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■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年11月01日(木)11:20

 

【今日の一言】

 配信方式を変更しました。ただ、時間がかかるので、午前の部だけしかできそうもありません。 夕方は今まで通りのパターンでの配信となります。 

 

【昨晩の海外】

 昨晩の海外市場は、米10月シカゴ購買部協会景気指数が、予想を下回ったが材料とならず、揉み合い気味の展開とたった。

 ユーロドルは、スペイン国債の利回り低下を受けて、1.30205まで上昇後1.2953まで下落、ドル円は、79.945まで上昇後79.72まで値を下げた。 

 一方クロス円は、欧州市場からの買い戻しも、GMの決算を好感して、80ドルの上昇からスタートとなったNYダウが伸び悩んだことで利食いが優勢となった。 ユーロ円が103.93、ポンド円が128.80、オージー円が82.99、NZD円が65.69、カナダ円が80.14、スイス円が86.05まで一時値を上げた後は、売りに押された。

 

【本日の材料】

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況 

09:30 () 3四半期輸入物価指数 [前期比] (前回+2.4) 

10:00 () 10月製造業PMI (前回50.5 予想49.8)

16:00 () 10月ネーションワイド住宅価格 (前回-0.40% 予想±0.0)

17:15 (スイス) 9月実質小売売上高 [前年比] (前回+5.9)

17:30 (香港) 9月小売売上高-価格 [前年比] (前回+4.5 予想+7.3) 

17:30 (スイス) 10PMI製造業 (前回43.6) 

18:30 () 10PMI製造業 (前回48.4 予想48.3)

19:30 () 英インフレ連動債入札(9億ポンド)    

20:30 () 10月チャレンジャー人員削減予定数[前年比](前回-70.80%)

21:00 (チェコ) チェコ国立銀行・政策金利発表

21:15 () 10ADP全国雇用者数 (前回+16.2万人 予想+13.7万人) 

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回36.9万件 予想37.0万件) 

21:30 () 3四半期非農業部門労働生産性 [前期比] (前回+2.2 予想+1.3)

21:30 () 3四半期単位労働費用 [前期比] (前回+1.5 予想+1.3)

23:00 () 10ISM製造業景況指数 (前回51.5 予想51.0) 

23:00 () 9月建設支出 [前月比] (前回-0.6 予想+0.7)

01:30 () ロックハート米アトランタ連銀総裁講演「経済」   

06:00 () ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演「経済見通し」    

ポルトガル議会「予算案について審議・採決」   

10年国債入札(23000億円)    

決算発表:ソニー、ニコン

 

【注目ポイント】

1)中国PMI

2)米ADP雇用報告

3)米ISM製造業指数

4)日本株

 

【高島暦&アストロ】

 「気味の急変を見る日」

 

うーん、そうなのか? ちょっと不透明。 ただ、一応そういった動きには対処できるようにしておきたい。

 

【今日のウラ読み】

1)直近では、中国の悪い内容も一定の織り込みとなっており、相場に影響を与えるか不透明。豪ドルなどこの材料で下げても買い向かいとなる。

2)今回から、計算方法を変更され、より米労働省が発表する非農業者部門雇用者数にデーターを近づけたされている。案外この結果で為替相場が大きく動く可能性もあり注意。ただ、その場合週末の雇用統計の結果まで織り込んでしまう可能性があるので、米非農業者部門雇用者数では、相場が動かなくなるかもしれない。 ただ、ADP全米雇用報告では、失業率の発表がないので、週末はこちらの方が注目となりそうだ。

3)予想は50を上回っており、材料となりづらいか? 強い内容がリスクとなるが、引き続き株価次第。

4)昨日のパナソニックの決算を嫌気して、ハイテクが弱い。今日もソニーの決算が出るが、総じてこういった面が、日本株を圧迫しそうだ。直近外人が日銀金融政策決定会合期待で、大分買ったらしいが、早々と売りに来るなら注意。 その場合円売りにも限界がありそうだ。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

戦略に関する参考リンク: http://www.savetheyen.com/kaisetsu.html

 

☆ドル円

戦略=押し目買い

(予想レンジ=79.40−80.10)

上昇が79.95−00まで拡大も、更なる動きとなっていない。上値は79.85−95がCapされると弱い。 79.95−00や80.10−20を超えて、80.20−30、80.30−40を超えて、80.45−50が視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで80.60−65を超えて、一定の反発期待となり、80.70−80、80.85−95の戻り高値が視野となるが、売りが出易い。 81.00−05の節目を越えて、81.10−20の戻り高値なども再視野となるが、上抜けは不透明。 81.20−25や81.30−35の戻り高値を超えて、81.45−50の上抜けから、81.60−65の窓が視野となるが、未だ上抜けは不透明。 一定のアク抜けには81.70−80の戻り高値を超える動きが必要となる。 一方下値は79.65−75が維持されると良いが、割れると79.50−60を割れると、82.40−50の下限、82.35−40が視野となるが、買いが入り易い。 ただし79.25−30を割れると、79.15−25や78.05−10、78.95−05、78.85−95、更には78.80−85、78.70−80の戻り安値が視野となるが、買いが入り易い。 リスクは78.60−65を割れるケースで、その場合78.40−55の戻り安値が視野となるが買いが入り易い。この注意は78.25−35割れで、その場合78.10−20の窓の下限、78.00−10が視野となるが、買い直し位置となる。 リスクは77.90−00を割れるケースで、その場合77.75−85から77.55−60の窓まで視野となるが、買いが入り易い。 ただし77.45−50を割れると77.35−40が維持できるか焦点。 維持できない場合77.00−15ゾーンまで視野となるが、下げ止まりが見えるなら更に下落は進まない見通し。 注意は77円を維持できないケースで、その場合76.70−75、76.50−55、76.15−20までターゲットとなるが、買いが入り易い。リスクは76.00−10割れとなる。

倍返し

79.60-65

売り

79.45-50

ストップ・ロス

79.35-40

売り

79.20-30

売り 

79.10-20

ストップ・ロス

79.95-00

レンジ

79.85-95

中心

79.80

レンジ

79.65-75

買い

79.50-60

買い

79.35-45

ストップ・ロス

79.25-30

買い

79.05-20

買い

78.95-05

ストップ・ロス

78.85-95

(予想時レート:79.80 予想時間 07:55)

 

☆ユーロドル

戦略=逆張りスタンス

ユーロドル :(予想レンジ=1.2900−1.3000)

上昇が1.3020−25まで拡大も、トピッシュとなり、下落が1.2945−55の下ヒゲ圏に迫る形。 割れると1.2935−45、1.2925−35の窓、1.2915−20が視野となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。ただし1.2890−00や1.2875−85を割れると、1.2860−65、1.2840−45の戻り安値が視野となるが、買いが入り易い。リスクは1.2825−35を割れるケースで、その場合1.2810−20の戻り安値、1.2805−10を割れると、1.2795−00の窓まで視野となるが、維持できるか焦点。 注意は1.2765−75や1.2750−60を割れるケースで、その場合1.2715−20の窓の下限、1.2700−05の上昇スタート位置、1.2685−90、1.2675−80戻り安値が視野となるが、これも買いが入り易い。 リスクは1.2665−70から1.2645−50の窓を割れるケースで、その場合1.2635−40、1.2620−30の窓の上限から1.2605−10の下限、1.2590−95の10分足の下限、1.2575−80の戻り安値が視野となるが、買いが入り易い。 リスクは1.2560−65の窓の下限割れで、その場合1.2545−50、1.2530−35、1.2510−15の戻り安値が視野となるが、維持されると更に下落は進まない。ただし、1.2500−05や1.2485−95を割れると、下落が更に1.2475−80や1.2455−65、1.2430−35の戻り安値までターゲットとなるが、下方ブレイクは不透明。ただし割れると1.2420−25から1.2400−10の戻り安値圏なども視野となるが、サポートから買いが入り易い。一方上値は1.2970−85の窓、1.2995−05、1.3010−15がCapされると上値追い出来ない。1.3020−30の窓を超えて、1.3040−55の窓が視野となるが上抜けは不透明。 1.3055−65や1.3075−85を超えて、1.3090−95から1.3100−10の窓、1.3115−20が視野となるが売りが出易い。1.3125−30や1.3140−45を超えて1.3150−60の戻り高値が視野となるが、上抜けは不透明。 1.3165−75を超えて、1.3175−85、1.3240−45なども視野となるが、1.3280−85の戻り高値を前に、上抜けは不透明となる。 

 

倍返し

1.3075-85

ストップ・ロス

1.3055-65

売り

1.3040-55

倍返し

1.3020-30

売り 

1.3010-15

売り

1.2995-05

レンジ

1.2970-85

中心

1.2960

レンジ

1.2945-55

買い

1.2935-45

買い

1.2915-20

ストップ・ロス

1.2890-00

倍返し

1.2875-85

買い

1.2860-65

買い

1.2840-45

倍返し

1.2825-35

(予想時レート:1.2960 予想時間 08:15)

 

☆ユーロ円

戦略=逆張りスタンス

(予想レンジ=102.50−104.00)

上昇が103.90−95まで拡大も、トピッシュとなる形。上値は103.55−65、103.75−90の戻り高値が再Capされると上値追い出来ない。 103.95−00や104.00−05を超えて、104.15−20、104.30−35が視野となるが、再Capされると上値追いも厳しい。 104.40−50や104.55−65を超えて、105.10−35の窓の上限、105.55−60の下落スタート位置を前に売りが出易い。 一方下値は103.30−40を割れると、103.15−25の窓の下限まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ない。 ただし102.90−00を割れると、102.70−80、102.60−65から102.40−50の窓などが視野となるが、買い入り易い。ただし102.25−35を割れると、102.05−15、101.90−00の窓などが視野となるが、買いが入り易い。 注意は101.75−80を割れるケースで、その場合101.60−65、101.45−50、101.15−30の戻り安値が視野となるが、サポートの再形成からは、買い直し位置となる。 リスクは101.00−05を割れるケースで、その場合100.85−90や100.70−75の窓の下限、100.60−65の上昇スタート位置から100.戻り安値が視野となるが買いが入り易い。 リスクは100.15−25を割れるケースで、その場合100.05−10の窓の下限、99.85−95の戻り安値まで視野となるが買い入り易い。注意は99.75−85や99.65−70を割れるケースで、その場合99.45−55の窓の下限なども視野となるが、下方ブレイクは不透明も、更に割り込むと99.25−30、99.05−20の戻り安値まで視野となるので注意となる。

倍返し

104.55-65

ストップ・ロス

104.40-50

売り

104.30-35

売り

104.15-20

売り

104.00-05

倍返し

104.00-05

ストップ・ロス

103.95-00

売り

103.75-90

レンジ

103.55-65

中心

103.45

レンジ

103.30-40

買い

103.15-25

倍返し

102.90-00

買い

102.70-80

買い

102.60-65

買い

102.40-50

ストップ・ロス

102.25-35

買い

101.90-102.15

倍返し

101.75-80

(予想時レート:103.45 予想時間 08:25)

 

☆ポンド円

戦略=逆張りスタンス

(予想レンジ=128.00−129.30)

上昇が128.90−95まで拡大も、更なる動きとなっていない。 下値は128.55−65を維持すると良いが、128.40−45を割れると、128.25−30の節目、128.05−15の窓の下限が視野となるが、買いが入り易い。 注意は127.85−95の窓の割れで、その場合127.65−70の下限、127.55−60、127.45−50、127.25−30の窓、127.15−20が視野となるが、買いが入り易い。ただし127.05−10を割れると、126.85−95や126.65−75、更に維持できない場合126.45−60の戻り安値、更には126.30−40を割れると、126.00−15、125.90−95、125.65−75なども視野となるが、買い場探しとなる。この注意は125.50−60を割れるケースとなるが、その場合窓の下限となる125.20−25、125.05−10の上昇スタート位置、124.95−05、124.80−85の戻り安値が視野となるが、維持では堅調が続く見通し。 ただし124.70−75の窓の下限を割れると、124.35−40から124.20−30の窓が視野となるが、買いが入り易い。リスクは123.95−05の下ヒゲを割れるケースで、その場合123.80−90の窓の下限、123.70−80を割れると、123.60−65や123.45−50の戻り安値なども視野となるが、支えられると更に突っ込み売りは出来ない。 注意は123.30−40を割れるケースとなる。 一方上値は128.85−95がCapされると、上値追い出来ない。129.00−10を超えて、129.10−20の窓の上限、129.25−30、129.35−50が視野となるが売りが出易い。 129.55−65を超えて129.70−75、129.95−00や130.00−10を超えて、130.20−30の戻り高値なども視野となるが、売りが出易い。130.40−45を超えて、130.50−65の窓の上限なども視野となるが、売りが出易い。 

倍返し

130.40-45

売り

130.20-30

倍返し

130.00-10

売り

129.95-00

売り

129.70-75

ストップ・ロス

129.55-65

売り 

129.35-50

売り

129.00-30

レンジ

128.85-95

中心

128.75

レンジ

128.55-65

倍返し

128.40-45

買い

128.05-15

倍返し

127.85-95

買い

127.55-70

買い

127.45-50

買い

127.15-30

ストップ・ロス

127.05-10

(予想時レート:128.75 予想時間 08:35)

 

☆オージー円

戦略=逆張りスタンス

(予想レンジ=82.30−83.30)

上昇が82.95−00まで拡大も、更なる動きとなっていない。 下値は82.65−70が支えると良いが、82.50−60を割れると、82.30−40、82.25−30、82.10−20の窓が視野となるが、維持されると堅調も、81.95−00を割れると、81.80−90なども視野となるが、買いが入り易い。注意は81.60−70を割れで、その場合81.50−60、81.35−40、81.25−30、81.00−10も視野となるが買い直し位置となる。 この注意は80.75−85の戻り安値割れで、その場合80.55−65、80.45−50、80.20−35、80.05−15なども視野となるが、買い直し位置となる。このリスクは79.90−00割れで、その場合79.70−75、79.55−65、79.40−50の戻り安値なども再視野となるが、下方ブレイクは不透明も、79.30−40の重要な日足の戻り安値まで割れると、相場が崩れ気味となり、下落が79.15−25、79.00−10なども視野となるが、一旦買いが入り易いが、これも78.85−90や78.65−75を割れると、78.55−60の戻り安値、更には78.40−50の下限、78.20−30、78.00−10、77.80−00なども視野となるが、買いが入り易い。 注意は77.60−70の戻り安値を割れてその場合下落が77.45−50の戻り安値、77.35−40の窓の上限を割れからは、76.95−05の窓の下限まで視野となるので注意となる。 一方上値は82.95−00を超えても、83.10−15、83.20−35が上値を押さえると上昇も覚束ない。 83.45−50や83.55−60を超えて、84.10−15、84.45−50がターゲットとなるが、これもそれ以前の高値圏となる84.70−80を超えるまでは売り直し位置となる。 

ストップ・ロス

84.70-80

売り

84.45-50

売り

84.00-15

倍返し

83.55-60

ストップ・ロス

83.45-50

売り 

83.20-35

売り

83.10-15

レンジ

82.95-00

中心

82.80

レンジ

82.65-70

ストップ・ロス

82.50-60

買い

82.30-40

買い

82.10-30

倍返し

81.95-00

買い

81.80-90

倍返し

81.60-70

(予想時レート: 82.80 予想時間 07:45)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月30日(土)11:00

 

【週間7月02−6日の材料】

 

7/02()

香港市場休場(香港特別行政区紀念日)、トロント市場休場(建国記念日)

08:50 () 日銀短観 [大企業製造業業況判断] (前回-4 予想-4)

08:50 () 日銀短観 [大企業製造業先行き] (前回-3 予想-4) 

08:50 () 日銀短観 [大企業非製造業業況判断] (前回5 予想7) 

08:50 () 日銀短観 [大企業非製造業先行き] (前回5 予想6)

08:50 () 日銀短観 [設備投資計画:前年比] (前回0.0 予想+3.6)

13:30 () 山口日銀副総裁「討論会に参加」

16:15 (スイス) 5月実質小売売上高 [前年比] (前回+0.1) 

16:25 (ユーロ圏) アスムセンECB理事講演

16:30 (スイス) 6PMI製造業 (前回45.4 予想45.0) 

16:55 () 6月製造業PMI・確報値(前回44.7 予想44.7)

17:00 (ユーロ圏) 6月製造業PMI・確報値(前回44.8 予想44.8) 

17:30 () 6PMI製造業 (前回45.9 予想46.5) 

18:00 (ユーロ圏) 5月失業率 (前回11.0 予想11.1) 

18:00 (ユーロ圏) メルケル独首相講演

18:00 (ユーロ圏) ノボトニー・オーストリー中銀総裁会見

23:00 () 6ISM製造業景況指数 (前回53.5 予想52.0) 

23:00 () 5月建設支出 [前月比] (前回+0.3 予想+0.2) 

02:00 (ユーロ圏) 6月財政収支(前回-43億ユーロ)

02:15 () ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

 

7/03()

10:00 () 6月非製造業PMI(前回55.2)

10:30 () 5月住宅建設許可件数 [前月比] (前回-8.7) 

13:30 () RBAキャッシュターゲット公表

16:00 (ユーロ圏) デギンドス・スペイン経済相講演

17:30 () 6PMI建設業 (前回54.4) 

17:30 () 5月消費者信用残高 (前回+3GBP) 

17:30 () 5月マネーサプライM4 [前年比] (前回-3.8)

17:30 (香港) 5月小売売上高-価格 [前年比] (前回+11.4) 

18:00 (ユーロ圏) 5月生産者物価指数 [前年比] (前回+2.6) 

18:30 () 英長期債入札(17.5億ポンド)

23:00 () 5月製造業受注指数 [前月比] (前回-0.6 予想-0.2) 

23:00 () ラガルドIMF専務理事会見「米経済報告について」

 

7/04()

NY休場(米国独立記念日)

10:30 () 5月小売売上高 [前月比] (前回-0.2)

16:30 (スウェーデン) リクスバンク・金利発表及び金融政策報告発表

16:55 (( 6月サービス業PMI・確報値(前回50.3 予想50.3)

17:00 (ユーロ圏) 6月総合PMI・確報値(前回46.0 予想46.0)

17:00 (ユーロ圏) 6月サービス業PMI・確報値(前回46.8 予想46.8)

17:30 () 6PMIサービス業 (前回53.3)

18:00 (ユーロ圏) 5月小売売上高 [前月比] (前回-1.0(-1.2)) 

18:00 (ユーロ圏) 5月小売売上高 [前年比] (前回-2.5(-2.7))

18:30 () 英中期債入札(45億ポンド)

18:30 (ユーロ圏) 5年債入札(40億ユーロ)

独伊首脳会談

ポーランド国立銀行・政策金利発表

 

7/05()

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

09:30 () 白川日銀総裁「日銀支店長会議における挨拶」

10:30 () 5月貿易収支 (前回-2.03AUD )

17:30 (ユーロ圏) スペイン長期債入札

18:00 (ユーロ圏) 仏長期債入札

19:00 () 5月製造業受注 [前月比] (前回-1.9)

20:00 () BOE政策金利発表

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回-7.1)

20:30 () 6月チャレンジャー人員削減予定数[前年比](前回+66.7)

20:45 (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表

21:15 () 6ADP全国雇用者数 (前回+13.3万人 予想+9.9万人) 

21:30 (ユーロ圏) ドラギECB総裁・記者会見

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回38.6万件) 

23:00 () 6ISM非製造業景況指数 (前回53.7 予想52.9) 

00:00 () 週間原油在庫[前週比](前回-13.3万バレル)

 

7/06()

14:00 () 5月景気動向指数・速報 [先行CI指数] (前回95.6) 

14:00 () 5月景気動向指数・速報 [一致CI指数] (前回96.9) 

15:45 () 5月貿易収支 (前回-58.01EUR) 

16:15 (スイス) 6月消費者物価指数 [前年比] (前回-1.0) 

13:30 () ラガルドIMF専務理事講演

16:00 () ラガルドIMF専務理事会見

17:30 () 6月生産者物価指数 [コア:前年比] (前回+2.1) 

19:00 () 5月鉱工業生産 [前月比](前回-2.2) 

21:30 () 6月非農業部門雇用者数 (前回+6.9万人 予想+9.6万人) 

21:30 () 6月民間部門雇用者数(前回+8.2万人 予想+9.9万人) 

21:30 () 6月失業率 (前回8.2 予想8.2) 

21:30 () 6月失業率 (前回7.3) 

21:30 () 6月雇用ネット変化 (前回+0.77万人) 

21:30 () 5月住宅建設許可 [前月比] (前回-5.2) 

23:00 () 6Ivey購買部協会指数・季調済 (前回60.5) 

23:30 (ユーロ圏) ノワイエ仏中銀総裁講演

23:30 (ユーロ圏) クーレECB理事講演

欧州委員会「EU議長国キプロスを訪問」

欧州委員会「ユーロ圏に関する四半期報告」

 

7/7(土)

11:00 () ラガルドIMF専務理事講演

 

7/8(日)

15:45 (ユーロ圏) ドラギECB総裁講演

17:45 (ユーロ圏) トリシェ前ECB総裁講演

 

【来週の焦点】

 来週の外国為替市場は、週末のユーロ圏首脳会議の結果を受けて、リスク志向が高まった相場も、米6月雇用統計や重要な金融政策の発表を睨みなら、この内容を吟味し直す展開となりそうだ。

 

《ユーロ圏首脳会議》 

 週末のユーロ圏首脳会議の決定を受けて、市場では大きくリスク回避の巻き戻しが強まった。 首脳会議では、「来年から救済基金を通じて銀行に直接資本を注入する」ことを認めたほか、「救済基金による国債買い入れ」でも合意、欧州中央銀行(ECB)を中心に域内銀行監督制度を統一することを決定し、債務危機に直面している加盟国の支援となり得る「銀行同盟」発足に向けての一歩を踏み出した。

 

 ただ具体的な運用方法はほとんど明記されておらず、今後内容を事務的に詰めるとしても、今までもあれだけ紛糾していたユーロ圏内の意見の相違を考えると、問題が一夜にして全て払拭されると見るのは時期尚早だろう。

 ドイツのメルケル首相は、「緊急措置の必要はない」との立場を示しており、会議終了後も記者会見で、「ユーロ共同債については引き続き反対」を表明している。 今回は、ドイツ・チームが「ユーロ2012」の準決勝で負けてことで、ショックで放心状態の処で、しぶしぶ了承した形になっただけじゃないだろうか? 

 

 まあ、それはさておき、 29日の海外では、債券市場、株式市場、為替市場と大きくリスク回避の巻き戻しに繋がったが、何も出ないとの思惑が強かっただけに、サプライズとして、受け止められただけ。 あくまでショート・カバーの域を出ていない可能性がり、今週市場はこの内容を吟味し直す形となる。 その場合やはり、更なる具体的な方策や一段の措置の必要性が指摘されることとなりそう。 ホワイトハウスのカー二ー報道官も、ユーロ圏首脳会議の結果について、「詰めなければならない詳細は多い。欧州は今後、一段の措置をとらなければならない公算が大きい」と述べている。 

 また、2日のメルケル独首相の講演、4日独伊首脳会談でのメルケル首相のネガティヴ発言には注意しておきたい。 

 

《金融政策》

 金融政策としては、3日() RBAキャッシュターゲット公表、5日の英中銀(MPC)政策金利発表、 欧州中銀(ECB)金融政策発表が予定されている。

 豪州に関しては、据え置きが予想の中心。 ただ一部に金利先物などが低下しており、利下げがない場合に一定の買い戻し要因となりそう。 英MPCに関しては、金利は据え置きだが、資産買入額を、現在の3250億ポンドから、500億ポンド積み増すことが想定されている。 これも織り込みがあり、想定内や金額が過小の場合、買い戻し要因となる。

 

 一方ECBに関しては、0.25%の利下げが市場の期待感となっており、遂にECBが長らくユーロの金利下限としてきた1%を下回るか大きな注目。 ただ、利下げ=ユーロ売りいうより、欧州株式市場が好感するとユーロ買いに群がる可能性に留意しておきたい。 また、理事会後のドラギECB総裁の記者会見では、更なる金融緩和の示唆や長期資金供給オペ(LTRO)第3弾の実施に関して、どの程度踏み込んだが発言がア出るか注目となる。 

 

《経済指標》

 経済指標しては、2日に日銀短観、ユーロ圏5月失業率、米6月ISM製造業景況指数、伊6月財政収支、3日中国6月非製造業PMI、4日豪5月小売売上高、ユーロ圏5月小売売上高、5日米6月ADP全国雇用者数、米週間新規失業保険申請件数、米6月ISM非製造業景況指数、6日英6月生産者物価指数、米6月雇用統計、加6月雇用時計が予定されている。

 

 注目は、やはり米6月雇用統計。 3−6月と非農業部門雇用者数は、前月を下回る悪い内容となっており、今回は前回のプラス6.9万人から予想プラス9.6万人で、一定の下げ止まり感を見せることが出来るか注目となる。 ただ、米雇用統計に関しては、事前の調査機関の予想が、元来まったく整合性に欠ける内容となることが多く、この予想値の整合性を吟味することが先となりそうだ。その面では、毎回事前に発表される

米ADP全国雇用者数が、一定の示唆となるか注目されるが、こちらも整合性が薄く、混乱要因。 ただ、比較的連動性の高いと言われている米週間新規失業保険申請件数の直近推移を見る限り、あまり良い内容とは見えないので注意となる。 

 

 その他、米国では、6月ISM製造業・非製造業景況指数は、景況感を見る上で重要。 日本では、先週の失業率や日銀短観などに一定の改善が見えており、12日の日銀金融政策決定会合に向けての金融緩和期待をそぐ内容となるなら注意。 欧州では、直近翳りが見えるユーロ圏経済を見る上で、ユーロ圏5月失業率、伊6月財政収支、ユーロ圏5月小売売上高などに注意しておきたい。

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月29日(金)17:05

 

【号外】海外に向けての戦略

 

《マーケット・センチメント》

29日の東京市場は、ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領が、「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」、「ECBが関与し、施行されればESMが銀行に直接資本注入する可能性」と述べたことで、急速にリスク回避の巻き戻しが強まった。 

 ユーロドルは、1.24327まで下落後、1.26285まで急騰、ドル円は、月末に絡んだ本邦輸出の売りで、79.081まで下落後79.72まで上昇した。

 一方クロス円は、株価が欧州信用不安の改善を受けて上昇して引けてことで、大きく値を戻した。 ユーロ円が98.54から100.52、ポンド円が122.88から124.97、オージー円が79.44から81.21、NZD円が62.25から63.70、カナダ円が76.61から77.92、スイス円が82.04から83.65まで一時値を上げた。 

 

《注意点》

大幅にリスク回避の巻き戻しとなったが、既にメルケル独首相が、スペインの支援に関して、「条件付き」とネガティヴな発言をしており、今後もユーロ共同債などに対する否定発言が出る可能性が高く、ユーロの買いについて行くのは危険そう。また、24時のロンドン・フィキシングなどで、リバランスに絡んだユーロ売りも出易く、あくまでリスク・オンの姿勢を取るとしても、NYの株価などを見て、しっかりと押し目待ちのスタンスは維持したい。 

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=79.00−80.00)

戦略としては、79.55−60と79.75−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、79.85−95超えをストップとしても、80.00−10では売り直し。 このストップは80.10−20超えとするか、80.35−40、80.45−50で売り上がって、ストップは80.55−65超えでの倍返し。 一方下値は79.35−45、79.20−30などで買い下がって、79.10−20割れがストップで、79.00−05、78.90−95と買い下がって、ストップは78.75−85割れや78.55−65割れで倍返し。(予想時レート:79.60 予想時間 17:00)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2500−1.2650)

戦略としては、1.2575−80と1.2605−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値はストップは1.2625−35超えで、倍返ししても、1.2635−50、1.2655−70と利食い&売り場を探して、ストップは1.2685−90や1.2695−00超え、1.2700−10、1.2715−20のCapでは売り直しで、ストップは1.2740−50超えでの倍返し。 一方下値は1.2565−70割れでの倍返し。ターゲットは1.2515−20を前に、下げ止まりでは買いも戻しで、買い維持を見て、1.2450−65まで買い場探し。ストップは1.2425−35割れや1.2405−15割れでの倍返し。(予想時レート:1.2585 予想時間 14:40)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.50−101.00)

戦略としては、100.15−20と100.35−45のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合、下値は100.00−05は維持を見て買っても、ストップは99.90−95割れでの倍返し。ター下とトは99.60−70、99.45−55と買い戻しで、買いは99.30−35、買いは98.90−00、98.70−75と買い下がって、ストップは98.50−55割れや98.25−35割れでの倍返し。 一方上値は100.20−25超えがストップで、倍返ししても、100.40−45、100.55−65と利食い&売り直して、100.75−80がストップ。 100.85−05での再度の売りのストップは101.15−25超えで、倍返ししても101.30−35、101.40−50と利食い&売り上がって、ストップは101.60−75超え。 101.90−00、102.00−05と売り直しのストップは102.10−15超えを倍返し。 (予想時レート:100.35 予想時間 16:05)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.20−125.00)

戦略としては123.95−05と124.25−35のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、順張りまたは124.45−55超えでの倍返し。 ターゲットは124.65−70、124.85−95と利食い、売りはこういった位置から125.00−15と売り上がって、ストップは125.20−25超えで、125.30−35、125.45−55と売り直しで、ストップは125.65−70超えや125.75−85越えでの倍返し。 一方下値は123.85−90割れがストップで、倍返しも検討されるが、ターゲットは123.65−75、123.50−55と買い戻しで、買いはこういった位置から123.30−35、123.15−20と慎重に買い場を探して、ストップは122.85−90割れでの倍返し。(予想時レート:124.30 予想時間 15:45)

 

オージー円 :(予想レンジ=79.65−81.35)

戦略としては、80.75−80と80.95−00のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は81.00−10超えでの倍返し。 ターゲットは81.30−45のCapでは利食い&売りも、ストップは81.55−60超えや更に売り上がっても、81.60−70超えでの倍返し。 一方下値は慎重な順張りから、80.55−60での買い戻しで、買いは維持を見て、ストップは80.35−45割れでの倍返し。ターゲットは、80.15−20、79.80−85と買い戻しで、買いは79.65−70と買い下がって、ストップは79.45−55割れや79.30−40割れでの倍返し。ターゲットは、79.15−25、79.00−10と買い戻し&買い下がって、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。 (予想時レート: 80.80 予想時間 15:25)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.40−63.60)

戦略としては、63.20−25と63.40−50のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は63.55−60と売り場を探して、ストップは63.70−75超えでの倍返し。 ターゲットは63.85−95、64.05−10と利食い優先から、売りはこういった位置から64.25−30、64.50前後、64.75−80と順次売り場を探して、ストップは64.95−00超え。 一方下値は63.10−15と買い下がっても、ストップは62.90−00割れで、62.80−85、62.60−65、62.40−45での買い下がりのストップは62.20−30割れで、62.10−20、62円前後まで慎重に買い場を探して、ストップは61.85−95割れや61.65−75割れでの倍返し。 (予想時レート: 63.35 予想時間 15:35)

 

カナダ円 :(予想レンジ=76.80−78.00)

戦略としては、77.35−45と77.65−70のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は77.75−85と売り上がって、ストップは77.85−90超えでの倍返しとなるが、 ターゲットは78.00−05、78.10−20と利食い優先から、売りはこういった位置から78.30−40、78.45−50と売り場を探して、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。一方下値は順張りから77.25−30、77.10−20と買い戻しで、買いはこういった位置から76.90−00、76.75−85と買い下がって、ストップは76.60−65割れがストップ。 76.50−55と買い下がっても、ストップは76.40−45割れ。 (予想時レート:77.65 予想時間 15:50)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.20−83.75)

戦略としては、82.90−95と83.35−40のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は83.45−50超えがストップで、倍返ししても、83.55−65、83.70−75と利食い&売り直しでストップは83.85−95超えとするか、83.95−05と売り上がるならストップは84.10−15超えや84.20−30超えでの倍返しとなる。 一方下値は順張りから82.65−70、82.35−45と買い戻しで、買いはこういった位置から82.15−20と買い下がって、ストップは82.00−05割れや81.80−90割れでの倍返し。 ターゲットは81.65−70、81.45−60と買い戻し&買い下がって、ストップは81.30−40割れで、81.00−20での買い直しのストップは80.75−90割れ。 (予想時レート:83.35 予想時間 15:55)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月29日(金)13:00

 

【号外】

ファンロンパイ欧州連合(EU)大統領が「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」、「ECBが関与し、施行されればESMが銀行に直接資本注入する可能性」と述べたことで、急速に巻き戻しの動き。 ユーロドルは、1.2628レベル、ユーロ円が100.20、ポンド円が124.02、オージー円が80.75、NZD円が63.20、カナダドル円が77.25、スイス円が83.47へ上昇。 ドル円は79.41に上値を限定された。 

ただ、既に上値をいけているので、買いは厳しく、しっかりと下落待ち。

売りも早期には検討されるが、戻り高値を超えるなら止める形。

ユーロドルは、1.2575−80を割れると調整気味となり易く、またぞろ、ユーロ圏共同債に否定的な見解が出ると注意。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月29日(金)12:13

 

【号外】

一部通信社が「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」と報じて、リスク回避の巻き戻しの動き。

売り向かいは、上げ止まりを見るまで危険そう。

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月29日(金)09:33

 

【今日の一言】

 期末を睨んで、フロー中心にレベル感を無視した動きとなりそう。またEU首脳会議の失望となるケースが、リスクで、その場合来週月曜日からギャップ・ダウンとなる可能性に留意しておきたい。 

 

【昨晩の海外】

NYダウが、一時170ドル安まで下落したことで、リスク回避の動きが強まったが、引けにかけて急速に24ドル安まで買い戻されたことで、更なる動きとならなかった。 

 ユーロドルは、スペインの10年物国債利回りが、再び7%を超えたこと、独政府筋が「EU首脳会議で、銀行に関する詳細な措置が決まる可能性は低い」と発言したこと、6月独雇用統計が予想より弱い内容となったことを受けて、1.24075まで下落後、米WSJが、「ショイブレ独財務相は欧州共同債について協議する用意があるとの見解を示した」と報じたことで、買い戻しが入り1.2462まで一時反発も、独財務省報道官が、「ドイツが欧州共同債に対して立場を変えたとの報道は真実ではない」と述べたことで、上昇を消した。 ポンドドルが1.5576から1.5485まで下落、ドルスイスが0.9680から0.9638まで値を下げ、ドル円は79.223から反発が79.47まで反発した。 

 

 一方クロス円では、ユーロが98.35から99.00、スイス円が81.88から82.36まで一時値を戻したが、ポンド円が123.64から122.94へ下落、オージー円も80.07から79.44、NZD円が62.92から62.32、カナダ円が77.47から76.68まで下値を拡大した。  

 

【本日の材料】

07:45 (NZ) 5月住宅建設許可 [前月比] (前回-7.2)  

08:00 () フィッシャー・ダラス連銀総裁講演

08:01 () 6GFK消費者信頼感調査 (前回-29 予想-29)  

08:30 () 5月全国消費者物価指数 [前年比] (前回+0.4 予想+0.2)  

08:30 () 5月全国消費者物価指数 [前年比:除生鮮] (前回+0.2 予想0.0) 

08:30 () 5月失業率 (前回4.6 予想4.6) 

08:30 () 5月有効求人倍率 (前回0.79 予想0.80)  

08:50 () 5月鉱工業生産・速報 [前月比] (前回-0.2 予想-2.8) 

08:50 () 5月鉱工業生産・速報 [前年比] (前回+12.9 予想+6.7)  

13:00 () ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演

14:30 () 1四半期GDP・確報値[前年比] (前回+0.3)  

14:30 () 1四半期GDP・確報値[前期比](前回±0.0)

15:45 () 5月生産者物価指数 [前年比] (前回+2.7) 

16:00 (スイス) 6KOF先行指数 (前回0.81)  

17:00 (ユーロ圏) 5月マネーサプライM3・季調済 [前年比] (前回+2.5 予想+2.2) 

18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+2.4 予想+2.4)  

18:00 (香港) 5月月次政府財政収支 (前回+5HKD) 

19:00 () 外国為替平衡操作の実施状況(530日〜627)

21:00 (南ア) 5月貿易収支 (前回-99ZAR)  

21:30 () 4GDP [前月比] (前回+0.1 予想+0.2)  

21:30 () 5月個人所得 [前月比] (前回+0.2 予想+0.2)  

21:30 () 5月個人支出 [前月比] (前回+0.3 予想+0.1) 

21:30 () 5PCEデフレーター [前年比] (前回+1.8 予想+1.6) 

21:30 () 5PCEコア・デフレーター [前月比] (前回+0.1 予想+0.2)  

21:30 () 5PCEコア・デフレーター [前年比] (前回+1.9)  

22:05 () ブラード・セントルイス連銀総裁講演

22:45 () 6月シカゴ購買部協会景気指数 (前回52.7 予想53.0) 

22:55 () 6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 (前回74.1 予想74.5)  

EU首脳会議

 

6/30(土)

アイスランド大統領選挙

 

7/01(日) 

豪州炭素税を導入、メキシコ大統領選挙

10:00 () 6月製造業PMI(前回50.4)

【注目ポイント】

1)ユーロ圏6月消費者物価指数

2)米経済指標

3)EU首脳会合

4)期末・月末要因

 

【高島暦&アストロ】

 「前場安いと後場高の日。 逆なら見送れ」

 

 若干不透明な表現となるが、東京が安ければ、海外で高いとの意味。 なら東京の状況を見て、下がるケースのみ、買い場を探す形となるか?

 ただ、来週の高島さんは、ちょっと荒れる展開を想定しているので、週末はEU首脳会合もあるので、中途半端なポジションの持ち越しは避けておきたい。

 

【今日のウラ読み】

1)昨日ドイツの雇用統計が悪かったが、消費者物価など下落するなら、7月5日のECBの利下げの思惑に繋がることで、一旦売りが出易い。

2)既に来週の米6月雇用統計をにらむ展開となるが、5月個人所得・支出、6月シカゴ購買部協会景気指数、6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値と比較的重要な指標が続くので注目となるが、基本的にNY株価がどう反応するかで決定しそう。

3)現状までは、「経済・金融同盟への具体的な工程表を年末までに策定し、10月までに中間報告を作成するよう主要EU当局者に要請」、「成長計画のための1200億ユーロ投入を含む成長・雇用の協定で合意」などとの話ぐらいしか聞こえてこない。 昨日もそうだったが、「ユーロ圏共同債の発行容認」が出ないと市場にアク抜け感は出ないのかもしれない。 

4)東京では、期末・期末ということで、仲値に向けた動きに注意。 特に一昨日当たりから、仲値前からドル円が下落する傾向が見えており、売り遅れの輸出の売りが散見されるようで、本日も同様となるのか注意してみておきたい。 その面ではドル円は戻り売りが基本となるが、買いは仲値が出てから検討するほうが無難。一方海外では、レパトリの最終玉やファンドなどのリバランスの動きが注目されるが、欧州時間にユーロが買われ易く、米国時間にドルが買われ易いことは注意。 また24時のロンドン・フィキシングでの大口のフローの注意となるが、恐らく纏まったユーロ売りが出えると見ている。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=動意は薄いが上値は重く、反発があれば戻り売り

早期は79.45−55をバックに戻り売りから。下値は79.30−35がサポートとしてワークするケースの買いだが、仲値前に割れるなら止めておいたほうが無難。特に奇妙なのは79.20−25が維持されていることだが、割れるケースも想定して対応。 その場合79.10−15の節目、79.00−05の窓の下限、78.90−95の上昇スタート位置などが維持できれば買い迎い。ストップは78.75割れや78.55割れとなるが、中長期的な視点からは、ストップせずに、78.45−50のそれ以前の高値から78.25−30、78.10−20などまで慎重に値幅を置いて、買い下がりも検討される。 ストップは77.95割れなどで対応。一方上値は、79.45−55を超えると倍返しも検討されるが、79.65−75、79.75−80と利食い&売り場探し。ストップを79.85−95とするか、80.00−10と売り上がるなら、80.20超えのストップが一旦。 

(予想時レート&時間:79.35 09:05)

 

☆ユーロドル

戦略=様子見から軽い反対売買。ただし、EU首脳会議からのニュースで動くと逆張りは危険

EU首脳会議を睨んで、相場が大きく動き始める可能性があり注意。 特に失望感となって、今年の安値1.2285−90を割れるケースがあるとリスクとなるので注意しておきたい。 ただ、後でリポートを送付する予定だが、過去を見ると7−9月のユーロ相場は、アノマリー的に、それ以前の流れの反動的な動きとなるか、揉み合いとなるかのどちらかのケースが多く、EU首脳会議後も、相場が維持されると、一定の反発もあるので、この辺は見て対応するしか方法がなさそう。 

まずは1.2425−30と1.2450−55のブレイクに注目して、ブレイクの場合上値は、1.2460−65越えでの倍返し。 ターゲットは1.2500−10を前に、上げ渋りでは利食い優先から、この位置まで売り上がって、ストップは1.2520−30越えでの倍返し。ターゲットは1.2530−40、1.2545−50と利食い優先で、売りはこういったCapから1.2555−65と売り上がって、ストップは1.2570−75超えや1.2580−85越えでの倍返し。一方下値は1.2415−20と買い下がって、ストップは1.2405−10割れで、こういった下方ブレイクがあると、1.24のオプションの防戦をつける可能性が高いので注意。 ただし、つけて終われば、一定の反発となるので、1.2395−00は維持を見て対応。 買ってもストップは1.2380−90割れ。 倍返ししても1.2360−65や1.2345−50での買い戻し。この位置の買いは1.2330−35をストップとするか、ストップでずに1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285−90割れで、倍返しも1.2250を前に下げ止まりでは買い戻し。 買いは1.22前後を睨んで買い場探しとなることで、防戦ラインとなる1.2220前後まで買い下がって、ストップは1.2190−95割れなどでの対応となる。

(予想時レート&時間:1.2435 09:15)

 

☆ユーロ円

戦略=こちらもEU首脳会議の動向次第となるので注意。Dayベースでは、買っても利食い優先が安全。 

まずは98.60−70と98.90−00のブレイクに注目して、下値は98.50−60が維持されると買いも、ストップは98.25−35割れ。 98.15−25、97.80−00と買い直して、ストップは97.65割れとなる。 できれば中期的に、97.45−50、97.25−35、97.05−15、97.00−05などがあれば買い場探しとなる。 ストップは96.75割れ。 一方上値は順張りをしても、99.15−20、99.25−30、99.35−40と利食い&売り場探し。ストップは99.45−55超えや99.60−70超えでの倍返し。ターゲットは99.80−95や99.95−05のCapでは利食い優先。 超えても100.15−20では利食い、売りは100.40−45、100.55−65売り直して、100.75−80がストップ。

(予想時レート&時間:98.60 09:20)

 

☆ポンド円

戦略=上値は重くなっており、戻れば売りから。買いは深押しを待ちたい

まず123.00−10と123.40−45のブレイクに注目して、ブレイクの場合上値は124.55−60と売り上がって、ストップを123.70−85超えとするか、更に売りあがっても、124.05−10超え、124.15−25、123.25−35での売り直しのストップは124.45−55超えでの倍返し。 ターゲットは124.65−70、124.85−95と利食い、売りはこういった位置から125.00−15と売り上がって、ストップは125.20−25超え。 一方下値は122.90−95割れがストップ。倍返しも検討されるが、ターゲットは122.45−65での買い戻し&買い。ストップは122.10−15割れで、倍返しもターゲットは121.90−00や121.80−85の動向次第。割れての再順張りも検討されるが、 ターゲットは121.40−50、121.20−25と買い戻しから、買いは、こういった位置から120.95−00と買い下がって、ストップは120.85−90や120.75−80割れとなるが、中長期的には120.60−65、120.10−20、119.95−05、119.80−90と買い下がって、ストップは119.70−80や119.60−65割れとなる。 

(予想時レート&時間:123.05 09:25)

 

☆オージー円

戦略=上値は重く、中途半端な位置での買いは注意

比較的堅調に見えるが、逆にリスクが高まっている可能性もあるので注意。 特にユーロオージー相場などが、EU首脳会議が買い戻しされるとオージー相場に売り圧力となるので注意。

上値は79.80−85、79.90−95のCapでは、上昇も覚束ず、早期には戻り売り。ストップは80.05−10超え。 超えても80.25−35、80.35−45は売り直し。ストップは80.60超え。 

下値は79.30−40を割れると、79.15−25、79.00−10なども視野となるので、こういった下落待ち。 買いのストップは、78.85や78.65割れで。再度78.55−60、78.40−50、78.20−30、78.00−10、77.80−00などの買いは、77.60割れがストップとなる。 

(予想時レート&時間:79.55 09:30)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月28日(木)18:00

 

《マーケット・センチメント》

 ロンドン市場突入後、ドイツ雇用統計の悪化、欧州株やダウ先物下落、スペイン国債の利回りが上昇を強めていることで、リスク回避の動きが急速に強まっている。 

 ユーロドルは、1.2408、ドル円は79.23まで値を下げ、ユーロ円が98.34、ポンド円が123.06、オージー円が79.70、NZD円が62.65、カナダ円が77.08、スイス円が81.88まで下落した。(17:40現在)

 

《注意点》

 一旦下げ止まりも見えているが、注意が必要な状況。 買いに安心感は薄く、上値は重、くなる。 基本戻り売りを優先した方が安全そうだ。 後はNYに入って株価やEU首脳会議での決定事項次第となる。 

 

《ストラテジィ》

ドル円 :

上値は既に79.35−45がCapされると重く戻り売り。ストップは79.45−55超えとなる。 ただ、超えても79.65−75、79.75−80と利食い&売り上がり、79.85−95超えをストップとしても、80.00−10では売り直し。 このストップは80.10−20超えとするか、80.35−40、80.45−50で売り上がって、ストップは80.55−65超えでの倍返し。 一方下値は79.20−25を現状維持しているが、割れると79.10−15、79.00−05と買い戻しで、買いはこういった位置から78.90−95と買い下がって、ストップは78.75−85割れや78.55−65割れで倍返し。 (予想時レート:79.30 予想時間 17:45)

 

ユーロドル :

上値は1.2520−30でCapされて、遂に1.2435−45を割れて、下落が1.2405−10まで拡大。 更なる突っ込み売りは出来ないが、上値は既に1.2445−50のそれ以前の安値圏方向では、売りとなり易い。 1.2455−60超えがストップも、1.2485−95、1.2500−10は再度売り直しとなる。ストップは1.2525−30超え。下値は1.2415−20が維持されると買い戻しとなるが、1.2405−10を割れると、1.2395−05なども視野となるが、一旦防戦が支えている可能性があり、買い向かってもストップは1.2380割れ。 再度の買い狙いは、1.2360−65や1.2345−50で検討されるが、ストップは1.2330割れや1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285割れとなる。(予想時レート:1.2420 予想時間 17:50)

 

ユーロ円 :

下落が98.25−35まで拡大。 98.15−25、97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れで対応。 一方上値は98.55−65がCapされると弱いく利食い優先となるが、超えると98.85−90での利食いで、売りは98.95−00、99.15−30と売り上がって、ストップは99.45−50超えや99.60−70超えでの倍返し。ターゲットは99.80−95や99.95−05のCapでは利食い優先。超えても100.15−20では利食い、この位置の売りはタイト・ストップ。 再度100.40−45、100.55−65売り直して、100.75−80がストップとなる。 (予想時レート:98.50 予想時間 17:50)

 

ポンド円 :

下落が123.05−10まで拡大。更に突っ込み売りは出来ず、122.90−95割れをバックに買い向かいからとなるが、割れると倍返し。 ターゲットは122.45−65での買い戻し&買い。ストップは122.10−15割れ。上値は123.50−55、123.60−70がCapされると弱く利食い優先。超えても123.80−85などは売り狙いとなるが、ストップは124.05−15超え。124.20−35での売りのストップは124.45−55超えでの倍返し。 ターゲットは124.65−70、124.85−95と利食い、売りはこういった位置から125.00−15と売り上がって、ストップは125.20−25超え。 予想時レート:124.05 予想時間 16:25)

 

オージー円 :

下落がストップ圏を若干割れる79.65−70まで拡大も、これを維持する形。現状早期にはこれをバックに買っても、上値は80.00−10を超えないなら利食い優先。超えても80.20−30は重く利食いとなる。売りは80.40−45をストップ、80.55−60超え倍返しとなる。 その場合のターゲットは80.65−70、80.75−80と利食い優先から、売りはこういった位置から80.85−00と売り上がって、ストップは81.00−10超え。 一方下値は79.65−70をストップとしても、79.40−55は維持を確認して買い直し。 ストップは79.30−35割れでの倍返し。ターゲットは、79.15−25、79.00−10と買い戻し&買い下がって、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。 (予想時レート: 79.85 予想時間 18:00)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月28日(木)17:30

 

《マーケット・センチメント》

 28日の東京市場は、EU首脳会議を控えて、一時ドル売りが優勢となった。 ユーロドルは、1.2466から1.2525まで反発後、再度値を戻し、ドル円は輸出企業の月末を睨んだ売りで79.76から79.35まで値を下げた。 一方クロス円は揉み合い気味も、上値が重い状況が続いた。ユーロ円が99.47から99.00、ポンド円が124.18から123.69、オージー円が80.56から80.06、NZD円が63.26から62.95、カナダ円が77.80から77.46、スイス円が78.83から82.44まで下落した。 

 ただし、その後大きくリスク回避の動きが出ている。 ドイツ雇用統計の悪化、欧州株やダウ先物下落、スペイン国債の利回りが上昇を強めていることが要因の模様だが、何故この段になってか不思議な感じ。 EU首脳会合に対する否定的に見方と見られるが、現状更に突っ込むは注意。

 ストラテジィは、作成時のまま一旦送付しますが、臨機応変に読み替ええてください。 直ぐに分析し直して、再送します。

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=79.00−79.80)

戦略としては、79.35−40と79.45−55のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクでの順張り。上値は79.65−75、79.75−80と利食い&売り上がって、79.85−95超えをストップとしても、80.00−10では売り直し。 このストップは80.10−20超えとするか、80.35−40、80.45−50で売り上がって、ストップは80.55−65超えでの倍返し。 一方下値は79.20−25の動向次第となるが、割れても79.10−15、79.00−05と買い戻しで、買いはこういった位置から78.90−95と買い下がって、ストップは78.75−85割れや78.55−65割れで倍返し。 (予想時レート:79.70 予想時間 06:35)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2400−1.2565)

戦略としては、1.2485−95と1.2520−30のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は順張りから、1.2530−40、1.2545−50と利食い優先で、1.2555−65と売り上がって、ストップは1.2570−75超えや1.2580−85越えでの倍返し。一方下値は1.2470−80と買い下がって、ストップは1.2455−60や1.2445−50割れで、1.2435−45割れでの倍返し。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れで、倍返ししても1.2360−65や1.2345−50での買い戻し。この位置の買いは1.2330−35をストップとするか、ストップでずに1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285−90割れとなる。(予想時レート:1.2495 予想時間 16:20)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=98.50−100.20)

戦略としては、99.15−25と99.45−55のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合、下値は99.05−15割れがストップ。更に買い下がっても、98.70−85割れでの倍返しとなる。 ターゲットは98.50−60の動向次第で買い戻し。 買いは維持を確認して対応となるが、できれば買いは98.25−35や98.15−25、97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れでの倍返し。一方上値は99.60−70超えでの倍返し。ターゲットは99.80−95や99.95−05のCapでは利食い優先。超えても100.15−20では利食い、この位置の売りはタイト・ストップ。 再度100.40−45、100.55−65売り直して、100.75−80がストップ。 100.85−05での再度の売りのストップは101.15−25超えで、倍返ししても101.30−35、101.40−50と利食い&売り上がって、ストップは101.60−75超え。 101.90−00、102.00−05と売り直しのストップは102.10−15超えを倍返し。(予想時レート:99.30 予想時間 16:25)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.00−125.00)

戦略としては123.75−85と124.05−15のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は124.20−35と売り上がって、ストップは124.45−55超えでの倍返し。 ターゲットは124.65−70、124.85−95と利食い、売りはこういった位置から125.00−15と売り上がって、ストップは125.20−25超えで、125.30−35、125.45−55と売り直しで、ストップは125.65−70超えや125.75−85越えでの倍返し。 一方下値は123.65−70がストップで、123.45−55割れでの倍返し。 ターゲットは123.15−25、123.05−10と買い戻し&買い下がって、122.90−95割れがストップ。倍返しも検討されるが、ターゲットは122.45−65での買い戻し&買い。ストップは122.10−15割れで、倍返しもターゲットは121.90−00や121.80−85の動向次第。割れての再順張りも検討されるが、 ターゲットは121.40−50、121.20−25と買い戻しから、買いはこういった位置から120.95−00と買い下がって、ストップは120.85−90や120.75−80割れとなる。(予想時レート:124.05 予想時間 16:25)

 

オージー円 :(予想レンジ=79.50−80.80)

戦略としては、80.20−30と80.40−45のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、80.55−60超えでの倍返し。 ターゲットは80.65−70、80.75−80と利食い優先から、売りはこういった位置から80.85−00と売り上がって、ストップは81.00−10超えでの倍返し。 ターゲットは81.30−45のCapでは利食い&売りも、ストップは81.55−60超えや更に売り上がっても、81.60−70超えでの倍返し。 一方下値は80.00−15、79.85−95と買い下がって、ストップは79.70−80割れで、79.40−55は維持を確認して買い直しも、ストップは79.30−35割れでの倍返し。ターゲットは、79.15−25、79.00−10と買い戻し&買い下がって、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。 (予想時レート: 80.30 予想時間 16:35)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.50−63.50)

戦略としては、62.95−10と63.25−30のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は63.30−40、63.45−50、63.55−60と慎重に売り場を探して、ストップは63.70−75超えでの倍返し。 一方下値は62.75−85と買い下がって、ストップは62.60−70割れで、62.50−60での買い直しのストップは62.40−50割れでの倍返しとなる。 ターゲットは62.20−30、62.10−20と買い戻しで、買いはこういった位置から62円前後まで慎重に買い場を探して、ストップは61.85−95割れや61.65−75割れでの倍返し。 (予想時レート: 63.10 予想時間 16:40)

 

カナダ円 :(予想レンジ=77.00−78.00)

戦略としては、77.40−50と77.60−70のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は77.75−85をストップまたは、77.85−90超えでの倍返しとなるが、ターゲットは78.00−05、78.10−20と利食い優先から、売りはこういった位置から78.30−40、78.45−50と売り場を探して、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。ターゲットは78.90−95、79.15−20と利食い&売り上がって、ストップは79.35−50超えや79.50−60超えで倍返し。 一方下値は順張りから77.20−30での買い戻し&買い直しで、ストップは77.00−10割れでの倍返し。 ターゲットは76.85−90、76.70−85の動向次第で、買い戻し。 買いは76.50−55と買い下がっても、ストップは76.40−45割れ。 (予想時レート:77.55 予想時間 16:40)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.00−83.50)

戦略としては、82.45−55と82.75−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は82.80−90超えをストップとするか、売り上がっても、82.90−00超えでの倍返し。 ターゲットは83.10−20、83.20−30と利食い&売り上がって、ストップは83.35−45超え。 一方下値は順張りからターゲットは82.20−30の動向次第。 割れても82.00−05での買い戻し&買いで、ストップは81.80−90割れでの倍返し。 ターゲットは81.65−70、81.45−60と買い戻し&買い下がって、ストップは81.30−40割れで、81.00−20での買い直しのストップは80.75−90割れ。 (予想時レート:82.60 予想時間 16:45)

 

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月28日(木)

 

【今日の一言】

引き続き、東京は中間決算末やEU首脳会議を控えて動きづらいそう。 後はEU首脳会合で、何か大きな材料が出るかに注意。 

 

【昨晩の海外】

 昨晩の海外市場は、米5月耐久財受注や米5月住宅販売保留指数が市場予想を上回ったことなどもあり、NYダウが100ドル近い上昇。 ドルが堅調な推移、円が軟調な動きとなった。 

 ユーロドルは、フィッチが「EU首脳会議では危機を解決することは困難だろう」との見解を示したこと、ゴールドマン・サックスが「ECBは、7月5日の定例理事会で、0.25%の利下げを行う」との見通しを示したこと、スペイン10年物国債回りが上昇したことで1.2445まで下落、ポンドドルも1.5546まで値を下げ、ドルスイスが0.9650まで上昇、ドル円は米10年物国債利回りの上昇を受けて、79.87まで値を上げた。

 

 一方クロス円は、まちまちの動きとなった。 ユーロ円が99.22から99.61、スイス円が82.62から82.94での揉み合い推移、ポンド円が124.43から123.97まで一時値を下げ、オージー円が80.48、NZD円が63.17、カナダ円が77.88まで値を上げた。 

 

【本日の材料】

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

09:20 (NZ) イングリッシュNZ財務相講演

10:00 (NZ) 6NBNZ企業活動見通し(前回34.9)

10:00 (NZ) 6NBNZ企業信頼感(前回27.1)

14:00 (スイス) ダンシンSNB副総裁講演

15:00 () 6月ネーションワイド住宅価格(前回+0.3 予想+0.1)

16:55 () 6月失業者数 (前回0.0万人)  

16:55 () 6月失業率 (前回6.7 予想6.7) 

17:30 () 1四半期GDP・確報値 [前期比] (前回-0.3 予想-0.3) 

17:30 () 1四半期GDP・確報値 [前年比] (前回-0.1 予想-0.1)  

17:30 () 1四半期経常収支 (前回-85GBP 予想-89GBP) 

18:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・確報 (前回-19.6) 

18:00 (ユーロ圏) 6月経済信頼感(前回90.6)

18:30 (南ア) 5月生産者物価指数 [前年比] (前回+6.6 予想+6.6)  

20:00 (ユーロ圏) コンスタンシオECB副総裁講演

20:00 (チェコ) チェコ国立銀行政策金利発表 

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回38.7万件)  

21:30 () 1四半期GDP・確報値 [前期比年率] (前回+1.9 予想+1.9)  

21:30 () 1四半期個人消費・確報値 [前期比] (前回+2.7 予想+2.7) 

21:30 () 1四半期GDPデフレーター・確報値[前期比](前回+1.7 予想+1.7) 

21:30 () 1四半期コアPCEデフレーター・確報値[前期比](前回+2.1 予想+2.1)

00:30 () ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演

EU首脳会議、ガイトナー米財務長官「スバラオ・インド中銀総裁と会談」

7年国債入札(290億ドル)

 

【注目ポイント】

1)EU首脳会議

2)欧州指標

3)米経済指標

 

【高島暦&アストロ】

 「相場の別れる日、足取りに追従して駆け引きせよ」

 

 あまり動く日とは考えていないが、EU首脳会議で、何か出るなら大きく動く可能性が示唆されているのかもしれない。その場合、「足取りに追従」と言っているので、逆張りから入るのは危険なようだ。 

 

【今日のウラ読み】

1)28−29日の両日で、EU首脳会議が開催される。今日は一日目なので、何かの決定が出てくるのかは不透明。 特に独仏に足並みの乱れが指摘されており、市場に強いメッセージを発することが出来ないなら、大きな失望感となるリスクがあるので注意。 一応声明の草案などが出てくる可能性があるが、ポイントはスペインの銀行に対する直接支援問題、ユーロ圏預金保険制度の共通化、銀行同盟に設立、加盟国予算編成への関与強化、ユーロ共同債の導入といった内容で、一定の合意が示されるかだろうが、あくまで強い形となるためには、「共同債の発行にドイツがイエスと言う」ケースで、ここが解決しないと市場は満足しない可能性に注意しておきたい。 ともかくEU首脳会議後ユーロドルが動き始めたら、逆張りは危険なのかも知れない。

2)7月5日のECB理事会を前に、利下げの思惑が高まっている。独6月雇用統計やユーロ圏6月消費者信頼感・確報などが弱い内容となるなら注意。こういった思惑が強まるので注意。

3)一昨日から米住宅関連指標に明るさが見えており、米経済の弱い内容とは裏腹。 米経済の弱さがどの程度か、不透明感が残るが、 その面では、7月6日の米6月雇用統計が、再確認の場となりそう。 特に既に3ヶ月連続で、雇用者数の減少が見えているが、下げ止まりが出るなら、リスク回避からの巻き戻しの機運が出てくるかも知れない。 今日の週間新規失業保険申請件数、第1四半期GDP・確報値、第1四半期個人消費・確報値などに改善が見えると一定の期待感となりそうだ。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=戻り売りが優先も下げも期待感に薄い

直近では80.62の高値から79.19の安値まで下落も、これを維持して反発的。 昨日は信託系の買いなどから堅調な推移となったが、流石に彼らも80円台を買うとは考えづらい。 

上値は79.75−80が再Capされると弱い。早期には79.85−95をバックに売りからの参入も検討される。 超えて80.00−10での売り狙いのストップは80.20超え、または、80.20−30、80.35−40、80.45−50と売りあがるなら、80.65がストップとなる。 一方下値は、仲値前に輸出の売りが出易いので、買いは仲値が出るまで見合わせが無難。一応レベル的には、79.55−65が支えると堅調で、ショートは買い戻しから買いも検討されるがストップは79.45や79.35割れでの対応となる。 また79.20を割れると、79.10−15、79.00−05、78.90−95が視野となるが、こういった位置があれば、買い向かい。ストップは78.75や78.55割れなどで対応。 

(予想時レート&時間:79.70 09:00)

 

☆ユーロドル

戦略=基本はレンジとなるが、動けば順張り的

昨日不透明ながら、1.2435−45を守った。 ただ上値は重くなっており、EU首脳会議待ち。 特に悪い材料が出た場合に、逆張りは危険が大きそうだ。 一応現状は1.2455−60と1.2475−85のブレイクに注目して、ブレイクの場合上値は1.2490−00と売り上がって、ストップは1.2510越えでの倍返し。これを超えると雰囲気が若干変わりそう。 ターゲットは1.2515−20、1.2530−40と利食い優先で、売りは1.2545−50、1.2555−65の週初のギャップと売り上がって、ストップは先週超えなかった1.2575超えや1.2585越えでの倍返し。こういった位置を超えると一定のアク抜け感となる。 ターゲットは1.2590−00、1.2605−25と利食い優先で、売りはこういった位置から1.2630−35、1.2635−50、1.2655−70と売り場を探して、ストップは1.2685−90や1.2695−00超えも、1.2700−10、1.2715−20のCapでは売り直しで、ストップは1.2740−50超えでの倍返しで、この上抜けからは1.2825−30が次の大きな目処となる。 一方下値は1.2435−45割れでの倍返しだが、騙し的な動きに注意。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380割れで、倍返ししても1.2360−65や1.2345−50での買い戻し。この位置の買いは1.2330をストップとするか、ストップせずに1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285の直近安値の割れとなる。

(予想時レート&時間:1.2475 09:15)

 

☆ユーロ円

戦略=揉み合い気味となるが、ユーロドル同様動きだしたら注意

ユーロドルの下落に、弱い感じが残っている。 下値は99.20−30が維持されるとサポーティヴだが、99.05−15や98.70−85の戻り安値を割れるとマイナスなので注意。こういった位置は逆張りポイントとなるが、ターゲットは98.50−60の動向次第で買い戻し。 買いは維持を確認して、98.25−35や98.15−25、97.80−00と買い下がって、ストップは97.65割れなどで対応。 また倍返ししても、97.45−50、97.25−35と買い戻し&買い下がって、ストップは96.75におけるなら、97.00−15まで買い下がりとなる。 一方上値は99.50−55がCapされると弱いが、99.60−70を超えると一定の上昇期待から、順張りや倍返しで対応。 ターゲットは99.80−95や99.95−05の動向次第で利食い優先。 超えても100.15−20では利食い、この位置の売りはタイト・ストップ。 再度100.40−45、100.55−65売り直して、100.75−80がストップ。 100.85−05での再度の売りのストップは101.15−25超えで、倍返ししても101.30−35、101.40−50と利食い&売り上がって、ストップは101.60−75超え。 101.90−00、102.00−05と売り直しのストップは102.15超えとなる。 

(予想時レート&時間:99.35 09:20)

 

☆ポンド円

戦略=レンジ・トレード

直近は、ユーロ主導で、ポンド円は123.45−55から124.45−55での揉み合い的な相場と言えそう。123.95−00と124.20−35のブレイクに注目して、ブレイクの場合上値は124.45−55超えでの倍返し。 ターゲットは124.65−70、124.85−95と利食い、売りはこういった位置から125.00−15と売り上がって、ストップは125.25超えで、125.30−35、125.45−55と売り直しで、ストップは125.65−70超えや125.75−85越えでの倍返し。一方下値は123.85をストップとするか、123.70−80と買い下がって、ストップは123.45割れで、倍返ししてもターゲットは123.15−25、123.05−10と買い戻し&買い下がって、122.90−95割れがストップ。この下方ブレイクからは、相場が崩れる気味となるので倍返しも検討されるが、ターゲットは122.45−65での買い戻し&買い。ストップは、若干不透明だが、122.10、121.90や121.80割れなどで対応となる。 

(予想時レート&時間:124.10 09:25)

 

☆オージー円

戦略=

底堅いとは言えるが、81−82円を超えるような上昇も直ぐに訪れるとは見えず、しっかりと利食いながら買い回転を効かせる形がベター。 下値は80.20−30、80.10−15が維持されると強いが、80.00−05を割れると、79.85−95、79.75−80が視野となるので、サポートからできれば、80円割れから買い場を捜したい。 注意は79.65−75を割れるケースで、その場合79.40−55が視野となるが、維持では買い直し。 ただし79.30−35の戻り安値を割れるなら止めるスタンスは重要。 その場合79.15−25、79.00−10は維持を見て買い直しも、78.85や78.65割れがストップとなる。 上値は80.40−50がCapされると上値追い出来ないが、80.55−60を超えると、80.65−70、80.75−80の窓の上限から80.85−00が視野となるが、利食い&売り直し位置。 一旦ストップは81.10超え。 81.30−45の売り直しは81.70超えがストップとなる。 

(予想時レート&時間:80.40 09:30)

 

《フォレックス・ラジオ雑記》

 今日のフォレックス・ラジオは、「たらればFX」U−Steam版は、午後2時半スタート。オン・ディマンド放送は、午後4時半頃のアップ・ロードとなります。

 EU首脳会議を控えて、激論が交わされそうです。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月27日(水) 16:12

 

【号外】海外に向けての戦略

 

《マーケット・センチメント》

 27日の東京市場は、EU首脳会議を控えて、動意に薄い展開が続いた。 ユーロドルは1.2480から1.2509、ドル円は79.36から一部信託系の買いが入り79.60まで反発した。 クロス円でも、ユーロ円が99.09から99.42、ポンド円が124.01から124.41、オージー円が79.71から80.08、NZD円が62.63から62.96、カナダ円が77.43から77.70、スイス円が82.49から82.78での小動きの推移に終始した。

 未だ水曜日のショート・カバーの動きは出ず、今夜も株価次第だが、EU首脳会議を控えて揉み合いとなりそう。基本的に大きく動けば逆張りスタンスで検討したい。

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=79.10−80.05)

戦略としては、79.35−40と79.45−50のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は79.55−60を倍返しも、79.65−70のCapでは利食い&売りで、ストップは79.75−80超え。 79.85−95、80.00−10では売り直しも、ストップは80.10−20超え。 再度80.35−40、80.45−50での売り直しのストップは80.55−65超えでの倍返し。 下値は79.20−25割れがストップも、79.10−15、79.00−05、78.90−95と買い下がって、ストップは78.75−85割れや78.55−65割れで倍返し。 ターゲットは78.45−50、78.25−30と買い戻し&買いで、ストップは78.10−20割れや77.95−00割れでの倍返し。(予想時レート:79.45 予想時間 15:10)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2410−1.2565)

戦略としては、1.2480−85と1.2505−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は1.2515−20と売り上がって、ストップは1.2530−40超えで、倍返しも検討されるが、1.2545−50、1.2555−65と利食い優先。 売りはCapを見る必要があるが、ストップは1.2570−75超えや1.2580−85越えでの倍返し。ターゲットは1.2590−00、1.2605−25と利食い優先で、売りはこういった位置から1.2630−35、1.2635−50、1.2655−70と売り場を探して、ストップは1.2685−90や1.2695−00超え。 一方下値は、1.2470−75、1.2455−65と慎重に買い下がっても、ストップは1.2435−45割れでの倍返し。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れで、倍返ししても1.2360−65や1.2345−50での買い戻し。この位置の買いは1.2330−35をストップとするか、ストップでずに1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285−90割れとなる。(予想時レート:1.2490 予想時間 15:10)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=98.50−100.20)

戦略としては、99.25−30と99.40−50のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合、下値は99.05−15割れがストップ。買い下がっても、98.70−85割れでの倍返しとなる。 ターゲットは98.50−60の動向次第で買い戻し。 買いは維持を確認して対応となるが、できれば買いは98.25−35や98.15−25、97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れでの倍返し。一方上値は99.65−70と売り上がって、ストップは99.80−95超えや99.95−05越えでの倍返し。ターゲットは100.15−20のCapでは利食い優先も、越えると100.40−45、100.55−65と利食い&売り直しで、100.75−80がストップ。 100.85−05での再度の売りのストップは101.15−25超え。(予想時レート:99.35 予想時間 15:25)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.70−125.00)

戦略としては124.05−15と124.40−50のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は順張りまたは124.65−70超えでの倍返し。 ターゲットは124.85−95、125.00−15と利食い&売り直し。 ストップは125.20−25超えで、125.30−35、125.45−55と売り直しで、ストップは125.65−70超えや125.75−85越えでの倍返し。一方下値は124.00−05割れをストップとしても、123.90−00、123.70−80と買い直して、ストップは123.45−55割れで、倍返ししてもターゲットは123.15−25、123.05−10と買い戻し&買い下がって、122.90−95割れがストップ。(予想時レート:124.35 予想時間 15:30)

 

オージー円 :(予想レンジ=79.50−80.80)

戦略としては、79.75−90と80.00−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、80.15−20超えが倍返しも、80.25−30、80.35−40、80.45−55と利食い&売り場を探して、ストップは80.65−70超えも、80.75−80、80.85−00での売り直し。ストップは81.00−10超えでの倍返し。一方下値は79.65−75割れをストップ、79.40−55は維持を確認して買い直しも、ストップは79.30−35割れでの倍返し。ターゲットは、79.15−25、79.00−10と買い戻し&買い下がって、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。(予想時レート: 80.00 予想時間 15:40)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.00−63.50)

戦略としては、62.65−75と62.95−00のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は62.05−10超えがストップで、倍返しも63.15−25、63.30−40と利食い優先から、売りはこういったCapから63.45−50、63.55−60と売り場を探して、ストップは63.70−75超えでの倍返し。一方下値は62.60−65割れをストップ、62.40−50割れでの倍返しとなる。 ターゲットは62.20−30、62.10−20と買い戻しで、買いはこういった位置から62円前後まで慎重に買い場を探して、ストップは61.85−95割れや61.65−75割れでの倍返し。 (予想時レート: 62.80 予想時間 15:45)

 

カナダ円 :(予想レンジ=77.30−78.30)

戦略としては、77.35−45と77.65−75のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、順張りから77.85−90、78.00−05と利食い優先。 売りはこういった位置から78.10−20、78.30−40、78.45−50と売り場を探して、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。一方下値は77.20−30と買い下がって、ストップは77.00−10割れでの倍返し。 ターゲットは76.85−90、76.70−85の動向次第で、買い戻し。 買いは76.50−55と買い下がっても、ストップは76.40−45割れ。 76.15−20、75.95−10での買いのストップは75.70−85や75.60−65割れでとなる。(予想時レート:77.60 予想時間 15:50)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.00−83.30)

戦略としては、82.60−65と82.75−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は82.90−95と売り上がって、ストップは83.10−20超えで、83.20−30はCapを見て売り直しも、ストップは83.35−45超え。 83.55−65、83.70−75での売り直しのストップは83.85−95超えとするか、83.95−05と売り上がるならストップは84.10−15超えや84.20−30超えでの倍返しとなる。 一方下値82.45−55割れがストップまたは、買い下がっても、82.20−30割れでの倍返し。 ターゲットは82.00−05での買い戻し&買いで、ストップは81.80−90割れでの倍返し。 ターゲットは81.65−70、81.45−60と買い戻し&買い下がって、ストップは81.30−40割れ。 (予想時レート:82.70 予想時間 15:55)

 

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月27日(水)09:20

 

【今日の一言】

東京は揉み合い。相対的に大きく動けば逆張りを検討したい

 

【昨晩の海外】

「ムーディーズがスペイン国債をジャンク級に引き下げることを計画している」との噂やスペイン国債の入札が不調だったことで、スペイン国債の利回りが上昇、メルケル独首相が連立与党内の会合で、「自分が生きている間に欧州が完全に債務負担を共有することはない」と発言したことで、一時リスク回避が進んだが、NYダウがマイナス50ドルからプラス70ドルまで反発したことで、巻き戻しの動きで引けた。

 ユーロドルは、1.25304から1.24413まで一時下落も、独連立与党が「各国の銀行救済基金に対して直接の資金提供を容認するように、ESMの法改正を提案」と報じられたことで買い戻しされた。 ドル円は79.23まで下落後79.56まで反発した。 一方クロス円では、ユーロ円が98.748まで下落後99.46へ反発、ポンド円が123.24、オージー円が79.49、NZD円が62.61、カナダ円が77.07、スイス円が82.22まで下落したが、その後は買い戻しが優勢で引けた。 

 

【本日の材料】

07:45 (NZ) 5月貿易収支 (前回+3.55NZD)  

18:00 (ユーロ圏) 伊短期債入札

19:00 () 6CBI流通取引調査(前回+21)

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回-0.8)

21:00 () 6月消費者物価指数・速報 [前月比] (前回-0.2)  

21:00 () 6月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+1.9 予想+1.9) 

21:30 () 5月耐久財受注 [前月比] +0.2(0.0) (前回+0.5) 

21:30 () 5月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] (前回-0.6%(-0.9%) 予想+0.7)  

23:00 () 5月中古住宅販売成約 [前月比] (前回-5.5 予想+1.5) 

23:30 () 週間原油在庫[前週比](前回+286.1万バレル)

メルケル独首相「キリスト教民主同盟(CDU)イベントに出席」

メルケル独首相・オランド仏大統領会談

5年国債入札(350億ドル)

 

【注目ポイント】

1)独6月消費者物価指数・速報

2)米経済指標

3)メルケル独首相・オランド仏大統領会談

4)水曜日と月末需給

 

【高島暦&アストロ】

「上放れ売り、突っ込み買いの逆張り方針で駆け引きせよ」

 

 今日は特に東京では、あまり動く気がしない。ただ、水曜日ということもあり、欧州時間から一定の動きが出そうで、そういった局面での逆張り方針となる。 

 

【今日のウラ読み】

1)直近欧州経済に翳りが見えており、悪い数字には一定の反応はありそう。ただ、ドイツの消費者物価絡みは、大きな材料となり辛いので、深追いは禁物となる。

2)昨日の米経済指標は悪い内容となったが、一定の織り込みがあり、市場の関心度が薄くとなっているようだ。 引き続き経済指標というより、NY株を眺めながらの対応が良い。

3)28−29日のEUサミットを控え、根回し的な会合が続いているが、なにか逆転ホームランがないと厳しい。 やはり可能性としては、なかなか「イエス」と言わないメルケル首相の懐柔がポイントとなる。サルコジから変わったオランド大統領の手腕が見ものか? 

4)今日のスポット応答日が月末の29日になることで、仲値に向けて石油などの輸入勢の買いと売り遅れの輸出勢との攻防が注目となる。 ただ、実際29日の最終日までは、フロー的には大きくなく、直近では輸出が勝るケースが多いことは留意しておきたい。 仲値前にドル円が下がる展開になる日は輸出の売りが出ていると考えてよさそう。 従って、ドル円では、仲値前の買いはあまり得策ではないと見ている。一方水曜日のバリュー替わりに関しては、リスク回避の動きが強い日は、逆に大きく下げるケースがあるが、現状はそういった状況ではなく、一定のバリュー替わりに伴ったショート・カバーが出そう。 ただ、材料難からは大きく動くとは見えず、逆張りのスタンスが有効となりそうだ。  

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

当面80円台への再回復は難しいと考えて対応したい。まず79.35−40と79.50−55のブレイクに注目して、下値は79.20−25を割れると一旦ストップとなるので、79.10−15、79.00−05、78.90−95などがあれば買い下がって、ストップは78.75割れ。 または値幅を置いて買い下がるなら78.50−55割れなどで対応できればベター。  

上値は79.65−70と売り上がって、ストップは79.80超えが一旦。 ストップしないなら、79.85−95、80.00−10では売り上がって、ストップは80.20超え。 再度80.35−40、80.45−50での売り直しのストップは80.65超えでの倍返し。 (予想時レート:79.50 予想時間 07:10)想時レート&時間:79.50 07:10)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

EU首脳会合を控えて、神経質な動きとなっているが、それまでは上値が重そう。ただ、逆転的な買い戻しに繋がる可能性も残っており、突っ込み売りは避けたほうが無難。また下値は、1.2440前後が奇妙に支えており、どうも中銀系の買いがありそう。今日のところはレンジ的な対応が基本となるが、下値は1.2480−90、1.2470−75、1.2455−65などの維持を慎重に確認しながら買い下がって、ストップは1.2435割れが倍返しとなる。 倍返しの場合のターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380割れ。 上値は既に1.2505−10がCapされており、超えないなら利食いで、早期の売りはこれがストップ。 ただ上値は1.2515−20が再Capされる可能性に留意。 売りのストップを1.2535超えにおいて対応することも検討される。 またこの位置は倍返しも検討されるが、1.2545−50、1.2555−65と利食い優先。 この位置は週初のギャップの位置で、売りはCapを見る必要があるが、ストップは1.2570−75超えや1.2580−85越えでの倍返し。このレベルを超えると雰囲気が変わるので、もし、EU首脳会合前や会合で材料が出た場合に、こういった位置を超えると、売りは控え気味が安全となる。 倍返しのターゲットは1.2590−00、1.2605−25と利食い優先で、売りはこういった位置から1.2630−35、1.2635−50、1.2655−70と売り場を探して、ストップは1.2685−90や1.2695−00超えや1.2700−10、1.2715−20のCapでは売り上がっても、1.2740−50超えでの倍返しとなる。 これを超えると次の重要なポイントは1.2825−30となる。 

(予想時レート&時間:1.2495 07:20)

 

☆ユーロ円

戦略=大きく動けば逆張り

底堅かった99円前半を割れたが、下落は98.75−85レベルまで。総じて揉み合い感じが残っており、98−102円ゾーンの相場が展開が続くのか注目となり、基本はこういったレベルでの逆張りスタンス。本日ところは、上値は99.40−50を超えて、99.65−70での売り狙いのストップは99.80−95超えや99.95−05越えでの倍返し。この位置を超えると一定の反発期待も、100.15−20、100.40−45、100.55−65と利食い&売り直しで、100.75−80がストップ。 100.85−05での再度の売りのストップは101.15−25超え。 一方下値は99.10−20、98.95−00は維持を見て買い下がっても、ストップは98.70−85割れで、倍返しも検討される。 倍返しのターゲットは98.50−60の動向次第で買い戻し。 買いは維持を確認して98.25−35、98.15−25、97.80−00と買い下がって、ストップは97.65割れなどで対応となる。 

(予想時レート&時間:99.35 07:30)

 

☆ポンド円

戦略=売りからも、深追いは禁物

反発が124.40−50でCapされると重い感じ。これをバックに早期に売り気味から、124.65−70超えが倍返しとなるが、ターゲットは124.85−95、125.00−15と利食い&売り直し。 ストップは125.20−25超えで、125.30−35、125.45−55と売り直しで、ストップは125.65−70超えや125.75−85越えでの倍返し。 下値は123.90−00、123.70−80と買い戻しで、買いも検討されるが、ストップは123.45−55割れ。 123.15−25、123.05−10での買い直しのストップは122.90−95割れなどでの対応となる。 

(予想時レート&時間:124.35 07:35)

 

☆オージー円

戦略=若干買いに疑問

下値も底堅いが、上値の80円台も重いという微妙な展開。 ただ、通常強いなら、既に80円にしっかりと乗せているはずで、買いも利食いながら対応しないと、落ちるときは早いので注意。 上値は既に80.15−20を超えないなら、利食いや売り。さもなくば80.25−30、80.35−40、80.45−55などがあれば売り場を探して、ストップは80.70超え。 80.75−80、80.85−00での売り直しのストップは81.00−10超えとなる。一方下値は79.65−70は維持を確認して買っても、ストップは79.40−55割れや79.30割れでの倍返し。 利食いは前述の通り80.15−20を越えないなら、軽く利食って置くのが安心。また下値の倍返しの場合のターゲットは、79.15−25、79.00−10と買い戻し&買い下がって、ストップは78.85割れや78.65割れで倍返し。 ターゲットは78.55−60の動向次第。 割れると78.40−50、78.20−30と買い戻し&買い直しでストップは78.00−10割れで対応。 

(予想時レート&時間:80.05 07:35)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月26日(火)15:30

 

【号外】

 

消費増税関連法案の討議が午後1時からスタートしている。  
 これを前に、独系大手銀行からドル円とユーロ円の大口の売りが持ち込まれ、ドル円が79.43、ユーロ円が99.317、ポンド円が123.71、オージー円が79.59まで下落。
 消費増税関連法案の採決が、午後3時から予定されており、これを睨んで投売りが出たようだ。
 一時米国の大手リポートが、「民主党の崩壊」を材料に円売りを煽ったが、実際実態がわからない状態で、海外勢は円を売ったが、確かに民主党の造反は、民主党が少数与党に転落してしまう「54名」を上回る模様も、民主党が「罰則」を和らげたことで、「予定が違う?」状況となっているようだ。
 注意は結果が、もし、「54名」を上回って、党の分裂や解散総選挙に直ぐに繋がるとは見えず、円売りが出ても、ドル円の上昇は一過性に終わりそうだ。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月26日(火)16:35

 

【号外】海外の向けての戦略

 

《東京概況》

 日本の消費増税関連法案の討議を控え、動きづらい中、消費増税関連法案が衆院で可決、焦点の民主党の造反数が、57名と過半数を維持する数を上回ったが、これによる円売りは限定的。 ユーロドルが1.2524から1.2495まで下落、ドル円も79.79から79.43まで値を下げた。 一方クロス円でも、ユーロ円がドイツ系銀行の売りで99.90から99.30へ下落、ポンド円が124.32から123.71、オージー円が80.05から79.61、NZD円が63.02から62.64、カナダ円が77.64から77.19、スイス円が83.17から82.68まで一時値を下げた。 (16:20現在)

 

《注意点》

国会終了後、小沢派が国会内で会議中(40名)の模様。離党や新党に関して、一定の決定が発表される可能性があり、こういった決定までは、円買いも厳しい。

一方造反議員に関しては、野田総理と輿石幹事長に決定が一任される模様。恐らく厳しい処分はしないと見られることで、党の離脱も54名を超えることは無さそう。(過半数維持)  

 

ドル円 :(予想レンジ=79.10−80.10)

戦略としては、79.50−60と79.75−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は79.85−95、80.00−10と売り上がって、ストップは80.10−20超え。 再度80.35−40、80.45−50での売り直しのストップは80.55−65超えでの倍返し。 一方下値は79.40−45割れや79.30−40割れでの倍返し。 ターゲットは79.10−15、79.0−05と買い戻しで、買いはこういった位置から78.90−95と買い下がって、ストップは78.75−85割れや78.55−65割れで倍返し。(予想時レート:79.75 予想時間 15:30)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2450−1.2600)

戦略としては、1.2490−00と1.2520−25のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は1.2530−40と売り上がって、ストップは1.2545−50超え。 1.2555−65での売り直し。ストップは1.2570−75超えや1.2580−85越えでの倍返し。ターゲットは1.2590−00、1.2605−25と利食い優先で、売りはこういった位置から1.2630−35、1.2635−50、1.2655−70と売り場を探して、ストップは1.2685−90や1.2695−00超えも、1.2700−10、1.2715−20のCapでは売り直しで、ストップは1.2740−50超えでの倍返し。一方下値は、1.2470−75割れでの倍返し。ターゲットは1.2455−60の動向次第。維持では買い戻し&買もストップは1.2435−45割れでの倍返し。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れで、倍返ししても1.2360−65や1.2345−50での買い戻し。この位置の買いは1.2330−35をストップとするか、ストップでずに1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285−90割れ。(予想時レート:1.2510 予想時間 15:40)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.00−100.50)

戦略としては、99.55−60と99.80−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は99.90−05と売り上がっても、ストップは100.15−20越えでの倍返し。ターゲットは100.40−45、100.55−65と利食い&売り直しで、100.75−80がストップ。 100.85−05での再度の売りのストップは101.15−25超えで、倍返ししても101.30−35、101.40−50と利食い&売り上がって、ストップは101.60−75超え。 一方下値は99.35−40と買い下がっても、ストップは99.25−30割れ、99.10−20や99.00−10割れでの倍返し。 ターゲットは98.85−90、98.70−75、98.50−60の動向次第で買い戻し。 買いは維持を確認して対応となるが、ストップは各々タイと気味で対応。 できれば買いは98.25−35や98.15−25、97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れでの倍返し。(予想時レート:99.70 予想時間 15:50)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.00−125.00)

戦略としては124.00−05と124.30−35のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は124.45−50と売り上がって、ストップは124.65−70超えで、倍返ししても、124.85−95、125.00−15と利食い&売り直し。 ストップは125.20−25超えで、125.30−35、125.45−55と売り直しで、ストップは125.65−70超えや125.75−85越えでの倍返し。 下値は123.90−95と買い下がっても、ストップは123.70−80割れや123.55−60割れでの倍返し。 ターゲットは123.45−50、123.15−25と買い戻し。 買いはこういった位置から123.05−10と買い下がって、122.90−95割れがストップ。倍返しも検討されるが、ターゲットは122.45−65での買い戻し&買い。ストップは122.10−15割れ。(予想時レート:124.15 予想時間 15:55)

 

オージー円 :(予想レンジ=79.00−80.50)

戦略としては、79.70−80と79.95−05のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は80.10−15と売り上がって、ストップは80.25−30超え。80.35−40、80.45−55での売り直しのストップは80.65−70超えも、80.75−80、80.85−00での売り直し。ストップは81.00−10超えでの倍返し。一方下値は79.55−65をストップとして、79.40−50では買い直しも、ストップは79.30−35割れでの倍返し。ターゲットは、79.15−25、79.00−10と買い戻し&買い下がって、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。 ターゲットは78.55−60の動向次第。 割れると78.40−50、78.20−30と買い戻し&買い直しでストップは78.00−10割れ。(予想時レート: 79.80 予想時間 16:00)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.00−63.40)

戦略としては、62.70−75と62.95−05のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は63.15−25超えがストップ。 63.30−40、63.45−50、63.55−60と売り直しで、ストップは63.70−75超えでの倍返し。下値は62.60−65割れをストップ、62.50−60で買い直しも、62.35−45割れがストップ&倍返しとなる。 ターゲットは62.20−30、62.10−20と買い戻しで、買いはこういった位置から62円前後まで慎重に買い場を探して、ストップは61.85−95割れや61.65−75割れでの倍返し。 (予想時レート: 62.85 予想時間 16:05)

 

カナダ円 :(予想レンジ=76.85−78.20)

戦略としては、77.35−40と77.60−65のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は77.70−75超えをストップ&倍返しも、77.85−90での利食い&売り直し。 このストップは78.00−05超え。 78.10−20、78.30−40、78.45−50と売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。下値は77.25−30と買い下がって、ストップは77.15−20割れや77.00−10割れ割れでの倍返し。 ターゲットは76.85−90、76.70−85の動向次第で買い戻し。 割れての再順張りも検討されるが、ターゲットは76.50−55、76.40−45と買い戻し。(予想時レート:77.50 予想時間 16:15)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.00−83.30)

戦略としては、82.75−85と83.10−20のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は83.20−30と売り上がって、ストップは83.35−45超え。 83.55−65、83.70−75での売り直しのストップは83.85−95超えとするか、83.95−05と売り上がるならストップは84.10−15超えや84.20−30超えでの倍返しとなる。 下値ストップが82.55−70割れで、82.45−55割れが倍返し。 ターゲットは、82.30−35、82.15−25と買い戻しで、買いは82.00−05まで買いっても、ストップは81.80−90割れでの倍返し。 ターゲットは81.65−70、81.45−60と買い戻し&買い下がって、ストップは81.30−40割れで、81.00−20での買い直しのストップは80.75−90割れ。(予想時レート:82.85 予想時間 16:15)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月26日(火) 12:00

 

【号外】

(中長期的な戦略)

 

ドル円

25日の80.62から急速に下落が進んでいる。現状下値は79.438までだが、日足ベースからは、この79.35−45ゾーンを割れると、79円前後のサポートまでターゲットとなるが、買い場探し。 ただ、これも78.80−85や78.60−65を割れると、77.95−78.15ゾーンまで視野となるので、一旦止めて買い直し場を探すか、79円、78円と買い下がるつもりなら、ストップを77.65−70割れで対応となる。 一方上値は既に80.00−10は売りとなり易く、80.10−20を超えると、80.20−30、80.35−40、80.45−50が視野となるが、売り上がりでの対応。 あくまで80.60−65を次に超えて81.45−50、81.65−90なども視野となるが、雲の上限が控え、82円を超えるまでは売り直しとなる。 

 

ユーロドル

6月1日の安値1.2285−90から反発が1.2740−50でCapされて、上値つきからは、上値は特に1.2580−85がCapされると弱い。 1.2545−50、1.2555−65などの反発での売りはこの位置を倍返しストップで対応。 超えて1.26前後、1.2635−50から1.2705−10などが視野となるが、利食い優先から売り場探し。 ストップは1.2740−50が倍返しとなる。

下値は1.2470−75が現状は維持されているが、割れると1.2440−50、1.2410−15などが視野となるが、サポート圏から買いが検討されるも、1.2385−90を割れるなら止める形。 再度の買いは1.2345−65、1.2310−35などで検討しても、1.2285−90がストップとなる。 

 

ユーロ円

上値は101.60−65がトピッシュとなり調整気味。既に100.40−45、101.10−25ゾーンが上値を抑える可能性があり、利食い&売り場。 ストップは101.60−65で、超えても102.10−15を超えるまでは売り直し。超えて104円方向の可能性が出てくるが、しっかりとロングは利食う形が安全となりそうだ。

下値は、現状支えている99.00−20ゾーンの維持が出来るか焦点。騙し的な動きの可能性があり、突っ込み売りも難しいが、少なくともこの手前で、ロングを持っている場合は、ストップしておきたい。 その場合98.30−35から98円前後のサポートが買いを検討する位置。 ストップはできれば、97.05−10や96.75−80に置いて、97円見ドルまで買い下がりの余裕を持って対応したい。

 

ポンド円

既に6月21日の125.84が戻り高値をつけている可能性あるので注意。 上値は124.60−80の窓の上限、125.00−50ゾーンがCapされると弱いので、利食い優先から早期には、反発があれば売りを検討する形。 ストップは125.90。 

下値は、123.45−50や123.15−20を守るなら、ショートは買い戻し優先も、こういった位置を割れると、相場が崩れ気味となるので注意。この手前の買いは、ストップで、倍返しも検討される。 その場合122.45−65、122.10−15ゾーンなどが一旦買い戻し&買い場となる。 ただ、これも121.90−95を割れると、121.30−35、120.85−90などもターゲットとなるので注意となるが、119.75−80を割れるまで、中長期のモメンタムの買いからは120円台は買い場を探す形が想定される。  

 

オージー円

74.40−50の安値から急速に値を81.55−60まで拡大したが、トピッシュとなっており、上値追いは出来ない。上値は80.15−40がCapされると重く、80.95−81.10を再度超えるまでは利食い優先から売り場探し。81.55−60や81.60−70に置ければベター。

下値は現状79.30−35レベルが維持されているが、前述の上値を抑えられると、未だ下落が拡大する可能性があり、79.30−35や78.70−80割れがマイナスで、その場合78.05−10などが視野となるが、一旦買いが入り易い、ショートは買い戻し優先。買いは77.65−70がストップとなる。 また更に割れた場合76.65−95、75.95−00なども視野となるが、こういった下落があれば買いの好機と成る。 ストップは75.20−25や74.40−50割れに置けばベター。 ただ、こういった下落の場合、利食いは戻っても80円が限界となる可能性があるので注意。 当面は76−78円ゾーンが維持して反発も、80円台は重いト考えて、利食いをしっかりとしておきたい。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月26日(火)09:45

 

【今日の一言】

 現状は一旦戻っているが、上値が重くなりそう。変化日を考慮すると、じっくりと戻りを待って売り場探しが戦略の中心となる。

 

【昨晩の海外】

昨晩の海外市場では、スペインやイタリアの国債利回りが上昇、欧米株が大幅に値を下げたことで、リスク回避の動きが強まった。 ユーロドルは、独政府報道官が「週末のEUサミットで、ギリシャに関する決定はない」との見解を示したことやメルケル独首相が、欧州共同債を拒否するとの考えを示したことなどで1.24717へ下落、ポンドドルが1.5539、ドル円が79.438まで値を下げ、ドルスイスは0.9630まで上昇した。

 一方クロス円では、NYダウが一時180ドル超えの下落となったことで、値を下げた。 ユーロ円が99.168、ポンド円が123.60、オージー円が79.32、NZD円が62.43、カナダ円が77.09、スイス円が82.59まで下落した。 

 

【本日の材料】

12:50 () デベルRBA総裁補佐講演

17:30 () 5月財政収支(前回+188億ポンド)

17:30 (ユーロ圏) スペイン短期債入札(3カ月物、6カ月物)

17:30 (香港) 5月貿易収支 (前回-429HKD) 

18:00 () キングBOE総裁、デールMPC委員、マイルズMPC委員、ブロードベントMPC委員「財政特別委員会で証言」

18:00 (ユーロ圏) 伊長期債入札

18:30 () 英インフレ連動債入札(12.5億ポンド)

19:00 (ユーロ圏) バローゾ欧州委員長講演

21:00 (ハンガリー) ハンガリー中銀政策金利発表 

22:00 () 4SP/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] (前回-2.57 予想-2.10) 

23:00 () 6月消費者信頼感指数 (前回64.9 予想64.0) 

23:00 () 6月リッチモンド連銀製造業指数 (前回4 予想5) 

01:00 (ユーロ圏) デギンドス・スペイン経済相「議会で救済策について説明」

スペイン15月財政収支(前回-254.6億ユーロ)

2年国債入札(27000億円)、米2年国債入札(350億ドル)

衆院での消費税増税法案採決

 

【注目ポイント】

1)衆院での消費税増税法案採決

2)スペイン・イタリア国債入札・スペイン15月財政収支

3)米経済指標

 

【高島暦&アストロ】

 高島暦=「変化注意日、後場の足取りに注意肝要」

 メリマン=NYダウの変化日(27日土星、28日金星の逆行)

 

既に昨日のNYダウの下げが、今日の変化日を睨んだ動きの可能性がありそう。 変化日は1−3日づれることがあるが、今回の変化日は今年最大とも言われており、今日株価が続落するかどうか、特に後場=海外は大注意。 変化日自体は、確かに下げだけではないが、続落ならリスク回避の動きは、現状に留まらない可能性に留意したい。 

 

【今日のウラ読み】

1)少なくとも今日の採決まで円売りが続くと見たが、昨日大きく下げており、既にドル円、クロス円の上値は重そう。もし、午後の採決の結果を受けて円売りに傾くなら、絶好の利食い&売り場となると見たい。

2)直近回復していたスペイン・イタリアの国債の利回りが再度急上昇。週末のEUサミットに対する悲観的な見方が主流と見られるが、それでも再度スペイン債が、7%台へ突入しないなら問題は大きくなさそう。またEUサミットも控えており、逆転もあるのでユーロ相場としては、突っ込み売りも難しい。逆張り的なスタンスで検討したい。

3)直近株価中心で、経済指標に対する反応は鈍い。ただ、リッチモンド製造業指数などは、案外ドラスティクな悪い数字となることがあり、変化日と合わせて注意となる。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=戻り売り

下落が79.40−45まで拡大も、この位置を維持する形。上値は79.75−85の窓のCapでは弱く、売って79.85−95の戻り高値を超えるなら止めるか、80.00−10と売りあがって、ストップは80.20超え。 または80.20−30、80.35−40、80.45−50と順次売り場を探すなら、ストップは80.65超え。 下値は79.65−70が維持されると買い戻し優先。 買いは79.50−60の維持を見て買っても、79.40や79.30割れがストップ。 倍返しも検討されるが、79.10−15の節目、79.00−05の窓の下限と買い戻しで、買いはこういった位置から78.90−95の上昇スタート位置での買い狙い。 ストップは78.75や78.55割れなどで対応できればベター。

(予想時レート&時間:79.75 09:40)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

上値は1.2505−15の窓の下限が押さえられるか注目して対応。 超えると1.2520−25の窓の上限でそれ以前の安値、1.2530−40の戻り高値が視野となるが、レジスタンスから売りが出易く売り狙い。 ただ、下げが甘ければ買い戻し優先。売りのストップは1.2550超えで。 再度1.2555−65のギャップの売り直しは、1.2575や1.2585がストップ。この位置は金曜日に押さえていた位置で、これを超えると一定の反発期待から、倍返しや順張りも一考となる。 ターゲットは1.2590−00の窓、1.2605−10から1.2620−25の窓と利食い優先。 1.2630−35の窓の下限、1.2635−50のそれ以前の安値は売り直し位置。 ストップは1.2660や1.2670などで対応。 下値は1.2485−95が支えると堅調な可能性があり、買い戻し優先。 買いは上値がついた後は厳しいが、維持できれば検討される。 ストップは1.2470割れにおいて、倍返しも検討される。倍返しのターゲットは1.2455−60での買い戻しで、買いは維持を確認するも、1.2435−45を次に割れると流石に調整が深まるので注意。しっかりとストップを置いて、倍返しも検討されるが、ターゲットは1.2425−30、1.2410−15、1.2395−05と買い戻しで、買いは1.2380がストップとなる。 

(予想時レート&時間:1.2500 06:45)

 

☆ユーロ円

戦略=突っ込み売りは避けて、しっかりと戻りを待って売り狙い

下落が99.15−20まで再拡大。99円台の維持が4度目となり、不透明な感じは残るので注意。 総じて98−102円ゾーンの相場展開が続くのか注目したい。

下値は現状既に反発的で、99.55−60が維持されると買っても、99.45−50割れがストップ。 99.35−40、99.25−30などは維持で買い直しも、99.10や99.00を割れるなら止める形。 ただし、99円割れが騙し的な動きとなる形も想定されるので注意となるが、98.85−90、98.70−75での買いも98.50割れがストップとなる。 一方上値は99.75−85を越えないなら利食い優先。超えて99.95−05での利食い&売りで、ストップは100.20超え。 倍返ししても100.40−45の節目、100.55−65の窓の上限と利食い&売り場探し。100.80がストップ。 100.85−00の窓、101.00−05の売り直しのストップは101.25超えとなる。 

(予想時レート&時間:99.80 09:20)

 

☆ポンド円

戦略=逆張り的なスタンスだが、戻り売りがメイン

下落が123.55−60まで拡大も、これを維持する形。下値は124.00−10が維持されると早期は買いも、ストップは123.85割れで、123.75−80、123.55−60を買いなおしても、ストップは123.45割れとなる。また割れるケースからは123.15−25の下ヒゲ、123.05−10の戻り安値なども視野となるが、下方ブレイクは不透明。売り方は買い戻し優先から買いも検討されるが、122.90−95を割れるなら止める形が無難。 一方上値は124.45−50の窓のCapでは弱く、利食い&売り。 このストップは124.70超え。 124.75−80、124.85−95から125.00−15の窓での売り直しは125.25がストップ。 125.30−35から125.45−55の戻り高値での売り直しは125.85がストップとなる。 

(予想時レート&時間:124.25 09:35)

 

☆オージー円

戦略=戻り売り場を探すも、下げが甘ければ買い戻し優先

下落が79.30−35まで拡大も、この位置は強くサポートされている。 下値は既に79.55−65が維持されると強いので、79.75−80などがあれば買い迎い。またこういった位置を維持できない場合、79.40−50での買い直し。 ストップは79.30割れで。 79.15−25、79.00−10での買い直しは78.85や78.65がストップとなる。 上値は80.10−15の窓のCapでは弱いので利食い優先から売り。 ストップは80.30超え。 再度80.35−40から80.45−55の窓の上限ではレジスタンスから売り直し位置。 80.70がストップとなる。 超えて、80.75−80の窓の上限から80.85−00が視野となるが、売り直し位置。 81.00−10を超えても81.30−45の戻り高値が再Capすると上値追い出来ない。

(予想時レート&時間:79.95 09:30)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月25日(月)

16:30

 

【海外に向けての戦略】

 予想外にリスク回避の動きで、円が買い戻される形。 消費税問題がある明日までは持つと思ったが、どうも甘かったようだ。 ただ、未だ下値が維持されており、更に下落が拡大するとの見方はしていないが、NY株が下げるとリスクが拡大することで、今日のところは一旦戻ったら、しっかりとロングははずしておきたい。 

 

《マーケット・センチメント》

25日の東京市場は、アジア株の軟調を受けて、リスク回避の動きが強まった。ユーロドルは1.2558から1.2497まで下落、ドル円も80.62から80.04まで値を下げた。 一方クロス円も利食いが優勢となり、ユーロ円が101.12から100.06、ポンド円が125.67から124.58、オージー円が80.98から80.12、NZD円が63.59から62.99、カナダ円が78.56から77.92、スイス円が84.19から80.30まで値を下げた。 (16:20現在)

 

Forex Radio「だいまんの為替で大儲け?!」(ネットで聞ける為替放送)

 http://www.forexradio.net          

☆円を救え(毎日の朝夕のドル円相場予想)

 http://www.savetheyen.com/

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=79.70−80.50)

戦略としては、80.05−15と80.20−30のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は80.35−40、80.45−50と売り上がって、ストップは80.55−65超えでの倍返し。 ターゲットは80.70−80、80.85−95と利食い&売り直しで、ストップは81.00−05超え。 下値は79.90−00割れがストップで、倍返ししてもターゲットは79.85−90、79.70−75と買い戻し&買い下がって、ストップは79.50−60割れや更に買い下がっても、79.30−40割れでの倍返し。 ターゲットは79.10−15、79.00−05と買い戻しで、買いはこういった位置から78.90−95と買い下がって、ストップは78.75−85割れや78.55−65割れで倍返し。 (予想時レート:80.10 予想時間 15:20)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2450−1.2600)

戦略としては、1.2520−25と1.2530−40のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は1.2545−50をストップとしても、1.2555−65での売り直し。ストップは1.2570−75超えや1.2580−85越えでの倍返し。ターゲットは1.2590−00、1.2605−25と利食い優先で、売りはこういった位置から1.2630−35、1.2635−50、1.2655−70と売り場を探して、ストップは1.2685−90や1.2695−00超え。下値は慎重な順張りから1.2510−15、1.2495−00と買い戻しで、買いは1.2485−90と買い下がって、ストップは1.2470−75割れ。 再度1.2455−60は維持を確認できれば買う形。 ストップは1.2435−45割れでの倍返し。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れ。(予想時レート:1.2530 予想時間 15:30)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.50−101.00)

戦略としては、100.25−30と100.55−65のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は100.75−80をストップとしても、100.85−05での売り直し。このストップは101.15−25超えで、倍返ししても101.30−35、101.40−50と利食い&売り上がって、ストップは101.60−75超え。一方下値は100.10−20、100円前後と慎重に買い下がって、ストップは99.80−90割れでの倍返し。ターゲットは99.65−70、99.50−60と買い戻しで、買いはこういった位置から99.45−50と買い下がって、ストップは99.10−20割れや99.00−10割れ。(予想時レート:100.30 予想時間 15:35)

 

ポンド円 :(予想レンジ=124.00−125.50)

戦略としては124.75−80と125.00−15のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は125.20−25をストップとしても、125.30−35、125.45−55と売り直しで、ストップは125.65−70超えや125.75−85越えでの倍返し。 ターゲットは125.90−00、126.10−15利食い、売りはこういった位置から126.20−35と売り上がって、ストップは126.40−50超えでの倍返し。 一方下値は124.60−70、124.50−55と買い下がって、ストップは124.35−40割れ。124.15−30、124.00−10での買い直しのストップは123.90−95割れで倍返ししても、 123.45−50や123.15−25を前に下げ止まりでは買い戻しとなる。買いは123.05−10の維持を見て、122.90−95割れがストップ。(予想時レート:124.80 予想時間 15:45)

 

オージー円 :(予想レンジ=79.50−81.00)

戦略としては、80.15−20と80.35−40のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、80.45−55と売り上がって、ストップは80.65−70超えも、80.75−80、80.85−00での売り直し。ストップは81.00−10超えでの倍返し。 ターゲットは81.30−45のCapでは利食い&売りも、ストップは81.55−60超えや更に売り上がっても、81.60−70超えでの倍返し。 一方下値は80.00−05、79.85−90と買い下がって、ストップは79.70−80割れで、79.60−65、79.45−50での買い直しのストップは79.35−40割れ。79.15−25、79.00−10と再度買っても、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。(予想時レート: 80.20 予想時間 15:55)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.50−63.50)

戦略としては、62.90−00と63.15−25のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は63.30−40をストップとしても、63.45−50、63.55−60と売り直しで、ストップは63.70−75超えでの倍返し。 ターゲットは63.85−95、64.05−10と利食い優先から、売りはこういった位置から64.25−30、64.50前後、64.75−80と順次売り場を探して、ストップは64.95−00超え。 一方下値は62.75−85割れがストップで、積極的なら倍返しも検討されるが、ターゲットは62.55−65、62.35−45と買い戻しで、買いはこういった位置から62.20−30、62.10−20、62円前後まで慎重に買い場を探して、ストップは61.85−95割れや61.65−75割れ。(予想時レート: 63.10 予想時間 16:05)

 

カナダ円 :(予想レンジ=77.50−78.50)

戦略としては、77.90−95と78.10−20のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、78.30−35をストップとするか、78.35−40、78.45−50と売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。一方下値は77.75−85割れでの倍返し。ターゲットは77.50−60での買い戻し&買いで、ストップを77.30−35割れとして、77.20−25、77.00−10、76.85−90と買い直して、ストップは76.75−85割れや76.70−75割れでの倍返し。 (予想時レート:77.95 予想時間 16:05)

 

スイス円 :(予想レンジ=83.00−84.00)

戦略としては、83.25−30と83.55−65のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は83.70−75と売り上がって、ストップは83.85−95超えとするか、83.95−05と売り上がるならストップは84.10−15超えや84.20−30超え。 一方下値ストップを83.10−20割れとするか、82.95−00、82.80−90と買い下がって、ストップはタイト気味または、更に買い下がっても82.45−55割れでの倍返し。 (予想時レート:83.35 予想時間 16:20)

 

 

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月25日(月)

 

【今日の一言】

方向感が出づらいが、海外勢は円売り継続か?

 

【金曜日の海外】

ドルが堅調な推移を継続して終了した。 ユーロドルは、1.25199から欧州中央銀行が、資金供給の際の担保条件を緩和したことや独、仏、伊、スペインの四カ国首脳で、欧州連合はGDPの約1%相当する13兆円の成長支援策を導入する必要あるとの認識で一致したことで、1.25834まで反発したが、ユーロ共同債には否定的だこと、メルケル独首相が「銀行を直接支援することは条約違反」、連銀報道官が「受け入れる必要のない担保は受け入れないだろう」との見解を示したことで値を消した。 ポンドドルは1.5634から1.5557へ下落、ドルスイスが0.9543まで値を下げ、ドル円は80.24から80.53まで上昇した。 一方クロス円では、ユーロ円が100.56から101.23へ一時反発、ポンド円が125.10まで値を下げ、オージー円は80.38から81,98、NZD円は63.06から63.72、カナダ円は77.96から77.56で堅調に推移、スイス円は83.74から84.30まで一時上昇した。

 

【本日の材料】

15:00 () 7GFK消費者信頼感調査 (前回5.7 予想5.6)

21:30 () 5月シカゴ連銀全米活動指数(前回+0.11

22:00 (ユーロ圏) コエリョ・ポルトガル首相演説

23:00 () 5月新築住宅販売件数 (前回34.3万件 予想34.6万件) 

23:00 () 5月新築住宅販売件数 [前月比] (前回+3.3 予想+0.7) 

23:30 () 6月ダラス連銀製造業活動指数(前回-5.1 予想±0.0) 

01:00 (ユーロ圏) アスムセンECB理事講演

 

【注目ポイント】

1)日本の消費税関連法案

2)シリア問題

3)5−10日+6月中間決算を睨んだ展開

 

【高島暦&アストロ】

「押し目にあるときは、急伸することあり」

 

 押し目とは言えないので、無視して良さそう。 ただ、消費税関連法案がらみでは、鳩山氏が、反対に回ったようで、こういった面で海外勢が円売り気味となりそうで、今日は円が軟調気味か?

 

【今日のウラ読み】

1)日本の消費税関連法案は、26日にも衆院で採決される見通し。ただ、焦点は反対に回っている小沢派の動向で、週末鳩山氏が反対を表明したことで、造反が70人規模に拡大する模様。基本的に消費税導入が決定されると円買い要因だが、海外勢は民主党の分裂や9月にも解散総選挙になるとの思惑から、円売りに群がっている。つまりこの面での円売りには限界がある。 あくまでポイントは、解散総選挙になって、新たな政権への期待感から、株価が好感する動きとなるか注目したい。その場合政治混迷からの円売りというより、リスク・オンの状態からの円売りの状況となる形が想定される。

2)トルコ機のシリア空軍の撃墜に関しては、通常地政学リスクにつながり易いが、この面では、ドルよりは、近い位置にあるユーロに悪影響となる形。ただ、現況トルコとシリアが実戦に突入しなければ、影響は軽微と思われるが、今後の進捗は注意しておきたい。

3)毎週月曜日は方向感が出づらいが、一応5−10日なので、仲値に向けて円売りニーズがあるか注目となる。仲値までは売りが出易くも、そろそろ輸出の売りも出てくる可能性がありそう。 また、今週は週末の海外の中間決算末を睨んで、フロー中心の動きとなりそうで、その場合売り買いがレベル感と別に出てくるので注意。 特にはユーロドルでは、欧州時間にユーロ買いとなり易いが、米国時間はユーロ売りになり易いことは留意しておきたい。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=押し目買い先行

高いレベルにあっても、なかなか下げず、以前号外で話たように、売りはタイミングが全て。現状今日は5−10日もあり、押しは甘そう。 下値は80.35−45、80.25−30への調整があれば買い下がりから。ストップは80.20は近いレベルで。 さもなくば、80.35−45、80.05−15と買い下がりで、ストップは79.90割れ。 または79.85−90から79.70−75まで買い下がりなら、79.50割れがストップとなる。 上値は80.55−65の上抜けがキーだが、通常オプションなどを睨んでも、80.70−80や81円は売りが出易いので利食い優先。 売りはできれば、81.50超えをストップで検討する形からは、81円手前の売りは、これを超えるなら一旦止めて、81.10−20、81.20−35などで検討する形。

(予想時レート&時間:80.50 08:15)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

案外1.2580−85が重かったので、今日も上値は重い見たほうが良さそう。 1.2570−75方向への反発での売りのストップは1.2585を超えで、倍返しも検討される。 ただし1.2590−00の窓、1.2605−10、1.2620−35と利食い優先から、売りは1.2635−50、1.2655−70と再度売り場を探して、ストップは1.2690や1.2700超え。 下値は1.2535−45が維持されると買い戻し優先も、1.2520−25や1.2510−15を割れると、1.2495−00、1.2485−90での買い戻しで、買いは維持を見て、1.2470がストップ。 1.2455−60は若干打不透明だが、1.2435−45を次に割れると流石に調整が強まるので、こういった位置を睨んで戻り売りを仕掛けるのも一考となるが、その場合のターゲットは1.2425−30、1.2410−15での買い戻しとなる。 買いは1.2395−05で、ストップを1.2380割れに置いて対応となる。 

(予想時レート&時間:1.2555 06:30)

 

☆ユーロ円

戦略=レンジ・トレード

若干揉み合いの様相で、上下に動けば逆張り程度。 下値は100.95−00、100.70−85が維持されると堅調だが、100.55−65や100.40−50を割れると、100.10−25や100円のサイコロジカルまで視野となるので、安全なら100円方向があれば買いを検討する形。 ストップは99.80割れ。 99.65−70から99.50−60や99.45−50の戻り安などの買いは99.10−20や99.00−10がストップとなる。 98.50−75ゾーンをストップとするなら、99円程度から買い場探しとなる。 一方上値は、引き続き102.10−15を超えるまでは上昇も覚束ず、利食い優先から売り場探し。 101.15−25、101.35−35、101.40−50での売りは101.75超えがストップ。 101.90−00の売り直しは102.15がストップで、積極的ならこれを超えても押し目買いスタンスとなる。 

(予想時レート&時間:101.00 08:25)

 

☆ポンド円

戦略=レンジ・トレード

下値は125.15−25が維持されると良いが、125.00−10を割れると、124.75−90や124.60−70、更に割り込むと124.50−55の戻り安値なども視野となることで、124.50−55まで買いは待ちたい。 ストップは124.35割れが近いレベル。 124.15−30、124.00−10まで買い下がるなら、123.90割れがストップ。 上値は125.75−85が強くCapされており、これを超えるまでは利食優先から、 125.45−55、125.55−65などは利食いで、売りも検討される。125.75−85を超えて125.90−00の戻り高値、126.10−15、126.20−35の窓が視野となるが売りが出易い。 売りのストップは126.50超えとなる。  

(予想時レート&時間:125.40 06:50)

 

☆オージー円

戦略=上値追いは出来ず、深押し待ち

下値は80.60−70、80.45−55で買っても、2度支えた80.35を割れるなら止めるスタンスは重要。 または80.15−25、80.00−05、79.85−90を待って買い下がって、ストップは79.70割れとなる。 上値は81.00−10を超えないなら利食い優先。これをバックに売りからのスタートも検討される。 超えても81.30−45では利食い&売り。 ストップは81.70超えで、倍返しも検討されるが、ターゲットは81.95−00、82.10−20と利食い&売りあがって、ストップは82.50超えとなる。 

(予想時レート&時間:78.85 08:45)

 

《フォレックス・ラジオ雑記》

 今日は、キャプテン大倉がゲスト。 U−Stream版リアル放送は、午後6時半スタート。 オン・ディマンド放送は、午後8時頃アップ予定。

毎回独自の毒舌で人気が高いが、今回は特に最近参加した横尾さんが、初めてキャプテン大倉と対決。 さてさて、一体どんな「たずな捌き」を見せるか興味深い。

http://ustream.forexwave.net/

 

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月23日(土)

 

【週間6月25−29の材料】

6/25()

15:00 () 7GFK消費者信頼感調査 (前回5.7 予想5.6)

21:30 () 5月シカゴ連銀全米活動指数(前回+0.11

22:00 (ユーロ圏) コエリョ・ポルトガル首相演説

23:00 () 5月新築住宅販売件数 (前回34.3万件 予想34.6万件) 

23:00 () 5月新築住宅販売件数 [前月比] (前回+3.3 予想+0.7) 

23:30 () 6月ダラス連銀製造業活動指数(前回-5.1 予想±0.0) 

01:00 (ユーロ圏) アスムセンECB理事講演

 

6/26()

12:50 () デベルRBA総裁補佐講演

17:30 () 5月財政収支(前回+188億ポンド)

17:30 (ユーロ圏) スペイン短期債入札(3カ月物、6カ月物)

17:30 (香港) 5月貿易収支 (前回-429HKD) 

22:00 () 4SP/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] (前回-2.57 予想-2.10) 

18:00 () キングBOE総裁、デールMPC委員、マイルズMPC委員、ブロードベントMPC委員「財政特別委員会で証言」

18:00 (ユーロ圏) 伊長期債入札

18:30 () 英インフレ連動債入札(12.5億ポンド)

19:00 (ユーロ圏) バローゾ欧州委員長講演

21:00 (ハンガリー) ハンガリー中銀政策金利発表 

23:00 () 6月消費者信頼感指数 (前回64.9 予想64.0) 

23:00 () 6月リッチモンド連銀製造業指数 (前回4 予想5) 

01:00 (ユーロ圏) デギンドス・スペイン経済相「議会で救済策について説明」

スペイン15月財政収支(前回-254.6億ユーロ)

2年国債入札(27000億円)、米2年国債入札(350億ドル)

 

6/27()

07:45 (NZ) 5月貿易収支 (前回+3.55NZD)  

18:00 (ユーロ圏) 伊短期債入札

19:00 () 6CBI流通取引調査(前回+21)

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回-0.8)

21:00 () 6月消費者物価指数・速報 [前月比] (前回-0.2)  

21:00 () 6月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+1.9 予想+1.9) 

21:30 () 5月耐久財受注 [前月比] +0.2(0.0) (前回+0.5) 

21:30 () 5月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] (前回-0.6%(-0.9%) 予想+0.7)  

23:00 () 5月中古住宅販売成約 [前月比] (前回-5.5 予想+1.5) 

23:30 () 週間原油在庫[前週比](前回+286.1万バレル)

メルケル独首相「キリスト教民主同盟(CDU)イベントに出席」

5年国債入札(350億ドル)

 

6/28()

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

09:20 (NZ) イングリッシュNZ財務相講演

10:00 (NZ) 6NBNZ企業活動見通し(前回34.9)

10:00 (NZ) 6NBNZ企業信頼感(前回27.1)

15:00 () 6月ネーションワイド住宅価格(前回+0.3 予想+0.1)

14:00 (スイス) ダンシンSNB副総裁講演

16:55 () 6月失業者数 (前回0.0万人)  

16:55 () 6月失業率 (前回6.7 予想6.7) 

17:30 () 1四半期GDP・確報値 [前期比] (前回-0.3 予想-0.3) 

17:30 () 1四半期GDP・確報値 [前年比] (前回-0.1 予想-0.1)  

17:30 () 1四半期経常収支 (前回-85GBP 予想-89GBP) 

18:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・確報 (前回-19.6) 

18:00 (ユーロ圏) 6月経済信頼感(前回90.6)

18:30 (南ア) 5月生産者物価指数 [前年比] (前回+6.6 予想+6.6)  

20:00 (ユーロ圏) コンスタンシオECB副総裁講演

20:00 (チェコ) チェコ国立銀行政策金利発表 

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回38.7万件)  

21:30 () 1四半期GDP・確報値 [前期比年率] (前回+1.9 予想+1.9)  

21:30 () 1四半期個人消費・確報値 [前期比] (前回+2.7 予想+2.7) 

21:30 () 1四半期GDPデフレーター・確報値[前期比](前回+1.7 予想+1.7) 

21:30 () 1四半期コアPCEデフレーター・確報値[前期比](前回+2.1 予想+2.1)

00:30 () ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演

EU首脳会議、ガイトナー米財務長官「スバラオ・インド中銀総裁と会談」

7年国債入札(290億ドル)

 

6/29()

07:45 (NZ) 5月住宅建設許可 [前月比] (前回-7.2)  

08:00 () フィッシャー・ダラス連銀総裁講演

08:01 () 6GFK消費者信頼感調査 (前回-29 予想-29)  

08:30 () 5月全国消費者物価指数 [前年比] (前回+0.4 予想+0.2)  

08:30 () 5月全国消費者物価指数 [前年比:除生鮮] (前回+0.2 予想0.0) 

08:30 () 5月失業率 (前回4.6 予想4.6) 

08:30 () 5月有効求人倍率 (前回0.79 予想0.80)  

08:50 () 5月鉱工業生産・速報 [前月比] (前回-0.2 予想-2.8) 

08:50 () 5月鉱工業生産・速報 [前年比] (前回+12.9 予想+6.7)  

13:00 () ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演

14:30 () 1四半期GDP・確報値[前年比] (前回+0.3)  

14:30 () 1四半期GDP・確報値[前期比](前回±0.0)

15:45 () 5月生産者物価指数 [前年比] (前回+2.7) 

16:00 (スイス) 6KOF先行指数 (前回0.81)  

17:00 (ユーロ圏) 5月マネーサプライM3・季調済 [前年比] (前回+2.5 予想+2.2) 

18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+2.4 予想+2.4)  

18:00 (香港) 5月月次政府財政収支 (前回+5HKD) 

19:00 () 外国為替平衡操作の実施状況(530日〜627)

21:00 (南ア) 5月貿易収支 (前回-99ZAR)  

21:30 () 4GDP [前月比] (前回+0.1 予想+0.2)  

21:30 () 5月個人所得 [前月比] (前回+0.2 予想+0.2)  

21:30 () 5月個人支出 [前月比] (前回+0.3 予想+0.1) 

21:30 () 5PCEデフレーター [前年比] (前回+1.8 予想+1.6) 

21:30 () 5PCEコア・デフレーター [前月比] (前回+0.1 予想+0.2)  

21:30 () 5PCEコア・デフレーター [前年比] (前回+1.9)  

22:05 () ブラード・セントルイス連銀総裁講演

22:45 () 6月シカゴ購買部協会景気指数 (前回52.7 予想53.0) 

22:55 () 6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 (前回74.1 予想74.5)  

EU首脳会議

 

6/30(土)

アイスランド大統領選挙

 

7/01(日) 

豪州炭素税を導入、メキシコ大統領選挙

10:00 () 6月製造業PMI(前回50.4)

 

【来週の焦点】

  来週の外国為替市場は、6月の海外中間決算期末を控えて、EU首脳会合が、欧州信用不安を懐柔するようなメッセージを発することが出来るか、焦点となるが、経済指標としては、大きな材料は少なく、欧米のレパトリなどを含めたフロー中心の動きに終始しそうだ。 

 

《欧州信用不安》

 週末、スペインは25日にも銀行支援を正式に要請すると発表した。 21日、スペインは国内銀行の外部監査結果を公表し、景気の大幅な悪化を想定したストレスシナリオで、510億―620億ユーロの追加資本が必要になると明らかにした。 一応この点では、ユーロ圏が決定した支援策1000億ユーロの範囲内であり、好感されるが、 現状週末に行われたスペイン、フランス、イタリア、ドイツの4首脳会談では、1%の成長戦略を容認するも、スペインの銀行への直接的な資本注入には否定的な見解が示されており、更に未だ欧州共同債の発行などには否定的な見解が続いてる。 28−29日に開催されるEU圏首脳会合で、銀行セクターの統合や他の金融安定化措置の推進、スペインへの銀行支援の問題なで、強い協調姿勢を示せるかが大きな焦点となる。 

 

《半期末のフロー》

 6月末は海外の中間決算期末で、様々なフローが出るので注意。 また欧州系金融機関では、BISなどの資本増強達成期限となっていることで、最後のレパトリのフローが出てくるか注目となる。 一方ヘッジ・ファンドなども、株価絡みのフローや益出しのポジション調整が出る可能性がり、レベル感に関わらず、相場の撹乱要因となることは留意しておきたい。

 一応欧州系金融機関のレパトリは既に一巡していると考えられるが、MSCIなど株価インデックスの調整は未だ出易いので、恐らくドル買いのフローとなり易いので注意となる。  

 

《経済指標》

 経済指標としては、25日に米5月米新築住宅販売件数、26日にスペイン1−5月財政収支、米4月S&P/ケース・シラー米住宅価格指数、米6月消費者信頼感指数、米6月リッチモンド連銀製造業指数、27日にNZ5月貿易収支、独6月消費者物価指数・速報値、米5月耐久財受注、米5月住宅販売保留指数、28日に独6月失業者数・失業率、英1−3月期GDP・確報値、ユーロ圏6月消費者信頼感・確報値、米1−3月期米国内総生産(GDP)・確定値、29日に仏1−3月期GDP・確報値、ユーロ圏5月消費者物価指数・速報値、米5月個人所得・消費支出、米6月シカゴ購買部協会景気指数、米6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、7月1日に中国6月製造業・PMIなどが発表される。 直近経済指標に対する影響が少なくなっているが、株価などへの反応が、リスク志向の改善に繋がるか注目となる。

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月22日(金)

 

【号外2】

☆ 海外に向けての戦略

 

 引き続き週末のポジション調整の動きに注目。 現状はifo景況感指数の発表を控えて、悪い思惑でユーロドル売りに走っている可能性があるので注意。 発表後は買い戻しになり易い。またそれでなくても、時間が不明だが、ユーロ4首脳会談なども買い戻し要因になりそうだ。

 

《マーケット・センチメント》

22日の東京市場は、材料難の中、ドル買いが優勢となっている。 ユーロドルは1.2565から1.2524まで下落、ドル円は80.01から80.525まで反発した。 クロス円も揉み合い気味ながら、ドル円の上昇に反発的な展開で、ユーロ円が100.40から101.142、ポンド円が124.79から125.76、オージー円が80.36から80.97、NZD円が62.99から63.49、カナダ円が77.78から78.36、スイス円が83.57から84.22での推移となった。 (15:45現在)

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=79.80−80.80)

戦略としては、80.30−40と80.50−55のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合から、ブレイクの場合、上値は80.55−65超えがストップ。 倍返しも検討されるが、ターゲットは80.70−80、80.85−95と利食い&売り直しで、ストップは81.00−05超え。 一方下値は80.15−25、80.05−10と買い下がっても、ストップは80.00−05割れや79.90−00割れでの倍返し。ターゲットは、79.85−90、79.70−75と買い戻し&買い下がって、ストップは79.50−60割れや更に買い下がっても、79.30−40割れでの倍返し。  (予想時レート:80.45 予想時間 15:00)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2480−1.2650)

戦略としては、1.2540−50と1.2565−75のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は順張りから1.2590−00、1.2605−25と利食い優先で、売りはこういった位置から1.2630−35、1.2635−50、1.2655−70と売り場を探して、ストップは1.2685−90や1.2695−00超えも、1.2700−10、1.2715−20のCapでは売り直しで、ストップは1.2740−50超えでの倍返し。 ターゲットは1.2765−70、1.2775−80と利食い優先で、売りは1.2785−90、1.2805−10と売り上がって、ストップは1.2815−20超えまたは、更に売り上がっても、1.2825−30超えでの倍返し。  一方下値は1.2530−40割れがストップで、1.2510−30、1.2495−00、1.2485−90と買い下がり場を探して、ストップは1.2470−75割れ。 再度1.2455−60は維持を確認できれば買う形。 ストップは1.2435−45割れでの倍返し。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れで、倍返ししても1.2360−65や1.2345−50での買い戻し。この位置の買いは1.2330−35をストップとするか、ストップでずに1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285−90割れで、倍返しも1.2250を前に下げ止まりでは買い戻し。 買いは1.22前後を睨んで買い場探しとなることで、防戦ラインとなる1.2220前後まで買い下がって、ストップは1.2190−95割れなどでの対応となる。(予想時レート:1.2560 予想時間 15:05)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=100.00−101.50)

戦略としては、100.90−95と101.10−15のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は101.20−35、101.40−50と売り上がって、ストップは101.60−75超え。 101.90−00、102.00−05と売り直しのストップは102.10−15超えを倍返し。 一方下値は順張り気味から100.85−80、100.65−70と買い戻しで、買いはこういった位置から100.50−60と買い下がって、ストップは100.40−45割れでの倍返し。 ターゲットは100.10−25、100円前後と買い戻し&買い下がって、ストップは99.80−90割れでの倍返し。ターゲットは99.65−70、99.50−60と買い戻しで、買いはこういった位置から99.45−50と買い下がって、ストップは99.10−20割れや99.00−10割れとなる。(予想時レート:101.00 予想時間 15:05)

 

ポンド円 :(予想レンジ=124.50−126.00)

戦略としては125.35−50と125.75−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は順張りから、125.90−00、126.10−15利食い、売りはこういった位置から126.20−35と売り上がって、ストップは126.40−50超えでの倍返し。一方下値は125.25−30、125.00−10と買い下がって、ストップは124.75−90割れまたは、124.60−70割れか、124.50−55と買い下がって、ストップは124.35−40割れ。 124.15−30、124.00−10での買い直しのストップは123.90−95割れで、倍返ししても、 123.45−50や123.15−25を前に下げ止まりでは買戻しとなる。買いは123.05−10の維持を見て、122.90−95割れがストップ。(予想時レート:125.55 予想時間 15:15)

 

オージー円 :(予想レンジ=80.00−81.50)

戦略としては、80.65−75と80.95−00のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は順張りまたは81.05−10、81.30−45と売り上がって、ストップは81.55−60超えや81.60−70超えでの倍返し。 ターゲットは81.95−00、82.10−20と利食い&売りあがって、ストップは82.35−45超えとなる。 一方下値は80.55−60、80.45−50と買い下がって、ストップは80.35−40割れで、倍返しもターゲットは80.15−25、80.00−05と買い戻しから、買いはこういった位置から79.85−90と買い下がって、ストップは79.70−80割れで、79.60−65、79.45−50での買い直しのストップは79.35−40割れ。79.15−25、79.00−10と再度買っても、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。 ターゲットは78.55−60の動向次第。 割れると78.40−50、78.20−30と買い戻し&買い直しでストップは78.00−10割れ。 (予想時レート: 80.85 予想時間 15:20)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.50−64.00)

戦略としては、63.25−35と63.45−50のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、63.55−60、63.70−75、63.85−95と売り場を探して、ストップは64.05−10超えも、64.25−30、64.50前後、64.75−80と順次売り直しで、ストップは64.95−00超え。 一方下値は63.05−15と買い下がっても、ストップは62.90−00割れや62.80−85割れで、倍返しも検討されるが、ターゲットは62.55−65、62.35−45、62.20−30と買い戻しで、買いは62.10−20、62円前後まで買い下がって、ストップは61.85−95割れや61.65−75割れでの倍返し。 ターゲットは61.50−60、61.30−40、61.25−30などでの買い戻しで、買いは61.05−15、60.90−95と買い下がって、ストップは60.80−85割れ。(予想時レート: 63.40 予想時間 15:25)

 

カナダ円 :(予想レンジ=77.30−78.60)

戦略としては、78.05−15と78.35−40のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は78.45−60と売り場を探して、ストップは78.65−70超え。 78.90−95、79.15−20と売り上がって、ストップは79.35−50超えや79.50−60超えで倍返しも、79.60−70、79.90−95と利食い&売り場を探して、ストップは80.05−10超えや80.10−20超えでの倍返し。ターゲットは、80.20−35、80.40−50と利食いで、売りはこういった位置から80.50−60、80.90−95、81.15−30と売り場を探して、ストップは81.50−55超えとなる。 一方下値は77.90−00と買い下がって、ストップは77.75−85割れでの倍返し。ターゲットは77.50−60、77.30−35と買い戻し。 買いはこういった位置からら77.20−25、77.00−10、76.85−90と買い下がって、ストップは76.75−85割れや76.70−75割れでの倍返し。 (予想時レート:78.20 予想時間 15:25)

 

スイス円 :(予想レンジ=83.00−84.40)

戦略としては、83.85−95と84.20−30のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は84.35−40と売り上がって、ストップは84.60−70越えでの倍返し。ターゲットは84.80−95での利食い&売り直しで、ストップは85.10−15超えや85.15−25超えでの倍返し。 ターゲットは85.30−40ではCapを見て対応。 ストップは85.45−55超えや85.60−65超えでの倍返し。  一方下値83.70−80と買い下がって、ストップは83.55−65割れで、倍返しも83.35−50での買い戻し&買いで、ストップは83.10−20割れ。 82.95−00、82.80−90での買い直しは、タイト・ストップまたは、買い下がっても82.45−55割れでの倍返し。 ターゲットは、82.30−35、82.15−25と買い戻しで、買いは82.00−05まで買いっても、ストップは81.80−90割れでの倍返し。  (予想時レート:84.00 予想時間 15:30)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月22日(金)

11:30

 

【号外1】

「ドル円の注意パターン」

 

 最近のドル円相場のパターンは不思議で、安値圏で揉み合いと思うとある日突然上昇し始める。それで案外良いレベルだと考えて、売ってもなかなか下がらず、買い戻させられる。今後は強いので、逆にロングすると、ある日突然落ちてやられ、そうなるとまたぞろ、しばらく安値圏で揉み合うというような。。。。。。こういったパターンが多いような気がする。 

 今回も一昨日ぐらいからドル円が上昇し始めたが、要因が「日本の政局」とは、ちょっと笑わされる。 あくまでショートが買い戻しているだけじゃないかな? 本当は久々の80円台乗せなら、通常絶好の売り場も、80.34まで上昇後も今日の東京では、80円さえ割れない。 奇妙にしっかりとしてしまうので、ショートも切らされるし、こういった底堅さが数日続くと、今度は逆にロングが溜まって、また投げさせられるパターンとなる可能性が高そうだ。 

 従って、ドル円は、中長期的に下げれば買いが良い状況(今なら78−79円ゾーンか)は変わらないが、80円台の買いは、短期張りを除くとワークしないことは認識しておきたい。

 恐らく今日もこの調子なら案外上値を伸ばす可能性があり、これから売りで立ち向かうのは危険。 一段上がったレベルを確認して売り向かうような姿勢が必要。更に下げが甘ければ、買い戻しながら対応したい。 ただ、これも前述したように、来週などになれば、また落ちる局面はあると思われる。 つまり重要なのは、値段ではなくて、タイミングなのかも知れない。 

 今日で見るとまず80.35レベルを超えるとストップが出易いが、更に80.55−70が更なるストップ圏。これを超えると81−82円ゾーンなどの可能性もあるので注意して対応して頂きたい。 

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月22日(金)08:46

 

【今日の一言】

週末もあり、大きな上昇は期待が薄そう。早期は戻り売りから深押しがあれば買いを検討する。

 

【昨晩の海外】

米FOMCでQE3が実施されなかったこと、米週間新規失業保険申請件数や米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が、市場予想を下回り、NYダウが250ドル近い下落で終了したことで、リスク回避のドル買い、クロス円の売りで終了した。  

 

ユーロドルは、スペインの国債入札が無事に終了し、ECBがスペインとイタリアの国債を買い入れているとの噂が支えるも上値を1.2699で限定されて1.25313まで下落。 ドル円は、消費税を巡る民主との混迷を受けて、海外勢に円売りが強まり80.34まで値を上げた。 

 

一方クロス円は、ロンドン時間にドル円の上昇の流れで高値をつけるも、その後はNYダウの下落を受けて、調整が深まった。 ユーロ円が101.624まで上昇後100.529へ下落、ポンド円が125.84から124.94、オージー円が81.59から80.51、NZD円が64.60から63.06、カナダ円が78.67から77.91、スイス円が84.62から83.70まで下落した。

 

【本日の材料】

中国市場休場(端午節)

10:00 (NZ) 6NBNZ企業信頼感 (前回27.1)

17:00 () 6ifo景況指数  (前回106.9 予想105.9)  

17:00 () 6ifo景気期待指数(前回100.9 予想99.9)

17:00 () 6ifo現況指数(前回113.3 予想112.0) 

17:30 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員講演(競争政策に関するカンファレンス)

19:30 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員講演(独占禁止に関するカンファレンス)

21:30 () 5月消費者物価指数 [前月比]  (前回+0.4 予想+0.3)   

21:30 () 5月消費者物価指数 [前年比]  (前回+2.0 予想+1.5)   

EU27カ国財務相会合

モンティ伊首相、メルケル独首相、オランド仏大統領、ラホイ・スペイン首相会談

 

623日(土)

国際決済銀行(BIS)主要国中央銀行総裁会議

温家宝・中国首相[「アルゼンチン訪問」

 

【注目ポイント】

1)独6月ifo景況指数

2)モンティ伊首相、メルケル独首相、オランド仏大統領、ラホイ・スペイン首相会談

3)週末のポジション調整

 

【高島暦&アストロ】

「押し目買いの日 急伸したら利入れ方針」

 

確かに下げているので、押し目を検討したいが、既に昨晩急伸しているので、利入れ場は終了している可能性があるので注意。また週末もあり、株価面でも後一歩の押しのリスクが残りそう。 買っても利食い優先か、買うならしっかりと海外時間も含めて、深い下押しを待ちたい。またその場合、利食いは来週になることは覚悟して対応するのがベター。 

 

【今日のウラ読み】

1)ZEW同様、内容は悪い可能性が高い。事前にこういった思惑で売り込まれる可能性があるので、ユーロドルの早期の買い向かいも厳しい。 ただ、ZEW同様発表後は、ショート・カバーとなるので、そのタイミングで勝負となる。

2)時間が不明で、いつニュースが出てくるか判らないが、少なくともユーロにプラスの内容となりそう。 これも買い戻し要因となるので、ユーロが下げる流れでは、突っ込み売りも難しい。

3)週末のポジション調整を考えると、今週は比較的リスク・オンの状況だったので、逆のパターンとなり易そう。 なので総じて上値が重いと見ておいた方が無難。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=売りから

予想外に上昇。ストップ圏の80.25を超えたが、引き続き戻り売りで攻めたい。まず80.25−30での売りは80.35をストップとするか、80.65におけるなら80.50まで売り上がりのつもり対応。 下値は80.10−20や80.05−10の維持では利食いも、割れると一旦79.90−00では買い戻しておきたい。 ただ、その場合、反発があれば売り直しで、売り回転が効けばベター。 買いを検討するなら、79.75−90ゾーンなどの維持を見て対応。 ただ、これもそれまでの高値となっていた、79.70−75を割れるとストップが出易いので注意。 理想は79.50−60で買いで、ストップは79.30割れ。 

(予想時レート&時間:80.15 08:30)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

上値の1.27台の重さが実感され、予想外に落ちた感じ。下値は1.2530−40を維持できるなら買っても、割れると止めて、1.2510−30、1.2495−00、1.2485−90での買い直し場を探す形。 ストップは1.2470割れ。 再度1.2455−60は維持を確認できれば買う形。 ストップは1.2435割れでの倍返し。上値は1.2570−75を超えると、1.2590−00、1.2605−25と利食い優先で、売りはこういった位置から1.2630−35、1.2635−50、1.2655−70と売り場を探して、ストップは1.2700超え。

(予想時レート&時間:1.2540 07:10)

 

☆ユーロ円

戦略=戻り売りから深押し待ち

上値は、100.80−85、100.90−00、101.20−35、101.40−50と売り上がって、ストップは101.75超え。 一方下値は100.45−55を割れと一定の調整があるので、これを見て対応。 ターゲットは100.10−25、100円前後と買い戻しで、買いは維持を見て対応。 ストップは99.80割れ。できれば買いは99.45−60などで検討したい。 ストップは99.10割れや99.00割れとなる。 

(予想時レート&時間:100.75 07:15)

 

☆ポンド円

戦略=戻り売りから深押し待ち

上値は125.20−30、125.35−40、125.50−60と売り上がって、ストップは125.85超え。 125.90−00、126.10−15、126.20−35と売り直しのストップは126.50超えでの倍返し。下値は124.90−00を割れないと買い戻しも、割れると124.70−75、124.60−70と買い戻しで、買いはこういった位置から124.50−55と買い下がって、ストップは124.35割れ。 124.15−30、124.00−10での買い直しのストップは123.905割れ。 

(予想時レート&時間:125.20 07:25)

 

☆オージー円

戦略=戻り売りから深押し待ち

上値は80.80−85、80.95−00、81.05−10、81.30−45と売り上がって、ストップは81.60超えや81.70超えでの倍返し。 下値は80.45−55を割れないなら買い戻しも、割れると80.15−25、80.00−05と買い戻しから、買いはこういった位置から79.85−90と買い下がって、ストップは79.70割れ。 79.60−65、79.45−50での買い直しのストップは79.35割れ。 

(予想時レート&時間:80.65 07:30)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月21日(木)

 

【今日の一言】

高いので上値は出来ないが、堅調が見えており、しっかりと押し目を拾いたい

 

【昨晩の海外】

米FOMCを前に、リスク回避の巻き戻しの動きが優勢となったが、米FOMCでは、ツイスト・オペの延長は発表されたが、市場で期待されていた量的緩和第3弾(QE3)は実施されず、失望感となった。 ただ、声明で2014年後半までの低金利の維持が示されたことや株価が下落を限定したことで、更なる大きな動きとはならなかった。

 

ユーロドルは、スペイン国債の利回りの急低下やサマラス・ギリシャ新民主主義党党首が首相に就任し連立政権が発足する目処がたったことなどから1.2724の高値まで値を上げた後、米FOMCを受けて、1.2630台まで下落後、メルケル独首相が「救済基金による債券購入は可能性のひとつ」と語ったこともあり、1.2744まで反発した。 ドル円は、米系のシンクタンクリポートで「民主党が消費増税を巡る不一致で解体する可能性がある」、「衆院選が早ければ9月に実施される可能性がある」との見解を示したことで79.708まで一時上昇した。 

 

一方クロス円では、ユーロ円が101.42、ポンド円が125.37、オージー円が81.43、NZD円が63.55、カナダ円が78.33、スイス円が84.44まで上昇した。 

 

【本日の材料】

07:45 (NZ) 1四半期GDP [前期比]  (前回+0.3 予想+0.5)  

07:45 (NZ) 1四半期GDP [前年比]  (前回+1.8 予想+1.4)  

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

11:10 () 石田審議委員「鹿児島県金融経済懇談会で挨拶」

15:00 (スイス) 5月貿易収支  (前回+13.3CHF(+12.6CHF) )  

16:15 (スイス) 1四半期鉱工業生産 [前年比]  (前回-1.4)  

16:30 () 6PMI製造業・速報  (前回45.2 予想45.4)  

16:30 () 6PMIサービス業・速報  (前回51.8 予想51.7) 

17:00 (ユーロ圏) 6PMI製造業・速報  (前回45.1 予想45.0) 

17:00 (ユーロ圏) 6PMIサービス業・速報  (前回46.7 予想46.6)  

17:00 (ユーロ圏) 4月経常収支 (前回+91EUR)  

17:00 (南ア) 1四半期経常収支  (前回-1102ZAR 予想-1361ZAR) 

17:30 () 5月小売売上高指数 [前月比] (前回-1.0 予想+1.0) 

17:30 () 5月小売売上高指数 [前年比] (前回-0.3 予想+3.0)  

17:30 (香港) 5月消費者物価指数 [前年比] (前回+4.7)  

17:30 (香港) 1四半期経常収支  (前回+200.9HKD+243.3HKD)  

17:30 (ユーロ圏) スペイン長期債入札

18:00 (ユーロ圏) 仏長期債入札

18:30 () 英長期債入札(32.5億ポンド)

19:00 () 6CBI製造業受注指数(前回-17) 〔-15

20:00 (トルコ) トルコ共和国中央銀行・政策金利公表

21:00 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員講演

21:30 () 週間新規失業保険申請件数  (前回38.6万件)  

21:30 () 4月小売売上高 [前月比]  (前回+0.4 予想+0.3) 

23:00 () 6月フィラデルフィア連銀景況指数  (前回-5.8 予想0.0) 

23:00 () 5月中古住宅販売件数  (前回462万件 予想457万件)  

23:00 () 5月中古住宅販売件数 [前月比] +3.4 予想-1.1)  

23:00 () 4月住宅価格指数 [前月比] (前回+1.8 予想+0.4)  

23:00 () 5月景気先行指数 [前月比] (前回-0.1 予想+0.1)  

23:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・速報 (前回-19.3 予想-19.8)  

00:30 () カーニーBOC総裁講演

ECB理事会(非金融政策決定会合)、ユーロ圏財務相会合

ドイツのメルケル首相と野党が欧州の財政協定について協議

スペイン金融機関の第1次監査の結果発表予定

エジプト大統領選挙当選結果発表

30年物インフレ連動債入札(70億ドル)

 

【注目ポイント】

1)独・ユーロ圏PMI

2)英小売売上高指数

3)スペイン長期国債入札&金融機関の第1次監査の結果発表

4)ユーロ圏財務相会合&メルケル独首相の「欧州の財政協定について協議」

5)一連の米経済指標

 

【高島暦&アストロ】

「高日柄にして、押し目買いの日なれど、飛び付き警戒」

 

 確かに高い日で、決して上値追いできない。しっかりと押し目を待つことが得策となる。また、明日も押し目買いとなっているが、明日は急伸したが利入れ方針なので、今一歩の上昇の余地はあるのかも知れないが、週末もありやはり利食いが安全となる。

 

【今日のウラ読み】

1)嘗てはPMIで、相場は動かなかったが、最近は欧州景気に翳りが見えることで、注目材料となるが、一昨日はZEWがあれだけ悪かったのに、材料となっておらず、逆リスクは強い内容となりそうだ。

2)英国は利下げの思惑からショート・カバーが強まっており、経済指標は数字如何。内容に準じた反応がでると見るが、大きな動きにはならず、逆張りスタンス。

3)昨日は、スペイン国債利回りが急低下。理由は定かとなっておらず、単なる値ごろ感なのか? ともかく入札の行方が焦点となるが、入札では政府から金融機関に一定のプレッシャーをかける可能性があり、良好な内容となるので、思惑的なユーロ売りが強まっても付いて行くのは厳しい。また、スペイン系金融機関の第1次監査は、一応予定なので、出るかどうかは不透明。 ポイントは資本増強に必要な金額の査定が、現在予想されている400−600億ユーロの範囲に留まるかどうかで、範囲内ならユーロ買い、超えるならユーロ売りとなる。

4)直近米経済指標に反応は薄い。特に悪い内容との見方が主流なので、こちらも良い内  

容がサプライズだが、株価の反応次第。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=戻り売りも期待感は薄い

思ったより上昇が強まり、あまり良い戦略とはならなかった。(申し訳ない)ただ、未だ79.70−80が重く、超えても80円台は重いと見ておいた方が無難。 79.55−60などは売りで、ストップは79.80超え。 ただ、動意も薄いので、下げが甘ければ買い戻し。それ以前の高値となる79.30−40の維持では売っても買い戻しが安全となりそうだ。 買いはできれば79.10−15、79.00−05、78.90−95で検討される。 ストップは78.75割れや78.55割れ。

(予想時レート&時間:79.45 09:45)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売りからも、下値では買い狙い

予想外に強いが、上値は1.2740−50が2度Capされる形。 上値はこれをバックに1.2705−20での売り場探し。 1.2650−55の維持で破壊戻しから買いで、ストップは1.2635割れ。 1.2625−30、1.2605−15、1.26前後はサポートがあり買い場を探し。 ストップは1.2565割れでの倍返し。 ターゲットは1.2550−60、1.2540−45、1.2525−30の維持では買い戻し。買いは維持を見る必要があるが、ストップは1.2510−20割れで、1.2495−00や1.2485−90の再度の買いのストップは1.2470−75割れ。 (予想時レート&時間 :1.2695 予想時間 07:05)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買い

こちらも案外上昇したが、102円台は重く、直ぐに超える状況ではない。 下値は100.45−55がサポートとして買いを狙う位置だが、ストップはタイト(近め気味の設定で)。 さもなくば100.10−25、100円前後などがあれば、買い狙いで、ストップは99.80割れ。 上値は101.05−10、101.15−20を超えないなら利食い優先。 現状早期には戻り売りからも検討される。 売りのストップは昨日の高値101.45超えも、101.50−55、101.65−75、101.90−00、102.00−05と再度売り場探して、ストップは102.10−15超えを倍返し。 

(予想時レート&時間:100.90 07:30)

 

☆ポンド円

戦略=押し目買い

下値は124.50−55の買いで、ストップは124.35割れ。 124.15−30、124.00−10での買い直しのストップは123.90割れとなるが、昨日案外上昇したので高い感じが残るので、様子見なら123.45−50や123.15−25、123.05−10などでの買い狙い。 122.90割れがストップとなる。 上値は125.05−10、125.15−20を超えないなら利食い優先から売りで、 ストップは125.45超えや125.50−55超えが倍返し。 

(予想時レート&時間:124.70 10:00)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

下値は80.80−85、80.60−65と買い下がって、ストップは80.45割れ。または80.15−25、80.00−05、79.85−90を待って買い狙い。ストップは79.70割れ。 79.60−65、79.45−50での買い直しのストップは79.35割れ。 上値は81.10−15、81.20−25を超えないなら利食い&売り上がって、ストップは81.45超え。 強い81.60−70超えが倍返しとなる。その場合ターゲットは81.95−00、82.10−20と利食い&売りあがって、ストップは82.35−45超えとなる。 

(予想時レート&時間:81.00 09:30)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月20日(水)01:45

 

【号外3】

注目の米FOMCは、政策金利は据え置きを決定。

また、声明では、

「異例の低金利を2014年遅くまで継続する公算」

「ツイストオペを今年末まで延長」

「ツイストオペで米国債2670億ドルを交換」

「インフレ率は石油を反映して下落」

「雇用の伸びは減速してきた」

 

発表後は失望的リスク回避の動きで、ユーロドル売りやクロス円の売りに。 

ドル円は、ドル買い相場に比較的しっかりとした動き。

 

ただ、これも3時と3時15分のバーナンキFRB議長の会見を前に、買い戻しが入り易いので注意となるが、これも失望感となるなら大きな動きとなるので、現状は買い向かってもしっかりと利食いが安全。

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月20日(水)

23:16

 

【号外】

円売りが進む。 米系のシンクタンクリポートが影響して模様。 

 

内容は、「民主党が消費増税を巡る不一致で解体する可能性がある」

「衆院選が早ければ9月に実施される可能性がある」というが、逆に民主党が解体なら、日本にプラスだと思うが。

ともかく、更に円売りについて行くのは危険。 ベンチャー的には、円買い場となる。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月20日(水)

 

【号外】海外に向けての戦略

 

《マーケット・センチメント》

20日の東京市場は、米FOMCの発表を控えて動意の薄い展開となった。 ドル円は、5月の貿易統計が、予想を上回る赤字となったことで、79.13まで上昇後、78.795まで値を下げ、ユーロドルは、1.2663から1.2695まで反発した。

 一方クロス円では、ユーロ円が100.35から99.822へ下落、ポンド円が124.40から123.86、オージー円が80.62から80.20、NZD円が63.07から62.64、カナダ円が77.74から77.34、スイス円が83.56から83.12まで利食いに押された。 (15:50現在)

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=78.45−79.45)

戦略としては、78.75−85と79.00−05のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は、ストップが78.55−65割れで、積極的なら倍返しても検討されるが、ターゲットは78.45−50、78.25−30と買い戻し&買いで、ストップは78.10−20割れや77.95−00割れでの倍返し。一方上値は79.10−15をストップとしても、79.15−25での売り直しのストップは79.30−35超え。79.40−45での売りのストップは79.50−55超え。 79.60−70では再度売りで、ストップは79.75−80超えでの倍返し。(予想時レート:78.90 予想時間 14:30)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2600−1.2800)

戦略としては、1.2660−70と1.2675−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、1.2690−00、1.2705−20と売り上がって、ストップは1.2725−35超えで、倍返しもターゲットは1.2745−50の動向次第。 超えて1.2765−70、1.2775−80と利食い優先で、売りは1.2785−90、1.2805−10と売り上がって、ストップは1.2815−20超えまたは、更に売り上がっても、1.2825−30超えでの倍返し。 一方下値は順張りから、1.2645−55を前に下げとまりでの買い戻しで、買いは1.2625−30と買い下がって、ストップは1.2605−15割れも、1.26前後にサポートが控え維持なら買いも、ストップは1.2565−75割れでの倍返し。 ターゲットは1.2550−60、1.2540−45、1.2525−30の維持では買い戻し。買いは維持を見る必要があるが、ストップは1.2510−20割れで、1.2495−00や1.2485−90の再度の買いのストップは1.2470−75割れ。 (予想時レート:1.2680 予想時間 14:35)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.00−101.00)

戦略としては、99.80−85と100.05−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、100.20−25、100.35−40と売り上がって、100.45−55超えがストップで、倍返ししても、100.70−75、100.80−90のCapでは利食い優先。Capでは売りも検討されるが、100.80−90を超えるなら止める形。 また100.90−00、101.05−10、101.25−30では利食い優勢から、こういった位置から101.40−50と売り上がって、101.50−55がストップ、101.65−75での売り直しのストップを101.90−00超えや102.00−05超えに置くか、売りあがっても、102.10−15超えを倍返し。一方下値は順張りから99.65−70、99.50−60と買い戻しで、買いはこういった位置から99.45−50と買い下がって、ストップは99.10−20割れや99.00−10割れで、倍返ししても98.85−90、98.70−75、98.50−60の動向次第で買い戻し。 買いは維持を確認して対応となるが、ストップは各々タイと気味で対応。 できれば買いは98.25−35や98.15−25と買戻しで、買いはこういった位置から97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れでの倍返し。(予想時レート:100.05 予想時間 14:45)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.00−125.00)

戦略としては、123.85−90と124.20−25のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は124.30−45と売り上がって、ストップは124.45−50超えや124.55−65超えでの倍返し。ターゲットは124.65−75、124.75−00と利食いで、売りはこういった位置から125.05−15と売り場を探して、ストップは125.35−45超えや125.50−55超えでの倍返し。 一方下値は順張りから123.70−80、123.65−70と買い戻しで、買いは123.50−55と買い下がって、ストップは123.30−40割れで、倍返しも検討される。 ターゲットは123.05−10、122.90−95の動向次第。割れての再順張りも検討さるが、ターゲットは122.45−65での買い戻し&買い。ストップは122.10−15割れで、倍返しもターゲットは121.90−00や121.80−85の動向次第。割れての再順張りも検討されるが、 ターゲットは121.40−50、121.20−25と買い戻しから、買いはこういった位置から120.95−00と買い下がって、ストップは120.85−90や120.75−80割れとなる。(予想時レート:124.10 予想時間 14:50)

 

オージー円 :(予想レンジ=79.50−81.00)

戦略としては、80.15−25と80.40−55のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は80.60−65越えでの倍返し。 ターゲットは80.80−95のCapでは利食い&売りで、ストップは81.10−15超えでの倍返し。 ターゲットは81.20−35、81.50−60と利食い&売り上がって、ストップは81.60−70超えでの倍返し。 ターゲットは81.95−00、82.10−20と利食い&売りあがって、ストップは82.35−45超えとなる。 一方下値は80.00−05、79.85−90と買い下がって、ストップは79.70−80割れで、79.60−65、79.45−50での買い直しのストップは79.35−40割れ。79.15−25、79.00−10と再度買っても、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。 (予想時レート: 80.35 予想時間 14:55)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.00−63.50)

戦略としては、62.55−65と62.85−90のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、62.90−00と売り上がって、ストップは63.00−15超えで、倍返ししても63.25−35、63.45−55と利食い&売り上がって、ストップは63.65−75超えも、64.05−10、64.25−30、64.75−80と売り直しで、ストップは64.95−00超え。 一方下値は順張りから62.35−45での買い戻し&買いで、ストップを62.20−30とするか、62.10−20、62円前後まで買い下がって、ストップは61.85−95割れや61.65−75割れでの倍返し。 (予想時レート: 62.75 予想時間 15:00)

 

カナダ円 :(予想レンジ=76.50−78.00)

戦略としては、77.30−35と77.55−65のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は77.70−80越えでの倍返し。 ターゲットは77.85−00はCapを見て利食い&売りで、ストップは78.05−10越えでの倍返し。 ターゲットは78.20−25、78.30−40と利食い&売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。 一方下値は順張りから77.20−25、77.00−10と買い戻しで、76.85−90と買い下がって、ストップは76.75−85割れや76.70−75割れでの倍返し。 ターゲットは76.50−55、76.40−45と買い戻しで、割れての再順張りも検討されるが、ターゲットは76.15−20での買い戻しで、買いは維持を見ながら、75.95−10と買い下がって、ストップは75.70−85や75.60−65割れで、倍返しも75.35−45、75.10−35と買い戻し&買い下がって、ストップは74.95−05割れまたは、更に買い下がっても74.70−85割れでの倍返し。(予想時レート:77.50 予想時間 15:05)

 

スイス円 :(予想レンジ=83.00−84.00)

戦略としては、83.10−20と83.30−45のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、83.55−60と売り上がって、ストップは83.65−75越えでの倍返し。 ターゲットは83.90−95や84.00−05の動向次第。 超えて再順張りも検討されるが、ターゲットは84.10−15、84.30−35、84.40−50と利食い優勢で、売りは84.50−55超えがストップ、84.65−70、84.80−95での売り直しのストップは85.10−15超えや85.15−25超えでの倍返し。 一方下値82.95−00、82.80−90と買い下がって、タイト・ストップまたは、買い下がっても82.45−55割れでの倍返し。 ターゲットは、82.30−35、82.15−25と買い戻しで、買いは82.00−05まで買いっても、ストップは81.80−90割れでの倍返し。 (予想時レート:83.30 予想時間 15:15)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月20日(水)

 

【今日の一言】

 東京は動きづらいだろうが、水曜日もあり、底堅い動向も、FOMCがショックとなる可能性の留意。 東京夕方からロンドンに向けて、リスク回避があれば、利食い&売り場探しで、FOMCでの失望感を待つシナリオを検討したい。 

 

【昨晩の海外】

ロンドン初頭に、ギリシャ指導者らが救済合意の緊縮策について再交渉を求める姿勢を示したことや独連邦憲法裁判所が「政府は欧州安定メカニズム(ESM)について議会に詳細を十分説明していない」と指摘したことで、一時リスク回避の動きとなったが、 その後スペイン国債の入札が無難に終了したことや米FOMCでの追加緩和策の実施期待で、株価が堅調な推移となったことで巻き戻しの動きが強まった。 

 

ユーロドルは、1.2569まで下落後、6月独ZEW景況感指数が、マイナス16.9と予想のプラス2.3を大幅に下回ったものの、反応は限定的となり、「欧州中央銀行(ECB)が融資スキームのためのファンド設立を計画している」との噂や英紙が「ドイツは、ユーロ圏の救済ファンドが財政問題国の国債を購入することを容認する用意がある」などと報じたことを受けて1.2730まで反発したが、独政府筋が否定したことで失速した。 ポンドドルは、英5月消費者物価指数が市場予想を下回ったことで、英追加金融緩和への期待が高まり1.5615まで下落後1.5758まで上昇し、ドルスイスが0.9433へ下落、ドル円は78.86から79.09での推移となった。

 

 一方クロス円もNYダウが120ドル高まで上昇したことで、堅調に値を上げ、ユーロ円が99.196から100.48、ポンド円が124.50、オージー円が80.64、NZD円が63.14、カナダ円が77.73、スイス円が83.69まで値を上げた。 

 

【本日の材料】

07:45 (NZ) 1四半期経常収支  (前回-27.63NZD 予想-11.88NZD)  

08:50 () 日銀金融政策決定会合議事要旨(52223日分)

08:50 () 5月通関ベース貿易収支  (前回-5203億円(-5220億円) 予想-5830億円)  

10:30 () 第1四半期新規住宅着工[[前期比] (前回-6.9 予想-2.3)

15:45 () 白川日銀総裁「全国信用金庫大会で挨拶」

15:00 () 5月生産者物価指数 [前年比]  (前回+2.4 予想+2.3)  

17:00 (南ア) 5月消費者物価指数 [前年比]  (前回+6.1 予想+5.9)  

17:30 () BOE議事録 667日開催分)

17:30 () 5月失業率 (前回4.9 予想4.9)  

17:30 () 5月失業保険申請件数(前回 -1.37万件 予想-0.30万件)  

18:30 (ユーロ圏) 2年債入札(50億ユーロ)

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回+18.0%)

21:00 (ノルウェー) ノルゲバンク政策金利発表

23:30 () 週間原油在庫[前週比](前回-19.1万バレル)

01:30 () FOMC政策金利発表

03:00 () FRB「経済見通し・金利動向見通し発表」

03:15 () バーナンキFRB議長会見

リビア議会選挙

 

【注目ポイント】

1)日本5月通関ベース貿易収支

2)豪第1四半期新規住宅着工

3)5−10日の水曜日

4)英BOE議事録(6月6−7日開催分)

5)米FOMC

 

【高島暦&アストロ】

「気味の急変を見る日」

 

 ちょっと嫌な発言だが、可能性としては、昨日が「当面の天底を作る日」であることから、昨日の高値がワークするなら、米FOMCが失望感となって、一時的に大きくリスク回避が進む可能性を想定したい。ただ、米FOMCまでは水曜日の5−10日もあって、東京夕方からロンドン初頭にかけて買い戻しが入り易く、クロス円など、利食いや売り場を探すなら、こういったタイミングを待つのも得策となりそう。

 

【今日のウラ読み】

1)既に発表されており、予想を上回る赤字となっているが、反応は限定的。今後ドラスティクな数字が出るなら別だが、円高局面が長引いており、上がってもやれやれの売りが出易い。

2)豪州も既に金利面では、利下げが浸透しており、指標が1−3月であれば、強い内容も意味がない。 もし市場が反応して上昇したら売り場となる。

3)5−10日要因の仲値のドル円の買いも最近萎み気味で、期待感は薄い。 ただ、水曜日のバリュー替わりは未だワークするが、これもリスク回避の流れの強い時は逆に売りが出易い。ただ、今日の場合は、米FOMCもあり、相場も安定していることで、一定のショート・カバーは出そうだ。

4)直近既に、資産買い入れの増額が、織り込まれており、議事録での資産買い入れ増額に、票数が増えるとポンド売りとなるが、一定の織り込みがあることで、逆にこういったタイミングは、ショート・カバーとなり易いので、数字をみて相場が下げても、突っ込み売りはしない方が無難。

5)難しい局面だが、恐らくツイスト・オペの延長や金額の増額程度しか発表されず、失望感となる見通し。 あくまで昨日までの株の上昇などもショート・カバーの領域と見ており、01:30は、リスク回避が急速に強まりリスクに考慮して対応。 ただ、その後の03:00のFRB「経済見通し・金利動向見通し発表」では、現在2014年前半に利上げ時期が前倒しとなったものが、再度2014年後半までに拡大する可能性があることや03:15のバーナンキFRB議長の会見で、フォローアップがされる可能性があり、その場合買い戻しのタイミングとなるリスクがあることは留意したい。リスクは、これも失望感となるケースで、その場合更にリスク回避が深まりそうだ。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレードから大きく動くと逆張り

積極的には取引したくないが、貿易収支の悪化にも、79.15−25を超えず、売り気味がベター。 近くのストップは79.35。 79.40−45の売りなおしのストップは79.55超え。 79.60−70では再度売りで、ストップは79.80超えでの倍返し。 ターゲットは79.85−95、80.00−10と利食い&売り場探し。 ストップは80.25超え。 下値は78.85−95が維持なら買い戻しも、割れるとつまらないが、78.75−80での買い戻し。 ともかく78.55−65などを割れないと落ちないので、短期なら仕方なさそう。 ただ、今日は海外で動く可能性からは、持ってみるのも一考となるが、それでも78.45−50から78.25−30、78.10−20などがあれば買い戻し&買い向かいとなる。 ストップは77.95割れ。  (予想時レート:78.95 予想時間 07:05)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

上値は重くなりそうで、1.2695−00、1.2705−20と売り上がって、ストップは1.2735超え。 倍返しもターゲットは1.2745−50の動向次第。 超えて1.2765−70、1.2775−80と利食い優先で、売りは1.2785−90、1.2805−10と売り上がって、ストップは1.2820超えまたは、更に売り上がっても、1.2830超えでの倍返し。 一方下値は順張りから、1.2645−55を前に下げとまりでの買い戻しで、買いは1.2625−30と買い下がって、ストップは1.2610前後となるが、1.26前後にサポートが控えとり、買いはこの辺まで待つのも一考。 ストップは1.2565割れとなる。 またこういった位置から倍返しの場合、 ターゲットは1.2550−60、1.2540−45、1.2525−30の維持では買い戻し優勢。 買いは維持を見る必要があるが、ストップは1.2510−20割れで、1.2495−00や1.2485−90の再度の買いのストップは1.2470−75割れ。 再度1.2455−60は維持を確認できれば買う形。 ストップは1.2435−45割れとなる。

(予想時レート:1.2685 予想時間 07:30)

 

☆ユーロ円

戦略=戻り売りも、下げが甘ければ買い戻し優先

上値は、100.35−40がCapされると上昇も覚束ず、このCapを確認して売り。 100.55超えがストップで、倍返しは不透明で、倍返ししても100.70−75、100.80−90のCapでは利食い優先。Capでは売りも検討されるが、強い100.80−90を超えるなら止める形。 また100.90−00、101.05−10、101.25−30では利食い優勢から、こういった位置から101.40−50と売り上がって、101.55。 101.65−75、101.90−00、102.00−05での売り直しのストップは102.15超え。 一方下値は100.00−15が維持すると強いが、99.85−90割れると調整するので、そういった局面での買い戻し場を探す形。 99.65−70、99.50−60とショートは買い戻しで、99.45−50と買い下がって、ストップは若干不透明で、99.10−20割れや99.00−10割れに置く形。 ただし、割れても98.85−90、98.70−75、98.50−60と不透明な戻り安値が続くので、買いは維持を確認して対応となるが、ストップは各々タイと気味で対応。 できれば買いは98.25−35や98.15−25と買戻しで、買いはこういった位置から97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れとなる。

(予想時レート:100.25 予想時間 07:45)

 

☆ポンド円

戦略=英BOE議事録に注意

ポンド円 :(予想レンジ=123.00−125.00)

上値はと124.40−50がCapされると弱いので早期には売りも、ストップは124.65超えでの倍返し。 ターゲットは124.65−75、124.75−00と利食いで、売りはこういった位置から125.05−15と売り場を探して、ストップは125.345や125.55超え。 一方下値は124.00−10が維持なら買い戻しも、123.90−95を割れると、123.70−80、123.65−70と買い戻しで、買いは123.50−55と買い下がって、ストップは123.30割れ。 買いは維持を確認してターゲットは123.05−10で検討しても、122.90−95割れがストップ。 122.45−65での買い戻し&買いのストップは122.10や122割れとなる。

(予想時レート:124.30 予想時間 07:55)

 

☆オージー円

戦略=80円台は買えない。しっかりと押し目を待つ形

オージー円 :(予想レンジ=79.50−81.00)

上昇が80.55−65まで拡大も、やはり上値は重く、80円台の買いに自信が持てない。 買いたい人もここは我慢が安全で、利食い優先。 売りは超えても80.80−95、81.10−15、81.20−35、81.50−60と売り場を探して、ストップは81.70超え。 一方下値は80.35−40、80.15−30、80.00−05、79.85−90の維持では堅調で、ショートは買い戻しから買い場を探し。 ストップは79.70割れで、79.60−65、79.45−50での買い直しのストップは79.35−40割れ。79.15−25、79.00−10と再度買っても、ストップは78.85や78.65割れとなる。 

(予想時レート: 80.55 予想時間 08:00)

 

☆NZD円

戦略=上昇があっても戻りは重い

上値は、一目均衡表の雲やレジスタンスが控え、上昇があっても64円は重い。 63.10−15、63.25−35、63.45−55と売り上がって、ストップは63.75超えも、64.05−10、64.25−30、64.75−80と売り直しで、ストップは64.95−00超え。 一方下値は62.90−00、62.75−85、62.55−70と買い戻しから、買いは62.55−70で検討されるが、ストップは62.35割れ。 62.20−30、62.10−20での買いのストップは61.85や61.65割れとなる。

(予想時レート: 63.05 予想時間 07:00)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月19日(火)

 

【号外】海外に向けての戦略

 

《マーケット・センチメント》

 19日の東京市場は、G20の首脳会議声明草案として、「市場原理に基づく為替制度やファンダメンタルズに基づく為替の柔軟性に向けて一段と迅速に行動することを再確認」、「為替レートの根強い不整合を回避し切り下げ競争を控えることを再確認」などと伝わったが、材料とならず、揉み合い気味の推移が継続した。 

 ユーロドルは、1.2674から1.2616まで反発、ドル円は79.13から78.94まで値を下げた。

 

 クロス円も揉み合いで、ユーロ円が99.37から99.65、ポンド円が123.82から124.05、オージー円が79.77から80.13、NZD円が62.47から67.76、カナダ円が77.16から77.35、スイス円が82.75から82.97での動意に薄い展開となった。(13:50現在)

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=78.45−79.45)

戦略としては、78.90−95と79.05−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は78.85−90割れをストップとしても、78.75−80を買い直し。 このストップは78.55−65割れで、積極的なら倍返しても、ターゲットは78.45−50、78.25−30と買い戻し&買いで、ストップは78.10−20割れや77.95−00割れでの倍返し。一方上値は79.15−25と売り上がって、79.30−35をストップとしても、79.40−45での売りなおしで、このストップは79.50−55超え。 79.60−70では再度売りで、ストップは79.75−80超えでの倍返し。 ターゲットは79.85−95、80.00−05と利食い&売り場探し。 ストップは80.05−10超えや80.15−25超えでの倍返し。ターゲットは、80.30−35、80.40−50と利食い&売り場を探して、ストップは80.55−65超えでの倍返し。(予想時レート:79.00 予想時間 13:20)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2525−1.2680)

戦略としては、1.2580−90と1.2615−20のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合下値は1.2565−70と買い下がって、ストップは1.2550−60割れでの倍返し。 ターゲットは1.2540−45、1.2525−30の維持では買い戻し。買いは維持を見る必要があるが、ストップは1.2510−20割れで、 1.2495−00や1.2485−90の再度の買いのストップは1.2470−75割れ。 一方上値は順張りからとなるが、1.2625−30、1.2640−45と利食い&売り上がって、ストップは1.2655−60超え。倍返しは短期張りとなるが、1.2680−85、1.2705−10と利食い&売り直し。ストップは1.2725−30超えや1.2745−50超えでの倍返し。  (予想時レート:1.2610 予想時間 13:25)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=98.85−100.25)

戦略としては、99.30−40と99.65−75のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は99.80−85、99.95−00と売り上がって、ストップは100.10−20超えで、倍返ししても、100.40−45を前に上げ渋りではしっかりと利食い、売りこういった位置から100.50−55、100.70−75と売り上がって、ストップが100.80−90超えでの倍返し。 ターゲットは100.90−00、101.05−10、101.25−30と利食いで、売りはこういった位置から101.40−50と売り上がって、101.50−55がストップ、101.65−75での売り直しのストップを101.90−00超えや102.00−05超えに置くか、売りあがっても、102.10−15超えを倍返し。 一方下値はストップは99.10−20割れや99.00−10割れで、倍返ししても98.85−90、98.70−75、98.50−60の動向次第で買い戻し。 買いは維持を確認して対応となるが、ストップは各々タイと気味で対応。 できれば買いは98.25−35や98.15−25と買戻しで、買いはこういった位置から97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れでの倍返し。(予想時レート:99.60 予想時間 13:30)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.00−124.50)

戦略としては、123.70−80と124.00−05のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は124.10−25、124.35−50と売り場を探して、ストップは124.55−65超えでの倍返し。ターゲットは124.65−75、124.75−00と利食いで、売りはこういった位置から125.05−15と売り場を探して、ストップは125.35−45超えや125.50−55超えでの倍返し。 一方下値は123.60−65、123.45−50と買い下がって、ストップは123.30−40割れで、123.05−10での買い直しのストップは122.90−95割れで、倍返ししても、122.45−65での買い戻し&買い。ストップは122.10−15割れで、倍返しもターゲットは121.90−00や121.80−85の動向次第。割れての再順張りも検討されるが、 ターゲットは121.40−50、121.20−25と買い戻しから、買いはこういった位置から120.95−00と買い下がって、ストップは120.85−90や120.75−80割れ、120.60−65割れでの倍返し。(予想時レート:123.95 予想時間 13:35)

 

オージー円 :(予想レンジ=79.00−80.50)

戦略としては、79.85−90と80.10−20のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は80.20−30超えがストップも、80.30−40、80.40−50では利食い&売りあがって、ストップは80.55−60超えで、倍返ししても80.80−95のCapでは利食い&売りで、ストップは81.10−15超えでの倍返し。 一方下値は79.70−80をストップとするか、79.60−65、79.45−50と買い下がって、ストップは、79.35−40割れで。79.15−25、79.00−10と買い直して、ストップは78.85−90割れや78.65−75割れで倍返し。 ターゲットは78.55−60の動向次第。 割れると78.40−50、78.20−30と買い戻し&買い直しでストップは78.00−10割れ。 77.80−00での買い直しのストップは77.60−70割れでの倍返し。 (予想時レート: 80.00 予想時間 13:40)

 

NZD円 :(予想レンジ=62.10−63.30)

戦略としては、62.45−55と62.75−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は62.95−00超えがストップで、倍返しは積極的ならだが、63.10−15、63.25−35と利食いで、売りはこういった位置から63.45−55と売り上がって、ストップは63.65−75超えでの倍返し。 一方下値は62.35−40と買い下がって、ストップは62.20−30割れで、 62.10−20での買い直しのストップは61.85−95割れで、倍返ししても61.65−75、61.50−60と買い戻しで、買いは61.30−40や61.25−30がストップ。  (予想時レート: 62.65 予想時間 13:40)

 

カナダ円 :(予想レンジ=76.50−78.00)

戦略としては、77.10−20と77.30−35のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は77.35−45、77.55−60と売り上がって、ストップは77.75−80超えでの倍返し。 ターゲットは77.85−00はCapを見て利食い&売りも、ストップは78.05−10越えでの倍返し。 ターゲットは78.20−25、78.30−40と利食い&売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。 一方下値は76.95−05、76.85−90と買い下がって、ストップは76.75−85割れや76.70−75割れでの倍返し。 ターゲットは76.50−55、76.40−45と買い戻しで、割れての再順張りも検討されるが、ターゲットは76.15−20での買い戻しで、買いは維持を見ながら、75.95−10と買い下がって、ストップは75.70−85や75.60−65割れとなる。(予想時レート:77.25 予想時間 13:45)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.00−83.60)

戦略としては、82.65−75と82.95−00のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、83.10−25と売り上がって、ストップは83.30−35超えで、倍返ししても、83.55−65での利食いで、売りは83.70−75と売り上がって、ストップは83.90−95超えや84.00−05超えでの倍返し。 ターゲットは84.10−15、84.30−35、84.40−50と利食い優勢で、売りは84.50−55超えがストップ、84.65−70、84.80−95での売り直しのストップは85.10−15超えや85.15−25超えでの倍返し。一方下値82.45−55割れでの倍返し。 ターゲットは、82.30−35、82.15−25と買い戻しで、買いは82.00−05まで買っても、ストップは81.80−90割れでの倍返し。  (予想時レート:82.95 予想時間 13:45)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月19日(火)

 

【今日の一言】

揉み合い入りか? 特にアジア時間は動かない可能性でレンジ・トレード。その後は欧州の動向を見て対応。

 

【昨晩の海外】

17日のギリシャ再選挙では緊縮派が勝利するも、スペインの財政・銀行問題への懸念が根強く、4月のスペイン銀行の不良債権比率が、1994年4月以来の高水準となったことなどを受けて、スペインの10年物国債利回りが、危険水域となる7%を超えて7.285%まで上昇、イタリアの国債利回りも6.1%まで上昇し、リスク回避の動きが再燃している。

 ユーロドルは、1.2557まで一時下落、ポンドドルも1.5336まで下落したが、ユーロポンドが0.8023まで下落したことで、下落は限定された。 またドル円は78.87まで値を下げ、ドルスイスは0.9565まで上昇した。

 

 一方クロス円では、株価が軟調なレベルで推移していることもあり、上値の重い展開が継続している。 ユーロ円が99.136、ポンド円が123.37、カナダ円が76.76、スイス円が82.54まで一時下落したが、オージー円は、79.36まで下落後、ユーロオージーの売りが強まり80.24まで反発。 NZD円は62.24から62.76で底堅く推移した。  

 

【本日の材料】

10:30 () RBA議事録公表(65日開催分)

14:00 () 4月景気動向指数・改訂値 [一致CI指数]  (前回96.5)  

14:00 () 4月景気動向指数・改訂値 [先行CI指数]  (前回95.1) 

17:30 () 5月消費者物価指数 [前月比]  (前回+0.6 予想+0.2)  

17:30 () 5月消費者物価指数 [前年比]  (前回+3.0 予想+3.0) 

17:30 () 5月小売物価指数 [前月比]  (前回+0.7 予想+0.2) 

17:30 (ユーロ圏) スペイン短期債入札(12カ月物、18カ月物)

18:00 () 6ZEW景況感調査 (前回10.8 予想5.0)  

18:00 () 6ZEW現況指数(前回+44.1 予想+39.0)

18:00 (ユーロ圏) 6ZEW景況感調査 (前回-2.4)  

18:00 (ユーロ圏) 4月建設支出 [前月比]  (前回+12.4)  

18:00 (ユーロ圏) ギリシャ短期債入札(91日物短期証券10億ユーロ)

21:30 () 5月住宅着工件数 (前回71.7万件 予想72.0万件) 

21:30 () 5月建設許可件数 (前回71.5万件(72.3万件) 予想73.0万件)  

21:30 () 4月卸売売上高 [前月比]  (前回+0.4)  

22:00 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員演説(欧州議会委員会)

ダイモン・JPモルガン会長兼最CEO証言(米下院金融サービス委員会)

G20首脳会議(メキシコ・ロスカボス)

 

【注目ポイント】

1)RBA議事録公表

2)スペイン国債入札

3)英5月消費者物価指数・小売物価指数

4)ドイツ・ユーロ圏6月ZEW景況感調査

5)米5月住宅着工件数 

 

【高島暦&アストロ】

「目先の天底を作る日」

 

 昨日の高島さんは、ドンぴしゃりで、私の押し目買いは、これに逆らって失敗の感じ。 今日は逆に「目先の天底」を作る日ということで、若干判断に迷う。 昨日の高値が「天」ならば、今日は戻り売りとなるし、逆にこれから下げたら「そこが底」となるのか、しっかりと確認して対応したほうが無難なのかもしれない。更に明日が米FOMCで注意が必要な日で、高島さんも「気味の急変を見る」と言っていることもあり、今日だけでの判断は厳しい。 ただ、週末は押し目買いなので、まだ下げ余地があるところで、今日明日は上値が重く、米FOMC後の下げなどでの買い戻しや買い場探しが検討されそうだ。 

 

【今日のウラ読み】

1)既に0.50%、0.25%と利下げが実施されており、今後の利下げの思惑に再度繋がるかだろうが、あまり材料となると見ていない。ただ、悪く判断されて落ちるタイミングがあれば、買い迎いが検討される。

 

2)昨日スペイン国債の10年物利回りが7%台に乗せ、悪いイメージが高まっているが、こちらの入札は短期国債なので影響は軽微というか、逆に好調となる可能性に注意しておきたい。また、ECBがスペイン国債の買いオペを実施するようだと、買い戻しが強まるので、このタイミングや更に続くZEWなどの悪い数字での下落が買い向かい場となる。 

 

 

3)英国では、7月の資産買入増額の思惑が高まっており、上値を抑える要因となっている。ただ、織り込みや対ユーロでの買いが下値を支えるので注意。 あくまで数字次第で、悪い内容では一定のポンド売りの反応がでそうだが、深追いは禁物。あくまで直近の相場はでは、レンジ気味に考えて、軽いフット・ワークが良さそうだ。 

 

4)通常は、ZEWやifoが出るときは、ユーロの買い戻し要因となるケースが多いが、直近では数字が悪いので、発表後売りとなるケースが散見される。 今回は事前の織り込みを見る必要があるが、恐らく悪い内容との見方が主流で、これを睨んでは事前に戻り売りとなる。ただ、発表後下げでは買い戻しが安全で、勇気はいるがベンチャー買いも検討できそうだ。 

 

5)米住宅関連は、改善が見えている。 恐らく他の経済指標よりも、感応度が遅延することが要因。 大きく反応はないと思うが、良い数字で株価が上げてくれれば、リスク・オンとなる。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

動意は薄いので、基本は動けば逆張りで、下値は78.95−00の買いは維持を見て対応。 ストップは78.85となるが、ストップせずに78.75−80と買い下がるなら、ストップは78.55割れ。 78.45−50、78.25−30、78.10−20と買い直しのストップは、77.95割れとなる。 上値は79.15−25が利食い&売りも、79.35がストップ。再度79.40−45の売り直しは79.55がストップ。79.60−70の売りは79.80超えがストップとなる。 

(予想時レート&時間:80.05 11:30)

 

☆ユーロドル

戦略=押し目買いからも反発では利食い&売り

予想外に下落したが、これから下値に60分足のサポートがあり、更に大きく突っ込むとの見方は薄い。 現状は1.2565−70が維持すると堅調な可能性。維持では買っても、1.2550−60割れがストップで。 1.2540−45を割れるとストップが出易いが、これを割れて1.2525−30が買い狙いのポイント。 ストップを1.2510割れとするか、1.2495−00や1.2485−90と買い下がるならストップは1.2470割れとなる。一方上値は、 一方上値は既に昨日の高値が厳しく、基本は1.2725−30や1.2745−50をバックに、反発では売り場探し。 一応上値は1.2590−95を超えないなら弱く利食い優先。超えても1.2605−10、1.2615−20と利食いで、売りは1.2625−30、1.2640−45と売り上がって、ストップは1.2660超え。1.2680−85、1.2705−10での売り直しとなる。 

(予想時レート&時間:1.2580 07:40)

 

☆ユーロ円

戦略=レンジ・トレード

当面は98−101円内の相場を想定。 クロス円全般がそうだが、深く下押しすれば買い場探し。  

下値は99.40−45、99.30−35が維持できるか焦点となる。維持を確認して買うのが安全。 ストップは99円割れ。 98.85−90の戻り安値、98.70−75や98.50−60まで視野となるが、下方ブレイクは不透明も、こういった位置まで割れると下落が98.25−35や98.15−25の窓と戻り安値、97.80−00なども視野となるが買いが入り易い。 様子見ならこういった下落待ち。 ストップは97.65割れ。 上値は99.50−60の戻り高値、99.60−75の窓、99.80−85、99.95−00と戻り売り。 ストップは100.20超え。 再度100.40−45、100.50−55や100.70−75の売り直しは、100.80−90がストップ。 

(予想時レート&時間:99.55 09:02)

 

☆ポンド円

戦略=レンジ・トレード

下値は123.45−50などがあれば買いも、ストップは123.30割れ。 または123.05−10を待つ形。 ストップは122.90割れで、近いので騙しもあるかもしれず注意。 上値は、124.10−25、124.35−50と売り場を探して、ストップは124.65超えでの倍返し。ターゲットは124.65−75、124.75−00と利食いで、売りはこういった位置から125.05−15、125.35−45と売り場を探して、ストップは125.55超え。 

(予想時レート&時間:125.80 11:30)

 

☆オージー円

戦略=レンジ・トレード

下値は79.95−00から79.60−70の窓の維持が焦点だが、上限での買いは若干厳しいので、下限の79.60−70、79.45−50があれば買い狙い。ストップは79.35−40で、再度79.15−25、79.00−10での買い直しは、78.85や78.65がストップとなる。 上値は80.20−30を超えなければ利食い優先。超えても80.30−50ゾーンはしっかりと利食っておきたい。売りの場合は80.60がストップだが、これはCapを見る必要がありそう。できれば80.80−95での売りで、 81.15がストップ。 81.20−35、81.50−60の売りは81.70などがストップとなる。 

(予想時レート&時間:80.10 07:05)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月18日(月)

 

【号外】

 早朝からギャップを空けて上昇しているが、午前7時の東京オープンが決定したことで、ギャップが確定。 若干既に上値つきの感じもあり、買いはしっかりと下げ止まりをみるほうが安全で、こういった維持を見る形なる。

通常のパターンでは、この上限(右側)を割れないケースは強い形。 割れても騙し的に、この下限(左側)までの間が買いとなり易いが、注意は下限を割れるケースとなるので、一旦下限割れなどが買っても、ストップ・ポイントとなる。(ギャップが小さいものはこの限りでない)

 またタイミング的には、日経平均株価の寄り付き後などが、そういったチャンスとなるケースがあるので注目したい。 

参考までに現状のギャップを下記に掲載しておく。 

 

ユーロドル=1.2665−70から1.2720−25

ドル円=78.75−80から78.90−95

ユーロ円=99.70−75から100.50−55

ポンド円=123.80−85から123.95−00

オージー円=79.40−45から79.85−90

NZD円=62.10−20から62.40−45

カナダ円=77.05−10から77.25−30

スイス円=83.05−15から83.65−70

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月18日(月)

 

【今日の一言】

 上値追いは出来ないが、下値では買いが入り易そう

 

【金曜日の海外】

 米6月NY連銀製造業景気指数、米5月鉱工業生産指数、米6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が市場予想を軒並み下回り、ドル売りが優勢となった。 ただ米追加金融緩和期待が株価を支えNYダウが110超えの上昇となったが、週末のイベントを控え、総じて揉合いの範囲で終了した。  

 ユーロドルは、スペインとドイツ10年物国債の利回りスプレッドがユーロ導入以来最大の水準まで拡大したことで1.25924まで下落後1.2665へ反発、ポンドドルは、引け際にショート・カバー気味に1.5730の高値まで上昇して引け、ドル円は78.611の安値から78.82に反発が限定されて揉み合いで終了した。 

 

 一方クロス円は揉み合い気味ながら、引け際はショート・カバー気味な終了となった。 ユーロ円が99.09の日中安値から99.75、ポンド円が122.14から123.81、オージー円が78.87から79.44、NZD円が61.70から62.19、カナダ円が77.24から76.71まで下落後77.05へ反発、スイス円が82.50から83.11での推移となった。 

 

【本日の材料】

08:01 () 6月ライトムーブ住宅価格(前回±0.0)

13:00 (ハンガリー) シモール・ハンガリー中銀総裁講演

14:00 () 6月金融経済月報・基本的見解

17:30 (香港) 5月失業率 (前回3.3 予想3.3)

17:30 (ユーロ圏) コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演

21:00 (ユーロ圏) アスムセンECB理事討論会に参加「危機におけるECBの役割」

21:30 () 4月国際証券取引高(前回-20.8億加ドル)

23:00 () 6NAHB住宅市場指数 (前回29 予想28) 

G20首脳会議(メキシコ・ロスカボ)

白川日銀総裁会見

 

【注目ポイント】

1)ギリシャ選挙の結果

2)G20首脳会議

 

【高島暦&アストロ】

「上寄り付きしたら、吹き値売り方針」

 

 ギリシャ選挙次第だろうが、高島さんは、少なくともそれで上昇したところはデイ・ベースでは売り場と見ているようだ。

 

ただ、火曜日は目先の天底を作る日で、更に木曜日・金曜日は押し目買い推奨となっており、一応毎日のメルマガで、再度リポートするが、可能性としては、月曜日は、大きな上昇があれば、ひとまず売って、火曜日までの戻りが買い戻し&買い場となるか注目される。(ただ、水曜日はFOMCもあり、気味の急変があると言っているので注意)

 

【今日のウラ読み】

1)旧与党となる新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が合わせて過半数(151議席)を超す161議席前後を獲得する見通しで、一応ギリシャの選挙は無難な形で終了する模様。 これで一旦市場は落ち着きを取り戻し、今日のところは、リスク・オンが基本戦略で、上値追いは厳しくも、押し目は買い場を探す形となる。

 

 一応早朝の現在までの高値は以下の通り(05:00現在)

ユーロドル=1.2725−30

ポンドドル=1.5780−85

ドル円=78.95−05

ユーロ円=100.40−45

ポンド円124.40−45

オージー円=79.80−85

NZD円62.30−35

カナダ円=77.25−30

スイス円=83.55−60

こういった位置を超えるか注目となる。 一方下値は早朝の戻り安値が

 

ユーロドル=1.2680−85

ポンドドル=1.5685−90

ドル円=78.60−70

ユーロ円=99.85−90

ポンド円123.65−70

オージー円=79.30−35

NZD円62.05−10

カナダ円=76.95−00

スイス円=83.10−20

 

が維持できると強い。またギャップの下限が残っているものは、この維持も注目したい。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

こういった相場でも期待感は薄く、78.60−70と78.90−00での揉合いが中心と見たい。下値のストップは78.55とするか、78.45−50、78.25−30での買いのストップは78.10や77.95割れとなる。 上値は、79.05−15、79.20−30、79.40−45と売り上がって、ストップは75.55となる。

(予想時レート&時間:78.80 05:35)

 

☆ユーロドル

戦略=押し目買いも、高くなれば売り場探し

下値は1.2680−85、1.2665−70と買い下がって、ストップは1.2630が一旦。 または、1.2615−25まで待って買うケースでは、ストップが1.2585割れ。上値は1.2720−30を超えないなら利食い優先。 超えても1.2735−40、1.2745−50と利食いで、売りは1.2770がストップ。 再度1.2775−80、1.2785−901.2810−20での売り直しのストップは、1.2830超えとなる。

(予想時レート&時間:1.2700 05:40)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買い

99.70−90のギャップ、99.40−45、99.25−30と慎重に買い場を探す形。 ストップは99.00割れ。上値は100.15−25、100.40−50と利食い優先。 売りは100.55−60、100.70−80と売って、ストップは101円超え。 再度101.05−10の窓の上限、101.25−30、101.40−50の売りは101.55超え。再度101.65−75の窓、101.90−00や102.00−05での売りのストップは102.15超えとなる。

(予想時レート&時間:100.00 05:45)

 

☆ポンド円

戦略=押し目買い

下値は123.45−50、123.30−35、123.05−10と買い下がって、ストップは122.90割れ。 122.45−65での買い直しのストップは122.10割れ。 上値は123.95−00、124.15−20と利食いで、売りはCapを見ても、ストップは124.50超え。 再度124.65−75、124.75−90での売りのストップは125.00や125.15超えとなる。 

(予想時レート&時間:123.90 05:50)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

下値は79.30−40、79.10−20と買い下がって、ストップは78.85や78.65割れ。こういった位置まで下げないなら任意で買い狙い。 上値は79.65−75を超えないなら利食い優先。超えても79.80−00ゾーン、売りは80円台で、Capを見て検討されるが、様子見が無難かも。 一応チャートからは80.25をストップとなるが、超えて80.30−40、80.40−50では上値が重そうで、こういった位置での利食い&売りは理想的。 ストップは80.60超え。

(予想時レート&時間:79.65 05:55)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月17日(日) 16:55

 

【週間6月18−22日の材料】

6/18()

08:01 () 6月ライトムーブ住宅価格(前回±0.0)

13:00 (ハンガリー) シモール・ハンガリー中銀総裁講演

14:00 () 6月金融経済月報・基本的見解

17:30 (香港) 5月失業率 (前回3.3 予想3.3)

17:30 (ユーロ圏) コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演

21:00 (ユーロ圏) アスムセンECB理事討論会に参加「危機におけるECBの役割」

21:30 () 4月国際証券取引高(前回-20.8億加ドル)

23:00 () 6NAHB住宅市場指数 (前回29 予想28) 

G20首脳会議(メキシコ・ロスカボ)

白川日銀総裁会見

 

6/19()

10:30 () RBA議事録公表(65日開催分)

14:00 () 4月景気動向指数・改訂値 [一致CI指数]  (前回96.5)  

14:00 () 4月景気動向指数・改訂値 [先行CI指数]  (前回95.1) 

17:30 () 5月消費者物価指数 [前月比]  (前回+0.6 予想+0.2)  

17:30 () 5月消費者物価指数 [前年比]  (前回+3.0 予想+3.0) 

17:30 () 5月小売物価指数 [前月比]  (前回+0.7 予想+0.2) 

17:30 (ユーロ圏) スペイン短期債入札(12カ月物、18カ月物)

18:00 () 6ZEW景況感調査 (前回10.8 予想5.0)  

18:00 () 6ZEW現況指数(前回+44.1 予想+39.0)

18:00 (ユーロ圏) 6ZEW景況感調査 (前回-2.4)  

18:00 (ユーロ圏) 4月建設支出 [前月比]  (前回+12.4)  

18:00 (ユーロ圏) ギリシャ短期債入札

21:30 () 5月住宅着工件数 (前回71.7万件 予想72.0万件) 

21:30 () 5月建設許可件数 (前回71.5万件(72.3万件) 予想73.0万件)  

21:30 () 4月卸売売上高 [前月比]  (前回+0.4)  

22:00 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員演説(欧州議会委員会)

ダイモン・JPモルガン会長兼最CEO証言(米下院金融サービス委員会)

G20首脳会議(メキシコ・ロスカボス)

 

6/20()

07:45 (NZ) 1四半期経常収支  (前回-27.63NZD 予想-11.88NZD)  

08:50 () 日銀金融政策決定会合議事要旨(52223日分)

08:50 () 5月通関ベース貿易収支  (前回-5203億円(-5220億円) 予想-5830億円)  

10:30 () 第1四半期新規住宅着工[[前期比] (前回-6.9 予想-2.3)

15:45 () 白川日銀総裁「全国信用金庫大会で挨拶」

15:00 () 5月生産者物価指数 [前年比]  (前回+2.4 予想+2.3)  

17:00 (南ア) 5月消費者物価指数 [前年比]  (前回+6.1 予想+5.9)  

17:30 () BOE議事録 667日開催分)

17:30 () 5月失業率 (前回4.9 予想4.9)  

17:30 () 5月失業保険申請件数(前回 -1.37万件 予想-0.30万件)  

18:30 (ユーロ圏) 2年債入札(50億ユーロ)

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回+18.0%)

21:00 (ノルウェー) ノルゲバンク政策金利発表

23:30 () 週間原油在庫[前週比](前回-19.1万バレル)

01:30 () FOMC政策金利発表

03:00 () FRB「経済見通し・金利動向見通し発表」

03:15 () バーナンキFRB議長会見

リビア議会選挙

 

6/21()

07:45 (NZ) 1四半期GDP [前期比]  (前回+0.3 予想+0.5)  

07:45 (NZ) 1四半期GDP [前年比]  (前回+1.8 予想+1.4)  

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

11:10 () 石田審議委員「鹿児島県金融経済懇談会で挨拶」

15:00 (スイス) 5月貿易収支  (前回+13.3CHF(+12.6CHF) )  

16:15 (スイス) 1四半期鉱工業生産 [前年比]  (前回-1.4)  

16:30 () 6PMI製造業・速報  (前回45.2 予想45.4)  

16:30 () 6PMIサービス業・速報  (前回51.8 予想51.7) 

17:00 (ユーロ圏) 6PMI製造業・速報  (前回45.1 予想45.0) 

17:00 (ユーロ圏) 6PMIサービス業・速報  (前回46.7 予想46.6)  

17:00 (ユーロ圏) 4月経常収支 (前回+91EUR)  

17:00 (南ア) 1四半期経常収支  (前回-1102ZAR 予想-1361ZAR) 

17:30 () 5月小売売上高指数 [前月比] (前回-1.0 予想+1.0) 

17:30 () 5月小売売上高指数 [前年比] (前回-0.3 予想+3.0)  

17:30 (香港) 5月消費者物価指数 [前年比] (前回+4.7)  

17:30 (香港) 1四半期経常収支  (前回+200.9HKD+243.3HKD)  

17:30 (ユーロ圏) スペイン長期債入札

18:00 (ユーロ圏) 仏長期債入札

18:30 () 英長期債入札(32.5億ポンド)

19:00 () 6CBI製造業受注指数(前回-17) 〔-15

20:00 (トルコ) トルコ共和国中央銀行・政策金利公表

21:00 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員講演

21:30 () 週間新規失業保険申請件数  (前回38.6万件)  

21:30 () 4月小売売上高 [前月比]  (前回+0.4 予想+0.3) 

23:00 () 6月フィラデルフィア連銀景況指数  (前回-5.8 予想0.0) 

23:00 () 5月中古住宅販売件数  (前回462万件 予想457万件)  

23:00 () 5月中古住宅販売件数 [前月比] +3.4 予想-1.1)  

23:00 () 4月住宅価格指数 [前月比] (前回+1.8 予想+0.4)  

23:00 () 5月景気先行指数 [前月比] (前回-0.1 予想+0.1)  

23:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・速報 (前回-19.3 予想-19.8)  

00:30 () カーニーBOC総裁講演

ECB理事会(非金融政策決定会合)、ユーロ圏財務相会合

エジプト大統領選挙当選結果発表

30年物インフレ連動債入札(70億ドル)

 

6/22()

中国市場休場(端午節)

10:00 (NZ) 6NBNZ企業信頼感 (前回27.1)

17:00 () 6ifo景況指数  (前回106.9 予想105.9)  

17:00 () 6ifo景気期待指数(前回100.9 予想99.9)

17:00 () 6ifo現況指数(前回113.3 予想112.0) 

17:30 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員講演(競争政策に関するカンファレンス)

19:30 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員講演(独占禁止に関するカンファレンス)

21:30 () 5月消費者物価指数 [前月比]  (前回+0.4 予想+0.3)   

21:30 () 5月消費者物価指数 [前年比]  (前回+2.0 予想+1.5)   

EU27カ国財務相会合

モンティ伊首相、メルケル独首相、オランド仏大統領、ラホイ・スペイン首相会談

 

623日(土)

国際決済銀行(BIS)主要国中央銀行総裁会議

温家宝・中国首相[「アルゼンチン訪問」

 

【今週の焦点】

 今週の外国為替市場は、週末のギリシャの再選挙の結果次第となるが、一旦の決着が見えると、その後は米FOMCが、株価面では試金石となりそうだ。

 

《ギリシャ再選挙》

 ギリシャの再選挙に関しては、結果が18日月曜日の未明に判明する可能性が指摘されており、東京市場オープン前から、相場が荒れた動きでスタートする可能性があり注意が必要となるが、一応現在接戦が予想されているギリシャ急進左派連合と新民主主義党(ND)のどちらかが第1党になるかで、最初の方向感が出てくると思われるが、ただ、どちらの党も過半数を得られない場合、またぞろ連立協議となる可能性があり、その場合市場は、一定のリスク・ヘッジや織り込みも入っており、その面では巻き戻し的な反応もありそうだ。 また、結果がギリシャ急進左派連合の勝利となって混乱しても、ユーロ離脱が直ぐに決定するわけではない。 更に各国中銀は、ギリシャ選挙に備え、「要なら流動性供給のために協調行動を取る準備をしている」との一部報道もあり、対応策が検討されている。 週明けの18−19日には、メキシコでG20首脳会議も開催されるが、こういった面で、世界的な協調行動や安定化に対する強いメッセージが発せられるなら、逆に材料出尽くし感に繋がる可能性も考慮しておきたい。 

 

またイベントとして21日にユーロ圏財務相会合が開催されるほか、22日にはEU27カ国財務相会合、フランス・ドイツ・スペイン・イタリアの4首脳が、ユーロ圏危機について協議する。 ギリシャ選挙結果次第だろうが、 こちらも市場にどういった安心感を与えることが出来るか注目される。

 

《金融政策》

 金融政策としては、 19日に豪準備銀行(RBA)金融政策決定理事会議事録公表(6月5日開催分)、19−20日の米FOMCが予定されている。 

 豪州の関しては、連続利下げが実施されており、あまり大きな影響はない見通し。 米FOMCでは、直近米経済に翳りが見える中、どうにか追加金融緩和策の期待感が株価を支えており、もし、市場が満足できない結果に終わると、相場が大きく崩れるリスクを孕んでいる。 少なくともツイスト・オペの延長や増額などの対策は、効果に疑問があっても、最低実行されないと厳しそうだ。 また今回米経済見通しとFOMCメンバーのFF金利動向に関する見通しもあわせて公表される。 バーナンキFRB議長による記者会見も予定されており、市場に安心感を与えることが出来るか試金石となりそうだ。 

 

《経済指標》

 経済指標としては、18日に米6月NAHB住宅市場指数、19日独・ユーロ圏6月ZEW景気期待指数、米5月住宅着工件数/建設許可件数、20日に日本の5月貿易統計(通関ベース)、21日にNZ第1四半期GDP、米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米5月中古住宅販売件数、米4月住宅価格指数、米5月景気先行指標総合指数、22日に独6月ifo景況感指数などが発表される。重要なイベントがあることで、経済指標自体への反応は薄そうだ。 ただ、ギリシャ問題や米FOMCが落ち着くなら、一定の関心が集まる可能性もあるかもしれない。

 

その場合、ユーロ圏では、独・ユーロ圏6月ZEW景気期待指数や独6月ifo景況感指数の悪化が、更なるユーロ売りに繋がるリスクに注意。日本では5月貿易統計(通関ベース)が、悪化の想定となるが、それでも円売り限定されそうだ。 

 

《今週の戦略》

 具体的には、毎日のメルマガで掲載するが、基本はギリシャ選挙では、旧与党に軍配が上がる方向で見ており、その面では、ユーロの買い戻しに繋がると考える。 

 

ただ結果がどうなるか予想するのは難しいので、週初の対応として考えておきたい。 

もし、前述の想定通りとなり、上昇してスタートなら、直ぐに買いでついて行くのは難しいので、どの道またスペインやその他で戻りは売りとなるので、売り場を探すが、これは十分上がってから考えたほうが安全。 

ポイントは現在の戻り高値1.2665−75や1.2685−90を超えると、1.2825−30、更に超えると1.3000前後がキーとなるので、こういった位置を各々ストップに良い戻りをみて売り場探しとなる。 

 

一方ユーロが選挙の結果を受けて下げる場合は、一定の織り込みもあり、買い場を探す形で対応。 これは1.2470−90から1.2385−00ゾーンのサポート圏、または1.2335−50ゾーンが理想的。 ストップは1.23や1.2285−90の年初来安値で対応できればベター。 

 

また特にクロス円などは、選挙の結果を受けて下げるなら、中長期面で押し目買いを狙うのは良い戦略と見られる。 一応以前に掲載した6月1−5日の戻り安値圏が参考となると見られ、こういった位置をバックに買い場があれば理想的。 

 

ドル円=77.65 (77.95−78.15)

ユーロドル=1.2288(1.2385−1.2415)

ユーロ円=95.59(96.75−97.05)

ポンド円=118.79(119.75−80)

オージー円=74.48(75.20−76.00)

NZD円=57.96(58.60−58.85)

カナダ円=79.60(74.70−75.05)

スイス円=79.60(80.55−80.80)

ランド円=8.92(9.05−9.20)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月15日(金)

 

《アジア概況》

 15日の東京市場は、週末のイベントを控え動きづらい中、日銀金融政策決定会合で、追加の金融緩和策が発表されず、失望感の円買いが一時強まった。ドル円は、79.52から78.80、ユーロ円が100.36から99.55、ポンド円が123.61から122.15、オージー円が79.66から78.94、NZD円が62.27から61.70、カナダ円が77.68から76.96、スイス円が83.56から82.88まで下落した。 

 

《海外に向けた戦略》

ドル円 :(予想レンジ=78.70−79.45)

上値は79.50−55でCapされて、下落が78.80−85まで拡大も、更なる動きとなっていない。下値は78.70−75、更に78.55−65の窓の上限を割れると、下落が78.45−50のそれ以前の高値から78.25−30の窓の下限まで視野となるが、買い直し位置となる。 このリスクは、78.10−20や77.95−00の戻り安値割れで、その場合77.80−85の下ヒゲの半値、77.70−75の節目なども視野となるが買いが入り易い。ただし77.65−70を割れると、77.35−

 

40、77.00−20、76.70−75、76.50−55、76.15−20までターゲットとなるが、日足のサポートが控える形。リスクは76.00−10割れとなる。 一方上値は78.90−00、79.05−15、79.20−30、79.40−45がCapされると弱い。 75.50−55を超えて、79.60−70の窓の上限が視野となるが、売りが出易い。 79.75−80の上抜けから、79.85−95の窓の上限、80.00−05の戻り高値が視野となるが売りが出易い。 80.05−10や80.15−25を超えて、80.30−35や80.40−50が視野となるが、上抜けは不透明。 80.55−65を超えて、80.75−80、80.85−95の戻り高値が視野となるが、売りが出易い。 

(予想時レート:78.90 予想時間 15:45)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2550−1.2700)

上昇が1.2645-55まで拡大も、更なる上値追いは不透明。 1.2645−55や1.2665−75を超えて、1.2685−95の戻り高値で窓の下限、1.2710−15の窓の上限、1.2720−30の戻り高値を超えて、1.2735−40から1.2745−50の窓、1.2765−70を超えて1.2775−80から1.2785−90の窓が視野となるが、これも売りが出易い。1.2805−10の戻り高値の上抜けから、1.2815−20や1.2825−30を超えて、1.2840−55の窓まで視野となる。更に1.2865−70の下落スタート位置を超えて、1.2875−90、

 

1.2890−00の戻り高値が視野となるが、1.2900−20のギャップを超えるまでは売りが出易い。一方下値は1.2620−25が維持すると良いが、1.2610−15を割れると、1.2595−0などもしやとなるが、サポートから維持では堅調。ただし、1.2585−90の戻り安値を割れると、1.2550−65などが視野となるが、維持できると堅調が続く見通し。 注意は1.2540−45を割れるケースで、その場合1.2525−30、1.2510−20の戻り安値を割れると、1.2495−00、1.2485−90なども視野となるが、維持できるか焦点。 維持できずに1.2470−75を割れると、1.2455−60も視野となるが、下方ブレイクは不透明。 ただし1.2435−45を次に割れると、流石に調整が強まるので注意。 

 (予想時レート:1.2625 予想時間 15:55)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.00−100.25)

反発が100.30−40でCapされて、下落が99.55−60を維持する形。上値は99.75−80、99.95−05、100.10−25がCapされると上値追いは出来ない。100.30−40を超えて100.45−50、100.55−60の戻り高値が視野となるが売りが出易い。100.70−80や100.90−00を超えて、101.05−10の窓の上限、101.25−30、101.40−50の戻り高値が

 

視野となるが売りが出易い。 こういった位置を超えて、101.50−55から101.65−75の窓、101.90−00や102.00−05の戻り高値、102.10−15を超えて一定の反発期待となる。 一方下値は99.55−60が維持されると良いが、99.45−50や99.30−35の戻り安値を割れると、99.20−25や99.00−15が視野となるが、サポートから買いが入り易い。この注意は98.85−90を割れるケースから、98.70−75や98.50−60を割れるケースで、その場合下落が98.25−35や98.15−25の窓と戻り安値も割れると、97.80−00なども視野となるが買いが入り易い。 リスクは97.65−75の窓の上限を割れるケースでとなる。

(予想時レート:99.65 予想時間 16:05)

 

ポンド円 :(予想レンジ=121.50−123.50)

反発が123.60−65でCapされて、下落が122.35−40まで拡大。 下値は122.20−25の戻り安値も視野となるが、維持できるか焦点。維持できずに121.90−00や121.80−85の戻り安値も割れると、121.40−50、12

 

1.20−25、120.95−00の更なるサポートまで視野となるので注意。 このリスクは120.85−90や120.75−80の戻り安値な割れとなる。一方上値は122.70−80の窓、122.95−05から123.10−15の窓、123.25−30から123.40−45の窓のCapでは上昇も覚束ない。123.60−65を超えて、123.75−80、123.85−90、124.00−15が視野となるが、未だ売りが出易い。124.25−35を超えて、124.40−45の戻り高値を超えると、124.65−75から124.75−90の不透明な戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明。あくまで124.90−00や125.05−15の戻り高値を超えてアク抜け感。 

(予想時レート:122.40 予想時間 16:00)

 

オージー円 :(予想レンジ=78.45−79.45)

上値は79.65−75でCapされて、下落が78.85−95を維持する形。 サポートからは、78.85−95が維持されると良いが、78.65−75を割れて、その場合78.55−60の戻り安値まで割れると78.40−50の下限、78.20−30なども視野となるが、買いが入り易い。 ただし、78.00−10を割れると、77.80−00なども視野となるが、維持できるか焦点。買いが入り易いと見るが、77.60−70の戻り安値を割れると下落が77.45−50の戻り安値、77.35−40の

 

窓の上限を割れからは、76.95−05の窓の下限まで視野となるが、サポートから買いが入り易いが、こういた位置を割れると76.80−85から76.65−70の不透明な戻り安値圏、76.45−60の戻り安値まで視野となるが、維持では更に下落は進まない見通し。この注意は76.35−40の窓の上限割れとなる。 一方上値は、79.10−15、79.25−30、79.40−45がCapされると上昇も覚束ない。 強い戻り高値となる79.65−75を超えて、79.80−95、79.95−00が視野となるが、未だ売りが出易い。80.15−25を超えて80.30−40、80.40−50が視野となるが、Capされると上値追い出来ない。 80.55−60を超えて、80.80−95の戻り高値圏などが視野となるが、売りが出易い。

(予想時レート: 79.05 予想時間 15:40)

 

NZD円 :(予想レンジ=61.00−62.60)

反発が62.25−30でCapされて、下落が61.65−70まで拡大。 上値は61.95−00、62.10−15がCapされると上値追い出来ない。 62.25−30を超えて、62.45−50、62.55−60なども視野となるが売りが出易い。62.65−70を超えて、62.75−80の節目、62.85−90の戻り高値が視野となるが、売り場探し。 62.90−00や63.10−15の戻り高値を超えて、63.25−35、63.45−55の戻り高値が順次視野となるが、63.65−75を超えるまでは売りが出易い。 一方下値は61.65−70の維持では良いが、61.50−60や61.30−40を割れるケースで、その場合61.25−30を割れると

 

窓の下限となる61.05−15、60.90−95の戻り安値が視野となるが、一旦買いが入り易い。注意は60.80−85の戻り安値を割れるケースで、その場合60.60−75の窓の下限、60.40−50なども視野となるが、サポートからは買い位置となる。 リスクは60.25−30を割れるケースで、その場合、60.15−20、60.00−10や59.85−95が視野となるが、こういった位置まで割れると、59.75−80の窓の下限割れからは、59.60−70、59.40−50、59.25−35なども視野となるが、サポートから買い直し位置となる。注意は59.15−20から58.90−00の窓や58.80−85の戻り安値割れで、その場合不透明な58.60−80ゾーンの戻り安値圏まで視野となるが維持されると堅調。 ただし58.50−55を割れると、下ヒゲの半値となる58.30−35や58円のサイコロジカルが視野となるが、維持できると更に突っ込み売りも厳しい。 ただし、57.90−95や57.75−80のギャップを割れると57.00−10までターゲットとなるので注意となる。(予想時レート: 61.90 予想時間 16:35)

 

カナダ円 :(予想レンジ=76.50−77.55)

上値は77.70−80を超えず、調整が76.95−00まで。 下値は76.95−00を割れて、76.85−90や76.70−75を割れると、下落が76.50−55の戻り安値が維持されると堅調が続く見通し。 注意は76.40−45の戻り安値を割れるケースで、その場合76.15−20の戻り安値まで割れると75.95−10なども視野となるが、サポートから買い直し位置。注意は75.70−85や75.60−65を割れるケースで、その場合75.35−45、75.10−25の窓なども視野と

 

なるが買いが入り易い。 この注意は74.95−05や74.70−85の戻り安値を割れるケースとなる。 一方上値は77.20−30、77.35−45、77.50−55がCapされると弱い。 77.70−80を超えて77.85−00の戻り高値が視野となるが売りが出易い。78.05−10を超えて、78.20−25、78.30−40の戻り高値が視野となるが売りが出易い。78.55−60や78.65−70を超えて、窓の上限となる78.90−95、79.15−20などもターゲットとなるが売りが出易い。 79.35−50の戻り高値や79.50−60の窓を超えて、79.60−70、79.90−95が順次Capされると上値追い出来ない。

(予想時レート:77.15 予想時間 16:40)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.50−83.50)

反発が83.50−55でCapされて、下落が82.80−90まで拡大。 上値は83.20−30、8.30−50がCapされると弱い。 83.50−55を超えて、83.65−70の戻り高値が視野となるが、売りが出易い。83.85−90や84.00−05を超えて、84.15−15の窓の上限、84.30−35や84.40−50の戻り高値、更に84.50−55から84.65−70の窓、84.80−95の戻

 

り高値が視野となるが売りが出易い。一方下値は82.80−90や82.65−70を割れると、下落が82.55−60、82.45−50なども視野となるが維持では堅調。 ただし82.30−35や82.15−25を割れると82.00−05や81.80−90の下ヒゲが視野となるが、更に割れると81.65−70の窓の下限、81.45−60なども視野となるが、買いが入り易い。注意は81.30−40窓の上限割れて、その場合81.00−20の下限、80.75−90を割れるケースから80.55−60を割れるとなる。(予想時レート:83.00 予想時間 16:45)

 

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月15日(金)

 

【今日の一言】

 週末のギリシャ選挙を控えて動きづらい

 

【昨晩の海外】

週末のギリシャ再選挙を控えて様子見姿勢が強いなか、スペインの国債利回りが初の7%台へ乗せたことで、ロンドン初頭にリスク回避的な動きが強まったが、その後NY市場で、弱い米経済指標にも、「ギリシャ再選挙で緊縮財政派が勝利し、新政権を樹立する」との観測や「各国中銀はギリシャ選挙後に必要なら流動性供給のために協調行動を取る準備をしている」との一部報道を受けて、NYダウが一時200ドル高まで上昇したことで巻き戻しの動きが強まった。

 ユーロドルは、1.2542から1.26373まで反発、ドル円は76.16から76.47へ反発した。一方クロス円では、ユーロ円が99.467から100.30、ポンド円が122.77から123.54、オージー円が78.72から79.66、NZD円が61.54から62.25、カナダ円が77.06から77.65、スイス円が82.84から83.55まで反発した。

 

【本日の材料】

07:00 (チリ) チリ国立銀行・政策金利発表

07:30 (NZ) 5月企業景況感(前回48.0)

  () 日銀金融政策決定会合

15:30 () 白川日銀総裁・記者会見

15:50 (ユーロ圏) ドラギECB総裁講演

17:30 () 4月商品貿易収支 (前回-85.64GBP 予想-85.00GBP) 

18:00 (ユーロ圏) 4月貿易収支 (前回+86EUR) 

18:00 (ユーロ圏) プラートECB理事講演

21:30 () 6月ニューヨーク連銀製造業景気指数 (前回17.09 予想14.00 )

21:30 () 4月製造業出荷(前回+1.9)

22:00 () 4月対米証券投資 [ネット長期フロー] (前回+362USD) 

22:00 () 4月対米証券投資 [ネットフロー合計] (前回-499USD) 

22:15 () 5月鉱工業生産 [前月比] (前回+1.1 予想+0.1)

22:15 () 5月設備稼働率 (前回+79.2 予想+79.2)

22:30 (ユーロ圏) コスタ・ポルトガル中銀総裁・議会演説

22:55 () 6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 (前回79.3 予想77.5) 

 

6/16(土)

G20サミット事前会合

 

6/17(日)

仏国民議会選挙・決選投票

ギリシャ議会選挙

 

【注目ポイント】

1)日銀金融政策決定会合の結果公表&白川総裁記者会見

2)米経済指標

3)ギリシャ再選挙

 

【高島暦&アストロ】

「不時の高下をみせる日、逆張り方針で駆け引きせよ」

 

 週末のギリシャ選挙を睨むとあまり動く気がしないが、海外に入って最後のポジション調整が出るなら、商いが薄い中、案外値飛びするか可能性があるのかもしれない。ただ、それでも大きなトレンドとはならず、逆張り方針と見ておきたい。

 

【今日のウラ読み】

1)今回追加の緩和策が発表される可能性は低い。ただ週末のギリシャ再選挙を控え、予防的な対策を打ち出す可能性も若干は残っており、発表があれば、一定の反応はありそうだが、そういった局面では、週末のポジション調整もあり、ドル円やクロス円は良い売り場を提供しそう。 逆に一部市場に期待感があるなら、何も出ないケースや白川日銀総裁の記者会見が失望感となるなら、円の買い戻しが出るリスクが残っているので注意。 これも限定的となりそうだが、こういった局面での逆張り方針が安全となる。 需給面では、510日要因はあるが、週末のポジション調整と絡めて、あまり極端にポジションが傾く可能性は低い。

2)昨日も総じて米経済は弱い内容で、今日も指標面では、弱い内容が続きそう。ただ、来週19−20日の米FOMCでの期待感が相場を支える形。結局指標後の株価推移が焦点となる。

3)既に市場は、6月17日のギリシャ選挙を睨んで、様子見気分が高まっている。大口の投資かもポジションを控えており、週末の取引は更に閑散となりそうだ。 現状は、ギリシャ再選挙で緊縮財政派が勝利し、新政権を樹立するとの観測で、ギリシャの銀行株指数が上昇したように、一部楽観論もあるようだが、その反面スペイン10年物国債の利回りが7%台へ乗せるなど、急進左派が躍進する可能性も残っており、予断は許さない。前回の5月6日のギリシャの選挙の例を取ると日本時間では、投票は18日午前2−3時に締め切られ、開票の結果は、出口調査を含めて、同日未明には判明する模様。 その面では、東京月曜日の午前7時のFX業者のオープンから相場が、大きく荒れた状態でスタートする可能性が高く注意が必要となる。 特に中途半端な位置にストップ・ロス注文を入れておいても、大きくギャップを空けて相場がスタートするなら、かけ離れたレートで、注文が失効される可能性もありそう。 十分ご自身のポジションを精査して週末の対策を検討しておきたい。 理想はポジションを軽くして、週末を過ごすのが良策となるが、中長期的なポジションをお持ちなら、若干証拠金を厚めにして対応することも考慮しておきたい。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=様子見から動けば逆張り

下値は79.20−30、上値は79.45−55ブレイクがポイントとなるが、こういった位置をブレイクしてから対応。 下値は79.00−05、78.70−90などでの買い狙い。ストップは78.55または78.45割れ。 上値は79.60−70の売りは、何か出た場合注意。 現状超えない79.80の上にストップもあるので、できれば、79.90−80.10ゾーンがあれば売りで、ストップは80.25となる。ただ、両サイドのポジションともに、しっかりと20−30BPあれば利食い優先が安全となる。 

(予想時レート&時間:79.50 09:30)

 

☆ユーロドル

戦略=押し目買い優位

ギリシャ選挙を睨んで、ショート・カバーが出易い。動くなら上と見る。下値は1.2595−00と買い場を探して、一旦ストップは1.2585割れとするか、1.2560−70のサポートへの調整待ちからの買い。ストップは1.2550割れまたは1.2540割れで。 こういった下落があるとリスクが高まるので買いは見合わせ。 上値は1.2635−40を超えないなら利食い優先。超えて1.2645−55や1.2665−75を上抜けると、ターゲットは1.2685−95や1.2710−15での利食い優先。さすがに選挙を前としても、この辺の上昇は良い位置で売り場探し。ストップは1.2730超え。 更には1.2735−40から1.2745−50の窓での売りは1.2770がストップ。1.2775−80から1.2785−90の窓の売りは、1.2810がストップとなる。

(予想時レート&時間:1.2620 09:35)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買いから

底堅くなっており、下値は99.75−85、99.55−60と買い下がって、ストップは99.45割れで、99.30が倍返しとなる。 理想的な買いは99.20−25、99.00−15で、ストップを98.85や98.70において対応。 上値は100.35−40を超えないなら利食い優先。 超えても100.45−50、100.55−60としっかりと利食い。 売りは東京時間は、本邦の売りがあるから良いが、海外では、ユーロのショート・カバーが出ると、想定外に上昇する可能性があり注意。100.80や101.00がストップ。 再度101.05−10、101.25−30、101.40−50と売り場を探して、101.55がストップとなるが、下げが甘ければ買い戻し優先が安全。  

(予想時レート&時間:100.30 09:45)

 

☆ポンド円

戦略=レンジ・トレード程度

昨日ゴールドマン・サックスが、「イングランド銀行(英中銀、BOE)がユーロ圏危機の高まりに対応するため、再び政策を緩和する可能性がある」との見解を示しており、若干弱めなので、買っても戻りが限定される可能性があり注意。 下値は123.15−25、123.00−10と買い下がって、ストップは122.75や122.50割れ対応。 特に121.80−90割れがリスクで、その場合121.40−50、121.20−25、120.95−00が視野となるが、こういった位置の買いはワークする見通し。ストップは120.85や120.75割れ、上値は何故か、124円前半ば重く、こういった位置を超えるまでは利食い優先が安全。現状は123.60−65までだが、123.75−80、123.85−90、124.00−15と利食いで、売りの場合のストップは124.35や124.45超えとなる。 ただ125円の上抜けは不透明も、超えると一定のアク抜け感が出る可能性となる。 125円方向での売りは、125.15などがストップとなる。 

(予想時レート&時間:123.50 09:50)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

下値は79.30−40、79.15−20と買い場を探すかたち。 ストップはタイトなら79.00−05割れだが、ストップせずに、78.85−90まで買い下がりでの対応がベター。 ストップは78.65や78.55となる。 割れて78.40−50、78.20−30の買いのストップは、78.00割れや77.80−00まで買い下がっても、77.60割れとなる。上値はダブル・トップの79.70−75超えないなら、上値追いは厳しいので、利食い優先。 超えても79.80−00などは売りとなり易い。一回売りからの参入も検討されるが、ストップは80.25超え。 または、80.30−40、80.40−50と売り上がるなら、ストップは80.60超えとなる。

(予想時レート: 79.50 予想時間 09:55)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月14日(木)

 

《アジア概況》

14日の東京市場は、週末のイベントを控えて動きづらい展開。 一時NY株の下げがマイナスの影響を与えたが、時間外の米株価指数先物の上げ幅拡大や後場の日本株の下げ幅縮小などを受けて、買い戻しも入ったが、動意の薄い揉み合いが継続した。

 ユーロドルは、1.2553から1.2588、ドル円は79.32から79.48での推移。 ユーロ円が96.64から100.00、ポンド円が122.88から123.40、オージー円が78.86から79.17、NZD円が61.36から61.81、カナダ円が77.06から77.39、スイス円が82.95から83.24での推移となった。また、スイス国立銀行は、金利を据え置き、声明で「目的を達成するために無制限に外貨を買う用意」、「現在のスイスフランは依然として高い」、「必要ならばいつでも追加の措置をとる用意がある」としたが新味に欠け、発表後は若干スイス買いに傾いた。 

 

 ただ、既に週末のギリシャ選挙を睨んで、動意が薄くなっており、手出し無用の雰囲気。 東京の高値安値を睨んで、割れてから逆張りチャンスを狙うぐらいの気持ちで対応したい。 

 

《ストラテジィ》

ドル円 :(予想レンジ=79.00−80.00)

戦略としては、79.30−35と79.45−55のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は79.20−30での買いのストップは79.10−20割れで。79.00−05での買い直しのストップは78.85−95や78.70−80割れとするか、こういった位置まで買い下がるなら、ストップは78.55−65割れでの倍返し。上値は79.60−70と売り上がって、ストップは79.75−80超えでの倍返し。 ターゲットは79.85−95、80.00−05と利食い&売り場探し。 ストップは80.05−10超えや80.15−25超えでの倍返し。(予想時レート:79.40 予想時間 15:30)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2485−1.2650)

戦略としては、1.2550−55と1.2575−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合下値は、1.2540−45、1.2525−30と買い下がって、ストップは1.2510−20割れで、1.2495−00、1.2485−90の買い直しのストップは1.2470−75割れで、1.2455−60は維持を確認できれば買う形。 ストップは1.2435−45割れでの倍返し。 一方上値は1.2600−05と売り上がって、1.2610−15超えがストップで、倍返ししても1.2615−25、1.2635−40と利食い&売りあがって、ストップは1.2645−55超えや1.2665−75超えでの倍返し。(予想時レート:1.2565 予想時間 16:10)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.00−100.50)

戦略としては、99.60−70と110.00−05のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は100.10−20超えでの倍返し。ターゲットは100.30−35、100.45−50と利食いで、売りはこういった位置から100.55−60と売り上がって、ストップは100.70−80超えや100.90−00超えでの倍返し。ターゲットは101.05−10、101.25−30と利食いで、売りはこういった位置から101.40−50と売り場を探して、101.50−55がストップ、101.65−75での売り直しのストップを101.90−00超えや102.00−05超えに置くか、売りあがっても、102.10−15超えを倍返し。 一方下値は99.45−50と買い下がって、99.30−35割れをストップ。 再度99.20−25、99.00−15と買い下がって、ストップは98.85−90割れや、98.70−75割れでの倍返し。 ターゲットは、98.50−60の動向次第。割れても98.25−35や98.15−25と買戻しで、買いはこういった位置から97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れでの倍返し。(予想時レート:99.75 予想時間 16:15)

 

ポンド円 :(予想レンジ=122.00−124.00)

戦略としては、122.85−90と123.20−25のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は123.35−40超えがストップで、倍返しも123.50−55、123.75−80と利食い優先から、売りはこういった位置から123.85−90、124.00−15と売り上がって、ストップは124.25−35超えや124.40−45超えでの倍返し。 ターゲットは124.65−75、124.75−90と利食い&売り場を探して、ストップは124.90−00超えや125.05−15超えでの倍返し。 一方下値は122.70−75と買い下がって、ストップは122.50−60割れで、倍返ししても、122.35−40、122.20−25と買い戻し&買い下がって、ストップは121.90−00割れや121.80−85割れでの倍返し。(予想時レート:123.00 予想時間 16:15)

 

オージー円 :(予想レンジ=78.00−79.50)

78.80−90と79.15−20のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は79.25−30、79.40−50と売り上がっても、ストップは79.55−60超えや79.70−75超えでの倍返し。 ターゲットは近いが、79.80−00での利食いで、売りはCapを見て対応。ストップは80.15−25超えで、積極的なら倍返しもターゲットは80.30−40、80.40−50のCapでは利食い&売り直し。 このストップは80.55−60超えで、倍返ししても80.80−95のCapでは利食い&売りで、ストップは81.10−15超えでの倍返し。 一方下値は78.65−70と買い下がっても、ストップは78.55−60割れで、78.40−50、78.20−30と買い直しのストップは78.00−10割れ。 77.80−00での買い直しのストップは77.60−70割れでの倍返し。 ターゲットは77.45−50での買い戻り&買いで、ストップは77.35−40割れ。 76.95−05での買い直しは、76.65−85、76.45−60と買い下がりの余裕を持って対応。 ストップは76.35−40割れ。 (予想時レート: 78.95 予想時間 16:20)

 

NZD円 :(予想レンジ=60.90−62.30)

戦略としては、61.50−55と61.80−90のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は61.90−00と売り上がって、62.10−20超えがストップで、倍返ししてもターゲットは62.25−30、62.45−50と利食いで、売りはこういった位置から62.55−60と売り上がって、ストップは62.65−70超えで。 一方下値は61.30−40割れで倍返しも、61.25−30、61.05−15と買い戻しから、買いはこういった位置から60.90−95と買い下がって、ストップは60.80−85割れで、倍返しも検討されるが、60.60−75、60.40−50と買い戻し&買い直して、ストップは60.25−30割れ。 60.15−20、60.00−10では維持を見て買っても、ストップは59.75−80割れでの倍返し。(予想時レート: 61.60 予想時間 16:30)

 

カナダ円 :(予想レンジ=76.50−77.50)

76.95−05と77.35−40のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は77.45−55と売り上がって、ストップは77.70−80超えでの倍返し。 ターゲットは77.85−0での利食いで、売りは78.05−10越えでの倍返し。 ターゲットは78.20−25、78.30−40と利食い&売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。下値は76.85−90と買い下がって、ストップは76.70−75割れで、倍返ししてもターゲットは76.50−55での買い戻し&買いで、ストップは76.40−45割れで、倍返しも検討されるが、ターゲットは76.15−20での買い戻しで、買いは維持を見ながら、75.95−10と買い下がって、ストップは75.70−85や75.60−65割れとなる。(予想時レート:77.30 予想時間 16:35)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.50−83.50)

82.90−95と83.20−30のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は83.35−40超えがストップで、倍返ししても83.50−70と利食い&売り直し。ストップは83.85−90超えや84.00−05超えでの倍返し。 一方下値82.80−85と買い下がって、ストップは82.65−70割れで、82.55−60、82.45−50での買い直しのストップは82.30−35割れで、82.15−25割れが場返し。 ターゲットは82.00−05の動向次第。この位置は維持で買っても、ストップは81.80−90割れでの倍返し。 (予想時レート:83.15 予想時間 16:40) 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月14日(木)

 

【今日の一言】

週末の材料を控えて、既に揉み合い気味となりそう。積極的な売買は難しい。

 

【昨晩の海外】

 米5月米小売売上高が、市場予想と変わらずも、自動車を除くと予想を下回った内容となることや、米5月卸売物価指数が、市場予想を下回ったことで、NYダウがマイナス100ドル近い下落で終了したことで、一時ロンドン市場からのリスク・オンの動きも、巻き戻しで終了した。

 ユーロドルは、1.2516からフィキシングでのユーロ買いで1.2611まで上昇後、米格付会社イーガン・ジョーンズとムーディーズがスペインを格下げしたことで伸び悩んだ。 ドル円は79.748から79.318まで下落した。 

 一方クロス円も利食いが優勢で、ユーロ円が99.33から100.105まで上昇後99.70まで値を下げ、 ポンド円が124.28から123.09、オージー円が79.56から78.85、NZD円が62.15から61.34、カナダ円が77.73から77.05、スイス円が82.68から83.37の日中高値をつけた後は83.02に押し戻された。 

 

【本日の材料】

07:00 (ユーロ圏) メルケル独首相講演

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

13:30 () 4月鉱工業生産・確報 [前月比] (前回+0.2)

13:30 () 4月鉱工業生産・確報 [前年比] (前回+13.4)

16:00 (ユーロ圏) リーカネン・フィンランド中銀総裁講演

16:30 (スイス) スイス中銀政策金利発表

17:00 (ユーロ圏) ECB月例報告

17:30 (香港) 1四半期鉱工業生産 [前年比] (前回-2.2)

17:30 (香港) 1四半期生産者物価指数 [前年比]  (前回+6.5) 

18:00 (ユーロ圏) 5月消費者物価指数・確報 [前年比] (前回+2.4 予想+2.4) 

18:00 (ユーロ圏) 伊長期債入札

18:30 () 英超長期債入札(2060年償還物・15億ポンド)

21:30 () 5月消費者物価指数 [前月比] (前回0.0 予想-0.2) 

21:30 () 5月消費者物価指数 [コア:前月比] (前回+0.2 +0.2) 

21:30 () 5月消費者物価指数 [前年比] (前回+2.3 予想+1.9 )

21:30 () 5月消費者物価指数 [コア:前年比] (前回+2.3 予想+2.2) 

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回37.7万件) 

21:30 () 1四半期経常収支(前回 -1241USD 予想-1321USD) 

21:30 () 1四半期設備稼働率 (前回80.5) 

21:30 () 4月新築住宅価格指数 [前月比] (前回+0.3) 

22:30 (ユーロ圏) ワイトマン独連銀総裁、ユンケル・ユーログループ議長講演

01:00 () ゼーリック世銀総裁講演

01:50 () コテ・カナダ中銀副総裁講演

03:00 () オズボーン英財務相、キングBOE総裁「ロンドン市長主催の年次晩餐会参加」

仏伊首脳会談

OPEC国際セミナー(ウィーン)、OPEC総会

20年国債入札(12000億円)、米30年国債入札(130億ドル)

 

【注目ポイント】

1)ユーロ圏:メルケル独首相、ワイトマン独連銀総裁、ユンケル・ユーログループ議長講演、仏伊首脳会談、伊長期国債入札、ECB月例報告

2)スイス中銀政策金利発表

3)米経済指標 :米5月消費者物価指数、米週間新規失業保険申請件数、米第1四半期経常収支

 

【高島暦&アストロ】

「押し目買いの日なれど、上寄り高き時は見送り良し」

 

上寄りとは言えないまでも、昨日からは若干高いので、上値追い厳しそう。買いは見送り気分から、ある程度押しが入ってから考慮する程度がよさそう。ただ、既に週末を控えて動きづらくなっているので、相場全体としては、軽く抜く程度が無難だろう。 

 

【今日のウラ読み】

1)ユーロ圏の要人は発言では、ギリシャに対する緊縮財政の約束の遵守を求める発言が出ると若干マイナス。スペインに関しては、現状はユーロ支援に関する擁護発言となる見通し。 ただ、ユンケルさんが最近案外過激な発言があるので注意。(以前、ギリシャのユーロ圏脱退を匂わす発言をした経緯あり)。その他ECB月例報告などは、ユーロ圏経済にマイナスの内容が想定され、イタリア国債の入札金利の上昇なども嫌気されそう。 となると大きくはないが、全てにユーロ相場にマイナスのリスクが高そう。

2)政策金利の変更はないと見られるが、引き続きスイス・フラン高に対して、牽制的な発言が出る可能性は高い。ただ、新味のある内容とならないなら、影響はほとんど無さそうだ。 

3)昨日の米PPIや小売売上高が悪かったことで、一定の織り込みがあるだろうが、引き続きNY株価がどういった動きをするかで決まりそう。 NYダウに関しては、テクニカル面からは、12000−13000ドル・レンジの中心で揉み合っており、現状はそう大きなマイナスでもない。来週19−20日のFOMCが試金石となる。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=戻り売りも下げが甘ければ買い戻し 

79.70−80が重いことが再確認されており、早期には、反発があれば戻り売りがよさそう。 79.45−55、79.60−70で売って、ストップは79.80超え。 積極的なら倍返しとなる位置だが、79.85−95、80.00−05と利食いで、売りはこういった位置から80.05−10と売り上がって、ストップは80.25超え。 80.30−35、80.40−50での売り直しのストップは80.65超え。 

下値は79.20−30が維持されるケースは買っても、あまり良い位置とは言えず、ストップは79.10割れ。79.00−05程度から、78.85−95や78.70−80と慎重に買い場を探して、ストップは78.55割れとなる。 再度の買いは78.45−50、78.25−30でストップは78.10割れや77.95割れでの対応となる。 

(予想時レート&時間:79.35 04:20)

 

☆ユーロドル

戦略=早期には戻り売りから。

堅調に1.2610−15まで反発も、トピッシュとなっており、やはり上値追いは厳しい。ただし、ギリシャの再選挙を睨んで、下値は未だ買いとなり易く、神経質な展開が続いており、短期的な回転売買がベター。 上値は1.2600−05方向への反発で売っても、1.2615超えがストップ。 1.2615−25、1.2635−40などは売り直しで、ストップは1.2655超えや1.2675超えでの倍返しとなる。 

下値は、1.2565−70を割れると1.2540−45や1.2525−30が視野となるが、サポートが控えおり、こういった位置ではショートは買い戻しで、買いのストップは、1.2510割れ。 1.2495−00、1.2485−90の買い直しのストップは1.2470割れで、1.2455−60は維持を確認できれば買う形。 ストップは1.2435−45割れでの倍返しとなる。 

中期面では、個人的にギリシャ再選挙は、ユーロの買い戻しに繋がると見ているので、週末の安いところを買うのは、ベンチャー気味だが検討してみる形はあるかも知れない。 ただ、これも直感の話なので、自己責任でお願いしたいが、 理想は1.2410−50ゾーンがあれば、1.2385をストップまたは、深めなら1.2330などをストップに検討課題となる。 

(予想時レート&時間:1.2575 04:30)

 

☆ユーロ円

戦略=早期には戻り売りから

上昇が100.10−20の窓を超えず、早期には99.95−05がCapされると上昇も覚束ず、戻り売りからの検討となる。ストップは100.20で、超えても100.30−35、100.45−50、100.55−60と売り上がって、ストップは100.70−80超えや100.90−00超えでの倍返し。一方下値は99.70−75を割れると、99.45−50が視野となるが、ショートは買い戻し。 買いは維持を見てから出ないと厳しいが、99.30がストップで、できれば、これを割れて、99.00−20などへの調整での買い狙い。ただし、利食いは100円を超える動きとはならない見通しなので、買っても99円ミドルでは利食いが安全となりそう。 買いのストップは98.85か98.70割れ。 倍返ししても98.50−60の動向次第で買い戻しだが、こういった下落からは、98.25−35や98.15−25、97.80−00と買い場探し。 ストップは97.65割れとなる。

(予想時レート&時間:99.80 05:05)

 

☆ポンド円

戦略=レンジ・トレード

一時124.25−30まで上昇も、更なる動きとならず、若干不透明な揉み合いとなっている。現状の123.05−10の維持は不透明だが、直ぐに突っ込み売りの状況でもなさそう。 上値はと123.35−40がCapされると良いが、123.50−55を超えると、123.75−80、123.85−90、124.00−15なども視野となるが、こういった反発があれば売り場探し。 ストップは124.35超え。124.40−45などを超えて、124.65−75、124.75−90が視野となるが、売り直しで、ストップは125.00や125.15超えとなる。下値は122.70−95と買い下がって、ストップは122.50割れ。 122.35−40、122.20−25と買い直しのストップは121.90割れや121.80割れとなる。 

(予想時レート&時間:123.25 05:15)

 

☆オージー円

戦略=早期には戻り売りも。買いは一定の押しを待つ形。

昨日上値を拡大できなかったことでマイナス。 上値は79.25−30、79.40−50を売りが検討される。ストップは79.55−60超えや79.70−75越えでの倍返し。こういった位置を超えて80円が視野となるが未だ売りが出易い。

一方下値は79.00−05を割れると、78.85−90、78.65−70などが視野となるが、サポートからは78.70前後を買っても、ストップは78.55−60割に置いて対応。 78.40−50、78.20−30は維持を見る形も、ここでの買いのストップは78.00−10割れ。 サポートから理想は77.80−00での買いだが、これもストップは77.60−70割れでの倍返しとなり、これを割れると相場が崩れ気味となるので注意。

(予想時レート&時間:79.10 04:05)

 

《フォレックス・ラジオ雑記》

今日のフォレックス・ラジオは、「たらればFX」で、U-Stream版は、午後2時半スタート。 オン・ディマンド放送は、午後4時半頃アップの予定。

 大橋ひろこさんは、最近人気暴騰で、お忙しい。 飲みに行く機会も多いが、彼女が必ず注文するのが、「らっきょうやエシャレット」で、にんにくも辞さない。 

 案外お酒もいけるほうで、つまみも「のんべ」並み。 ただ、こういったねぎ科の食べ物を好む女性は、案外「気が強い」んじゃないかと内心思っている。 口には出せないが、確かに、相場でもNYダウの売り上がりや積極的にショートするなど、男勝り。 思い込んだら、がんとも動かない。 うーん、敵にはしたくないタイプ。  

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月13日(水)

 

16:50

 

【号外2】

 現状の噂は、ドル円の79.80から80円に数百本の売り(1本=百万ドル)がある模様。これは一昨日来の79.90から80.10に大量の売りがあるとの内容とあまり変わらないが、ただ、下値では米系の銀行が買い続けている模様。

 まあ、海外勢の買いは、恐らくショート・カバーだろうと思うけど、悪いニュースが出ないで、ともかく株価がしっかりなら、今夜はリスク回避の巻き戻しが中心かも。

 ただ、ユーロドルなどは、つとつと悪いニュースが出るので、決して上値追いせず、逆に悪いニュースが出て、下げる局面があれば、買い場を探すほうが安全かも。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月13日(水)

 

【号外】

 東京は動意が薄く、やりづらい展開となったが、じりじりとクロス円が値を上げており、未だショート・カバー期待が残り、今一歩我慢となる。

 

特に目処としては、クロス円、ドル円は11日の高値を超えることが出来るかは大きな焦点。 (下記参照)

 

(11日の高値)

ドル円=79.78

ユーロ円=100.90

ポンド円=124.35(6日の高値)

オージー円=79.71

NZD円=61.99(13日の若干上抜け)

カナダ円=78.10

スイス円=84.04

 

《今夜のデイ・トレード戦略》

ドル円 :(予想レンジ=79.20−80.10)

79.55−60と79.70−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は79.45−55と買い下がって、ストップは79.35−40割れで、79.20−30は維持を見て買っても、 ストップは79.10−20割れで。79.00−05での買い直しのストップは78.85−95や78.70−80割れとするか、こういった位置まで買い下がるなら、ストップは78.55−65割れでの倍返し。ターゲットは78.45−50、78.25−30と買い戻し&買いで、ストップは78.10−20割れや77.95−00割れでの倍返し。上値は慎重な順張りとなるが、ターゲットは79.85−95、80.00−05と利食い&売り場探し。 ストップは80.05−10超えや80.15−25超えでの倍返し。ターゲットは、80.30−35、80.40−50と利食い&売り場を探して、ストップは80.55−65超えでの倍返し。 (予想時レート:79.65 予想時間 15:15)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2460−1.2595)

1.2480−90と1.2515−20のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合下値は、1.2470−75割れをストップとしても、1.2455−60では維持を確認して買うかたち。 ストップは1.2435−45割れでの倍返し。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れで、倍返ししても1.2360−65や1.2345−50での買い戻し。この位置の買いは1.2330−35をストップとするか、ストップでずに1.2310−15と買い下がっても、ストップは1.2285−90割れ。上値は、慎重な順張りからターゲットは1.2530−40、1.2550前後と利食い優先。この売りはCapを見る必要があるが、ストップは1.2560−70超えで、倍返ししても1.2580−95、1.2605−10と利食い優先から、売りはこういった位置から1.2615−25、1.2635−40と売りあがって、ストップは1.2645−55超えや1.2665−75超えでの倍返し。 (予想時レート:1.2505 予想時間 15:20)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.00−100.50)

99.40−50と99.70−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、順張りから99.90−00、100.10−20と利食い優先で、売りはこういった位置から100.30−35、100.45−50、100.55−60と売り上がって、ストップは100.70−80超えや100.90−00超えでの倍返し。ターゲットは101.05−10、101.25−30と利食いで、売りはこういった位置から101.40−50と売り場を探して、101.50−55がストップ、101.65−75での売り直しのストップを101.90−00超えや102.00−05超えに置くか、売りあがっても、102.10−15超えを倍返し。下値は99.30−35をストップとしても、99.20−25、99.00−15と買い下がって、ストップは98.85−90割れや、98.70−75割れでの倍返し。 ターゲットは、98.50−60の動向次第。割れても98.25−35や98.15−25と買戻しで、買いはこういった位置から97.80−00と買い下がって、ストップは97.65−75割れでの倍返し。(予想時レート:99.65 予想時間 15:25)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.20−124.70)

123.70−75と124.05−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は順張りまたは124.15−20超えでの倍返し。 ターゲットは124.30−45、124.65−75と利食い優先から、124.75−90と売り場を探して、ストップは124.90−00超えや125.05−15超えでの倍返し。ターゲットは125.35−45、125.50−55と利食い優先で、売ってもストップはタイトな倍返し。一方下値は123.50−55をストップとするか、123.20−25、122.70−95と買い下がって、ストップは122.50−60割れで、倍返ししても、122.35−40、122.20−25と買い戻し&買い下がって、ストップは121.90−00割れや121.80−85割れでの倍返し。ターゲットは121.40−50、121.20−25と買い戻しから、買いはこういった位置から120.95−00と買い下がって、ストップは120.85−90や120.75−80割れ、120.60−65割れでの倍返し。(予想時レート:123.90 予想時間 15:25)

 

オージー円 :(予想レンジ=78.65−80.00)

79.05−10と79.35−40のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は79.45−60と売り上がっても、ストップは79.70−75超えでの倍返し。 ターゲットは近いが、79.80−00での利食いで、売りはCapを見て対応。ストップは80.15−25超えで、積極的なら倍返しもターゲットは80.30−40、80.40−50のCapでは利食い&売り直し。 このストップは80.55−60超えで、倍返ししても80.80−95のCapでは利食い&売りで、ストップは81.10−15超えでの倍返し。 ターゲットは81.20−35、81.50−60と利食い&売り上がって、ストップは81.60−70超えでの倍返し。 ターゲットは81.95−00、82.10−20と利食い&売りあがって、ストップは82.35−45超えとなる。 一方下値は78.85−90、78.65−70と買い下がって、ストップは78.55−60割れで、78.40−50、78.20−30と買い直しのストップは78.00−10割れ。 77.80−00での買い直しのストップは77.60−70割れでの倍返し。 ターゲットは77.45−50での買い戻り&買いで、ストップは77.35−40割れ。 76.95−05での買い直しは、76.65−85、76.45−60と買い下がりの余裕を持って対応。 ストップは76.35−40割れ。 (予想時レート: 79.25 予想時間 15:25)

 

NZD円 :(予想レンジ=61.50−62.50)

61.65−70と62.00−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は62.15−20と売り上がって、ストップは62.25−30超えでの倍返し。 ターゲットは62.45−50、62.55−60と利食い&売りで、ストップは62.65−70をストップとしても、62.75−80、62.85−90と売り上がって、ストップは62.90−00超えや63.10−15超えでの倍返し。 一方下値は61.50−60、61.35−40と買い下がって、61.25−30割れがストップ。61.05−15,60.90−95での買い直しのストップは60.80−85割れも、60.60−75、60.40−50と買い直して、ストップは60.25−30割れ。 60.15−20、60.00−10では維持を見て買っても、ストップは59.75−80割れでの倍返し。 (予想時レート: 61.90 予想時間 15:30)

 

カナダ円 :(予想レンジ=76.85−78.00)

77.40−45と77.65−70のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は77.75−80、77.85−00と順次売り場探して、ストップは78.05−10越えでの倍返し。 ターゲットは78.20−25、78.30−40と利食い&売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。 下値は77.30−40、77.20−25と買い下がって、ストップは77.05−10割れで、76.85−00での買い直しのストップは76.70−75割れ。 76.50−55での買いのストップは76.40−45割れで対応。 (予想時レート:77.55 予想時間 15:30)

 

スイス円 :(予想レンジ=82.50−83.50)

82.65−70と83.00−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は83.15−25がストップで、倍返ししても83.30−40、83.50−70と利食い&売り直し。ストップは83.85−90超えや84.00−05超えでの倍返し。 ターゲットは84.10−15、84.30−35、84.40−50と利食い優勢で、売りは84.50−55超えがストップ、84.65−70、84.80−95での売り直しのストップは85.10−15超えや85.15−25超えでの倍返し。下値82.65−70、82.55−60、82.45−50と買い下がって、ストップは82.30−35割れで、81.15−25割れが場返し。 ターゲットは82.00−05の動向次第。この位置は維持で買っても、ストップは81.80−90割れでの倍返し。 (予想時レート:83.00 予想時間 15:30)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月13日(水)

 

【今日の一言】

 水曜日のバリュー替わりが今日は効きそう

 

【昨晩の海外】

 格付け会社フィッチが、スペインの銀行18行の格下げを発表。 スペイン10年物国債利回りが、一時6.834%とユーロ導入以来の高水準を付けたことで、一時リスク回避の動きとなったが、NYダウが堅調に値を上げたことで、巻き戻し的な動きで終了した。

 ユーロドルは、1.2530の高値から1.2443まで下落後、1.2516まで反発。 ドル円は79.65から79.36まで下落後79.62まで値を戻した。

 一方クロス円では、ユーロ円が98.86まで下落後99.60へ反発、スイス円も82.32から82.94、ポンド円が122.93から124.00へ値を上げ、オージー円が78.57から79.32、NZD円は61.39から61.90の日中高値、カナダ円が77.06から77.60まで反発した。 

 

【本日の材料】

08:50 () 4月機械受注 [前月比] (前回-2.8 予想+1.5) 

08:50 () 4月機械受注 [前年比] (前回-1.1 予想+4.0)

09:00 () 白川日銀総裁講演

09:30 () 6月ウエストパック消費者信頼感(前回+0.8)

14:30 () 5月消費者物価指数 [前年比] (前回+2.1) 

15:00 () 5月消費者物価指数・確報 [前月比] (前回-0.2 予想-0.2) 

15:00 () 5月消費者物価指数・確報 [前年比] (前回+1.9 予想+1.9) 

17:55 (アイスランド) アイスランド中央銀行・政策金利公表

18:00 (ユーロ圏) 4月鉱工業生産・季調済 [前月比] (前回-0.3 予想-1.0)

18:30 (ユーロ圏) 10年債入札(50億ユーロ)

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回+1.3)

20:00 (南ア) 4月実質小売売上高 [前年比] (前回+6.8 予想+4.6)

21:30 () 5月生産者物価指数 [前月比] (前回-0.2 予想-0.6) 

21:30 () 5月生産者物価指数 [コア:前月比] (前回+0.2 予想+0.2) 

21:30 () 5月生産者物価指数 [前年比] (前回+1.9 予想+1.4) 

21:30 () 5月生産者物価指数 [コア:前年比] (前回+2.7 予想+2.7) 

21:30 () 5月小売売上高 [前月比] (前回+0.1 予想-0.1) 

21:30 () 5月小売売上高 [前月比:除自動車] (前回+0.1 予想0.0) 

23:00 () 4月企業在庫 [前月比] (前回+0.3 予想+0.4) 

23:30 () 週間原油在庫[前週比](前回-11.1万バレル)

06:00 (NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート発表

米印戦略対話、OPEC国際セミナー(ウィーン)

ダイモン・JPモルガン会長兼最高経営責任者「米上院銀行委員会で証言」

10年国債入札(210億ドル)

 

【注目ポイント】

1)米5月生産者物価指数&小売売上高

2)NZ中銀の金利政策発表

3)水曜日のアノマリー

 

【高島暦&アストロ】

「変化日、後場の波動に注意が肝要」

 

変化日となっているが、どっちに動くかは不明。 ただ、一定の流れが出ることが想定されるが、後場と言っているので、水曜日を考えると東京夕方からロンドン初頭に大きくクロス円やユーロドルのショート・カバーが出る可能性で考えたい。

 

【今日のウラ読み】

1)今日は材料が薄く、米国時間までは大した注目はない。米国では、こういった指標が弱い内容なら、今月のFOMCでの追加緩和策の発表に繋がると見られる。ただ、反応が薄いケースも想定されるが、株価がインフレの低下を好感しないと厳しい。

2)予想は据え置きで、大きな反応はなさそう。現状どの中銀も自国経済が堅調でも、欧州信用不安を睨んで利上げできる状況ではない。 ただ、カナダとNZは、それでも利上げの一番近い位置にあり、こういった不安が解消されると利上げのモードに入る可能性もあり注目したい。

3)通常水曜日は、スワップのバリュー替わりに伴って、高金利通貨の買戻しが入り易い。ただ、最近は高金利通貨もあまり無いので、こういった効果も薄れている。また、リスク回避の動きが強まっている時は、厳しいが、本日のように株価が安定すると、ショート・カバーが入り易いので注目したい。押し目を拾って、こういった上昇でしっかりと利食うスタンスは、短期戦略として有効と見られる。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=積極的にはやりづらいが、やるなら押し目買いからか?

79.90−80.10に大口のオファーがあるということで、なかなか難しいが、下値はしっかりとしてきた面もあり、79.40−50は維持を見て。79.35を割れると、79.20−30までの可能性があるので注意だが、79.20−30で買えればベター。ストップは79.10割れが近め。または78.95などで対応。

上値は79.70−80を超えないなら仕方ないが、超えると80円前後での利食い。 売りは80.25をストップに80.00−10などで売り狙い。

(予想時レート&時間:79.55 07:25)

 

☆ユーロドル

戦略=押し目買いからしっかりと利食い

騙し的な動きが上下に出ており注意が必要だが、下値は1.2490−95、1.2470−85、1.2455−60と買い場探し。 ストップは1.2435割れ。倍返しも検討される。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第。 割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れ。上値は、1.2515−20を超えないと利食い優先となるが、超えると1.2530−40や1.2550前後で利食いが安全レベル。超えても1.2560−70、1.26手前は利食いから、売りは1.26から1.2615−25、1.2635−40などで検討される。 ストップは1.2655や1.2675となるが、1.2685−90の日足の戻り高値を超えると流れが変わるので注意。

(予想時レート&時間:1.2515 07:50)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買いもしっかりと利食い

下値は堅調さが見えてきたが、ユーロドルにつれるので上値の101−2円は、輸出勢の売り意欲もあり重いので注意。 

99.35−40、99.20−30、99.00−10と買い場探し。ストップは98.85や98.70。ターゲットは99.70−80を超えないと利食い優先も、超えると99.90−00、100.10−35での利食い。 売りは100.45−50、100.55−60などで検討されるが、下げが甘ければ買い戻し優先。売りのストップは100.80や101.00超え。 

(予想時レート&時間:99.65 08:00)

 

☆ポンド円

戦略=押し目買い

123.70−75は若干高い感じは残るが、下げないリスクを感じるなら、123.50をストップとして、こういった位置。 割れて123.20−25、122.70−95と買い場を探す形。 ストップは122.50割れ。 上値は124.05−10、124.30−45の戻り高値を順次超えるかが大きな焦点。 超えないと利食い優先だが、それでも買い回転が効けばベター。 超えて124.65−75、124.75−90と利食い優先。 売りは124.90−00と売り場を探して、ストップは125.05−15超えなどで対応。 

(予想時レート&時間:124.90 08:50)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

79.05−10、78.85−90、78.65−70と買い場探し。ストップは78.55割れが一旦も、78.40−50、78.20−30と買い直しのストップは78.00割れ。上値は79.35−40、79.45−60では一旦利食いが安全か? あくまで強いダブル・トップ的な79.70−75を超えて、79.80−00が視野となるが、現状80円台は重い感じで、売り場探し。 80.15−25超えをストップとするか、80.30−40、80.40−50と売り上がるなら、ストップは80.60超えとなる。 (予想時レート: 79.25 予想時間 08:45)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月13日(水)

 

【朝の速報】

今日は株価も堅調そうで、基本はリスク回避の巻き戻し。特に高島暦でも、変化日となっており、水曜日を考えると東京夕方からロンドン初頭に大きくクロス円やユーロドルのショート・カバーが出る可能性で考えたい。

アジア時間の押し目を拾って、日本時間の夕方4−7時程度で利食うスタンスは、有効と見られる。 詳細は追って本稿を参照。 

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月12日(火)

 

【号外】

 

割とドル円、クロス円がしっかりとしており、不安定ながらも下値は堅い見通し。ただ、これも株価次第なので、上値では一旦月曜日の高値を越えるような動きとならないと、しっかりと利食いが安全。これを超える動きから保有に安心感となる。

 

一応下記に11日の高値を参照

ドル円=79.78

ユーロドル=1.2672

ポンドドル=1.5583

ユーロ円=100.90

ポンド円=124.09

オージー円=79.71

NZD円=61.99

カナダ円=78.10

スイス円=84.04

 

ドル円 :(予想レンジ=79.00−80.00)

79.45−50と79.60−70のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は、79.30−40、79.25−30と買い下がって、ストップは79.10−20割れで。79.00−05での買い直しのストップは78.85−95や78.70−80割れとするか、こういった位置まで買い下がるなら、ストップは78.55−65割れでの倍返し。ターゲットは78.45−50、78.25−30と買い戻し&買いで、ストップは78.10−20割れや77.95−00割れでの倍返し。 一方上値は79.70−80超えで、積極的なら倍返しもターゲットは79.85−95、80.00−05と利食い&売り場探し。 ストップは80.05−10超えや80.15−25超えでの倍返し。ターゲットは、80.30−35、80.40−50と利食い&売り場を探して、ストップは80.55−65超えでの倍返し。 (予想時レート:79.55 予想時間 16:00)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2465−1.2596)

現状は1.2475−80と1.2495−00のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は1.2505−15越えでの倍返し。 ターゲットは1.2525−40、1.2545−55と利食い&売り上がって、ストップは1.2560−70超え。倍返ししても1.2580−95、1.2605−10と利食い優先から、売りはこういった位置から1.2615−25、1.2635−40と売りあがって、ストップは1.2645−55超えや1.2665−75超えでの倍返し。 下値は、1.2465−70と買い下がって、ストップは1.2445−55割れで、1.2435−40割れでの倍返し。 ターゲットは1.2425−30や1.2410−15の動向次第も、割れると1.2395−05での買い戻し&買いで、ストップは1.2380−90割れでの倍返し。 (予想時レート:1.2495 予想時間 16:00)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.00−100.60)

99.35−45と99.65−75のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、一旦順張り気味も99.90−00、100.10−20と利食い優先で、売りはこういった位置から100.30−35、100.45−50、100.55−60と売り上がって、ストップは100.70−80超えや100.90−00超えでの倍返し。ターゲットは101.05−10、101.25−30と利食いで、売りはこういった位置から101.40−50と売り場を探して、101.50−55がストップ、101.65−75での売り直しのストップを101.90−00超えや102.00−05超えに置くか、売りあがっても、102.10−15超えを倍返し。一方下値は99.20−25をストップとしても、99.00−05、98.75−85と買い直しで、ストップは98.70−75割れや、98.50−60割れでの倍返し。ターゲットは98.25−35や98.15−25の動向次第。割れても97.80−00では買い戻し&買いで、ストップは97.65−75割れでの倍返し。(予想時レート:99.65 予想時間 16:15)

 

ポンド円 :(予想レンジ=122.70−124.70)

123.10−20と123.40−45のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は123.60−65、123.80−00と売り場を探して、ストップは124.05−10超えや124.15−20超えで、124.30−45での倍返し。ターゲットは124.65−75、124.75−90と利食い&売り場を探して、ストップは124.90−00超えや125.05−15超えでの倍返し。一方下値は123.00−05をストップとしても、122.70−90での買い直し。 ストップは122.50−60割れで、倍返ししても、122.35−40、122.20−25と買い戻し&買い下がって、ストップは121.90−00割れや121.80−85割れでの倍返し。(予想時レート:123.45 予想時間 16:15)

 

オージー円 :(予想レンジ=78.25−79.50)

戦略としては、78.70−80と78.95−00のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は79.10−15、79.25−30と売り場探し。ストップは79.45−60超えや売り上がっても、79.70−75超えでの倍返し。 ターゲットは近いが、79.80−00での利食いで、売りはCapを見て対応。ストップは80.15−25超え。 一方下値は78.55−65割れをストップとするか、78.40−50、78.20−30と買い下がって、ストップは78.00−10割れ。 77.80−00での買い直しのストップは77.60−70割れでの倍返し。 ターゲットは77.45−50での買い戻り&買いで、ストップは77.35−40割れ。 76.95−05での買い直しは、76.65−85、76.45−60と買い下がりの余裕を持って対応。 ストップは76.35−40割れ。 (予想時レート: 78.85 予想時間 16:25)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月12日(火)

 

【号外2=12:48】

 

国際通貨基金(IMF)

「日銀は資産買入れプログラムの拡大を含めて、さらなる金融緩和を実施し得る」

これは円売りだが、

 

「為替介入で秩序を欠いた動きには歯止めをかけることができるが、レートは市場が決めるべきもの」

こちらは否定的な見解で、総じて若干微妙。 

 

ただ、総じて現状は円の軟調が維持されており、後一歩のドル円、クロス円の上昇はあるかもしれないが、そこはしっかりと利食いたい。

ドル円は79.60−65にレジスタンス。

 

ユーロ円は、99.45−60に窓、99.70−75に60分足の雲の下限

 

ポンド円は、現状の123.25−45に60分足の基準線とレジスタンス、123.60−85に更なるレジスタンス。 

 

オージー円は、78.65−85に雲の下限と基準線、超えても78.95−00の戻り高値、79.15−30にレジスタンス。  

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月12日(火)

 

【号外=12:25】

 

国際通貨基金(IMF)が12日、円は中期的観点からは幾分過大評価されている、日本経済は着実に回復、金融政策だけではデフレ脱却は出来ない、などの見解を示した。

これを受けて、ドル円は79.60近辺まで反発。良い利食い場を与える見通し。

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月12日(火)

 

 《現状までの相場》

 白川日銀総裁の講演では、金融政策関連の発言は模様で、相場の材料となっていない。 ただ、日経平均株価が150円近い下落で、リスク回避傾向が続いているが、総じて動きが少ないので、手出しはしづらい。 ただ、一部ドル円では海外系が売ってきているようで、東京午後の欧州勢参加後は、株価の推移にもよるが、未だ円買いリスクが残りそう。 今日はよっぽどのニュースが出ないと上値は重いので、買いは、浅い戻りでもはしっかりと利食っておきたい。

 

【本日の戦略=中途経過】

☆ドル円

下落は79.15−20レベルまで。ストップとした79.10−15は維持されているが、上値は既にそれまでの安値となる79.35−40がCapされると弱く、超えても79.50前後は売りになり易く、79.50−70ゾーンは79.80超えをストップに売り狙い。 下値は買いがあるなら一旦外して、更なる押し目待ちが安全かも。79円前後は維持を見て対応。買いは78.45−55をストップ圏に想定して、78.70−80などの突っ込みで買ってみる形がサポートからも有効そう。 ただ、こうった下落では、79円台への戻りでは利食い優先が安全となる。 

(予想時レート&時間:79.25 09:55)

 

☆ユーロドル

下落が1.2445−55をどうにか維持する形。一旦下げ止まりが見えるので、買いは維持しても、1.2485−00が上値を抑えると利食い優先。上値は1.2500−15を超えて、1.2525−40、1.2550−55が視野となるが、しっかりと利食いから、売り狙い。 ストップは1.2560−70超え。再度の売りは1.2580−95、1.2605−10、1.2615−25、1.2635−40と順次売り場を探して、ストップは1.2645−55超えや1.2665−75超えでの倍返しとなる。 一方下値は引き続き、1.2435がストップで、再度1.2425−30は維持を見て買っても、1.2410割れがストップ。 1.2395−05、1.2380−90、1.2360−65や1.2345−50の買い下がりのストップは1.2330割れとなる。 

(予想時レート&時間:1.2480 10:00)

 

☆ユーロ円

下落が98.70−75をどうにか維持する形も、上値は98.95−00を超えないと厳しい。上値は99.15−20を超えて、99.45−50がターゲットとなるが、デイ・ベースでしっかりと利食いが安全。この位置の売りは99.55−60超えをストップとするか、99.90−00超えに置いて、売り上がりでの対応となる。下値は、引き続き98.50−60がストップ。 98.25−35や98.15−25、97.80−00での買い場探しは、98.45−50割れるなら止める形。 様子見なら98.50を割れて、98円方向から買い場を探す形。 ストップは97.65割れ。

(予想時レート&時間:98.85 10:05)

 

☆ポンド円

戦略=戻り売り

下落が既に122.55−60を維持する形。 122.50−60を割れると、122.35−40、122.20−25なども視野となるが、60分足からサポートが控えており、買い向かい。 ストップは121.90−00割れや121.80−85割れにおいての対応となる。ただ、上値は既に122.80−00が抑える弱く、123.00−30などは利食い優先。 売りは123.35−40、123.60−65、123.80−00と売り場を慎重に探して、ストップは124.05−10超えや124.15−20超えで、124.30−45での倍返し。

(予想時レート&時間:122.65 10:05)

 

☆オージー円

下落が78.05−10まで拡大もこれを維持する形。 この位置から77.80−00は買い下がり場を探す形は変わらない。ストップは直近安値の77.60−70割れ。 ただ、様子見なら割れるケース待ちとなるが、77.45−50での買いのストップは77.35−40割れ。 76.95−05とでの買い直しは、76.65−85、76.45−60と買い下がりの余裕を持って対応。 ストップは76.35−40割れ。ただ、上値は78.35−50がCapされると弱く、利食い優先。 超えても78.70−00ゾーンが重く、しっかりと利食い&売り場探し。 ストップを79.45−60ゾーンや79.70−75に置けるなら、79.10−15、79.25−30と売り上がりでの対応となる。

(予想時レート&時間:78.30 10:10)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

2012年06月12日(火)

【今日の一言】
材料が出るも、予想外に弱く今一歩の下落リスクが残るので注意。

【昨晩の海外】
 ユーロ圏財務相の緊急電話会議で、スペインの銀行への金融支援が決定したが、未だ支援策の詳細が不透明で、スペインやイタリアの国債が売り込まれたことやNYダウが150ドルの下落となり、リスク回避の動きで終了した。
 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、「スペインの格付けは銀行救済による影響を受けない」、国際スワップデリバティブ協会(ISDA)が「現時点では、欧州連合(EU)によるスペイン銀行支援策は劣後化通じた信用事由を引き起こす可能性は低い」との認識を示したが、市場への影響は限定的だった。
 ユーロドルは、1.2480へ下落、ドル円は79.36から79.57での揉み合い推移。 クロス円では、ユーロ円が99.10、ポンド円が122.96、オージー円が78.33、NZD円が61.06、カナダ円が76.98、スイス円が82.52まで下落し、安値圏で引けた。 

【本日の材料】
07:00 (
) ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演
08:01 (
) 5RICS住宅価格(前回-19)
08:50 (
) 4月第3次産業活動指数(前回-0.6 予想+0.3)
09:00 (
) 白川日銀総裁講演
09:15 (
) エバンス米シカゴ連銀総裁講演「経済」
10:30 (
) 5NAB企業景況感(前回±0)
10:30 (
) 5NAB企業信頼感(前回+4)
14:30 (
) 1四半期非農業部門雇用者・確報 [前期比] (前回+0.1)
17:30 (
) 4月鉱工業生産 [前月比] (前回-0.3 予想+0.2)
17:30 (
) 4月製造業生産高 [前月比] (前回+0.9 予想+0.1)
18:00 (
ユーロ圏) ギリシャ短期債入札
18:30 (
) 英中期債入札(47.5億ポンド)
21:15 (
ユーロ圏) メルケル独首相、ショイブレ独財務相、アスムセンECB理事講演
21:30 (
) 5月輸入物価指数 [前月比] (前回-0.5 予想-1.0)
23:00 (
) ラガルドIMF専務理事講演「国連持続可能な開発会議サミットに向けての主要な課題」
00:30 (
) タルーロFRB理事講演「シャドーバンキング」
02:00 (
) 世界銀行「経済見通し」発表
03:00 (
) 5月月次財政収支 (前回+591USD 予想-1088USD )
ノボトニー・オーストリー中銀総裁講演
5年国債入札(25000億円)、米3年国債入札(320億ドル)

【注目ポイント】
1)白川日銀総裁講演
2)メルケル独首相、ショイブレ独財務相、アスムセンECB理事講演
3)注目材料が薄く、株価の注意か?

【高島暦&アストロ】
 「吹き値売り方針の日」

 昨日ギャップを維持できずに下落が拡大したことで、ムードは悪く、今日は上値が重くなりそう。吹くかどうかは分からないが、基本は戻り売りがベターとなりそうだ。 

【今日のウラ読み】
1) 一部今週週末の日銀金融政策決定会合での緩和策発表期待は残るも、今回ECBが金利を据え置いたことや株価が一旦下げ止まりを見せており、恐らく7月に日銀金融政策決定会合まで、追加の緩和策は発表されない見通し。その面では、今日明日の白川日銀総裁の講演は注目を集めると見られるが、「ブラックアウト・ルール」からは、「金融政策及び金融経済情勢」に関し、外部に対して発言できなので、期待感を持つのは危険。 恐らく失望的な円高が進む局面がありそうだ。 
  http://www.boj.or.jp/about/organization/policyboard/pb_law/kpb05.htm/

2) どういった内容となるかは不透明だが、恐らくギリシャに対してユーロ圏に留まること、スペインに関しては、問題が無いような発言(内心は分からないが)が出ると見られ、一応ユーロの買い戻しタイミングとなるが、大きな材料となるかは分からない。 

3) 今日は注目材料が薄いので、やはりスペインやイタリアの国債利回りや株価の行方がポンントとなりそう。NYダウは昨晩150ドル下げとなるも、直近安値の12000ドルからは一定の戻りも実現しており、それほどのリスクは無いので、更に突っ込み売りの状況ではない。 ただ、東京やアジアは安いので、少なくとも東京で、相場が大きくリスク・オンになることはないので注意。 

【本日の戦略】
(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

☆ドル円
戦略=戻り売り
前述した通り、白川日銀総裁の講演や日経平均の寄付きを睨んで、未だ円買いのリスクが残りそう。 79.25−30が維持されると良いが、割れると79円前後、更に78円後半などのリスクは残るところ。 上値は79.50−70ゾーンが売りとなる。 ストップは79.80で対応。 下値は、79円前後は買い戻しで、買いは78.45−55をストップ圏に想定して、78.70−80などの突っ込みで買ってみる形。ただ、こうった下落では、79円台への戻りでは利食い優先が安全となる。 
(予想時レート&時間:79.30 07:35)

☆ユーロドル
戦略=戻り売り
週初の上昇からギャップを維持できずに下落が進んでおり、予想外の展開も、未だ週末のギリシャ選挙を控え下値では、買い戻しニーズがあると考える。 下値の戻り安値のポイントは1.2435と1.2410で、この下に各々ストップがあると見られるので、こういったストップをつけたところなどが買いとなり易い。 1.2445−50は維持のケースでの買い。これは1.2435がストップ、割れるケースから1.2425−30の買いは1.2410がストップ。 さもなくば1.2395−05、1.2380−90、1.2360−65や1.2345−50を睨んで、買い下がる形。ストップは1.2330割れとなる。 上値は1.2500−15を超えないなら利食い優先。超えても1.2525−40では売り場探し。 ストップは1.2560−70超え。再度の売りは1.2580−95、1.2605−10、1.2615−25、1.2635−40と順次売り場を探して、ストップは1.2645−55超えや1.2665−75超えでの倍返しとなる。 
(予想時レート&時間:1.2470 07:45)

☆ユーロ円
戦略=戻り売り
下落が既に98.70−75まで拡大。一応買い位置まで調整しているが、98.50−60を割れると、下落が98.25−35や98.15−25、97.80−00なども視野となるので注意。 下げないなら現状から買いを検討するも、98.50割れるなら止める形。 様子見なら98.50を割れて、98円方向から買い場を探す形。 ストップは97.65割れ。上値は、既に99.15−20を超えないなら利食い優先。超えても99.45−50まではしっかりと利食う形。この位置の売りは99.55−60超えをストップとするか、99.90−00超えに置いて、売り上がりでの対応となる。
(予想時レート&時間:98.85 07:50)

☆ポンド円
戦略=戻り売り
下落が既に122.55−60まで拡大。 この122.50−60を割れると、122.35−40、122.20−25なども視野となるが、60分足からサポートが控えており、買い向かい。 ストップは121.90−00割れや121.80−85割れにおいての対応となる。ただ、上値は123.00−20などがCapされると利食い優先が安全。超えても123.20−30、123.35−40、123.60−65、123.80−00と上値追いは重く、しっかりと利食いから売り場を探す形。 ストップは124.05−10超えや124.15−20超えで、124.30−45での倍返し。
(予想時レート&時間:122.65 07:55)

☆オージー円
戦略=押し目買いも、しっかりと利食い
下落が既に78.05−10まで拡大。 この位置から77.80−00は買い下がり場を探す形。 ストップは直近安値の77.60−70割れ。 ただ、様子見なら割れるケース待ちとなるが、77.45−50での買いのストップは77.35−40割れ。 76.95−05とでの買い直しは、76.65−85、76.45−60と買い下がりの余裕を持って対応。 ストップは76.35−40割れ。
上値は、78.50前後がCapされると弱く、利食い優先。 超えても78.70−00ゾーンが重く、しっかりと利食い売り場探し。 ストップを79.45−60ゾーンや79.70−75に置けるなら、79.10−15、79.25−30と売り場探し。
(予想時レート&時間:78.20 08:00)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月12日(火)06:10AM

 

【号外】

軟調な株価の引けもあり、ギャップを維持できずに予想外に調整が強まっている。日経平均株価も下落スタートが想定されることで、ユーロドルやクロス円は後一歩の下落リスクがあるので注意。 

こういった調整での買い狙いは可能と見るが、今日のアジアは最低、上値が重くなるので、利食い優先や買いは一旦反発で外して様子を見るのが得策となる。 また詳細は後述するが、白川日銀総裁の講演が、午前9時に予定されており、株の寄り付きと合わせて、下落のピークとなるか注目したい。

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月11日(月)

 

【号外】

 

《東京概況》

11日の東京市場は、週末、スペインが銀行支援を欧州に要請。欧州財務相会合で、1000億ユーロの支援を決定したことで、早朝からリスク回避の巻き戻しが強まったが、午後に入って米格付会社のムーディーズが、「スペインとギリシャでの動きは、ユーロ圏の格下げを促す可能性がある」との見解を示したことで、利食いが強まっている。

 ユーロドルは、1.2672まで上昇後1.2617まで下落、ドル円は早朝の79.78の高値から79.40での推移となっている。 一方クロス円も上昇後は上値の重い展開となっており、ユーロ円が100.90から100.32、ポンド円が124.08から123.32、オージー円が79.71から79.13、NZD円が61.99から61.57、カナダ円が78.10から77.65、スイス円が84.02から83.52での推移となった。 

 

《本当かどうか分からない噂》

ドル円は、79.90から80.10まで大量の売り注目がある模様。 

 

《ギャップ》

週初めギャップの下限は未だ維持しているが、早朝の高値圏を越えていないので、上値の重さが見えているので注意。 現状の上限を割れる展開もあるかも知れないが、割れてこのギャップの途中または、近いものでは、下限を割れるような動きが、騙し的にあっても、そういった位置が買いになる可能性に注目したい。 

 

------------------------現状残るギャップ-------------------

ユーロドル==1.2515−20から1.2615−20

ドル円====無し

ポンドドル==1.5475−80から1.5515−20

ドルスイス==0.9590−95から0.9515−20

オージードル==0.9935−40から0.9965−70

NZDドル==0.7715−20から0.7550−55

ユーロポンド==0.8090−00から0.8115−20

ユーロ円===99.50−55から100.30−35

ポンド円===123.00−05から123.30−35

オージー円==78.90−95から79.10−15

NZD円===61.30−35から61.55−60

カナダ円===77.40−45から77.60−65

スイス円===82.80−85から83.50−55

 

《今夜のデイ・トレード戦略》

ドル円 :(予想レンジ=79.00−80.00)

79.45−50と79.70−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は、79.25−35と買い下がって、79.10−15をストップしても、79.00−05での買い直し。 ストップは78.85−95や78.70−80割れとするか、こういった位置まで買い下がるなら、ストップは78.55−65割れでの倍返し。ターゲットは78.45−50、78.25−30と買い戻し&買いで、ストップは78.10−20割れや77.95−00割れでの倍返し。上値は慎重な順張りから79.85−95、80.00−05と利食い&売り場探し。 ストップは80.05−10超えや80.15−25超えでの倍返し。ターゲットは、80.30−35、80.40−50と利食い&売り場を探して、ストップは80.55−65超えでの倍返し。(予想時レート:79.65 予想時間 14:20)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2550−1.2715)

まずは1.2615−25と1.2650−55のレンジのブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、順張りまたは1.2665−75超えでの倍返し。 ターゲットは1.2685−95、1.2710−15と利食い優先。売りはCapを見て、ストップは1.2720−30超え、倍返ししても1.2735−40、1.2745−50と利食い&売り直しで、ストップは1.2765−70超え。 下値は、積極的なら順張りをしても、1.2600−05、1.2575−85と買い戻しで、買いはこういった位置から1.2540−60ゾーンまで買い下がって、ストップは1.2515−20割れや買い下がっても、1.2490−00割れが倍返しとなる。 (予想時レート:1.2640 予想時間 14:25)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=99.50−101.50)

100.45−50と100.75−80のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は順張り気味も100.90−00のCapでは利食い優先となるが、超えると101.05−10、101.25−30と利食いで、売りはこういった位置から101.40−50と売り場を探して、101.50−55がストップ、101.65−75での売り直しのストップを101.90−00超えや102.00−05超えに置くか、売りあがっても、102.10−15超えを倍返し。下値は、100.30−35割れがストップで、騙しに注意して倍返しも検討されるが、ターゲットは99.95−05、99.50−55を前に買い戻しで、買いはこの位置まで買い下がり場を探す形。ストップは99.10−25割れで、再度98.95−00、98.75−90と買い下がって、ストップは98.50−60割れでの倍返し。(予想時レート:100.65 予想時間 14:35)

 

ポンド円 :(予想レンジ=123.00−125.00)

123.70−75と124.00−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は、順張りまたは124.15−20超えでの倍返しも、124.30−45のCapでは利食い優先。超えての再順張りも検討されるが、ターゲットは124.65−75、124.75−90と利食い&売り場を探して、ストップは124.90−00超えや125.05−15超えでの倍返し。下値は123.30−45割れがストップで、倍返ししても123.00−05を前に下げ止まりでは買い戻し。 買いはこの位置から122.65−70と買い下がって、ストップは122.50−60割れとするか、思い切るなら122.35−40、122.20−25と買い下がって、ストップは121.90−00割れや121.80−85割れでの倍返し。(予想時レート:123.90 予想時間 14:40)

 

オージー円 :(予想レンジ=78.50−80.50)

まずは79.30−35と79.55−60のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は79.70−75超えでの倍返し。 ターゲットは近いが、79.80−00での利食いで、売りはCapを見て対応。ストップは80.15−25超えで、積極的なら倍返しもターゲットは80.30−40、80.40−50のCapでは利食い&売り直し。 このストップは80.55−60超えで、倍返ししても80.80−95のCapでは利食い&売りで、ストップは81.10−15超えでの倍返し。 下値は79.10−20割れをストップ、78.90−95での買いはタイト・ストップとするか、78.60−65、78.40−50と買い下がって、ストップは78.30−35割れ。 78.00−15、77.80−00での買い直しのストップは77.60−70割れとなる。(予想時レート: 79.55 予想時間 14:50)

 

NZD円 :(予想レンジ=61.00−62.50)

61.75−80と61.95−00ブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は62.00−10、62.15−20と売り上がって、ストップは62.25−30超えでの倍返し。 ターゲットは62.45−50、62.55−60と利食い&売りで、ストップは62.65−70をストップとしても、62.75−80、62.85−90と売り上がって、ストップは62.90−00超えや63.10−15超えでの倍返し。下値は61.55−60割れをストップとするか、61.30−35と買い下がって、ストップは61.05−10や61.90−00割れで、60.70−75、60.60−70、60.40−50での買い直しのストップは60.25−30割れで、60.15−20、60.00−10では維持を見て買っても、ストップは59.75−80割れでの倍返し。(予想時レート: 61.95 予想時間 15:00)

 

カナダ円 :(予想レンジ=77.40−78.70)

77.85−90と78.05−10のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は慎重な順張りもターゲットは78.20−25、78.30−40と利食い&売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。 ターゲットは78.90−95を前に、上げ渋りでは利食い優先。 売りは79.15−20と売り上がって、ストップは79.35−50超えや79.50−60超えで倍返し。 下値は77.60−70割れをストップとしても、77.40−45、77.00−20、76.70−85と買い下がって、ストップは76.40−55割れで、倍返しも検討されるが、ターゲットは76.15−20での買い戻しで、買いは維持を見ながら、75.95−10と買い下がって、ストップは75.70−85や75.60−65割れとなる。(予想時レート:78.05 予想時間 15:05)

 

スイス円 :(予想レンジ=83.00−84.50)

83.50−55と83.85−90のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は84.00−05超えがストップ、84.10−15超えでの倍返し。 ターゲットは84.30−35、84.40−50と利食い優勢で、売りは84.50−55超えがストップ、84.65−70、84.80−95での売り直しのストップは85.10−15超えや85.15−25超えでの倍返し。下値順張り気味となるが、83.00−20、82.80−85と買い下がって、ストップは82.50−65割れで、82.20−35での買い直しは、82.00−05割れがストップ。(予想時レート:83.80 予想時間 15:10)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月11日(月)

 

【今日の一言】

週末のニュースを受けてギャップ・スタート。ギャップを100%埋めない可能性あり、ユーロドルやクロス円は押し目買いとなりそうだ。

 

【昨晩の海外】

 アジア株の軟調やスペインが今週末にも銀行支援のための金融措置を要請する見通しが高まり、ロンドン初頭に強まったリスク回避の動きからは、コンスタンシオECB副総裁が、ラジオでのインタビューで「スペインは銀行支援を正式に支援する見通しであり、間もなく行うと期待している」などと発言。 スペイン銀行支援への期待やNYダウがマイナス圏から持ち直したことで、巻き戻しが優勢で引けた。

 ユーロドルは、1.24350から1.2517、ポンドドルが1.5404から1.5475まで反発、ドル円は、「政府・日銀が、1日の外国為替市場でレートチェックを行っていた」との一部報道を受けて、79.12から79.63まで上昇し、ドルスイスは0.9658から0.9595まで値を下げた。 

 一方クロス円もロンドン初頭の安値からは買い戻しが優勢。 ユーロ円が98.55から99.51、ポンド円が121.92から123.02、オージー円が77.69から78.93、NZD円が60.30から61.33、カナダ円が76.42から77.45、スイス円が82.04から82.85まで反発した。

 

【本日の材料】

シドニー市場休場(女王誕生日)

07:45 (NZ) 1四半期製造業売上高 [前期比] (前回+1.2)

08:50 () 5月マネーストックM2+CD [前年比] (前回+2.6 予想+2.5)

08:50 () 第2四半期景況判断BSI・大企業全産業(前回-2.7)

08:50 () 第2四半期景況判断BSI・大企業製造業(前回-7.3)

15:45 () 4月鉱工業生産 [前月比] (前回-0.9) 

17:00 (ユーロ圏) 13月期GDP・確報値[前期比](前回-0.8 予想-0.8)

17:00 (ユーロ圏) 13月期GDP・確報値[前年比](前回-1.3 予想-1.3)

01:00 () ロックハート米アトランタ連銀総裁講演

02:45 () カーニー・カナダ中銀総裁講演

IMF「スペイン金融システムに関する報告書」公表

レーン欧州委員講演

 

【注目ポイント】

1)スペイン銀行にEUが1000億ユーロ支援決定

2)その他注目材料なし

 

【高島暦&アストロ】

「下寄り買い、ただし突飛高は利入れ方針。飛びつき警戒」

 

少なくとも下寄りはしてない。どちらかというと突飛高なので、やっぱり、飛びつき買いは出来ない。 あくまで押し目買いのスタンスを維持したい。 

 

【今日のウラ読み】

1)週末ユーロ圏財務相が、最大1000億ユーロ(約10兆円)の支援をスペインの銀行に実施するとのニュースから、週初からユーロの買い戻しが強まっている。現在スペインの銀行に関しては、資産の査定中だが、既に国際通貨基金(IMF)が、スペイン金融機関は、最低400億ユーロの資本増強が必要との報告書を公表しており、この面では、これを上回る金額となっていることは、好感される内容。 ただ、予定では本日もIMFが「スペイン金融システムに関する報告書」を公表するとの話しが出ており、若干発表があるのか不透明だが、海外時間に週末のニュースに対して、悲観的な内容が出るリスクは考慮しておきたい。ユーロドルも大きく上昇するなら、しっかりと利食うスタンスが安全そう。

2)月曜日のアジアは、だいたいおぼろげな感じでスタートするが、ギャップを空けてスタートした場合、これを埋めるかどうかが大きな焦点となるが、特に今週はギリシャ選挙を睨んで、ユーロの買い戻しが出易いことを考慮すると、押し目買いスタンスは有効と見られる。株価面を睨んでも、押し目でクロス円なども買い場探しが有効となるが、その面では、週初のギャップ、特に下限(週末のレベル)は埋めないかもしれないので、その辺を睨んでの対応となる。

 

(早朝に号外と同じ内容)

------------------------週末のレベル-------------------現在レベル(午前6時)

ユーロドル==1.2515−20------------------1.2635−40

ドル円====79.50−55------------------79.55−60

ポンドドル==1.5475−80------------------1.5505−15

ドルスイス==0.9595−00------------------0.9505−10

オージードル==0.9915−20---------------0.9990−95

NZDドル==0.7705−10------------------0.7765−75

ユーロポンド==0.8090−95-----------------0.8140−45

ユーロ円===99.50−55-------------------100.50−55

ポンド円===122.95−00-----------------123.35−40

オージー円==78.80−85-------------------79.40−50

NZD円===61.20−25-------------------61.75−85

カナダ円===77.40−45-------------------77.75−85

スイス円===82.80−85-------------------83.65−75

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=押し目買いからもしっかりと利食い

動きが鈍いのでやりづらいが、クロス円がしっかりとしそうで、押し目買いから。できれば79.25−35での買い狙い。ストップはタイトなら79.10だが、79.00−05まで買い下がりの余裕を持って対応。ストップは近めなら78.85割れまたは余裕を持つなら、78.55におけるなら買い下がりでの対応も可能と見る。 上値は79.60−80ゾーンを越えるかが焦点。ただ、超えても80円近辺は売りが出易いので、デイ・ベースでは利食いが安全。売りも入れると見るが、ストップは近いレベルなら80.20、安心なレベルは80.60−70レベルにおければ、売り上がりでの対応となる。

一方中長期面では、78.45−65まで買いに安心感がないが、既にロングの方は、保有が可能だが、恐らく81−82円はあっても、しっかりと利食いながらが安心となる。

(予想時レート&時間:79.55 06:50)

 

☆ユーロドル

戦略=押し目買い

早朝から1.2515−20から1.2610−20にギャップを空けて上昇。現状は1.2665−75が上値をCapしており、直ぐに上値追いは不透明だが、このギャップを埋める流れがあれば、買い狙い。 若干不透明感が残るので細心の注意は必要だが、1.2600−05、1.2575−85、1.2540−60などがあれば、1.2515−20のギャップの下限をストップに買い場探しとなる。 上値は1.2665−75を超えないなら利食い優先も超えると1.2685−95、1.2710−15と利食いとなる。 売りはCapを確認する必要があるが、ストップは1.2720−30超え、または1.2735−40、1.2745−50での売りで、ストップは1.2765−70超え。 1.2775−80、1.2785−90、1.2805−10、1.2815−20の売りは1.2825−30が次の重要なポイントとなることで、これを超えると相場が変わるのでしっかりとストップとなる。

(予想時レート&時間:1.2650 07:30)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買い

早朝から99.50−55から100.45−50にギャップを空けて上昇。現状の高値は100.90−00で、すぐに上値追いも難しいが、ギャップを埋める動きがあれば、買い場狙い。若干ポイントが曖昧だが、一応99.95−05、99.70−75での買い場探しとなるが、届かない場合には、この手前からも考慮しなければならないかも知れない。 ストップはギャップの下限となる99.50や99.10−25の戻り安値割れ。再度の買いは98.95−00の窓の下限、98.75−90の戻り安値などで検討される。このストップは98.50の金曜日の安値。 上値は100.90−00を超えないなら利食い優先。 超えても101.05−10の窓の上限、101.25−30、101.40−50の戻り高値ではしっかりと利食いたい。上値の売りは102.10−15が強いポイントとなるので、これをバックに売り場探し。 101.50−55から101.65−75の窓、101.90−00や102.00−05の戻り高値などで検討される。ただ、こういった上昇の場合、買い戻しは逆に100.90−00が維持されるとデイ・ベースでは利食いが安全となる。 

(予想時レート&時間:100.65 07:40)

 

☆ポンド円

戦略=押し目買いも、弱いので利食い優先

こちらも早朝から123.00−05から123.30−35のギャップを空けて上昇。ただし、ユーロポンドの買いから、上昇はユーロ円に比べて鈍いので注意。 下値はこのギャップの維持をしっかりと確認して、割れる位置まで買い下がりの余裕を持って対応したい。または騙して的に割れる下落から狙うのも一考。ストップは122.65−70や122.50−60割れ。 上値は現状123.80−85までで、これを超えないなら利食い優先。超えても、不透明な戻り高値となる123.95−124.10や124.15−20の動向次第で利食い優先。あくまで124.30−45超える動きから、更なる上昇期待で、その場合のターゲットは124.65−75、124.75−90と利食い&売り場を探して、ストップは124.90−00超えや125.05−15超えでの対応となる。

(予想時レート&時間:123.55 07:55)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

下値は79.30−35から78.90−95のギャップの維持での買い場狙い。ストップは78.50−65や78.30−35割れでの対応。上値は79.65−75を超えないと利食い優先。超えても80円前後は利食いを検討。 80.15−25を超えて80.30−40、80.40−50が視野となるが、Capされると上値追い出来ない。売りは80.55−60をストップに検討される。

中長期面では、この展開から下値の買いポジションは、当面維持が可能となると見られる。後は重い80−82円ゾーンの動向次第となる。

(予想時レート&時間:79.40 08:00)

 

《フォレックス・ラジオ雑記》

今日は、「Monday FX」。リアルのU−Stream版は、17:30よりスタート。オン・ディマンドは、19:30頃アップの予定。

横尾さんが参加してくれたことで、YEN蔵もやる気が出てきたようだ。 女子大生や私とやっているときより、案外積極的に話してくれるので安心。 私が参加しなくても、良さそう。

横尾さんは、性格はまじめな感じだけど、実際はおてんばの面もありそうなので、今後はこういった面がもっと、弾けてくれると番組が盛り上がりそうで、期待している。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月11日(月)

 

【号外】

週末のニュースを受けて、月曜日早朝の取引は、ギャップを空けてスタートしている。 こういった場合、ギャップを埋めるかどうかが大きな焦点となるが、特に今週はギリシャ選挙を睨んで、ユーロの買い戻しが出易いことを考慮すると、このギャップを埋めずに、相場が動く可能性があるので注意。早朝のレベルから全く下げないことは無いとしても、少なくともギャップの下限(または上限)をバックに、ユーロドルやクロス円などは買い場を探す形となりそうだ。 

 ただ、ドル円やポンドドルは、あまりギャップがないので注意。 

 

------------------------週末のレベル-------------------現在レベル(午前6時)

ユーロドル==1.2515−20------------------1.2635−40

ドル円====79.50−55------------------79.55−60

ポンドドル==1.5475−80------------------1.5505−15

ドルスイス==0.9595−00------------------0.9505−10

オージードル==0.9915−20---------------0.9990−95

NZDドル==0.7705−10------------------0.7765−75

ユーロポンド==0.8090−95-----------------0.8140−45

ユーロ円===99.50−55-------------------100.50−55

ポンド円===122.95−00-----------------123.35−40

オージー円==78.80−85-------------------79.40−50

NZD円===61.20−25-------------------61.75−85

カナダ円===77.40−45-------------------77.75−85

スイス円===82.80−85-------------------83.65−75

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月10日(日)

 

【号外】

 既にみなさんご存知だと思いますが、週末にニュースが出ました。

 

 スペインが、資本不足に陥った銀行の自力救済を断念し、ユーロ圏に金融支援を要請する意向を表明した。 ユーロ圏はこれを受け、財務相による緊急電話協議を行い、最大1000億ユーロ(約10兆円)の支援を速やかに実施する方針で合意。 現在スペインの銀行に関しては、資産の査定中であるが、8日に国際通貨基金(IMF)は、スペイン金融機関は、最低400億ユーロの資本増強が必要との報告書を公表しており、この面では、これを上回る金額となっていることで、金融市場は一旦こういった措置を受けて好感する動きとなるか注目される。 

欧州の信用不安国に対する支援は、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルに次ぎ4カ国目となるが、ただスペインの場合、現状は銀行の支援に留まっており、これが国家財政まで波及するなら別だが、国際通貨基金(IMF)の参画を避けることで、緊縮財政策の実施や構造改革などの踏み込んだ規制にまで及ばないことも、安心感に繋がると見られる。 

 一方中国では、中国国家統計局が9日発表した5月の消費者物価指数(CPI)が、前月比では0.3%低下、5月の生産者物価指数(PPI)も0.4%の低下となり、 特にCPIは、2010年6月以来の低い伸率となり、景気減速感が再再確認される内容となった。 ただ、既に先週中国人民銀行は、金利を0.25%引き下げており、一定の織り込みもあり、影響は軽微と見られる。  

 

 この結果を受けて、既に週末ある程度、相場が巻き戻しいますが、週初早朝からは更にリスク回避の巻き戻しが強まりそうです。

 その面では、週末のメルマガで述べた通り、8日の安値と7日の戻り高値のブレイクが次のキーと成る中、早々と7日の高値を超える動きが出るかが、大きなポイントとなりそうです。 

 

ただ、上値追いは厳しい状況で、押し目があればデイ・ベースなどでも、リスク・オン戦略が良さそうです。 (詳細は、月曜日の早朝の動きを見て、サイドメルマガで御案内致します)

 

さて、さて今週もがんばりましょう。

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月08日(水)

 

【号外】

 下落が一定位置まで下がっており、一旦良い位置と見えるが、現状の安値をバックに、買っても、割れるならしっかりと止めて、更なる深押しを待つが得策。 またワークしても、上値は重いので、しっかりと利食いたい。 また、今晩もNYの株価次第なので、 株価の行方が見えるまで手出し無用も一策となる。 

 一応今夜の海外へ向けての短期戦略を掲載しておく。

 

ドル円 :(予想レンジ=78.70−79.70)

戻り高値の79.75−80から下落が79.15−20まで拡大。下値の下げ止まりは不透明で、79.00−15などへの下落リスクが残るところ。注意は78.85−95や78.70−80を割れるケースで、更に78.55−65の窓の上限を割れると、下落が78.45−50のそれ以前の高値から78.25−30の窓の下限まで視野となるが、買い直し位置となる。 このリスクは、78.10−20や77.95−00の戻り安値割れで、その場合77.80−85の下ヒゲの半値、77.70−75の節目なども視野となるが買いが入り易い。 ただし77.65−70を割れると、77.35−40、77.00−20、76.70−75、76.50−55、76.15−20までターゲットとなるが、日足のサポートが控える形。リスクは76.00−10割れとなる。 一方上値は、79.40−45、79.50−60の窓、79.65−70がCapされるとレジスタンス的。 79.75−80を超えて、79.85−95の窓の上限、80.00−05の戻り高値が視野となるが売りが出易い。 80.05−10や80.15−25を超えて、80.30−35や80.40−50が視野となるが、上抜けは不透明。 80.55−65を超えて、80.75−80、80.85−95の戻り高値が視野となるが、売りが出易い。 81.00−05の節目を越えて、 81.10−20の戻り高値なども再視野となるが、上抜けは不透明。 81.20−25や81.30−35の戻り高値を超えて、81.45−50の上抜けから、81.60−65の窓が視野となるが、未だ上抜けは不透明。 一定のアク抜けには81.70−80の戻り高値を超える動きが必要となる。 

(予想時レート:79.25 予想時間 15:40)

 

ユーロドル :(予想レンジ=1.2425−1.2570)

下落が1.2475−85の窓の下限まで拡大も下げ止まりは不透明で、1.2460−65の節目などの調整の可能性は残るが維持できるか焦点。 注意は1.2435−45割れで、その場合1.2425−30なども視野となるが、下方ブレイクは不透明も、1.2410−15の戻り安値まで割れると、1.2395−05の不透明な戻り安値圏まで視野となるが、買いが入り易い。リスクは1.2380−90を割れるケースで、その場合1.2360−65から1.2345−50の窓、更に1.2330−35、1.2310−15なども視野となるが、維持できるか焦点。 維持できずに1.2280−85を割れると相場は崩れ、日足からは1.2190−95、週足からは1.2150−55や1.2115−20までポイントが薄くなるので注意となる。 一方上値は、1.2510−20の窓の上限がCapされると弱い。1.2525−35を超えて、1.2540−45から1.2555−70の窓が視野となるが、レジスタンスから売りが出易い。 1.2575−90の窓の上抜けから、1.2600−05、1.2615−20や1.2625−30を越えて、窓の上限となる1.2640−45、1.2650−55が視野となるが、売りが出易い。こういった位置の上抜けから1.2685−95の戻り高値で、窓の下限を超えて、一定の反発期待から、1.2710−15の窓の上限、1.2720−30の戻り高値を超えて、1.2735−40から1.2745−50の窓、1.2765−70を超えて1.2775−80から1.2785−90の窓が視野となるが、これも売りが出易い。1.2805−10の戻り高値の上抜けから、1.2815−20や1.2825−30を超えて、1.2840−55の窓まで視野となる。(予想時レート:1.2485 予想時間 15:50)

 

ユーロ円 :(予想レンジ=98.50−100.10)

上値を100.60−65でトピッシュとして、下落が98.80−85まで拡大している。 割れると98.65−70なども視野となるが、マイナー・サポートからは、98円ミドルまで買い下がり位置。注意は98.25−35や98.15−25の窓と戻り安値の下方ブレイクで、 その場合97.80−00なども視野となるが買いが入り易い。 注意は97.65−75の窓の上限を割れるケースで、下落がそれ以前の高値となる97.45−50、97.25−35の窓の下限まで視野となるが、買いが入り易い。注意は97.05−15割れで、その場合97.00−05が維持されると更に突っ込みも出来ないが、96.75−85の戻り安値を割ると、下落が96.50−55の戻り安値、96.35−40を割れると、96円前後が再度ターゲットとなるが、サポートからは買い直し位置で、95.55−60を割れるまでは買い下がりでの対応が検討される。一方上値は、99.35−45の戻り高値がCapされると弱いが、超えると99.55−60から99.70−75の窓、 99.90−95から100.05−10の窓が視野となるが、売りが出易い。 100.20−30や100.40−45、100.60−65を超えて、100.80−85の下落スタート位置、100.90−00、101.05−10の窓の上限、101.25−30、101.40−50の戻り高値が視野となるが売りが出易い。 こういった位置を超えて、101.50−55から101.65−75の窓、101.90−00や102.00−05の戻り高値、102.10−15を超えて一定のアク抜けるとなる。 (予想時レート:99.05 予想時間 16:05)

 

ポンド円 :(予想レンジ=122.50−124.20)

上昇が124.30−35でトピッシュとなり調整が122.30−35まで拡大も、この位置を維持する形も、割れると122.20−25や122.05−15、更には121.95−00や121.80−85の戻り安値まで視野となるが、マイナー・サポートが控える形も、維持できない場合121.40−50、121.20−25、120.95−00の更なるサポートまで視野となるので注意。 このリスクは120.85−90や120.75−80の戻り安値な割れで、更に120.60−65の窓の上限割れからは、120.10−20の下限、119.95−05、119.80−90の戻り安値が視野となるが、買いが入り易い。注意は119.70−80や119.60−65の戻り安値を割れるケースで、その場合119.25−30、118.90−95なども視野となるが維持できるか焦点となる。 一方上値は、122.65−70、122.85−00の戻り高値のCapでは弱い。 123.15−20の窓の下限超えから、123.30−35の上限、123.50−60、123.70−85の戻り高値が視野となるが、レジスタンスから売りが出易い。123.95−124.10や124.15−20の戻り高値、124.30−45の戻り高値を超えて、124.65−75から124.75−90の不透明な戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明。あくまで124.90−00や125.05−15の戻り高値を超えてアク抜け感となる。 (予想時レート:122.40 予想時間 16:20)

 

オージー円 :(予想レンジ=77.00−78.90)

戻り高値の79.70−75でトピッシュとなり、下落が77.85−90まで拡大となった。下値の下げ止まりは不透明で、今後77.70−80や77.60−65、77.45−50の戻り安値まで視野となるが、77.35−40の窓の上限を割れる戸、下落が76.95−05の窓の下限まで視野となるが、サポートから買いが入り易い。ただし、われると76.80−85から76.65−70の不透明な戻り安値圏、76.45−60の戻り安値まで視野となるが、維持では堅調が想定される。この注意は76.35−40の窓の上限割れで、その場合76.05−15の下限が視野となるが、買い直し位置。 このリスクは75.95−00を割れるとケースで、その場合75.85−95、75.70−80、75.60−70の戻り安値が視野となるが、サポートから買いが入り易い。 注意は75.35−45や75.20−25を割れるケースで、その場合74.90−00なども視野となるが、維持できると更なる突っ込み売りの状況ではない。 ただし、74.40−50の直近の下ヒゲを割れると74.15−20の窓の下限、73.80−85、72.65−70を割れると、直近安値の72.00−05までターゲットとなる。 一方上値は、既に78.25−30の戻り高値がCapされると弱い。78.45−50を超えて、78.60−65から78.75−90の窓が視野となるが、売りが出易い。 79.00−10を超えて、79.20−30から79.45−50の窓が視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで79.65−75の戻り高値を超えて、 79.80−95が視野となるが上抜けは不透明。 ただし、79.95−00や80.15−25を超えると80.30−40、80.40−50が視野となるが、Capされると上値追い出来ない。 80.55−60を超えて、80.80−95の戻り高値圏などが視野となるが、これも81.10−15を超えるまでは売りが出易い。 (予想時レート: 78.00 予想時間 15:30)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月08日(金)

 

【今日の一言】

週末もあり、一旦上値つきの可能性に留意

 

【昨晩の海外】

ロンドン市場から、中国人民銀行の利下げを受けた株価の反発で一時リスク回避の巻き戻しの動きが強まったが、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の上下両院合同経済委員会での議会証言で、「緊張が高まれば、経済・金融システム保護に向け行動する準備ある」と金融緩和の可能性を示唆するも、追加緩和に関する具体策には触れられなかったことで、株価も高値から値を消し、失望的な利食いが強まって引けた。 

 ユーロドルは、1.2626から1.2545まで下落、ドル円は79.798から79.46まで値を下げた。 クロス円も一時の高値から値を消した。 ユーロ円が100.632から99.76、ポンド円が124.35から123.57、オージー円が79.71から78.76、NZD円が61.80から61.04、カナダ円が78.07から77.39、スイス円が83.77から83.07まで売りに押された。 

 

【本日の材料】

08:50 () 1四半期GDP・二次速報 [前期比] (前回+1.0) 

08:50 () 1四半期GDP・二次速報 [前期比年率] (前回+4.1) 

08:50 () 1四半期GDPデフレーター・二次速報値[前年比](前回-1.2 予想-1.2)

08:50 () 4月経常収支 (前回+15894億円 予想+3950億円) 

08:50 () 4月貿易収支 (前回+42億円 予想-4251億円) 

10:30 () 4月貿易収支 (前回-15.87AUD)

10:30 () 4月住宅ローン貸出(前回+0.3 予想±0.0) 

11:15 () スティーブンスRBA総裁講演

13:00 () コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演

14:00 () 5月景気ウォッチャー調査 [現状判断DI] (前回50.9) 

14:00 () 5月景気ウォッチャー調査 [先行き判断DI] (前回50.9) 

15:00 () 4月経常収支 (前回+198EUR) 

15:00 () 4月貿易収支 (前回+174EUR 予想+126EUR) 

15:45 () 4月貿易収支 (前回-57.21EUR) 

17:00 (ユーロ圏) ノボトニー・オーストリー中銀総裁講演

17:30 () 5月生産者物価指数 [コア:前年比] (前回+2.3 予想+2.4) 

21:15 () 5月住宅着工件数 (前回24.49万件(24.48万件)) 

21:30 () 4月貿易収支 (前回-518USD 予想-494USD) 

21:30 () 5月失業率 (前回7.3% 予想7.3%) 

21:30 () 5月雇用ネット変化 (前回+5.82万人 予想+0.5万人)

21:30 () 1四半期労働生産率 [前期比] (前回+0.7)

21:30 () 4月国際商品貿易(前回+3.5CAD) 

23:00 () 4月卸売在庫 [前月比] (前回+0.3 予想+0.5)

23:00 () メキシコ中銀・政策金利公表

 

6/09(土)

10:30 () 5月消費者物価指数[前年比](前回+3.4 予想+3.2)

10:30 () 5月生産者物価指数[前年比](前回-0.7 予想-1.2)

14:30 () 5月鉱工業生産[前年比](前回+9.3 予想+9.8)

14:30 () 5月小売売上高[前年比](前回+14.1 予想+14.3)

14:30 () 5月固定資産投資[前年比](前回+20.2 予想+20.0)

 

6/10(日) 

 () 5月貿易収支(前回+184.3億ドル 予想+162億ドル) 

仏議会総選挙(1回投票)

 

【注目ポイント】

1)日本のGDP&貿易収支

2)豪州住宅ローン貸出&貿易収支

3)米貿易収支

4)カナダ雇用統計

5)週末の中国指標&仏議会選挙

 

【高島暦&アストロ】

「人気の逆行し不時の高下を見せる日」

 

人気の逆行という面では、リスク回避が人気で、その逆行は、この巻き戻しだが、既に一昨日から出ているので、今日の相場で、リスク回避の巻き戻しが続くとは考えづらい。ということで、今日はやはりリスク回避し直すようなイメージで対応したい。 ただ、不時の高下と言っているので、上下もありそう。戻りや押し目も若干深めの想定をしておきたい。

 

【今日のウラ読み】

1)日本のGDPは、二次速報であり、ほとんど材料にならない。 思惑的には、国際収支や貿易収支の悪化がメインとなるが、個人的な予想はそれほど悪くないのかと思っている。ただ。数字を想定することは難しく、更に最近あまり材料として大きくないので、数字で動いたら逆張り場を探す程度で考えたい。

2)豪州の材料が続く波乱だが、GDPや雇用と良い数字となって買われているだけに、悪化した場合のリスクが高まっている。 またテクニカル的に上値つきの可能性もあり、良い数字で上がったら戻り売りが検討される。また悪い数字の場合、思わぬ大きな下げを誘発する可能性があり、一息飲むくらいの余裕を持って、下げ止まりを見てから買いに入りたい。

3)こちらも最近ほとんど材料とならないので、気にする必要はない。

4)直近、カナダ中銀が金利を据え置いており、良い数字が出ても反応は限定的。ただ、米国の雇用が悪いことで、カナダもダウン・サイド・リスクと見られるので注意。

5)既に中国利下げを発表。週末の経済指標が、相当悪いのではとの思惑が高まっている。逆に強い内容がリスク。 ただ週末ということで、今週のマーケットには悪影響はないが、週明けのギャップ・アップ・リスクとなる。一方仏の議会選挙は、社会党に不利となる場合、オランドの勝利で、ユーロが売られているだけに、逆にユーロ買いの材料となるが、今回はまだ第1回目の投票であることもあり、これも大きな材料とならない。一応今週は米雇用統計後のリスク回避の巻き戻しが中心となったことから、週末は、この反対のポジション(円買いや買い)が出易いと見ておきたい。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=基本は戻り売り

動きが鈍くやりづらいが、今日は材料があるので少し動きそう。案外上がった印象はあるが、下げ後の最初のトライであることもあり、80円台は重いと見て置くのが無難。 ここからの反発は売りで、指標を見て上がったら、売り場探し。ストップを80.20に置いて、80円前後での売り、または余裕を見るなら80.65において、80.30−50ゾーンでの売り直しや売り上がりでの対応となる。

売りのターゲットは、79.55−60を割れれば、79.40−50、79.25−35と買い戻しで、買いはサポートのある79.00−15で検討される。ストップは、ポイントが不透明だが、78.85または78.55などに置けるとベター。ただ、中長期的な買いなら78円ミドルから77.95などをストップに買い場を探す形が想定される。  

(予想時レート&時間:79.60 07:30)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

強い1.2620−30に迫るもこの位置で上値を押さえられている。一方下値は1.2540−50が奇妙の堅く、どうも何か中銀系の買いがいるようだ。

ということで、突っ込み売りは推奨されず、戻りを待って売り場探し。ストップはこの1.2620−30超えが倍返しとなる。 上値は1.2585−1.2605ゾーンでの売り場探し。ただ、前述の通り下値は1.2540−50を割れならなら買い戻し優先。割れて、1.2530−35や1.2515−20、1.25前後と買い戻しは理想的となる。 下値の買いは1.2485−90、1.2475−80、1.2460−65で検討されるが、ストップは1.2435割れで対応となる

(予想時レート&時間:1.2570 08:10)

 

☆ユーロ円

戦略=戻り売り、深押しのケースがあれば買い

予想外に上がる展開となったが、上値は100.20−30、100.40−50と売りあがって、ストップは昨日の高値100.60。 超えても100.80−00、101.05−10、101.25−30、101.40−50と売り場を探して、ストップは101.55。 

下値は99.85−00が維持されると買い戻しとなるが、99.75−80を割れるなら、99.65−70、99.40−50と買い戻し優先。 買いは99.25−30、99.10−15で検討して、98.80や98.65がストップ。 または98円ミドルでの買いなら、ストップは98.25がストップとなる。 

(予想時レート&時間:100.10 08:20)

 

☆ポンド円

戦略=戻り売り、深押しのケースがあれば買い

上値は123.85−95、123.95−124.10、124.15−20と売り上がって、ストップは123.45。 

下値は123.55−60が維持されると買い戻し優先も、割れると123.20−30、122.70−90と買い戻しで、買いは122.50前後で検討しても、ストップは122.30割れ。 再度122.20−25、122.05−15と買い場を探すなら、ストップは121.95または121.80割れとなる。 

(予想時レート&時間:123.70 08:25)

 

☆オージー円

戦略=戻り売り、深押しのケースがあれば買い

こちらも良い位置まで上昇で、上値を買うのは難しい。 指標次第の面があるので注意だが、大きく戻れば売りを検討する形。 79.05−10、79.20−30、79.45−50などは利食いから売り場探し。 ストップは79.75。超えても80円前後は重く、80.25をストップまたは、80.60をストップに、80.40−50などは利食い&売り直しが検討される。 下値は78.75−80が維持されると買い戻し優先だが、78.65−70を割れると、78.50前後、78.25−30と買い戻し。買いは78.15−20、78.05−10と買い場を探して、ストップは77.70や77.60割れとなる。 再度の買いは、77.35−50から76.95−05で買い場探し。 ストップが微妙だが、近めなら76.65−85。 できれば76.45−60や76.35に設定できるならベターとなる。

(予想時レート&時間:79.00 08:40)

 

☆NZD円

戦略=戻り売り、深押しのケースがあれば買い

61.25−40、61.45−60と売り上がりで、ストップは61.80。 61.85−90、61.90−00、62.00−10、62.15−20と売り直しのストップは62.30。 下値は60.80−00ゾーンの維持では買い戻し優先も、60.70−75割れると、60.55−60、60.40−45と買い戻しで、買いは60.15−30と買い下がって、ストップは60.00や59.75割れで対応。 買いは59.40−50、59.25−35と買い場を探して、ストップは59.15や58.90割れでの対応となる。 

(予想時レート&時間:61.25 08:45)

 

《フィボナッチ・リトレースメント》

現状は、6月1日の安値から6月7日の戻り高値から見て、フィボナッチ・リトレースメントからの調整が焦点となる。 50%レベルなどから押し目買いを考える形となる。 

 

              6/1安値−6/8高値−76.4%61.8%50.0%38.2%23.6%

USDJPY77.6579.8078.1678.4778.7378.9879.29

EURJPY95.59100.6396.7897.52              98.1198.7099.44

GBPJPY118.79124.35120.10120.91121.57122.23123.04

AUDJPY74.4879.7175.7176.4877.1077.7178.48

NZDJPY57.9661.8058.8759.4359.8860.3360.89

CADJPY74.4178.0775.2775.8176.2476.6777.21

CHFJPY79.6083.7780.5881.1981.6982.1882.79

ZARJPY8.919.689.099.209.309.399.50

EURUSD1.22881.26261.23681.24171.24571.24971.2546

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月07日(木)

 

【今日の一言】

上昇も一旦良いレベルで、更なる上値追いは危険

 

【昨晩の海外】

 一時ECB理事会において、金利が据え置かれたこと、ドラギECB総裁の記者会見で、債券買い入れプログラムの再開やLTRO第3弾(長期流動性資金供給オペ)の可能性について言及しなかったことで、失望感をかったが、株価が大幅に反発したことで、リスク回避の巻き戻しが強まる形で引けた。 

 ユーロドルは、1.2441から1.2586まで上昇、ドル円は79.29から78.93での揉み合い推移となった。 一方クロス円はNYダウが286ドル高で引けたことで、大幅な買い戻しとなった。ユーロ円が98.25から99.71、ポンド円が122.96まで上昇後121.89の間での上下の動きとなったが、オージー円が77.71から78.71、NZD円が60.04から61.09、カナダ円が76.17から77.13、スイス円が81.81から83.06まで上昇し、高値圏で引けた。 

 

【本日の材料】

08:00 () イエレンFRB副議長講演「経済見通し」

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

10:30 () 5月新規雇用者数(前回+1.55万人 予想±0.0万人)

10:30 () 5月失業率 (前回4.9 予想5.1)

14:00 () 4月景気動向指数・速報 [一致CI指数] (前回96.7) 

14:00 () 4月景気動向指数・速報 [先行CI指数] (前回96.4) 

14:30 () 1四半期失業率 (前回9.8) 

14:45 (スイス) 5月失業率 (前回3.1) 

16:15 (スイス) 5月消費者物価指数 [前年比] (前回-1.0) 

17:30 () 5PMIサービス業 (前回53.3 予想52.8) 

17:30 (ユーロ圏) スペイン長期債入札

18:00 (ユーロ圏) 仏長期債入札

20:00 () BOE政策金利発表

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回38.3万件)

23:00 () 5Ivey購買部協会指数・季調済 (前回52.7) 

23:00 () バーナンキFRB議長議会証言(上下両院合同経済委員会)

01:10 () ロックハート・アトランタ連銀総裁講演「米経済」

02:15 () コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演

04:00 () 4月消費者信用残高 (前回+213.55USD 予想+100.00USD) 

04:30 () フィッシャー・ダラス連銀総裁講演「人民元」

ファンロンパイEU大統領講演

30年国債入札(7000億円)

 

【注目ポイント】

1)豪州5月雇用統計

2)BOE政策金利発表

3)バーナンキFRB議長議会証言

 

【高島暦&アストロ】

「変化日にして後場にかけてよく動く日」

 

 変化日に関しては不透明。昨晩のほうが変化日のような気がするが、ともかく東京では、株価が大きく戻るので、リスク回避志向が後一歩続くだろうが、良く動くということで、上昇もあるが、それなりに落ちる局面もあるので、しっかりとタイミングを捉えたい。

 

【今日のウラ読み】

1)   予想は若干悪い内容。その通りでるかは、昨日の1−3月期GDPが強かったことで不透明だが、あくまで5月分なので、これとの整合性は無さそう。ただ豪ドル相場の地合いが強いことは確かで、高値圏にあり上値追いは出来ないが、悪い内容で下げた位置では買い向かいが検討される。

2)   直近英国の金利感に関しては、一時の利上げ期待から今度は利下げ期待と混乱しているが、ECBが据え置いたこともあり、政策の変更は無いと考える。特に昨日のポンドドル相場は、ユーロポンドの買い戻しに、ユーロドルほど上昇していないため、逆に政策が据え置かれると買い戻しに繋がる可能性が高そう。政策金利発表の安値でポンド買いは、若干ベンチャーだが、買い向かいは面白そうだ。

3)   今晩最大のヤマ場となりそう。特に株価の下落を受けて、6月19−20日の米FOMCでの追加緩和策の発表が市場の焦点となっており、更に直近バーナンキFRB議長が、金融緩和に関する発言を控えていることで、どういった発言をするか市場は大きく注目している。 発言に関しては想像することは難しいが、恐らく米雇用統計が悪かったことで、懸念を示すと見られ、その点では、一定の緩和策を匂わすと思うが、少なくとも金融緩和に後ろ向きと捉えられると、昨晩の相場から一転クラッシュ気味となるリスクを孕んでいることは留意しておきたい。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=積極的には厳しく、動けば逆張り

案外堅調だが、リスク回避の動きが出ると下げるとき早いことや介入警戒感で、妙なロングが溜まっている可能性もあり注意。 積極的な売買は厳しいが、上値は79.35−45や79.55−60があれば売り向かい。 ストップは79.70超えなどで対応。下値は、79.00−15が支えると良いが、78.85−95を割れると、78.75−80、78.65−70などへの調整の可能性だが、動かない前提では、一旦買いは入り易く、維持を見て買っても、ストップは78.55で対応。 理想は78.45−50割れからの78.25−30での買いで、ストップは77.95となる。

(予想時レート&時間:79.20 06:20)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り場探し

堅調な上昇となったが、1.2585−00、1.2615−20と売りが出易く、1.2630をストップに上昇では売り場探し。 超えると倍返しも検討されるが騙しに注意。 1.2640−45、1.2650−55での利食い&売りで、ストップは1.2695超えとなる。 下値は1.2565−70や1.2555−60の維持では買い戻しも、割れと1.2540−45や1.2530−35などでは買い戻しで、買いは1.2515−20で検討されるが、ストップは1.2485割れ。 1.2475−80、1.2460−65での買い直しの場合もストップは1.2435−45割れが倍返しとなる。 

(予想時レート&時間:1.2575 06:35)

 

☆ユーロ円

戦略=上値追い出来ず、高値は売り場探し。買いは押し目待ち

すでに100円に近づく上昇。値ごろ感では良いところも、上昇が始まると案外上がってしまうケースもあり注意だが、上値は100.35をストップに100円方向では売り向かい。 再度100.45−50、100.80−00での売り直しは、101.05−10や101.25−30をストップ。 

一方下値は99.55−60、99.40−45の維持では買い戻し。 割れても99.25−30や99.10−15では買い戻し優先。買いは98.80−85、98.65−70、98.50前後で買い下がって、ストップは98.30割れや98.15割れに置いての対応。 さらに下げればだが、97.45−50、97.25−35での買いは、97.05−15割れまたは97.00まで買い下がるなら、96.75割れがストップとなる。 

(予想時レート&時間:99.65 06:55)

 

☆ポンド円

戦略=早期には戻り売りから、押し目待ち

強い上昇から122.95−00まで上値拡大。今晩は英BOEの政策金利の発表もあり、ショート・カバー的に上値を伸ばした形も、やりすぎの感が強い。 早期には上値は現状レベルから123.05−20、123.35−45と売り場を探して、ストップを123.55超えにおいて対応。 超えても123.65−70、123.90−00と売り直しで、このストップは124.15や124.25超えとなる。 下値は122.60−65が維持されると買い戻し優先も、122.40−50を割れると、122.20−25、122.05−15と買い戻し&買い下がって、ストップは121.95割れまたは、121.80割れが倍返しとなる。 ターゲットは121.40−50での買い戻しで、買いはこういった位置から121.20−25、120.95−00での買いが理想的。ストップは120.85や120.75割れで、もし英BOEの金融政策の発表前に、こういった下落があれば買い向かいが検討される。 

(予想時レート&時間:122.70 08:55)

 

☆オージー円

戦略=利食い優先から積極的なら売り、買いはしっかりと押し目待ち

上昇が78.65−70まで強く拡大。ただし、既に良い位置まで上昇しており、日足の基準線が78.85−90に控え、超えても78.75−00ゾーンは売りに晒され易い。しっかりと利食いで、積極的なら売りも検討されるが、ストップは79.25。または79.30−40、79.45−55まで売り上がる気持ちなら、79.75をストップに対応となる。一方下値は、78.45−50が維持されると強いが、78.30−40を割れると調整が78.15−20や78.05−10などもターゲットとなるが一旦買いが入り易い。買うとしてもこういった位置を待つのが安全。 このストップは77.70または77.60割れで対応。 更に77.45−50や77.35−40を割れるケースがあると、下落が76.95−05の窓の下限まで視野となるが、こういった位置から買い直し場となる。76.80−85から76.65−70の戻り安値圏、76.45−60と買い下がり場探す形となる。 ストップは76.35となる。 

(予想時レート&時間:78.65 05:30)

 

☆NZD円

戦略=

上昇が61.15−25まで拡大。こちらも更に上値追いは出来ず、利食い優先から売り探し。 上値は現状から61.35−40、61.50−60、61.70−80と売り上がって、ストップは61.90−00超え。 下値は60.80−95が維持されると買い戻しも、60.70−75を割れるなら、ターゲットは、60.55−60、60.40−45と買い戻しで、買いは60.15−30と買い下がって、ストップは60.00割れや59.75割れなどで対応。 再度の買いは59.60−70、59.40−50、59.25−35と買い場を探して、59.15や58.90割れとなる。

(予想時レート: 61.10 予想時間 09:00)

 

《フォレックス・ラジオ雑記》

 今日は木曜日で、放送の収録は午後2時半からリアル・タイムのU-Stream版がスタート。オン・ディマンド放送は、午後4時頃アップの予定。

 ひろこママは、NYダウのショートで、ウハウハでしょうが、昨日のダウの286ドル高で、ちゃんと買い戻しているか、聞いてみたい。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月06日(水)

 

【号外】

ロンドン初頭は、円売り、ドル売りが強まっているが、あくまでショート・カバーが優勢な形で、これについて買うのは危険。しっかりデイ・ベースでは利食いながら対応したい。

 特にECB理事会やドラギ総裁の記者会見では、相場が荒れそうなので注意。期待通り金融緩和策が発表されれば、株価などが好感することで、良い状況となるも、もしそうでないとショック的な動きとなる可能性も残っている。また、LTRO3(長期資金供給オペ)に関しては、直ぐに決まる内容でなないので、ドラギ総裁の記者会見で、実現を匂わすかが焦点。これも、質問が当然出るだろうから、否定されるケースや何も言及がない場合は注意となる。 

 ただ、テクニカル面では、クロス円はこういった下落があれば、しっかりと押し目では買い狙いも検討されるが、荒れた相場では、テクニカル・ポイントが利かないケースものあるので、しっかり下げ止まりを見ながら注意して対応して頂きたい。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月06日(水)

 

【号外】

《中長期面の見通し》

 

現在の相場は、一応6月1日の安値(高値)が下支えしており、これが安値(高値)となるかが注目点。

一応下記にその時の安値(高値)を掲載するが、この後の6月4−5日の戻り安値(戻り高値)が維持できると相場としては、一旦下げ止まりや上げ止まりが確認できる。 既にロング(ショート)を保有の方は、こういった位置を睨んでストップ設定することが望ましい。 

 一方ロング(ショート)ができていない方は、これを睨んで押し目を待つ形となる。 ただ、個別では、ドルが堅調で、特にユーロドル、ポンドドルはトレンド的に売り、ドルスイスは買いなので、しっかりと反発では利食い優先となる。またクロス円も上がればやれやれの売りが出易く、長期は不透明も、中期的には、大きく戻れば一回利食って対応するのが無難となる。 

 

注)☆は高値通貨、カッコ内は6月4−5日の戻り安値や戻り高値のレベル。 

 

ドル円=77.65 (77.95−78.15)

ユーロドル=1.2288(1.2385−1.2415)

ポンドドル=1.5270(1.5320−25)

☆ドルスイス=0.9772(0.9675−85)

☆ドルカナダ=1.0444(1.0420−30)

オージードル=0.9580(0.9625−0.9710)

NZDドル=0.7455(0.7495−0.7520)

ユーロ円=95.59(96.75−97.05)

ポンド円=118.79(119.75−80)

オージー円=74.48(75.20−76.00)

NZD円=57.96(58.60−58.85)

カナダ円=79.60(74.70−75.05)

スイス円=79.60(80.55−80.80)

ランド円=8.92(9.05−9.20)

 

利食い場は、長期的には現在不明だが、一旦ボリンジャーバンドや日足の戻り高値から見た中期的な観点を掲載する。ただし、この辺は今後の変化次第などで、後日相場つきが変われば、再度検証結果を送付致します。

 

ドル円=79.10−40ゾーンが抑えると重い。ただ、介入やなんちゃって介入で、宇上ヒゲを伸ばすなら、そういったタイミングを待つことも検討される。 ただ伸びても80.00−80.65ゾーンは売りが出易そう。

ユーロドル=1.2620−30や1.2820−30の戻り高値が重要で、こういった位置を超えないとアク抜け感は出ない。利食い優先が安全。また超えても1.30のネック・ラインを超えるような上昇は期待することは難しい。

ポンドドル=1.5470−75の窓の上限、1.5525−30から1.5605−10の窓は重く利食い場。

ドルスイス=0.95レベルが維持されると堅調で、買い戻し優先。0.9460−65を割れて、0.93レベルがターゲットだが買いが入り易い。 

ドルカナダ=0.92が維持されると堅調で、割れても1.0045−65ゾーンのそれ以前の高値圏は買いになり易い。

オージードル=既に到達気味だが、0.9830−0.9900ゾーンのバンドの中心が一旦重く、超えても1.000−1.100ゾーンは売りとなり易い。

NZDドル=こちらも既に到達している0.7620−45ゾーンのバンドの中心、超えても0.78−0.80ゾーンは売りが出易い。

ユーロ円=98.90−99.95ゾーンが上値を抑えそう。100.30−35を超えてアク抜け感が出るが、それでも101.45−50や102.10−15を超えるまでは更なる動きとならない。

ポンド円=122.50−55から123.90−95、124.45−50の窓のCapでは上昇は覚束ない。124.95−00の上抜けや126.45−50を超えて、上昇期待となる。

オージー円=78.65−70や79.15−35の窓を超えるまではアク抜けできない。一旦売りが出易く、長期なら持っても、中期的には利食いながら、買い回転を効かせる形がベターとなりそうだ。また超えても80−83円は当面の利食い場となる。

NZD円=まず60.20−25の窓の上限が押さえると上昇も覚束ない。60.75−80や61.05−10の戻り高値を前に利食いが中期的なポイントで、超えても62−64円ゾーンは長期的に重い。 

カナダ円=77.80−78.00ゾーンが上値を抑える可能性で、78.65−70を超えるとムードに変化が出るが、それでも80−82円は重い位置。

スイス円=82.35−85が最初の戻りの目処。83.40−50を超えて、85円がターゲットとなるが売りが出易い。超えても86−88円は相当重い位置。

ランド円=9.45−50が最初の上値の目処。9.55−60や9.65−70を超えてムードが変わるが、10.00前後は利食い場となる。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月06日(水)

 

【今日の一言】

ECB理事会を控え、買い戻し優勢か?

 

【昨晩の海外】

 昨晩の海外市場は、ロンドン時間に、モントロ・スペイン予算相が、「欧州の資金に銀行支援を要請」との見解を示したことや4月ユーロ圏小売売上高が予想を下回ったことなどから、リスク回避の動きが一時拡大したが、安住淳財務相が、G7電話会議終了後のインタビューで、G7に「株安・円高が日本経済にダメージになっている。 過度な為替変動は悪影響があり、為替に関する緊密な協力との事項を共有して欲しいと要請。 異論はなかった」などと述べたとことで、円売りが進んだ。 ただ、米財務省は、G7財務相・中央銀行総裁の緊急電話会議において、欧州の金融・財政統合に向けた進展について協議したことを明らかにするも、声明の発表や為替市場の動向などについては何も言及がなかったことなどから、更なる動きとはならなかったが、NYダウが底堅い動きとなったことで、堅調なレベルを維持する形で終了した。 

 ドル円は78.97まで上昇後、78.57で下値を支え、ユーロドルは1.24104まで下落後1.2470まで反発した。 クロス円では、ユーロ円が97.05から98.323の日中高値まで上昇後97.71を支え、ポンド円が119.76から121.35、オージー円が75.96から76.92、NZD円が58.83から59.56へ値を上げ、カナダ円は、カナダ中銀が、政策金利の据え置きを発表、声明で「刺激策の解除が適切なものとなる可能性がある」との見解を示したことで75.03から76.12まで上昇後75.40まで値を下げ、スイス円が80.80から81.88まで一時値を上げた。 

 

【本日の材料】

08:15 () エバンス・シカゴ連銀総裁講演

10:30 () 1四半期GDP [前期比] (前回+0.4 予想+0.5%) 

10:30 () 1四半期GDP [前年比] (前回+2.3 予想+3.2%) 

17:30 () 5PMI建設業 (前回55.8 予想54.6) 

18:00 (ユーロ圏) 1四半期GDP・改定値 [前期比] (前回0.0 予想0.0) 

18:00 (ユーロ圏) 1四半期GDP・改定値 [前年比] (前回0.0 予想0.0) 

18:30 (ユーロ圏) 5年債入札(50億ユーロ)

19:00 () 4月鉱工業生産 [前月比] (前回+2.8 予想-1.0)

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回-1.3)

20:45 (ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表

21:15 () ロックハート・アトランタ連銀総裁講演「経済について」

21:30 (ユーロ圏) ドラギECB総裁・記者会見

21:30 () 1四半期非農業部門労働生産性・確報 [前期比] (前回-0.5 予想-0.6)

21:30 () 1四半期単位労働費用・確報 [前期比] (前回+2.0 予想+2.2) 

23:00 () タルーロFRB理事議会証言(上院銀行委員会)

23:30 () 週間原油在庫[前週比](前回+221.3万バレル)

03:00 () 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

04:30 () ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演「経済」

ポーランド国立銀行・政策金利発表

 

【注目ポイント】

1)豪第1四半期GDP

2)ECB理事会&ドラギ総裁記者会見

3)ベージュブック

4)水曜日のバリュー替わり

 

【高島暦&アストロ】

「強象日、買い方針良し」

 

 直近売り方針が強かったが、久々に買い方針が示される形。水曜日ということもあり、最近は売り相場のせいで、あまり水曜日のショート・カバーが出なかったが、そろそろ値ごろもあり、今日の日本時間から夕方にかけては、クロス円が案外上昇する局面が見られるかもしれない。 

 

【今日のウラ読み】

1)個人的には利下げは無いとみていたが、豪州中銀は昨日0.25%の利下げを実施。ただ、豪ドル相場の下げは限定されており、これを見る限りそろそろ豪ドル相場の下値は良いところとの感じが強い。 逆に今日のGDPなどが予想を上回ると買い気が強まる可能性あるので、上値は買えないが、押し目は拾っておきたい。

2)ECB理事会での、利下げの実施は現状不明。またLTRO3(長期資金供給オペ)の実施も直ぐに行われるかは不透明だが、少なくとも発表までは、ショート・カバー中心となりそう。ただ、結果を受けて、相場が乱高下する可能性があるので注意。失望感に捕らえられるなら、ユーロ売りやリスク回避となるが、昨日のG7緊急電話会合などで、協調利下げなどが協議されているなら、サプライズもあるかもしれない。 通常ECBの利下げは、通貨にはマイナス要因だが、現状は利下げや資金放出が、株価にプラスの影響を与えると逆の動きになることで、今日のECBは重要となりそうだ。

3)5月米雇用統計が、大幅に悪化しており米経済の減速感が強いが、ベージュブックは、地方連銀が纏めるもので、それほど悪くない内容となる可能性がある。ただ、問題は市場がその内容を信じるかどうかで、良い内容が期待感も、あまり材料しされない可能性があるので注意。 

4)通常水曜日は、スワップのバリューの週内渡しの最終日。逆にこれを超えるとスワッ

プが通常の3倍になることで、特に高金利通貨などは、売り持ち筋からの買い戻しが入り易い。ただ、これも相場環境次第で、売りが強いときは、このパターンがワークしないが、現状は一旦下値つきもあり、今日は流石にECB理事会などの材料もあって、東京夕方からロンドンにかけて、クロス円などの買い戻しが強まる局面もありそう。東京の押し目を拾って、このタイミングで利食う戦略は一定の効果が出ると考える。ただ、あくまで短期勝負であることは忘れてはならない。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=戻り売りから

売り場は79.05−10で検討さされるが、上げないなら79円手前で随時。ストップは79.20で対応。 超えても79.30−35、79.35−45では売り直しで、ストップは79.55−60や79.60−70超えに設定。

下値は、78.65−70や78.55−60を割れないなら買い戻し。割れても78.45−50、78.25−30でのしっかりと買い戻して、買いは78.25−30で検討される。ストップは77.95で設定。 

(予想時レート&時間:78.75 08:15)

 

☆ユーロドル

戦略=レンジ・トレードから大きく動くと逆張り

ECB理事会を控えて、アジア市場では動きづらいと見るが、理事会が相場荒れた展開から大きく動きそう。 その場合の逆張り場を探す形となる。 

一応アジアは1.2395−00から1.2490−00の範囲の動きが想定されるので、1.2425−30から1.2455−60の狭いレンジで、これを外れても下値は1.2410−15割れがストップ、上値は1.2470−75がストップとして対応から、レンジ内で逆張りに徹することも検討されるが、理事会前にしっかりとポジションを閉じて対応したい。 

その場合下値は1.2360−65や1.2345−50での買い狙い。 これは1.2330−35をストップとするか、ストップでずに1.2310−15まで買い下がって、ストップは1.2285−90割れ。 上値は、1.2530−35や1.2540−45を超える動きが焦点。超えなければ1.2510−15での売りとなるが、超えた場合は1.2555−65、1.2575−80、1.2590−00、1.2615−20での売り場を探す形。 ストップは、強い1.2620−30越えとなる。 

(予想時レート&時間:1.2670 11:30)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買い

下値は97.80−95が維持されると強く、積極的ならこの維持での買いだが、97.65−75を割れると調整が97.45−50、97.25−35まで視野となるので、できればこういった位置があれば買い狙い。 ストップは96.75割れ。 ストップを96.35−40割れとするか、ストップせずに96円前後まで買い下がって、ストップはタイトまたは、95.55−60割れで、95円まで中長期的にじっくりと買い下がり場を探す形となる。ストップではできれば、94.50割れなどで対応となる

上値は98.30−35まで一時拡大。 若干騙しの動きとなっており注意だが、超えないなら利食い優先。 超えて98.45−55では利食い優勢。 売りは98.65−75がストップで、超えると98.85−05がターゲットだが、99円台は売りに晒されそうで、売り狙い。 ストップを99.10−20超えに置くか、99.25−40まで売り上がるなら、99.45−50超えがストップとなる。

(予想時レート&時間:98.00 09:35)

 

☆ポンド円

戦略=逆張りスタンス

下値は120.95−00や120.75−80が維持できると強いが、ユーロ円同様、120.60−65を割れると、120.10−20方向への調整となるため、こういった位置から119.95−05と買い下がる形。 ストップは119.70−80割れや119.60−65割れでの倍返し。 上値は121.15−25、は121.30−40が抑えられると利食い優先。 超えて121.65−70、121.80−85での利食いはベター。 売りは122.00−05、122.15−20、122.25−30、122.35−40と売り場を慎重に探して、ストップは122.45−55超えとなる。

(予想時レート&時間:121.00 09:40)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

GDPの発表を控えて堅調で、どこで買うかだが、上値追いも厳しい。 買い場はお任せとなるが、できれば76.45−60、76.35−40、76.05−15での買い場探し。 ストップは75.95割れで、一方上値は76.95−00超えないなら利食い優先。 超えても77.10−15、77.25−30、77.40−45としっかりと利食い。 売りはCapを見てストップは77.50−60超え、超えても77.65−80、77.90−00、78.05−10、78.20−30と利食いで、売りは78.50−55超えをストップに検討される。 

(予想時レート&時間:76.85 09:35)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月05日(火)16:02

 

【号外2】

そういえば、高島暦が、「良く動く日にて、前後場しなりが変わる」と言っていたのを思い出した。

となると、東京がリスク・オン気味だっただけに、逆の動きが出るかもしれない。更に前述の先進7カ国財務相・中央銀行総裁(G7)の電話会議も、失望感になる可能性があり、一回デイ・ベースのロングは利食い優先から、ベンチャー気味には、アジアの高値をバックに、戻り売りも検討される。 

ただし、その後の動きはNYダウ次第なので、下げ止まりやダウが反発するようなら、ショートは買い戻し。 当然しっかりと押し目では買い場を探す形となる。 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月05日(火)

 

【号外】

注目の先進7カ国財務相・中央銀行総裁(G7)の電話会議だが、実施は「海外時間の朝」のようで、まだ結果は出ていない。また、声明を出すか、どうかも不透明な模様で、材料となるか分からないが、下手に出るなら失望感で、何も出ない方が、警戒感が続くような気がする。

 

豪州中銀は、0.25%の利下げを発表。 オージー円は、その後76.11から76.44まで反発しており、底堅い動き。 ただ、今後はどうしてもユーロドルの動きにつられる可能性が高く、ユーロドルが1.2542の高値で上値を押さえられていること、更に前述のG7の電話会議が失望感となるリスクからは、上値追いも厳しい。 あくまで押し目待ちだが、現状は76.00−15が支えると堅調。ただ、75.85−95を割れると、75.60−80ゾーンが再度ターゲットとなることで、こういった位置へ下げるなら買いを検討したい。 ストップは75.35−45や75.20−25割れ。 

上値は、76.70−75を超えても76.95−00、77.10−15と順次売りが出易いことから、引き続き利食いながら買い回転を効かせる形がベターとなる。 

  

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月05日(火)

 

【今日の一言】

一旦反発も上値は重い。

 

【昨晩の海外】

 昨晩の海外市場は、先進7カ国財務相・中央銀行総裁(G7)が、5日朝に欧州について電話会議を実施すると伝わり、スペインやイタリアの国債利回りの低下、両国の株価指数が大幅に上昇したことなどがから、リスク回避の巻き戻し的な動きとなったが、ただロンドン市場が休場なことや主だった経済指標の発表がなく、商いが薄く、NYダウが軟調を継続したこともあり、利食いも優勢となった。 

 ユーロドルは1.2414から1.2510、ポンドドルが1.5415まで上昇、ドル円は77.99から78.42まで値を上げ、ドルスイスは0.9598まで下落した。 

 一方クロス円では、ユーロ円が97.98、ポンド円が120.67、オージー円が76.32、NZD円が59.48、カナダ円が75.43、スイス円が81.60まで一時値を上げた。

 

【本日の材料】

ロンドン市場休場(女王即位60周年記念日)

10:30 () 1四半期経常収支 (前回-83.74AUD)

13:30 () RBAキャッシュターゲット公表

16:55 () 5月サービス業PMI・確報値(前回52.2 予想52.2)

17:00 (ユーロ圏) 5月総合PMI・確報値(前回45.9

17:00 (ユーロ圏) 5月サービス業PMI・確報値(前回46.5 予想46.5)

18:00 (ユーロ圏) 4月小売売上高 [前月比] (前回+0.3(+0.6) 予想-0.1) 

18:00 (ユーロ圏) 4月小売売上高 [前年比] (前回-0.2(+0.4) ) 

19:00 () 4月製造業受注 [前月比] (前回+2.2 予想+1.0) 

20:00 () フィッシャー・ダラス連銀総裁講演

21:30 () 4月住宅建設許可 [前月比] (前回+4.7) 

22:00 () 加中銀政策金利発表

23:00 () 5ISM非製造業景況指数 (前回53.5 予想53.8) 

01:30 (ユーロ圏) ガスパル・ポルトガル財務相講演

03:15 () ブラード・セントルイス連銀総裁講演 

7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁電話会議

10年国債入札(23000億円)

 

【注目ポイント】

1)7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁電話会議

2)豪第1四半期経常収支&RBAキャッシュターゲット公表

3)加中銀政策金利発表

4)米5ISM非製造業景況指数

 

【高島暦&アストロ】

「良く動く日にて、前後場しなりが変わる」

 

ロンドンが、未だ休みでアジアは不透明だが、豪州中銀があるので、昼過ぎからは動きが出る可能性もありそう。前場(アジア市場)、後場(ロンドン&NY市場)でのしなりが変わるということは、アジアの動きの逆になるので、アジアを見て考える形となる。 

 

【今日のウラ読み】

1) 昨晩は、先進7カ国財務相・中央銀行総裁(G7)が、5日朝に欧州について電話会議を実施すると伝わったことなどもあり、リスク回避の巻き戻し的な動きとなったが、ただ具体的な対応策が出てくるとは思われず、失望感にさらされる局面もあるので注意。  

2)豪州準備銀行の キャッシュターゲットの公表が、相場の最大の注目となる。 現状0.25%の利下げを見込む向きもあるが、前回0.50%の利下げを実施していることで、連続利下げに踏み切るかは不透明。 利下げがない場合、豪ドルの買い戻し要因となる可能性に留意して対応したい。また利下げがあって、下げる局面では買い場狙いとなる。

3)カナダ中銀は、利上げにもっとも近い中銀と言われているが、現状の世界株安の状況では利上げはできず筈もなく、据え置き発表が若干相場にマイナスとなりそう。 

4)先週末の米雇用統計や5月ISM製造業景況指数が悪かったことで、悪いことが織り込み。数字に大きな変化がなければと思うが、ブレる場合、特に指数が50を割れるとショッキングとなるので注意。 

5)中長期面では、相対的に、クロス円、ドル円の押し目買いだが、既に上がってしまったことで、買えてない場合も、しっかりと下げの局面を待つのが得策。 既に買いがある方は、しっかりとコストに利食いのストップを入れて対応して頂きたい。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=逆張りスタンス

安値圏での揉み合いで、一時の動かない状況に回帰している。一旦安値の77.65を見ていることで、78.05−15への押し目は買いも、昨日もあったが、介入警戒感から、「なんちゃって介入」で、相場が動く局面があれば、しっかりと利食いのスタンスで、また売りも検討される。 デイ・ベース下値のストップは77.95を一旦。 77.70−90ゾーンは買い直しても、ストップは77.65となる。上値は78.40−50を超えなければ利食い優先も、超えるケースから78.55−60、79.60−70としっかりと利食いで、売りは80.25をストップに、79.75−85、79.85−95、80.00−10と売り場探しとなる。

(予想時レート&時間:79.35 07:05)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売りスタンスも下げが甘ければ買い戻し優先

今週のECB理事会を控え買い戻しが優勢も戻りは重い。 上値は1.2515を超えるとストップが出るので、そういった局面での売り場探し。1.2545−50、1.2555−65の戻りで、ストップは1.2580。利食いは1.25を割れなければ利食い優先。 一方下値は、1.2470−80を割れると1.2445−50が視野となるので、こういった位置は買いが入り易く、ショート・カバー位置。 買いは1.2435がストップ。 更に割れるケースからは、1.2410−30、1.2395−00を買って、ストップは1.2380。 

(予想時レート&時間:1.2495 07:35)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目があれば買い、大きく戻れば売り

堅調に上昇も、やれやれの売りが出易く、決して上値追いは出来ない。 上値は97.95−05を超えると98.10−15から98.25−30の窓、98.45−55の戻り高値まで視野となるが、こういった位置での売り狙い。ストップは98.75または、98.85−99.05まで売りあがるなら、ストップは99.20。 下値は97.70−80を割れると97.20−30の窓の下限、97.00−05が視野となるが、買い場探し。ストップは96.75。 更に96.50−55の戻り安値、96.35−40を割れると、96円前後が再度ターゲットとなるが、サポートからは買い直し位置。 ストップは95.45に置ければベター。 ただ、中長期面では、96円から95円台を買って、ストップは94.45割れ。 

(予想時レート&時間:101.50 11:30)

 

☆ポンド円

戦略=押し目があれば買い、大きく戻れば売り

下値は120.20−35、119.95−05の戻り安値維持では堅調も、119.70−80や119.60−65の戻り安値を割れると、119.25−30、118.90−95なども視野となるが買い直し。ストップは118.60。上値は120.80−95、121.05−20、121.35−40から121.65−70の窓、121.80−85から122.00−05の窓が視野となるが、売りが出易く、122.15−20、122.25−30、122.35−40の戻り高値まで売り場探し。 アク抜けには122.45−55を超えることが必要。ストップを121.10で置いて売り場探し、超えても122.55をバックに売り直し場を探す形が想定される。 

(予想時レート&時間:120.55 08:05)

 

☆オージー円

戦略=基本押し目買いも上値ではしっかりと利食い

RBAの金利発表を前に神経質。 0.25%の利下げは織り込まれており、逆に利下げがなければ急騰するリスクがあり、早期には押し目買いから。76.00−05はちょっと買いづらい感じが残るが、下げないリスクを感じるなら検討課題。75.85−95の戻り安値を割れると、75.70−80、75.60−70の戻り安値が視野となるが、こういった位置での買い狙い。 ストップは75.20割れ。 割れても74.90−00は、中長期面からも買い場探しで、ストップは74.40。 上値は76.30−40を超えなければ利食い優先も、超えると76.55−60から76.65−75の窓、76.80−85の戻り高値での利食い優先となる。 また76.95−00の戻り高値まで超えると77.10−15の窓の上限、77.25−30や77.40−45の戻り高値が視野となるが、売りが出易く、この売りは77.60や78円などをストップに対応となる。 (予想時レート&時間:76.25 08:15)

 

☆NZD円

戦略=押し目買い

下値は59.00−10、58.90−00が維持されるとサポートから堅調で買い場探し。注意は58.60−65や58.50−55割れなので、ストップは58.60−80ゾーンまで買い下がっても、ストップは58.45ぐらい。 中長期的には58円まで買い下がって、ストップは57.75となる。 上値は59.35−50を超えないと利食い優先が安全だが、超えると59.75−80レベルでの利食いとなる。売りは60.15−20をバックに、60円前後まで売りが探しとなる。

(予想時レート&時間:59.35 08:30)

 

カナダ円

戦略=押し目買いも、相対的に弱いので利食い優先

75.20−25と75.40−45のブレイクに注目して、ブレイクの場合上値は75.60−65超えでの倍返し。 ターゲットは75.70−95での利食い&売りで、ストップは76.05−10超えでの倍返し。下値は75.05−15と買い下がって、ストップは74.95−00割れまたは、買い下がっても74.70−85割れでの倍返し。 ターゲットは74.50前後の維持では買い戻し&買いも、ストップは74.35−40割れで、74.15−20からの買い直しは、73.55−60や73.45−50がストップとなる。

(予想時レート&時間:75.45 08:55)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月04日(月)

 

【注意点】

申し訳ありませんが、金曜日のドル円のストップ・レベルが甘かったこともあり、本日の戦略に関する注意点を以下のように変更させてください。

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

【金曜日の海外】

 大荒れの動きとなった。 注目の米5月雇用統計では、非農業部門雇用者数が、前月比プラス6万9千人と、市場予想のプラス15万人を大幅に下回り、失業率も8.2%と市場予想の8.1%より悪化したことで、一時円買い、ドル買いが大きく強まったが、その後は「複数中銀が、今週末にも流動性対策を発表する」との噂で、買い戻しが優勢となった。 また、米5月ISM製造業指数は、53.5と市場予想平均の53.8を下回ったが、既に反応は大きくでなかった。 尚NYダウは203ドル安の下落でスタートしている。

 ユーロドルは、1.2288の安値から1.24604まで反発、ドル円は77.652まで急落後、日本の当局のレート・チェックの噂で、78.72まで急騰後78円前後まで押し戻され、ポンドドルが1.5270台まで下落後1.5442、オージードルが0.9580へ下落後0.9724、NZDドルが0.7455から0.7570へ値を戻し、ドルカナダは、1.0444から1.0352、ドルスイスは0.9772から0.9638まで下落した。 

 一方クロス円も値をほとんど付かずに、一時大きく下げた後は急反発。  ユーロ円が95.59まで急落後97.51へ反発、ポンド円が118.79から120.84、オージー円が74.48から76.14、NZD円が57.96から59.23、カナダ円が74.41から75.61、スイス円が79.60から81.21へ値を戻し、その後NYダウが250ドルの安値圏で推移するも、週末のショート・カバーから揉合いの推移で終了した。

 

【本日の材料】

ウェリントン市場休場(女王誕生日)、ロンドン市場休場(バンクホリデー)

13:30 () 白川日銀総裁講演(内外情勢調査会)

18:00 (ユーロ圏) 4月生産者物価指数 [前年比] (前回+3.3 予想+2.8)

23:00 () 4月製造業受注指数 [前月比] (前回-1.5(-1.9) 予想+0.3) 

EU・ロシアサミット

 

【注目ポイント】

1)アジア株価&白川日銀総裁講演

2)ロンドン市場休場

 

【高島暦&アストロ】

「戻り売りよし」

 先週小底入れが、NY市場の安値となるのか不明だが、未だ戻りは重いようだ。ただ、今週水曜日くらいから買い指示が出ているので、今後も戻り安値では、ドル円、クロス円は買い気味の戦略を考慮したい。

 

【今日のウラ読み】

1)NY市場が、米雇用統計を受けて、大幅安で終了したことで、4日のアジア株も軟調な動きが想定され、リスク回避の動きが続きそう。ただ、金曜日の動きが、ドラスティクにストップをヒットして下落したことで、達成感がありそう。 またドル円では、東京では介入警戒感が残り、更に直ぐに下値拡大する状況ではない。デイ・ベースでも押し目買いから、しっかりと利食いのスタンスとなる。 

2)ただ、ロンドン市場がエリザベス女王の60周年記念で、火曜日まで連休となることで、総じてアジア時間からロンドン時間まで参加者が減少する。薄いだけ逆に、動けば荒れるリスクがあるが、閑散に売り無しなので、確かに今夜のNY株次第だが、アジアからロンドンではしっかりとすると見られる。

 

【本日の戦略】

 

☆ドル円

戦略=慎重な押し目買いも、上値は重く利食い優先

週末は指摘したストップとなる77.75を割れたが、戻りも早かった。介入警戒感というが、若干このレベルからの介入や海外時間で介入する可能性は低いので疑問。 ただ、東京時間はまた介入警戒感があるので大きく下げるとは見えないが、戻りは重くなるので注意。 一応77.80−90へ押した局面での買い。 ストップは77.65で対応。 上値は78.35−55ゾーンが重く反発では利食い優先がデイ・ベースでの対応となる。 売りの場合金曜日の高値78.75がストップとなるが、超えても79.20をストップに79円方向では売り直し場を探す形となる。 

また中長期的な買い場探しは変わらないが、78円前後を維持しなかったことが、チャート上はあまり良い状況とは言えず、本日介入が入れば別だが、76.50−77円ゾーンまでのリスクの可能性も出てきているので注意。 押し目買いのスタンスが取れれば良いが、当面上値は重いので、一回外して買い直し場を探すことも一考となる。  

(予想時レート&時間:78.10 06:05)

 

☆ユーロドル

戦略=押し目買い、ただ上値が重く利食い優先から売り場探し

金曜日の安値1.2285−90から大きく値を戻したが、単に週末のショート・カバーが要因の可能性があり、安値つきは断定できない。 ただ、一旦下値は買い戻しが入り易いので、押し目は買い場探し。できれば1.2310−35ゾーンでの買いでストップは1.2285となるが、下げないなら1.2345−65の窓から検討される。 この場合のストップは、近めなら1.2330とするか、買い下がりで対応となる。 上値は金曜日の高値1.2465がストップとなり易いので、1.24ミドル・レベルで上げ渋りで売っても、超えるなら止める形。売りの理想は1.25前後でストップ1.2520。または、1.2630をバックに、1.2550−1.2600ゾーンとなる。

(予想時レート&時間:1.2430 06:20)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買いから

下落が一時95.55−60に下ヒゲを出すも、この位置を維持して反発が97.50−55に上ヒゲと不透明な動きとなった。一旦良い位置まで下落した感じがあり、下値は買い場探しだが、あまり高いレベルから参入するのも厳しい。 デイ・ベースでは、96.75−85、96.50−55などで買い場探し。 ただ96.35−40を割れると、96円前後まで再度ターゲットとなるので、中長期面からも96円前後から買い場探しで、95.50前後、95円前半と買い場を探す形。 ストップは94.50割れなどで対応。

上値は、デイ・ベースでは金曜日の高値となる97.50−55、それ以前の高値98.00−05を睨んで、こういった位置を超えるまでは利食い優先。 売りの場合もこういった位置がストップとなる。 ただし、越える動きがあるなら、98.90−00、99.45−50などの可能性がある、一旦上値が重いので利食い優先。 中長期的な買いの場合も、100.30−35を超えるまでは、アク抜け感は出ないので、利食いなら買い回転を効かせることも考慮される。  

(予想時レート&時間:97.10 06:30)

 

☆ポンド円

戦略=押し目買いから

下値を118.70−75まで一時拡大。ただ一過性の下ヒゲとなり、下値は119.60−75の戻り安値、119.25−30、118.90−95が維持されると更に突っ込み売りの状況ではない。 ストップを118.70や118.60に置いて、押し目での買い場探し。 ただ上値は120.10−20、120.30−35から120.65−70の戻り高値圏が不透明で、利食い優先となる。上値は120.80−85や120.90−95の戻り高値、121.05−10を超えて、一旦アク抜けとなるが、121.15−20の窓の上限、121.35−40から121.65−70の窓、121.80−85から122.00−05の窓と売りが出易く、122.15−20、122.25−30、122.35−40の戻り高値まで売り場探し。 ストップは122.55で、こういった位置を超えるまではアク抜け感はでない。

中長期面では、最安値となる116.80−90や117.30−40の戻り安値を睨んでの対応となることで、できれば入らなくても良いつもりで118円前後まで待つのが得策となりそうだ。 

(予想時レート&時間:120.00 06:45)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

下落が74.40−50まで一時下ヒゲとなったが、一旦下値つきの可能性が高く、中長期面でも、これをバックに買い場探し。下値は75.50−55、75.30−40、75.20−25、74.90−00の維持では堅調で、買い下がり場を探したい。 ストップは金曜日の安値74.40割れにおければベター。 上値は75.80−00ゾーンがCapされると厳しいが、76.10−15を超えると一定の上昇期待。 76.35−40の戻り高値、76.55−60から76.65−75の窓、76.80−85の戻り高値が視野となるが、上抜けは不透明でデイ・ベースでは利食い優先となる。 ただ76.95−00の戻り高値を超えると、77.10−15の窓の上限、77.25−30や77.40−45の戻り高値なども視野となるが、売りが出易く、77.50−60の窓の下限を超えて、77.65−80の上限、更に77.90−00の窓、78.05−10、78.20−30の戻り高値が視野となるが売りが出易い。 あくまで78.35−45、78.50−55や78.65−70を超えてアク抜け感となるため、中長期的な買いも、こういった位置を超えるまでは利食いながら、買い回転を利かせることも一考となる。 

(予想時レート&時間:75.75 07:00)

 

☆NZD円

戦略=押し目買いから

下落が57.90−95まで一時拡大も下ヒゲとなっており、下値は58.75−80、58.60−70、58.50−55、下ヒゲの半値となる58.30−35が維持されると堅調で、中長期面からも買い場探し。 ストップは57.90や57.75割れとなる。 

一方上値は58.95−00、59.05−10がCapされると弱いが、 59.20−30を超えるなら、59.35−50、59.55−70などがデイ・ベースのターゲット。 中長期面で上値は60.75−85や61.05−10を超えないとアク抜け感はでないので、こういった位置を前に利食い優先も買い回転を利かせることができれば、ベターとなる。 

(予想時レート&時間:58.85 07:15)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年06月01日(金)

 

【今日の一言】

今日から配信を開始します。 がんばりますので、よろしくお付き合いください。

皆様のご参考になれば幸いです。

 

【昨晩の海外】

5月ADP全米雇用リポート、週間新規失業保険申請件数が予想を下回り、更に米1−3月期GDP・改定値が、下方修正され、米5月シカゴ購買部協会景気指数も市場予想を下回ったことで、米10年物国債利回りが低下。 株価も軟調スタートとなったことで、リスク回避の動きが継続した。 

 ドル円は、2月15日以来の安値となる78.21まで下落、ユーロドルは、スペインのソブリンCDSの5年物スプレッドが過去最高水準まで拡大したことやロンドン・フィキシングでの売りに、1.2336の安値は下落した。

 一方クロス円も安値を更新。 ユーロ円が2000年12月1日以来の96.48、ポンド円が120.16、オージー円が75.76、NZD円が58.70、カナダ円が75.47、スイス円が80.35まで一時値を下げたが、ダウが反発したことで買い戻し気味で引けた。 

 

【本日の材料】

08:50 () 1四半期法人企業統計・設備投資[前年比](前回+7.6 予想+1.0) 

10:00 () 5月製造業PMI(前回52.0 予想53.3)

16:00 (ユーロ圏) レーン欧州委員、カタイネン・フィンランド首相講演

16:15 (スイス) 4月実質小売売上高 [前年比] (前回+4.2) 

16:30 (スイス) 5PMI製造業 (前回46.9 予想47.3) 

16:55 () 5月製造業PMI・確報値(前回45.0 予想45.0) 

17:00 (ユーロ圏) 5月製造業PMI・確報値(前回45.0)

17:30 () 5PMI製造業 (前回50.5 予想50.0)

18:00 (ユーロ圏) 4月失業率 (前回10.9 予想11.0)

21:00 (ユーロ圏) ファンロンパイEU大統領講演

21:30 () 5月失業率 (前回8.1 予想8.1) 

21:30 () 5月非農業部門雇用者数 (前回+11.5万人 予想+15.0万人) 

21:30 () 5月民間部門雇用者数(前回+13.0万人 予想+17.0万人)

21:30 () 3GDP [前月比] (前回-0.2 予想+0.3)

21:30 () 1四半期GDP [前期比年率] (前回+1.8 予想+2.0)

21:30 () 4月個人所得 [前月比] (前回+0.4 予想+0.3) 

21:30 () 4月個人支出 [前月比] (前回+0.3 予想+0.3) 

21:30 () 4PCEデフレーター [前年比] (前回+2.1 予想+1.9) 

21:30 () 4PCEコア・デフレーター [前月比] (前回+0.2 予想+0.2) 

21:30 () 4PCEコア・デフレーター [前年比] (前回+2.0 予想+2.0) 

23:00 () 5ISM製造業景況指数 (前回54.8 予想54.0) 

23:00 () 4月建設支出 [前月比] (前回+0.1 予想+0.4) 

 

6/3(日)

10:00 () 5月サービス業PMI(前回56.1)

 

【注目ポイント】

1)中国PMI

2)米雇用統計+米経済指標

3)週末のポジション調整

 

【高島暦&アストロ】

「安値にある時は、小底入れを見る日なり」

ということで、確かに安値にあり、今日の東京などはバーゲン・ハント的な買いとなりそう。 ただ、「小底入れ」と言っているので、完全な底値つきではないかもしれないので注意。月曜日には戻り売りを推奨しており、反発があればしっかりと利食うスタンスとなるが、安値で買えているなら、月曜日のまで持って利食うのも一考かもしれない。 

 

【今日のウラ読み】

1)今日は製造業だが、日曜日にもサービス業の発表があり、豪ドル相場などは注意となる。ただ、直近ある程度悪いのは織り込みもあり、悪くてもショッキング的とはならない見通しで、逆に下げたら豪ドル円などは買いを検討したい。 また一部週末に中国が準備預金率の引き下げなど金融緩和策を発表する可能性があり、出るとリスク回避の巻き戻しが大きく出るので注目したい。  

2)昨晩のADPリポードで、一定の悪い結果が織り込まれており、強い内容が逆にリスクとなる。 ただ、最近米雇用統計での相場の反応は限定的で、それよりその後の株価の動きが相場の焦点となりそうだ。 また昨晩弱い米経済指標が続いたが、続いて発表となる5月ISM製造業景況指数などが、もし「50」の分岐点を割れるなら注意。可能性は低いと思われるが、その場合ちょっとクラッシュ的な動きとなるリスクがありそうだ。

3)週末のポジション調整だけ考えると今まで売られたユーロドル、ドル円、クロス円などに買い戻しも入りそう。 株価次第も、米経済指標発表後のNY午後に、一定の方向性が出ると、そのままその方向へ行く傾向があるので、週末もあり逆張りは危険となる。

 

【本日の戦略】

(*ストップ・レベルは、騙しを考慮してチャート・ポイントから5−10BP離したレベルに設定しています。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。 基本的にデイ・トレードでの見方ですが、中長期的な見解は、「中長期的な見方」と明示して表記します)

 

☆ドル円

戦略=買い狙い&中長期的にも買い場探し。

200日移動平均は割れたが、週足のネック・ラインとなる78.20−30を維持する形。既に反発しているが、この位置を睨んで押し目買い。 恐らく78円に強いオプションの防戦もあるので、78円前後まで買い下がれればベター。 ストップは77.75割れなどで対応。 ただ、デイ・ベースでは、上値が重いので短期戦略を検討しているなら、利食いは78.55−65、78.70−80などでは優先するのが安全。売りのストップは、78.85−95を超え。 78.95−05から79.05−10での売り直しは、79.10−20がストップとなる。 

中長期はでは短期同様に78.20−30、78円前後まで買い場探し。ストップは、77.45などで対応。 ただ、なかなか上昇できないので、利食いは苦労しそうだが、じっくりと持てるならベター。 リスク回避の巻き戻しが出る6月17日のギリシャ選挙を睨んで80−81円などでは利食いなら、買い回転を効かせる形を想定したい。 

(予想時レート&時間:78.55 09:25)

 

☆ユーロドル

戦略=ベンチャー気味も押し目買い

短期的に1.23台ロウは買戻しが入り易いレベルで、1.23の防戦もある。 現状安値は1.2336で、デイ・ベースでは、1.2340−50などが維持できるか確認しなければ、買いは厳しいが、割れて1.2315−20、1.23前後は買い迎い。 ストップは1.2270に置ければベター。 

ただ、中長期的には戻り売りなので、やはり反発ではしっかりと利食いたい。 上値は1.2375−85、1.2395−00、1.2405−20がCapされると上昇も覚束ず利食い優先。 昨日の戻り高値1.2425−35を超えて、ショート・カバーが大きく出る見通し。 その場合1.2440−45や1.2450−55の戻り高値が視野となるが、利食い&売り場探し。 ストップは1.2485または1.2485−00まで売りあがって、1.2515がストップとなる。 

また中長期的には、ギリシャ選挙が、サプライズ的な右派の勝利となる可能性があり、この局面で、ユーロドルが大きく買い戻されてから本格的な売り場を探すのがベター。 売り場は1.2830または、1.30をバックに検討される。 下値は将来的に月足の下降波からは、1.6040から1.2339までの下落幅となる0.3711を、1.4940の戻り高値から同幅下げた1.1229がターゲットとなるが、これはユーロドル相場の最安値0.8225から最高値の1.6040とのフィボナッチ・リトレースメントの61.8%戻しが、1.1210にあり、グッド・ターゲットとなる。 

(予想時レート&時間:1.2350 09:35)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買い、中長期も買い場探し

今年の安値を割れて96.48まで拡大。 テクニカル的な月足の5波の下値模索の道を歩んでいるが、月足からは96.15−20がひとつのポイントとなっており、この位置から強い95円のサイコロジカルまで買い場探し。 ストップは一旦95円をクリアに割れたら止めるか、できれば90円まで買い下がり余裕を持てればベター。

デイ・ベースは、昨日の安値を睨んで96.70−75、96.60−65での買い場探しも、ストップは96.45−50割れ。 一方上値は97.00−15を超えないなら利食い優先。 超えて97.30−35、97.50−55から97.65−70の窓ではしっかりと利食い。 97.75−80の下落スタート位置、97.85−00の戻り高値は売り狙い。 ストップは98.05などで対応。 

(予想時レート&時間:97.10 09:40)

 

☆ポンド円

戦略=押し目買いも、しっかりと利食いが安全

下値は120.55−60、120.30−40方向へ下落での買い場探し。昨晩の安値120.15がストップ。 割れると日足の119.55−60の戻り安値、更には119.45−50、119.20−25から118.60−65の窓、118.30−35などもターゲットとなるので注意。 一方上値は121.05−10、121.15−20の窓、121.35−40から121.65−70の窓、121.80−85から122.00−05の窓が視野となるが、売りが出易く、買っても利食い優先から売り場探し。 できれば122.15−20、122.25−30、122.35−40の戻り高値まで売り場探し。 アク抜けには122.45−55を超えることが必要で、この位置をストップに検討できればベターとなる。 

(予想時レート&時間:121.00 09:45)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い、戻り売りも検討課題。中長期は慎重に対応。 

反発が76.95−00でCapされて、下落が一時75.75−80まで拡大もこれを維持する形。 下値は76.00−15ゾーンでの買い。 ストップは75.75。 ただ割れても75.45−50から75円は再度買い場探し。 ストップは74.75割れ。中長期面では、こういった位置まで割れると、74.50−55から74.15−20などもターゲットとなるので押し目買いが検討される状況も、良いコストを保有するなら、しっかりとストップして買い直しの姿勢を持って対応したい。 また72円を割れてしまうと70.50−71円までターゲットとなるので注意がだが、この位置が絶好の買い場となる。 

ただ、上値は重く、デイ・ベースでは76.55−60、76.70−85の戻り高値がCapされると上昇も覚束ず、利食い優先が安全。 昨日の戻り高値76.95−00を超えて、77.10−15の窓の上限、77.25−30や77.40−45の戻り高値が視野となるが、利食い優先。 売りは77.80がストップ。 また更なる上昇があっても、 77.90−00の窓、78.05−10、78.20−30、78.35−45の戻り高値は売りが出易い。78.50−55や78.65−70を超えてアク抜け感となることで、中長期的にも、これを超えないと利食い優先が安全。超えても80−82円ゾーンは重く利食い場となる。 

(予想時レート&時間:76.30 09:55)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月31日(木)

 

【今日の一言】

リスク回避の動きも、ピークか?

 

【昨晩の海外】

昨晩の海外市場は、弱い米住宅指標や弱い株価を受けて、リスク回避の動きが継続した。 ユーロドルは、「欧州連合(EU)は、欧州安定メカニズム(ESM)による直接的な銀行の資本増強の想定に前向き」との報道を受けて、1.2471まで一時上昇も、 ギリシャの最新の世論調査でギリシャ急進左派連合が再度支持率を上げたことで、1.2362の安値まで下落した。 独政府報道官が、「ショイブレ独財務相が30日、デギンドス・スペイン財務相と非公式会合を実施」と発言、レーン欧州委員が「スペインの財政赤字目標の期限を1年延ばす用意がある」と述べたが、買い戻しにはつながっていない。 ドル円は、78.87まで下落後、79.12まで反発した。 一方クロス円では、NYダウが175ドル安で引けたことで、安値後も上値の重い展開が続いた。 ユーロ円が97.76、ポンド円が122.36、オージー円が76.72、NZD円が59.52、カナダ円が76.45、スイス円が81.40まで一時値を下げた。

 

【本日の材料】

08:01 () 5GFK消費者信頼感調査 (前回-31 予想-33) 

08:50 () 4月鉱工業生産・速報 [前月比] (前回+1.3 予想+0.8) 

08:50 () 4月鉱工業生産・速報 [前年比] (前回+14.2 予想+13.7) 

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況

10:00 (NZ) 5NBNZ企業活動見通し(前回+36.1)

10:00 (NZ) 5NBNZ企業景況感(前回+35.8)

10:30 () 1四半期民間設備投資 (前回-0.3) 

10:30 () 4月住宅建設許可件数 [前月比] (前回+7.4) 

14:45 (スイス) 1四半期GDP [前期比] (前回+0.1 予想+0.1)

14:45 (スイス) 1四半期GDP [前年比] (前回+1.3 予想+0.8) 

15:45 () 4月生産者物価指数 [前年比] (前回+3.7)

16:00 (ユーロ圏) レーン欧州委員、バローゾ欧州委員長、モンティ伊首相講演

16:55 () 5月失業者数 (前回+1.9万人 予想+1.0万人) 

16:55 () 5月失業率 (前回6.8 予想6.8) 

17:00 (スイス) ダンシンSNB理事講演

17:30 (ユーロ圏) ビスコ伊中銀総裁講演

17:30 (香港) 4月小売売上高 [前年比] (前回+17.3 予想+16.3) 

18:00 (ユーロ圏) 5月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+2.6 予想+2.6) 

18:00 (香港) 4月月次政府財政収支 (前回-108HKD)

18:30 (南ア) 4月生産者物価指数 [前年比] (前回+7.2 予想+6.9) 

19:00 () 外国為替平衡操作の実施状況(426日〜529)

20:30 () 5月チャレンジャー人員削減予定数[前年比](前回+11.2)

21:00 (ユーロ圏) ファンロンパイEU大統領講演

21:00 () ピアナルト米クリーブランド連銀総裁講演「金融政策」

21:00 (南ア) 4月貿易収支 (前回-55ZAR) 

21:15 () 5ADP全国雇用者数 (前回+11.9万人 予想+13.3万人) 

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回37.0万件) 

21:30 () 1四半期GDP・改定値 [前期比年率] (前回+2.2 予想+1.9) 

21:30 () 1四半期個人消費・改定値 [前期比] (前回+2.9 予想+2.9) 

21:30 () 1四半期GDPデフレーター・改定値[前期比年率](前回+1.5%)〔+1.5%〕

21:30 () 1四半期コアPCEデフレーター・改定値[前期比年率](前回+2.1%)〔+2.1%〕

21:30 () 1四半期経常収支 (前回-103CAD 予想-110CAD) 

22:45 () 5月シカゴ購買部協会景気指数 (前回56.2 予想57.3) 

00:00 () 週間原油在庫[前週比](前回+88.3万バレル)

01:00 (ユーロ圏) レーン欧州委員講演

02:00 (ユーロ圏) ガスパル・ポルトガル財務相講演

ブラジル中央銀行・政策金利発表

EU財政協定に関するアイルランド国民投票

 

【注目ポイント】

1)豪州指標

2)米経済指標

3)アイルランド国民投票

4)月末のロンドン・フィキシングのフロー

 

【高島暦&アストロ】

「戻り売りの日。 ただし、急落したら利を入れよ」

 ということで、今日売り方針のようだが、明日は安値にあるときは小反発と言っているので、それを考えると今のリスク回避の動きも、今晩がピークとなるか注目したい。

 

【今日のウラ読み】

1)昨日小売売上高が悪く、「悪い内容がでた場合に押し目買い」を推奨したが、これは誤りとなった。 またその後ほとんど反発できず、地合いに押される展開。今日も指標が悪いと同様の展開となりそうだが、良い数字が出た場合には、利食い&戻り売り場を検討する方がベターとなりそうだ。  

2)ADP全国雇用者数は、若干前回より良い予想となっている。現状期待感はないが、数字に率直に反応する可能性で見ておきたい。 ただ、あまり週末の米雇用統計への期待感が高まるなら注意となる。 一方GDPは確報なので、材料としては薄いが、弱めが想定されており、株価が悪影響を受けるなら注意となる。 

3)アイルランド国民投票では、別に批准されても体制に影響はないが、一応瞬間的なユーロ売り材料となるので注意だが、結果の公表は1日の日本時間夕方となるので、それまでは材料とならない。 

4)月末で、モルガン・スタンレーのMSCIのリバランスや、その他ファンド勢などもポジションのリバランスに動くので、日本時間24時のロンドン・フィキシングの時間帯の思惑に注意。 事前に噂が流れると、ポジションがそちら方向へ傾き易いが、そういった動きも24時までで終わるので、思惑に従ってポジションを取っても、しかりと利食うスタンスは重要。 今回は恐らく、現状の相場から、株を中心に考えると、ユーロ売りや円売りと見ている。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=短期は戻り売り。 中長期は買い場探し。

短期的には、79.30−35、79.35−45と戻り売り。ストップは79.60または、79.70。 ターゲットは78.85−90の昨晩の安値を割れないまたは、79円を維持では買い戻し優先。 

中長期は引き続き78.50−60、78.20−30、78円前後まで買い場探し。ストップは、77.75または、77.45などで対応。 ただ、なかなか上昇できないので苦労しそうだが、80−81円などでの利食いのチャンスは6月中に想定したい。

(予想時レート&時間:79.10 08:35)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

超短期的に1.2390−00の売りは、1.2415がストップ。 できれば1.2430−55ゾーンでの売り場狙い。 ストップは1.2475または1.2485超え。 超えても1.25にレジスタンスが控え売り直し。ストップは1.2520. 

下値は、相当不透明感が強い位置で、どこまで下がるか難しいが、週足からは、1.2115−55、これを割れてサイコロジカルな1.20などがターゲットとなる可能性が残っている。ショートの人は思い切って、6月17日のギリシャ選挙までは持ち越すこともできるが、上値は1.2820−30などを超えると雰囲気が変わるので注意。 

また今後長期的に、2010年6月7日の1.1876の安値を割れると月足からは、1.1860−65、1.1825−30、1.2795−00、1.1660−60、更に2005年11月15日の安値1.1640までターゲットとなる。 ただ、ユーロが発足した1999年1月のユーロドル相場の寄付きが、1.1740でのあることを考えると、ユーロの発足自体の問題が指摘される現在、この振り出しのレベルまで戻ると、相当良い位置となるので、一旦買い戻し件となる。

しかしながら、ギリシャ選挙が終わっても、問題がスペインなどへ波及すると問題は深刻で、年内継続してユーロ売りが続くリスクとなる。 その場合、月足の下降波からは、1.6040から1.2339までの下落幅となる0.3711を、1.4940の戻り高値から同幅下げた1.1229がターゲットとなるが、これはユーロドル相場の最安値0.8225から最高値の1.6040とのフィボナッチ・リトレースメントの61.8%戻しが、1.1210にあり、グッド・ターゲットとなる。 

(予想時レート&時間:1.2375 08:55)

 

☆ユーロ円

戦略=警戒感を持った戻り売り

上値はすでに97.95−05がCapされると弱いが、ちょっと売りに厳しい。できれば98.10−15、98.25−30、98.45−55と慎重に売り場を探して、ストップは98.80。 98.85−05での売り直しのストップは99.25。 更に99.25−40の売りのストップは99.55などで対応。 

下値は、97.70−80が微妙に維持しているが、下げ止まりを断言することは難しく、割れると97.15−20、最安値圏の97.00−05などもターゲットとなるが、一旦買い入り易い。 ショート・カバー位置となるが、中長期で見ると、波動的に97円を割れるリスクがあるので注意。 ただ、その辺が下落のピークで、96.50、96.15−20、95.50を睨んで買い場探しとなる。 

(予想時レート&時間:97.80 09:00)

 

☆ポンド円

戦略=戻り売り

上値は122.85をバックに、反発では戻り売りとなりそう。 超えても123.05−20、123.35−45など売りが出易い。 ストップは123.55超え。更に123.65−70、123.90−00の売りは、124.15や124.25超えがストップ。 下値は122円前後での買い戻しで、買いは121.65−70や121.40−45をバックに、維持を確認して検討される。

(予想時レート&時間:122.05 09:10)

 

☆オージー円

戦略=戻り売り

上値は、76.90−00、77.10−15の窓の上限、77.25−30や77.40−45と戻り売り場を探す形。ストップは77.60。

下値は割れると日足からは既に75.85−95の節目、75.45−50の窓の下限までポイントが薄くとなるので大注意となるが、特に74.75−85の戻り安値をまで割れると相場が崩れる可能性に留意しておきたい。 その場合フル・リトレースメントのリスクとなり、74.50−55から74.15−20の窓、73.80−85、72.65−70を割れると、直近安値の72.00−05までターゲットとなる。 

現状、中長期の買いの好機が見当つけがたいが、いったん76円は良いレベルで、買い向かいたい。 ストップは75.85が近め。離すなら75.45にできればベターとなるが、上げが限定されるので、既に77や77円ミドルでは利食い優先か?または、中長期で、75円まで買い下がりのスタンスならベターとなる。 

(予想時レート&時間:76.50 09:20)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月30日(水)

 

【今日の一言】

月末を控えて、動きづらそうだが、水曜日のショート・カバーに注目。 

 

【昨晩の海外】

 昨晩の海外市場では、株価の上昇を受けて、 一時のリスク回避の巻き戻し的な動きとなったが、米格付会社イーガン・ジョーンズが、スペインの格付けを「BB−」から「B」へ格下げしたとの報道を受けて、NYダウが157ドル高から失速したことで、リスク回避の動きが再燃したが、その後株価が堅調なレベルまで反発して引けたことで、更なる動きとはならなかった。 ユーロドルは、1.2554から1.2461と今年の安値を更新、ドル円は79.69から79.36へ下落も揉合いが継続、ポンドドルが1.5608へ値を下げ、ドルスイスは0.9638まで一時値を上げた。

 一方クロス円では、ユーロ円が99.80から98.94、ポンド円が124.89から123.92、オージー円78.53から77.82、NZD円が60.78から60.22、カナダ円が77.85から77.29、スイス円が83.12から83.39の日中安値まで下落したが、その後は買い戻し気味で引けた。 

 

【本日の材料】

07:45 (NZ) 4月住宅建設許可 [前月比] (前回+19.8)

10:30 () 4月小売売上高 [前月比] (前回+0.9) 

16:00 (スイス) 5KOF先行指数 (前回0.40 予想0.40) 

17:00 (ユーロ圏) 4月マネーサプライM3・季調済 [前年比] (前回+3.2 予想+3.5) 

17:30 () 4月消費者信用残高 (前回+4GBP 予想+3GBP) 

17:30 () 4月マネーサプライM4 [前年比] (前回-5.0) 

18:00 (ユーロ圏) 5月消費者信頼感・確報 (前回-19.3 予想-19.3) 

18:00 (ユーロ圏) 5月経済信頼感(前回92.8 予想92.5) 

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回+3.8)

23:00 () 4月中古住宅販売成約 [前月比] (前回+4.1 予想-0.1) 

00:30 (ユーロ圏) ドラギECB総裁講演

02:20 () フィッシャー米ダラス連銀総裁講演「FRBのオペレーションと経済アップデート」

02:30 () ダドリーNY連銀総裁「雇用関連の会合に参加」

05:30 () ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演

 

【注目材料】

1.() 4月小売売上高

2.() 4月中古住宅販売成約

 

【高島暦&アストロ】

「上寄りしたら売り方針の日。 逆なら見送れ」

 株は上寄りの可能性があるが、為替はあまり関係なさそう。ただ、上値は重い感じが残るので、東京夕方からロンドン初頭のではロングはしっかりと利食いが安全ぐらいに見ておきたい。 

 

【今日のウラ読み】

今日は月末を控え、動きづらそう。 材料も薄く、またぞろ株価を睨んでの対応となるが、NY株が一定の反発になったこともあり、リスク回避が最低大きく強まるとの見方もない。 ただし、水曜日のバリュー替わりを考えると東京夕方からロンドン初頭のショート・カバーがあれば、はロングはしっかりと利食いたい。 後は欧州の悪材料や米国市場次第となるが、4月中古住宅販売成約以外材料もなく、スペイン絡みの、突発なニュースが出なければ、こちらも動意は出ない可能性で見ておきたい。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

引き続き揉み合いが続いている。諦め気味の対応で、大きく上下に動けば逆張りとなるが、明日の月末には、売れ残った輸出が、最終的な売りを持ち込む可能性があり、明日に円高リスクがあることは考慮して対応したい。 79.35−45と79.60−70のブレイクから、ブレイクの場合下値は79.05−15などでの買い。ストップは78.95割れ。上値は79.85−95、80.00−05での売りで、ストップは80.10や80.25で対応。 利食いは小さく臨機応変で対応。 (予想時レート&時間:79.50 09:00)

 

☆ユーロドル

戦略=戻り売り

1.25を維持できなかったことで、下落リスクが継続しそう。 中長期的には、1.1875の安値を波動的に割り込むリスクがあるので注意。 デイ・ベースでは、1.2580をストップで、1.2515−30、1.2535−40、1.2545−65と売り場を探しとなる。 ターゲットは1.2460−65、1.2450前後と維持を見ながら対応。 また毎度だが、1.24を目指す動きとなった場合、1.2415−20はベンチャー気味だが、オプションの防戦を睨んで買い向かい。 ストップは1.2395などに置く形で、利食いは反発ではしっかりと利食いが安全となる。 

(予想時レート&時間:1.2480 09:05)

 

☆ユーロ円

戦略=戻り売り

ユーロ円もユーロドル同様、長期的に96円方向への下落リスクが出てきたようだ。99.65−85、99.85−00と売り場を探して、ストップは100.25や100.35超えでの倍返し。 下値は99.10−25が維持されると買い戻し優先。98.90−95を割れても、騙しリスクがあり、98.50のサイコロジカルを前に買い戻し優先。買いはベンチャー気味に98.50前後、98円などはトライが可能と見るが、長く持てるかは不透明。しっかりと利食いが安全となる。 

(予想時レート&時間:99.25 09:10)

 

☆ポンド円

戦略=動けば逆張り

若干まだ揉み合いの様相が残っており、下値は123.90−95に週足の雲の下限が支えていることで、早期には124.05−25ゾーンの維持では買っても、しっかりと割れるなら止める形。 ただ上値は124.90−00や125.05−15を超えるまではアク抜けできず、反発では、124.65−90ゾーンはしっかりと利食い優先が安全。また、更に下値は123.45−50、123円前後まで買い下がって、ストップは122.80−85や122.60−65割れでの対応となる。 

(予想時レート&時間:124.35 09:15)

 

☆オージー円

戦略=基本は買い

基本買い目で見ているが、10:30 () 4月小売売上高に注意。良くても悪くても直ぐに利下げ云々にはならないし、来月の豪州中銀も前回0.50%の利下げを実施したことで、見送りの可能性が高いので、逆に悪い数字で下げたら買い、良い数字で上がったら、しっかりと利食いたい。 下値は78.05−10、77.90−95で買い向かい。77.75がストップ。 または77.55に置くなら買い下がりでの対応。上値は昨日の高値78.65−70を超えるまでは、78.35−55ゾーンは利食い優先が安全。超えて79円方向があれば利食いの好機となる。 

(予想時レート&時間:78.20 09:15)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月29日(火)

 

【号外】

 未だ方向感が出ず揉み合い気味の展開で、欧州・ロンドン勢の動向を見る形が安全。後は株価の推移次第は変わらないようだ。

 現状のレンジからブレイクを見る形となる。

 

ドル円

79.35−45と79.55−60のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は79.30−35割れがストップ、79.20−30割れでの倍返し。 ターゲットは79.05−15での買い直しのストップは78.95−05割れで、倍返しも検討される。 上値は79.65−70超えがストップで、79.75−85超えでの倍返し。 ターゲットは79.85−95、80.00−05と利食い&売り上がって、ストップは80.05−10超えや80.15−25超えでの倍返し。(予想時レート:79.50 予想時間 14:30)

 

ユーロドル

1.2515−30と1.2540−50のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合、下値は1.2505−15をストップ、1.2495−00割れでの倍返し。 ターゲットは1.2480−85の動向次第。 割れての再順張りも検討されるが、ターゲットは1.2450や1.2400のサイコロジカルの維持では順次買い戻しから、買い場を探すことも一考となる。 上値は1.2560−65と売り上がって、ストップは1.2570−80超え、1.2590−00、1.2615−20での売り直しのストップは1.2620−30越えでの倍返し。ターゲットは、1.2640−45、1.2650−55での利食い&売りで、ストップは1.2685−95超えでの倍返し。 (予想時レート:1.2540 予想時間 14:35)

 

ユーロ円

99.45−55と99.75−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りからブレイクの場合上値は、99.90−00と売り上がって、ストップは100.20−25超えや100.30−35超えでの倍返し。 ターゲットは100.45−50、100.80−85を前に利食い優先で、超えて再順張りも検討されるが、100.90−00、101.05−10と利食いで、売りはこういった位置から101.25−30、101.40−50と売り場を探して、101.50−55がストップ。 下値は99.35−40割れでの倍返し。 ターゲットは99.25−30や99.10−15と買い戻しで、買いは99円と買い下がって、ストップは、98.85−90や98.50−60割れとなる。 (予想時レート:99.70 予想時間 14:40)

 

ポンド円

124.35−45と124.75−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は、124.15−20割れでの倍返し。 ターゲットは124円前後の維持から123.45−50と買い戻しで、買いは123.35−40と買い下がって、ストップは122.80−85や122.60−65を睨んで検討する形となる。 一方上値は124.90−00超えや125.05−15超えでの倍返し。ターゲットは125.35−45、125.50−55と利食い優先で、売ってもストップはタイトな倍返し。 ターゲットは125.75−80、125.90−00と利食い優先で、売りはこういった位置から126.10−15、126.20−35と売り上がって、ストップは126.40−50超えでの倍返し。(予想時レート:124.70 予想時間 14:40)

 

オージー円(買い方優勢)

78.20−30と78.40−50のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合下値は78.05−10割れがストップ、77.75−95での買い直しのストップは77.55−60割れ。 上値は順張りまたは78.55−60超えでの倍返し。 ターゲットは78.65−70、78.75−80と利食い優先。 売りはこういった位置から78.85−00と売り上がって、ストップは79.15−25超えでの倍返し。 ターゲットは79.30−40、79.45−55と利食い&売り場を探して、ストップは79.65−75超え、79.80−95での売り直しのストップは80.15−25超えでの倍返し。(予想時レート: 78.40 予想時間 14:30)

 

NZD円(買い方優勢)

60.40−45と60.65−70のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は順張りからターゲットは60.75−85、60.95−00と利食い&売り上がって、ストップは、61.05−10超えでの倍返し。このターゲットは、61.15−25、61.35−40、61.50−60と利食い&売り上がって、ストップは61.70−80超えや61.85−90超えで倍返し。 下値は60.30−35をストップとしても、60.25−30、60.05−15と買い直しで、ストップは59.85−90割れで、59.75−80は維持を見て買い直しも、ストップを59.55−65割れとするか、さらに買い下がっても59.35−40割れ。 59.25−30は維持を見て対応。維持では買っても、ストップは59.15−20割れ。 (予想時レート: 60.60 予想時間 14:50)

 

カナダ円(買い方優勢も、上値は重い可能性)

77.45−55と77.75−85のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は順張りから77.90−00、78.05−10と利食い優先で、売りはこういった位置から78.20−25、78.30−40と売り上がって、ストップは78.55−60超えや78.65−70超えでの倍返し。 下値は77.35−40割れをストップとしても、77.15−25の維持では買って、76.95−05割れでの倍返し。 ターゲットは76.65−80での買い戻し&買い直しで、76.35−40割れがストップ、75.95−00までの再度の買い場探しのストップは75.70−80割れとなる。(予想時レート:77.75 予想時間 15:00)

 

スイス円

82.65−75と83.00−05のブレイクに注目して、ホールドした方向の逆張りから、ブレイクの場合上値は83.15−20と売り上がって、83.30−35超えがストップ、83.40−55超えでの倍返し。 ターゲットは83.65−70、83.95−00と利食い優先から売り場探し。ストップは84.00−15超えでの倍返し。 下値は、慎重な順張りからターゲットは、82.35−40、82.05−10と買い戻しで、買いは81.80−85まで買い下がって、ストップは81.50−55割れ。 (予想時レート:82.95 予想時間 15:00)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月29日(火)

 

【今日の一言】

 東京は閑散、欧州スタートの動きに注意

 

【昨晩の海外】

米国市場がメモリアルデーで休場の中、欧州株やダウの先物の下落を受けて、ドル買い、クロス円の売りが優勢となったが、商いが薄く一巡後は極端に動意が薄くなった。 ユーロドルは、1.2525の安値、ドル円は79.52まで値を上げた。 クロス円では、ユーロ円が99.50、スイス円が82.80の日中安値まで下落、ポンド円が124.41から124.84まで値を上げ、オージー円が78.48から78.15、NZD円が60.67から60.37、カナダ円が77.62から77.38での保合い推移となった。 

 

【本日の材料】

08:30 () 4月失業率 (前回4.5 予想4.4)

08:30 () 4月有効求人倍率 (前回0.76 予想0.77) 

18:00 (ユーロ圏) 伊短期債入札

18:30 (南ア) 1四半期GDP [前期比年率] (前回+3.2 予想+2.4) 

18:30 (南ア) 1四半期GDP[前年比](前回+2.9 予想+2.1)

19:00 () 5CBI流通取引調査(前回-6 予想-5)

20:00 (トルコ) トルコ共和国中央銀行・政策金利公表 

21:00 () 5月消費者物価指数・速報 [前月比] (前回+0.2 予想0.0)

21:00 () 5月消費者物価指数・速報 [前年比] (前回+2.1 予想+2.1)

21:00 (ハンガリー) ハンガリー中銀・政策金利発表

22:00 () 3SP/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] (前回-3.49 予想-2.70) 

23:00 () 5月消費者信頼感指数 (前回69.2 予想69.8)

23:30 () 5月ダラス連銀製造業活動指数(前回-3.4 予想+1.5) 

2年国債入札(27000億円)

 

【注目材料】

1.() 5月消費者物価指数・速報

2.() 3SP/ケース・シラー住宅価格指数& () 5月消費者信頼感指数

 

【高島暦&アストロ】

「一方に偏して動く日。足取りについて駆け引きせよ」

 

ただ、東京は動意が出そうもないので、欧州参入後の動きから判断した方が無難。動いた方向についていけるかが焦点。 

 

【今日のウラ読み】

1.ドイツの消費者物価などが悪い内容となるなら一定のユーロ売りになるが、経済指標での反応は限定的。それより話題となっているスペインの長期国債の利回りの上昇などが注意となる。

2.米経済指標が堅調な内容を示せるかだが、週末に雇用統計を控えており反応は限定的。やはり株価の動きに注意して対応したい。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

動きは少なく引き続き手出しは無用。動けば逆張りだが、月内は輸出の売りが上値を抑える可能性高く、80円方向への反発で売り上がる形。 ストップは80.25。下値は79.20−30、79.05−15など買い下がって、ストップは78.95。 

(予想時レート&時間:79.55 08:00)

 

☆ユーロドル

戦略=反発が限定されて、再度安値圏まで下落。 若干買い戦略は様子見がベターとなりそう。 一応1.2520−30がしっかりと維持されることを確認する必要がありそう。 前述のように、欧州参入後にこういった下値を崩す動きが出る可能性も考慮したい。 基本は、1.2630をストップで、1.2545−65、1.2570−00など戻りがあれば売りから検討したい。 下値は1.2520−30が維持されると買い戻し優先だが、1.2495−00を割れると、1.2480−85、1.2450などでの買い戻しとなる。 

(予想時レート&時間:1.2535 08:05)

 

☆ユーロ円

戦略=レンジ・トレードからブレイク待ち

こちらも弱保合い。 99.45−55から100.20−30の範囲の動きで、ブレイクがあるまで逆張りとなるが、下値は99.35が買いのストップ。 上値は100.35ストップで、動きがあれば対応する形。 中途半端な位置での参入は避けたい。またブレイクの場合、下値は98.50方向(97.55−75ゾーン)への下落で買い向かい。ストップは98.40や深めなら97.95に置ければベター。 上値は、102.15をストップに、101円前後、101.50前後と売り場探し。   

(予想時レート&時間:99.75 08:15)

 

☆ポンド円

戦略=レンジ・トレードからブレイク待ち

124.35−45と124.90−00のブレイクが焦点。 下値は124.15−20を割れると124円のサイコロジカル、123.45−50、週足の一目均衡表の雲の下限が123.35−40などが視野となるが買い狙い。 ストップは122.80または、122.60。 上値は124.90−00や125.05−15の戻り高値超えから、125.35−45、125.50−55、125.75−80、125.90−00の戻り高値が視野となるが、売り狙い。 ストップは126.50。 

(予想時レート&時間:124.70 08:40)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

78.05−15、77.75−95と買い下がって、ストップは77.55。 ターゲットは78.35−40や78.45−50を超えないと利食い優先。 78.55−60超える上昇から、78.65−70、78.75−80での利食いができればベター。 売りは78.85−00で、79.25をストップに検討される。 

(予想時レート&時間:78.20 08:40)

 

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月28日(月)

 

【今日の一言】

 モメンタムのドルやクロス円の売られ過ぎに注意

 

【昨晩の海外】

金曜日の海外市場は、ギリシャのユーロ離脱への警戒感や軟調な株価を受けて、リスク回避的な傾向が続いた。 ユーロドルは、ロンドン時間初頭に、欧州株の反発がから1.2603まで上昇したが、「スペイン・カタルーニャ州が政府の支援を必要としており、資金調達の選択肢が尽きつつある」と伝わったことで、1.24957の安値まで下落。 ただ、オプションの防戦やストップをつけた後は、直ぐに1.2548台へ押し戻されたが、その後はじりじりと押される展開で引けた。ドル円は、79.50から79.69まで値を上げたが、の小動きが続いた。一方クロス円では、米5月ミシガン大消費者態度指数・確報値が予想を上回ったものの、NYダウが75ドル安で引けたことで、欧州初頭の買い戻しから、売りが優勢となった。 ユーロ円が100.331か99.475へ下落、ポンド円が124.95から124.46、オージー円が78.06から77.61、NZD円が60.38から59.90、カナダ円が77.74から77.23、スイス円が83.42から82.82まで値を下げた後は、揉合いレベルで引けた。 

 

【本日の材料】

チューリヒ市場休場(聖霊降臨祭月曜日)、米国市場休場(メモリアルデー)

08:50 () 日銀金融政策決定会合議事要旨(427日分)

09:00 () スティーブンスRBA総裁講演

18:00 (ユーロ圏) 伊中期債入札

19:15 (ユーロ圏) クノット蘭中銀総裁講演

 

【注目材料】

今日は注目材料に薄く、NYが連休で休みなこともあり、動意は薄そう。週初ということもあり、方向感が出難いが、モメンタム的に、ドルが買われ過ぎ、クロス円は売られ過ぎにあるので、テクニカル面からは一定の買い戻しも入るので注意。 

 

【高島暦&アストロ】

高島暦は、「戻り売りの日。下寄り突っ込みは見送れ」となっており、示唆する内容に薄い。 ただ、先週の金曜日が変化日であったことを考えると早朝から上昇しているユーロドルなどは、一旦1.2495の安値が、良い位置となるか注目となりそう。その面では、クロス円なども一定の反発が期待感となる。 

 

【今日のウラ読み】

 今日は、材料もなく大きな方向感が出辛い。ただ、その面では、「閑散に売り無し」とも言えるので、株価次第だろうが、ベンチャー気味には、ドル売り、クロス円の買い場狙いから、しっかりと反発があれば利食いスタンスが安全な戦略となりそうだ。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

方向感が出ず、積極的な売買をする状況とは見えない。引き続き79−80円で睨んで、上下があれば逆張り。 79.40−50を買っても79.35や79.20をストップで対応。 79円前半の買いは78.95ストップ。 引き続き中長期は78円ミドルから買い場探し。 上値は79.85−80.05ゾーンが利食いで、売りは80.10や80.25がストップ。 

(予想時レート&時間:79.65 05:00)

 

☆ユーロドル

戦略=押し目買いから

ベンチャー気味だが、週初からギャップを空けて反発。下値は1.2520−30を睨んで買い場探し。ストップは1.2495。ターゲットは1.2600−10や1.2620−30を超えないなら利食い優先。超えて1.2640−55などはしっかりと利食いたい。 売りは1.2685−95をストップに検討課題となる。

(予想時レート&時間:1.2555 05:15)

 

☆ユーロ円

戦略=押し目買いから

早朝からギャップを空けて上昇、下限となる99.75−80、99.60前後と買い向かい。ストップは99.45または99.35。ターゲットは100.30−35を超えて、100.45、100.80などではしっかりと利食いが安全。更に狙っても、101円前後は利食い優先。 売りは102.15を睨んでだが、101.45や101.75を待つのが得策と見える。 

(予想時レート&時間:101.20 05:30)

 

☆ポンド円

戦略=押し目買いから

124.50−65での買い場探し。 ストップは124.45や124.35または124.15となる。 ターゲットは125.05−15を超えて、125.35−45、125.50−55と利食い場を探すが、超えると125.75−80、125.90−00と利食い優先で、売りはできれば126.50がストップなので、引き付けて売り場を探すのが安全。 

(予想時レート&時間:125.00 05:35)

 

☆オージー円

戦略=押し目買いから

同様に早朝からギャップを空けて上昇。この下限となる77.85−95、77.75−80と買い場探し。ストップは77.55。ターゲットは78.25−30、78.35−45のCapでは利食い優先。78.55−60を超える動きから、78.65−70、78.75−80、78.85−00で利食えるとベター。売りは79.20がストップで検討される。 

(予想時レート&時間:78.20 05:40)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月25日(金)

 

【今日の一言】

週末のポジション調整の動きが焦点

 

【昨晩の海外】

昨晩の海外市場は 一時ロンドン市場初頭に強まったリスク回避の動きからは、NYダウが揉合い気味の推移となったことで、巻き戻しが優勢となった。 ユーロドルは、フランス、ドイツ、ユーロ圏の5月製造業PMIの速報が、市場予想を下回ったことや独5月ifo景況感指数が、予想より弱い内容となったことで、1.25155と今年の安値を更新したが、その後は、ユーロスイスが高騰。 「スイス中銀が、ユーロスイスで介入を行ったのではないか」との憶測や「スイスが当座預金に手数料を導入する」との噂が要因となり、1.26203の日中高値まで反発した。 ただし、その後はギリシャ急進左派連合が支持率30%を獲得し首位になったことなどもあり、じりじりと値を崩した。 ドル円は、79.35から79.64での小動きが続いた。 米経済指標は、週間新規失業保険週間申請件数が、小幅減、米4月耐久財受は、市場予想平均と変わらず、大きな材料とはならなかった。 

 一方クロス円も、ロンドン初頭の下落からは、買い戻しが優勢となり、ユーロ円が99.37から100.269、ポンド円が124.19から124.97、オージー円が77.12から77.96、NZD円が59.43から60.18、カナダ円が77.22から77.71、スイス円が82.77から83.31まで一時反発した。 

 

【本日の材料】

08:30 () 4月全国消費者物価指数 [前年比] (前回+0.5 予想+0.4) 

08:30 () 4月全国消費者物価指数 [前年比:除生鮮] (前回+0.2 予想+0.1) 

15:00 () 6GFK消費者信頼感調査 (前回5.6 予想5.6)

16:30 (ユーロ圏) バルニエ欧州委員、ボルカー元FRB議長講演

18:30 () プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁講演

22:55 () 5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 (前回77.8 予想77.8)

 

【注目材料】

1)() 4月全国消費者物価指数

2)() 6GFK消費者信頼感調査

 

【高島暦&アストロ】

高島暦「変化日にして不時の高下を見せる日」

大きな材料は薄く、週末ということで、ポジション調整の動きが中心となりそう。 その面では、今週売られたクロス円や欧州通貨の巻き戻しの圧力で見ておきたい。 

 

【今日のウラ読み】

1)() 4月全国消費者物価指数は、普段あまり材料とならない。 ただ、現状日銀がデフレに強い姿勢で臨むと言っており、一応弱い内容がでれば、更なる金融緩和策の期待感となるが、既に23日の日銀金融政策決定会合が失望感をかっており、反応はそう大きく出ないだろう。 

2)() 6GFK消費者信頼感調査も、通常大きな材料とならないが、昨晩フランス、ドイツ、ユーロ圏の5月製造業PMIの速報や独5月ifo景況感指数が、弱かったことで、これをコンファームする内容となるなら注意となる。

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

動意は薄く手出し無用の感。 基本は79−80円で、上下に大きく動けば逆張りで入る程度。 中長期には、78円ミドルから78円まであれば買い場を探す形。ストップは77.45でも良いかも。

(予想時レート&時間:79.65 09:50)

 

☆ユーロドル

戦略=早期戻り売りから、ベンチャー的な買い

一旦下値を支えるも上値が重い形が続いている。 ただ、1.25の防戦は強いので、割れても買い戻しが入り易い。割れる動きがあれば、買い迎い。ストップは1.2480−85がチャートのポイントだが、少し離して1.2475や1.2470に置く形か? 1.2450割れなら尚ベター。 上値は昨日の高値1.2620−30を超えるまでは、早期には戻り売りだが、前述の安値に到達後の反発では、週末もあり、1.25後半の売りは、下げが甘ければ買い戻しが安全。 その場合1.26ミドル程度までは戻りがありそうだ。

(予想時レート&時間:1.2545 09:50)

 

☆ユーロ円

戦略=消極的ながら押し目買い

前述の通りユーロ相場がまだ下値リスクがあるので注意。下値は99.60−65が支えるなら買っても、タイト・ストップや99.35割れをストップで対応。できれば、99円割れでのベンチャー買いとなる。 ストップは98.40割れに置ければベター。 上値は昨日の高値100.25−30をバックに、反発では売りだが、下げが甘ければ買い戻し優先。超えて100.50−101円ゾーンは利食い場。 この位置の売り派101.35がストップ。 

(予想時レート&時間:99.90 09:55)

 

☆ポンド円

戦略=消極的ながら押し目買い

安値圏での揉み合い。 タイミング待ちなので欧州時間の動きを見る必要がありそう。124.55−65と124.80−85のブレイク下値は124.45−50と買い下がって、ストップは124.35−40や124.15−20割れ。 124円前後から123.45−50、123.35−40と買い下がってもストップは122.80−85や122.60−65割れとなる。 上値は、124.95−00超えがストップで、125.05−15超えでの倍返し。超えて上昇期待感も、125.35−45、125.50−55としっかり利食いたい。 

(予想時レート&時間:124.75 10:00)

 

☆オージー円

戦略=押し目買い

狙い目は、77.60−65、77.45−50、77.35−40での買い場探し。 ストップは77.25または77円割れ。 76.85割れが倍返しとなる。 上値は78円を超えなければ利食い優先だが、買い回転を効かせればベター。 78円を超える動きがあって、78.10−15、78.25−30、78.35−45と利食い。 売りはCapを見る必要があるが、ストップは78.60。ただ、週末もありNY後半の上昇では、株価を睨んで堅調なら売りは避けたい。 

(予想時レート&時間:78.80 10:05)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月24日(木)

 

【今日の一言】

 「リスク回避の動き、まだ安心は禁物」

 

【昨晩の海外】

ギリシャのユーロ離脱に対する警戒感が高まる中で、スペインやイタリア国債相場の売りが強まったこと、NYダウが190ドル近い下落となったことで、リスク回避の動きが一時強まったが、その後は、モンティ・イタリア首相とオランド仏大統領が、「欧州共同債を可能な解決策として支持している」との報道などを受けて、NYダウがプラス圏まで買い戻しされたことで、巻き戻し的な展開で終了した。 ユーロドルは、「ユーログループの作業部会が、ユーロ圏諸国がギリシャのユーロ離脱に備えて対応策を用意する必要があるとの認識で一致した」と報道を受けて、1.25453まで一時下落、ドル円も79.21まで下落したが、その後は買い戻しが優勢で引けた。その他ユーロ円が99.531、ポンド円が124.33、オージー円が76.87、NZD円が59.19、カナダ円が77.02、スイス円が82.88まで一時下落したが、同様に買い戻しが優勢となった。 

 

【本日の材料】

07:45 (NZ) 4月貿易収支 (前回+1.34NZD) 

08:50 () 週間対外及び対内証券売買契約等の状況 

14:00 () 5月金融経済月報・基本的見解

15:00 () 1四半期GDP・確報 [前期比] (前回+0.5 予想+0.5) 

15:00 () 1四半期GDP・確報 [前年比] (前回+1.2 予想+1.2) 

15:00 () 1四半期個人消費[前期比] (前回-0.2 予想+0.2)

15:00 (スイス) 4月貿易収支 (前回+16.9CHF(+15.8CHF)) 

16:30 () 5PMI製造業・速報 (前回46.2 予想47.0) 

16:30 () 5PMIサービス業・速報 (前回52.2 予想52.0) 

17:00 () 5ifo景況指数 (前回109.9 予想109.5)

17:00 () 5ifo景気期待指数(前回102.7 予想102.0)

17:00 () 5ifo現況指数(前回117.5 予想117.3)

17:00 (ユーロ圏) 5PMI製造業・速報 (前回45.9 予想46.1) 

17:00 (ユーロ圏) 5PMIサービス業・速報 (前回46.9 予想47.2 )

17:30 () 1四半期GDP・改定値 [前期比] (前回-0.2 予想-0.2) 

17:30 () 1四半期GDP・改定値 [前年比] (前回0.0 予想0.0) 

17:30 () 1四半期個人消費 [前期比] (前回+0.4) 

17:30 (香港) 4月貿易収支 (前回-439HKD) 

21:30 () 4月耐久財受注 [前月比] (前回-4.2(-4.0) 予想+0.8) 

21:30 () 4月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] (前回-1.1(-0.8) 予想+1.1) 

21:30 () 週間新規失業保険申請件数 (前回37.0万件) 

21:30 (ユーロ圏) ドラギECB総裁、ビスコ伊中銀総裁講演

23:30 () ダドリー米NY連銀総裁講演

02:00 () ダドリー米NY連銀総裁講演

未 定 (南ア) SARB政策金利発表

OECD閣僚理事会(パリ)

20年国債入札(12000億円)、米7年国債入札(290億ドル)

 

【注目材料】

1)5PMI製造業・サービス業・速報 5ifo景況指数などの一連のドイツの経済指標

2)南アSARBの政策金利の発表

 

【高島暦&アストロ】

高島暦は、「始め強いと後安の日。吹き値売り良し」

今日は強いというわけではないが、下げ後戻しているので、ある意味で強いとは言えそう。ここから更に上昇の可能性もあるが、そこを売りということで考えたい。

 

【今日のウラ読み】

1)PMIやifo景況指数は、数字次第ではあるが、買い戻し要因となり易い。また、少なくとも、発表を前にショート・カバーが出易いので、基本今日のユーロ相場は、押し目の買いからスタート。指標前に十分反発なら利食いだが、結果を待つのも一考となる。 

 

2)南ア中銀の総裁は、更なる利下げはないと言明しているが、直近の世界環境を見ると、サプライズは利下げ。 もし利下げがあってランド円相場が大きく下げるなら買い向かいも一考となる。 

 

【本日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

☆ドル円

戦略=レンジ・トレード

一旦79−80円のレンジでの動きとなりそう。 下値は昨日の安値79.21を睨んでだがが、割れても78.95をストップに買い直し。上値は、79.55−70を超えないなら利食い優先。超えても79.85−00は売り直し。ストップは80.20超え。

(予想時レート&時間:79.50 08:05)

 

☆ユーロドル

戦略=買い先行

下値は1.2565や1.2555の維持を見て対応。 ストップは1.2545割れ。 ただし、引き続き1.25の防戦は強いので、1.2520前後は買い向かい。利食いは、1.2600−05を超えないなら利食い優先となるが、超えると1.2615−30、1.2640−55でしっかりと利食う形。 売りは1.2695をストップに検討される。

(予想時レート&時間:1.2580 08:35)

 

☆ユーロ円

戦略=買い先行

昨日の安値を睨んで、99.65−70での買い。ストップは99.45において対応。利食いは、100.20−35を超えないなら利食い優先。超えても100.45−50、100.90−00を睨んでしっかりと利食い。売りは101.05−10をストップに101円方向で売り場探し。 

(予想時レート&時間:100.00 08:40)

 

☆オージー円

戦略=買い先行

昨日の安値76.85をストップに、77.25−35、77.05−10で2段階で買い場探し。 利食いは77.65−75や77.80−85を超えないなら利食い優先。超えても78円近辺ではしっかりと利食い。 売りは78.10−50ゾーンで売りあがり場を探す形。ストップは78.60。 

(予想時レート&時間:77.50 08:40)

 

☆ランド円

戦略=様子見から急落があれば買い向かい

現状は9.35−40が支えているが、割れると9.20−30とストップ圏。できれば、ストップをつけて、9.10−20ゾーンでの買い場探し。 ストップは8.90割れ。

(予想時レート&時間:9.50 08:40)

■だいまんの今日のウラ読み戦略■

 

2012年05月23日(水)

 

【昨晩の海外】

 昨晩の海外市場は、日銀金融政策決定会合の結果発表を前に、格付け会社フィッチが日本国債の格下げを発表したことで、円売りが進んだが、米格付け会社イーガン・ジョーンズが、スペインの格付けを引き下げたことやパパデモス前ギリシャ首相が、ユーロ離脱に関して踏み込んだ発言をしたことで、NYダウがマイナス圏へ下落、急速にリスク回避が再燃する形で終了した。 ユーロドルは1.2778から1.2658まで下落、ドル円は79.55から80.15まで一時値を上げたが、クロス円の売りに80円台を割り込んだ。クロス円は、一時の日中高値から急落。 ユーロ円が102.13から101.12、ポンド円が126.46から125.75、オージー円が79.17から78.22、NZD円が61.07から60.09、カナダ円が78.67から78.06、スイス円が85.03から84.20まで下ヒゲを描く動きとなった。 

 

【本日の材料】

08:50 () 4月通関ベース貿易収支(前回-826億円(-845億円) 予想-548億円) 

  () 日銀金融政策決定会合の結果公表

15:30 () 白川日銀総裁・記者会見

17:00 (ユーロ圏) 3月経常収支 (前回-13EUR)

17:00 (南ア) 4月消費者物価指数 [前年比] (前回+6.0 予想+6.2) 

17:30 () BOE議事録

17:30 () 4月小売売上高指数 [前月比] (前回+1.5)

17:30 () 4月小売売上高指数 [前年比] (前回+2.8) 

18:30 (ユーロ圏) 2年債入札(50億ユーロ)

19:00 () 5CBI製造業受注指数(前回-8)

20:00 () MBA住宅ローン申請指数[前週比](前回+9.2)

21:30 () 3月小売売上高 [前月比] (前回-0.2 予想+0.4)

21:30 () 4月景気先行指数 [前月比] (前回+0.4 予想+0.3) 

23:00 () 4月新築住宅販売件数 (前回32.8万件 予想33.5万件) 

23:00 () 4月新築住宅販売件数 [前月比] (前回-7.1 予想+2.1) 

23:00 () 3月住宅価格指数 [前月比] (前回+0.3)

23:30 (ユーロ圏) アルムニア欧州委員講演

23:30 () 週間原油在庫[前週比](前回+212.8万バレル)

03:00 () コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演

OECD閣僚理事会(パリ)、EU首脳会議

5年国債入札(350億ドル)

 

【本日の注目材料】

1.日銀金融政策決定会合

2.EU首脳会合

 

【本日の高島暦】

「人気の判定に動く日。逆張り方針良し」

 基本は逆張りで、人気の逆行とは一応円安に向かう可能性が残っている。特に東京時間に円高が進むとロンドンに向けて、水曜日のバリュー替わりに伴うショート・カバーの注意。 

 

【今日のウラ読み】

1.既に日銀金融政策決定会合は、追加金融緩和策の発表は無いと見られて円高が進んだが、昨日のフィッチの格下げで、こういった売りが買い戻されており、案外ポジション的には中立。サプライズがあればだが、これを想定することは難しい。ただ、思い切った内容は出ず、発表前に円売りが進んでも、失望感期待の円買い場を狙う形が想定される。

 

2.EU首脳会議では、恐らくギリシャを牽制するも、基本は未だ再選挙までは、ギリシャを擁護する立場を守るので、基本は結果でのユーロの買い戻し場を想定。早期には売りが主流となるも、しっかりと買い戻してロング・メイクがベンチャー戦略となりそう。

 

【今日の戦略】

(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5−10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)

 

ドル円

想定レンジ=79.50−80.50

戦略=ドル円は80.65をストップに、80.30−50ゾーンを売り場探し。 買い戻しは、80円を割れなければ買い戻し優先。79.80前後を割れて、79円ミドル手前での買い戻し。 ただ、更に大きく下げた場合は、79円がストップで買い戻し&買い場探しとなる。 

 

ユーロドル

想定レンジ=1.2600−1.2750

戦略=戻り売りから。 1.2685−95、1.2710−15と売り上がって、ストップは1.2720−30超え、倍返ししても1.2735−40、1.2745−50と利食い&売り直しで、ストップは1.2765−70超え。 ターゲットは1.2655−60や1.2640−45を割れないとか戻し優先も、割れると1.2625−35の今年の安値が焦点となるが、恐らく割れてストップが出て処が買い場。 特に1.26のオプションの防戦もあり、1.2620前後は買い向かい。ストップは1.2580で設定。 

 

ユーロ円

想定レンジ=100.50−102.00

戦略=戻り売りから、101.65−75での売りのストップは102.15。 上げても、102.15−25、102.35−45、102.55−60と売り直し。ストップは102.75。 下値は101円を割れなければ買い戻し優先。割れても100.65−70、100.55−60と買い戻し&買い直しで、ストップは100.45や100.20で設定。