速報、7月景況感・業況感指数(未定)、(加) 5月GDP、(米) 7月シカゴ購買部協会景気指数、(その他)安倍官房長官と経団連首脳との会談、安倍官房長官会見、プール米セントルイス地区連銀総裁が講演、イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演、ノルウェー輸出金融公社NZドル建て債(発行額4750万NZドル)、オーストラリア・コモンウェルス銀行円建早期償還条項付利率ステップアップ型社債(発行額210億円)

8/01(火)=チューリッヒ市場休場(ナショナルデー)、(豪) 6月住宅建設許可、(日)10年利付国債の入札結果、6月末税収実績、(独) 7月失業率、(ユーロ圏) 6月失業率、7月ユーロ圏製造業PMI(未定)、(米) 7月米企業人員削減数、6月個人所得、6月個人支出、6月PCEコア・デフレータ、6月建設支出、7月ISM製造業景況指数、6月中古住宅販売保留、7月米自動車販売台数、(その他)国際協力銀行総裁会見、ポールソン米財務長官が米・世界経済についてコロンビア大学で講演

8/02(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、6月小売売上高、第2四半期小売売上高、(日) 7月マネタリーベース、(スイス) 7月SVME購買部協会景気指数、(ユーロ圏) 6月生産者物価指数、(米)住宅ローン・借換え申請指数、米財務省四半期定例入札、ADP全米雇用報告、(その他)水野日銀審議委員が福岡県金融経済懇談会に出席・記者会見

8/03(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、10年物価連動国債の入札結果、(スイス) 7月消費者物価指数、(英) BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 6月小売売上高、7月サービス部門PMI、欧州中銀金融政策発表、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月製造業受注指数、7月米ISM非製造業景況指数、(その他)ラトIMF専務理事講演

8/04(金)=(日)7月末外貨準備等の状況、(独) 6月製造業受注、(加) 7月失業率、7月雇用ネット変化率、7月Ivey購買部協会指数、(米) 7月米失業率、7月非農業部門雇用者数、(その他)スターン米ミネアポリス地区連銀総裁が講演


2006年07月24日
 先週の外国為替市場は、週初「質への逃避」的なドル買いが継続したが、注目のバーナンキ米FRB議長の議会証言やFOMC議事録で、ハト的なFRBのスタンスが示されたことで、今後の利上げ休止の可能性が示唆したことやイスラエル軍がレバノンのヒズボラに対する地上戦を近く拡大する可能性が高まり、週末の地政学リスクから結局ドル売りでNY市場を終了した。ユーロドルは、ドイツの7月ZEW景気期待指数が予想を大幅に下回ったことで一時1.2456まで下落したが、1.2697まで値を回復した。 またポンドドルは、予想を上回る英6月消費者物価指数や小売売上高を受けて、利上げ期待が高まったことから、ユーロポンドの売りを伴って、1.8177を安値に1.8599まで堅調な推移となった。 ドル円相場は、クロス円のキャリー・トレード意欲が強まり、一時117.88まで上昇したが、中国人民元切り上げ一周年での追加切り上げの思惑や本邦輸出企業の売りが上値を押さえ、115.83まで週末には下落した。 ただし、注目の中国人民元の一周年に当たる21日には、中国は預金準備率の引き上げを決定するに留まり、市場の失望感をかった。その他オセアニア通貨は、NZの強い第2四半期消費者物価指数や豪州第2・四半期のオーストラリアの輸入価格が予想を大きく上回ったことで、堅調な推移となった。
  一方クロス円は、日本の金利が当面引き上げられないとの見通しが強く、一時ドル円の下げで値を下げる局面もあったが、キャリー・トレード意欲が強まり堅調な推移となった。 ユーロ円は、ユーロ債の償還・利払い圧力から神経質な展開となるも、安値を146.25に限定して、147.88と今年の高値を再度更新し、ポンド円もユーロポンドの売りもあって、216.58と今年の高値を実現した。またオージー円は利上げ期待が高まり87.18から88.06の高値圏で推移、 NZD円は、73.51の高値まで買い戻しが進んだ。
  今週は先週バーナンキFRB議長の議会証言やFOMC議事録で示された利上げサイクル終了観測が維持されるかが最大の注目となる。そういった面では、特に今週発表される米第2四半期GDPの速報値が、米経済の減速を裏付けるかが最大の焦点となる。 この数字は第1四半期の5%台からは、3%と大幅に悪化が予想されており、一応織り込みとなっていることから、予想数字からのブレが焦点となるので注意。 また、米7月消費者信頼感指数、ベージュブック、6月中古住宅販売件数や新築住宅販売件数もこういった面をフォローするか注目したい。 その他では緊張を高めるイスラエル情勢の動向も懸念となるが、この辺は新興国の株式動向とも絡む問題で、質への逃避と地政学リスクの綱引きとなりそうだ。 
 個別ではユーロ相場は、先週大幅に悪かったZEW景気期待指数を受けて、7月IFO景況指数が注目され、先週急速に利上げ期待が高まったポンド相場では、今週指標の発表がなく、 どう利上げ期待を維持できるかが焦点だが、逆に悪い指標も出る可能性がないことからは、堅調な推移が想定される。 また円相場では、6月全国CPI、7月東京CPIが若干の注目となるが、それよりクロス円を含んだキャリー・トレード意欲の動向が下値支えとなるかがキーとなりそうだ。 一方クロス円は、総じて新値位置にあるユーロ円、ポンド円、スイス円相場が高値更新できるかが大きな焦点となり、直近堅調さを取り戻しているオセアニア通貨クロス円では、NZのキャシュ・レートの変更が予定されているが、特に変更はない見込み。 それより6月NZ貿易収支の発表が波乱材料となるか注目される。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/07/17
 to 
2006/07/21

通貨ペア

Open

High

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ドル円

116.12

117.88

115.83

116.19

ユーロドル

1.2653

1.2697

1.2456

1.2693

ポンドドル

1.8384

1.8599

1.8177

1.8585

ドルスイス

1.2543

1.2597

1.2329

1.2368

ドルカナダ

1.1286

1.1407

1.1263

1.1380

オージードル

0.7532

0.7544

0.7405

0.7523

NZDドル

0.6199

0.6285

0.6167

0.6236

ユーロ円

146.90

147.88

146.25

147.49

ポンド円

213.50

216.58

212.58

215.93

オージー円

87.47

88.06

87.18

87.40

NZD円

72.09

73.51

72.09

72.43

カナダ円

102.90

103.73

101.90

102.10

スイス円

94.10

94.35

93.40

93.95

週間の予定
from 2006/07/24
to 2006/07/28
7/24(月)=(豪) 第2四半期生産者物価指数、(ユーロ圏) 5月製造業受注、(加) 5月小売売上高、(米)2年、5年債入札条件、(その他)片山参院自民幹事長講演「ポスト小泉の課題」

7/25(火)=(日)20年利付国債の入札、(独) 7月消費者物価指数、(ユーロ圏) 5月経常収支、(米) 7月消費者信頼感指数、6月中古住宅販売件数、インフレ連動20年債入札

7/26(水)=(NZ) 6月貿易収支、(日) 6月貿易収支、6月企業向けサービス価格指数、(豪) 第2四半期消費者物価、(独) 7月IFO景況指数、(米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)、2年債入札、(その他)須田日銀審議委員が講演・記者会見、与謝野経済財政・金融担当相講演

7/27(木)=(NZ)RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、2年利付国債の入札、 (米) 6月耐久財受注、週間新規失業保険申請件数、6月新築住宅販売件数、6月米CB求人広告指数、5年債入札   

7/28(金)=(NZ) 6月住宅建設許可、(日) 6月失業率、6月有効求人倍率、6月全国消費者物価指数、7月東京都区部消費者物価指数、6月全世帯家計調査・消費支出、6月大型小売店販売額・速報、6月小売業販売額・速報、(仏) 6月失業率、7月消費者信頼感指数、6月生産者物価指数、(スイス) 7月KOF先行指数、(加) 6月鉱工業製品価格、(米) 第2四半期GDP・速報値、第2四半期個人消費・速報値、7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、(その他)自民党東京ブロック大会

2006年07月17日
 先週の外国為替市場では、金曜日に発表された6月米雇用統計や日銀金融政策決定会合を控えて、週初はドル軟調地合のスタートとなったが、注目の日銀金融政策決定会合で、当面更なる金利の引上げがないとの見方が広まったことや、インドでの列車爆発テロやイスラエルでの紛争が本格化を強めていることを嫌気した、「質への逃避的」なドルの買い戻しが優勢となって週末の取引を終了した。 実際この週に発表された米経済指標は、米貿易収支が予想より改善したことを除くと、米新規失業保険申請件数、米小売売上高やミシガン大消費者信頼感指数と予想より悪い内容が多く、ファンダメンタルズ的なドル買いを支える材料はほとんどなかった。 ユーロドルは、週初の1.2817の高値からロシア企業のIPOに絡むユーロ売りが頭を押さえ、1.2626まで下落した。 ポンドドルは特に材料に薄かったが、ユーロポンドの売りが値を支え、1.8310から1.8522で比較的堅調な推移となり、 ドル円は、日銀が短期金利の誘導目標を0.25%、公定歩合を0.4%に引き上げたが、見方が別れ乱高下気味な推移となるも、 週初の113.45を安値に、機関投資家の買いが下値を支え、 週末には116.39まで上昇して堅調な位置で週末を終了した。 その他では金価格の上昇を受けたオージードルや直近の売られ過ぎの反動からNZドル、ともに堅調推移となったが、ドルカナダは、カナダ中銀が金利を据置、金利の打ち止め感を示したことから、 一時1.1400まで上昇した。 一方クロス円は、人民元の切り上げ思惑が警戒感を誘うも、日銀の利上げが限定的なことから、キャリー・トレードに安心感が高まり、全般的堅調な推移となった。 ユーロ円はユーロ債償還・利払いに絡む売り圧力が強く145.02から147.20で上値の重い推移となったが、ポンド円は209.57から一過性の上昇となり、今年の年初来高値を若干上回る213.74へ上昇し、スイス円も地政学リスクを受けて年初来高値を更新し94.30まで上昇した。 またオージー円は豪州6月雇用者数の大幅増加を受けて金利先高感が高まり、久々高値圏となる87.78まで上昇し、NZ円も72.21の高値をつけている。 またドルカナダがレンジをブレイクしたことから、カナダ円は一時100.62の安値をつけたが、週末には円売りに103.29まで反発している。 
 今週の注目は、日銀金融政策終了後、特にサミットで中国人民元の切り上げ問題が出なかった相場から円売り地合が継続するかが注目されるが、日本サイドでは月曜日の休場から特に主だった材料に薄く、木曜日の6月15・15日分の日銀金融政策決定会合議事要旨と金曜日の武藤日銀副総裁の講演ぐらいだが、ドラスティクな話しは出そうもなく、現状は特段大きな材料とならない見込み。 一方米国では、金曜日を除いて数多くの注目材料があり目が話せない週となりそうだが、 ポイントは8月8日のFOMCを前に、利上げを裏付ける経済指標が出るかどうかとなるが、先週の地合を見るとあまりトレンド的に強いとは思われない。 6月PPIとCPI,6月住宅着工件数や建設許可件数などはどういった数字となるか注意して見ておかなければならないが、最大の注目は18日火曜日の5月対米証券投資と20日木曜日のFOMC議事録で、5月対米証券投資は前回500億ドルを割り込んだ数字の流れが定着するかは注目される。 またバーナンキ米FRB議長が19−20日に上下院で議会証言があり、FOMC議事録の発表と絡んで今後の金利を占う上で重要となる。 一方ユーロ圏では、そろそろサッカーWCの影響のある数字が見えるがドイツの7月ZEW景況感調査や6月生産者物価指数は、8月のユーロ金利引上げと絡んで注意しなければならない。その他では、こういったことがあるかどうかは不明だが、21日金曜日は中国人民元切り上げ一周年となるので、こういった思惑が高まる可能性は残るが、もし実施されるようなことがあっても、3%程度の変動幅調整ならあまり大きなインパクトとならず、昨年の切り上げ時同様、絶好の円売り場とされるイメージが強い。 
Weeky Outlook
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from 2006/07/10
 to 
2006/07/14

通貨ペア

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ドル円

114.04

116.39

113.45

116.12

ユーロドル

1.2810

1.2817

1.2626

1.2653

ポンドドル

1.8508

1.8522

1.8310

1.8384

ドルスイス

1.2236

1.2380

1.2222

1.2343

ドルカナダ

1.1138

1.1400

1.1132

1.1286

オージードル

0.7515

0.7566

0.7446

0.7532

NZDドル

0.6113

0.6213

0.6100

0.6199

ユーロ円

146.06

147.20

145.02

146.90

ポンド円

210.92

213.74

209.57

213.50

オージー円

85.66

87.78

85.09

87.47

NZD円

69.72

72.21

69.37

71.98

カナダ円

102.30

103.29

100.62

102.90

スイス円

93.17

94.30

92.49

94.10

週間の予定
from 2006/07/17
to 2006/07/21

7/17(月)=東京市場休場(海の日)、(NZ) 第2四半期消費者物価、(ユーロ圏) 6月消費者物価指数、5月鉱工業生産・季調済、(米) 7月NY連銀製造業景気指数、6月鉱工業生産、6月設備稼働率

7/18(火)=(日) 5月第3次産業活動指数、5月景気動向調査・改訂値、(中)第2・四半期中国GDP、6月中国CPI、6月中国PPI、6月中国固定資産投資、6月中国鉱工業生産、(英) 6月消費者物価指数、6月小売物価指数、(独) 7月ZEW景況感調査、(ユーロ圏) 7月ZEW景況感調査、5月貿易収支、(米) 6月生産者物価指数、5月対米証券投資、(その他)ウォーシュFRB理事「企業財務と資本投資」で講演、スウェーデン地方金融公社南アフリカランド建て債(発行額9055万ランド)、スウェーデン地方金融公社メキシコ・ペソ建て債(発行額1億5645万ペソ)

7/19(水)=(独)6月生産者物価指数、(英) BOE議事録、(加) 6月景気先行指数、(米) 住宅ローン借り換え申請指数、6月消費者物価指数、6月住宅着工件数、6月建設許可件数、(その他)バーナンキ米FRB議長、半期政策報告書について上院銀行住宅都市委員会で証言、ホーニグ米カンザスシティー地区連銀総裁「米経済と金融政策における挑戦」について講演 

7/20(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、日銀金融政策決定会合議事要旨(6月14・15日分)、(スイス) 6月貿易収支、(仏) 5月経常収支、(英) 6月小売売上高指数、6月マネーサプライM4・速報、(加) 5月卸売売上高、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月景気先行指数、7月フィラデルフィア連銀景況指数、FOMC議事録(6月29日)、財務省インフレ連動20年債入札条件、(その他)ECB理事会(金利発表なし)/記者会見、バーナンキ米FRB議長半期政策報告書について下院金融サービス委員会で証言

7/21(金)=(豪) 第2四半期輸出物価指数、第2四半期輸入物価指数、(日)5月全産業活動指数、(仏) 6月消費者支出、(英) 第2四半期GDP、(加) 6月消費者物価指数、(その他)武藤日銀副総裁が講演


2006年07月10日
 先週の外国為替市場は、 ECB理事会を前にドルの買戻し気味のスタートから、あまり芳しくない6月ISM製造業・非製造業指数や週末の一時ADP全米雇用報告に煽られた6月米NFPが思惑より大幅に悪い数字となったことから、結局ドル売りで終了した。 ユーロドルは、M&A絡みのユーロ売りで上値を1.2840で抑えられて1.2707の安値をつけたが、ECB理事会後のトリシェ総裁会見からは未だ8月の利上げが濃厚との見方が強まり、1.2865の高値へ上昇した。 またドル円は、週初6月日銀短観の大企業・製造業業況判断が予想を若干上回ったが、水曜日早朝から北朝鮮が結局7発のミサイルを発射したとの報道を受けて、地政学リスクが高まり一時115.79の高値まで円売り気味となったが、来週の日銀政策金利決定会合での利上げの可能性が取り沙汰されたことやサンクトペテルブルク・サミットを控え、人民元切り上げ一周年を睨んだ中国元の再切り上げ懸念が強く、113.82に値を下げて週末を終了した。 その他では先々週大幅に売り込まれたオセアニア通貨は、材料に薄く比較的小じっかりな週となった。
  一方クロス円は総じて、週央までは小じっかりとした欧州通貨と地政学リスクを受けた円売りに堅調に推移したが、週末には若干急落気味の展開。 特にユーロ円は金利差を見込んだ買い意欲が引き続き旺盛も、7月にはユーロ債の償還・満期が多く、こういった円転需要が上値を押さえ、一時147.42と史上高値を更新するも、週末には145.93まで反落した。 またスイス円も地政学リスクを受けたドルスイスの売りから、一時94.10の高値をつけたが、高値圏は維持できず、ポンド円も保合的ながら英MPCで金利が据え置かれたことやユーロポンド相場が堅調なことから、上値を212.50処で押さえられた。 他方オセアニア通貨クロスはしっかりで、特にオージー円では、金利の据置が発表されたが、8月前半の利上げ期待が取り沙汰されたことから、揉み合いレンジを上抜け久々の位置となる86.17まで上昇した。 
  今週の注目は、経済指標としては水曜日の米5月貿易収支となるが、予想は649億ドルと過去最大は維持される見込みで、あまり大きなインパクとはなりづらそう。 あとは金曜日の6月米小売売上高、7月ミシガン大消費者信頼感指数などが、FOMC後のインフレ指標として注目される程度で、 最大の注目は直近金利引上げが取り沙汰される金曜日の日銀金融政策決定会合となる。 ここで金利の引き上げが実際決定されるかどうかは、未だ不透明だが、週初から月曜日の中国元切り上げの思惑もあって、円売りには慎重な姿勢が継続すると見込みとなる。 ただしポイントは、当然利上げが実施されないと失望感から大きな円売りになる可能性や利上げがあったとしてもその上げ幅などに失望感を誘うリスクがあるので注意して対処したい。 あまり突っ込み売りは推奨されない。 その他ではユーロ圏では、比較的材料に薄く、次の利上げ期待までは、 先週M&Aの売りに押された1.28台後半のブレイクがテクニカル的に注目となる見込みで、1.27−1.29のレンジからのスタートとなりそう、 また英国では5月貿易収支、6月失業率などが注目となるが、特に今週は材料の多いカナダドル相場に注目したい。 カナダでは、火曜日に中銀の政策金利の発表があり、利上げの有無は今後の相場の大きなポイントとなりそうで、6月住宅着工件数、5月新築住宅価格指数、5月国際商品貿易等経済指標の発表も多く、直近1.09後半から1.12後半でのレンジ相場に変化が現れるかは、トレンドの変化と絡んで注目して見ておきたい。
  一方クロス円では、ドル円の下値圧力から上値の重い展開が継続すると見られるが、テクニカル的にもユーロ円、スイス円、ポンド円と高値をつけた後の相場だけに、思わぬ急落には注意しなければならない。 またオセアニア通貨では、直近2極化から軟調な動向が継続していたが、主要通貨クロスが軟調な展開なら逆に小じっかりの可能性もありそうだ。それからカナダ円は、ドルカナダ相場次第だが、カナダドル相場が1.13台へ上昇するようなら注意しておいたほうが良いだろう。 
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from 2006/07/03
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2006/07/07

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ドル円

114.42

115.79

113.82

114.04

ユーロドル

1.2791

1.2865

1.2707

1.2810

ポンドドル

1.8484

1.8540

1.8327

1.8508

ドルスイス

1.2232

1.2359

1.2184

1.2236

ドルカナダ

1.1160

1.1190

1.1042

1.1138

オージードル

0.7434

0.7529

0.7401

0.7515

NZDドル

0.6090

0.6118

0.6026

0.6113

ユーロ円

146.36

147.42

145.93

146.08

ポンド円

211.51

212.47

210.72

211.00

オージー円

85.07

86.71

84.80

85.71

NZD円

69.69

70.26

69.38

69.72

カナダ円

102.52

104.20

102.09

102.39

スイス円

93.57

94.10

92.98

93.22

週間の予定
from 2006/07/10
to 2006/07/14

7/10(月)= (日) 6月マネーサプライM2+CD、5月機械受注、6月景気ウォッチャー調査、(独) 5月貿易収支、5月経常収支、(仏) 5月鉱工業生産、5月製造業生産指数、(英) 6月生産者仕入価格、6月生産者出荷価格、6月生産者物価指数、(米) 5月卸売在庫、5月消費者信用残高、(その他)ラボバンク・ネダーランド豪ドル建て債(発行額2億0300万豪ドル) 

7/11(火)=(日) 6月消費者態度指数、5年利付国債の入札、(独) 6月卸売物価指数、(仏) 5月貿易収支、(英) 5月貿易収支、(加) 6月住宅着工件数、5月新築住宅価格指数、加中銀政策金利発表、(その他)EU財務相会合 

7/12(水)=(日) 6月企業物価指数・速報、(英) 6月失業率、(ユーロ圏) 第1四半期GDP、(加) 5月国際商品貿易、(米) 5月貿易収支、(その他)コロンビア大のフレデリック・ミシュキン教授FRB理事指名承認公聴会 

7/13(木)=(豪) 6月失業率、(NZ) 5月小売売上高指数、(日) 日銀金融政策決定会合(〜14日)、5月貿易収支、5月経常収支、週間対内証券売買契約等の状況、5月鉱工業生産・確報、 5月設備稼働率・確報、30年利付国債の入札、6月首都圏マンション発売戸数、(独) 6月消費者物価指数、(仏) 6月消費者物価指数、(ユーロ圏) ECB月例報告、(英) 5月景気動向調査、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月月次財政収支、インフレ連動10年債入札、(その他)スターン米ミネアポリス地区連銀総裁「経済見通し」で講演 

7/14(金)=パリ休場(フランス革命記念日)、(豪) 5月貿易収支、(日) 日銀金融政策決定会合(13日〜発表)、7月金融経済月報・基本的見解、福井日銀総裁記者会見、(加) 5月製造業出荷、(米) 6月輸入物価指数、6月小売売上高、7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、5月企業在庫

7/15(土)=主要国首脳会議(サンクトペテルブルク、17日まで  


2006年07月03日
  先週の為替市場は、FOMCを控えて早期にはドルが堅調な推移となったが、FOMCの結果を受けてドルが急落となった。 注目のFOMCでは、市場の予想通り0.25%の利上げが発表されたが、声明文が「見通し次第では追加的な金融引き締めを行う可能性がある」とハト派的だったことや、一部50BPの利上げを期待していた向きも多く、失望のドル売りを誘う結果となった。 また金曜日には米コアPCE価格指数がインフレの落ち着きを示す数字を示した。 ユーロドルは、1.2503の安値から、UAE中銀総裁の「外貨準備の10%をユーロへ変更」との発言やクアデン・ベルギー中銀総裁の強い利上げ示唆、トルコ中銀によるドル売り介入の発表などから、週末には上値のストップ・ロスをつけて1.2794まで上昇した。 またポンドドルも一時ユーロポンドの買いで軟調気味であったが、英第1四半期GDP確報値が予想を上回ったことなどから1.8499まで買い戻された。 ドル円は、月末を控えた投信の買いや福井総裁の進退問題で一喜一憂しながらも、116.71の高値までテクニカル的に重要なGapを埋めて上昇したが、週末にはFOMCの結果を受けて114.17まで下落した。
  一方クロス円は円売り気味の展開から総じて堅調な推移となったが、ユーロ円は146.65と史上高値を更新、スイス円もスイス経済の堅調さから93.70まで上昇した。 ただしポンド円は、キング英中銀総裁がインフレ報告に関する公聴会で政策金利の変更を急がない方針を示したことやユーロポンドの買いで、一時209.86まで下落した。 またオージー円は材料難から揉み合いを継続したが、NZ円は、NZ5月貿易赤字が大幅に拡大したことを受けて、NZDドル相場が一時0.60を割り込んで、0.5928まで下落したことから、NZD円も68.94の安値まで下落した。引き続きNZD円では、売り出し債の発行ニーズが減退しており、1−3月には月平均922億円の発行があったものが、4−6月では225億円に減少しており、引き続き需給バランスが相場の撹乱要因になっている。
  今週は、FOMCを過ぎた相場からは、この結果を吟味する相場展開となると見られるが、声明にもあったように、今後の経済指標の行方を見る形となるが、その上でも6月米ISM製造業・非製造業指数は、インフレを見る上でも重要となりそう。 また週末の米雇用統計は当然注目されるが、前回大幅に悪かった後だけに反動期待もあることから、15−20万程度のなら反応は薄いかもしれない。 
  ユーロドルでは、ECB理事会とトリシェECB総裁の記者会見が最大の注目で、利上げの有無は当然重要も、引き続きタカ派的発言がキー・ポイントとなることは変わらない。 またドル円では、週初の日銀短観が早期の金利引上げ期待をフォローするかが注目だが、ワシントンG7のGapを埋めて相場がどこまで下落できるかが最大の注目となるが、 今週日銀支店長会議を挟んで、週末には日銀が内規の見直しを発表する予定。 福井総裁の進退問題と絡んで注目しておいた方が良いだろう。 あく抜け感が出るようなら思わぬ下落も想定しておきたい。 その他クロス円では2極化が進んでいるが、堅調なユーロ円、スイス円と利上げ期待感が相場を支える流れ、ポンド円は、今週の英MPCが注目されるが、唯一利上げを主張していたウォルトン理事が死去したこともあって、金利の行く先には不透明が強く、 揉み合い的となりそう。 また軟調なオセアニア通貨では、NZD円が特にどこまで値を下げるかが注目され、今後も売り出し債の需給悪化懸念が継続することから、日本のボーナス・シーズンを睨んだ買い期待も薄く、こういった面のシフトがオージー円に向かえるか、水曜日の豪州準備委員会のキャシュ・ターゲット決定は、最近の堅調な豪州経済からは、予想外の利上げがあるか注目される。
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/06/26
 to 
2006/06/30

通貨ペア

Open

High

Low

Close

ドル円

116.55

116.71

114.17

114.42

ユーロドル

1.2507

1.2794

1.2503

1.2791

ポンドドル

1.8174

1.8499

1.8092

1.8484

ドルスイス

1.2493

1.2503

1.2216

1.2232

ドルカナダ

1.1229

1.1280

1.1080

1.1160

オージードル

0.7317

0.7454

0.7270

0.7434

NZDドル

0.6077

0.6122

0.5928

0.6090

ユーロ円

145.78

146.65

145.33

146.36

ポンド円

211.82

212.38

209.86

211.51

オージー円

85.29

85.48

84.58

85.07

NZD円

70.87

70.88

68.94

69.6487

カナダ円

103.80

104.45

102.35

102.52

スイス円

93.31

93.70

92.82

93.57

週間の予定
from 2006/07/03
to 2006/07/07

7/3(月)=トロント休場(建国記念日の振替え)、(日) 日銀短観、6月新車登録題数概況、(豪) 5月小売売上高、5月住宅建設許可、(スイス) 6月SVME購買部協会景気指数、(ユーロ圏) 製造業PMI(未定)、5月失業率(未定)、(米) 5月建設支出、6月ISM製造業景況指数、6月米自動車販売台数 

7/4(火)=米国休場(独立記念日)、(日) 6月マネタリーベース、10年利付国債の入札結果、 (ユーロ圏) 5月生産者物価指数、(その他)バイズFRB理事、新BIS規制で講演(パリ)

7/5(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、(仏) 5月財政収支、(ユーロ圏) 5月小売売上高、6月サービス部門PMI(未定)、(米) 5月製造業受注指数、6月米企業人員削減数

7/6(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、5月景気動向調査・速報、日銀支店長会議、福井総裁あいさつ、日銀大阪支店長会見、(英) 5月製造業生産高、5月鉱工業生産指数、BOE政策金利発表、(独) 5月製造業受注、(ユーロ圏)欧州中銀金融政策発表、トリシェECB総裁会見、(加) 5月住宅建設許可、6月Ivey購買部協会指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月ISM非製造業景況指数、5月中古住宅販売保留、(その他) 金融システムの課題に関する会合=ウェーバー独連銀総裁が開会の挨拶、トゥンペルグゲレルECB専務理事及びノワイエ仏中銀総裁がパネルディスカッションに出席

7/7(金)=(日)「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」(骨太の方針)が閣議決定、日銀が内規見直しを公表、(スイス) 6月失業率、(独) 5月鉱工業生産、(加) 6月失業率、(米) 6月失業率、6月非農業部門雇用者数、(その他)金融システムの課題に関する会合=パパデモスECB副総裁が講演


2006年06月26日
 先週の外国為替市場では、6月28−29日のFOMCを控えて、利上げ期待感が高まりドルが全面高となった。 ユーロドル相場では、一時トリシェ欧州中銀総裁の7月金利引上げを示唆する発言から、一時買われる局面もあったが、1.27台へ乗せることが出来ず、週末にはこれまでオプションの防戦ラインとして意識された1.2500−30を割り込んで1.2478まで急落気味に下落した。 またポンドドルも、英中銀MPC議事録の金利据え置きや利上げを主張していたウォルトン委員が急死したことから、利上げ期待が萎んで1.8523から1.8127まで値を下げた。 またドル円相場も、北朝鮮のテポドン2号発射の危惧から週初から底堅く推移し、福井日銀総裁の早期の金利引上げを示唆的する発言にも関わらず、ボーナス・シーズンを睨んだ個人や投資家の外貨建て債券・投信に絡むの円売り意欲が強く、週末には116.00、116.50と今まで上値を押さえ込んでいたオプションの防戦をこなして、ワシントンG7で空けたテクニカル的に重要な日足の窓の上限となる116.60を埋める上昇となった。 その他ではNZドル相場が大幅に悪化したNZ第1四半期経常収支を受けて、再び0.60台へ下落、オージードル相場は堅調な豪州経済指標にも関わらず、600ドル台に乗せられない金相場や米利上げによる高金利投資の魅力が薄まる中、0.7305まで値を下げた。 
 一方クロス円相場は、個人投資家の外債投資が回復しており総じて堅調な展開を保った。 特に利上げ期待の強いユーロ円は146.30の高値と直近の史上高値を連続して更新し、スイス円もスイス中銀の利上げ期待から93.68の高値をつけた。 またポンド円は、一時213.71と今年の高値を更新したが、利上げ期待が萎んだことで保合気味の展開。 オージー円はほぼ84円ミドルから85円ミドルでのレンジ的保合となり、 NZ円は68円台からの反発が73円台へ乗せられなかったことの反動か? 再び70.32まで値を崩した。 
 今週の注目はなんと言っても28−29日のFOMCでの政策金利の変更となる。 一応市場では0.25%の利上げをほぼ100%織り込んでおり、一部では50BPの利上げの噂や、8月8日の追加利上げも取り沙汰されおり、FOMC後の声明に注意が必要なことは毎度変わらない。 ここでの焦点は、更なるインフレを警戒する文言が追加されるかどうかだが、直近米景気の減速感が出ていることもあり、米金利引上げが市場にマイナスと判断されると、テクニカル的にドル高も良いレベルにあることから思わぬドル売りとなる可能性には注意しなければならない。その他では5月新築住宅販売件数や5月中古住宅販売件数が比較的ブレの激しい数字なので注意。 また第1四半期GDP・確報や第1四半期個人消費・確報、5月個人所得・支出などは米景気減速感を裏付けるか注目しておきたい。
 一方ユーロ圏では、6月IFO景況指数が7月のECB利上げの期待感を煽れるか、日本では5月全国CPI,6月東京都CPIが7月3日に発表される日銀短観6月調査と絡めて、日銀の早期ゼロ金利解除に対する思惑を呼ぶかは注目される。その他ウェストミンスター通貨では、この処再び投機的に売り困れているNZ相場が、5月貿易収支と5月住宅建設許可などを材料に前回どうにか維持した0.6000を維持できるか、直近1.0960−70から1.12ミドル近辺でレンジ相場となっていたドルカナダ相場が上離れとなるかが、カナダ円相場にも影響を与えるか注目される。 またクロス円相場では6月末に向けて日本のボーナス水準を睨んだ投信設定が高水準になるとの思惑があるが、直近堅調なユーロ円、スイス円、ポンド円と軟調気味なオージー円、NZD円で人気の2極化が進む展開となるかは注目される。 またテクニカル的には、 主要ストレートでは、ドルカナダを除いて全て短期はドル買われ過ぎの位置だが、サインはもう一段のドル買いの継続の可能性が示唆され、中長期はドル売られ過ぎ。 クロス円は、中長期的には買いが有効な状況を継続しているが、短期は一部買われ過ぎの位置から反転下落気味となる。  
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/06/19
 to 
2006/06/23

通貨ペア

Open

High

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Close

ドル円

115.19

116.60

114.38

116.55

ユーロドル

1.2642

1.2680

1.2478

1.2507

ポンドドル

1.8504

1.8523

1.8127

1.8147

ドルスイス

1.2316

1.2530

1.2308

1.2493

ドルカナダ

1.1229

1.1289

1.1071

1.1229

オージードル

0.7380

0.7423

0.7305

0.7317

NZDドル

0.6175

0.6225

0.6043

0.6077

ユーロ円

145.65

146.30

144.19

145.78

ポンド円

213.19

213.71

210.91

211.82

オージー円

85.03

85.33

84.37

85.29

NZD円

71.12

71.64

70.32

70.87

カナダ円

102.62

104.10

102.17

102.80

スイス円

93.55

93.68

92.46

93.31

週間の予定
from 2006/06/26
to 2006/06/30

6/26(月)=(日) 5月企業向けサービス価格指数、(スイス) 4月小売売上高、(独) 6月消費者物価指数・速報、(ユーロ圏) 4月経常収支、(米) 5月住宅着工許可件数改定値、5月新築住宅販売件数

6/27(火)=(日)2年利付国債の入札、(仏) 5月住宅着工許可、(独) 6月IFO景況指数、(米) 6月消費者信頼感指数、5月中古住宅販売件数、(その他)ラジア米CEA委員長、経済見通しについて議会証言、米債券市場協会(BMA)が半期経済見通し発表 、(その他)小泉首相、カナダと米国を訪問(1日まで)

6/28(水)=(NZ) 5月貿易収支、(日) 5月大型小売店販売額・速報、5月小売業販売額・速報、(スイス) 6月KOF先行指数、(米) 住宅ローン借換え申請指数、米5年債入札 

6/29(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、5月鉱工業生産・速報、(スイス) 6月消費者物価指数、(仏) 第1四半期GDP・確報、(独) 6月失業率、(英) 5月マネーサプライM4・確報、5月消費者信用残高、(加) 4月GDP、5月鉱工業製品価格、(米) 第1四半期GDP・確報、第1四半期個人消費・確報、週間新規失業保険申請件数、第1四半期米企業利益確報値、5月米求人広告指数、FOMC政策金利発表、(その他)阪神ホールディングス、阪神電鉄定時株主総会、日米首脳会談(ワシントン) 

6/30(金)=(NZ) 5月住宅建設許可、(日) 5月失業率、5月有効求人倍率、5月全国消費者物価指数、6月東京都区部消費者物価指数、5月全世帯家計調査・消費支出、(仏) 6月消費者信頼感指数、5月失業率、5月生産者物価指数、(英) 第1四半期GDP・確報、第1四半期経常収支、(ユーロ圏) 6月消費者物価指数・速報、(英) 6月GFK消費者信頼感調査、(日) 外国為替平衡操作の実施状況、(米) 5月個人所得、5月個人支出、6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、6月シカゴ購買部協会景気指数

7/03(月)=日銀短観6月調査(日銀)


2006年06月19日
  先週の外国為替市場では、5月米PPIやCPIが予想より強い数字となり、直近FRB高官がインフレ懸念を何度も口にするように、6月末FOMCでの利上げ期待が高まり、ドルは堅調な推移となった。 その他では一時4月対米証券投資が400億ドル台へ落ち込み、ドル売りを誘う局面もあったが、週末の第1・四半期経常赤字が予想以上に改善したことで、構造不均衡の問題が大きくクローズ・アップされることはなかった。 個別では、ユーロドルは、ドイツ6月ZEW景気期待指数が予想以上の低下したことで、ECB理事会での利上げ後の軟調な地合を継続しているが、下値では引き続き中銀や中東の買いが支え1.2530で下げ止まりを見せた。 またポンドドルも、直近利下げ期待を払しょくする堅調な経済指標から1.8317から1.8560と比較的堅調な推移となり、スイス中銀が0.25%の利上げを決定したドルスイスは1.2258から1.2409で揉み合い気味の展開となった。 一方ドル円は、週末のG8で特に中国人民元に関する話題がでなかったことや福井日銀総裁による村上ファンドへの資金拠出問題が国会を巻き込んだが大きな問題となったことから、 これを嫌気した東京株式市場の下落もあって底堅い動向が継続した。 ドル円相場は週初に一時115.45の高値をつけたが、この位置では利食いや本邦輸出企業の売りが上値を抑えたが、下値ではクロス円を含めた買いが支えた。  
 他方クロス円は、ドル円が小じっかりとなったことや欧州通貨が下げ止まっていることで、堅調な展開を継続した。 特にポンド円はM&A絡みの買いが下値を支え、一時213.24の高値と昨年12月13日の高値と更新した。 またユーロ円の投信の買いニーズを反映して、下値を143.65に限定して、週末には再度145.71の6月8日の高値に迫る上昇を実現し、スイス円も一時93.65まで上昇した。 その他では、オセアニア系クロス円は、保合気味の展開となったが、カナダ円は、一時104.24の高値まで上昇を実現したが、週末にはテクニカル的な要因からドルカナダ相場が大きく上昇したことで102.21まで値を下げた。
今週は驚くほど材料の薄い週となるが先週の米PPI,CPIの強い数字を受けて、6月末のFOMCを前に、如何に金利先高感が維持されるかがドル相場を支えるとポイントとなりそうだ。 そういった意味でも、米国の景気を広く支える住宅関連指標の発表が、今週の最大の注目とる。 まず月曜日に地味だが6月米住宅建設業者指数、火曜日には5月住宅着工件数や建設許可が発表され、こういった数字如何によっては、更にFOMCでの金利引き上げ期待が高まるので注意しなければならない。 また木曜日には5月景気先行指数、金曜日には5月耐久財受注が発表され、 特に直近米景気減速感とインフレ懸念が入り混じった状況からは、こういった数字がこれを補足するかはキーなる。 
一方ユーロ圏は材料が薄く、5月ドイツ生産者物価指数ぐらいだが、この処のユーロ圏の景気指標は、それほどトリシェ総裁のタカ派的発言を裏付けるほど強いとは言えず、ユーロ相場では、引き続き海外中央銀行や中東筋のユーロ・シフトだけが相場の下支え要因となっている。 またドル円絡みでは、福井総裁の進退問題が懸念材料だが、この問題と日銀の金利引上げを一緒に考えるのは疑問も多い。 元来日銀がこの時期に金利を引き上げると考えている向きも少なく、総裁の辞任問題が何事もなく済めば問題は更に悪化しないと見ている。 それより先週若干下げ止まりの見えた株価やボーナスシーズンを佳境に控えた個人投資家や投信の円売りニーズの行方が、クロス円の動向と絡めて注目される。 
その他では、NZの第1・四半期の経常収支とGDPが材料となりそうだが、一旦下げ止まりを見せているNZドル相場が、0.6140−0.6440レンジから離れるかは注目される。
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/06/12
 to 
2006/06/16

通貨ペア

Open

High

Low

Close

ドル円

113.98

115.45

113.97

115.19

ユーロドル

1.2639

1.2672

1.2530

1.2642

ポンドドル

1.8404

1.8560

1.8317

1.8504

ドルスイス

1.2308

1.2409

1.2258

1.2316

ドルカナダ

1.1065

1.1252

1.0963

1.1229

オージードル

0.7482

0.7499

0.7345

0.7380

NZDドル

0.6340

0.6340

0.6157

0.6175

ユーロ円

144.04

145.67

143.65

145.62

ポンド円

209.73

213.24

209.82

213.19

オージー円

85.24

85.65

84.59

85.03

NZD円

72.24

72.35

70.95

71.12

カナダ円

103.00

104.24

102.21

102.62

スイス円

92.58

93.65

92.44

93.55

週間の予定
from 2006/06/19
to 2006/06/23

6/19(月)=(日)5月の全国百貨店売上、(スイス) 第1四半期鉱工業生産、(ユーロ圏) 4月貿易収支、(加) 4月卸売売上高、(米) 6月米住宅建設業者指数、(その他)ムーディーズ・ジャパン・セミナー「日本国債と金融機関」、グイン米アトランタ地区連銀総裁が経済見通しについて講演

6/20(火)=(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(4月28日分、5月18・19日分)、20年利付国債の入札、(独) 5月生産者物価指数、(英) 5月マネーサプライM4・速報、(加) 5月消費者物価指数、(米) 5月住宅着工件数、5月建設許可件数、(その他)福井総裁が日本記者クラブで講演

6/21(水)=(日) 第2四半期法人企業景気予測調査、(仏) 5月消費者支出、(英) BOE議事録、(加) 4月小売売上高、5月景気先行指数、(米)週間住宅ローン申請指数

6/22(木)=(NZ) 第1四半期経常収支、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、5月通関ベース貿易収支、4月全産業活動指数、(スイス) 5月貿易収支、(ユーロ圏) 4月製造業受注、(米) 週間新規失業保険申請件数、5月景気先行指数、米2年債・5年債入札条件、(その他)福井総裁全国信用金庫大会でもあいさつ、西村日銀審議委員が長崎県金融経済懇談会であいさつ・記者会見、ECB理事会

6/23(金)=(NZ) 第1四半期GDP、(米) 5月耐久財受注


6/24(土)=BIS会合(バーゼル、26日まで) 


2006年06月11日
 先週の為替市場は、先々週の悪い米雇用統計を受けて週初はドル売り気味に推移したが、バーナンキ米FRB議長の「インフレは容認レンジ上限」との発言に代表されるように、米金融当局者からの相次ぐインフレ懸念発言や世界的な株式市場の下落による質へ逃避、またタイムリーに出たアルカイダ指導者のザルウィル容疑者が死亡したとのニュース、予想を下回る米貿易赤字などを受けて週末にはドルが買い戻される形となった。 特にユーロドルは、注目されたECB理事会で、0.25%の利上げが決定されたが、一部0.50%との思惑が強かったことや理事会後トリシェECB総裁の記者会見の内容が思ったほど強気のトーンでなかったことから、週初今年の高値を更新して1.2980をつけた相場も、週末には1.2595まで下落した。 またポンドドルも、芳しくない英4月鉱工業生産・製造業生産指数から1.8368まで下落し、ドルスイスも地政学リスクの緩和を受けて1.2368まで上昇した。 一方ドル円は、日経平均株価が1万5千円を割り込んだことや急速に金利引上げ期待が萎んだことから、堅調に推移となり111.43の安値から114.74まで上昇した。 その他では、金価格や原油相場の上げ止まりから軟調気味に推移していたウェストミンスター通貨では、オージードルが豪州準備銀行の金利据置にも関わらず、強い雇用統計から0.7392で下げ止まりをみせ、オージー円も83円ミドルをどうにかホールドして堅調な推移となり、NZドル相場も金利の引き下げ懸念が後退したことから、NZDドルが0.6354へ上昇し、NZD円も72.26の高値と先週の高値を上回った。 またカナダドルは週初の安値1.0974から1.1245まで上昇したが、週末には堅調な雇用統計を受けて、カナダ円は103.09まで上昇した。 またユーロ円は当初ECBの利上げ期待から史上高値を更新して、145.71の高値をつけたが、その後は利上げに対する失望感から143.73へ下落し、 ポンド円相場は209−211円前半の高値圏で方向感の薄い取引に終始した。 
 今週は、週末にロシアのサンクトペテルブルクでG8財務相会合が開催されており、この辺から何か為替に関する発言が聞こえてくるか週初から注意しなければならない。ここでは7月のロシアで開催されるサミットの事前協議的な意味合いが強いことから、特に大きな材料は聞こえてくるとは思われないが、一応留意しておきたい。 最大の注目としては、先週FRB高官が繰り返した米インフレ懸念を今週発表される米5月PPIやCPIの数字が裏付ける内容となるかが注目される。 またバーナンキFRB議長が月曜日から全米銀行家協会銀行大学院で講演を行なう予定で、その他でもフィッシャー、ミネハン、クロズナー、プール、コーンなどのFRB高官の講演が多く予定されていることから、6月の米利上げに対する思惑が更に高まるかは、今後のドル相場を見る上で重要となりそうだ。 その他では先週米貿易収支の赤字は予想を下回ったが、今週4月対米証券投資が発表されるが、毎度のようにこの数字が米国の貿易赤字をファイナンスするレベルにあるかどうかは注意しなければならない。 特に直近新興市場の株価が急落しており、安全逃避から米債への投資が強まっているようだが、今回の数字は4月ということで、大きな影響はないが、7−8月に発表される5−6月分のこの数字には、こういった面が強く反映されているか注意しておきたい。 
 一方ユーロ圏では、先週のECB理事会で全て終わってしまった感じが強いが、次なる利上げの思惑が高まるかどうかがユーロ相場を支えるキー・ポイントとなるため、6月ドイツZEW景況感調査は注目しておきたい。 また日本では、月曜日の 第1四半期GDP・二次速報、4月貿易収支、4月経常収支、火曜日に4月鉱工業生産、木曜日の日銀金融政策決定会合、4月景気動向調査・改訂値、福井日銀総裁会見と材料は多いが、金利引上げ期待感はあまり強くなく、よっぽど良い数字でも出ないと市場では反応がなさそうだが、こういった数字を受けて日経平均株価が下げ止まれるかが最大の注目となろう。その他では、先週堅調に推移したウェストミンスター系クロス円が、7月のボーナス・シーズンを前に、機関投資家や個人の投資ニーズから堅調に推移できるか注目している。 特にテクニカル的にも下げ止まった感じの強いNZD円では、月曜日に欧州復興開発銀行の5億NZドル規模の売り出し債の発行が予定されおり、こういった売り出し債への投資ニーズが今後もオセアニア通貨の下支えとなるか注目される。  
 またテクニカル的には、主要ストレートでは、ウェストミンスター系を除いて、全て短期はドル買いサイン、中長期はドル売りサインが継続だが、一部ドル売られ過ぎがあるので、中長期的なドル売りは若干様子見的なスタンスとなる。 またオセアニア系ストレートは短期・中長期ともドル売りサインとなている。 一方クロス円は、中長期的には全て買いが有効な状況だが、短期はまちまち。 ユーロ円、ポンド円、カナダ円、スイス円は買われ過ぎにあって注意。 オセアニアは買いで良い感じとなる。 
Weeky Outlook
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2006/06/09

通貨ペア

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ドル円

111.73

114.74

111.43

113.98

ユーロドル

1.2918

1.2980

1.2595

1.2639

ポンドドル

1.8822

1.8879

1.8368

1.8404

ドルスイス

1.2083

1.2368

1.2017

1.2308

ドルカナダ

1.1010

1.1245

1.0974

1.1065

オージードル

0.7518

0.7543

0.7392

0.7482

NZDドル

0.6305

0.6354

0.6225

0.6340

ユーロ円

144.32

145.71

143.73

144.04

ポンド円

210.30

211.19

209.54

209.73

オージー円

84.00

85.44

83.53

85.24

NZD円

70.42

72.26

70.35

72.24

カナダ円

101.48

103.09

101.14

103.00

スイス円

92.47

93.28

92.27

92.58

週間の予定
from 2006/06/12
to 2006/06/16
6/12(月)=シドニー市場休場(女王誕生日)、(日) 第1四半期GDP・二次速報、5月企業物価指数・速報、4月貿易収支、4月経常収支、5月消費者態度指数、(独) 5月卸売物価指数、5月生産者仕入価格、5月生産者出荷価格、5月生産者物価指数、(加) 第1四半期設備稼働率、(米)第1・四半期米製造業利益、5月月次財政収支、(その他)ピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁が経済と金融政策について講演、ダラス地区連銀のフィッシャー総裁講演「米グローバル政策と国際関係の今後」、オルソン米FRB理事が講演、バーナンキ米FRB議長、全米銀行家協会銀行大学院で講演、欧州復興開発銀行NZドル建て債(発行額5億NZドル)、サッカーWC=オージー vs 円

6/13(火)=(NZ) 4月小売売上高指数、(日) 4月鉱工業生産・確報、4月設備稼働率・確報、(独) 5月消費者物価指数・確報、6月ZEW景況感調査、(英) 5月消費者物価指数、5月小売物価指数、(ユーロ圏) 第1四半期経常収支、6月ZEW景況感調査、(米) 5月生産者物価指数、5月小売売上高、4月企業在庫

6/14(水)=(日)日銀金融政策決定会合(〜15日)、(仏) 5月消費者物価指数、(英) 5月失業率、(加) 4月製造業出荷、(米)週間住宅ローン申請指数、 5月消費者物価指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、(その他)ダラス地区連銀フィッシャー総裁「経済について講演」、ボストン地区連銀のミネハン総裁「連銀主催セミナー夕食会で挨拶」

6/15/(木)=フランクフルト市場休場(聖体節)、(日)日銀金融政策決定会合(14日〜発表)、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、 4月第3次産業活動指数、4月景気動向調査・改訂値、6月金融経済月報・基本的見解、福井日銀総裁会見、(スイス) SNB政策金利発表、(仏) 第1四半期非農業部門雇用者、 (英) 5月小売売上高指数、 (ユーロ圏) 5月消費者物価指数、(英) 4月景気動向調査、(米) 週間新規失業保険申請件数、6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、4月対米証券投資、5月鉱工業生産、5月設備稼働率、6月フィラデルフィア連銀景況指数、(その他)世界経済フォーラム東アジア会議、ボストン地区連銀のミネハン総裁「連銀主催セミナーで挨拶」、クロズナーFRB理事が講演 

6/16(金)=(仏) 4月経常収支、(ユーロ圏) 4月鉱工業生産・季調済、(米) 第1四半期経常収支、6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、(その他)世界経済フォーラム東アジア会議、セントルイス地区連銀のプール総裁「韓国銀行主催の会議でパネル討議参加」、コーンFRB理事「ボストン地区連銀主催セミナーでパネル討議参加」 

2006年06月05日
 先週の外国為替市場は、米スノー財務長官の後任問題、FOMC議事録や米雇用統計という材料を消化して結局ドル安で終了した。 スノー財務長官の後任問題では、一時後任にエバンス前米商務長官が就任するとの思惑や「ブッシュ大統領はドルの下落を歓迎する」との英タイムズの記事からドル安が進んだが、結局後任にはゴールドマン・サックス会長兼CEOのポールソン氏が指名され、一応ウォール街出身者ということで事なきを得た。 ただし、現状はポールソン氏がはっきりとした為替政策に明言しておらず、不透明感は継続している。 また注目のFOMC議事録では、「どの程度引き上げるか金融当局者は確信を持っていない」、「一部の理事が0.50%の利上げを要請した」との内容が伝わったが、市場はこれを無視してドル買いには群がらなかった。 更に週末には米雇用統計で失業率は改善するも、非農業部門雇用者数の伸びが予想外の悪化となったことから、ドル安に追い討ちをかけた。 ユーロドルは、引き続き強い利上げ期待と外国中銀の買いが1.27台を支え、週末には1.2941まで上昇した。 またドルスイスは米ライス国務長官が「イランのウラン濃縮活動中止ならば多国間直接交渉に参加する意志がある」と発表したことで、地政学リスクの弱まりから1.2295まで上昇したが、イランが包括案への拒否の意向を示したことで、1.2053まで値を下げて安値圏で終了している。 またドル円は、中国が不動産価格抑制策を実施すると発表したことや中国人民銀行報告書で「中国は為替改革を推し進める」の内容が開示されたことで、戻り売り圧力が継続したが、下値では引き続き外貨建て投信設定に絡んだ本邦信託銀行や投資家の買いが支え、なかなか越えられなかった113円のオプションのトリガーを一時上抜けて113.38まで上昇した。 ただし戻りでは売り遅れ気味の本邦輸出筋の大量の売りに上値を抑えられ、週末にはそれまで下値を支えていた111ミドルを割り込んで下落した。その他ではオセアニア通貨が商品市況の下落から比較的軟調気味な展開を継続したが、カナダドルは、月末要因から比較的堅調な推移となりドルカナダでは上値を1.1001限定した。
  今週最大注目は、今までユーロ相場を支えてきたユーロ金利の動向を左右する木曜日のECB理事会となる。 市場では現在0.25の利上げが一般的なコンセンサスだが、一部0.50%との思惑もあって、 結果が失望感となるか、更には理事会後のトリシェECB総裁の記者会見で、更なる強い利上げ期待が継続するかは、今後のユーロ相場、更にはドル相場の動向を左右するものとなりそうだ。 ただし、それまでは先週金曜日に大幅に減少した非農業部門雇用者数を受けたドル売りの買い戻しがどの程度まで調整されるかが注目される。 、ユーロドルがレンジ相場の1.27−1.29台から1.30台へ突入できるかは注目される。 また金曜日の米貿易収支は650億ドル程度の赤字が想定されているが、これは引き続き良い数字ではないが、市場では過去最大となる685億ドルを超えない限り反応は限定されそうだ。 一方日本では、4月景気動向調査・速報、4月機械受注などの経済指標に注目されるが、最近あまり金利先高感が話題になることは少なく、それよりも下値の機関投資家の買いと上値の本邦輸出企業によるドル売りとの需給関係が全てとなりそうだ。 また英MPC、豪州、NZと政策金利決定会合があるが、どれも金利の変更は予定されておらず、相場への影響は限定的と見られるが、直近オセアニア系クロス円は軟調地合が継続しており、思わぬ下方攻めには注したい。  
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2006/06/02

通貨ペア

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ドル円

112.67

113.38

111.32

111.73

ユーロドル

1.2737

1.2941

1.2718

1.2918

ポンドドル

1.8594

1.8868

1.8568

1.8822

ドルスイス

1.2255

1.2295

1.2053

1.2083

ドルカナダ

1.1060

1.1101

1.0974

1.1010

オージードル

0.7575

0.7647

0.7441

0.7518

NZDドル

0.6337

0.6430

0.6230

0.6305

ユーロ円

143.50

144.73

143.05

144.32

ポンド円

209.56

211.46

208.69

210.30

オージー円

85.34

85.79

83.54

84.00

NZD円

71.40

72.04

70.33

70.42

カナダ円

101.88

102.56

101.27

101.48

スイス円

91.92

92.69

91.59

92.47

週間の予定
from 2006/06/05
to 2006/06/09

6/5(月)=ウェリントン休場(女王誕生日)、フランクフルト、チューリッヒ(聖霊降臨祭月曜日)、(日)1―3月期法人企業統計調査、 (米) 5月ISM非製造業景況指数、(その他)全米銀行家協会主催の国際通貨会議=トリシェECB総裁、バーナンキFRB議長、武藤日銀副総裁が出席

6/6(火)=(豪) 第1四半期経常収支、(加) 4月住宅建設許可、5月Ivey購買部協会指数、(その他)バイズFRB理事「監督当局の視点からのリスク管理」について講演、ホーニグ米カンザスシティー地区連銀総裁「金融政策と経済見通し」について講演 

6/7(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、第1四半期GDP、(日) 4月景気動向調査・速報、(仏) 4月財政収支、(ユーロ圏) 4月小売売上高、(独) 4月製造業受注、(米) 米住宅ローン・借換え申請指数、4月消費者信用残高、(その他)グリーンスパン前FRB議長=上院外交委員会で石油への依存と経済リスクについて証言、グイン米アトランタ地区連銀総裁「経済見通しと住宅市場」で講演

6/8(木)=(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(日) 5月マネーサプライM2+CD、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、5月景気ウォッチャー調査、岩田日銀副総裁が秋田県の金融経済懇談会出席、記者会見、(豪) 5月失業率、 (スイス) 5月失業率、(英) 4月鉱工業生産指数、4月製造業生産高、BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表、トリシェECB総裁記者会見、(加) 5月住宅着工件数、4月新築住宅価格指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、4月卸売在庫、米10年債入札、(その他)上院銀行住宅都市委員会、コーンFRB副議長指名公聴会

6/9(金) =(日) 4月機械受注、5年利付国債の入札、(独) 4月貿易収支、4月経常収支、(仏) 4月鉱工業生産、4月製造業生産指数、4月貿易収支、(英) 4月貿易収支、(独) 4月鉱工業生産、(加) 5月失業率、4月国際商品貿易、(米) 4月貿易収支、5月輸入物価指数、(その他)バーナンキFRB議長、マサチューセッツ工科大の学位授与式で演説、G8財務相会合(10日まで、サンクトペテルブルク)


2006年05月29日
 先週は全般的に保合の動向となったが、特には海外ファンドの中間決算を控えて、上昇を強めていた貴金属相場や新興市場株式市場に大きく利食いが入って急落気味の展開となったことから、一部ヘッジ・ファンドの破綻なども噂され、フライ・トゥー・クウォリティ的にドルが買われる展開となった。 ただし、米国ではスノー財務長官の辞任が噂されブッシュ政権の混乱や強弱入り混じる経済指標から更に大きくドル買いには慎重なムードも残っている。 ユーロドルはリープシャー・オーストリア中銀総裁やトリシェECB総裁の執拗な利上げ示唆やドイツの5月IFO景況指数が予想を上回ったことを受けて堅調な展開となったが、週末にはロンドン市場やNY市場のロング・ウィークエンドを前に、ポジション調整的な売りに晒された。 下値では引き続き海外中銀や中東の買いの噂が下支えしているが、来週も1.27台を維持できるかは最大の注目となりそうだ。 またドル円では、米格付け会社S&Pが日本のアウトルックを「安定的」から「ポジティブ」に変更したことを受けて、一時110.96まで下落したが、下値では投信や輸入企業の買い遅れ気味の気味のビッドが支えた。 また大きくショートに傾いていた米系のファンドやインベストメント・バンクの買戻しから一時期は113円に迫る上昇となったが、オプションの防戦に上値を阻まれた。 その他では、やはり大幅にショートに傾いていたNZドルが買い戻され、0.6145から0.6417まで急反発、0.25%の利上げを実施したカナダドルは、カナダ中銀が今後の利上げに慎重な姿勢を示したことで、揉み合い気味の展開となったが、1.1049−1.1269の範囲で安値圏で引けている。
 一方クロス円は総じて揉み合い気味も円の上昇が一旦高値を確認したことから総じてしっかりと展開となった。 特にNZD円は68.93を安値に72.09へ上昇、カナダ円も99.25から101.91へ上昇した。 オージー円は金価格が650ドルを割り込んだことで一時83.56まで値を下げたが、その後は良好な豪3月景気先行指数を受けて持ち直している。 またポンド円は211円前半の神経質な上値を抜け切れず、週末には208.56まで調整した。
 今週の注目は、米FOMC議事録と週末の米雇用統計となるが、特に米FOMC議事録では、現在市場に蔓延している「米金利引上げサイクルの打ち止め感」がどう再確認されるかが最大の注目となりそうだ。 実は先週市場が無視した形となったが、バーナンキFRB議長は、「5/10のFOMC声明ではインフレ上方リスクを指摘した」、「先日のCNBCの一件は判断ミスであり、今後の発言は公の場に限定する」と述べいる。 あくまでFRBのスタンスは、一旦金利引上げを打ち止めるのは、今後の米経済指標の行方を見守るたものもので、またいつか再利上げを再開する可能性が残っていることは留意しなければならない。 そういった意味でも今回のFOMC議事録で、バーナンキFRB議長の発言の内容を再度蒸し返すなら、ドルの反転要因となる可能性があるので注意しなければならない。 また米雇用統計では、NFPの20万前後の数字は平均的な位置にあり、この範囲に収まるならサプライスは低いと見られる。 一方ユーロ圏では、先週予想より悪い第1四半期ドイツGDPや強いZEW景気期待指数が出たが、6月のECB理事会まで如何に金利引上げ期待を維持できるかが注目となるが、今週はユーロ圏の5月消費者物価指数・速報、5月景況感・業況感指数、4月失業率、第1四半期GDPとユーロ圏の経済指標が続き、 50BPまで織り込んでいる市場が、利上げのテーマをベースにしても、1.27−1.29でのレンジ的な推移から中銀や中東のビッドだけでユーロ相場をどう支えられるかがポイントとなりそうだ。 その他ドル円では、主だった指標は薄く、4月失業率や4月有効求人倍率が注目されるが、テクニカル的にはクロス円を含めて円売り気味のサインとなっている相場から、先週越えられなかった113円を如何に超えていけるかが注目される。
 その他主だったものでは、先週利上げを実施したカナダだが、利上げ後の声明で今後の利上げに消極性が示された。 その後ドルカナダ相場は、特に買われることなく軟調な位置で推移しているが、今週発表される第1四半期経常収支が中銀のスタンスをフォローするかは注目され、直近高値安値となる1.0975と1.1275のどちらを先にブレイクできるかで方向感が定まりそうだ。 また金価格の下落を受けて軟調となった豪ドル相場では、比較的堅調な豪州経済指標を受けて、更なる下落となっていないが、今週金価格が600ドル前半を維持できるか、4月貿易収支が改善できるかは、来週の豪州準備銀行の利上げ期待と絡んで注目となる。 
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2006/05/26

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ドル円

111.69

112.97

110.96

112.67

ユーロドル

1.2778

1.2892

1.2692

1.2737

ポンドドル

1.8798

1.8888

1.8532

1.8594

ドルスイス

1.2164

1.2302

1.2017

1.2255

ドルカナダ

1.1180

1.1269

1.1049

1.1060

オージードル

0.7576

0.7609

0.7466

0.7575

NZDドル

0.6197

0.6417

0.6145

0.6337

ユーロ円

142.72

144.23

142.45

143.50

ポンド円

210.06

211.25

208.56

209.56

オージー円

84.58

85.50

83.56

85.34

NZD円

69.27

72.09

68.93

71.40

カナダ円

99.91

101.91

99.25

101.88

スイス円

91.83

92.93

91.54

91.92

週間の予定
from 2006/05/29
to 2006/06/02

5/29(月)=ロンドン市場休場(レイト・メイ・バンク・ホリデー)、NY市場休場(メモリアル・デー)、(日) 4月大型小売店販売額・速報、4月小売業販売額・速報、大手生保決算発表、(ユーロ圏) 3月経常収支、世界銀行・開発経済に関する年次会合

5/30(火)=(日) 4月失業率、4月有効求人倍率、4月全世帯家計調査・消費支出、4月鉱工業生産・速報、2年利付国債の入札、(豪) 4月住宅建設許可、4月小売売上高、(加) 4月鉱工業製品価格、第1四半期経常収支、(米) 5月消費者信頼感指数

5/31(水)=香港休場(端午節)、(NZ) 4月住宅建設許可、(豪) 4月貿易収支、(日)4月住宅着工戸数、(仏) 5月消費者信頼感指数、4月失業率、4月住宅着工許可、4月生産者物価指数、(独) 5月失業率、(英) 4月マネーサプライM4・確報、4月消費者信用残高、(ユーロ圏) 5月消費者物価指数・速報、5月ユーロ圏景況感・業況感指数、(英) 5月GFK消費者信頼感調査、(スイス) 5月KOF先行指数、(加) 3月GDP、(米) 週間住宅ローン申請指数、5月シカゴ購買部協会景気指数、FOMC議事録(5月10日)、イッシングECB専務理事が退任、ガイトナーNY連銀総裁講演 

6/1(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、春日銀審議委員が那覇市で金融経済懇談会に出席・会見、福井日銀総裁も挨拶=「第13回国際コンファランス」(日銀、2日まで)、10年利付国債の入札、(スイス) 5月消費者物価指数、第1四半期GDP、5月SVME購買部協会景気指数 、(ユーロ圏) 4月失業率、第1四半期GDP、(米)5月米企業人員削減数(チャレンジャー社)、 第1四半期非農業部門労働生産性・確報、第1四半期単位労働費用・確報、週間新規失業保険申請件数、4月建設支出、4月中古住宅販売保留、5月ISM製造業景況指数、5月米自動車販売台数、英中銀金融政策委員にブランチフラワー氏就任(ニッケル委員の後任)、OPEC総会(カラカス) 

6/2(金)=(日) 5月マネタリーベース、(ユーロ圏) 4月生産者物価指数、 (米) 5月失業率、5月非農業部門雇用者数、4月製造業受注指数、スノー米財務長官=アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)で講演


2006年05月22日
 先週もドル安トレンドや比較的軟調な米経済指標を受けた、乱高下気味の展開となったが、全波的には6月末の海外中間決算を前に、ファンドに利益確定のドルの買い戻しが入り、週末にはドルは堅調な位置で終了した。 ユーロドルは、金利先高感を受けて1.2972の今年の高値をつけたが、ドイツ5月ZEW景気期待指数が急低下したことやブルトン仏経済財務産業相が「対ドルでユーロが上昇継続しないようあらゆる措置を講じる」と発言したことで、利食いが優勢となり1.2693まで下落したが、引き続き下値では中銀のビッドが支えた。 ポンドドルも急速な利下げ懸念が逆に利上げ期待に変わり、1.9026の高値をつけたが、M&A絡みの売り値を下げた。 またドル円は、週初からウォール・ストリート・ジャーナルの「ブッシュ政権ドル安黙認」との観測記事や米国債利払いに絡むドル売り、中国人民元対ドル相場の1ドル=8元割れや本邦輸出企業の売りで一時108.97の今年の安値まで下落したが、下値では年金筋、外貨建て投信設定や信託銀行の買いが支え、日本の第1・四半期GDPを受けて、金利先高感が急速に後退したことから、海外ファンド筋のショート・カバーから週末には112.25まで値を回復した。その他オージードル、カナダドルは、金価格が一時730ドル台の高値をつけたことで堅調推移となっていたが、週末には金価格が650台へ下落したことで軟調な推移となった。 特にドルカナダでは直近のCPIが予想より伸びなかったことで、来週の金融政策決定で急速に据置の見込みが出ており、1.0970台が底堅く一時1.1275まで反発した。
 一方クロス円は、全般的にドル円の下落に軟調な展開を継続したが、一旦ゴールデン・ウィーク前に切れた投信の設定が、7月のボーナス・シーズに向けて復活しているようで、クロス円の下値を支えたようた。 ユーロ円は、キャリートレードの投げで一時140.20まで値を下げたが、週末には142.90を回復した。ポンド円は、ポンドクロス相場が強いことで堅調な推移が継続して週末には210円台を回復した。 またウェストミンスター系クロス円は、金価格の下落から軟調気味な推移が継続したが、週末にはドル円の上昇に比較的堅調な引けとなった。 オージー円は83.86の安値から85.27の高値、カナダ円は一時98.32まで下落したが、100円手前へ回復している。
 今週は比較的大きな材料に薄いが、注目は連続して発表される各国の第1四半期GDP。 先週は日本の第1四半期GDPが、予想より良かったが、円買いの材料には不十分であった。 今週はドイツ、英国、米国で第1四半期GDPの数値が発表される。 単純にはドイツが0.4%、英国が0.6%、米国が5.8%の予想と米国の一人勝ちの姿は明解だが、こういった面がどう市場で見直されるかがドルを支えるポイントとなると見られる。 その他ではドイツIFO景況指数が先週のZEW景気期待指数同様芳しくないとの一部見通しがあって、特に1.2972トップをつけたユーロドル相場がどこまで下値を支えられるかは注目される。 またドル円やクロス円では、一応ゴールデン・ウィーク後の下値トライが完了した感が強いが、こういった下値付から機関投資家や個人の買い意欲やファンド筋の6月中間決算末を前に、ショート・カバーの動きが継続するかが復活が注目される。 
 その他では金価格の動向が注目されるオージードルやカナダドル相場の行方が注目されるが、比較的調整が大きく進んだ金価格が650ドルを支えれるかは大きなポイントとなるが、カナダドルでは今週予定されている中銀の金融政策決定で金利据置となると特に1.0975の安値まで進んだドルカナダ相場が本格調整となり易いので注意が必要となりそうだ。 
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Weekly Range
from 2006/05/15
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2006/05/19

通貨ペア

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ドル円

109.92

112.25

108.97

111.69

ユーロドル

1.2927

1.2972

1.2693

1.2778

ポンドドル

1.8948

1.9026

1.8702

1.8798

ドルスイス

1.1977

1.2243

1.1916

1.2164

ドルカナダ

1.1097

1.1275

1.1023

1.1180

オージードル

0.7729

0.7749

0.7526

0.7580

NZDドル

0.6278

0.6300

0.6154

0.6197

ユーロ円

142.07

142.90

140.20

142.72

ポンド円

208.35

210.21

208.17

210.06

オージー円

84.90

85.27

83.64

84.70

NZD円

69.02

69.50

67.77

69.27

カナダ円

99.04

100.04

98.32

99.91

スイス円

91.84

91.98

90.38

91.83

週間の予定
from 2006/05/22
to 2006/05/26

5/22(月)=トロント休場(ビクトリア・デー)、(ユーロ圏) 3月貿易収支、トリシェECB総裁がOECDフォーラムで講演、(米)財務省2年・5年債入札条件、ダラス地区連銀のフィッシャー総裁が講演

5/23(火)=(日)15年変動利付国債の入札、(独) 第1四半期GDP・確報、第1四半期個人消費・確報、(スイス) 4月貿易収支、(仏) 4月消費者支出、 (ユーロ圏) 3月製造業受注、バーナンキFRB議長、上院銀行委員会で金融教育について証言、スノー財務長官、上院銀行委員会で証言、OECD閣僚理事会(フランス・パリ)

5/24(水) =(日) 3月第3次産業活動指数、日銀金融政策決定会合議事要旨(4月10・11日分)、(独) 4月輸入物価指数、5月IFO景況指数、 (加) 4月景気先行指数、加中銀政策金利発表(米) 4月耐久財受注、(米) 4月新築住宅販売件数、財務省2年債入札、週間住宅ローン申請指数、4月住宅着工件数改定値、クロズナーFRB理事、全米企業エコノミスト協会で講演、OECD閣僚理事会(フランス・パリ) 

5/25(木)=フランクフルト、パリ、チューリッヒ休場(アセンション・デー)、(NZ) 4月貿易収支、(日) 4月通関ベース貿易収支、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、20年利付国債の入札、(英) 第1四半期GDP・速報、第1四半期個人消費・速報、(米) 第1四半期GDP・速報、第1四半期個人消費・速報、週間新規失業保険申請件数、4月中古住宅販売件数、財務省5年債入札、4月米求人広告指数

5/26(金)=(日) 4月全国消費者物価指数、5月東京都区部消費者物価指数、4月企業向けサービス価格指数、(独) 5月消費者物価指数・速報、(米) 4月個人所得、4月個人支出、5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁「グローバル環境下でのユーロとドル」のテーマで講演、米債券市場は短縮取引  


5/27 (土)=イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演

5/29(月) =ロンドン市場休場(バンクホリデー)、NY全市場休場(メモリアルデー) 


2006年05月17日

  先週週初は、FOMCで利上げ打ち止め感が出されるとの思惑からドルが売られる展開が継続した。 特にドル円相場では米半期為替報告で中国を為替操作国と認定すると見方が強く、週初から2度目のGapを空けてスタートした。 ただし、実際のFOMCでは0.25%の利上げ決定され、更に声明では追加利上げに含みを残す内容であったにも関わらず、ドルの買い戻しは一時的となり、週を通じてドルは軟調な推移を継続した。 ユーロドルは、ドイツの第1四半期GDP速報値が予想を下回ったにも関わらず、ECB高官の強い利上げ発言によって支えられ一時1.2957と今年のユーロドルの高値をつけた。 一方ドル円では、109.31の安値をつけて、一時米為替報告が中国を操作国と認定しなかったことで買い戻される局面もあったが、戻り高値を111.54に限定しテクニカル的に重要な112円を超えずに軟調な位置で終了した。 その他では英中銀インフレ報告で経済成長率見通しが引き下げられたが、英国ポンドは利下げの思惑が、利上げの思惑に変わり強いトレンドで1.8997の高値と1.90に後一歩に迫る上昇となり、ドルスイスも1.20を一時割れる下落となった。  一方クロス円は総じてドル円の下落に上値の重い展開が継続したが、ユーロ円は141円を割れずにユーロの金利先高感が下値をささえ、ポンド円も比較的小じっかりとなった。 ただし、ウェスト・ミンスター系クロスでは、一時金価格が700ドル台に乗せたことで強含んだが、その後はNZD円が引っ張る形で軟調な引けとなった。 NZD円は68.52と安値を更新し、オージー円は85円を割れ、カナダ円は100円を割れて引けた。  
 今週後半の注目材料は、ドル円では週末の日銀金融政策決定会合と第1四半期GDP・一次速報で、円高の流れがはっきりとしてきただけに、思惑的な動きが出るかもしれない。 ただし、内容的にはあまり強い数字は期待できず、その前に売り込みすぎると危険な感じが強い。 特にテクニカル的には108.75−109.20ゾーンは重要な位置であることから、この位置がホールドできるかは重要な意味を持ちそうだが、あくまでスピード感だけの問題かもしれない。 また結果が失望する内容となっても、相場にトレンドが出ていることから、週間のGapとなる112.20前後を越えないなら、反発も一過性となり易いので注意。 またユーロに関しては既に1.3000のサイコロジカルを前にチャート上は1.2957の高値が現状のトップとの感じ強いが、経済指標を見る限りECB高官が強く示唆するほどの経済の強さは感じられず、今晩のユーロ圏4月消費者物価指数、3月鉱工業生産・季調済や金曜日のドイツ4月生産者物価指数などの数字をよく見てみたい。 実際の指標がフォローできないなら、テクニカル的に達成感が出ると、一旦小休止的なユーロの上げどまりはあるかもしれない。その場合1.23ミドルから1.25ミドルは重要な下値の位置となる。またつけ加えるとスノー財務長官の半期為替報告に関する証言やグリースパン元FRB議長の講演などは、ドルの買い戻しの材料となるか注意してみておきたい。
 一方クロス円では、ドル円の下落の影響が強い形だが、特にユーロ円では140.40のフィボナッチ・リトレースメントを割れると未だサポートとなる139円ミドルを探りに行く可能性もあり、ユーロドルの達成感が顕著になるなら注意。 またポンド円は比較的しっかりとしているが、日足サポートの204円処が注目される。 その他ではオージー円、NZD円、カナダ円が総崩れだが、突っ込んで売る気はないが、上値は重い展開が続きそう。 オージー円は83.35−40がキー・ポイントで、NZD円は既に67円ミドルに迫る下落となっているが、この位置は重要で割れるならほとんど64円まで買えないチャートとなるので注意しなければならない。

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2006/05/12

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ドル円

112.29

112.29

109.31

110.03

ユーロドル

1.2727

1.2957

1.2661

1.2927

ポンドドル

1.8595

1.8997

1.8515

1.8948

ドルスイス

1.2264

1.2322

1.1964

1.1977

ドルカナダ

1.1059

1.1167

1.0975

1.1097

オージードル

0.7723

0.7794

0.7638

0.7729

NZDドル

0.6410

0.6430

0.6203

0.6278

ユーロ円

142.95

142.95

141.02

142.33

ポンド円

208.90

208.98

205.41

208.48

オージー円

86.67

86.67

84.76

85.03

NZD円

72.07

72.07

68.52

69.05

カナダ円

101.44

101.44

99.08

99.15

スイス円

91.63

91.97

90.45

91.84

週間の予定
from 2006/05/15
to 2006/05/19

5/15(月)=(NZ) 3月小売売上高指数、第1四半期小売売上高、(日) 4月企業物価指数・速報、3月貿易収支、3月経常収支、3月機械受注、(加) 3月製造業出荷、谷垣財務相との意見交換会=大阪市主催、コロンビア大学日本経済経営研究所カンファレンス、福井日銀総裁が講演、(米) 5月ニューヨーク連銀製造業景気指数、3月対米証券投資、5月米住宅建設業者指数、(英) 3月景気動向調査

5/16(火)=(日) 4月消費者態度指数、5年利付国債入札、(英) 4月消費者物価指数、4月小売物価指数、(独) 5月ZEW景況感調査、(ユーロ圏) 5月ZEW景況感調査、(米) 4月生産者物価指数、4月住宅着工件数、4月建設許可件数、4月鉱工業生産、4月設備稼働率、バイズFRB理事=新BIS規制についてスペインで講演、ガイトナーNY連銀総裁=信用デリバティブと経済について講演、オルソンFRB理事=リスク管理について講演、クロズナーFRB理事=ヘッジファンドについて講演、バーナンキFRB議長が講演=「ヘッジファンドとシステミックリスク」 

5/17(水)=(NZ) 第1四半期生産者価格、第1四半期生産者物価、(日) 3月鉱工業生産・確報、3月設備稼働率・確報、(英) BOE議事録、4月失業率、(ユーロ圏) 4月消費者物価指数、3月鉱工業生産・季調済、(加) 3月卸売売上高、(米) 4月消費者物価指数、週間住宅ローン申請指数、ミネハン米ボストン地区連銀総裁=ヘッジファンドで討議参加、スノー米財務長官=国際金融システムについて議会証言

5/18(木)=(日) 日銀金融政策決定会合(〜19日)、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(英) 4月小売売上高指数、(加) 4月消費者物価指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、4月景気先行指数、5月フィラデルフィア連銀景況指数、ウォーシュFRB理事=ヘッジファンドについて講演、スノー米財務長官=為替報告書に関し上院銀行委員会で証言、バーナンキFRB議長=新BIS規制について講演、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁=個人向け金融について講演、プール米セントルイス地区連銀総裁=逆イールドについて講演、グリーンスパン前FRB議長=債券市場協会の会合で講演

5/19(金)=(日)日銀金融政策決定会合(発表)、第1四半期GDP・一次速報、3月景気動向調査・改訂値、5月金融経済月報・基本的見解、福井日銀総裁が記者会見、独) 4月生産者物価指数、(仏) 3月経常収支、第1四半期GDP・速報、(英) 4月マネーサプライM4・速報、(ユーロ圏) 3月貿易収支、(加) 3月小売売上高、ガイトナーNY連銀総裁=債券市場協会の年次総会で講演


2006年05月06日
 先週週初は主要欧州市場がメーデーで休日であったことや日本のGWを控えて、比較的静かなスタートとなった。 しかしながら、堅調な米経済指標やバーナンキ米FRB議長が、4月27日の議会証言での「米利上げ打ち止め発言」を「市場は発言を誤解している」と否定したにも関わらず、ドルは終始軟調な展開となり、週末には、スノー米財務長官の辞任の思惑や予想より悪化した米4月雇用統計を受けて安値引けとなった。 ユーロドルは、ECB理事会では金利が据え置かれたが、トリシェECB総裁が記者会見で、「警戒」との言葉を連呼し6月を利上げを強く示唆しことから、1.2555から週末には1.2765まで上昇して高値圏で終了した。 また英国ポンドも英MPC議事録では、金利の変更は見られなかったが、直近比較的良い指標から利下げ圧力は遠のき、なかには利上げとの噂も出ており、ブレア政権の不安定さを吹き飛ばし1.8206から1.8623まで強い上昇を実現した。 一方ドル円では、GWで本邦勢が休日の中、下値では輸入企業や年金の買いが支えていたが、今週米財務省の半期外為報告で、米政府が中国を為替操作国と認定するとの思惑が強まり、114.17の戻り高値で上値をCapされて、週末には悪化したNFPを受けて、112.25の安値へ急落した。 その他では豪州準備銀行がオフィシャル・キャッシュ・レートを0.25%引き上げて、5.75%にすると発表したことから、オージードル相場は躍進し、オージードルは0.7743へ上昇し、オージー円も一時87.78の高値をつけ、ドルカナダ相場は、今週28年ぶりの安値を更新して、1.1012まで値を下げた。 またクロス円相場では、総じて円高気味も、欧州通貨の躍進に堅調な推移を継続した。ユーロ円は142.44から144.75での推移で揉み合い気味となったが、ポンド円相場は週末には一時211.03の高値をつけ、今年2月3日の高値に迫った。 
今週は10日(水)のFOMCで、先週までのバーナンキFRB議長やFRB理事の発言で示唆された米利上げサイクルの終了が、はっきりとコンファームされるかが最大の注目となる。一応市場では、今回も0.25%の利上げは実施されると見ているようで、あくまでその後の声明に市場の関心は集中する。 当然米利上げサイクル終了となればドルに悪材料となるが、現状はこういった状況が市場に相当織り込まれている面もあり、ドルの買い戻しを誘う局面もあるかもしれないので注意が必要となる。 また12日(金)には米3月貿易収支の発表が2段階のドル売りを誘う材料となりそうで、数字如何にもよるが、過去最大の数字となると、今週予定されている米財務省の半期外為報告での「中国を為替操作国と認定」との思惑と絡めてドル売りの材料となるだろう。 しかし、この外為報告では、過去においても外交上の問題から、認定国に選定するような事例はほとんど見られれず、ドル円相場でこの思惑について売りを仕掛けるのは危険と見られる。 その他では、材料的には薄い週となるが、ユーロ圏では第1四半期ドイツGDP速報値やトリシェECB総裁講演が金利先高感の維持に重要となりそうで、英国では英中銀四半期レポートがこのところ急速に変化している英金利先安感の払しょくになるか? またスイス中銀も直近金利引上げ圧力を強めていることや先週予想外に利上げを実施した豪州準備銀行、引き続き良好な経済と商品市況の高騰で金利引上げが見込まれ、高値を更新しているカナダドル相場と絡めて見ても、今後は米国と主要通貨国の金利差縮小が市場の大きなテーマとなるかが注目される。
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2006/05/05

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ドル円

113.65

114.17

112.25

112.58

ユーロドル

1.2635

1.2765

1.2555

1.2727

ポンドドル

1.8259

1.8623

1.8206

1.8595

ドルスイス

1.2388

1.2449

1.2214

1.2264

ドルカナダ

1.1171

1.1189

1.1012

1.1059

オージードル

0.7595

0.7743

0.7552

0.7723

NZDドル

0.6383

0.6443

0.6338

0.6410

ユーロ円

143.63

144.75

142.44

143.28

ポンド円

207.63

211.08

206.13

209.38

オージー円

86.28

87.78

85.73

86.95

NZD円

72.47

73.10

71.97

72.19

カナダ円

101.82

102.84

100.82

101.80

スイス円

91.80

92.82

91.24

91.80

週間の予定
from 2006/05/08
to 2006/05/12

5/8(月)=パリ休場(第二次大戦終戦記念日)、(豪) 3月小売売上高、第1四半期小売売上高、(スイス) 4月失業率、(英) 4月生産者仕入価格、4月生産者出荷価格、4月生産者物価指数、(独) 3月製造業受注、(加) 4月住宅着工件数、(ユーロ圏)欧州委員会が春季経済見通しを発表、BIS会合でトリシェECB総裁が記者会見  

5/9(火)=(独) 3月鉱工業生産、(米) 3月卸売在庫 

5/10(水)=(日) 3月景気動向調査・速報、(独) 4月卸売物価指数、3月貿易収支、3月経常収支、(仏) 3月鉱工業生産、3月製造業生産指数、3月財政収支、(英) 3月貿易収支、英中銀四半期インフレレポート、(加) 3月新築住宅価格指数、(米) 4月月次財政収支、FOMC政策金利発表、住宅ローン借り換え申請指数 

5/11(木)=(NZ) 第1四半期失業率、(日) 4月マネーサプライM2+CD、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(豪) 4月失業率、(独) 第1四半期GDP・速報、(英) 3月鉱工業生産指数、3月製造業生産高、(ユーロ圏) 第1四半期GDP・季調済、(米) 4月小売売上高、3月企業在庫、週間新規失業保険申請件数、米財務省10年債入札、シカゴ地区連銀のモスコウ総裁が同連銀主催行事で冒頭挨拶、コーンFRB理事、シカゴ地区連銀主催行事で講演 

5/12(金)=シンガポール休場(べサック・デー)、(日) 4月景気ウォッチャー調査、(独) 4月消費者物価指数・確報、(仏) 4月消費者物価指数、3月貿易収支、(米) 3月貿易収支、4月輸入物価指数、5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 

(その他)米財務省の半期外為報告(未定)


2006年05月01日
先週の為替市場は、大荒れの相場展開となった。 週初からワシントンG7声明を受けて円が急騰し、週後半からは堅調な米経済指標にもかかわらず、バーナンキFRB議長が議会証言で、「先行き見通しを見極めるために利上げを休止させる可能性がある」と発言したことから、金利サイクルの終了が確認されたことからドルが大きく売られる展開となった。 ユーロドルは、ドイツの4月IFO業況指数が予想を上回ったことやウェーバー独連銀総裁やパパデモスECB副総裁の「政策金利は非常に低水準」との発言を受けて、5−6月にも0.50%の利上げの可能性を織り込む動きから、週末には1.2640の高値をつけて高値圏での引けとなった。 ドル円は、週明けの早朝からG7後の海外中央銀行高官の中国人民元の切り上げ要求発言を受けて、クロス円を含めてGapを空けて急落となった。 また更にバーナンキFRB議長の証言や中国人民銀行が貸出基本金利を引き上げたことから、週末には強い円買い投機意欲が高まり、113.66の安値と今年1月12日の安値となる113.42に迫る下落となった。 またポンドドルやドルスイスも久々のレベルへ突入し、ポンドドルは原油価格の高騰を受けて1.82台へ上昇、ドルスイスはスイスの景気先行指数の上昇やロート・スイス中銀総裁の金融引き締め政策継続発言を受けて1.23台へ下落した。
 一方クロス円は、週初こそドル円の下落に大きく値を下げたが、週末には欧州通貨の上昇から週初のGapを埋める堅調な反発となり、ユーロ円は141.50から143.87、ポンド円は203.82から207.69まで値を回復して、ゴールデン・ウィークを前に投信設定からの買いニーズが強いことを示した。 ただし、注意しなければならないのは、渡辺財務官の「G7付属文書、ドル調整と読むのは間違い」との発言やバーナンキFRB議長の「7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議では、ドル安誘導について協議していない」と発言を見ると若干市場の過剰反応が伺えることからは、来週以降もこういったけん制発言には注意しなければならない。 
 今週の注目は、なんと言っても週末の米雇用統計に集まるが、基本的にバーナンキFRB議長の議会証言では、「今後の米経済の行方を見るための休止」が示唆されただけで、なにも利上げを全く止めてしまうとは言っていない。 今後強い米経済動向が裏づけられると利上げ再開の可能性も残ることは念頭においておきたい。 その意味でも今週のISM景況指数や米雇用統計などの動向は注意して見ておかなければならないが、 先週の強いドル売りで、ポジション的には偏りが見えることからは揺り戻しには注意したい。 
 個別ではユーロ相場では、ECB理事会での利上げがマーケットの焦点で、5−6月にトータルで0.50%の利上げが実施されるかが強いユーロ相場を支えるキーとなりそうで、今週の利上げがなくも、トリシェ総裁の記者会見で、こういったスタンスがコンファームされるかは、トレンドの出てきたユーロドルには重要となりそうだ。 ユーロドルでは1.2730−35のレベルが焦点となる。 またドル円では、G7後の中国元切り上げ圧力と米金利打ち止め感とのダブル・パンチ的な要因となるが、テクニカル的にも重要な下支えの位置となる112円ミドルが近く、こういったレベルが維持できるかが最大の注目となる。 その他ではドルスイスが、直近の地政学リスクの高まりとスイスの堅調な経済と利上げが焦点となり、 直近利下げ期待の遠のいているポンドドルでは、英MPCでの金利変更無しは、1.80台と高い位置にあるポンド買いに安心感を与えると見られる。またウェストミンスター通貨では、特にカナダドルの躍進が顕著だが、月足の波動ベースでは第5波の位置にあって、14年ぶりの高値圏にあることからサイコロジカルな1.0−1.11では達成感からの反転には注意しなければならない。
 一方クロス円が相場が堅調な地合を継続しているが、日本のゴールデン・ウィーク突入で、個人投資家や投信の円売り需要の減退がリスク要因となりそう。 海外勢中心に仕掛け的な円買いの可能性が残り、上値追いには注意しなければならない。 また波動的には、ユーロ円は141.50の底値から反転があっても、145.51で高値をつけた感じが強く、 144円台では戻り売りが出やすそう。 またポンド円では、全体的な揉み合いが見られ、203円ー209円のなどのレンジ的な推移を想定している。
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ドル円

116.15

116.15

113.66

113.83

ユーロドル

1.2355

1.2640

1.2333

1.2635

ポンドドル

1.7855

1.8262

1.7794

1.8259

ドルスイス

1.2722

1.2751

1.2375

1.2388

ドルカナダ

1.1375

1.1400

1.1162

1.1171

オージードル

0.7441

0.7605

0.7420

0.7595

NZDドル

0.6332

0.6387

0.6230

0.6383

ユーロ円

143.50

143.87

141.50

143.78

ポンド円

207.12

207.69

203.82

207.63

オージー円

86.49

86.67

85.05

86.45

NZD円

73.56

73.56

71.57

72.66

カナダ円

102.05

102.12

100.47

101.92

スイス円

91.18

91.93

89.98

91.81

週間の予定
from 2006/05/01
to 2006/05/05

5/1(月)=香港、シンガポール、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、ロンドン市場休場、(加) 3月鉱工業製品価格、(米) 3月個人所得 、3月個人支出、3月建設支出、4月ISM製造業景況指数、米ミネアポリス地区連銀のスターン総裁が講演、米アトランタ地区連銀のグイン総裁が講演、小泉首相がアフリカ・スウェーデンを歴訪(29日から5日まで) 

5/2(火)=(日) 4月マネタリーベース、(スイス) 4月SVME購買部協会景気指数、(英) 4月マネーサプライM0・速報、(米)4月米企業人員削減数、3月中古住宅販売保留、4月米自動車販売台数  

5/3(水)=東京市場休場(憲法記念日)、(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、(仏) 3月住宅着工許可、(ユーロ圏) 3月失業率、3月生産者物価指数、(米) 3月製造業受注指数、4月ISM非製造業景況指数、モスコウ米シカゴ地区連銀総裁が講演、米財務省3・10年債入札条件、バーナンキ米FRB議長が「地域活性化」について講演   

5/4(木)=東京市場休場(国民の休日)、(スイス) 4月消費者物価指数、(英) 3月マネーサプライM4・確報、3月消費者信用残高、BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 3月小売売上高、欧州中銀金融政策発表、トリシェECB総裁が理事会決定について会見、(加) 3月住宅建設許可、(米) 第1四半期非農業部門労働生産性・速報、(米) 第1四半期単位労働費用・速報、週間新規失業保険申請件数、(加) 4月Ivey購買部協会指数、バイズFRB理事が講演、日中韓財務相会合、ASEAN+3(日中韓)財務相会合、谷垣財務相も講演 

5/5(金)=東京市場休場(こどもの日)、香港休場(釈迦誕生日)、(豪) 3月住宅建設許可、3月貿易収支、(加) 4月失業率、(米) 4月失業率、4月非農業部門雇用者数、3月消費者信用残高、ADB総会(インド・ハイデラバード)


2006年04月24日
 先週の為替市場は、週初のイースターマンデーから荒れ相場となった。 FOMCを前に、WSJ紙の「米FRBの6月利上げ打ち止め」観測記事を発端のユーロドル相場は投機的な買いに上昇した。「中国は米国債購入を減らすべき」との一部報道から懸念された対米証券投資の数字を無難に乗り切ったドル相場も、 実際FOMC議事録では、直近FRB高官が執拗にけん制していた通り、 今後の利上げ打ち止め感が示され、週間を通してドルが軟調な推移となった。 またイランの地政学リスクを気にする相場は、週末には、サプライズ的にスウェーデン中銀が、「過去1カ月間に外貨準備の通貨の構成比率を変更し、ユーロの比率を13%ポイント引き上げた」と発表したことから、ドルに駄目押しをつけた。今までは中東やアジア中銀等が外貨準備の変更を示唆していたが、この動きが先進国にも広がりを見せたことは重要なインパクトを市場に与えるとものと見られる。
 個別では、ユーロドルは週初からユーロ円の投機的な買いも手伝って、1.2395の高値をつけ、その後は1.2267へ調整する局面もあったが、引き続き海外中央銀行の外準入れ替えのビッドが下値を支えた。この動きからユーロ円も金利差を見越した買いが続き、一時145.51の高値と先週つけたユーロ円の史上高値となる144.88を上回る上昇を実現した。ドル円相場では、5月1日まで投信設定が続くことから、クロス円を含めて下値で底堅い買いが見えたが、週末には、米中首脳会談でサプライズの出なかった相場も、引き続きG7を控えて思わぬ人民元切り上げのニュースへの懸念から116.55の安値へ下落して安値圏での引けとなった。 またポンド相場は、M&A絡みのビッドが支え、1.7937の高値と久々に1.80へ迫る上昇となり、特に本邦からのボーダーフォン買収絡みのポンド円の買いが出てた模様で、ポンド円は一時210.83の高値をつけた。
 一方ウェストミンスター系通貨では、金や銀価格、原油相場の堅調な上昇を受けて、堅調な相場推移となり、オージードルが0.7483まで上昇したことで、オージー円は87.87、NZD円はNZDドルが0.6359へ上昇したことで、74.69の戻り高値へ反発した。またドルカナダは、来週のRBCの金融政策への利上げ期待感から軟調な展開が継続した。 金価格は一時645ドル台、NYMEX原油先物価格は75.35ドルまで上昇している。

 今週は、先週末に開催されたG7に対する月曜日早朝からの市場の反応が、まずは方向感を見る上で重要となりそうだ。 特にG7では、中国やアジアに対する一段の為替柔軟性が不可欠と指摘されたが、世界的不均衡に対する海外政府の懸念は強く、仏財務相の「ユーロは均衡価値に近い、日本は円高容認と確信」との発言から、円高リスクが再燃するかは注意しておかなければならない。 またこの点を除くと最大の注目は、木曜日に行なわれるバーナンキFRB議長の議会証言で、ここで先週FOMC議事録で明らかになった金利打ち止め感を裏付ける発言が出るかは、今後のドルの流れを変える事態に発展する可能性もあり、未だ市場からしっぺ返しを受けていないバーナンキFRB議長の最初の試練となるかは、注意してみておかなければならない。
 経済指標では、火曜日の米4月消費者信頼感指数、金曜日の米第1四半期GDP、個人消費が注目されるが、金利打ち止め感とは裏腹に堅調な米経済の姿が示されると見えて、売り込まれたドルのショート・カバー要因となりだ。 またユーロ圏では、独4月IFO景況指数の動向はトリシェ総裁の講演と合わせて注意。 日本では、金曜日の3月全国CPI,4月東京都区部CPIが、今回から発表される「経済・物価情勢の展望」リポートとで、日本の金利先高感が高まるかは注目したい。
 その他では、カナダ中銀とNZ中銀の金融政策会議が予定されているが、 カナダは利上げ期待が高まっており、直近3月2日につけた1.1299を下回ると1.0への思惑が広がる可能性が高まるだろう。 また、週末にNZ貿易交渉担当相の「NZドルの下落は輸出企業にとって好影響 である」、「現状のNZドル水準に満足しているが、もう少し下落すれば喜ばしい」とのひょんな発言が出たが、NYマーケット引け際で、NZ相場に特に大きな影響を与えていないが、週初からこの発言に対する悪影響が、NZ相場に出るかは注意しておかなければならない。
 一方先週も堅調なクロス円相場だが、ゴールデン・ウィークを控えて、最後の追い込み的な買いが続くかは注目となるが、テクニカル的には、ユーロ円は145.51、ポンド円は210.83の高値をつけて、買われ過ぎの位置から下落していることから注意しなければならない。
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ドル円

118.60

118.60

116.58

116.59

ユーロドル

1.2113

1.2395

1.2267

1.2338

ポンドドル

1.7550

1.7937

1.7550

1.7822

ドルスイス

1.2969

1.2969

1.2650

1.2756

ドルカナダ

1.1518

1.1537

1.1351

1.1375

オージードル

0.7290

0.7483

0.7275

0.7441

NZDドル

0.6185

0.6359

0.6178

0.6332

ユーロ円

143.70

145.51

143.57

143.88

ポンド円

207.81

210.83

207.52

207.80

オージー円

86.39

87.87

86.60

86.75

NZD円

73.39

74.69

73.04

73.77

カナダ円

103.05

103.67

102.34

102.50

スイス円

91.41

92.75

91.26

91.41

週間の予定
from 2006/04/24
to 2006/04/28

4/24(月)=(豪) 第1四半期生産者物価指数、(英) 3月小売売上高指数、3月マネーサプライM4・速報、(独) 2月鉱工業生産、トリシェECB総裁が講演 

4/25(火)=ウェリントン、シドニー市場休場 (アンザックデー)、(日) 3月企業向けサービス価格指数、20年利付国債の入札、(独) 3月輸入物価指数、 (スイス) 3月貿易収支、(独) 4月IFO景況指数、(ユーロ圏) 2月経常収支、2月貿易収支、(独) 4月消費者物価指数・速報、 (加) 加中銀政策金利発表、(米) 4月消費者信頼感指数、3月中古住宅販売件数、財務省5年物物価連動債入札 

4/26(水)=(豪) 第1四半期消費者物価、(英) 第1四半期GDP、(ユーロ圏) 2月鉱工業生産、2月製造業受注、(米) 週間住宅ローン申請指数、3月耐久財受注、3月新築住宅販売件数、3月住宅着工件数改定値、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、財務省2年債入札、スノー米財務長官が米抵当銀行協会の会合に参加 

4/27(木)=(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート、3月貿易収支、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、2年利付国債の入札、(独) 4月失業率、 (米) 週間新規失業保険申請件数、3月求人広告指数、バーナンキFRB議長が上下両院合同経済委員会で経済見通しについて証言、オルソンFRB理事がオハイオ州コロンバスで講演、コーンFRB理事がニューヨークで講演、財務省5年債入札  

4/28(金)=(NZ) 3月住宅建設許可、(日)日銀金融政策決定会合、3月失業率、3月有効求人倍率、3月全国消費者物価指数、4月東京都区部消費者物価指数、3月大型小売店販売額・速報、3月小売業販売額・速報、3月鉱工業生産・速報、「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)発表、福井日銀総裁会見、外国為替平衡操作の実施状況、(独) 3月小売売上高指数、(仏) 4月消費者信頼感指数、3月失業率、3月生産者物価指数、(ユーロ圏) 4月消費者物価指数・速報、(スイス) 4月KOF先行指数、(英) 4月GFK消費者信頼感調査、(加) 2月GDP、(米) 第1四半期GDP、第1四半期個人消費、第1四半期雇用コスト指数、4月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、4月シカゴ購買部協会景気指数、バイズFRB理事が講演、ファーガソンFRB副議長が退任 


2006年04月17日
 先週の外国為替市場では、注目された米2月貿易収支が原油価格の下落を受けて、前月比で改善されたことから、ドルが強含み的な展開となった。 しかし、米貿易収支の改善は、逆に景気の減速を示す可能性との思惑もあって、週末のイースター休暇で市場参加者が極端に減ったことから、為替市場に更なる強い方向性を与えるものとはならなかった。 また、米利上げ長期化観測から米10年物国債は久々の5%乗せを実現したが、一方パイズFRB理事の「政策金利は適切水準に近づいた」と発言などもあって、米金利の先高感は、強弱入り混じる状況で、こういった面が相場の方向感をはっきりと打ち出せない原因となっている。 
 個別では、ドル円は、日銀金融政策決定会合や福井日銀総裁会見で、強い金利の方向感が出ず、2月経常収支黒字が過去最大を記録したにも関わらず、底堅い展開となったが、119円には数千本の売り物が控えているとの思惑もあって、上値は118.90を超えることは出来なかった。 またユーロドルは、先々週のトリシェ発言から、軟調な地合が継続しているが、リープシャー・オーストリア中銀総裁が、「6月の利上げの可能性」を示唆したことから、更に大きく売り込まれる展開ともなっていない。 引き続き下値は海外中央銀行のビッドとリアル・マネーの戻り売りの鬩ぎ合いが続いている。 目だった動きとしては、イラン核開発絡みから地政学的リスクが再度高まっており、スイスフランが比較的堅調な動きとなり、直近大きく売り込まれていたNZDドルが、2月NZ小売売上高が予想を大幅に上回ったことをきっかけに、0.6257まで買い戻された。
 一方クロス円では、全般的の堅調なドル円と揉み合い気味の欧州通貨の動向から、比較的小じっかりとの相場展開となった。 ユーロ円は、142円台では、ユーロ債投資の買いが控え、144円台では生保の戻り売り意欲と143円台で揉み合いを継続したが、ポンド円は、ソフト・バンクの英ボーダフォン買収絡みの買いの噂で、久々に207.95まで上昇した。 またAUD/NZDが1.2000でCapされたことから、オージー円は、87円を前に揉み合いとなり、NZD円は一時74.11まで値を回復した。
 今週の最大の注目は、先週若干の改善を見せた米貿易収支に対して、これをファイナンスする2月対米証券投資が最大の注目。 現状600億ドル台にあるが、500億ドル台への突入は注意が必要となりそうだ。 また先週5%台に乗せた米長期金利が5%台を維持できるかが、金利の先高感を見る上で重要だが、インフレ指標からは、18−19日に発表される3月米PPI/CPIの数字、またこの処注目を集めている米住宅関連指標のからは目が離せない。 更に金融政策では、FOMC議事録、英MPC議事録が予定されているが、内容的に新味のない結果であれば特には影響を与えないと見るが、木曜日に金利政策決定を伴わないECB定例理事会があって、この辺でユーロ圏の金利先高感が蒸し返される発言が出るかは注目しておきたい。 一方円絡みでは、20日に日米首脳会談が予定されており、週末のG7と絡めて、中国元の切り上げ問題が、ドル円相場に影響を与えるかは大きな注目となるが、月曜日には日本の鉱工業生産や設備稼働率が景気の強さを裏付けるかが注目される。 また信託大会や日銀支店長会議での福井総裁の挨拶で、突発的な材料が出るかも注意しておきたい。 
 その他では、5月1日まで投信の設定が予定されており、クロス円が引き続き堅調な推移を継続できか、先週143円台で揉み合いとなったユーロ円の動向には注目される。 また先週買い戻されたNZDドルだが、 第1四半期消費者物価が、4月27日のNZ準備銀行の政策金利発表を前に、NZの景気の動向をどう示すか注目され、来週のカナダ中銀のが政策金利を発表を前に、カナダドル相場が堅調な高値を維持できるかも注目される。
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ドル円

118.30

118.90

117.83

118.69

ユーロドル

1.2093

1.2169

1.2065

1.2110

ポンドドル

1.7422

1.7573

1.7376

1.7512

ドルスイス

1.3015

1.3062

1.2933

1.2983

ドルカナダ

1.1496

1.1535

1.1428

1.1518

オージードル

0.7260

0.7344

0.7238

0.7279

NZDドル

0.6072

0.6257

0.6061

0.6185

ユーロ円

143.03

143.97

142.84

143.57

ポンド円

206.06

207.95

205.68

207.81

オージー円

85.90

86.98

85.68

86.30

NZD円

71.91

74.11

71.67

73.39

カナダ円

102.90

103.75

102.62

103.05

スイス円

90.92

91.44

90.69

91.41

週間の予定
from 2006/04/17
to 2006/04/21

4/17(月)=ウェリントン、シドニー、香港、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、ロンドン市場休場 (イースター休暇)(日) 2月鉱工業生産・確報、2月設備稼働率・確報、3月消費者態度指数、信託大会・与謝野経済財政・金融担当相/福井日銀総裁が挨拶、(米) 4月ニューヨーク連銀製造業景気指数、 2月対米証券投資、4月米住宅建設業者指数、グイン米アトランタ地区連銀総裁が講演、「現代金融機関・市場およびシステミックリスク」会合=アトランタ地区連銀総裁挨拶・ファーガソンFRB副議長とクロズナーFRB理事挨拶、モスコウ・シカゴ地区連銀総裁「労働力の質と公立学校改革」で講演(その他)米・中首脳会談に向けたパネルディスカッション(AEI主催)  

4/18(火)=(日)日銀支店長会議、福井日銀総裁挨拶、30年利付国債の入札、日銀大阪支店長会見、(米) 3月生産者物価指数、3月住宅着工件数、3月建設許可件数、FOMC議事録(3月28日)、モスコウ・シカゴ地区連銀総裁が自動車業界の会合で講演、イエレン・サンフランシスコ地区連銀総裁が「経済見通し」で講演、ウォーシュ米FRB理事「現代金融機関・市場およびステミックリスク」会合で挨拶  

4/19(水)=(NZ) 第1四半期消費者物価、(日) 2月景気動向調査・改訂値、(仏) 2月経常収支、(英) BOE議事録、(ユーロ圏) 2月鉱工業生産・季調済、(加) 3月景気先行指数、(米) 3月消費者物価指数、米住宅ローン申請指数、米住宅ローン借り換え申請指数 

4/20(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、3月通関ベース貿易収支、(英) 3月消費者物価指数、3月小売物価指数、(ユーロ圏) 3月消費者物価指数、ECB定例理事会、(加) 3月消費者物価指数、(米) 新規失業保険申請件数、3月景気先行指数、4月フィラデルフィア連銀景況指数、財務省5年物物価連動債入札条件、米中首脳会談 

4/21(金)=(日) 2月第3次産業活動指数、(豪) 第1四半期輸出物価指数、第1四半期輸入物価指数、(仏) 3月消費者支出、(加) 2月卸売売上高、2月小売売上高、(その他)7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)ワシントンで開催  


2006年04月10日
 先週当初は、ECB理事会を控えてドル売りが進んだが、ECB理事会で金利の据置が決定、トリシェ総裁が、市場の5月利上げを否定する発言を行なったことや米雇用統計が堅調な結果となったことから、週末にはドルの買い戻しが大きく進んだ。 ただし、全般的には強い方向感が出ているとは言い難く、市場では未だ次の方向感を手探りする状況は変わっていない。
 ユーロドルは、金利先高感やアジア・中東の中央銀行が外準のドル離れを加速するとの見方が優勢となり、ユーロ・クロスの買い戻しもあって、1.2118から1.2335の高値まで上昇したが、トリシェECB総裁の予想外の発言から、市場は混乱気味。 週末には1.2093まで弱含みとなった。 またドル円は、3月日銀短観で大企業・製造業業況判断指数が予想を下回ったことで、一時118.80まで上昇したが、 その後は、成思危全人代副委員長の「米国債売却」発言やホーニグ・カンザスシティー地区連銀総裁の「米FF金利は中立的レンジの上限にある可能性」との発言を受けて調整も、下値は本邦機関投資家や投信からの新年度外債投資が下値を支え、116.68から118.40まで堅調な推移となった。 ドル円は堅調に117.57から118.80まで上昇した。その他では、この処軟調な推移となっていたウェスト・ミンスター通貨が堅調な反発となり、オージードルは、0.7129から0.7342へ上昇、ドルカナダも1.1773から1.1438まで下落したが、NZDドルだけは弱保合が継続した。
 一方クロス円は総じて堅調な展開となったが、週初から強い上昇を実現したユーロ円は、史上高値となる143.62を更新して、一時144.88まで上昇したが、その後は利食いやユーロドルの下落から、週末には142.70まで値を崩した。 またポンド円は英MPCで金利が据え置かれたことから206.87の高値、オージー円は3月豪州失業率の改善を受けて86.31の高値まで上昇し、NZD円も82.99まで堅調な上昇となり、カナダ円も週末には103.21の高値と久々の水準をつけた。
 今週は、12日水曜日の米2月貿易収支が最大の注目となる。 先週ECBの金利先高感に水を差されたこともあって、金利差を中心とした市場テーマから、各国の構造的な経済バランスの不均衡に注目の焦点が移行するかが注目される。 特に米貿易赤字は675億ドルの予想と過去最高を引き続き更新する見込み。 また興味深いことは、火-水曜日に仏英日米と貿易収支の発表が相次ぐことで、特に米国の赤字が際立つ動きとなるかは注目される。 日本では金融政策決定会合、2月機械受注や福井日銀総裁の会見が、最近の円金利先高感を強めることになるかは、本邦機関投資家の新年度外債投資の継続と絡めて注意したい。 ユーロ圏では、ドイツの4月ZEW景況感調査やECB月報が、先週のトリシェ総裁の発言を裏付ける内容となるかは、ユーロの海外中央銀行の外貨準備のユーロシフトの買い支えとともに市場の関心を集めると思われる。
 一方クロス円相場では、先週史上高値を更新したユーロ円の動向が最大の関心となろう。 特に金利先高感が遠のいたことで、ユーロ円は週後半に調整を強めたが、先導したユーロ円の動向は今後も注目したい。 また全般的にクロス円では、金利差を通じた円売り意欲が引き続き旺盛ではあるが、日本のゴールデン・ウィークを前に、一旦良い処に反発したオージー円やカナダ円のポジション調整の動きには注意したい。 その他今週末は海外市場はイースター休暇で、金曜日、月曜日はロンドン市場が不在。 NY市場も金曜日には為替市場はオープンも、株式、債券市場が休場となることから、週末を前にポジション調整が出易いので注意しなければならない。 
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117.78

118.80

116.68

118.30

ユーロドル

1.2118

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1.2033

1.2093

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1.7616

1.7251

1.7422

ドルスイス

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1.3138

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1.3015

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1.1685

1.1773

1.1438

1.1496

オージードル

0.7165

0.7342

0.7129

0.7260

NZDドル

0.6150

0.6186

0.6011

0.6072

ユーロ円

142.71

144.88

142.42

143.03

ポンド円

204.60

206.87

204.06

206.06

オージー円

84.36

86.31

83.80

85.90

NZD円

72.46

72.99

70.68

71.91

カナダ円

100.80

103.21

100.01

102.90

スイス円

90.30

91.75

90.06

90.92

週間の予定
from 2006/04/10
to 2006/04/14

4/10(月)=(日)日銀金融政策決定会合(〜11日)、2月機械受注、3月景気ウォッチャー調査、(仏) 2月鉱工業生産、2月製造業生産指数、(英) 3月生産者仕入・出荷価格、3月生産者物価指数、(加) 3月住宅着工件数、オルソンFRB理事講演、バイズFRB理事講演 

4/11(火)=(日) 日銀金融政策決定会合(発表) 、4月金融経済月報・基本的見解、福井日銀総裁会見、 (仏) 2月貿易収支、(英) 2月貿易収支、(独) 4月ZEW景況感調査、(ユーロ圏) 4月ZEW景況感調査、(加) 2月新築住宅価格指数、スターン米ミネアポリス地区連銀総裁が講演 

4/12(水)=(日) 3月マネーサプライM2+CD、2月貿易収支、2月経常収支、(独) 3月卸売物価指数、3月消費者物価指数・確報、(英) 3月失業率、(ユーロ圏) 第4四半期GDP・季調済、ECB月報、 (米) 2月貿易収支、(英) 2月景気動向調査、(米)10年物物価連動債入札、米住宅ローン・借換え申請指数、3月月次財政収支 

4/13(木)=(NZ) 2月小売売上高指数、(日) 3月企業物価指数・速報、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、5年利付国債の入札、3月投信概況(投信協会)、 (仏) 3月消費者物価指数、(加) 2月製造業出荷、(米) 3月輸入物価指数、3月小売売上高、週間新規失業保険申請件数、2月企業在庫、4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、バイズ米FRB理事が講演、米債券市場は短縮取引 

4/14(金)=ウェリントン、シドニー、シンガポール、香港、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、ロンドン、トロント市場(イースター休暇)、(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(3月8・9日分)、(米) 3月鉱工業生産、3月設備稼働率、米国は株式・債券市場休場


2006年04月03日
 先週は、最大の注目であったFOMCで、予想通り0.25%の利上げが実施され、更には追加利上げの可能性が排除されなかったことを受けて、一時ドルが買い戻された。 しかしながら、金利差は結局いずれ縮小するとの見方が強く、スノー財務長官の更迭の噂に見られるように、米国内での中間選挙に向けた「ドル安政策」への懸念から、売り買いが交錯して揉み合い気味の相場展開で週末を終了した。 ドル円は、日本の決算末を睨んだ本邦資本筋からのレパトリや信託銀行のヘッジ売りで、週初に116.26まで下落したが、その反面新年度を睨んだ外貨建て投信設定や輸入筋の買いが下値を支え、一時118.22まで反発となった。 ユーロドルは、ドイツ製造業PMIが5年半ぶりの高水準に上昇した事などから、5月にも利上げとの思惑が強まったことやナセル・アルスワイディUAE中央銀行総裁の発言に代表されるように、海外中銀の外貨準備のユーロシフトがユーロの下値を支え、1.1992から1.2173での揉み合いの中、小じっかりとした相場展開となった。 また注目のオセアニア通貨の動向だが、NZDドルは、2月NZ貿易収支の改善にも関わらず、週初は投機的な動きが強まり、一時0.5998とサイコロジカルな0.60を割れたが、その後は、カレン・ニュージーランド財務相の「第4四半期NZGDPはプラスに上方修正される可能性」、「現状のNZドル相場はより満足できる水準」との口先介入から、反発地合となり、週末には0.6167まで上昇、これに同調するようにオージードルも0.7015から0.7172に上昇した。 
 一方クロス円は、年金筋の買いを受けて総じて堅調な展開となり、金利先高感の強いユーロ円は、142.98の高値へ上昇し、オージー円も82.03の底値、NZ円も70.53の底値からは反発地合となったが、ポンド円は英国経済の脆弱さから、203.17から205.80での保合気味の相場展開を継続した。
今週の最大の注目は、週初の日銀短観と金曜日の米雇用統計となるが、実際既に先週のFOMCで利上げが決定され、今後の利上げ打ち止め感が否定されなかったことから、5月の利上げが既定路線となっていることから、あまり米雇用統計に強い期待が集まるとは思われない。 逆に悪い数字に反応するリスクが残り、注意が必要となる。 一方日本サイドでは、日銀短観がどういった数字となるかは未知数も、直近早期の金利引上げがテーマとなっており、債券市場などが強く反応するなら注意が必要となりそう。後は本邦機関投資家の新年度の外債投資にどういったスタンスで望んでくるかは注目したい。 また欧州では、ECB理事会や英MPCが予定されているが、ECBでは今回の利上げ予想は低いが、トリシェ総裁の記者会見や今週発表されるドイツ経済指標が金利先高感を維持できるかが注目され、英国では、どうにか利下げを抑えている状況からは、今週も金利差縮小の思惑が市場のテーマとなりそうだ。 
 一方オセアニア通貨では、豪州準備銀行の金融政策では、利上げの予想は低く、特別これで相場が買われるとは思わないが、テクニカル的に底値を一旦つけたオセアニア通貨が今週も堅調な相場展開が継続できるかは注目される。 ただし、急落からの反転上昇からは、戻り売りが出易いと見られ、こういった上昇についていくのは疑問。 またNZD相場では、あまりにも相場が急落したため、カレン財務相が先週口先介入に入っているが、市場はこういった隙間をついてくる可能性が高く、財務相発言に安易についていく気はしない。
 またテクニカル的には、ストレート通貨では、オージードルとNZDドルを除いて短期はドル買い気味も、 中長期は曖昧なサイン。 未だレンジ的な推移から、こういったレンジ・ブレイクが出来るかが注目となる。 またオージードルとNZDドルは、一旦底値つきから短期が反転上昇気味となっているが、中長期は売りサインが継続されており、未だ戻り売りが出やすい状況。 一方クロス円も短期が買い気味のサインとなっているが、中長期はユーロ円を除いて戻り売りが良い状況。 焦点はユーロ円の動向次第だが、 一旦ユーロ円では、137円前半から143円ミドルのレンジ内の推移と見える。 
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Weekly Range
from 2006/03/27
 to 
2006/03/31

通貨ペア

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ドル円

117.46

118.22

116.26

117.78

ユーロドル

1.2036

1.2173

1.1992

1.2118

ポンドドル

1.7430

1.7537

1.7318

1.7372

ドルスイス

1.3109

1.3128

1.2958

1.3042

ドルカナダ

1.1675

1.1747

1.1588

1.1685

オージードル

0.7087

0.7172

0.7015

0.7165

NZDドル

0.6087

0.6167

0.5998

0.6160

ユーロ円

141.38

142.98

139.72

142.71

ポンド円

204.65

205.80

203.17

204.60

オージー円

83.24

84.36

82.07

84.36

NZD円

71.47

72.50

70.53

72.46

カナダ円

100.62

101.43

99.34

100.80

スイス円

89.62

90.62

88.86

90.30

週間の予定
from 2006/04/03
to 2006/04/07

4/2(日)=米国は夏時間入り、オーストラリアは冬時間入り 

4/3(月)=(日) 日銀短観、(豪) 2月貿易収支、(スイス) 3月SVME購買部協会景気指数、(英) 3月マネーサプライM0・速報、(米) 2月建設支出、2月中古住宅販売保留、3月ISM製造業景況指数、3月米自動車販売台数、米シカゴ地区連銀とECBが合同会議(フランクフルト、4日まで)、クロズナー米FRB理事が講演 

4/4(火)=(日) 3月マネタリーベース、10年利付国債の入札、(スイス) 3月消費者物価指数、(ユーロ圏) 2月失業率、2月生産者物価指数、(米)3月企業人員削減予定数、シカゴ地区連銀のモウコウ総裁、シカゴ連銀・ECB合同会議で講演、リッチモンド地区連銀のラッカー総裁、経済見通しについて講演、カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁「金融政策と経済見通し」について講演

4/5(水)=香港休場(清明節)、(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、(英) 2月鉱工業生産指数、2月製造業生産高、(ユーロ圏) 2月小売売上高、(米) 3月ISM非製造業景況指数、週間住宅ローン申請指数、バーナンキFRB議長、金融教育に関する記者会見に参加、NY連銀のガイトナー総裁が講演、カンザスシティー地区連銀のホーニグ総裁「金融政策と経済見通し」について講演、ダラス地区連銀のフィッシャー総裁が講演 

4/6(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(豪) 3月失業率、(日) 2月景気動向調査・速報、(仏) 2月財政収支、(独) 2月製造業受注、(英) BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表、トリシェ総裁記者会見、(加) 2月住宅建設許可、(米) 週間新規失業保険申請件数、(加) 3月Ivey購買部協会指数、クロズナーFRB理事がロンドンで講演 

4/7(金)=(スイス) 3月失業率、(独) 2月貿易収支、2月経常収支、2月鉱工業生産、(加) 3月失業率、(米) 3月失業率、3月非農業部門雇用者数、2月卸売在庫、2月消費者信用残高


2006年03月27日
 先週はレンジ相場の中、週初のドル安から米住宅関連の指標でどたばたする局面もあったが、ドルの買い戻しがメインとなった。 注目のバーナンキ米FRB議長が講演では、今週のFOMCの利上げに関して特に発言はなかったが、 市場はほぼ利上げを確実視しており、FOMC前のドルのショート・カバーが中心となった週と言えるかもしれない。 ドル円は、月曜日の115.50の安値から金曜日に高値118.50まで比較的単純な上昇となり、ユーロドルも月曜日の1.2197の高値から金曜日には1.1952まで下落した。 また英中銀金融政策委員会議事録が公表されたが、前回同様政策金利の据え置きが8対1で決定されたことや、ハト派のニッケル委員が退任することが判明したが、ポンドドル相場もあまり動意は見られなかった。 一方注目は、オセアニア通貨の下落で、NZの第4四半期の経常赤字が予想を下回ったことやS&Pが「NZソブリン格付けに対するリスクが低下」と発表したことから、一時買戻しとなるも翌日のNZの第4四半期GDPが予想を下回ったこと、更にカレンNZ財務相が「NZドルはさらに下落へ」と発言したことからは、NZDドルは、週末には0.6077へ下落し、オージードルも0.7061の安値まで下落して安値引けとなった。 この影響からNZD円も71.47、オージー円も83.13の安値をつけた。その他のクロス円は比較的レンジ的な推移となったが、一部ユーロ円などでは日本の3月末を睨んだレパトリの売りが散見された。
 今週は米FOMCが最大の注目で、レンジ的な動向となっている相場展開に変化が現れるかが最大の注目となりそうだ。 特にこのFOMCでは、4.75%への利上げは織り込まれているが、5−7月の更なる利上げの可能性が示唆されるとドル買いが優勢となり、利上げ打ち止め感が出ると、大きくドル売りに変化する可能性となるので注意しなければならない。 また円相場では、3月末日本の決算を前に、レパトリも最終週となることからは、こういった円買いが掃けて、再び4月以降新年度の外債投資の円売りニーズが高まるかは注目される。 一方欧州では、金利先高感の高まりから、特に対クロスでユーロ買いが強まっているが、3月IFO景況指数やトリシェECB総裁の講演が金利先高感を支えられるかが大きなポイントとなるだろう。
 その他では直近大きく売り込まれているNZドル相場が更に下値を試すかが注目されるが、月曜日の2月貿易収支が相場の下支えとなるか、また戻り売りに晒されるのかは注意してみておきたい。 また3月26日には欧州が夏時間入り、米国も4月2日に夏入り時間となるので、取引では注意しなければならない。蛇足となるが、3月31日の日本の決算最終日の午前10時の仲値つけでは、例年仲値を高く設定しようとする動きが見られるが、あまり強引に上げすぎるとその後急落となるケースが多いので、気をつけて対応して頂きたい。
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from 2006/03/20
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2006/03/24

通貨ペア

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ドル円

115.92

118.50

115.50

117.46

ユーロドル

1.2192

1.2197

1.1952

1.2036

ポンドドル

1.7565

1.7587

1.7314

1.7424

ドルスイス

1.2896

1.3195

1.2890

1.3109

ドルカナダ

1.1589

1.1722

1.1572

1.1675

オージードル

0.7273

0.7288

0.7061

0.7087

NZDドル

0.6348

0.6364

0.6077

0.6087

ユーロ円

141.28

141.98

140.71

141.38

ポンド円

203.59

205.73

202.77

204.65

オージー円

84.31

84.49

83.13

83.24

NZD円

73.58

73.73

71.47

71.47

カナダ円

100.06

101.50

99.01

100.62

スイス円

89.89

90.29

89.20

89.62

週間の予定
from 2006/03/26
to 2006/03/31

3/26(日)=欧州市場夏時間入り  

3/27(月)=(NZ) 2月貿易収支、(日) 第1四半期法人企業景気予測調査、2月企業向けサービス価格指数、日本株3月末権利付最終売買日、谷垣財務相とチャートフ米国国土安全保障長官との面会、スウェーデン輸出信用銀行NZドル建て債(発行額4700万NZドル)、 (米)米財務省2年債入札、 米FOMC(28日まで)  

3/28(火)=(仏) 2月住宅着工許可、(独) 3月IFO景況指数、(米) 3月消費者信頼感指数、(米) FOMC政策金利発表  

3/29(水)=(日) 2月大型小売店販売額・速報、2月小売業販売額・速報、(英) 第4四半期GDP・三次発表、第4四半期経常収支、2月消費者信用残高、(英) 2月マネーサプライM4・確報、(スイス) 3月KOF先行指数、(米)財務省5年債入札、週間住宅ローン・借換え申請指数、ガイトナーNY連銀総裁が連銀の会合で挨拶、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が講演、バイズ米FRB理事が講演 

3/30(木)=(NZ) 2月住宅建設許可、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、2月鉱工業生産・速報、(仏) 2月生産者物価指数、3月消費者信頼感指数、(独) 3月失業率・季調済、(ユーロ圏)ECBのトリシェ総裁、ノワイエ副総裁が講演(米) 第4四半期GDP、第4四半期個人消費、週間新規失業保険申請件数、2月米求人広告指数、第4・四半期米企業利益、ファーガソン米FRB副議長が講演、プール米セントルイス地区連銀総裁が講演 

3/31(金)=(日)3月決算期末(仲値に注意)、 2月失業率、2月有効求人倍率、2月全国消費者物価指数、3月東京都区部消費者物価指数、(豪) 2月小売売上高、2月住宅建設許可、(独) 2月小売売上高指数、(仏) 2月失業率、第4四半期GDP、(ユーロ圏) 3月消費者物価指数・速報、(英) 3月GFK消費者信頼感調査、(加) 1月GDP、(米) 2月個人所得、2月個人支出、3月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、2月製造業受注指数、3月シカゴ購買部協会景気指数、サントメロ米フィラデルフィア地区連銀総裁が退任、ホーニグ米カンザスシティー地区連銀総裁が経済見通しについて講演      

4/02(日)=米国市場夏時間入り、オーストラリア・NZ市場は冬時間入り   


2006年03月20日
 先週の相場は、過去最大の米経常収支や貿易収支を受けて、この赤字をファイナンスする対米証券投資が伸びず、また、イエレン米SF連銀総裁の「利上げの行き過ぎに注意すべき」との発言やメドレー・グローバルのリポートに見られるように、急速に米国の金利打ち止め方が高まり、金利差の縮小懸念からドルは下落した。直近材料に薄くレンジ的な推移となっていたドル相場が、2つの「構造的不均衡」と「金利差」をテーマに、今後流れが変わるかは注意しなければならない。
 特にドル円相場では、週初119.20まで上昇したにも関わらず、クロス円の下落を伴って週末には日足のサポート・ラインとなる116円を割れて、一時115.70まで下落。 ユーロドルも、アルスワイディUAE中央銀行総裁が「外貨準備の10%をユーロ・シフトする」との発言を受けて、週初の1.1912の安値から一過性の上昇となり、1.2208と久々の高値をつけた。引き続きユーロ・クロスを中心にユーロ高が続いており、ユーロの金利上昇期待が根強いことを伺わせる。
 またクロス相場では、比較的堅調なユーロ円、スイス円を除いて、軒並み暴落的な動向となっている。 特に今まで高金利魅力で買われていたウェストミンスター系クロスが軟調な展開となり、NZD円は73.13、オージー円は84.13、カナダ円は99.87まで下落した。 注目は米金利差より、ユーロ金利差に市場は注目しているようで、円金利の先高感と合わせて今後は注意しなければならない。
 今週は、比較的材料の薄い週となるが、注目は来週27−28日のFOMCを前に、バーナンキFRB議長の講演が、先週急速に持ち上がった「米金利打ち止め感」を払しょくできるかが、ドル相場には大きな要となりそうだ。 特に現状はFF金利先物では、3、5月に2回の利上げが織り込まれており、FF金利の5%は射程圏としても、打ち止め感が確定するとドルの先安感が煽られるので注意しなければならない。 またドル円相場では、一旦日銀金融政策決定会合で、材料で尽くし感が広まったが、119.20の高値からの急落相場には注意が必要で、債券市場などでは、急速な利上げ懸念が持ち上がっており、今週水野、中原両日銀審議委員の講演は、こういった意味でも注目される。 また個人的には2006年の公示地価が発表されるが、この辺も3月決算末を控えて、マーケットに円買い圧力を与えるのではないかと注目している。
 一方欧州通貨では、材料に薄く注目は英MPC議事録ぐらい。 一旦英国の利下げ懸念は遠のいてはいるものの、引き続きユーロ金利の先高感が支配するマーケットとなりそうで、ユーロポンド相場の動向は注目しておきたい。 また、先週急落気味となったクロス円相場は、今週も波乱が予想されるので注意が必要。「高金利通貨」と呼ばれている通貨クロスが軒並み下落していることは気に懸かる。 特の75円を割り込んだNZD円では、今週第4四半期経常収支とGDPの発表が予定されており、更に大きな売り材料となるかは注目しなければならず、テクニカル的に重要な84.50−85.50を割り込んだオージー円にも注意したい。
 また、テクニカル的には、短期は、カナダ、オージー、NZDを除いてドル売り。中長期は先週のドル買い転換を騙しに換える動き。 クロス円は、短期が急速に反転下落、中長期は曖昧さが強まる展開となっている。
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Weekly Range
from 2006/03/13
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2006/03/17

通貨ペア

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ドル円

119.01

119.20

115.70

115.92

ユーロドル

1.1912

1.2208

1.1912

1.2190

ポンドドル

1.7260

1.7595

1.7234

1.7565

ドルスイス

1.3172

1.3174

1.2876

1.2896

ドルカナダ

1.1615

1.1636

1.1511

1.1585

オージードル

0.7318

0.7409

0.7263

0.7269

NZDドル

0.6412

0.6471

0.6302

0.6348

ユーロ円

141.75

142.46

140.96

141.28

ポンド円

205.50

206.19

203.23

203.59

オージー円

87.12

87.53

84.13

84.31

NZD円

76.92

76.54

73.13

73.58

カナダ円

102.59

102.80

99.87

100.06

スイス円

90.35

90.89

89.66

89.89

週間の予定
from 2006/03/20
to 2006/03/24

3/20(月)=(日)水野日銀審議委員が米シカゴで講演(日米協会)、岩田日銀副総裁がドイツ・英国出張(22日まで)、(独) 2月生産者物価指数、(スイス) 第4四半期鉱工業生産、(英) 2月マネーサプライM4・速報、(米) 2月景気先行指数、イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演、バーナンキ米FRB議長が講演、ミネハン米ボストン地区連銀総裁が不動産関連の会合に参加   

3/21(火)=東京市場休場(春分の日)、(スイス) 2月貿易収支、(仏) 2月消費者支出、1月経常収支、(英) 2月消費者物価指数、2月小売物価指数、(加) 1月小売売上高、2月景気先行指数、(米) 2月生産者物価指数  

3/22(水)=(英) BOE議事録、ブラウン英財務相が06年予算発表、(ユーロ圏) 1月貿易収支、1月製造業受注、(米) 米住宅ローン・借換え申請指数  

3/23(木)=(NZ) 第4四半期経常収支、(日) 2月通関ベース貿易収支、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、2年利付国債の入札、2006年公示地価(国土交通省)、中原日銀審議委員が講演、(ユーロ圏) 1月経常収支、トリシェECB総裁が講演、(米) 週間新規失業保険申請件数、2月中古住宅販売件数 

3/24(金)=(NZ) 第4四半期GDP、(日) 1月第3次産業活動指数、(独) 2月輸入物価指数、(米) 2月耐久財受注、2月新築住宅販売件数 

3/25(土)=日中財務対話・谷垣財務相記者会見(北京) 


2006年03月13日
  先週の相場は、日銀金融政策決定会合が全てであった。 ドル円相場は、週初は人民元変動幅拡大示唆を受けて一時116.04の安値をつける局面もあったが、その後は一過性の上昇となり、日銀の量的金融緩和解除を受けても、直ぐに金利差が縮小する可能性は低く、週末には119.15の高値とテクニカルに重要な118円ミドルを上抜けて終了した。 またクロス円全般も週初の値下げからは、堅調な推移となったが、特にユーロ円は、ユーロの金利先高感から、安値の139.53から141.85まで上昇した。
 一方ドルは、先々週の下落からは、週初ユーロドルが一斉にブルになった処を大きく売り込まれて、イメージの悪化を招いた。特に米貿易収支は、過去最大に拡大してもドルは売り込まれず、週末の堅調な米雇用統計を受けて、3月末のFOMCを控えて主要通貨に対して堅調な引けとなった。またM&A絡みで堅調であったポンド相場は、英中銀が政策金利を4.5%に据え置いたにも関わらず、週末には1.7231まで下落し、やはり金利の据置を発表したNZD相場は、ボラードRBNB総裁が記者会見で、「インフレ警戒を維持して利下げの可能性を排除」したにも関わらず、NZDドルは、0.6399の安値と14年ぶりの水準に下落し、NZD円も75.93と昨年来の安値圏へ下落した。更にカナダ相場も、金利引上げを決定したにも関わらず、先行きに打ち止め感が出て、ドルカナダは1.1648まで買われた。
今週は、先週のビッグイベントを過ぎて、引き続き金利差高感の余波がマーケットを支配する見込み。 特に注目は円絡みでは、材料出尽くし感もあるが、週初から1月貿易収支、経常収支の発表が控え、テクニカル的に上抜けた感じの強いドル円相場が、3月末決算を控えて、どこまで上値を拡大できるかが注目される。ただし、未だ債券相場では、早期の金利引上げ期待は残るところとなり、思わぬ円高には注意しなければならない。
ドル相場では、1月対米証券投資が最大の注目となるが、先週過去最大を記録した貿易赤字に反応しなかった相場も、この赤字をファイナンスする対米証券投資が落ち込むとさすがにマーケットに悪影響を与えると見られ、12月566億ドルと落ち込んだこの数字が更に悪化するか持ち直すかは注意してみておきたい。 また先週金利先高感がドル高相場の中、唯一ユーロ相場を堅調に導いた形だが、 3月ZEW景況指数やトリシェECB総裁の記者会見が、これを裏付けるかがユーロを維持するキーとなりそうだ。
 クロス円相場では、ドル円相場の上昇に堅調な推移を示しているが、金利先高感によって、まちまちの展開からは、堅調なユーロ円とスイス円、Mixなポンド円とオージー円、軟調なカナダ円、NZD円の動きが今週も継続するかが注目される。
 また、テクニカル的には、ストレートでは、短期は、ユーロとスイスを除いてドル買い転換。中長期はドル買い転換の可能性となり、クロス円は、短期が買いを継続、中長期も買い転換の可能性となる。
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 to 
2006/03/10

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ドル円

116.37

119.15

116.04

119.01

ユーロドル

1.2045

1.2094

1.1860

1.1910

ポンドドル

1.7557

1.7623

1.7231

1.7260

ドルスイス

1.2967

1.3230

1.2893

1.3175

ドルカナダ

1.1344

1.1648

1.1336

1.1600

オージードル

0.7450

0.7483

0.7302

0.7318

NZDドル

0.6657

0.6674

0.6399

0.6413

ユーロ円

140.17

141.85

139.53

141.74

ポンド円

204.32

206.07

203.71

205.50

オージー円

86.74

87.35

86.08

87.12

NZD円

77.50

77.94

75.93

76.32

カナダ円

102.60

103.40

101.13

102.61

スイス円

89.76

90.61

89.36

90.35

週間の予定
from 2006/03/13
to 2006/03/17


3/13(月)=(日) 1月貿易収支、1月経常収支、第4四半期GDP・二次速報、第4四半期GDPデフレータ−・二次速報、2月消費者態度指数、水野日銀審議委員・滋賀県大津市で記者会見、 (英) 2月生産者仕入価格、2月生産者出荷価格、2月生産者物価指数・コア、BISのG10中央銀行会議、トリシェECB総裁が会見、米サンフランシスコ地区連銀イエレン総裁講演、EU財務相会合、(その他)スウェーデン地方金融公社ニュージーランドドル建て債(発行額1億2000万NZドル)、国際復興開発銀行豪ドル建て債(発行額6000万豪ドル) 
 

3/14(火)=(NZ) 1月小売売上高指数、(日) 1月鉱工業生産・確報、1月設備稼働率・確報、日銀金融政策決定会合議事要旨、15年変動利付国債の入札、2月首都圏マンション発売戸数、2月倒産(商工リサーチ)、ライブドア前社長堀江被告の拘置期限、(仏) 2月消費者物価指数、(独) 3月ZEW景況感調査、(ユーロ圏) 3月ZEW景況感調査、(米) 第4四半期経常収支、2月小売売上高、1月企業在庫、スノー米財務長官が銀行関連の会合で講演、クロズナー米FRB理事がパネル討論に参加、EU財務相会合   

3/15(水)=(日)春闘:金属労協集中回答日、 (英) 2月失業率、1月景気動向調査、(加) 1月製造業出荷、(米)住宅ローン・借換え申請指数、2月輸入物価指数、3月ニューヨーク連銀製造業景気指数、1月対米証券投資、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁が衛星を通じて米経済の見通しについて講演、グイン米アトランタ地区連銀総裁が講演 

3/16(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、3月ロイター短観、3月ロイター企業調査、20年利付国債の入札、福井日銀総裁講演(日本商工会議所主催)、(英) 2月小売売上高指数、(ユーロ圏) 2月消費者物価指数、ECB理事会(金利発表はなし)、(加) 2月消費者物価指数、(スイス) スイス中銀政策金利発表、四半期金融政策報告、(米) 2月消費者物価指数、週間新規失業保険申請件数、2月住宅着工件数、2月建設許可件数、 3月フィラデルフィア連銀景況指数、2月北米半導体BBレシオ、米サンフランシスコ地区連銀イエレン総裁が米経済の見通しについて衛星を通じて講演   

3/17(金)=(日) 1月景気動向指数・改訂値、(仏) 1月経常収支、(ユーロ圏) 1月鉱工業生産・季調済、(加) 1月卸売売上高、 (米) 2月鉱工業生産、 2月設備稼働率、3月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 


2006年03月06日
  先週は、欧州・日本の金利引上げが焦点となり、ドル売りが進んだ週となった。 ドル円では、1月消費者物価指数が+0.5%と日銀の量的緩和解除をサポートする内容となったことで、政府・財務省筋も容認姿勢を示したことから、一時115.45まで下落した。 ただし、引き続き実質的な金利差を狙う取引から、本邦機関投資家や信託銀行の買いが下値を支え、大きな下落には群がらなかった。 一方ユーロドルでは、欧州中銀の利上げの実施やトリシェECB総裁が、理事会後の記者会見で、今後の0.50%の更なる利上げや強い欧州経済の見通しを示唆したことで、大きくユーロ買いが進んで。 ユーロドルはこの影響から1.1826の安値から週末には1.2052の高値をつけた。 またクロス円では、ドル円の上昇から下値模索となったが、欧州通貨の反発地合から週後半には安値圏から値を戻し、ユーロ円は137.25から140.29へ上昇、ポンド円も201.68の安値から204.68まで反発した。また、来週金融政策が発表されるカナダ相場では、ドルカナダが1.1299と14年ぶりの安値をつけた。 ただし、カナダ円相場では、円の強含みから、100.55から102.96での推移となっている。
今週は、各国の金融政策決定会合が目白押し。 また米国では、現在のドル相場の2大イベントとなる米1月貿易収支と米2月雇用統計の発表があり、目が離せない。 
 金融政策決定会合では、豪州、NZ、英国と変更の可能性は低いが、豪州では、先週ハワード豪首相が、マクファーレン・豪州準備銀行総裁の発言となる「今後の金利動向は、下落よりも上昇のリスクが高い」を取上げて、「早期の利上げを示唆したものと受け止めるべきではない」と示唆した経緯があり、思惑的には利上げ方向も、実際の経済指標からは、住宅バブルを除けば、利上げ実施はサプライズとなる。 NZと英国は、逆に利下げの可能性が思惑となるので、発表までは為替相場に悪影響を与える可能性となるので注意が必要だろう。またカナダは、比較的堅調方向だが、利上げをこの段階で実施するかは不透明。 ただし、利上げが実施されると、先週1.1299と14年ぶりの安値を更新したドルカナダ相場が、1ドル1.1カナダドルを目指す布石となるかは注目される。一方このところの円高の大きな要因となっていた日銀の金融政策決定会合では、量的緩和解除はほぼ織り込み済みで、特別大きな影響とは見られないが、解除後の枠組みで、数値目標がなかった場合、早期のゼロ金利解除の思惑が浮上する展開もあって、注意しなければならない。
 また米1月貿易収支は、665億ドルの赤字と引き続き高水準を維持。非農業者部門雇用者数の増加は20万人と前回と同水準。 こういった数字では、予想に対しての改善、悪化が焦点となることは変わらない。 
 テクニカル的には、ストレート通貨では、短期はしっかりとドル売りに転換し、中長期のドル売りは維持されている。 ただし、一気に今週ドル売りが加速するかは疑問で、下値でのドル売りは注意。どちらかと言うと、ドルの高値を固める週となりそうで、こういった位置をじっくり待ってのドル売りが推奨される。 またクロス円では、先週の一旦の底値ツキから短期を反転上昇に変えて、全般的に早期は買いが良い状況だが、注意は波動的には、今後の上昇では中長期的に戻り売りが良い状況は変わらない。 未だもう一波底値をつけに行く可能性は否定できず、中長期の買い方はそれまで待つのが得策と見られる。 
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from 2006/02/27
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2006/03/03

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ドル円

116.90

117.16

115.45

116.37

ユーロドル

1.1877

1.2053

1.1826

1.2045

ポンドドル

1.7456

1.7594

1.7377

1.7557

ドルスイス

1.3171

1.3239

1.2953

1.2967

ドルカナダ

1.1484

1.1510

1.1299

1.1344

オージードル

0.7394

0.7487

0.7360

0.7450

NZDドル

0.6627

0.6687

0.6564

0.6657

ユーロ円

138.82

140.29

137.25

140.17

ポンド円

204.03

204.68

201.68

204.32

オージー円

86.43

86.92

85.50

86.74

NZD円

77.46

77.71

76.19

77.50

カナダ円

101.77

102.96

100.55

102.60

スイス円

88.74

89.81

87.70

89.76

週間の予定
from 2006/03/06
to 2006/03/10
3/6(月)=(ユーロ圏) 1月小売売上高、(加) 1月住宅建設許可、(加) 2月Ivey購買部協会指数、(米) 1月製造業受注指数、(米) 1月中古住宅販売保留、ラボバンク・ネダーランド豪ドル建て債(発行額2億3800万豪ドル)

3/7(火)=(日)10年物価連動債の入札、 (スイス) 2月失業率、(仏) 1月財政収支、(独) 1月製造業受注、(米) 第4四半期非農業部門労働生産性、(加) 加中銀政策金利発表、(米) 1月消費者信用残高、モスコウ・シカゴ地区連銀総裁がシカゴ大学で講演、ハンガリー共和国サムライ債(発行額250億円)

3/8(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、(日) 2月マネーサプライM2+CD、1月景気動向調査・速報、2月景気ウォッチャー調査、日銀金融政策決定会合(〜9日)、(加) 2月住宅着工件数、プール・セントルイス地区連銀が「住宅市場」について講演、バーナンキFRB議長が「コミュニティバンキング」について講演、石油輸出国機構(OPEC)総会

3/9(木)=(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、 日銀金融政策決定会合(8日〜発表)、 3月金融経済月報・基本的見解 、(豪) 2月失業率、(スイス) 2月消費者物価指数、(英) 1月鉱工業生産指数、1月製造業生産高、1月貿易収支、BOE政策金利発表 、(独) 1月鉱工業生産、(加) 1月新築住宅価格指数、(米) 1月貿易収支、週間新規失業保険申請件数、米財務省10年債入札、モスコウ米シカゴ地区連銀総裁・コーンFRB理事が地区連銀支店の役割」について講演、ガイトナー・ニューヨーク連銀総裁「米国・世界経済および貿易・経常赤字の影響」について講演

3/10(金)=(日) 2月企業物価指数・速報、1月機械受注、1月全世帯家計調査-消費支出、5年利付国債の入札、(独) 2月消費者物価指数・確報、2月卸売物価指数、1月貿易収支、1月経常収支、(仏) 1月鉱工業生産指数、1月製造業生産指数、1月貿易収支、(ユーロ圏) 第4四半期経常収支、(加) 2月失業率、(米) 2月失業率、2月非農業部門雇用者数、1月卸売在庫、2月月次財政収支

2006年02月27日
 今週は、先週の流れを受けて、円がどこまで急騰できるかが注目される。 特に3月8−9日に開催される日銀金融政策決定会合までは思惑が広がるだろうが、注意は実際の金融緩和もせいぜい量的緩和の実行が現状では限界と見られ、利上げまでの決定が下されるとは思われない。 円高もそれまでがピークとなる可能性からは、クロス円も含めて突っ込んだ円買いには注意しなければならない。一方米国では、火曜日に第4四半期GDPの改定値が発表されるが、前回の速報値では1.1%とそれまでの4%台の大幅数字から急落となった。 今回は上方修正が見込まれており、 この辺の改善が最大の注目となる。 ただし、米国では、既に3月、5月と5%の金利引上げが織り込まれており、今後は米FRBが言うように、細かな経済指標の改善が政策金利決定のキーとなることからは、今週発表される、個人消費、消費者信頼感指数、ISM業況指数などの変化にも注目したい。 また欧州圏では、3月2日のECB理事会が最大の注目となるが、利上げは既定路線となっており、 思ったより上値の重いユーロ相場に波乱含み。 1.18ミドルから1.20手前のレンジ相場から、変化が出るかは注目される。
  ストレート通貨では、未だ中長期のサインに曖昧さが残る処となっている。 未だはっきりとした方向感が出づらい状況だが、短期がほぼドル買われ過ぎから、反転気味のサインとなっていることから、今週これがドル売りにはっきりと転換できるか、それともダイバージェンスを促すのかが注目される。 ただし、ドル円で見るとはっきりと短期・中長期にドル売りサインが残ることからは、クロス円が欧州通貨の頭を押さえるとしても、 こういった流れが本格化するなら、今後ドル売りサインへの転換が示唆されると見られる。
 個別では、ドル円では116円ミドルのサポートを若干オーバーシュート気味に下回ったが、未だ維持している感じ。 ただし、これを割れると115.90−00の113.41からの第1波的な反発の位置が重要な試金石となりそうで、割れると115.25−45がキーポイント。 一方上値は118.30の窓のブレイクが上昇に不可欠となる。 ユーロドルでは、1.18ミドルから1.20手前で弱保合が継続しているが、短期が売られ過ぎから反転地合。 引き続き1.18ミドルを支えられるかが最大の注目となりそうだが、割れると1.1770−1.18005は、日足のサポートとなるので注目される。 一方上値だが、1.1970−75に特別にレジスタンスが見つからず不思議。 多分何かのオファーがいるようで、これさえ掃ければ上昇の可能性は高まると見られ、1.2030の上抜けがキーとなる。 ポンドドルも日足サポートを守り、短期は反転気味の買いサイン。 1.7335−40にサポートを上げて、こういった維持ができるなら、上値の1.7570−00の上方ブレイクが焦点で、超えると1.7640、1.7710がキーとなる。 ドルスイスは、鬼門の1.32−1.33ゾーンは維持しているが、他に比べてサインは遅れ気味。 日足チャートでは上抜けリスクが感じられ、短期は買われ過ぎも中長期が曖昧で、対欧州通貨での弱保合が継続しそう。 1.30−1.32のレンジ推移から、ブレイクが注目される。 ブレイクの場合上値は1.3280−85の高値を狙う局面もあるかもしれない。 一方下値は1.2910−20がターゲットとなる。 
  一方クロス円は、全般的に引き続き短期の売りサインを継続しているが、一部中長期に売られ過ぎが見える。 ただし、今後も上値の重い展開が継続するので注意。 ユーロ円は、ほぼ138円ミドルのサポートへ達成して、この位置は試金石となる。 早々と割り込むレベルとは見ないが、上値は140円ミドルを超えるまで下落リスクが継続することからは、このサポートを割れると137円のネック・ラインが引き続き焦点となるので注意が必要となる。 ポンド円もサポートへ届かず203円から207.75−80へ反発したが、短期・中長期は売りサインを継続しており、今後はこのサポートとなる202.70−203.00への下落が最大の注目で、割れるかどうかは不透明も、割れると202.00−30への下落リスクは残る。 一方上値は206円前半への回復がキーとなりそう。またスイス円は、スイスクロスの売りが強く、レンジ推移から一気に日足のサポートの89.40前後を割れて急落となった。 今後の88.30−60のRLが視野に入るが、 短期がそろそろ売られ過ぎの位置にある、更に下値追いとはいかない。逆にベンチャー気味にはこういった下落では買いが検討されるが、上値は90.10−15の窓の上限が視野になるが、こういった上昇が実現できるかは疑問が多い。
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from 2006/02/20
 to 
2006/02/24

通貨ペア

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ドル円

118.05

119.00

116.42

116.90

ユーロドル

1.1940

1.1975

1.1860

1.1877

ポンドドル

1.7421

1.7556

1.7376

1.7456

ドルスイス

1.3099

1.3185

1.3020

1.3171

ドルカナダ

1.1504

1.1556

1.1451

1.1484

オージードル

0.7395

0.7421

0.7342

0.7395

NZDドル

0.6679

0.6709

0.6561

0.6628

ユーロ円

140.99

141.67

138.65

138.82

ポンド円

205.66

207.76

203.65

204.03

オージー円

87.62

87.90

85.99

86.43

NZD円

78.90

79.32

77.00

77.46

カナダ円

102.62

103.85

100.99

101.77

スイス円

90.10

90.90

88.63

88.74

週間の予定
from 2006/02/27
to 2006/03/03
2/27(月)=(NZ) 1月貿易収支、(英) 2月マネーサプライM0・速報、(加) 第4四半期経常収支、(米) 1月新築住宅販売件数、(その他)モッタキ・イラン外相来日(3月1日まで)、ノルウェー地方金融公社豪ドル建て債(発行額2300万豪ドル)、ラボ・バンク・NZドル建て債(発行額4億3100万NZドル)

2/28(火)=(NZ) 1月住宅建設許可、(豪) 第4四半期経常収支、(日) 1月大型小売店販売額・速報、1月小売業販売額・速報、1月鉱工業生産・速報、2年利付国債の入札、外国為替平衡操作の実施状況 、(仏) 2月消費者信頼感指数、1月失業率、1月住宅着工許可、1月生産者物価指数、(独) 2月失業率、(ユーロ圏) 1月消費者物価指数、(英) 2月GFK消費者信頼感調査、(加) 12月GDP、第4四半期GDP、(米) 第4四半期GDP、第4四半期個人消費、2月消費者信頼感指数、1月中古住宅販売件数、2月シカゴ購買部協会景気指数、ガイトナーNY連銀総裁がリスク管理団体総会で講演、モスコウ米シカゴ地区連銀総裁が年金問題で講演

3/1(水)=(豪) 第4四半期豪GDP、(スイス) 2月SVME購買部協会景気指数、(英) 1月マネーサプライM4・確報、1月消費者信用残高、 (ユー口圏) 1月失業率、2月消費者物価指数・速報、(米) 1月個人所得、1月個人支出、1月建設支出、2月ISM製造業景況指数、週間住宅ローン申請指数、2月米自動車販売台数、コーンFRB理事が上院銀行委で証言、(その他)ドイツ銀行中国人民元─円連動社債(発行額10億円)

3/2(木)=(日) 2月マネタリーベース、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、10年利付国債の入札、(豪) 1月小売売上高、1月住宅建設許可、(スイス) 第4四半期GDP、(独) 1月小売売上高指数、(ユーロ圏) 1月生産者物価指数、欧州中銀金融政策発表、トリシェECB総裁が記者会見、 (米) 週間新規失業保険申請件数、2月米企業人員削減予定数、オルソンFRB理事が講演「カトリーナ災害地域における銀行の課題」

3/3(金)=(日) 1月失業率、1月有効求人倍率、1月勤労者世帯家計調査、1月全国消費者物価指数・コア、2月東京都区部消費者物価指数・コア、(豪) 1月貿易収支、(ユーロ圏) 第4四半期GDP・季調済、(米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、2月ISM非製造業景況指数、ファーガソンFRB副議長が経済見通しについて講演、(その他)ラボ・バンク豪ドル建て債(発行額2億3800万豪ドル、売り出し最終日)、(注釈=通常第1金曜日に公表される月次の米雇用統計は10日発表に変更)

2006年02月20日
 先週の外国為替市場では、結局保合気味の相場展開となった。 注目のバーナンキFRB議長の2日に渡る議会証言では、新議長から「米経済は堅調で、ある程度の金融引き締めが必要となる可能性がある」との認識が示され、今までのFRBのスタンスが継続されることが確認された。 しかしながら、米1月の住宅着工件数は約33年ぶりの高水準を記録するも、12月対米証券投資は大幅に予想を下回り、1月生産者物価指数やミシガン大学消費者信頼感指数速報は、インフレを和らげる内容だったことから、金利引上げ期待は残るも、相対的に米経済はMixとの見方は継続する。 
 今週は、先週バーナンキ議長の議会証言というビッグ・イベントをこなし、ドルの堅調な保合相場から、次の方向感を探れるかが注目される。 ただし、イベント的には大きな材料に薄く、3月のFOMCまでは、需給を中心としたレンジ的な相場展開が継続する可能性が高い。 米国では、グリーンスパン議長最後の1月FOMC議事録が発表となるが、既に新しい議長が発言を済ませていることからは、新味に欠ける内容となりそう。インフレに関しては、1月消費者物価が、先週の生産者物価と比べて、利上げ期待にフォローとなるかが注目される。ユーロ圏では、利上げ期待が残るも、このところ弱い経済指標が続いており、独2月IFO景況指数の改善がユーロ相場を支えるキーとなりそうだ。 一方日本では主だった材料がなく、引き続き投信設定・本邦輸入筋の買いと輸出・レパトリの売りとの需給戦争が続くと見られ、クロス円相場では、下げの甘いドル円に対して、欧州通貨の改善がフォローとなるかが注目される。
 テクニカル的には、ストレート通貨では、先週のドル堅調な相場から、今までの中長期のドル売りサインに曖昧さが出て、今週このサインがドル買いに転換できるかが注目される。 ただし、短期はドル買われ過ぎが顕著で、一部にドル売りサインへの転換が示唆されることからは、こういった中長期のドル買い転換は危惧に終わる可能性が高いと見られる。
 個別では、ドル円では、未だ堅調な短期の売りサインを維持して、保合的な相場展開だが、サポートの115−6円とレジスタンスとなる119円の上下の次のブレイク待ちの状況。 次のこういったブレイクがあるまでは、保合的と見たほうが良いだろう。
ユーロドルは、1.18ミドルをどうにか支え、週末の引け味はプラスで、モメンタムからは短期の売られ過ぎから、反転の可能性が高い。 今週1.20方向へのトライがあるとみられるが、チャート上は1.18ミドルのホールドが中途半端で、1.18までの下落リスクは残る形。ポンドドルも先週日足サポートを守り、短期を反転気味に変えていることからは、1.73のサポートが維持できれば、上値の1.7575−80の上方ブレイクが焦点。ドルスイスは、日足のレジスタンスを超えたが、1.32−1.33ゾーンは鬼門の位置となっていることから、この上抜けが出来ないと1.30後半の下方ブレイクでは、1.29までは下落余地があると見られる。
 一方クロス円は、全般的に先週までの短期・中長期の売りサインから、一部中長期に下げ止まり感が見えている。 特にユーロ円、オージー円、カナダ円は、中長期の売りサインが反転上昇気味となっていることから、下げ止まり感となるが、テクニカル的には下落が中途半端で、日足のサポートの手前で反発となっていることからは、未だ本格反転とは断言できず、今週の動向には注意しなければならない。
 個別では、ユーロ円が138円台のサポートへ下落できず、中途半端も週末に141円台を回復したことから、中長期が反転上昇気味。 これが本格化できるかが焦点だが、短期が売りを継続しており、ダブル・トップ的な高値を前に、この戻りを買うことは推奨されない。141.60−65を越えるまでは、せいぜいレンジと見ておくぐらいが良いだろう。 引き続き138.50−80はキーとなる。 ポンド円も202円台のサポートへ届かず、反発だが、未だ短期は売りを継続しており、207.30を超えるまでは揉み合い的とみたい。こちらも202円ミドルでの買いが良い状況は継続する。 またスイス円は、動意が薄い展開が継続しているが、日足のサポートが89.40処に値を上げ、90.70−91.00の上値の窓と上下のブレイクが注目される。
 ウェストミンスター系クロス円では、オージー円がこちらも86.35で下値を止めて中途半端。 理想的には85円ミドルへの再下落だが、上値は88.20が焦点ところ。利上げ期待が盛り上がるかが焦点となりそうだ。 またNZD円は、先週のNZDドルの下落にも未だドル円の反発に、下値を維持している形だが、短期・中長期とも売りサインが維持され、状況はよくない。 80円をCapするなら、77.70−80の日足のサポートへの下落が焦点となる。 カナダ円は、101円前半で下落をホールドして比較的堅調さを保っているが、103.80にレジスタンスがあり、この上方ブレイクがキーとなりそうで、下値100.20処の節目に注目される。
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/02/13
 to 
2006/02/17

通貨ペア

Open

High

Low

Close

ドル円

117.86

118.87

116.75

118.05

ユーロドル

1.1904

1.1955

1.1849

1.1940

ポンドドル

1.7442

1.7489

1.7281

1.7421

ドルスイス

1.3067

1.3177

1.3029

1.3099

ドルカナダ

1.1527

1.1613

1.1499

1.1504

オージードル

0.7377

0.7442

0.7347

0.7395

NZDドル

0.6787

0.6806

0.6622

0.6679

ユーロ円

140.31

141.33

139.38

140.94

ポンド円

205.62

206.30

202.93

205.66

オージー円

86.96

87.48

86.35

87.30

NZD円

79.98

80.37

78.42

78.90

カナダ円

102.26

102.96

101.16

102.62

スイス円

90.18

90.44

89.44

90.10

週間の予定
from 2006/02/20
to 2006/02/24
2/20(月)=米国休場(プレジデンツ・デー) 、(独) 1月生産者物価指数、(英) 1月マネーサプライM4・速報、(加) 1月景気先行指数、トリシェECB総裁が欧州議会でユーロ圏経済について証言

2/21(火)=(日)20年利付国債の入札、(仏) 第4四半期GDP、1月消費者物価指数、(ユーロ圏) 12月貿易収支、(加) 12月小売売上高、(米) 1月景気先行指数、FOMC議事録(1月31日)

2/22(水)=(日)2月の月例経済報告、(独) 第4四半期GDP季調済・二次発表、(仏) 1月消費者支出、(英) BOE議事録、(加) 1月消費者物価指数、(米) 1月消費者物価指数、週間住宅ローン申請指数、米財務省2年債入札

2/23(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、1月企業向けサービス価格指数、1月通関ベース貿易収支、12月第3次産業活動指数、(スイス) 1月貿易収支、(独) 2月IFO景況指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、1月米求人広告指数、米財務省5年債入札、ファーガソンFRB副議長が国際化などについて講演、サントメロ米フィラデルフィア地区連銀総裁が講演「経済見通しについて」

2/24(金)=(英) 第4四半期GDP・二次発表、(スイス) 2月KOF先行指数、(米) 1月耐久財受注、ファーガソンFRB副議長が教育について講演、プール米セントルイス地区連銀総裁が講演、バーナンキFRB議長がプリンストン大学で講演「中央銀行の変化」について

2006年02月13日

 先週は比較的、レンジ推移の中、相場は乱高下気味に推移した。 特に注目されるのは、米国債の入札絡みの買いに支えられて、週初119.18の高値をつけたドル円相場が、3月にも日銀が量的緩和を実施するとの思惑から軟調に推移した。 結局日銀金融政策会合で特別の変更はなく、思惑先行となったが、週末には堅調な12月機械受注を受けて、一時116.88まで下落した。上値では、本邦輸出企業の売りが恒常的に出ており、今週の米債の利払いの円転売り危惧かららも今後の需給が注目されよう。 
 今週は、先週からの円買い、ドル買いの流れが継続するかが最大の注目となりそうだ。 特に週初から、このところ減少傾向が顕著な日本の12月貿易収支の数字に注目されるが、需給的には直近売りを強めている輸出企業の動向や15日の大量の米債の利払いに向けた円転ニーズが上値を押さえるかが注目される。 またドル相場では、15−16日の両日にバーナンキFRB新議長が米議会で証言する。新議長が米国の経済をどういった観点で見ているか、また金利引上げの必要性をどう感じているかは、今後のドル相場を見える上で重要となることからは、3月のFOMCでの利上げ継続の可能性を含めて注意しなければならない。 その他12月対米証券投資は、大幅な赤字が継続している米貿易収支と絡めて重要となるが、このところの米債券市場の金利上昇が、海外の利食いによるものかがはっきりするとドルの波乱要因となろう。 また蛇足だが、週末のG8でプーチン・ロシア大統領が、パリ・クラブ向けの旧ソビエト時代の債務を最大で119億ドル買い戻し返済する用意があることを明らかにしたが、この点は既に市場でユーロの手当てを完了している可能性があるので、市場がこのニュースをどう判断するか、週初のユーロドル相場の動向には注意したい。 
 テクニカル的には、ストレート通貨では、比較的まばらな動向となっている。 ただし、先週以降の軟調な展開を受けて、ユーロドルやポンドドル、ドルスイスでは、中長期のドル売りに曖昧さが出ており、テクニカル的に重要な位置にあって、今後更にドル買いが継続すると中長期がドル買い転換するリスクがあるので、今週の動きは注意して見ていかなければならないが、短期はドル買い過ぎの水準にあって、最低突っ込んでドルを買うのは危険と見られる。 
 個別では、ユーロドルは、短期が売られ過ぎに突入しており、先週日足の重要な1.1900を若干下抜けたが、未だ日足の1.1860−65に節目があり、1.1870−75に外部サポートがあることからは、騙し的な可能性がり、再度この位置をホールドできるかは大きな注目となろう。 最低突っ込んで売ることは推奨されず、ベンチャー気味ながら、買い戦略が検討され、上値は何度も上抜けに失敗した1.2115の上方ブレイクがファースト・ストップとなる。 ポンドドルは、短期の売りサインに未だ余裕があり、窓の下限となる1.7250−1.7300までの下落リスクは残るところ。 上値は先週の高値ゾーンとなる1.7600−40を超えないと明るさが見えない。 ドルスイスも短期は買われ過ぎの位置にあって、未だ重要な窓の上限となる1.3100から日足のレジスタスとなる1.3110−15を超えておらず、上値追いは出来ない。 下値の1.2910−30とのブレイクがキーとなり、下方ブレイクなら1.2835などがターゲットとなる。 
 一方クロス円は、全般的に中長期の売りは変わらず、短期が先週までの堅調な上昇から買われ過ぎに突入していたものが、売りサインに変わって相当な注意が必要な状況。従って一旦全体的には日足チャート上は、直近安値高値で三角保合的だが、サポートの位置を割れるような動向には注意しなければならない。 ユーロ円は、143.62の史上高値を前に、143.40で頭を打って下落となったが、重要な節目となる140.00を維持しているうちは良いものの、これを割れると大注意。 138.80の節目までの下落リスクとなる。 またポンド円も短期が売りに変わり、週末204.70−205.20のキー・ゾーンへ突入しているが、これをしっかりと割れるとサポートの202円台が見えるので注意が必要となる。 スイス円は92円にレジスタンスを持って、89.30との鬩ぎ合いとなりそうだ。

Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/02/06
 to 
2006/02/10

通貨ペア

Open

High

Low

Close

ドル円

114.15

119.18

116.88

117.86

ユーロドル

1.2024

1.2047

1.1892

1.1904

ポンドドル

1.7630

1.7640

1.7338

1.7443

ドルスイス

1.2948

1.3086

1.2914

1.3067

ドルカナダ

1.1440

1.1563

1.1416

1.1527

オージードル

0.7491

0.7500

0.7368

0.7377

NZDドル

0.6977

0.6885

0.6736

0.6787

ユーロ円

143.00

143.08

140.01

140.31

ポンド円

209.62

209.62

204.82

205.62

オージー円

89.07

89.09

86.62

86.96

NZD円

81.75

81.75

79.69

79.98

カナダ円

103.93

104.08

101.64

102.26

スイス円

91.77

91.91

89.99

90.18

週間の予定
from 2006/02/13
to 2006/02/17
2/13(月)=(豪)中銀四半期金融報告、 (日) 12月貿易収支、12月経常収支、12月鉱工業生産・確報、12月設備稼働率・確報、福井日銀総裁、衆院予算委員会に出席、フジテレビ決算説明会、(英) 1月生産者仕入価格、1月生産者出荷価格、1月生産者物価指数、(英) 12月景気動向調査、(その他)国際復興開発銀行豪ドル建て債(発行額7100万豪ドル)、ユーログループ財務相会合、ピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁「経済見通しと金融政策」について講演

2/14(火)=(NZ) 12月小売売上高指数、(仏) 12月財政収支、(独) 第4四半期GDP・一次発表2月ZEW景況感調査、(英) 1月消費者物価指数、1月小売物価指数、、(ユーロ圏) 第4四半期GDP・季調済、(米) 1月小売売上高、12月企業在庫、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が講演

2/15(水)=(日) 12月景気動向調査・改定、西村日銀審議委員、高松市・金融経済懇談会で講演、5年利付国債の入札、(英) 1月失業率、BOE四半期インフレレポート、(米) 2月NY連銀製造業景気指数、12月対米証券投資、1月鉱工業生産、1月設備稼働率、住宅ローン・借換え申請指数、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院委員会で証言、スノー米財務長官、上院予算委員会で予算教書について証言

2/16(木)=(NZ) 第4四半期生産者物価、(日)週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(英) 1月小売売上高指数、(加) 12月製造業出荷、(米) 1月輸入物価指数、週間新規失業保険申請件数、1月住宅着工件数、1月建設許可件数、2月フィラデルフィア連銀景況指数、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院委員会で証言、米財務省2年・5年債入札条件、プール米セントルイス地区連銀総裁、インフレ目標について講演 、ピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁が講演

2/17(金)=(日) 第4四半期GDP・一次速報、岩田副総裁が「日本の金融システムの将来像」と題した講演、(仏) 12月経常収支、(ユーロ圏) 12月鉱工業生産・季調済、(加) 12月卸売売上高、(米) 1月生産者物価指数、2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、 米債券市場短縮取引

2006年02月06日

 先週は、注目のFOMCの発表を受けて、既定路線の0.25%の利上げから、声明の文言から「慎重な」との言葉が削除されたことで、3月の利上げ継続期待からドルの買い戻しが進んだ相場となった。 ただし、米経済指標は、米12月のコアPCE価格指数、ミシガン大消費者信頼感指数やISM非製造業景気指数が低水準に留まり、 週末の米雇用統計では、非農業部門雇用者数の増加数は予想を下回った。 確かに失業率は、0.2%下落して、4.7%と堅調な数字となったが、全体的に米経済指標は、強弱入り混じり、強い回復とは言えない状況。 更なる強い金利引上げは想定しづらく、2月1日に新FRB議長に就任したバーナンキ議長の手腕に対する警戒感も含めて、今後のドルの行方に影を投げかける可能性もあり、一過性のドル買いにも疑問が多い。
 
今週は、全体的には大きな材料に薄く、注目は10日金曜日に発表される12月米貿易収支ぐらい。 予想値は650億ドルのマイナスと10月の689億ドルからは11月に続いて改善の見込みだが、 引き続きこういった数字が拡大するかが来週15日に発表となる12月対米証券投資の数字と合わせて注目される。 その他では、水曜日の豪州のキャッシュ・レートの発表、木曜日の英中銀金融政策発表が注目されるが、豪州に関しては、金利引上げは見込まれておらず、特に問題はないと思われるが、英中銀のMPCでは、メンバーのうち一名ニッケル氏が金利引下げを主張しており、利下げ実施の可能性が残ることからは、注意しなければならない。 こういった利下げの実施が、利上げ期待の残るユーロポンド相場の行方やポンド円相場に波乱を招くかは注目される。 
 また需給的には、今週は米国債の3,10、30年債の入札が実施されることから、円がらみでは、引き続き投信等の円売りが見られるかは注目されるが、来週の15日には逆に米国債の年2回の大量の償還・利払いがあることから波乱含み。 直近大きく買われているクロス円相場の堅調な上昇にやれやれの売りが出るかは注目される。
 全体的には、中長期のドル売りは継続だが、短期はドル買い気味。 クロス円では、中長期の売りから短期はほとんどの通貨ペアで、買われ過ぎの位置に突入しており、注意が必要。 今後クロス円が堅調な展開となっても、上値追いをする状況ではない。
 個別では、ドル円は、短期の買いサインに余裕があり、未だ堅調な可能性が残るところ。上値の日足の窓の上限となる119.50−55はドル円の試金石の位置となるので、こういった上抜けには注意しなければならない。下値は116.80−117.10のサポートがブレイクするかが注目される。 ユーロドルでは、テクニカル的に下値を支える重要な1.2000を先週割り込んでムードは悪いが、次のサポートとなる1.1900−30が維持できれば、更なる大きな下落相場とはならない見込み。 また英中銀の金利引下げが注目されるポンドドルは、下値の1.7450−60の窓の上限の維持が試金石で、ドルスイスでも、1.3050−1.3100の窓の上限とレジスタンスの位置が重要。 今週こういった位置を試す展開の可能性から維持できれば、大きな相場とはなりづらいと見られる。 
 またウェストミンスター通貨で見ると、ドルカナダは、先週1.1372の歴史的な安値をつけたが、短期はそろそろ売られすぎ。 新値に対する警戒感が強く、一過性の下落とは行かず、保合的だが、中長期も売られ過ぎにあって揉み合い気味なことからは、少し注意が必要で、突っ込んで売り状況とは見えない。 上値は1.1800を超えると流れが変わる形。 オージードルでは、短期はやはり売りだが、先週0.76のレジスタンス・レベルに迫り、チャート上は上抜けしたそうな形に見える。 下値の1.7440を割り込まないなら、堅調な可能性から0.76を超えると0.76ミドル程度の上昇は可能と見られる。 また悪材料が続いたにも関わらず、堅調な相場となり、短期が反転上昇しているNZDドルだが、 チャート上は未だ保合的で、下値を止めた程度の考えた方が良いだろう。 未だ0.70台を回復したとしても、0.71を超えるパワーはなく、反発では戻り売り気味が良いと見られる。
 一方クロス円では、ABC下落を完了後、強い上昇を演じているが、この上昇が本格的なものかは確認しなければならない。 ほとんどのチャートで一過性の上昇から、下値に主だったサポートを持っておらず、短期の買われ過ぎからは、近い将来に調整止む無しの状況。 今後の上昇では、買い方ならしっかりと利食って様子見のスタンスが推奨され、下落待ちのスタンスが得策となろう。 個別では、ユーロ円は、143.62の史上高値に迫る勢いだが、ダブル・トップとなる可能性から注意。 特に141.15−50の窓の突入すると、このダブル・トップが確定して、140.00−40の窓程度への下落は可能性が高いと見ている。 またポンド円も、213.04から200.57まで下落のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の208.27を上抜け、得体の知れない上昇となっているが、短期が買われ過ぎの位置にあり、205.10から206.15−20が焦点で、これを割れると急落の可能性があり注意。 またスイス円では、出遅れ感が残り91.80−85を超えたことで、92.65への上昇の可能性は残るが、こういった位置では買われ過ぎの可能性から、下値は91.15−20がキー・ポイントとなる。 またオージー円もテクニカル的には89.85−90.00の高値トライの可能性は残るも、チャート上は一過性の上昇となっており、主だったサポートがない。 88.30−60を割れると調整リスクから、87.10−15を前にどの辺で下値を支えるかが焦点となり、NZD円は、悪材料から売り込まれた分、やっと短期が買いに変わり、モメンタム的には上値余地が高いが、チャート上は、一過性性の上昇で主だったサポートに薄く、急落リスクが残るところ。 上値は82.50、 83.30−35のチャンスがあるも、下値は80.80−00を割れると注意しなければならない。 またカナダ円でも既に104円の節目に迫り一過性。短期は買われ過ぎで、高値の105円を前に上値追いは出来ず、下値は100.30や101.60のサポートへの調整からの次の展開を見たいところとなる。 

Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/01/30
 to 
2006/02/03

通貨ペア

Open

High

Low

Close

ドル円

117.33

119.40

116.68

118.95

ユーロドル

1.2094

1.2190

1.1968

1.2024

ポンドドル

1.7674

1.7859

1.7594

1.7630

ドルスイス

1.2846

1.2997

1.2637

1.2948

ドルカナダ

1.1496

1.1502

1.1372

1.1440

オージードル

0.7505

0.7589

0.7474

0.7491

NZDドル

0.6820

0.6916

0.6801

0.6877

ユーロ円

141.88

143.40

141.56

143.00

ポンド円

207.28

211.13

206.95

209.67

オージー円

87.90

89.40

87.70

89.07

NZD円

79.90

81.94

79.58

81.77

カナダ円

102.03

104.02

101.78

103.93

スイス円

91.30

92.23

91.11

91.77

週間の予定
from 2006/02/06
to 2006/02/10

2/6(月)=ウェリントン市場休場(ワイタンギデー)、(日) 12月景気動向調査・速報、(独) 12月製造業受注・速報、(加) 12月住宅建設許可、(加) 1月Ivey購買部協会指数、米大統領予算教書演説、フィッシャー米ダラス地区連銀総裁が講演、トリシェECB総裁が講演、現代キャピタル・サービシズ・サムライ債(発行額600億円)

2/7(火)=(スイス) 1月失業率、(独) 12月鉱工業生産、(米) 12月消費者信用残高、米財務省3年債入札

2/8(水)=(NZ) 第4四半期失業率、(豪) RBAキャッシュ・ターゲット、(日) 1月マネーサプライM2+CD、1月景気ウォッチャー調査、(独) 12月貿易収支、12月経常収支、(英) 12月鉱工業生産指数、12月製造業生産高、(加) 1月住宅着工件数、(米)米財務省10年債入札、米住宅ローン・借換え申請指数

2/9(木)=(豪) 1月失業率、 (日)日銀金融政策決定会合(発表)、福井総裁会見、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、1月消費者態度指数、2月金融経済月報・基本的見解、(スイス) 1月消費者物価指数、(英) 12月貿易収支、BOE政策金利発表、(ユーロ圏)ECB月報、(加) 12月新築住宅価格指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、12月卸売在庫、米財務省30年債入札、モスコウ米シカゴ地区連銀総裁講演

2/10(金)=(日) 1月企業物価指数・速報、12月全世帯家計調査-消費支出、12月機械受注、(独) 1月消費者物価指数、(仏) 12月鉱工業生産指数、12月製造業生産指数、12月貿易収支、第4四半期GDP、(加) 1月失業率、(米) 12月貿易収支、1月月次財政収支、8カ国財務相会合(G8)を開催(モスクワ、11日まで) 


2006年01月29日
  今週は何といっても、火曜日のFOMCが最大の注目となる。 0.25%の利上げはほぼマーケットでは織り込み済みと見られ、これで相場が大きく変化するとは見らない。 ただし、金利変更発表後に出る声明には注目しなければならず、 ここで「今後も更に利上げを継続する可能性」が示唆されるか? それとも現状の「利上げサイクルの終了」を確認できるかでは、マーケットに与える影響は大きく異なることからは、注意しなければならない。 特に今回がグリーンスパン議長最後のFOMCであることからも、今回のFOMC声明をどうやって、新バーナンキFRB議長が引き継いで行けるかは大きなマーケットの波乱材料となろう。
また、週末には注目の米1月雇用統計の発表があり、前回予想に反して悪い数字となった非農業部門雇用者数の数字には注意となるが、FOMC後の発表となるため、FOMCで一定の方向が示されるなら、あまりインパクトを与えない可能性もある。 特に利上げが終了との示唆があれば、強い雇用統計はドル買い材料とならないので注意しなければならない。 
その他では、中国やアジア市場では旧正月入りとなることから、アジア時間では取引量が急減する可能性があるが、旧正月時期に中国で、人民元切り上げなどの大きな政策変更が出されるとの思惑は常に付きまとうと見られる。 また欧州では木曜日にECB理事会が開催されるが、特別利上げが予想されていないが、理事会後のトリシェECB総裁の記者会見での、強気発言は注目される。 
  ストレート通貨では、カナダドルを除いて全般的に先週のドル売りムードから短期はドル買いのサインに変わり、中長期のドル売りが継続する状況。
 個別では、ドル円は短期ドル買いの中長期ドル売りで、日足サポートの下値の114.20を守っており、上値のレジスタンスとなる117.50や12月30日の高値となる118.18の上抜けが焦点となるが、 中長期から見るとドル売りが継続しており、こういった上昇では戻り売りが検討される。 ユーロドルは、短期が買われ過ぎでダブル・トップ的から、下落を開始し始めていることから注意。 サイン的には比較的大きく調整するリスクがあるが、日足最終サポートを1.1870において、1.1900−30−1.2000の窓が注目され、特に1.2060−65の最初のサポートの動向次第。 こういった維持に注目ながら、慎重な買場を探したい。 またポンドドルでも、短期が売りに変わり、下値は1.7640のサポートから、これを割れると1.7460から1.17530がキー・ゾーンとなる。ドルスイスは、上値の1.2900−20の窓の下限を超えると既に1.3050がターゲットとなる。 
 コモンウェルス通貨では、独自の動きをしているドルカナダだけが、短期・中長期とも売りサイン。 ただし、現状は大きくは1.1430−35と1.1800内でのレンジ相場だが、モメンタムからは、今後この1.1430を下方ブレイクするリスクが高いと見られる。 またオージードルは、短期はやはり反転下落となり、0.76のレジスタンスを超えていけないと上昇も覚束ない。 悪材料持ち切りのNZDドルは、短期・中長期とも売りサインだが、基本的に0.6680から0.7000からのレンジ内で、0.6750−0.6900のブレイクが注目される。
 一方クロス円は、総じて中長期の売りサインは変わらないが、短期の買いサインに一部過熱感があることからは、先週堅調な上昇を演じるも、更に上値を追うのは疑問となる。 
 個別では、ユーロ円、ポンド円、スイス円が買われ過ぎにそろそろ突入で、今後も若干上値拡大する可能性はあるが、今後の戻りでは売りが良い状況。 ユーロ円では、142.50がまずは節目となるが、これを超えても142.90−15の日足の窓は、143.62の高値を前に上昇のひとつの目処となり、ポンド円も先週フィボナッチ・リトレースメントのポイントである、208.25−30まで値を拡大したが、今後208.60−80の日足の節目は絶好の戻り売り場と認識される。 またスイス円は現状91.80処の強い日足の窓の下限で上値を押さえられており、やはりここから上値は厳しいが、これをこると92.80が視野に入るが、若干疑問が多く、理想的には89.30−40などが買い場。 
 コモンウェルス系クロス円では、比較的上昇が遅かった分、未だ上昇余地が残り、カナダ円は、先週高値の102.20−30が日足の鬼門。 これを超えると103.60が既にターゲットとなるが、買えるとしても、やはり下落待ちからが良いが、下値は99.50が下値の目処。 またオージー円は日足の85.55−60を維持して、ダブル・トップ的な高値となる87.110−15を上抜けて、88.20−30が一旦のターゲットも、やはりDips待ちからの買いが良いが、 現状は86.60−65から87.00は買いの好機となり、88.20−30を超えると、次のター下とは88.85−90となる。 一方波乱含みのNZD円では、先週末あっという驚きの上昇となったが、大分ショートが溜まっていたようで、この戻りを本当と見るかは注意しなければならない。 特に先週末の高値80.00処は日足のレジスタンスが位置して、ここで上値を押さえられると下落リスクが継続する形。 ただし、超えるケースでは80.80が引き続き鬼門となる。
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/01/23
 to 
2006/01/27

通貨ペア

Open

High

Low

Close

ドル円

115.30

117.45

114.15

117.33

ユーロドル

1.2142

1.2325

1.2086

1.2094

ポンドドル

1.7708

1.7935

1.7667

1.7674

ドルスイス

1.2760

1.2854

1.2559

1.2846

ドルカナダ

1.1527

1.1582

1.1454

1.1495

オージードル

0.7478

0.7558

0.7486

0.7494

NZDドル

0.6793

0.6894

0.6756

0.6814

ユーロ円

139.91

142.45

139.71

141.88

ポンド円

204.12

208.31

203.42

207.28

オージー円

86.23

88.18

85.99

87.90

NZD円

78.30

80.37

77.91

78.30

カナダ円

98.40

102.26

98.85

102.03

スイス円

90.33

91.81

90.21

91.30

週間の予定
from 2006/01/30
to 2006/02/03

1/30(月)=オークランド市場、香港市場、シンガポール、中国、台湾市場休場、(日) 12月鉱工業生産・速報、(仏) 1月消費者信頼感指数 、(英) 1月マネーサプライMO・速報、(加) 12月鉱工業製品価格、(米) 12月個人所得、12月個人支出(その他) ゼネラル・エレクトリック・キャピタル・コーポレーション豪ドル建て債(発行額3.62億豪ドル)、国際復興開発銀行豪ドル建て債(発行額1200万豪ドル)、オランダ自治体金融公庫ニュージーランドドル建て債(発行額6.55億NZドル)、トヨタ・モーター・クレジット・コーポレーション米ドル建て債(発行額5.80億米ドル)、ノルウェー輸出金融公社ニュージーランドドル償還特約付(円/NZドル建て債(発行額152億円)、ウエストパック銀行豪ドル建て債(発行額1億2900万豪ドル)   

1/31(火)=香港市場、シンガポール、中国、台湾市場休場、(NZ) 12月住宅建設許可、(日) 12月失業率、12月有効求人倍率、12月勤労者世帯家計調査、(仏) 12月失業率、12月住宅着工許可、12月生産者物価指数、(独) 1月失業率・季調済、(英) 12月マネーサプライM4・確報、12月消費者信用残高、(ユーロ圏) 1月消費者信頼感指数、(日) 外国為替平衡操作の実施状況、(英) 1月GFK消費者信頼感調査、(加) 11月GDP、(米) 1月消費者信頼感指数、1月シカゴ購買部協会景気指数、FOMC政策金利発表、米大統領一般教書演説、OPEC会合(ウィーン)、(その他)スペイン・ユーロ債償還 

2/1(水)=中国、台湾市場休場、 (NZ) 12月貿易収支、(スイス) 1月SVME購買部協会景気指数、(ユー口圏) 12月失業率、(米) 12月建設支出、12月中古住宅販売保留、EIA/API原油在庫統計、1月ISM製造業景況指数、バーナンキ氏が第14代FRB議長に就任、米財務省3年・10年・30年債入札条件、(その他)イタリア・ユーロ債償還 

2/2(木)=中国、台湾市場休場、(日) 1月マネタリーベース、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、武藤副総裁講演&記者会見、10年利付国債入札、(豪) 12月住宅建設許可、(スイス) 12月貿易収支、 (ユーロ圏) 12月生産者物価指数、 欧州中銀金融政策発表&トリシェ総裁記者会見、(米) 第4四半期米非農業部門労働生産性、週間新規失業保険申請件数、1月米企業人員削減予定数、バイズ米FRB理事が講演   

2/3(金)=中国、台湾市場休場、(豪) 12月小売売上高、12月貿易収支、(ユーロ圏) 12月小売売上高、1月消費者物価指数・速報、(米) 1月失業率、1月非農業部門雇用者数、1月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、12月製造業受注指数、1月ISM非製造業景況指数


2006年01月22日
 先週は全体的に保合相場となった。 こういった保合がいつ崩れるかは不透明だが、今週は31日の米FOMCを前に、材料も薄いことから、 引き続き大きくこういったレンジをブレイクできるとは見られず、どちらかというとポジション調整的なドル買い気味の相場展開となるかが注目される。 材料的には、米国では、金曜日の米第4四半期GDPの発表が最大の注目だが、その他ではカナダとNZの金融政策決定会合が、最近の波乱を生んだ両通貨ペアをどういう方向へ導くかは注目される。 また水曜日にはユーロではIFO景況指数、ポンドではMPC議事録が注目され、 最近金利の先高感の出ているスイスでは、金曜日の1月KOF先行指数が注目となる。 一方テクニカル的には、 短期・中長期にまちまちのサインが出ていることから注意が必要。 クロス円では、基本的に短期買いの、中長期売りは先週と変わっていない。 
 個別では、ドル円はABC下落完了後の113.41と118.17のブレイク待ちの相場だが、サインは比較的はっきりと短期買いの、中長期売りが示されている。 ただし現状116円を超えられないことは注目される。 ユーロドルは、ほとんど1.20ミドルから1.21ミドルのレンジ相場となったが、短期が下落気味から週末の上昇で反転気味に変わっており、 こういったサインが継続するか注目されるが、兎も角現状上値を押さえている1.2185−1.2200抜けが大きな注目となろう。 また超えた場合フィボナッチ・リトレースメントからは1.2227(1.1640−1.2590=61.8%)や1.2415(1.1640−1.3670=38.2%)、日足の横足からは1.2375−1.2415、1.2590などがポイントとなり、 下値は1.2000の下方ブレイクからは、1.1930−35、1.18ミドルのサポートが注目される。 またポンドドルは、短期を反転下落気味にして1.7455−60の窓の節目、12月14日の高値1.7811を守っているが、次のこの上下のブレイクが注目される。 ドルスイスは、短期が買い気味のサインから、中長期の売りサインは変わらず。 9月22日の安値となる1.2660を守っていることから、保合的な相場を継続している。 こちらも1.2660と1.2890−1.2920とブレイクが注目となるが、下値は1.26ミドルをしっかりと割れると大きな値下がりリスクとなり、1.2470−1.2530窓を割れると1.2240がターゲットとなる。 上値は1.3045−50の窓の下限がブレイク後の注目ポイントとなる。 
 コモンウェルス通貨では、 ドルカナダは、1.1750を上方ブレイクも上昇が加速せず、短期・中長期の曖昧なサインを反転下落気味にしており、 今週のRBCの金融政策決定を前に、比較的軟調な動向が想定される。 下値は1.1470−80のサポートが注目ポイントとなる。 またオージードルは、短期を反転下落に変えて、中長期は買いサインを継続。 直近高値と日足レジタンスが重なる0.7600レベルを上抜け出来ず、0.7440から0.7355−60の窓への回帰の可能となる。 それからカレンNZ副首相兼財務相の驚きの警告で急落気味となっているNZDドルだが、 短期・中長期ともサインを反転下落気味にして状況はよくない。 特にNZが小国であることを考慮すると、こういった中央銀行の警告を安易に考えない方が良いと思われる。 日足の直近最安値圏となる0.6780−00が未だサポートされていることから下落は更に加速していないが、 今週RBNZの金利政策決定会合もあって波乱含み。 もし金利の据置などを受けて、この位置を割れて更に0.6680を割れるなら大きく相場が崩れるリスクがあるので最大注意となる。 
 一方クロス円では、NZD円を除いて全て中長期は売りサインで、短期が買いサイン。 ユーロ円は、137.11とフィボナッチ・リトレースメントから反転中だが、 下値は138.80の節目を守って堅調な形も、 上値は140.88のB上昇の位置や日足の窓の下限となる141.15のブレイクが注目される。 ポンド円も200.47のフィボナッチ・リトレースメントを守って反発中だが、 先週202円処を維持したことから堅調な展開も、 204.75−80の戻り高値の上抜けがキーとなる。 またオージー円は、 85.55−60を奇妙にホールドしながら、 上値は87.10−15が超えられずに保合的で、次のこういったブレイク待ちとなるが、 日足の形状からは、上値がダブル・トップ気味で、85.55−60を割れると84.50への再トライのリスクとなるので注意が必要。 NZ円は、先週の急落も78円処が守られていることからは、更に下値を拡大していないが、 NZDドル同様注意が必要で、直近レンジとなる78.00−80.80の半値となる79円ミドルが超えられずに、この位置を割れると急落リスク。 その場合横足の76.30−80や2005年の保合の下限となる75.10−50が視野に入る可能性が示唆される。 スイス円は、比較的堅調な流れだが、1月9日の安値97.15と1月5日の高値となる91.11のレンジ・ブレイク待ちだが、このインサイドでは、88.85−90と90.60−65のサポート&レジスタンスのブレイクがファースト・ステップ。 また引き続き荒れ相場の続いているカナダ円だが、 先週週末急上昇となり、短期が買いサインをはっきりとさせる形。 100.00−10の節目を超えたことで、下値は98円前後のサポートが維持されれば堅調で、 上値は101円にレジスタンス・ライン。 これを超えると101.50−70の横足まで回復できるかが注目される。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/01/16
 to 
2006/01/20
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 114.18 115.94 113.79 115.30 買い 売り
ユーロドル 1.2142 1.2175 1.2040 1.2135 再上昇 買い
ポンドドル 1.7770 1.7795 1.7528 1.7708 反転下落 買い
ドルスイス 1.2767 1.2892 1.2724 1.2764 買い 売り
ドルカナダ 1.1600 1.1796 1.1514 1.1525 反転下落 反転下落
オージードル 0.7550 0.7567 0.7443 0.7480 反転下落 買い
NZドル 0.6986 0.7001 0.6765 0.6853 反転下落 反転下落
ユーロ円 138.61 140.12 138.46 139.91 買い 売り
ポンド円 202.85 204.46 202.04 204.12 買い 売り
オージー円 86.22 87.08 85.66 86.23 買い 売り
NZ円 79.77 80.37 77.91 78.30 反転下落 売り
カナダ円 98.40 100.21 97.61 100.03 買い 売り
スイス円 89.44 90.37 89.33 90.33 買い 売り
週間の予定
from 2006/01/23
to 2006/01/27
1/23(月)=ウェリントン休場(プロヴィンシャルアニバーサリーの振替え)、(豪) 第4四半期生産者物価指数、(日)12月企業向けサービス価格指数、1月金融経済月報・全文、(加) 11月小売売上高、(米) 12月景気先行指標総合指数、ガイトナー米ニューヨーク連銀総裁が講演(ロンドン)、オルソンFRB理事が講演、(ユーロ圏)ユーロ圏財務相非公式会合(ブリュッセル)

1/24(火)=(日) 11月第3次産業活動指数、(加)中銀政策金利発表、(ユーロ圏)ユーロ圏財務相非公式会合(ブリュッセル)

1/25(水)=(豪) 第4四半期消費者物価、(日)日銀金融政策決定会合議事要旨、(独) 1月IFO景況指数、(英)BOE議事録、第4四半期GDP・一次発表、(米) 12月中古住宅販売件数、週間住宅ローン指数、財務省2年債入札、オルソンFRB理事が講演、EIA/API原油在庫統計、(その他)2005年中国GDP、鉱工業生産、消費者物価、投資などの統計発表および記者会見、世界経済フォーラム(29日まで、ダボス)

1/26(木)=シドニー休場(オーストラリアデー)、(NZ)RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、12月企業向けサービス価格指数、12月通関ベース貿易収支、20年利付国債入札、(米) 週間新規失業保険申請件数、12月耐久財受注、12月の求人広告指数

1/27(金)=(日) 12月全国消費者物価指数、1月東京都区部消費者物価指数、12月大型小売店販売額・速報、12月小売業販売額・速報、 (スイス) 1月KOF先行指数、(米) 第4四半期GDP、第4四半期個人消費、12月新築住宅販売件数

2006年01月15日
 先週は年初からのドル安気味な展開が継続したが、若干調整色が強く、 ドル円、ポンドドルがドルの安値を更新したことを除くと、週末までは比較的保合気味の展開となった。 テクニカル的には、中長期はドル売りだが、短期はそろそろドル売られ過ぎのレベルに近く、 今後この動向がダイバージェンスに発展するかが注目される。 そのため週末の引け際にドル売りが強まった流れが、今週も継続するかは最大の関心となる。 一方材料的には、先週米貿易収支が一旦過去最大から改善したことから、一服気味となった相場も、今週は注目のこの赤字をファイナンスする対米証券投資が18日(水)に発表があり、大いに注目される。 特に直近は1000億ドルを超える数値と好調だが、こういった数字に陰りが見え始めると、市場ではドル売りの絶好のターゲットとする可能性が高く、注意が必要となる。 ただし、米金利は引き続き高く、NY株式も堅調なことからは、直ぐにとは思われないが、 今後のこの対米証券投資は、米金利先高感に変わって、市場のテーマとなる可能性からは、注目していきたい。 その他は、先週英MPC、ECB理事会をこなして、比較的材料に薄く、 火曜日のNY連銀指数、木曜日に住宅着工などが注目されると程度。 日本では、物価・景気関連の材料が比較的多いが、金曜日の福井日銀総裁の記者会見が締めっくりとなる。
 個別では、ドル円は、重要な日足サポートとフィボナッチ・リトレースメント38.2%を若干割り込んで、113.41の安値をつけたが、現状はオーバー・シュートの範囲。 また短期が売られ過ぎにあることからは、 先週レンジの113.41と114.90−00の次のブレイクが注目され、ブレイクがあっても上値は115.50−60、116.45−50は引き続き強い戻り売りが予想される。 一方下値は、割れると既に日足の最終サポートとなる110.18−31がターゲットとなる。 ユーロドルは、やはり短期が買われ過ぎにそろそろあって、ダイバージェンスとなるかどうかを見極める状況だが、1.20−1.22のレンジ・ブレイクに注目されるが、 週末の引け味からは上値トライの可能性が高く、 1.2227のフィボナッチ・リトレースメントの位置が日足のレジスタンスと重なり、この上抜けがあると1.2375−1.2415、更にこれを超えると1.2590などが視野に入るが、1.2415はフィボナッチ・リトレースメント(1.1640−1.3670)の38.2%と重なることから重要と見られる。 またポンドドルは、1.7460を守っているが、12月14日の高値1.7811と日足のレジスタンスが重なるレベルを超えておらず、この上抜けが注目されるが、 下値のサポートとなる1.7550−1.7600を維持して、この位置を超えると1.7900レベルが重要となり、ブレイクなら1.8150−80ゾーンが視野となる。 ドルスイスは、日足サポートを割り込んだが、9月22日の安値となる1.2660を割れずに、 やはり保合的な感じ。 上値の1.2890−1.2920とブレイクが注目となるが、下値は1.26ミドルをしっかりと割れると大きな値下がりリスクとなり、1.2470−1.2530窓を割れると1.2240がターゲットとなる。 
 コモンウェルス通貨では、 ドルカナダは、短期・中長期ともサインが曖昧で方向感が掴みづらい。 引き続き1.1430−55の直近安値と高値となる1.1750のレンジ・ブレイク待ちの状態となる。 またオージードルは、短期・中長期とも買いサインだが、直近高値の0.7580から0.7620の日足レジタンスの上抜け出来なければ、更なる上昇期待は持てない。 下値は0.7400−40ゾーンを割れるなら注意。 NZドルも短中期とも買い気味のサイン。 安値圏の0.6780−00がサポートされ、堅調な形から、0.6940の窓の下限を超えていることから、0.7050が次の勝負で、これを超えると0.7020−60が視野に入るが、こういった位置は戻り売り場となりそうだ。 
 一方クロス円では、引き続きカナダ円を除いて全て中長期は売りサインで、短期が買いサイン。 先週一旦の底値レベルに到達したことから、この位置を守って反発地合に入れるかがキーとなる。 ユーロ円は、137.11とフィボナッチ・リトレースメントのポイントに到達、 138.75−140.15の上抜けが反発のキーとなるが、未だ139.40−140.00は戻り売りが良さそう。 ポンド円も200.47のフィボナッチ・リトレースメントのポイントを守って、200.57からの反発でレジスタンス・レベルとなる203円処を越えて来た。 201.15−20のサポートの維持と、 204.80の戻り高値の上抜けがキーとなる。 またオージー円は、 85.55−60と86.40−45のレンジからブレイク待ち。 ただし、C下落が見えないことからは、素直に下値付とは言いがたい状況で、 ブレイクしても84.50と87.10−15では未だ逆張り気味の戦略が良さそうだ。 NZ円は、 下値にサポートが出来て78.90−00を維持できるなら、堅調そうだが上値は80.80を超えないと如何せんともし難い。 スイス円は、1月5日の高値となる91.11がトピッシュで、ネックゾーンとなる88.35−60の維持して、節目の90.20−50のブレイクが注目される。 またカナダ円だが、 サインが不透明だが、 1月9日の安値97.15への下ヒゲがボトミッシュで、98円前後が維持できれば堅調そう。 ただし、上値は99.20のそれまでの安値から100円処の上抜けがないと回復は覚束ない。
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/01/09
 to 
2006/01/13
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 114.45 114.90 113.41 114.18 売れれ過ぎ 売り
ユーロドル 1.2151 1.2163 1.2006 1.2142 買われ過ぎ 買い
ポンドドル 1.7706 1.7780 1.7521 1.7770 買い 買い
ドルスイス 1.2702 1.2892 1.2692 1.2767 売られ過ぎ 売り
ドルカナダ 1.1655 1.1745 1.1558 1.1600 下落気味 気迷い
オージードル 0.7540 0.7566 0.7483 0.7550 買い 買い
NZドル 0.6916 0.6994 0.6897 0.6986 買い 反転上昇
ユーロ円 139.09 139.16 137.12 138.61 反転下落 売り
ポンド円 202.66
203.32 200.57 202.85 反転上昇 売り
オージー円 86.30 86.39 85.56 86.22 買い 売り
NZ円 79.14 79.84 79.27 79.77 買い 売り
カナダ円 98.20 98.88 97.15 98.40 再下落 売り
スイス円 90.12 90.12 88.56 89.44 気迷い 売り
週間の予定
from 2006/01/16
to 2006/01/20
1/16(月)=米国休場(キング牧師誕生日)、(日) 12月企業物価指数・速報、11月貿易収支、11月経常収支、11月鉱工業生産・確報、11月設備稼働率・確報、谷垣財務相講演「06年度予算と税財政政策」、3月期決算企業の第3四半期決算発表スタート、 (英) 12月生産者仕入価格指数、12月生産者出荷価格指数、12月生産者物価指数、プール米セントルイス地区連銀総裁が講演

1/17(火)=(日) 12月消費者態度指数、日本国債5年債入札、(英) 12月消費者物価指数、12月小売物価指数、12月景気先行指数、(米) 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数、12月鉱工業生産、12月設備稼働率

1/18(水)=(NZ) 第4四半期消費者物価、(日) 11月景気動向調査・改定、(仏) 11月経常収支、(英) 12月失業率、(ユーロ圏) 11月鉱工業生産・季調済、(加) 12月消費者物価指数、11月製造業出荷、(米) 週間住宅ローン指数、12月消費者物価指数、11月対米証券投資、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、バイズ米FRB理事が講演、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が講演

1/19(木)=(日)日本国債30年債入札、日銀金融政策決定会合(〜20日)、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(ユーロ圏) 12月消費者物価指数、11月貿易収支、(米) 週間新規失業保険申請件数、12月住宅着工件数、12月建設許可件数、1月フィラデルフィア連銀景況指数、グイン米アトランタ地区連銀総裁が講演

1/20(金)=日銀金融政策決定会合(19日〜発表)、福井日銀総裁が記者会見、1月金融経済月報・基本的見解、(NZ) 11月小売売上高指数、(豪) 第4四半期輸出物価指数、第4四半期輸入物価指数、 (仏) 12月消費者支出、(英) 12月小売売上高指数、12月マネーサプライM4・速報、(加) 11月卸売売上高、(米) 1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が講演

2006年01月08日
 年最初の週の取引は早々と大きく転換した形となった。 HIAの影響が剥げた相場から、 米金利の打ち止め感を材料に、 ドル買いが大きく進んだ形となった。 今週はこういった展開が下固め出来るかが注目となるが、 材料的には大きな経済指標に薄く、 注目はほとんど12日(木)に集中している。 この日には、欧州では、BOEとECBの金融政策の決定会合が控え、 ECBはまだ直ぐに再利上げはないとして良いが、 BOEに関しては、利下げを決定するリスクが残り、安易にポンド買いについていけるかは疑問となるが、 もし利下げが実施されても、 ポンドドルが上昇するという奇妙な動向となるなら、ドル売り相場は本物となりそうで注意が必要となるだろう。 また米国では、この日重要な2本柱である11月米貿易収支の発表があり、過去最大のとなった10月からは改善の見込みだが、クリスマス・シーズンを絡めて、予想より悪い数字には反応する可能性が高く注意したい。 テクニカル的には、ストレートでは、ドルカナダを除いて、 先週曖昧なドルの買い戻しサインが、急反転で短期・中長期をドル売りサインに変えている。 一方クロス円は、ドル円の急降下に先週週末値を下げたが、未だサインは短期買いの中長期売りを示しており、ドル円の売りサインにも、欧州通貨の買いサインに短期的に助けられるかが注目される。 
 個別では、ドル円は、115円を威ともせずに急落となったことは驚きだが、 118.17の高値が戻りでのB上昇の高値をつけた感じが強く、短期を早々と再下落させて、C下落的な底値を探る想定される。 目処はフィボナッチ・リトレースメント50%となる115.08を割れたことで、 次の38.2%となる113.57が視野に入るが、一段上の日足サポートが最終の110円近辺を前にこの位置にあることは興味深い。一旦日足の横足と絡めても、10月6日の安値113.02からこの113.57、10月17日の安値113.75までは、C下落の位置としては、良いところと見ている。 ユーロドルは、短期・中長期のサインを反転上昇に変えて、既に1.19前半が底堅く、 今後1.2205の日足の横足とフィボナッチ・リトレースメントの1.2227を超えると1.2375−1.2415、更にこれを超えると1.2590などが視野に入るが、1.2415はフィボナッチ・リトレースメント(1.1640−1.3670)の38.2%と重なることから重要と見られる。 またポンドドルも下値の1.72ミドルから、1.7460に大きな窓を空けて、 12月14日の高値1.7811が日足のレジスタンスとかさなり重要となる。 ドルスイスは、12月14日の1.2775の安値と日足サポートを割り込んで、 戻りは1.2930−1.3030の窓が押さえ、9月22日の安値1.2660を割れると大きく値を崩す可能性となる。 
 コモンウェルス通貨では、 ドルカナダは、引き続き一種独自の形だが、 短期は売り気味も中長期が曖昧なサインで、 1.1430の直近安値と高値となる1.1750の揉み合い相場から、ブレイク待ちの形。 特に上抜けは注意で、下値のダブル・ボトムが確認されると、 直近悪い経済指標が出たことからも、急速にムードが悪化するリスクがあるので注意しなければならない。 特に上抜けのケースでは、1.1810−60、 1.1970−75を目指すリスクから、1.1970−75を超えると世界が変わると見られる。またオージードルは、急速に短期・中長期が買いサインに変わり、直近高値の0.7580から0.76前半の日足レジタンスの上抜けが注目。 NZドルは、0.6780−00がサポートされ、一旦反発地合だが0.6940の窓の上限が埋められず、あまり強い形が見えないが、下値は0.6770−80の維持が出来るなら、 堅調な展開が想定される。 
 一方クロス円では、先週と同様、カナダ円を除いて全て中長期は売りサインで、短期が買いサイン。 ただし、先週の週末の折角の反発をドル円の急落に台無しにされた形となり、 今週の動向は注目される。 特にA下落的な底値をつけた形から、この安値からのサポート・ラインが維持できれば良いが、これを割れている通貨は注意。 また今週はこの戻り高値とA下落の底値の下方ブレイクが次の強いサインとなるので注目したい。 下記に直近安値と戻り高値、 サポートの位置、更に安値を割れるケースの次なるC下落的底値の目処を一覧にしたので参照して頂きたい。 
 この中で、特に注意はカナダ円で、既に99.15−20を割り込んでいることから、短期の買いサインを曖昧にして、下落リスクが高いと言える。 また、NZ円は、先週末にサポート位置に到達して、今週この維持が出来るかは大きな注目となる。 また、スイス円は反発が大きく、未だサポートまで余裕があるが、 サインは曖昧気味で、88.40−90.00を割れても、88.80−89.00が維持できるなら比較的堅調な展開が想定される。 

ユーロ円 
A下落の底値=137.60
戻り高値=140.88
サポート=138.30−80
C下落の目処=136.80−137.00

ポンド円
A下落の底値=201.12
戻り高値=204.76
サポート=201.80−90
C下落の目処=198.80−199.30

オージー円
A下落の底値=84.51
戻り高値=86.97
サポート=85.70
C下落の目処=82.65−70から83.00

NZ円
A下落の底値=78.05
戻り高値=80.58
サポート=78.80−79.20(先週金曜日に到達気味で、今後に注目)
C下落の目処=76.20−80

カナダ円 
A下落の底値=99.17
戻り高値=101.54
サポート=100.00(既に割り込んでいる)
C下落の目処=98.80−85

スイス円 
A下落の底値=88.30
戻り高値=90.11
サポート=89.40−90.00、88.80−89.00
C下落の目処=86.70−87.30
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2006/01/02
 to 
2006/01/06
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 117.75 118.05 114.22 114.75 再下落 売り
ユーロドル 1.1849 1.2185 1.1800 1.2151 反転上昇 反転上昇
ポンドドル 1.7229 1.7721 1.7188 1.7706 買い 反転上昇
ドルスイス 1.3134 1.3160 1.2674 1.2702 売り 反転下落
ドルカナダ 1.1622 1.1727 1.1454 1.1655 反転下落 反転気味
オージードル 0.7329 0.7551 0.7315 0.7540 買い 反転上昇
NZドル 0.6825 0.6917 0.6780 0.6916 買い 反転気味
ユーロ円 139.47 140.88 138.88 139.09 買い 売り
ポンド円 202.87 204.76 202.11 202.66 買い 売り
オージー円 86.30 86.97 85.70 86.30 買い 売り
NZ円 80.36 80.58 78.90 79.14 買い 売り
カナダ円 101.32 101.54 98.00 98.20 下落気味 売り
スイス円 89.64 91.11 89.37 90.12 買い 売り
週間の予定
from 2006/01/09
to 2006/01/13
1/09(月)=東京市場休場(成人の日)、(豪) 11月小売売上高、(独) 11月経常収支、11月貿易収支、(米) 11月消費者信用残高、谷垣財務相、NYジャパン・ソサエティーで講演、国際決済銀行(BIS)中央銀行総裁会議(バーゼル)、グイン米アトランタ地区連銀総裁、経済見通しについて講演、ホーニグ米カンザスシティー地区連銀総裁、2006年経済見通しについて地元財界人の会合で講演

1/10(火)=シンガポール休場、(豪) 11月貿易収支、(日) 11月全世帯家計調査、(スイス)スイス中銀四半期報告、(仏) 11月財政収支、1月鉱工業生産指数、11月製造業生産指数、(独) 1月ZEW景況感調査、独DIW研究所1月月報、(加) 12月住宅着工件数、11月住宅建設許可、11月新築住宅価格指数、(米) 11月卸売在庫

1/11(水)=(日) 11月景気動向調査・速報、10年利付国債の入札、(仏) 11月貿易収支、(米)週間米住宅ローン・借換え申請指数、ガイトナー米NY連銀総裁、米金融政策について講演

1/12(木)=(日) 12月マネーサプライM2+CD、(豪) 12月失業率、(独)2005年独GDP、(英) 11月鉱工業生産指数、11月製造業生産高、(ユーロ圏) 第3四半期GDP・二次発表、(英) BOE政策金利発表、(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表、トリシェ総裁記者会見、(米) 週間新規失業保険申請件数、11月貿易収支、12月輸入物価指数、12月月次財政収支

1/13(金)=(NZ) 11月住宅建設許可、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、11月機械受注、12月景気ウォッチャー調査、日銀支店長会議、(仏) 12月消費者物価指数、(米) 12月生産者物価指数、12月小売売上高、11月企業在庫、(英) 11月景気動向調査、フィッシャー米ダラス地区連銀総裁が講演、ウェーバー独連銀総裁及びトリシェECB総裁がビジネススクールで講演

1/16(月)= 米国[キング牧師記念日]  

2006年01月02日
 先週は、年最終の取引ということで、薄商いながら値幅的には比較的動いた週となった。 全体的に大きな方向感を醸し出すような動向とはならなかったが、比較的ドルが堅調な推移となった。 また円買い、クロス円売りは一服の感じとなり、 今週新年早々の相場が、こういった流れを継続できるかが注目となる。 材料的には、年初から米国ではFOMC議事録や雇用統計と重要な指標が控え油断がならない。HIAの影響が剥げた市場が、 どういったテーマで動いていけるか、 米国の金利打ち止め感と絡めて、方向感を探る展開となると見られる。 またテクニカル的には、中長期のドル売りサインに陰りが出て、短期はドル買いサインであることから、今週はドルが再度高値トライとなる可能性が高く、 こういったドルの高値を維持できるか、それとも失敗に終わるかが、 今後の重要な示唆となる可能性からは注意が必要となる。 またクロス円では、中長期は今後の本格的な売りサインを示唆するも、短期的には急速な下落から、売られ過ぎからの反発を示しており、 戻り処を探す展開が想定される。 
 個別では、ドル円は、短期が買いサインに変わり、中長期は売りサインを継続だが、 115.52で下値をつけて、上値は先週の118.17の高値が戻り高値として確認できず、 B上昇的上値を探る展開が想定されるが、 下値のサポートとなる116.55−60の維持が注目される。 ユーロドルは、短期が売りサインで、 中長期の買いサインが曖昧な反転下落気味のサインを出していることが気に懸かる。 下値トライのリスクが高く、 サポートとなる1.17前半とレジスタンスとなる1.19前半の勝負となりそう。  ポンドドルも先週の安値と昨年の安値となる1.7049−1.7132レベルを脅かす展開が想定され、こういったレベルの維持と上値は1.74前半のレジスタンスから1.7460の上抜けがキー。 ドルスイスは、12月14日の1.2775からのT−バック的反発のウェスト・ゾーンとなる1.3200−1.3300への突入と下値は1.3030の下方ブレイクに注目となる。 またドルカナダは、 1.1430から反発気味の相場だが、 現状のサインは曖昧で、短期は1.18が超えられずに、再度売りサインに変わりそうだが、 中長期が売られ過ぎに近いレベルで横ばいの状況となっており、 次の方向感待ち。 次の1.1500−50ゾーンと1.1760−1.1800ゾーンのブレイクには大きな注目をしなければならない。 他方オセアニアでは、中長期の売りサインは変わらないが、短期が売られ過ぎから反発気味。 オージードルは、0.7233と直近安値を下回ったが、更に売り込むのは疑問で、0.7370、0.7485への戻りを見なければならない。 NZドルも0.6780−00がサポート・レベルとなり、一旦反発が想定され、0.6870、0.6940などの窓が埋められるかが注目される。 
 一方クロス円では、全て中長期は売りサインを継続も、 短期が売られ過ぎから反転上昇となり、 A下落的な底値をつけた感じが強く、 今後の焦点は戻りの目処。 ただし、B上昇→C下落を想定すると、しっかりとした展開だからと言って安心は禁物で、 今後のこの戻りではポジションを確実に軽くしておくことが得策と見られる。 一旦昨年の高値と戻り安値から計算されたフィボナッチ・リトレースメントのレベルがひとつの戻りの目処として有効で、こういったレベルと日足チャートの節目や窓の上下限と合致するポイントは重要となるので注意して起きたい。 (特に重要と見られるレベルは赤字又は括弧で表示した)

ユーロ円 (137.60−143.62)
61.8%=141.32(141.15)
50.0%=140.11(140.15−20)
38.2%=139.28

ポンド円 (201.12−213.04)
61.8%=208.49
50.0%=207.08(206.60)
38.2%=205.67(204.00)

オージー円 (84.51−91.35)
61.8%=88.74
50.0%=87.93(88.30)
38.2%=87.12

NZ円 (78.05−87.07)
61.8%=83.62
50.0%=82.56(82.45−50)
38.2%=81.50(80.80)

カナダ円 (99.17−105.06)
61.8%=102.81
50.0%=102.12(102.20−30)
38.2%=101.42

スイス円 (88.30−93.07)
61.8%=91.25(91.10)
50.0%=90.69
38.2%=90.12
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/12/26
 to 
2005/12/30
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 116.26
118.17 116.00 117.75 買い 売り
ユーロドル 1.1869 1.1932 1.1778 1.1849 売り 再下落気味
ポンドドル 1.7334 1.7410 1.7132 1.7229 売り 再下落気味
ドルスイス 1.3120 1.3198 1.3050 1.3134 買い 再上昇
ドルカナダ 1.1643 1.1745 1.1574 1.1622 反転下落 再反転気味
オージードル 0.7289 0.7344 0.7233 0.7329 売られ過ぎ 売り
NZドル 0.6739 0.6854 0.6713 0.6825 反転上昇 売り
ユーロ円 137.92 139.93 137.60 139.47 反転上昇 売り
ポンド円 201.44 203.81 201.12 202.87 反転上昇 売り
オージー円 84.66 86.63 84.71 86.30 反転上昇 売り
NZ円 78.29 80.69 78.16 80.36 反転上昇 売り
カナダ円 99.69 101.58 99.29 101.32 反転上昇 売り
スイス円 88.59 89.86 88.35 89.64 反転上昇 売り
Yearly Range
from 2005/01/03
 to 
2005/12/30
CCY Open High Low Close 年間レンジ 変動率
ドル円 102.55 121.40 101.67 117.75 19.73 19%
ユーロドル 1.3580 1.3581 1.1640 1.1849 0.1941 15%
ポンドドル 1.9191 1.9325 1.7049 1.7229 0.2276 12%
ドルスイス 1.1381 1.3286 1.1375 1.3134 0.1911 17%
ドルカナダ 1.2008 1.2734 1.1425 1.1622 1.1309 11%
オージードル 0.7808 0.7987 0.7233 0.7329 0.0754 10%
NZドル 0.7175 0.7461 0.6691 0.6825 0.0770 11%
ユーロ円 139.26 143.62 130.62 139.47 13.00 9%
ポンド円 196.90 213.04 189.52 202.87 23.52 12%
オージー円 80.13 91.35 76.97 86.30 14.38 18%
NZ円 73.52 87.07 70.85 80.36 16.22 22%
カナダ円 85.37 105.06 82.76 101.32 22.30 26%
スイス円 89.95 93.07 84.84 89.64 8.23 9%
週間の予定
from 2006/01/02
to 2006/01/06
1/2(月)=ニューイヤーズホリデーの振替え(主要市場は全て休場)

1/3(火)=東京市場休場、ウェリントン休場(ニューイヤーズホリデーの振替え) 、(仏) 第3四半期GDP・確報、(スイス) 12月SVME購買部協会景気指数、(独) 12月失業率、(英) 12月マネーサプライM0・速報、(米) 11月建設支出、12月ISM製造業景況指数、FOMC議事録(12月13日分)

1/4(水)=(日)東証・大証大発会、小泉首相年頭記者会見、(スイス) 12月消費者物価指数、(英) 11月マネーサプライM4・確報、11月消費者信用残高、(ユーロ圏) 12月消費者物価指数・速報、(米) 11月製造業受注指数、12月米自動車販売台数

1/5(木)=(NZ) 11月貿易収支、(日) 12月マネタリーベース、(独) 11月小売売上高指数、(仏) 12月消費者信頼感指数、(ユーロ圏) 11月生産者物価指数、11月小売売上高、(独) 11月製造業受注・速報、(米) 週間新規失業保険申請件数、(加) 12月Ivey購買部協会指数、(米) 12月米ISM非製造業景況指数、11月中古住宅販売保留

1/6(金)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(豪) 11月住宅建設許可、(スイス) 12月失業率、(ユー口圏) 11月失業率、 (独) 11月鉱工業生産、(加) 12月失業率、(米) 12月失業率、12月非農業部門雇用者数

1/7(土)=イッシングECB理事講演

1/8(日)=国際決済銀行(BIS)中銀定例会議、トリシェECB総裁が記者会見

2005年12月24日
 先週は、クロス円の売りが継続したが、どちらかと言うとドル円が115.52でホールドされて、欧州通貨+コモンウェルス通貨の下落がクロス円を圧迫した形となった。 特に欧州通貨では、短期の買いサインが早々と売りに変わり、中長期のドル買い気味サインを曖昧にする形となっており、全体的にMix感が強い状況となった。 今週はこういった流れにはっきりとした方向性が出せるかが大きなポイントとなるが、 クリスマス・年末に突入ということで、 そのような動きとはなりづらく、 引き続きMixな状況が継続する見るのが良いだろう。 ただし、ドル円及びクロス円は、テクニカル的にも短期・中長期のしっかりとした売りサインを受けて、 軟調地合が継続する見込みで、年の最終週ということで注意しなければならない。 材料的には、26−27日は未だクリスマス明けで欧州が休日のため、火曜日のNYから本格稼動だが、それでもクリスマス明けのダルなムードは続くと見られる。 米国では、28日の12月消費者信頼感指数、29日の11月中古住宅販売件数、12月シカゴ購買部協会景気指数ぐらいが材料。 一方円がらみでは、27日の日本の11月失業率や11月全国消費者物価指数が注目される。 また、今週は30日が年内最終となるが、年明けは、振り替えで1月3日のスタートだが、例年新年相場は、日本勢不在の中、 比較的荒れるケースがあるので注意したい。 
 個別では、ドル円は、短期・中長期とも売りサイン。 既に先週の117.65の戻り高値でA下落(115.52)からのB上昇をつけた形と見えて、次に115.52を狙う時には下方ブレイクのリスクが高いので注意。 フィボナッチ・リトレースメント(108.75−121.40)の50%となる115.08は、引き続きターゲットとなる。 このサイコロジカルな115円をどう守れるかが大きな注目となるが、 下方ブレイクなら10月25日の安値、114.60、10月17日の安値113.75、10月6日の安値113.02に横足が順次注目されるが、 フィボナッチ・リトレースメントの38.2%が113.57で、現状日足のサポート・ラインが113.00処にあることから、115円を割れた場合のターゲットとして、113円ミドルは良いところとなる。 またユーロドルは、1.3480の高値からのレジスタンスに阻まれて、下値の日足サポートとなる1.1700−50ゾーンを維持できるかが、堅調さを保つ鍵となりそうだ。 上値は1.19台への回復がポイントとなる。 ポンドドルも1.78で上値をホールドされて、レジスタンスに届かず、早々と下落となり、更に1.74台を維持できなかったことはマイナス。 短期の売りサインと中長期が早々と反転下落気味となっており、今後の展開は注目されるが、 下値はネック的にな節目となる1.72ミドルから1.73割れの維持が注目される。 ドルスイスは、12月14日の1.2775からT−バック的反発だが、1.3170のレジスタンスできっちりと抑えられていることは興味深い。 この上抜けが今週も大きな注目で、超えると1.33を再度目指す展開。 下値は1.3030の下方ブレイクがポイント。 ドルカナダでは、1.1430の安値からダイバージェンス的な反発だが、 上値の1.1750−1.1810の窓を維持しており、短期の買いサインから、中長期の売りサインは変わらず、1.1630と1.1750の次のブレイクに注目となる。 またオージードルは、短期・中長期とも売りサインで、0.7260−65の安値圏に再度面あわせとなり、重要な局面を迎えている。 割れると0.7000が視野に入るので注意。 NZドルは、やはり7月の安値となる0.6680−85が再焦点だが、 割れると0.6500−50ゾーンがターゲットとなる。  
 クロス円では、全て短期・中長期とも売りサインで、 下値の目処が立ちづらいことからは、安易な値ごろ感からの買いは危険。 ドル円の115円、113円に注目しての行動が良いと見られる。 個別では、ユーロ円は、先週末注目の137.50へ迫った。 この位置には日足の外部サポートがあって、更にユーロ円では、過去においても、137円前半は上昇下落のキー・ポイントとなっていることからも、137.00−50ゾーンの下方ブレイクは注意しなければならない。 一旦は良いところとの見方をしているが、割れると134.50−135.00が視野に入る。 またポンド円だが、 先週重要な203.50−204.00を割り込んで、 次のターゲットは200.50−80ゾーンとなるが、 更にこれを割れると199円が視野に入るので注意で、上値は204円がCapされると厳しい。 一方オージー円も重要な日足のサポートと横足が重なる84.55−65へ到達して試金石。 これを割れると82.65−70の横足が今年のフィボナッチ・リトレースメント(76.95−91.35)の38.2%レベルである82.45と絡めて視野に入る。 NZ円も既に78円に迫り、 フィボナッチ・リトレースメント(70.77−87.08)の38.2%となる77.00と日足の横足のコンジェクションとなる86.75−85は重要なポイントとなる。 また次カナダ円は、エクステンションのフィボナッチ・リトレースメント(90.36−105.02)の61.8%=99.42を割り込んだが、日足サポートとなる99.20処をホールドして、比較的堅調。 ただし、上値も101円前後を上抜けないと注意が必要。 99.20を割れると、フィボナッチ・リトレースメントの97.69、96.64がターゲットとなり、 スイス円も既にフィボナッチ・リトレースメント(84.78−93.11)の50%の88.95を割り込んで日足サポートと横足が重なる88.30へ迫った。 この下値の88.00はフィボナッチ・リトレースメント38.2%の87.96と日足の節目&サイコロジカルと合わせて、非常に重要で、 88.00−30ゾーンの維持はスイス円の試金石となりそうで、 注目したい。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/12/19
 to  2005/12/23
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 115.68 117.65 115.52 116.26 売り 売り
ユーロドル 1.2013 1.2040 1.1802 1.1869 DC 反転上昇
ポンドドル 1.7724 1.7724 1.7307 1.7334 売り 再下落
ドルスイス 1.2900 1.3170 1.2878 1.3120 買い 横ばい
ドルカナダ 1.1590 1.1752 1.1578 1.1643 買い 再下落
オージードル 0.7437 0.7469 0.7266 0.7289 売り 売り
NZドル 0.6906 0.6936 0.6700 0.6739 売り 売り
ユーロ円 138.94 140.04 137.60 137.92 売り 売り
ポンド円 205.07 206.51
201.12 201.44 売り 売り
オージー円 86.03 86.93 84.51 84.66 売られ過ぎ 売り
NZ円 79.89 80.72 78.05 78.29 売られ過ぎ 売り
カナダ円 99.80 100.83 99.17 99.69 売り 売り
スイス円 89.66 90.39
88.30 88.59 売り 売り
週間の予定
from 2005/12/26
to 2005/12/30
12/26(月)=(休場)ウェリントン、シドニー、シンガポール、香港、チューリッヒ、フランクフルト、ロンドン、トロント、米国、 (日) 第4四半期法人企業景気予測調査、11月全国スーパー売上高、11月百貨店売上

12/27(火)=(休場) ウェリントン、シドニー、香港、ロンドン、トロント、(日) 11月失業率、11月有効求人倍率、11月勤労者世帯家計調査-消費支出、11月全国消費者物価指数・季調済、12月東京都区部消費者物価指数・季調済、11月企業向けサービス価格指数、(仏) 11月住宅着工許可

12/28(水)=(日) 11月大型小売店販売額・速報、11月小売業販売額・速報、11月鉱工業生産・速報、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(米) 12月消費者信頼感指数

12/29(木)=(英) 12月GFK消費者信頼感調査、(米) 週間新規失業保険申請件数、11月中古住宅販売件数、12月シカゴ購買部協会景気指数、11月米求人広告指数、米財務省2年債入札

12/30(金)=(仏) 11月失業率、(日) 外国為替平衡操作の実施状況、(スイス) 12月KOF先行指数、(米) 米債券市場は短縮取引

2005年12月17日
 先週は、大荒れの週となった。 特にドル円を筆頭にクロス円が、短期・中長期の買われ過ぎから大幅の下落を演じ、 若干の反発局面があるも、週末の引け味が悪いことから、未だ底が見えない状況となった。 一方ストレートでは、ドルは確実の軟調さを見せ、 今週もこういった地合が継続するかが注目される。 特にHIAの影響が掃けたことや年末のポジション調整が今後も続く見込みからは、未だ注意が必要な週となりそうだ。 材料的には、比較的先週のドラスティックな内容からは、大人しい週となりそうだが、 本格的なクリスマス・シーズン到来ということで、参加者が薄い中、値動きがChoppyとなりそうだから気をつけなければならない。 注目は、火曜日の米PPI, 水曜日の米第3四半期GDP,木曜日の景気先行指数で、急速に高まった米の金利打ち止め感を裏付ける内容になるかは注意して見なければならない。 また、格下げのリスクから急落となっているNZに関しては、今週水曜日に第3四半期経常収支、木曜日に第3四半期GDPの発表が控え、注意が必要となる。 その他は月曜日に4億近いNZドル、豪ドルの起債があり、軟調なオージー円、NZ円の下支えとなるかは注目したい。 
 一方テクニカル的にはストレートでは、 オセアニアを除いてほとんどの通貨で中長期のドルの買われ過ぎが、反転下落気味のサインに代わり、短期は引き続きドル売りサインであることから、今週ドルの安値をどこまで拡大するかが注目される。 一方円絡みでは、短期・中長期が超買われ過ぎから両方とも全て円買いを示しており、 未だ反転が若いことからは、ドル円、クロス円の下落傾向は未だ続くと見られ、中途半端な円売りは危険な雰囲気。 サインの反転が出て落ち着くまでは、買いは控えるのが得策で、逆に戻りでの円買いを優先するスタンスが功を奏すと見られる。 
 個別では、ドル円は、短期・中長期の超買われ過ぎから、反転下落傾向がはっきりとして、フィボナッチ・リトレースメント(108.75−121.38)の50%となる115.07が視野に入る動向。 サイコロジカルな115円をどう守れるかが大きな注目となるが、 こういったパターンではフィボナッチ・リトレースメントの38.2%まで入る傾向があるので、115円を割れるなら38.2%の113.57までも覚悟しておきたい。 ユーロドルは、中長期も反転上昇に変えて、下値の1.1640−60を固めて、 フィボナッチ・リトレースメント(1.1640−1.2590)の38.2%=1.2003を超えた。 次なる50%=1.2115ゾーンへの反発が注目され、 超えると1.2227まで値を伸ばせるかは大きな注目となる。 またポンドドルも1.7715−25を超えて、堅調な形となっているが、そうそうの上昇で短期が既に買われ過ぎに位置にあることが気にかかる。 上値の1.7900−50ゾーンを越えると1.8000が再度視野に入るが、確か英系のカストディーが大幅なポンドのロングで、ターゲットが1.8000という話しがあったので、こういった位置からの大口の売りには注意しなければならない。 ドルスイスは、1.27台へ突入したが、利上げの思惑からある程度上昇が抑制されていたと見えて、逆に下落が思った程下値拡大できていないが、 1.2650−1.2700を割り込むと大きく流れが変わるので注意。 ドルカナダでは、1.1430の安値がダイバージェンス的で、若干下値トライに慎重気味。 上値の1.1750−1.1810の窓がキーとなる。 他方オセアニアでは、 大方がドル売りを示唆する中、 AUDもNZドルも短期・中長期ともドル買い気味のサインにあって注意が必要。 オージードルは、0.7400−0.7650内だが、0.74を割れると0.7250が再度視野に入る。 またNZドルは、今週重要な経済指標の発表もあり、 特に注意が必要で、 0.6680と0.7200のレンジ・ゾーンだが、この下限への下落リスクとなりそう。 
 クロス円では、全て短期・中長期の買われ過ぎから、両サインとも売りに代わり、 落ち着くまで中途半端な買いは危険な感じ。 ドル円が115円で下げ止まるかがキーとなりそうだ。 個別では、ユーロ円はフィボナッチ・リトレースメント(137.50−143.62)の38.2%も割れて、日足サポートの138.20処で先週どうにか下げ止まりを見せたが、 注意は100%戻しの137.50が外部サポートとぶつかり、この下方ブレイクが早々と実現すると悪夢が訪れるかもしれない。 あくまで137.50−138.20ゾーンはサポートされるとの認識だが、割れるなら必ずストップ・アウトして起きたい。 また上値は141.15−20が再びキー・ポイントとなる。 ポンド円も213円がしっかり超えられずに、大幅な急落となり、 216円へ届くことがなかったが、下落が特に205円のサポートを割れたことは深刻で、今回上昇を開始したキーポイントで203.50や外部サポートの202.65−70は非常に重要。 これを割れるとやはり悪夢が訪れる可能性からは、198.80−90が視野に入る。 一方オセアニアは、ストレート通貨と合わせて、非常にサインが悪く、 オージー円では既に今年のフィボナッチ・リトレースメント(76.95−91.35)の50%レベルである85.85に迫る展開。 この位置には横足となる85.60−65と合わせて日足のサポートが走っており、非常に重要。 85.60−90ゾーンを割り込むと、既に上昇なくして、84円ミドル、82.70−80への下落リスクとなる。 ただし、直ぐにこういった急落となるとは見えないが、 上値は88.30、 89−90円は既に戻り売り場となりそうだ。 またNZ円もフィボナッチ・リトレースメント(70.77−87.08)の61.8%を割り込んで、 次の50%となる78.92から78.65−75の日足サポートと横足が重なる位置のサポートは重要となりそうで、戻りは82.50−83.50は既に戻り売りとなりそうで、慎重さが望まれる。 その他カナダ円は、105円の1990年頃のネック・ラインへ到達して、やはり急落気味だが、エクステンションのフィボナッチ・リトレースメント(90.36−105.02)の61.8%=99.42、 50%=97.69と絡んで、 98円処の維持が注目され、 スイス円は既にフィボナッチ・リトレースメント(84.78−93.11)の61.8%となる89.92を割り込んでおり、やはりムードが悪く、 91.80を上値に今後50%=88.95や日足サポートと横足が重なる88.30の維持が大きな注目となりそうだ。 

まただいたいのクロス円の計算値で見たイメージ
ユーロ円 137.50 ÷ ドル円 115.00 = ユーロドル 1.1957
ポンド円 203.50 ÷ ドル円 115.00 = ポンドドル 1.7696
オージー円 85.65 ÷ ドル円 115.00 = オージードル 0.7448
NZ円 78.70 ÷ ドル円 115.00 = NZドル 0.6843
ドル円 115.00 ÷ ドルカナダ 1.1620 = カナダ円 98.96 
ドル円 115.00 ÷ ドルスイス 1.2950 = スイス円 88.80
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/11/12
 to  2005/12/16
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 120.59 121.38 119.98 120.66 揉み合い 超買われ過ぎ
ユーロドル 1.1718 1.1850 1.1689 1.1812 買い 売られ過ぎ
ポンドドル 1.7328 1.7567 1.7274 1.7550 買い 反転上昇気味
ドルスイス 1.3170 1.3210 1.2967 1.3027 売り 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.1680 1.1791 1.1534 1.1568 反転上昇 反転下落
オージードル 0.7480 0.7542 0.7442 0.7504 買われ過ぎ 反転上昇
NZドル 0.7128 0.7198 0.6942 0.7025 反転下落 反転下落
ユーロ円 141.33 142.82 141.31 142.53 買われ過ぎ 買われ過ぎ
ポンド円 208.99 211.84
208.85 211.72 買われ過ぎ 買われ過ぎ
オージー円 90.24 91.35 89.83 90.54 売り 買われ過ぎ
NZ円 85.98 87.07 84.06 84.82 売り 反転下落
カナダ円 103.81 105.06 103.52 104.27 買われ過ぎ 買われ過ぎ
スイス円 91.72 92.78 91.72 92.63 買われ過ぎ 買われ過ぎ
週間の予定
from 2005/12/19
to 2005/12/23
12/19(月)=(日)12月金融経済月報全文、(独)11月独生産者物価指数、 (仏) 10月経常収支、(ユーロ圏) 10月鉱工業生産・季調済、(加) 10月卸売売上高、(米)12月米住宅建設業者指数、(その他)フランス社会保障基金NZドル建て債(発行額1億0250万NZドル)、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド豪ドル建て債(発行額3.15億豪ドル)

12/20(火)=(日)2006年度予算財務省原案、国債発行計画の発表、(英) 11月マネーサプライM4・速報、(ユーロ圏) 10月貿易収支、(加) 11月消費者物価指数、(米) 11月生産者物価指数、11月住宅着工件数、11月建設許可件数

12/21(水)=(NZ) 第3四半期経常収支、(日)日銀金融政策決定会合議事要旨、(英)BOE議事録、(加) 10月小売売上高、(米) 第3四半期GDP・確報、(米) 第3四半期個人消費・確報、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁、2006年経済見通しで講演、(その他)国際復興開発銀行NZドル建て債(発行額8800万NZドル)、スウェーデン輸出信用銀行早期円償還条項付満期米ドルパワー・デュアル債(発行額10億円)、スウェーデン地方金融公社南アフリカランド建て債(発行予定額1億5000万ランド)、スウェーデン地方金融公社ハンガリーフォリント建てディスカウント債(4億フォリント)

12/22(木)=(NZ) 第3四半期GDP、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、11月貿易収支、10月第3次産業活動指数、福井日銀総裁日本経団連で講演、銀行による生命保険販売がスタート、(英) 第3四半期GDP・三次発表、(英) 第3四半期経常収支、(米) 11月個人所得、11月個人支出、週間新規失業保険申請件数、11月景気先行指数、ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁が講演

12/23(金)=東京市場休場(天皇誕生日)、(ユーロ圏) 10月経常収支・季調前、(加) 10月GDP、(米) 11月耐久財受注、12月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、11月新築住宅販売件数 米債券市場は短縮取引

2005年12月11日
 先週も、ストレード通貨ペアでは比較的揉み合いの中、大幅に買われ過ぎとなっていたクロス円の調整が注目を集めた週となった。 特に金利の引上げを行なったNZドルにネガティヴな材料が出て、NZドル、NZ円の急落に丹を発した相場展開からは、高金利だけで今後マーケットを支えるのは厳しいのかもしれない。 そういう意味では、今週13日(火)のFOMCは最大の注目となりそうだ。 金利引上げが実施されても、声明に打ち止め感が出るなら、思わぬドル安の再来となる可能性は捨てきれない。 年末年始を控えて、注意しなければならない週となりそうだ。 またその他の材料では、クリスマス・シーズンの薄商いの中、 14日(水)の米国の10月貿易収支、15日(木)の対米証券投資は注目される。 また、日本では、14日(水)日銀短観、16日(金)の福井日銀総裁の記者会見は、ゼロ金利解除や量的緩和解除に向けて注目される。 またドイツでも、13日(火)の12月ZEW景況感調査、16日(金)の12月IFO景況指数は、ユーロの更なる金利引上げを占う上で重要となる。 
 一方テクニカル的にはストレートでは、 ほとんどの通貨が中長期のドルの買われ過ぎを示す中、短期は、ドル円とコモンウェルス通貨を除いて、ドル売り気味のサインを継続しており、今週強いドル売りのサインに転換するかがポイントとなりそうだ。 一方クロス円では、短期、中長期とも買われ過ぎを示す中、オセアニア・クロスが売りサインに転じており、先週の急落から下げ止まりを若干見せているものの、今後はっきりと下落傾向となるかは注目される。
 個別では、ドル円は、中長期は超買われ過ぎで、短期は買われ過ぎゾーンでの揉み合いを継続しており、 未だダイバージェンス的。 月足の147.64からのレジスタンスとなる121円ミドルを上抜けできるかは、更なる上昇のキーとなり、下値はエクステンションを支えるサポートが今週120.00−64にあって、119円台へしっかりと下落する展開なら注意が必要となる。 ユーロドルは、下値を1.1640、 1.1660とゆっくりと固めてきた感じが強く、短期の買いサインからも、 1.18ミドルの日足のレジスタンスを超えると、 次のレジスタンスとフィボナッチ・リトレースメント(1.1640−1.2590)が重なる38.2%=1.2003、50%=1.2115ゾーンへの反発が注目される。 ポンドドルも1.7050をサポートして、1.74ミドルのレジスタンスを上抜け、1.7515−20から1.7605−10の窓へ突入してきており、下値つきの感じが強い。 今後1.7715−25を超えると更に1.79台の可能性もあることからは、材料的にはマイナス要因が強い中、多くのディーラーがポンド売りを強めていることもあって、下げでの買い気味の戦略が推奨される。 既に1.70割れはなさそうで、1.73前半は買いが良いような気がする。 またドルスイスも下値の窓の1.2930−35から1.3035−40に突入しており、1.32をレジスタンスにこの下限を割れると1.27台が再度視野、 ドルカナダでは、1.1585処のダブル・ボトム形成が出来ずに、中長期は売りサイン気味となり、短期は売られ過ぎであることから、直ぐにとは言わないが、本格的な下落へのリスクをヘッジしなければならない状況となりそうだ。 一方先週波乱となったオセアニアでは、短期・中長期とも悪いサインの中にあるが、 オージードルは、AUD/NZDの買いから堅調な形だが、週足ベースでは未だ緩やかな下落チャンネルの中にあって、 0.72ミドルと0.76ミドルのブレイクがあるかが注目され、 NZドルは、あくまで0.72までの急上昇が異常であっただけで、0.67前半のサポートが維持されるうちは、大きな下落とはならない可能性からは、今後の落しどころに注目される。 
 クロス円では、全般的に短期・中長期とも買われ過ぎの中、 先週の急落でオセアニアの短期に売りサインが出ているが、 その他は未だ堅調そうな感じが残る。 今週の欧州通貨の買いサインからは、あまり未だ堅調な相場展開が想定されるが、 決め手はやはりドル円の下落が実現するかが大きなキー・ポイントとなりそう。 個別では、ユーロ円は、短期・中長期とも買われ過ぎの中、高値を141.82まで更新したが、 既に141円台を割れず堅調なボックスを形成している。 ただし第5波的上昇からは、N波動で算出される144.13への上昇がありそうでも、 上値は神経質であることから、しっかり回転売買させるのが良いだろう。 今週の目安は先週の戻り安値となる141.30&70処の維持となりそうだが、 兎も角144.13への上昇が実現したら、しっかりと売りを推奨したい。 ポンド円では、当然買われ過ぎの位置にありながら、208円台を維持するなら堅調な形が想定され、第5波の上昇分=9.23を203.51から上げた212.74、138.2%=216.27を考えると1998年9月の月足の安値となる216円前半は引き続きターゲットとして有効と見られ、特に他のクロス円に比べて出遅れ感が強く、こういった上昇期待の買いは良い戦略と考えている。 ただし、216円処ではしっかりと利食っておくことが良いだろう。 一方コモンウェルス通貨では、オージー円は、短期が売りに変わり、先週下落が89.80−85で奇妙に下値が支えられたが、 91.35の高値がトピッシュであることからは注意が必要。 次に90円を割れるなら88.65−70の日足の窓の下限への下落も想定したい。 またNZ円も87.07の高値から急落となったが、先週早々とネック・ラインの84.00へ到達して、 直ぐに更に急落とは見えないが、 短期が売りサインに変わり、中長期も反転下落気味であることからは、今後86.00−50などが上値を押さえて、84円を割れると相場が崩れるので注意。 カナダ円は、先週の利上げがあまりインパクトを与えなかったようだが、 兎も角一旦1990年頃のネック・ラインとなる104.90−00処へ到達して、達成感に薄いが、それでも異常な上昇であることは変わらず、下値の103円前半から102円ミドルや101円ミドルを割れる展開は注意しなければならない。 また、スイス円は92.30を超えて既に93.80−90の98年8月の安値がターゲットとなるが、今週金融政策の決定発表があることからは、この辺まで上昇はあっても、短期・中長期の買われ過ぎからは一旦の利食い場となるかは注目される。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/11/05
 to  2005/12/09
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 120.66 121.07 115.61 115.68 売り 反転下落
ユーロドル 1.1812 1.2062 1.1779 1.2013 買い 反転上昇
ポンドドル 1.7550 1.7811 1.7513 1.7728 買われ過ぎ 反転上昇
ドルスイス 1.3027 1.3064 1.2775 1.2900 売り 反転下落
ドルカナダ 1.1568 1.1613 1.1425 1.1590 反転上昇 反転下落
オージードル 0.7504 0.7578 0.7419 0.7437 反転下落 再下落気味
NZドル 0.7025 0.7117 0.6857 0.6906 売り 中立圏で下落気味
ユーロ円 142.20 143.62 138.20 138.94 売り 反転下落
ポンド円 211.72 213.04
203.94 205.07 売り 反転下落
オージー円 90.24 90.95 85.93 86.03 売り 反転下落
NZ円 84.82 85.49 79.28 79.89 売り 売り
カナダ円 104.27 104.69 99.69 99.80 売り デッドクロス
スイス円 92.63 93.07
89.57 89.66 売り 買われ過ぎ
週間の予定
from 2005/12/12
to 2005/12/16
12/12(月)=(日) 11月企業物価指数・速報、10月貿易収支、10月経常収支、11月消費者態度指数、(英) 11月生産者物価指数、11月生産者仕入・出荷価格指数、(ユーロ圏) 第3四半期経常収支、(米) 第3・四半期米製造業利益、11月月次財政収支、米債券市場協会-経済見通しに関する記者会見、石油輸出国機構(OPEC)総会、野村ヨーロッパファイナンスドル建て債(発行額6億ドル)

12/13(火)=(日) 10月鉱工業生産・確報、10月設備稼働率・確報、20年利付国債入札、メリル・リンチ&CoInc円建てサムライ債(発行額500億円)、(仏) 11月消費者物価指数、10月貿易収支、(英) 11月消費者物価指数、11月小売物価指数、(独) 12月ZEW景況感調査、(加) 11月景気先行指数、(米) 11月小売売上高、10月企業在庫、FOMC政策金利発表

12/14(水)=(NZ) 10月小売売上高指数、(日) 大企業製造業業況判断-日銀短観、(英) 11月失業率、10月景気動向調査、(米) 10月貿易収支、11月輸出入物価指数、米EIA週間原油在庫統計、グリーンスパンFRB議長が名誉学位授与式で挨拶、ビジネス・ラウンドテーブルによる経済見通しに関するCEO調査、ブラジル中銀金利政策発表、トヨタ・モーター・クレジット・コーポレーション・ユーロ建て債(発行額1億ユーロ)、トヨタ・モーター・クレジット・コーポレーション・アイスランドクローナ建て債(発行額50億クローナ)

12/15(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、10月景気動向調査・改定、ルノーサムライ債(発行額350億円)、(スイス)SNB政策金利、(英) 11月小売売上高指数、(米) 12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、週間新規失業保険申請件数、11月消費者物価指数、11月実質所得、10月対米証券投資、11月鉱工業生産、11月設備稼働率、12月フィラデルフィア連銀景況指数、米ミネアポリス地区連銀エコノミスト、地域経済見通しで記者会見

12/16(金)=(日) 日銀金融政策決定会合、日銀12月金融経済月報・基本的見解、福井日銀総裁記者会見、(スイス) 第3四半期鉱工業生産、(独) 12月IFO景況指数、(ユーロ圏) 11月消費者物価指数、(米) 第3四半期経常収支

2005年12月04日
 先週は、比較的揉み合い相場の中、クロス円を含めた円安一色の展開となった。 この円安の理由を具体的に特定するのは難しいが、やはり一般的に言われている日本の低金利から、個人の金融資産が海外投資に向かっていると説明する以外に方法はない。 ただし、不思議なのは日本サイドでは、以前からもずうっと低金利であり、 何を今更との感じも強い。 直近金利差が拡大気味の通貨もあるが、米国や英国では、そろそろ打ち止め感もあり、 豪州も更に利上げとは行かない状況。 強いて言えば、NZとカナダに利上げ余地が残るところだが、 単に金利差だけで、こういった通貨に投資資金が流れる理由とは見えない。 可能性としては、日本株が堅調なことから、個人資産に「含み」が増えて、余裕が出来たことが大きな理由ではないかと考えている。 そういった意味で、今週は米国で、大きな経済指標がない中、13日のFOMCを前に、 カナダ、豪州、NZ、英国での金融政策の決定会合の注目が集まる週となりそうだが、 こういった金融政策の決定会合は、利上げの有無に関わらず、クロス円相場の異常な上昇に一旦の調整を与えるか、 重要な週となりそうだ。 またテクニカル的にはストレートでは、 ほとんどの通貨が中長期のドルの買われ過ぎを示す中、短期は、ドル円を除いて、 ドル売り気味のサインであることからは、揉み合い的な流れが継続すると見られる。 一方クロス円では、短期、中長期とも買われ過ぎを示す中、 ポンド円とスイス円は、未だ短期が若く、カナダ円、NZ円では超買われ過ぎ、 オージー円は、比較的上昇余地が残る形となっている。 
 個別では、ドル円は、中長期は超買われ過ぎで、短期は買われ過ぎゾーンでの揉み合いを継続しており、 未だダイバージェンス的。 週足の147.64からのレジスタンスに先週タッチしたが、月足のレジスタンスある121円ミドルを維持する形からは、こういった上抜けは最大の焦点となり、下値はエクステンションを支えるサポートが今週119.20−84にあって、こういった下方ブレイクが注目される。 ユーロドルは、1.1640−45の日足のラウンディング気味な下値を無意味にして、1.1640と1.1900の次のブレイクがキーとなり、 ポンドドルは、1.7050をサポートして、1.7500のレジスタンスの上抜けが改善のポイントとなりそうだ。 またドルスイスは、下値の1.2930−35から1.3035−40の窓を位置部埋めて、 1.3280−85の上抜けがキーとなる。 ドルカナダでは、1.1585−90を割れると、次なる下落トレンドが開始されそうで、 上値は1.1750の窓の下限を超えないと下落リスクが継続しそう。 一方オセアニアでは、オージードルは、0.7350−70をホールドすとと強く、 NZドルは、0.7200−50が超えられるかが、次の堅調地合のスタートとなる見込み。 
 クロス円では、先週ユーロ円が141.60の高値を上抜けたが、 第5波的上昇からは、サポートとなる先週金曜日の安値となる140.70−80を割れると注意が必要。 ポンド円は208.13のそれまでの高値を上抜け、理論的には1998年9月の月足の安値216円がターゲットとなるが、 他のクロス円に比べて出遅れ感が強く、 買い戦略が良いが、 あくまで上値追いというよりは、下落を待っての買い戦略を心掛けたい。 一方コモンウェルス通貨では、超買われ過ぎで、オージー円、NZ円も当面のターゲットと見られた90.00、 85.00に先週早々と達して、スピード感が速い感じ。 今週の金利政策決定会合前後での、ポジション調整に注目したい。 またカナダ円は、堅調も1990年頃のネック・ラインとなる104.90処へは未だ届いておらず、 達成感に低いが、異常な上昇であることは変わらず、下落待ちのスタンスを継続したい。 スイス円も91.80−92.30のターゲットレベルに到達していないが、 これを超えると93円前半の延長ラインの可能性が残ることからは、 90円ミドルなどの維持からは、買いを検討したい。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/11/28
 to  2005/12/02
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 119.56
121.24 118.34 120.59 揉み合い 超買われ過ぎ
ユーロドル 1.1715 1.1903 1.1660 1.1717 買い 売り(売られ過ぎ)
ポンドドル 1.7145 1.7378 1.7049 1.7328 買い 売り(売られ過ぎ)
ドルスイス 1.3186 1.3237 1.2994 1.3170 売り 買い(買われ過ぎ)
ドルカナダ 1.1696 1.1733 1.1602 1.1620 売られ過ぎ 買い(反転気味)
オージードル 0.7358 0.7489 0.7323 0.7480 買い 売り(反転気味))
NZドル 0.6972 0.7138 0.6949 0.7128 買われ過ぎ 反転上昇
ユーロ円 140.21 141.77 140.04 141.33 買割れ過ぎ 買われ過ぎ
ポンド円 205.10 209.70
204.68 208.99 買い 買われ過ぎ
オージー円 88.03 90.32 87.78 90.24 買われ過ぎ 買われ過ぎ
NZ円 83.38 86.02 83.12 85.98 買われ過ぎ 超買われ過ぎ
カナダ円 102.28 104.22 101.48 103.81 買われ過ぎ 買われ過ぎ(反落)
スイス円 90.74 91.78 90.54 91.64 買い 買われ過ぎ
週間の予定
from 2005/12/05
to 2005/12/09
12/5(月)=(英) 11月マネーサプライMO、11月英サービス業PMI、ブラウン英財務相、事前予算報告、 (ユーロ圏) 10月小売売上高、(米) 11月ISM非製造業景況指数、オルソンFRB理事が「経済成長」について講演

12/6(火)=(豪) 10月貿易収支、(日) 10月全世帯家計調査-消費支出、(仏) 10月財政収支、(英) 10月鉱工業生産指数、10月製造業生産高 、(独) 10月製造業受注・速報、(加) 10月住宅建設許可、加中銀政策金利発表、11月Ivey購買部協会指数、(米) 第3四半期非農業部門労働生産性・確報、10月製造業受注指数

12/7(水)=(豪) RBAキャッシュ・ターゲッ卜、第3四半期GDP、(日) 11月外貨準備高、10月景気動向調査・速報、(スイス) 11月失業率、(米) 10月消費者信用残高、米財務省5年債入札

12/8(木)=(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(豪) 11月失業率、(日) 11月マネーサプライM2+CD、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、10月機械受注、11月景気ウォッチャー調査、(英) BOE政策金利発表、(加) 11月住宅着工件数、(米) 週間新規失業保険申請件数

12/9(金)=(日) 第3四半期GDP・二次速報、(独) 11月卸売物価指数、10月貿易収支 、10月経常収支、(仏) 10月鉱工業生産指数、10月製造業生産指数、(加) 第3四半期設備稼働率、(米) 12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、10月卸売在庫

2005年11月26日
 先週は、ドルが調整的な流れとなったが、 テクニカル的には、中長期がドルの買われ過ぎに突入となり、短期がドル売りサインに変わった。 ただし、市場のムード自体にはドルブルに変化がなく、 今週の動向は重要となりそうだ。 一旦先週同様の揉み合い気味の展開を想定するが、 再度ドルが高値を試しに行く展開が想定され、 ダブル・トップ的になるか、それとも突き抜けて新境地に入るのかが今週の最大の注目となりそうだ。 材料的にも、週末の20万台のプラスが予想される米雇用統計を控え、今週の米経済指標は、先週ひょんなタイミングで出てきたFOMC議事録からの金利の打ち止め感を確認する意味でも、13日のFOMCを控えて重要そう。 特に個人的に注目しているのは、第3四半期GDPの改定値の発表で、速報値で3.8%と強い数値を実現したが、今回のコンセンサスは更に強い4.1%と予想されている。 だいたい、米GDPは下方修正されるケースが多く、 更に9月のハリケーン時期にこの影響を全く含んでいない可能性があり、大幅な下方修正は週央のドルのポジション調整を誘うと見ている。 その他では、1日のECB理事会は、利上げのコンセンサスだが、織り込み済みの可能性が高く注意。 また豪ドル債の起債、それから週末のグリーンスパン議長の講演は、内容が「際どい」ので注目される。
 個別では、ドル円は、短期・中長期とも買われ過ぎだが、ダイバージェンスの可能性が高く、120円というサイコロジカルな壁を越える上昇となるかが最大の注目となる。 またこれを超えると1998年の高値となる147.64から2002年の135.20を結んだレジスタンスは、トレンドを変える重要と位置となるので注意。 現状この位置は121円後半にあるが、将来的に120.65−70の横足と出合う位置に降りて来るため、年内のこういった位置への到達は最大の注目となる。 一方エクステンションを支える下値サポートは、今週118.39から119.04へ上昇するため、こういった下方ブレイクは、エクステンション終了のキーとなろう。 ユーロドルは、短期が売られ過ぎから反転気味となり、1.1640−45が日足の下値でラウンディング気味となることから、 引き続きこういった位置のサポートが注目となり、上値は先週騙し的に1.18ミドルを若干上抜けたが、再度のこういった上抜けが注目となる。 ポンドドルも、1.7075−80を若干下抜けたが、これはオバー・シュートで、今後もこの維持と上値の1.7515−20から1.7605−10の窓埋めが次の方向感のキーとなる。 またドルスイスは、少し注目の形で、金利引き上げ期待が残ることから、中長期が買われ過ぎから反落気味。 短期も売りサインで、上値の1.3286がトップ気味となっていることからは、下値の1.2930−35から1.3035−40の窓の上限とレンジ的推移となりそうだ。 またドルカナダでは、1.1975が超えれずに、中長期の買われ過ぎが反転下落気味となり、ブリッシュ・トレンドに修正を迫られる展開となっている。 一方オセアニアでは、オージードル&NZドルとも、中長期は売られ過ぎで、短期が買いとなっているが、 注目はAUD/NZDが30年来の安値となる1.0500レベルに迫っていること。 これを割れる相当ストップが出ると見られるが、 長らく続いたオージーとNZDの相関関係が変わるのかは注目される。 ベンチャー気味には、AUD/NZDの買いは、リスクが高くとも考えて見る価値はありそうだ。
 クロス円は、中長期が全て買われ過ぎの位置にあり、 ポンド円、ユーロ円、スイス円を除くと短期も総じて買われ過ぎの位置にあるので注意。 個別では、ユーロ円は、137.50で第4波動を完了したが、 上値は140円後半の売り圧力に負けて、揉み合い的。 レジスタンスの140.65−75を超えると、141.15−60ゾーンへの上昇は未だターゲットとなるが、その後の急落リスクが残るので注意。 ポンド円は、203.50で下値を止めて、短期が売られ過ぎの位置にあることからは、当初見ていた202.70−203.30への下落はお預けとなりそうだが、203.50−206.00の上下のブレイクが次の方向感となりそう。 一方コモンウェルス通貨では、全て堅調な買われ過ぎであることから、 十分注意が必要な水準だが、 オージー円は、週足のウェッジの上限となる88.20−30処は最大の注目となり、これを超えると89−90円が視野に入り、NZ円は、上昇チャンネルを上抜けた感じとなっており、84.50−85.00を超えると既に88.30の高値や延長波からは90円が視野に入る。 ただし、超買われ過ぎであることや第5波的な最終上昇中で、更に月足の第1波がエクステンションしてしまっていることから、今後の上昇はそう大きくない可能性があり、 オージー円の90円、NZ円の85円処は相当良さそうなレベルと見える。 またカナダ円は、異常な上昇となっており、既に判断が付かない状況。 1990年頃のネック・ラインとなる104.90処までポイントが見つからない。 スイス円は、短期が買いとなり、ドルスイスがレンジ気味の展開やクロス円で唯一出遅れ感があることから、91.75−92.30レンジを越える展開となるか注目されるが、他のクロス円が高値圏で買えない中、面白い展開が期待できるかも知れない。 当然リスクはあるが、90円前半での買い戦略は考慮してみたい。
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/11/21
 to  2005/11/25
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 119.10
119.69 118.20 119.56 揉み合い 超買われ過ぎ
ユーロドル 1.1774 1.1865 1.1665 1.1728 買い 売り(売られ過ぎ)
ポンドドル 1.7179 1.7287 1.7066 1.7145 反転上昇 売り(売られ過ぎ)
ドルスイス 1.3131 1.3244 1.3065 1.3186 反転下落 買われ過ぎ
ドルカナダ 1.1885 1.1907 1.1675 1.1696 売り 買い(反転気味)
オージードル 0.7332 0.7406 0.7320 0.7358 買い 売り(売られ過ぎ)
NZドル 0.6870 0.6975 0.6827 0.6972 買い DCから反転上昇
ユーロ円 140.22 140.74 139.30 140.21 買い 買い(買われ過ぎ)
ポンド円 204.60 205.71
203.51 205.10 売れれ過ぎ 買われ過ぎ
オージー円 87.35 88.15 87.22 88.03 買われ過ぎ 買い(買われ過ぎ)
NZ円 81.84 83.41 81.68 83.38 買われ過ぎ 超買われ過ぎ
カナダ円 100.22 102.48 99.81 102.28 買われ過ぎ 買われ過ぎ(反落)
スイス円 90.63 90.94 90.03 90.74 買い 買われ過ぎ(上昇)
週間の予定
from 2005/11/28
to 2005/12/02
11/28(月)=(日) 10月大型小売店販売額・速報、10月小売業販売額・速報、(独)12月GfK消費者信頼感指数、(米)10月米住宅着工許可件数修正値、10月中古住宅販売件数、(その他)ノルウェー地方金融公社(南ア・ランド建て債(発行額1億1500万ランド)、スウェーデン地方金融公社豪ドル建て債(発行額3500万豪ドル)、国際復興開発銀行米ドル建て債(発行額9050万米ドル)、国際復興開発銀行豪ドル建て債(発行額3億1750万豪ドル)

11/29(火)=(日) 10月有効求人倍率、10月失業率、10月勤労者世帯家計調査・消費支出、10月鉱工業生産・速報、(仏) 10月住宅着工許可、10月生産者物価指数、(英) 10月マネーサプライM4・確報、10月消費者信用残高、(加) 第3四半期経常収支、 (米) 10月耐久財受注 、(米) 10月新築住宅販売件数、11月消費者信頼感指数、米ビジネスラウンドテーブル、四半期CEO経済見通し調査発表、OECD経済見通し

11/30(水)=(NZ) 10月住宅建設許可、(豪) 10月小売売上高、(スイス) 11月消費者物価指数、(独)10月小売売上高指数、(仏) 10月失業率、11月消費者信頼感指数、(日) 外国為替平衡操作の実施状況、(ユーロ圏) 11月消費者物価指数・速報、第3四半期GDP・一次発表、(英) 11月GFK消費者信頼感調査、(加) 9月GDP、第3四半期GDP、(米) 第3四半期GDP・改定値、第3四半期個人消費、11月シカゴ購買部協会景気指数、第3・四半期米企業利益、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、プール米セントルイス地区連銀総裁が講演「FRB政策スタンスの伝達」&「マクロ経済の新たなコンセンサス」でパネル討議、バイズ米FRB理事が新BIS規制について講演

12/1(木)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(豪) 第3四半期経常収支、(スイス) 第3四半期GDP、11月SVME購買部協会景気指数、(独) 11月失業率、(ユー口圏) 10月失業率、欧州中銀金融政策発表(米) 10月個人所得、10月米個人支出、週間新規失業保険申請件数、10月建設支出、11月米自動車販売台数、(米) 11月ISM製造業景況指数、WTO一般理事会

12/2(金)=(ユーロ圏) 10月生産者物価指数、(加) 11月失業率、(米) 11月失業率、11月非農業部門雇用者数、グリーンスパンFRB議長がビデオ講演「財政政策」について、グリーンスパンFRB議長が講演「国際的不均衡」について、イエレン米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演「米経済・金融政策の展望」について、サントメロ米フィラデルフィア地区連銀総裁とフィッシャー米ダラス地区連銀総裁がパネルディスカッション出席、G7=7カ国財務相・中央銀行総裁会議(2−3日の予定、ロンドン)

2005年11月21日
 先週も引き続きドル買いの動きが継続して、 ドルは主要通貨に対して高値を更新した。 今週もこういった流れが継続するかが注目となるが、 テクニカル的には、中長期のドル買いは変わらないが、短期的にはドルの買われ過ぎから、 反転気味の状況が見えて、今週は一旦ドル買いの状況に調整色が強まる相場と見える。 また材料的にも、 主だった経済指標に薄く、テクニカルに動く傾向が強いと見られるが、特に注目は、火曜日の米FOMC議事録だが、 今までの慎重な利上げ姿勢は維持される内容となる見込み。 その他は水、木が日米の休暇となることから、ポジション調整がやはり出やすいムード。 特に米国は感謝祭ということで、そろそろクリスマス・ムード一色になるので、 懸念のHIAのドル買いもそろそろ一巡気味と思われる。 またユーロ圏では、この処ユーロの利上げが話題になっていることから、月曜日のトリシェECB総裁の議会証言や金曜日の独11月IFO景況指数が、材料難の中注目される。 
 個別では、ドル円は、短期・中長期とも買われ過ぎの中、 高値を更新した119.58の次のブレイクに注目が集まるが、 エクステンションを支えるサポートとなる117.59−118.23の今週の位置に注目したい。  ユーロドルは、 短期が売られ過ぎから反転気味の展開となり、 安値1.1640は日足の横足からのキーポイントとなることからも、この下値では神経質な展開が想定される。下落スピードは案外遅く、今週はこの位置を下限に、 日足の窓となる1.1830−35から1.1935−40を埋める動向が注目される。 ポンドドルも、クリティカルな1.7080−1.7170の窓の突入しており、上値の1.7515−20から1.7605−10の窓埋めに注目され、ユーロポンドの0.6900処と合わせて見ていかなければならない。 またドルスイスも短期が反転下落気味となり、1.2930−35から1.3035−40の下値の窓がキー・ポイントなり、上値の日足のレジスタンスを上抜けたドルカナダでは、1.1975が超えれずに、保合気味となっているが、 下値のサポートとなる1.1850を割り込むと1.17前半のリスクがあるので注意。 一方オセアニアでは、軟調気味な展開が継続しているが、オージードル、NZドルとも短期が反転気味となっており、 オージードルは、0.7250の維持と0.7380−85のブレイクが注目され、 NZドルは、0.6680が維持されており、今週2億NZドルを超える売り出しの状況に注目される。 
 クロス円では、サインがまちまちだが、全般的に先々週までの買われ過ぎからの調整が既に終了した感じとなっており、 安易に売り込めない。 特に注目は、ユーロ円で、137.50で第4波動を完了したようで、 週末の140円台での引けは不気味。 この状況では141.18の直近高値を上回る可能性が示唆される。 ポンド円は、203.80処がが割り込めず、保合気味。 ただし、ユーロポンドの買いから、短期のサインに未だ改善がなく、 上値が重い展開が継続しそうで、未だ202.70−203.30の窓への下落リスクは残る。 一方コモンウェルス通貨では、オージー円、NZ円が堅調な展開で、引き続きボーナスシーズンを睨んだ買いに安易に売りとは行かない。ただし、こういった買いが一巡すると下落リスクが高まることからは、 ボリンジャーバンドの上限となる87.54、81.97を上抜けても、 更に強い上昇となるかは疑問も多い。 またカナダ円は、100.60のトピッシュな上ヒゲから、再度の100円台乗せて、強い上昇波動が日足に出ており、ドルカナダの状況からは高値更新が視野に入る。 当面Dipsでの買いが最も良さそうだ。スイス円は、短期が売りから反転気味で、90.70を超えると堅調な形が想定され、下値の80円後半が買いの目処となる。
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/11/14
 to  2005/11/18
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 118.02
119.58 117.85 119.10 買われ過ぎ 買われ過ぎ
ユーロドル 1.1734 1.1796 1.1640 1.1774 反転上昇 売り
ポンドドル 1.7421 1.7497 1.7099 1.7179 売られ過ぎ 売り
ドルスイス 1.3107 1.3286 1.3065 1.3131 反転下落 買い
ドルカナダ 1.1896 1.1975 1.1854 1.1885 反転下落 買い
オージードル 0.7329 0.7352 0.7262 0.7332 反転上昇 売り
NZドル 0.6870 0.6886 0.6785 0.6870 反転上昇 売り(DC)
ユーロ円 138.43 140.24 138.31 140.22 反転上昇 反転上昇
ポンド円 205.65 207.13
203.76 204.80 売り 反転下落
オージー円 86.50 87.43 86.35 87.35 反転上昇 揉み合い
NZ円 81.12 81.95 80.50 81.84 反転上昇 買われ過ぎ
カナダ円 99.23 100.40 98.86 100.26 揉み合い 買われ過ぎ
スイス円 90.03 90.64 89.53 90.63 売り 再上昇
週間の予定
from 2005/11/21
to 2005/11/25
11/21(月)=(日)11月金融経済月報全文、(ユーロ圏) 9月貿易収支、(加) 9月小売売上高、(米) 10月景気先行指数、モスコウ米シカゴ地区連銀総裁、米経済について講演(日本時間22日07:30)、トリシェECB総裁が欧州議会で証言、オーストラリア・コモンウェルス銀行NZドル建て債(発行額2億2300万NZドル)、オーストラリア・コモンウェルス銀行米ドル建て債(発行額900万ドル)
、スウェーデン地方金融公社NZドル建て債(発行額1億100万NZドル)、スウェーデン地方金融公社ランド債(発行額3億3755万ランド)

11/22(火)=(日) 9月第3次産業活動指数、20年利付国債の入札、(独) 第3四半期GDP・ニ次発表、(スイス) 10月貿易収支、(加) 10月消費者物価指数、(米) FOMC議事録(11月1日分)

11/23(水)=東京市場休場(勤労感謝の日)、(英)BOE議事録、(加) 10月景気先行指数、(米) 週間新規失業保険申請件数、11月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、米債券市場は短縮取引

11/24(木)=米国休場(サンクスギビングデー)=バンク・ホリデー(株式市場休場)、(日) 10月通関ベース貿易収支、日銀金融政策決定会合議事要旨(10月11・12日分)、(ユーロ圏) 9月経常収支・季調前

11/25(金)=(NZ) 10月貿易収支、(日) 10月全国消費者物価指数、11月東京都区部消費者物価指数、10月企業向けサービス価格指数、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、政府税制調査会2006年度税制改正答申を小泉首相に提出、(独) 11月IFO景況指数、(英) 第3四半期GDP・二次発表、(スイス) 11月KOF先行指数、米債券市場は短縮取引

2005年11月13日
 先週は、 悪い米雇用統計、貿易収支にも反応しない相場つきから、ドル買いの流れが更に加速する形となった。 ユーロドルは、重要な1.1760の週足のネック・ラインの下限を割り込み、 ポンドドルは今年の安値の1.7273にあと50BPと迫った。 ドルスイスも1.30後半のダブル・トップを超えて、完全なトレンド・転換と見える。 今週も引き続きこういった流れが、対欧州通貨・オセアニアで継続すると見られるが、 注目はドル円の118.44のフィボナッチ・リトレースメント(101.67−135.20=50%)を超えられるかどうかだろう。 特に円絡みでは、 11月ファンドのキャリー・トレードのアンワインディングが出ている模様で、 クロス円も全般的に、売りとなっており、 ドル円の上値を抑える要因となっている。 
 一方材料的には、今週米金利をの先高感を煽る米CPI,PPIの発表に注目が集まるだろう。 また、要人発言としては、月曜日にグリーンスパン議長が、過去最大となった米貿易収支後に、なんと「経常収支」について講演する。 水曜には、遂にあのバーナンキFRB新議長のベールが剥がれる指名承認公聴会がある。 新旧両議長のコメントには特に注意したいが、 こういった発言を前にドルは神経質な動きとなりそうだ。 その他は、水曜日に京都で日米首脳会談・共同会見、9月対米証券投資、金曜日は、日銀金融政策決定会合後、福井日銀総裁の会見に注目されるが、今週は15日に米国債の利払い、16日は満月と円絡みでは、売り圧力がありそうで、 118.44を超えない相場であれば、 ひょんな円高に注意したい。 また付け加えると、米HIA絡みはドル買いは、12月15日が最終払い込みとの話しとなっている。
 ストレートでは、 ドル円とオージードルを除いて、サインは全て短期・中長期ともドル買いサイン。 ドル円は、短期・中長期とも買われ過ぎの位置にあり、 118.44を超えられずに調整となれば、エクステンションを支えるサポートとなる月ー水曜日の116.80−117.10の下方ブレイクには注意しなければならない。 その場合ターゲットは、基本的にはフィボナッチ・リトレースメント(108.75−118.38/44)の61.8%=114.70−74が視野に入る。 逆に上抜けなら、 早くも横足からは119.78、120.69がターゲットとなる。 ユーロドルは、 日足の1.1833−1.1934の窓の下限が埋めらないと既に戻りは難しく、 下値は1.1620−25を割れると、1.1375−1.1405が視野に入る。 先週金利を据え置いたポンドドルは、未だユーロポンドの売りから、今年の安値を割れていないが、今週は材料が多く、割れると1.7080−1.7170ゾーンに注目される。  ドルスイスは、 1.3220−30が注目となる。 また比較的カナダ堅調なドルカナダも、1.17−1.18台での取引の厚みから、1.20台へ突入できると、1.2130処の日足レジスタンスの上抜けはキーとなる。 オセアニアでは、軟調な展開となっているが、 オージードルは、短期が売られ過ぎの位置に既に突入しており、急落とのイメージに薄いが0.72前半が下落の目処。 NZドルは0.6680が下値のキーとなる。 
 クロス円では、先週までの買われ過ぎから、欧州通貨の下落で、短期が全て売りサインに変わり、中長期とも買われ過ぎから反転下落気味。 個別では、ユーロ円は、軟調な展開を継続して、フィボナッチ・リトレースメント(134.55−141.18)の38.2%を137.08を前に137.50で下げ止まりを見せているが、 チャート上は137円処まであってもおかしくないチャートなので油断がならない。 139.00−50を超えるまでは売りで良いと見ている。 ポンド円も208.13の高値から調整だが、下落が203.80処の日足の横足で強くホールドされて、揉み合い気味。 上値は206.50から207.00−20を超えないなら、 202.60−203.30の窓とのサポートの下落リスクは残るところ。 203.50割れはストップ・ゾーンとなりそう。 一方コモンウェルス通貨は、オージー円が、85.60−65へ届かず堅調な感じだが、 87.62の高値がトピッシュで、87円を超えないと脆弱な感じは残る。 NZ円は、79.44の安値から急反発となったが、 81円ミドルのレジスタンスを超えないと厳しい。 またカナダ円は、100.60のトピッシュな上ヒゲから、強い下ヒゲを何本も出しながらエクステンションを守っているが、次の98円と100円の上下のブレイクで方向感となりそう。 98円を割れると96円がターゲット。 スイス円も、91.45の高値がすっ高値となっており、 90円ミドルが上値を抑えると88.30のネックへの下落リスクはありそうだ。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/11/07
 to  2005/11/11
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 118.34
118.38 116.86 118.02 買われ過ぎ 買われ過ぎ
ユーロドル 1.1812 1.1833 1.1670 1.1734 売り 売り
ポンドドル 1.7497 1.7518 1.7328 1.7421 売り 売り
ドルスイス 1.3047 1.3175 1.3055 1.3107 買い 買い
ドルカナダ 1.1835 1.1973 1.1802 1.1896 買い 買い
オージードル 0.7492 0.7522 0.7311 0.7329 売られ過ぎ 売り
NZドル 0.6835 0.6908 0.6740 0.6870 売り 反転下落
ユーロ円 139.70 139.70 137.50 138.43 売り 反転下落
ポンド円 206.86 206.86
203.78 205.65 売り 反転下落
オージー円 86.75 86.75 85.84 86.50 売り 揉み合い
NZ円 80.85 81.14 79.44 81.12 売り 買われ過ぎ
カナダ円 99.97 99.86 98.22 99.23 揉み合い 買われ過ぎ
スイス円 90.50 90.50 89.19 90.03 売り 反転下落
週間の予定
from 2005/11/14
to 2005/11/18
11/14(月)=(日) 9月貿易収支、9月経常収支、10月分対外及び対内証券売買契約等の状況、4―6月地域別国際収支状況、(英) 10月生産者仕入・出荷価格、10月生産者物価指数、(米)グ リーンスパン米FRB議長が「経常収支」について講演

11/15(火)=(NZ) 9月小売売上高指数、(日) 9月景気動向調査・改定、(独) 第3四半期GDP・一次発表、11月ZEW景況感調査 、(英) 10月消費者物価指数、10月小売物価指数、9月景気動向調査 、(ユーロ圏) 第3四半期GDP・季調済、(米) 10月生産者物価指数、 11月NY連銀製造業景気指数、10月小売売上高、オルソン米FRB理事がベルギーで「米国での統合化された国内支払いシステム開発」について講演、モスコウ・米シカゴ地区連銀総裁「経済見通し」についてシカゴで講演、上院銀行委員会、次期FRB議長に指名されたバーナンキ氏の指名承認公聴会、ファーガソン米FRB副議長がメキシコで「資産価格水準とボラティリティーに関する安定と経済成長」についての会議で講演、フィッシャー・米ダラス地区連銀総裁が「グローバル化のFRBの政策決定への影響」についてダラスで講演

11/16(水)=(日)日米首脳会談・共同会見、(英) 10月失業率、(ユーロ圏) 10月消費者物価指数、(英) 英中銀四半期インフレレポート、(米) 10月消費者物価指数、9月企業在庫、9月対米証券投資、10月米実質所得、サントメロ米フィラデルフィア地区連銀総裁がフィラデルフィアでの式典で挨拶、サントメロ米フィラデルフィア地区連銀総裁がニューヨークでの式典で挨拶    

11/17(木)=(日) 日銀金融政策決定会合、週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(英) 10月小売売上高指数、(ユーロ圏) 9月鉱工業生産・季調済、(米) 10月住宅着工件数、週間新規失業保険申請件数、10月建設許可件数、10月鉱工業生産、10月設備稼働率、11月フィラデルフィア連銀景況指数、ピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁が「教育における改革」についての会議で開会挨拶、プール米セントルイス地区連銀総裁がケンタッキー大学で「インフレ動向の追跡」について講演、モスコウ米シカゴ地区連銀総裁が「教育における改革」についての会議での昼食会で講演

11/18(金)=(日)日銀金融政策決定会合、11月金融経済月報・基本的見解、福井総裁の会見(仏) 9月経常収支、第3四半期GDP・速報、 (英) 10月マネーサプライM4・速報、(加) 9月卸売売上高

2005年11月06日
 先週は、相対的には揉み合いながらも、 週末にはあまりよくない米雇用統計にも関わらずクライマックス的なドルの上昇となった。 特にユーロドルは、1.1865−75の重要なポイントを下抜けたことは象徴的で、ドル円の118円25−45ゾーンの突入と合わせて、 達成感が出るかは注目される。 またテクニカル的には、短期のドル売りサインが急激にドル買いに変わり、 中長期のドル売りは変わらないことから、 一旦調整的なドル売りが出ても、下値でのドル買い意欲は強くなりそうだ。 また、クロス円は全般的に、買われ過ぎの位置から反転下落気味のサインとなっており、欧州通貨の下落が更に進んで、下落となるか、ドル円の下落に影響を受けるかは定かではないが、クロス円では地合は悪く、 下げるならドル円がテクニカル的に良いレベルにあることから、この調整と符号を合わせると見ている。
 材料的には、今週は9日(木)の米9月貿易収支を除くと、大きな材料に薄く、 後は日本の景気関連指標が多く発表されることから、注意が必要と見ている。 このところ堅調な株や日本の比較的良い景気指標が全く無視されているが、 この辺を甘く見るのは疑問も多く、一過性の上昇となっているドル円の利食いの理由に利用される可能性には言及しておきたい。 
 ストレートでは、 先週短期のドル売りサインであった通貨ペアは、全て急激なドルの上昇で、中途半端な位置で、ドル買いに変わった。 個別では、ユーロドルは、テクニカル的に重要なレベルを割り込んだことから、 悪いサインだが、 未だ1.1760−70のネック・ラインの下限が残っており、これで全てドル買いに変わったとは、未だ断言できないが、 1.20−1.21では戻り売りが強い相場となりそうだ。 またポンドドルも未だ日足サポートとなる1.7420−30が残っていることから、 この下方ブレイクが実現するかが注目される。 ドルスイスは、 既に今年の高値ゾーンとなる1.3076を上回っており、 ダブル・トップを崩す展開となっているが、 直ぐに上値追いには若干疑問がある。 また、ドルカナダは、短期がドル売りを継続しているが、中長期は売られ過ぎからドル買いに反転。 相場は保合気味だが、 下値の1.16ミドルと1.19前半のブレイクが次の焦点となりそう。  オージードルは、0.7350を割れたことから、短期がデッド・クロスとなり、今後0.7100−85を目指す動きになるかが注目され、 NZドルも0.6780、0.6680が下値のキーとなる。 
  一方ドル円は、N波動とフィボナッチ・リトレースメントの重要なポイントとなる118.25−45ゾーンへ突入したが、 こういった位置で達成感が出るかは注目される。 下値はサポートとなる116.00−60ゾーンがポイントとなりそうで、 こういった位置を割れると108.75−118.35の61.8%=114.68、 50%=113.55が注目ポイント。
 クロス円は、総じて短期・中長期とも買われ過ぎの位置から、反落気味で注意が必要な状況。 個別では、ユーロ円は、141.18から急落となり、日足チャートもトピッシュな高値。 今後139.00−30を割れるとフィボナッチ・リトレースメント(133.55−141.18)の61.8%=138.27を含む138.00−50への下落リスクとなる。 ポンド円も208.13の高値から調整だが、一旦未だエクステンションのサポートとなる206.45−50を維持していることから、微妙は状況だが、短期・中長期とも買われ過ぎの位置からは、割れると203.80−205.00ゾーンへの下落は可能性がありそう。 一方コモンウェルス通貨系は、弱保合からオージー円が、短期がデッド・クロスとなり、 86.00−30を割れると85円ミドルが再度の視野、 NZ円は、短期が買われ過ぎから反転下落となり、 79.90から80.30が下値の焦点。 カナダ円は、83.10からの上昇が90.40−93.30の保合を経て、 この中心値となる91.85。 83.10からの上昇幅となる8.75円を91.85から上げた位置が100.60となるなるため、 既に十分良い状況。 98円前後を割れると下落が加速するリスクからは注意が必要となる。 またスイス円も、短期が買われ過ぎから売りに変わり、 90.25−30を割れると、89.30前後への下落リスクとなる。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/10/31
 to  2005/11/04
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 115.69
118.35 115.54 116.34 買われ過ぎ 買い
ユーロドル 1.2068 1.2090 1.1801 1.1812 反転下落 売り
ポンドドル 1.7735 1.7824 1.7459 1.7497 売り(DC) 売り
ドルスイス 1.2803 1.3086 1.2760 1.3047 反転上昇 買い
ドルカナダ 1.1772 1.1865 1.1719 1.1835 売り 買い
オージードル 0.7492 0.7522 0.7311 0.7331 反転下落(DC) 売り
NZドル 0.7034 0.7055 0.6811 0.6835 売り 反転下落
ユーロ円 139.61 141.18 139.34 139.78 売り(DC) 買われ過ぎ
ポンド円 205.16 208.13
205.13 207.03 買われ過ぎ 買われ過ぎ
オージー円 86.68 87.18 86.34 86.75 売り(DC) 揉み合い
NZ円 81.37 81.68 80.61 80.85 売り 買われ過ぎ
カナダ円 98.27 100.56 98.12 99.97 買い 買われ過ぎ
スイス円 90.35 91.45 90.04 90.50 売り 買わえ過ぎ
週間の予定
from 2005/11/07
to 2005/11/11
11/7(月)=(日) 9月景気動向調査・速報、(スイス) 10月失業率、(英) 10月英マネーサプライM0、9月鉱工業生産、9月製造業生産高、(ユーロ圏) 9月小売売上高、(加) 9月住宅建設許可、(米)米鉱工業生産・設備稼働率年間修正値(FRB)、 9月消費者信用残高、国際決済銀行(BIS)中央銀行総裁会議、ユーログループ財務相会合/記者会見、インドネシア市場は休場[断食明け祭]、オルソン連邦準備理事会(FRB)理事が講演(バージニア州)、

11/8(火)=(日)5年利付国債の入札・結果、 (仏) 9月財政収支、(加) 10月住宅着工件数、セントルイス地区連銀のプール総裁が講演

11/9(水)=(日) 10月マネーサプライM2+CD、10月景気ウォッチャー調査、(独) 9月貿易収支、9月経常収支、(米) 9月卸売在庫、スノー財務長官、チダムバラム・インド財務相共同記者会見、フィラデルフィア地区連銀のサントメロ総裁、グローバル・インディペンデント・センターの行事で挨拶、クリーブランド地区連銀のピアナルト総裁が講演、米財務省5年債入札

11/10(木)=(NZ) 第3四半期失業率、(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、(豪) 10月失業率、(日) 9月機械受注、(仏) 9月鉱工業生産、9月製造業生産指数、10月消費者物価指数、9月貿易収支、第3四半期GDP、(英)BOE政策金利発表、(米) 週間新規失業保険申請件数、(米) 9月貿易収支、10月輸入物価指数、11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値、10月月次財政収支、米債券市場は短縮取引、スノー財務長官が講演(ニューデリー)、バイズFRB理事が上院銀行住宅都市委員会で証言

11/11(金)=パリ休場(第一次世界大戦休戦記念日)、トロント休場(リメンブランスデー)、米国休場(ベテランズデー)=債券市場休場、株式市場は通常取引、(日) 10月国内企業物価指数・速報、第3四半期GDP・一次速報、9月鉱工業生産・確報、9月設備稼働率・確報、10月消費者態度指数、福井日銀総裁講演

2005年10月29日
 先週は、相対的には揉み合いとなった。 注目はドル円が一時116円のオプション・ポイントを上抜けるも、上昇が116.24でホールドされたことは興味深い。 ただし、その後の下落が114.85で限定されたことから、底堅い展開が継続している。 またこの影響でクロス円が総じて堅調な推移となったが、 相対的に短期・中長期とも変われ過ぎの位置にあることから、今後は注意が必要となろう。 一方ストレートは、総じて短期はドル売りサインだが、中長期がドル買いを未だ維持しており、 今週もテクニカル的には、 揉み合い気味の展開が想定される。 
 また材料的には、今週の最大の注目は、火曜日のFOMCと金曜日の米雇用統計。 FOMCでは、ほぼ利上げが100%織り込まれているから、特に波乱はないとは思われるが、 雇用統計は、前回のNFPが−16万の予想がー3万と堅調な数値だっただけに、 反動が少し恐ろしい。 また余談だが、先週金曜日の第3四半期GDPの速報値も、予想より強い数字だったのが少し気に懸かる。 あまりハリケーンの影響が織り込まれていないケースが想定され、 次の確報値で、思わぬ修正が入るとインパクトは強いだろう。 その他では、 月曜日の日銀の展望リポートが債券市場では、量的緩和を睨んで注目されている。 米国では、9月個人所得・支出がPCEコア指数と絡んで、インフレ指標として、チェックされるだろう。 水曜日の豪州準備銀行のキャッシュ・レートは、変更の見通しはほとんどなく、 木曜日のグリーンスパン議長の、米経済の見通しに対する証言は、 来年1月の退任を睨んで注目されるだろう。 思わぬ本音が出ると楽しいのだが。。。。
 ストレートでは、ドル円とNZドルを除いて、短期はドル売り、中長期はドル買いだが、個別では、ユーロドルは、1.2000−1.2200のレンジ・ブレイクが注目され、 特に1.1900と1.2300を次にブレイクすると流れが変わると見られる。 ポンドドルは、下値の1.7600と上値の1.7930−60のブレイクが注目。 ドルスイスは、1.2655−70、 1.2530を割れて来ると面白い展開となりそうで、ダブル・トップ的なチャートで、スイスに強気に見える。 ドルカナダは、 先々週の1.1920で戻りを限定されて、 日足のサポートを割れてしまったが、 1.1585−90の安値がダブル・ボトムになる可能性で見ており、 突っ込んで売る気にはなれない。 オージードルは、 揉み合い気味の展開が継続しているが、チャート上の流れは下方圧力が勝る形。 0.7365の下値がダブル・ボトムとできるか、 0.77ミドルをクリアに上抜けるかが勝負の分かれ目で、今週も利上げがないと見られ、材料的には大きく動ける状況にはなさそう。 一部来年2月に利上げの思惑があるが、直近の経済指標からは、強い経済の指数はあまり出ていないので、実現には疑問も多い。 NZドルは、利上げが実施されたが、大分織り込みとなっていたようで、直ぐに値を拡大していないが、 0.69後半のサポートを維持して、 0.71のレジスタンスを超えるなら強気で良いと見られる。 
  またドル円は、108.75からのエクステンションがどこまで継続するかが最大の注目だが、 サポートは、 114.65−70から115.15−20ゾーンの維持が注目されるが、 現状は114.85−116.00を中心としたフラッグ的なチャート。 拡大しても114.61−116.24の次のブレイクがあれば方向感となる見込み。 
 クロス円は、総じてドル円の上昇に、短期・中長期とも買われ過ぎの位置にあり、今後もドルが値を維持できるかが最大の注目となろう。 個別では、ユーロ円は、先週140円台へ乗せたが、140円台の滞空時間は短く、140円台を買う状況ではない。 ただし、中長期的には買い余力が残るため、 下落があれば137−8円が底堅ければ、買いが考慮される。 またポンド円も205.35、205.60を超えて、206.30−40の日足の横足まで値を拡大したが、 トピッシュな高値からは付いて行く気はしない。 203.50−80ゾーンが下値のキーとなりそうで、 割れると202円台まで下落余地が残り、 こういった下落では買いが考慮できるか? 一方コモンウェルス通貨系は、 オージー円が、87.62の高値から、週末比較的大きく下落となり、トピッシュとなったが、サポートからは、 86円ミドルのサポートは重要。 ただし、短期・中長期のサインからは買い余力が残ると見ている。NZ円は、 短期・中長期とパンパンの買われ過ぎ。 NZドルの0.71越えが焦点だが、週足チャートからは78円ミドルから78.70−80がサポートできれば、延長波からは84−5円が射程圏。 カナダ円は、高値圏で、乱高下気味のアセンディング・フラッグが形成されているが、100円を前に危ない感じ。 下値のサポートとなる96.60−80ゾーンを今週下方ブレイクするなら注意が必要となる。 また堅調なスイス円だが、 91.10−80のRHを前に、先週の高値が既に上昇チャンネルの上限に近く、 短期が買われ過ぎであることからは、上値追いは厳しい。 下値の89.80−00の今週のサポートの位置には注目しなければならず、これを割れると調整色が強まると見られる。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/10/24
 to  2005/10/28
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 115.81
116.24 114.61 115.69 揉み合い 買い
ユーロドル 1.1953 1.2174 1.1931 1.2068 買い 売り
ポンドドル 1.7685 1.7904 1.7561 1.7735 買い 売り
ドルスイス 1.2910 1.2953 1.2696 1.2803 売り 買い
ドルカナダ 1.1860 1.1880 1.1641 1.1772 売り 反転上昇
オージードル 0.7492 0.7601 0.7467 0.7492 買い 売り
NZドル 0.7002 0.7087 0.6995 0.7034 買われ過ぎ 買い
ユーロ円 138.52 140.20 137.97 139.61 買われ過ぎ 買い
ポンド円 204.82 206.37
203.73 205.16 買われ過ぎ 買われ過ぎ
オージー円 86.83 87.62 86.28 86.68 買い 揉み合い
NZ円 81.13 81.75 80.71 81.37 買われ過ぎ 買われ過ぎ
カナダ円 97.59 99.31 96.79 98.27 揉み合い 買われ過ぎ
スイス円 89.69 90.68 89.33 90.35 買われ過ぎ 買い
週間の予定
from 2005/10/31
to 2005/11/04
10/30(日)=欧米サマータイム終了、オーストラリアは夏時間に移行

10/31(月)=(日)日銀金融政策決定会合、日銀展望リポート、自民党役員人事と内閣改造、9月住宅着工、外国為替平衡操作の実施状況、シティグループ・グローバル円債(発行額500億円)、(独) 9月小売売上高指数、(英) 9月マネーサプライM4・確報、9月消費者信用残高、10月マネーサプライM0、(英) 10月GFK消費者信頼感調査、(加) 8月GDP、(米) 9月個人所得・支出 、コアPCE価格指数、10月シカゴ購買部協会景気指数、スノー米財務長官が講演

11/1(火)=シンガポール休場(デパ・バリ)、パリ休場(諸聖人の祝日)、(スイス) 10月SVME購買部協会景気指数、 (米) 9月建設支出、10月ISM製造業景況指数、10月米自動車販売台数、FOMC政策金利発表

11/2(水)=(NZ) 9月住宅建設許可、(豪)RBAキャッシュ・ターゲッ卜、(日) 10月マネタリーベース、(独) 10月失業率、 (米) 10月米企業人員削減数、モスコウ米シカゴ地区連銀総裁が冒頭挨拶、米財務省四半期定例入札条件、ガイトナー米ニューヨーク連銀総裁が授賞式で挨拶   

11/3(木)=東京市場休場(文化の日)、シンガポール休場(ハリ・ラヤ・プアサ) 、(豪) 9月貿易収支、9月小売売上高、(スイス) 10月消費者物価指数、欧州中銀金融政策発表、(米) 第3四半期非農業部門労働生産性・速報、(米) 週間新規失業保険申請件数、10月ISM非製造業景況指数、(米) 9月製造業受注指数、ラトIMF専務理事が講演(ケイトー研究所会議)、ファーガソンFRB副議長が公開討論に参加(ケイトー研究所会議)、グリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)が経済合同委員会で経済見通しについて証言、ミネハン米ボストン地区連銀総裁が冒頭挨拶、スノー米財務長官が講演(ケイトー研究所会議)

11/4(金)=(日) 週間対外及び対内証券売買契約等の状況、9月全世帯家計調査-消費支出、(ユーロ圏) 9月生産者物価指数、9月失業率、(独) 9月製造業受注・速報、(加) 10月失業率、(米) 10月非農業部門雇用者数、10月失業率、(加) 10月Ivey購買部協会指数

2005年10月23日
 先週は、一時ドルが売られる局面があるも、 週末にはドルが堅調な推移となった。 特にユーロドルの1.1875とポンドドルの1.7422からの反発で、一旦地合が戻ったと見られたが、週末の終値ベースでは、ドルの押し目買い意欲が強く感じられる結果となり、 テクニカル的にも、ポンドドル、オージードル、NZドルを除いて、短期はドル買いで、中長期はNZドルを除いて、ドル買いとなっている。 今週もドルが堅調な推移が想定されるが、テクニカル的には全て際どいポイントにあり、 こういったブレイクがないとドルの本格上昇となりづらいく、先週のドルの高値を再度上抜けることが出来るかが、大きなポイントとなろう。
 また材料的には、比較的今週は静かで、米国では、25日の10月消費者信頼感指数、28日は、ハリケーンの影響がありそうな第3四半期GDB,個人消費が注目となる。 またその他では、25日にドイツIFO景況指数が、ユーロの金利を見るのには重要。 またドル円では、金曜日の失業率や鉱工業生産が、最近の回復気味の日本経済と絡めて、ひと波乱あるかは注目となる。
 個別では、ユーロドルは、1.1875のフィボナッチ・リトレースメントがどうにかがんばっているが、 1.2120−25処を越えるまでは厳しく、 短期は売りで、中長期も売りを維持している。 ポンドドルは、比較的ユーロポンドの買いから、短期は買いを維持して堅調だが、 11月のMPCを前に、またひと波乱ありそうで、気が抜けない。 ドルスイスも短期、中長期が買いで、1.31を超えると世界が変わりそうだが、比較的しっかりとした動向。 年末が近いことやスイスに利上げ期待があるせいか、しっかりとしている。 まtドルカナダは、利上げが実施されるも、買われ気味で、短期・中長期とも買いサイン。 一旦1.1588で底値つきの感じとなっている。 またオージードル、NZドルは比較的良いサインで、短期は買い気味。 ただし、今週のRBNZ前の、ポジション調整や利上げなきケースは注意が必要となろうだろう。 
 またドル円は、116.00のオプションに抑えられて、神経質な展開だが、兎も角これを超えるかどうかで決まりそう。 その場合上値はN波動から118.28がターゲットとなる。 ただし、超えないケースでは、7月20日の113.00−73の上ヒゲが最大の注目となる。 
 クロス円は、総じてドル円の上昇に、短期・中長期とも買われ過ぎの位置にあり、11月に入ると注意が必要と見ている。 特にポンド円の205.60は流石に、行き過ぎの感が強く、 レンジ・ブレイクで上値追いは、禁物。 またカナダ円は、短期が既に下落を示し、買いは当面見合わせたい。 また、ユーロ円は、買われ過ぎの位置にあるが、比較的調整しながらの展開からは、140円は時期尚早としても、 下落では買い気味が良さそう。 オージー円は、現在休憩中だが、NZ円が買われ過ぎの位置にあることから、こちらの反動があると面白いかもしれない。 兎も角、86.30−50を維持して、 87.30−35を超えると明るさが見るチャートに見られる。 スイス円は、短期が買われ過ぎだが、チャートは非常の良い形。 上値を追うべきではないが、90.60−80ぐらいは上値がありそうだ。 
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/10/17
 to  2005/10/21
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 114.08
115.98 113.75 115.91 揉み合い 買い
ユーロドル 1.2073 1.2122 1.1875 1.1953 売り 反転下落
ポンドドル 1.7684 1.7800 1.7422 1.7688 買い 反転下落
ドルスイス 1.2851 1.3075 1.2797 1.2921 反転上昇 反転上昇
ドルカナダ 1.1858 1.1882 1.1713 1.1878 買い 反転上昇
オージードル 0.7523 0.7546 0.7442 0.7492 反転上昇 DC
NZドル 0.6952 0.7041 0.6932 0.7002 買い 買い
ユーロ円 137.71 139.16 137.65 138.52 買われ過ぎ 買い
ポンド円 201.74 205.60
201.20 205.00 買われ過ぎ 買い
オージー円 85.82 87.06 85.70 86.83 反転上昇 揉み合い
NZ円 79.41 81.21 79.41 81.13 買われ過ぎ 買われ過ぎ
カナダ円 96.16 98.59 96.16 97.59 反転下落 買われ過ぎ
スイス円 88.78 90.02 88.73 89.69 買われ過ぎ 買い
週間の予定
from 2005/10/25
to 2005/10/29
10/24(月)=ニュージーランド休場(レイバーデー)、(豪) 第3四半期生産者物価指数、(ユーロ圏) 8月経常収支・季調前、(米) バイズ米FRB理事が講演

10/25(火)=(スイス) 9月貿易収支、(仏) 9月住宅着工許可、(独) 10月IFO景況指数、(加) 9月消費者物価指数、(米) 10月消費者信頼感指数、 9月中古住宅販売件数、米財務省物価連動5年国債(TIPS)追加入札

10/26(水)=(日) 9月企業向けサービス価格指数、9月通関ベース貿易収支、(豪) 第3四半期消費者物価指数、(米)グリーンスパンFRB議長が授賞式で挨拶

10/27(木)=(NZ)RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(日) 9月大型小売店販売額・速報、9月小売業販売額・速報、(米) 9月耐久財受注、週間新規失業保険申請件数、9月新築住宅販売件数、9月米求人広告指数、グリーンスパンFRB議長が新ビル建設委託式典で冒頭挨拶、米週間マネーサプライ、米国に関するOECDエコノミック・サーベイ、EU非公式首脳会議(28日まで)  

10/28(金)=(NZ) 9月貿易収支、(日) 9月失業率、9月有効求人倍率、9月勤労者世帯家計調査、9月全国消費者物価指数、10月東京都区部消費者物価指数、(日) 9月鉱工業生産・速報、(仏) 10月消費者信頼感指数、9月失業率、9月生産者物価指数、(スイス) 10月KOF先行指数、 (米) 第3四半期GDP、第3四半期個人消費、10月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

10/30(日)=サマータイム終了

2005年10月16日
 先週もドルは堅調な地合を継続したが、 週末にはポジション調整気味なドル売りとなり、先々週と同様の展開となった。 先週スタートは週末のポジション調整のドル売りから、直ぐに買い戻しなったが、 今週は逆に週初からドル売りの流れになるかは、 次の展開を見る上では注目される。  テクニカル的には、短期はカナダドルを除いて、ドル売りのサインだが、 中長期は未だドル買い気味のサインを残しており、 今週ドルが再び買われる展開になれば、こういったサインが確定的となることから、今週のドルの行方には大きな注目となりそうだ。  一方材料的には、それ程大きなものはないが、 月、火曜日には、来日中のグリーンスパンFRB議長の発言に注意。  また火曜日には、独10月ZEW景況感調査、米9月生産者物価指数、8月対米証券投資、 木曜日の9月米景気先行指数、10月フィラデルフィア連銀景況指数などが注目され、最近調整気味のドルカナダでは、火曜日のの中銀の政策金利発表が最大の山場で、11月に金利引下げの思惑の強いポンドドルでは、水曜日のBOE議事録からは目が離せない。
 個別では、 ドル円は、短期が反転下落となったにも関わらず、先週2年ぶりの高値である115.10をつけて、 この位置が上値つきとなるかは最大の注目。 特に今週113円ミドルは下値の重要なポイントとなりそうで、フィボナッチ・リトレースメント(108.75−115.10)の61.8%=112.67、 50%=111.93は、 113円ミドルを割れた後の下値として注目したい。 ユーロドルとポンドドルは、短期が買いサインだが、中長期は売りサイン気味。 こういった動向が継続するかに注目となるが、 ユーロドルでは、1.1867と1.1900でダブル・ボトムとの認定になるかが大きなポイントとなりそうで、 こういった認識が広まれば、買い安心感に繋がると見られるが、それでも超えないければならないハードルが多く、 1.2205の先々週の高値や日足の窓となる1.2335−75ゾーンの上抜けができないと保合的な相場が継続しそうだ。 またポンドドルは、一旦1.7395で下値を止めたが、ユーロドル同様に、 1.7273の安値とダブル・ボトムと認定できるかは曖昧で、 未だ下落余地が残る感じ。 上値の1.78前半の上抜けは重要そうだ。 ドルスイスも短期は売りで、 中長期は反転上昇。 1.3100に強い抵抗がある形は変わらないが、 1.2650の下抜けがキーとなり、 これを割れるなら1.24台のサポートが焦点となる。  一方コモンウェルス通貨では、ドルカナダが、火曜日のBOCミィーティングを前に、調整的な展開から、短期は買いサインを継続。 中長期も買いに変わっており、金利政策決定後の相場展開が最大の注目となりそう。 特に日足チャートからは、9月30日の1.1588に底値感があり、 1.17前半からミドルがサポーティヴとなるなら、突っ込み売りはあまり推奨できない。 またオージードルは、三角保合の下限を割り込んで、 あまり状況はよくない。 短期が売られ過ぎに突入となり、中長期が売りサイン。 上値は引き続き0.77前半が押さえ、 次に週足のサポートとなる0.74を割り込むと下落リスクが高い。 NZドルは、比較的明るい状況だが、中長期が上昇スピードを緩め、 0.77台をクリアに上抜けることが上昇の条件となりそうだ。 
 クロス円では、 総体的にカナダ円とオージー円を除いて、堅調さが見えるが、一部に短期が買われ過ぎの位置に突入しているので注意が必要。 ただし、中長期では、カナダ円の買われ過ぎとオージー円の揉み合いを除いて、買いサインは継続していることから、 保合的な相場が継続しそうだ。 個別では、ユーロ円が堅調な展開から、短期が買われ過ぎに突入。 未だ加熱感はないが、 136−7円を支える相場が継続できるかが焦点で、 138円前半をクリアに超えると明るくなりそうだが、 引き続き139−140円を大きく超えるようには見えず、 戻りではしっかりと売っておきたい。ポンド円は、買いサインに変わったのが遅かったせいか、 未だサインは明るいが、 カナダ円、オージー円が急落気味であることを考えると、 いずれキャリー・トレードのアンワインディングが波及しそうで、 203−5円を買える状況ではない。 ひょんな急落には注意しなければならないが、 下値は199円の横足が重要。 一方オージー円、カナダ円は、軟調気味で、 短期は売りサインとなっており、 中長期はオージー円が揉み合いから下離れのリスクで、85.35−40を割れると、 84円ミドルまで早そう。 カナダ円は、中長期が買われ過ぎの位置にあって、 やはり今週のBOCの金利変更が最大の注目だが、 テクニカル的には、98円台の高値が5波のトップ気味で、 今後95円を割れると94円までの下落はありそうで、 中途半端な位置での買いは推奨しない。 またNZ円は、短期が買われ過ぎで、 80円を前に下値の78.80−79.15と79.90でペナント状態。 こういったブレイクがあるまでは、保合気味となるが、 ブレイクがあれば注意しなければならない。最後にスイス円は、堅調な展開から短期が既に買われ過ぎに突入しているが、87円前半の下値サポートを維持して、 89円ミドルを超えると、90円処にレジスタンスが位置して、これを上抜けると91−2円が視野に入る。 材料的に、 12月頃に利上げの可能性が取り沙汰されていることから、 興味深い展開が想定される。    
Weeky Outlook
Weekly Range
from 2005/10/10
 to  2005/10/14
CCY Open High Low Close ShortTerm LongTerm
ドル円 113.81
115.10 113.55 114.08 反転下落 GC
ユーロドル 1.2129 1.2153 1.1914 1.2073 買い 反転下落
ポンドドル 1.7619 1.7708 1.7395 1.76