過去の市場概況

2004年 最新 11月 10月 09月 08月 07月 06月 05月

 1日の東京市場は、 ドル円では103.12から本邦輸出企業のドル売りで102.63まで弱含んだが、更に下値を売りには材料不足。 また、ユーロドルは1.3279から1.3337まで堅調推移となったが、ユーロ円が136.62から136.94まで反発となり、 ドル円ではその後は102円後半で比較的しっかりとした展開となった。 またポンドドルは、1.9098から1.9174まで上昇となり、今年の最高値を更新して、ポンド円も196.26から197.01へ堅調に上昇した。 一方昨日急落したオージー円は、オーストラリアの第3・四半期GDPが比較的良かったことや、昨日オージー相場の下落の原因を作ったコステロ・オーストラリア財務相が「オーストラリア経済は順調に回復、輸出の伸びも予想」とフォロー・アップ発言に走ったこともあり、79.52から79.99まで堅調に上昇した。海外市場では、東京市場からの流れを引き続いてポンドドルは、住宅価格の上昇から英中銀が再び利上げに動くとの憶測まで飛び出し、一段高となり約12年ぶりのレベルである1.9359の高値をつけた。また、ユーロドルは、ユーロポンドの大きく0.6889まで下落したことから、レンジ的推移を継続したが、NY引け際に1.3350のオプション・ポイントをつけて1.3360の高値をつけた。 ドル円はNYで一時103.01まで上昇も、102.52へ下落となりレンジ的推移が継続している。 一方クロス円では、この影響からユーロ円は137.10の高値をつけて、ポンド円はポンドドルの躍進から198.57まで上昇となった。 一方オージー円は、オージードルがどうにか0.77を支えており、79円20の下値をどうにかホールドしている。 ただし、80.00処では頭の重い展開が継続している。また、ユーロドルは仏財務相やECB高官による「為替市場介入への可能性は低い」との発言から中東筋や欧州系銀行がユーロ買いを強めていた模様。 渡辺財務官は「日欧が協調行動を取れる状況にある」、「為替介入実施に何ら制約はない」と強調介入を示唆したが、特段これでドル円が上昇することはなかった。

12/01

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USD/YEN

103.07

103.12

102.63

102.78

103.03

102.52

102.58

EUR/USD

1.3279

1.3337

1.3279

1.3323

1.3360

1.3286

1.3345

EUR/YEN

136.82

136.94

136.62

136.92

137.10

136.64

136.91

GBP/USD

1.9094

1.9181

1.9094

1.9161

1.9359

1.9152

1.9345

EUR/GBP

0.69550

0.69660

0.69485

0.69535

0.69540

0.68890

0.68990

USD/CHF

1.1407

1.1430

1.1353

1.1371

1.1454

1.1369

1.1406

USD/CAD

1.1875

1.1890

1.1855

1.1858

1.1924

1.1805

1.1836

AUD/USD

0.7730

0.7790

0.7729

0.7776

0.7778

0.7695

0.7767

 2日の東京市場のドル円は、102.70の高値から、珍しく東京で早期から下げ地合となり、102.40−50のストップ・ロスを誘発して、102.27まで下落。 その後も軟調な展開を継続した。またその後欧州勢参入により米系証券主導で102.00のオプション・トリガーへの売り仕掛けが入り101.83まで下落となった。 一方ユーロドルは1.3338から1.3375まで上昇となり、 ユーロ円はドル円に引きずられる形から、136.99から136.15まで下落となった。 ポンドドルは1.9333から1.9440まで堅調推移となり、 ポンド円は、198.54から197.40まで下落も下値を支えて198円近辺へ反発。 オージー円は本日は堅調な展開から、79.60から80.01で小動きであった。谷垣財務相は、「欧州当局との協調介入については、一般的な意味での連絡を取っているが、その準備をしているわけではない」と昨晩の渡辺財務官の話を台無しにしている。 また、カールズ米財務次官補は「ドル資産を支えるために財政赤字削減に取り組む」と発言したが、全く無反応であった。ロンドン市場では、ポンドドルが利食いから下落となると、全般的なドルの買い戻しが優勢になった。 ドル円は東京で安値をやってしまったことから、介入警戒感から102.77まで反発となり、ユーロドルは1.3306まで下落。 ポンドドルも1.9940の高値から1.9290まで大きく下落となった。この影響からユーロ円は136.36から136.79まで上昇したが、ポンド円は、198.73−83から197.91−00まで下落となった。 またオージー円は、80.60−70から堅調に80.05−10まで上昇した。 欧州中央銀行は政策金利の据え置きを決定したが、変更を見越した向きもなく、とりわけ材料とはなっていない。NY市場では、ドル円は102.70、ユーロドルは1.3320で取引を開始。米国の新規失業保険申請件数は前週比悪化となったが、反応は薄くかった。 しかし、トリシェECB理事が記者会見で、「インフレリスクに引き続き警戒する必要がある」として、理事会では利下げは一切検討されなかったと発言したことから、ドル売りが再開されたが、午前10時半前後に欧州中央銀行によりレートチェック の噂が流れたことや原油先物相場が需給逼迫懸念の後退を背景に3日続落となり、1バレル=42.50ドルと9月8日以来の約3カ月ぶりの安値をつけたことが好感されて、大きくドルが買い戻される展開となった。 ユーロドルは、1.3365へ反発後、1.3236へ大きな下落となり、ポンドドルも1.9373から1.9175へ200BPの下落となった。 ドル円はこの影響から一時103.41の高値をつけたが、その後は103円前半で小康状態を保っている。一方クロス円では、この影響からもっぱらレンジ的推移となった。 ユーロ円は136.70から136.99、ポンド円は197.90から198.70、オージー円は79.85から80.25近辺での推移となった。 

12/02

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USD/YEN

102.58

102.70

101.83

102.05

103.41

101.90

103.23

EUR/USD

1.3345

1.3375

1.3338

1.3343

1.3385

1.3236

1.3269

EUR/YEN

136.91

137.00

136.15

136.45

136.99

136.32

136.95

GBP/USD

1.9345

1.9433

1.9316

1.9431

1.9440

1.9175

1.9243

EUR/GBP

0.68990

0.69120

0.68840

0.68850

0.69130

0.68750

0.68940

USD/CHF

1.1406

1.1417

1.1366

1.1408

1.1560

1.1366

1.1517

USD/CAD

1.1836

1.1840

1.1802

1.1810

1.1952

1.1795

1.1952

AUD/USD

0.7767

0.7834

0.7767

0.7825

0.7834

0.7735

0.7745

3日の東京市場では、昨日の欧米市場でのドル買い戻し地合いを受けて、ドル円は本邦機関投資家などからの買いで103.05から103.61まで上昇したが、本邦輸出企業からのドル売りオーダーを前に上値の重い展開が継続した。 一方ユーロドルは1.3256からアジア中銀による押し目買いを受けて1.3293まで堅調に推移。 これを受けてユーロ円は136.72から137.56まで上昇となった。 またポンドドルは1.9205から1.9240で小動きとなり、ポンド円は198.41から199.06とドル円につれて堅調に上昇。 オージー円も79.82から80.23まで上昇した。ロンドン市場では、米11月雇用統計の発表待ちで、取引手控え気味。 ただし、米雇用統計が悪化するとの見方が出回り、徐々にドルが軟化する展開。 ドル円は103.54から102.94、ユーロドルは1.3263から1.3314へ徐々に値を消した。またクロス円では、レンジ的な推移となった。NY市場では、11月の米非農業部門雇用者数は、+11.2万人と予想の20万人を下回り、発表後ドル売りが進んだ。 ユーロドルは、1.3382まで強含んだが、米インベストメントバンクなどからの売りで、1.33前半へ軟化した。 ドル円は102.30まで急激に売り込まれたが、邦銀からのドル買いで102.83まで買い戻された。 ただし、その後は利食いとショート・カバーが交錯したが、ドイツ紙 「Boersen Zeitung」が、米財務省高官の発言として、「米国は、ユーロドルが1.45ドルまで上昇した場合のみ、ドルを支援するため介入を実施する」と伝えると、ドル売りは勢いを増した。ユーロドルは今年の安値の1.3460を付けて、ドル円は102.01の安値、ポンドドルは1.9440近辺の高値をつけた。 一方クロス円は総じてレンジ的推移だが、雇用統計発表後のドル円の急落につれて瞬間的に大きく値を崩し、ユーロ円は136.70近辺、オージー円は79.30台、ポンド円は197.90台の安値をつけたが、その後は各々137円台、79円後半、198円台での揉み合いとなった。スノー米財務長官は、CNBCテレビに出演し、米国は強いドル政策を支持すると述べたが、マーケットではこれを信じることなないようだ。 

12/03

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USD/YEN

103.23

103.61

103.05

103.53

103.53

102.01

102.10

EUR/USD

1.3269

1.3293

1.3256

1.3265

1.3461

1.3262

1.3455

EUR/YEN

136.95

137.56

136.72

137.30

137.43

136.81

137.37

GBP/USD

1.9243

1.9249

1.9200

1.9200

1.9443

1.9192

1.9437

EUR/GBP

0.68940

0.69115

0.68930

0.69130

0.69295

0.68950

0.69220

USD/CHF

1.1517

1.1532

1.1495

1.1517

1.1517

1.1301

1.1307

USD/CAD

1.1952

1.1966

1.1910

1.1944

1.2012

1.1890

1.1900

AUD/USD

0.7745

0.7756

0.7725

0.7727

0.7820

0.7717

0.7803

 6日の東京市場のドル円は、5日の英日曜紙オブザーバーが、「日本政府がドル安を強く懸念、米国債の売却の検討に入る」との観測記事を掲載したことから、朝方からドル円は101.91まで下落となった。 しかし、101円台では介入警戒感が強く、利食いの買戻しが優性となり、 ドル円は102.29まで反発したが、その後は小動きに終始した。 またユーロドルは先週金曜日に1.3460まで上昇した影響から、1.3428から1.3453で神経質な展開が継続した。 また欧州勢は、東京夕方に若干利食い優性で入って来ており、 ドル円は102.35、ユーロドルは1.3423を付けている。 一方クロス円は、静かな動向ながらユーロ円では、137.12から137.45で小じっかり。 ポンド円も198円を維持して、ドル円の上昇に堅調に198円後半を維持している。 ただし、オージー円は、オージードルが0.78台を維持出来ずに下落となっていることから、79円40台まで下落している。 ロンドン市場では、先週の金曜日からは一転して静かな動向となっている。 ユーロドルは、1.3420から1.3455の範囲でレンジ的に推移して、ドル円は、クロス円の買いを伴い東京引け際の動向を引き続いて102.54まで上昇した。 ユーロ円は、この影響から137.38から137.72まで上昇となった。またポンド円もドル円の上昇に199.12−22まで上昇したが、198.45−55まで値を消した。 一方オージー円はオージードルが0.7752−57まで下落したことで、79.30台まで下落した。 NY市場では、ドル円は102.32、ユーロドルは1.3446、ポンドドルは1.9428、ユーロ円は137.53で取引を開始。 米国で指標の発表がないことから、動意は薄いが、NYタイムズ紙が「スノー米財務長官の後任が見つかり次第、同長官が退任する」と報じた事が、ドルの反発につながるかどうかが話題となっている。しかし、現状はあまり反応がなく、ユーロドルは1.3410台から1.3440台でのレンジ推移を継続。 ポンドドルはロンドン・NYを通じて1.9392−97から1.9442−47で推移した。 ただし、NY引け前にユーロの非公式会合が終了してから、ドル円が103円処のストップをつける形で103.39まで急上昇となり、ユーロドルは、1.3390へ下落、ポンドドルも1.9378まで下落となり、ユーロ円も138.00、138.33のストップをつけて138.70まで急上昇した。 またポンド円は200.69−79まで気配を上げた。 ただし、オージー円では、引き続き軟調なオージードルの影響から、79。97−07に限定されている。 この動きには今の所主だったニュースは出ていない模様。 

12/06

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USD/YEN

102.04

102.37

101.91

102.37

103.39

102.26

103.18

EUR/USD

1.3450

1.3453

1.3423

1.3425

1.3455

1.3390

1.3409

EUR/YEN

137.20

137.45

137.12

137.42

138.70

137.38

138.31

GBP/USD

1.9434

1.9442

1.9394

1.9413

1.9443

1.9378

1.9387

EUR/GBP

0.69225

0.69295

0.69120

0.69140

0.69280

0.69050

0.69150

USD/CHF

1.1326

1.1348

1.1308

1.1348

1.1430

1.1335

1.1410

USD/CAD

1.1915

1.1932

1.1910

1.1932

1.2035

1.1931

1.1996

AUD/USD

0.7816

0.7824

0.7785

0.7793

0.7798

0.7726

0.7732

7日の東京市場では、本邦輸出企業のドル売りが継続して、ドル円は103.36から徐々に軟化。 昨晩大きく上昇したクロス円の利食い売りも伴い、  ウォールストリート・ジャーナル紙(欧州版)の「格付け各社がいつか米国債に対するトリプルAのレーティングを引き下げるかもしれない」との記事が出ると、102.40まで下落した。 ユーロ円も実需からの売りも出た模様で、138.40から137.62まで下落。 ポンド円も199.25−35へ下落した。 一方ユーロドルは、ユーロ圏非公式財務相会合の結果には反応が薄かったが、調整的に朝方1.3390まで下落も、 押し目買いから堅調に推移。 再度高値の1.3468をつけた。 これを受けてポンドドルも1.9365から一時1.9507の高値へ上昇した。 また、オージー円は、オージードルが0.7725から0.7799へ上昇したが、79.65から79.95で動意の薄い展開となった。ロンドン市場では、 東京でつけた高値からは反落も、再度上値を試す展開となり、ユーロドルは1.3430から1.3469の高値をつけて、ポンドドルも1.9450から1.9508へ上昇したが、 ドル円は102.45から102.75−80でのレンジ的な推移となった。この影響からクロス円は総じて東京の安値からは反発となり、ユーロ円は138.35−40、ポンド円は200.28−38へ値を回復した。独12月ZEW景気期待指数は強かったが、12月の指数が悪かったことで、若干ユーロ買いにためらいが出ているとの話があった。 NY市場では、カナダ中銀が金利を据え置いたことで、カナダドルは1.19前半から1.2114まで買い戻され、全般的にドルの安値圏からは、ドルの買い戻しが進んだ。 ユーロドルは1.3470から1.3412−17へ下落、ポンドドルも1.9410まで調整した。 一方ドル円では、引き続きレンジ的な推移が継続して、102.50−55から102.98で動きは少なかった。 このためクロス円でも再度安値圏へ下落したが、大きな動きとはならずに、高値圏を手前に回復している。 ユーロ円は137.73まで下落後、138円前半での推移。 ポンド円は、199.12−22まで一時下落となったが、200円台前半を回復している。 またオージー円は、オージードルが0.7805から0.7737へ下落したことで、79.50−60の安値をつけて、安値圏での推移となっている。

12/07

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USD/YEN

103.18

103.36

102.40

102.75

102.98

102.44

102.97

EUR/USD

1.3409

1.3468

1.3390

1.3430

1.3470

1.3415

1.3419

EUR/YEN

138.31

138.40

137.62

138.00

138.37

137.73

138.18

GBP/USD

1.9387

1.9507

1.9360

1.9462

1.9508

1.9410

1.9455

EUR/GBP

0.69150

0.69185

0.68975

0.69000

0.69165

0.68960

0.69010

USD/CHF

1.1410

1.1425

1.1340

1.1385

1.1418

1.1348

1.1414

USD/CAD

1.1996

1.2019

1.1971

1.1980

1.2114

1.1928

1.2085

AUD/USD

0.7732

0.7799

0.7726

0.7770

0.7805

0.7737

0.7740

 8日の東京市場では、 日本の第3・四半期GDP第2次速報値の改善を受けて、103.01から102.75までドル円は下落も、押し目買い意欲が強く、 ドル円は103.75まで大きく上昇した。 ユーロドルも海外勢からの利食い売りで1.3433から1.3335まで大きく下落となったことも、ドル円の上昇の一因となっている。 またユーロ円は137.85から138.55で、比較的レンジ的だが、堅調に推移。 ポンドドルは1.9457から1.9305までやはり大きく弱含んだが、ポンド円は199.76から200.72と堅調推移、 しかし、オージー円は、オージードルが0.77を割り込んで急落したことから、79.84から大きく78.82まで急落となっている。 オーストラリア準備銀行は、政策金利据え置きを据え置いたが、その段階では、オージードルは堅調に推移していた。ロンドン市場では、東京の流れを引き継いで全般的なドルの買い戻しが続いた。 ユーロドルはドル円は、103.65を安値に104.43−48まで上昇。 ユーロドルは、1.3347から1.3282−87まで下落となり、ポンドドルは、1.9260まで下落後、1.9338−42まで反発している。市場では、日本の第3・四半期GDPが低迷していることから、日本の景気回復減速の観測を円売りの材料としている模様。 この影響からユーロ円は、138.00−05を下値に138.85−90まで上昇、ポンド円も200.10−20を底値に201.35−45まで強含んだ。 一方オージー円は、オージードルが引き続き軟調に0.7665−70まで下落した事で、78.70−80まで下落して、79円前後で揉み合いを継続している。NY市場は、ドル円は104.13、ユーロドルは1.3321、ポンドドルは1.9317、ユーロ円は138.67で取引を開始。ドル買戻しの流れは継続して、ユーロドルは一時1.3190、ポンドドルも1.9187まで下落。 ドル円は105円まで強含んだ。 マーケットでは、一昨日のカナダ中央銀行の金利据え置きや豪州準備銀行の金利据え置きをみて、米債の買戻しに動いているという。 こういった流れから金価格は急落となり、金先物438ドルまで下落となり、原油価格も40ドル台まで下落している。 しかし、その後はこういった動向はクリスマス休暇を前に、ポジション調整の動きで一過性との見方が主流となり、ドルは反落となっている。 ユーロドルは1.33前半を回復、ポンドドルも1.93ミドル手前へ上昇。 ドル円は、104円割れまで下落となった。 一方クロス円は、こういった影響から堅調な推移となり、ユーロ円は一時138.99、ポンド円は202円台の高値を付けている。 ただし、オージー円は、オージードルが0.7522の安値から反発が鈍く、78.75近辺から79.10近辺での小動きに終始している。

12/08

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USD/YEN

102.97

103.75

102.75

103.74

105.00

103.65

103.98

EUR/USD

1.3419

1.3433

1.3335

1.3343

1.3347

1.3190

1.3337

EUR/YEN

138.18

138.55

137.85

138.35

138.99

138.04

138.65

GBP/USD

1.9455

1.9465

1.9297

1.9345

1.9370

1.9187

1.9349

EUR/GBP

0.69010

0.69110

0.68820

0.68900

0.69060

0.68700

0.68940

USD/CHF

1.1414

1.1506

1.1403

1.1497

1.1640

1.1477

1.1490

USD/CAD

1.2085

1.2151

1.2075

1.2145

1.2345

1.2115

1.2155

AUD/USD

0.7740

0.7760

0.7607

0.7617

0.7638

0.7522

0.7576

ロンドン市場では、イギリスの10月貿易赤字が53億ポンドに拡大したことで、ポンド売りとなりポンドドルは一時1.9142まで下落となり、この影響でユーロドルも1.3272まで下落した。 一方ドル円は、103.88から104.58まで上昇となり、 ポンド円は、ポンドドルの下落に、199.67−77まで下落したが、ユーロ円は138.61から139円台へ堅調な動向となった。英中銀金融政策委員会は、政策金利の据え置きを決定したが、ほぼマーケットでは織り込み済み。また引き続きドル安相場へのけん制発言が、続いた。 小泉首相は「為替介入するのはいかがなものかと思うが、安定のため率直な意見交換が必要」と述べている。NY市場では、米新規失業保険申請件数は予想より悪化となったが、特に反応は薄かった。市場参加者は14日のFOMCでは金利を0.25ポイント引き上げると見ており、米資産の利回りが相対的に優位性となっていることから、年末を前に米債の買戻しが継続している。 引き続きこういったフローがドルのポジション調整の買戻しを誘発している模様。 しかし、ユーロドルは、1.3252を安値に1.1345−50へ反発、 ポンドドルもロンドンの安値から1.9317へ上昇した。 ドル円は一時105.02の高値をつけ、クロス円では、ユーロ円が139.39の高値、ポンド円は201.75−85へ上昇した。 また引き続きオージー円では、軟調なレベルで小動きとなりロンドン・NYを通じて79.50から79.10内でのレンジ的推移が継続している。 また、イタリア首相は、「米大統領とユーロ高を協議へ」と発言、カナダ銀行のドッジ総裁は、「外国為替相場が来年1月10日にスイスで開催される国際決済銀行(BIS)総会での議題になるだろう」と述べている。

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USD/YEN

103.98

104.48

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104.02

105.02

103.88

104.68

EUR/USD

1.3337

1.3362

1.3264

1.3334

1.3355

1.3252

1.3312

EUR/YEN

138.65

138.95

138.47

138.70

139.39

138.56

139.30

GBP/USD

1.9349

1.9392

1.9230

1.9259

1.9317

1.9142

1.9255

EUR/GBP

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0.69265

0.68850

0.69230

0.69440

0.69030

0.69140

USD/CHF

1.1490

1.1555

1.1462

1.1498

1.1567

1.1471

1.1499

USD/CAD

1.2155

1.2215

1.2130

1.2184

1.2280

1.2177

1.2224

AUD/USD

0.7576

0.7619

0.7558

0.7575

0.7595

0.7498

0.7546

 10日の東京市場のドル円は、104.61からドルのショート・カバー意欲から、105円台の纏まったストップロスをつけて、105.48まで上昇した。 ユーロドルも1.3318から1.3222まで弱含み、年末を前にしたドルの買い戻しが継続している。 また、 ユーロ円は139.08から139.62まで高値圏で堅調に推移。ポンドドルは1.9257から1.9105まで弱含んだが、 ポンド円は、200.92から202.09まで堅調に上昇した。 オージー円も今日は久々に元気なドル円の上昇から78.68から79.49まで上昇となっている。ロンドン市場では、全般的なドルの買い戻しが継続されており、ドル円は、106円の上抜けとなり、106.20まで上昇。ユーロドルは、1.3180のストップロスをつけて1.3139まで下落。ドルスイスも1.16台のストップロスを断続的にこなして1.1687まで上昇となり、ポンドドルは1.9015までやはり大きく下落して、ドル全面高の中、クロス円はしっかりとの展開となり、ユーロ円は、一時139.86まで強含み、ポンド円も202.15−20へ上昇。 オージー円は79.45−50を高値にオージードルが0.7445−50まで急落となったことから、79.00−10へ下落した。 特に、米インベストメントバンクなどからの、年末に向けての利益確定から、これまでの大量のドル・ショートポジションを減らす動きが観測されている模様。NY市場では、ドル円は105.87、ユーロドルは1.3194、ポンドドルは1.9086、ユーロ円は139.64、ポンド円は202.06で取引を開始。 この日発表された米卸売物価指数やミシガン大消費者信頼感指数などの指標が堅調だったことから、来週のFOMCで利上げは確実との見方にドルは支援された。来週利上げされると、3年ぶりに米政策金利がユーロ圏の金利を上回ることになる。しかし、その後は利食いのドル売りも入り、総じてロンドンのドルの高値からは上げ止まった。 ユーロドルは、1.32台を回復。 ドル円は105円前半へ下落となり、ポンドドルは1.91台、オージードルも0.75台を回復してNY市場を終了している。 この影響から総じてクロス円も高値からは反落となり、ユーロ円は139.89の高値から139円前半、ポンド円は202.35の高値から201円前半、オージー円は、78.85−90まで下落となった。

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USD/YEN

104.68

105.48

104.51

105.20

106.20

105.08

105.20

EUR/USD

1.3312

1.3324

1.3222

1.3220

1.3249

1.3139

1.3228

EUR/YEN

139.30

139.62

139.08

139.40

139.89

139.06

136.16

GBP/USD

1.9255

1.9272

1.9103

1.9170

1.9168

1.9015

1.9141

EUR/GBP

0.69140

0.69245

0.69050

0.69120

0.69245

0.69040

0.69110

USD/CHF

1.1499

1.1583

1.1492

1.1570

1.1686

1.1570

1.1605

USD/CAD

1.2224

1.2278

1.2204

1.2244

1.2336

1.2225

1.2250

AUD/USD

0.7546

0.7555

0.7507

0.7538

0.7538

0.7442

0.7515

 13日の東京市場では、朝方からモデル系ファンド筋からのドルの買いで、ドル円は105.60まで上昇したものの、本邦輸出企業からの売りやクロス円の利食い売りが優勢となり、ドル円は105.00の金曜日に堅かった下値を割り込んで104.70まで下落したが、この辺からはショート・カバー意欲に下値を支えられて動意の薄い展開となった。またユーロ円は139.50から138.95まで弱含み、ポンド円も201.70から200.85まで弱含みに推移した。ユーロドドルは、一時1.3187まで下落も押し目買いから、1.3290まで堅調に上昇した。一方オージー円は、オージードルが早朝の0.7480近辺から0.7565−70まで上昇も引き続き動意に薄く、78.85から79.16でのレンジ相場となっている。ロンドン市場では、先週までのドルの買い戻しがほぼ終わり、クリスマス休暇入りムード。 ただし、今週は米FOMC、米貿易収支、日銀短観等比較的大きなイベントが控えていることから、取引は手控えムード。 ドル円は、104.66まで下落も105.03とのレンジ的相場。 ユーロドルは、1.3299まで上昇したが1.3240へ弱含みとなったが、ユーロ円では138.97ら139.36でのレンジ推移となった。 またポンドドルはイギリスの11月生産者物価指数が悪かったことで、1.9215まで上昇後、 1.9120−25へ反落となり、ポンド円も201.30−40から200.70−80まで弱含んだ。 オージー円はロンドンに入ってオージードルが更に0.7601へ上昇したことで、一時79.55−60まで急上昇したが、 上昇も其処までとなった。NY市場では、ドル円は104.79、ユーロドルは1.3277、ポンドドルは1.9174、ユーロ円は139.08で取引を開始。米11月小売売上高が強含んだことで、アジア・ロンドンの反動から若干のドルの買い戻しとなったが、長くは続かず逆にユーロドルは、1.3325−30まで上昇。 ポンドドルも1.9274の高値を付けて、ドル円は104.55−60まで下落となった。 この影響からクロス円では総じて堅調な展開となり、ユーロ円は139.63、ポンド円も201.75−85まで上昇となった。一方オージー円はオージードルが0.7555−60から0.7600でのBOX圏の動きとなったことから、79.25−30から79.55−60での推移となっている。

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USD/YEN

105.30

105.60

104.70

104.87

105.03

104.54

104.84

EUR/USD

1.3220

1.3290

1.3187

1.3273

1.3327

1.3240

1.3310

EUR/YEN

139.20

139.50

138.95

139.20

139.63

138.97

139.56

GBP/USD

1.9128

1.9198

1.9076

1.9190

1.9274

1.9125

1.9255

EUR/GBP

0.69130

0.69275

0.69105

0.69165

0.69320

0.69100

0.69150

USD/CHF

1.1630

1.1639

1.1551

1.1573

1.1595

1.1520

1.1537

USD/CAD

1.2265

1.2267

1.2203

1.2210

1.2333

1.2186

1.2275

AUD/USD

0.7513

0.7549

0.7480

0.7543

0.7601

0.7537

0.7589

 14日の東京市場では、今夜の米貿易収支発表とFOMCを控えて動意の薄い展開となった。ドル円は、104.64から105.02での動き、ユーロドルは、1.3324から1.3277まで強含みとなり、ユーロ円も139.32から139.57で堅調推移となった。またポンドドルは1.9200から1.9241でレンジ気味となり、ポンド円も201.21から201.82での推移。オージー円は昨日からの堅調さを維持して、79.45から79.84まで上昇した。一部ポンド・オージー直近売られ過ぎたポジションの巻き返しが継続している模様。引き続きドル円は、輸入筋のドル買いが下値を支えている。ロンドン市場では、米国貿易収支の発表と連邦公開市場委員会の結果待ちのため、取引は手控え気味から全体的に小動きの状態となった。ドル円は104.82から105.04、ユーロドルは1.3297から1.3320でのレンジ的推移。 クロス円のこれを受けてレンジ的な推移となり、ユーロ円は139.54から139.75。ポンド円は、201.50−60から202.20−30、オージー円は79.50から79.90での推移と落ち着いた動向となった。NY市場では、米国10月の貿易赤字が554.6億ドルと予想の530億ドルを大幅に上回ったことから、ドル売りとなりドル円では、104.80の安値、ユーロドルでは1.3338の高値をつけたが、FOMCを前にマーケットはドルの買い戻しが優性となり、特にドル円はクロス円の買いを伴い105.80の高値をつけ、ユーロドルは1.3260へ下落した。 FOMCは、予想通り0.25%の利上げを決定。 声明文では前回と同様の内容から、「今回の決定後も金融政策のスタンスは依然として緩和的、緩和的な金融政策を慎重であるとみられるペースで解除できる」として、来年においても追加的な利上げを継続する立場が示唆された。 ある程度織り込みの面も強く、その後はレンジ的推移となった。 ドル円は105.30近辺をホールドして堅調な展開が継続した。 この影響からユーロ円は140.54の高値をつけて、ポンド円も203.65−70、 オージー円は80.00近辺の高値をつけた。マーケットでは、本日発表される12月の日銀短観が7・四半期ぶりに悪化するとの見通しが台頭しており、強い円売りとなった。

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USD/YEN

104.84

105.02

104.64

104.85

105.80

104.85

105.54

EUR/USD

1.3310

1.3324

1.3277

1.3315

1.3338

1.3260

1.3297

EUR/YEN

139.56

139.68

139.32

139.65

140.54

139.53

140.33

GBP/USD

1.9255

1.9252

1.9199

1.9245

1.9295

1.9206

1.9282

EUR/GBP

0.69150

0.69275

0.69140

0.6918

0.69255

0.6894

0.6895

USD/CHF

1.1537

1.1562

1.1527

1.1542

1.1590

1.1515

1.1548

USD/CAD

1.2275

1.2299

1.2268

1.2280

1.2408

1.2257

1.2360

AUD/USD

0.7589

0.7620

0.7585

0.7615

0.7624

0.7544

0.7573

 15日の東京市場では、悪化が予想された12月の日銀短観がほぼ予想通りだったことから、米系ファンド筋からのドル円やクロス円の売りが出て、 105.60から104.95まで下落したが、下値ではショート・カバー意欲が強く、米系ファンド筋からのドル買い戻しや本邦機関投資家の買いも観測され、105.74まで反発した。 しかし、その後は本邦輸出企業のドル売りやインターバンク勢の投げが散発的に出て、105.02まで反落して、小康状態を保っている。 またユーロ円は本邦機関投資家によるドイツ国債売却に伴う売りで140.36から139.62まで下落後、140.33まで回復。 ユーロドルは1.3314から1.3261まで弱含んだが、 1.3329まで上昇した。ポンドドルも1.9215から1.9296での推移となり、ポンド円は202.20から203.48でやはり、久々の高値ゾーンから戻り売りに押されるも、下値を限定して堅調な推移。 オージー円は、79.99から79.30まで一時下落したが、このレベルを守って79円後半アッパーで小動きとなっている。ロンドン市場では、クロス円のポジション調整が目立つ形から、ドル売り相場となり、ドル円は105.15からこの所下値を守っていた104円ミドルを割り込んで、104.20まで下落。 ユーロドルも1.3302から1.3374まで上昇。 ポンドドルも1.9267から1.9365−70まで上昇となった。 一方ユーロ円では、139.35まで下落となり、ポンド円も202.45−50から201.65−75へ下落した。オージー円は、オージードルが0.7630へ上昇も、ドル円の下落に79.25−30まで下落となった。 11月の英国雇用統計は、失業率が2.7%と横ばいの数値となり、特に反応は見られなかった。NY市場では、米12月NY州製造業業況指数強い数字となったが、特に目立った反応は見られなかったが、10月の外国人投資家の対米証券投資が前回を大きく下回って481億ドルと発表されると、マーケットは失望のドル売りとなり、特にユーロドルは、1.34を越えて1.3444まで上昇となった。 またポンドドルも1.9462の高値をつけ、ドル円は103.98まで下落した。 この影響から総じてクロス円ではロンドンの安値圏からは反発となり、ユーロ円は139.95−00まで反発して139円後半での動向。 ポンド円は、202.65−75へ反発して、202円ミドル・ゾーンでの動き、オージー円は79.35から79.65でのレンジ的推移となっている。 ブッシュ米大統領は、「ドルの対ユーロ相場は市場が決める」と述べた。また本日米財務省は、2003年末時点の外国証券保有に関するデータを公表する予定で、直近中国などが米債の売却に動いているとの話からは、思惑を呼びそうで注目される。

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USD/YEN

105.54

105.74

104.95

105.07

105.10

103.98

104.26

EUR/USD

1.3297

1.3329

1.3261

1.3325

1.3444

1.3302

1.3392

EUR/YEN

140.33

140.44

139.62

140.00

140.02

139.35

139.62

GBP/USD

1.9282

1.9303

1.9185

1.9280

1.9462

1.9267

1.9424

EUR/GBP

0.68950

0.69150

0.68915

0.69110

0.69150

0.68945

0.68970

USD/CHF

1.1548

1.1577

1.1510

1.1520

1.1522

1.1386

1.1421

USD/CAD

1.2360

1.2385

1.2347

1.2365

1.2367

1.2220

1.2245

AUD/USD

0.7573

0.7587

0.7542

0.7588

0.7653

0.7574

0.7628

16日の東京市場は、年末・クリスマス休暇入りムードの中、 ドル円は104.22から本邦輸入企業やモデル系ファンド筋からの買いで104.46まで強含んだが、その後は104.25−35で全くの小動きとなっている。一方ユーロドルは昨晩の上昇から利食い売りに1.3417から1.3392まで弱含んだが、更に売り込むムードは薄く、堅調なユーロ円に1.3425近辺へ反発している。ユーロ円は、139.61から140.00へ堅調な推移であったが、140.00では大口に売りが控えているとのことから一旦反落するも、夕方には再度のトライから上抜けして140.05−10へ上昇している。 また、ポンドドルは1.9392から1.9432近辺での推移、ポンド円は202.33から202.76での比較的に静かな動向。オージードルは、79.58から79.85近辺で堅調な推移となっている。今晩は過去最大に膨らむことが予想されている米第3四半期経常赤字の発表を控えて、ドルが売り易いムードとなっているが、ユーロドルでは、1.3450から1.3500には利食いのオファーが控えている模様。海外市場では、米国の第3四半期の経常赤字が過去最大に膨らむとの見方からロンドン市場からドル売りが進んだが、実際の米経常赤字額が市場予想を下回ったことを受けて、ドル買いの安心感が広がり、ドルは急反発となった。 また予想を上回る新規失業保険週間申請件数や12月のフィラデルフィア連銀指数もドル支援材料となった。 ユーロドルは、1.3427まで上昇したが、1.3203まで急落となり、ドル円も103.45の安値から104.98へ急上昇となった。 一方ポンドドルは、11月の英小売売上高が予想以上に増加したことが材料視され、一時約12年ぶりの高値1.9553まで上昇したが、1.9260まで急落となっている。 またドルスイスはスイス中銀が政策金利を据え置いたことやスイス中銀総裁が「スイスフランが急上昇するような時に適切な行動をとる」と発言したことから、1.1401から1.1623へ急上昇している。 この影響からクロス円も大きな下落となりユーロ円は140.13から138.43まで下落。 オージー円も78.64の安値をつけた。 ただし、ポンド円はポンドドルが安値から1.93台を回復していることから、比較的堅調となり、201.53の安値から202円ミドルへ回復している。 また、渡辺財務官は「特定の通貨が安い時、一部の国が介入しても効果は限定的。なるべく協調してみんなで動いたほうが効果的。」と従来とはニュアンスの異なった発言をした。NY市場でのドル反発の背景には、FRBとECBのユーロドル売りの噂、中国人民銀行によるドル買いの噂が流れていた模様。

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USD/YEN

104.26

104.46

104.22

104.29

104.98

103.45

104.78

EUR/USD

1.3392

1.3429

1.3392

1.3415

1.3427

1.3203

1.3243

EUR/YEN

139.62

140.10

139.61

139.94

140.13

138.43

138.73

GBP/USD

1.9424

1.9448

1.9395

1.9431

1.9553

1.9260

1.9320

EUR/GBP

0.68970

0.69135

0.68980

0.6904

0.6908

0.6846

0.6854

USD/CHF

1.1421

1.1428

1.1392

1.1410

1.1623

1.1401

1.1592

USD/CAD

1.2245

1.2259

1.2230

1.2257

1.2388

1.2230

1.2345

AUD/USD

0.7628

0.7659

0.7628

0.7643

0.7668

0.7527

0.7561

 17日の東京市場では、昨日の渡辺財務官発言や日銀オペの見送りを材料に104.80からドル売りが優勢となり104.40まで下落した。しかし、このレベルは底堅く、104円ミドルで揉み合いとなった。またユーロドルは、昨晩売られた反動から1.3237から1.3273へ堅調な推移。ユーロ円は138.77から138.40まで弱含んだ。ポンドドルは1.9312から1.9340でほとんど動きがなく、ポンド円は202.41から201.74へドル円の下落に軟化した。一方オージー円は昨日激しく売られた反動だから、比較的堅調で79.11から79.65まで値を戻した。12月日銀月報「景気判断を2ヶ月連続で下方修正」。日経平均株価は堅調に153.95円高の11,078.32円で引けている。ロンドン市場では、ドイツの12月IFO業況指数が予想を上回り上昇したことを受けて、ユーロ買いが優勢になり、ユーロドルは、1.3261から1.3315まで上昇、 ポンドドルも英中銀による利上げ観測が再浮上する形からショートカバー気味に1.9452まで上昇した。 一方ドル円では、クロス円の売りもあって104.62から104.13まで下落となった。 ユーロ円は、138.88から138.29まで下落、ポンド円も202.70−80から201.50−60へ下落、オージー円も79.65−70から79.00−10まで下落した。NY市場では、11月消費者物価(CPI)が市場の予想通りだったことを受けて、米国のインフレ率が上昇しているとの見方が主流となり、アジアで売られたドルは上昇した。 しかしその後は、この所のドルの上昇から、休暇シーズンの薄商いの中、週末のドルの利食い売りが広範囲に出てドルは上昇分を打ち消した。 ユーロドルは、1.3227へ下落後、 1.3310−15へ回復。 ポンドドルも1.9283へ下落後、 1.9435−40へ反発してNY市場を引けている。 一方ドル円は104.64まで上昇も、104.10−15へ再下落となったが、104円は守られている。 この影響からユーロ円はほぼ138.30−35から138.70−75でのレンジ的推移、 ポンド円はロンドンの安値から202.45−55へ回復、 オージー円もオージードルが一時0.7636近辺まで上昇したことで79.70−80へ回復した。

12/17

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USD/YEN

104.78

104.81

104.40

104.49

104.64

104.13

104.20

EUR/USD

1.3243

1.3273

1.3237

1.3262

1.3315

1.3227

1.3306

EUR/YEN

138.73

138.77

138.40

138.58

138.88

138.29

138.65

GBP/USD

1.9320

1.9349

1.9303

1.9325

1.9452

1.9283

1.9418

EUR/GBP

0.68540

0.68660

0.68460

0.68620

0.68660

0.68430

0.68530

USD/CHF

1.1592

1.1600

1.1548

1.1574

1.1620

1.1518

1.1571

USD/CAD

1.2345

1.2371

1.2318

1.2333

1.2357

1.2236

1.2270

AUD/USD

0.7561

0.7630

0.7559

0.7595

0.7636

0.7561

0.7630

 20日の東京市場のドル円は、5−10日ということもあり、仲値不足観測から103.94から104.50まで反発した。一方ユーロドルも1.3340から1.3298まで弱含んだが、ロシアネームのビッドが控えているとの噂から1.3320−30に反発した。ユーロ円もこの影響から139.23まで堅調に上昇。ポンドドルは1.9365から1.9451へ上昇して、ポンド円も202.06から202.79へ上昇。オージー円も79.34から79.90へ上昇した。ロンドン市場では、クリスマス・ムードながら、東京からの流れを継続してドル売りが先行。 ユーロドルは、1.3390−95まで上昇。 ポンドドルも1.9509まで上昇となったが、ユーロポンドが0.6850で下値を支えれたことから、ポンドドルはその後1.9436まで下落となっている。 短期的なポジション調整の動向と見られ特段のニュースは見当たらない。 一方ドル円は104.19まで下落も104.47とのレンジ的推移となっている。 この影響からからのユーロ円は大きく139.70まで上昇。 ポンド円も一時203.35−45レベルまで上昇した。 またオージー円は東京での堅調な動きからは、弱保合となり79.47−57まで下落した。 欧州委員会の四半期報告では「ユーロは強いが、まだファンダメンタルズから大きく乖離していない」「ユーロ圏の短期的な成長見通しに関するリスクは消えていない」と発表された。 NY市場では、 11月の米景気先行指標総合指数が前月比で上昇したが、ほとんど材料視されなかった。 市場を動かすような米経済指標の発表もなく、引き続きドル売り基調が継続した。ユーロドルは1.3410まで上昇したが、ポンドドルはロンドン市場の高安値からは、1.9455−95でのレンジ的推移となった。 一方ドル円は、クロス円の調整もあり、一時103.88まで下落も、その後は104円前半で小康状態。 ユーロ円は139.07、ポンド円も202.33−43まで比較的大きな下落となった。 また、オージー円は、オージードルが0.7654まで上昇も上値は重く、79.18−28まで下落した。 

12/20

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USD/YEN

104.20

104.50

103.90

104.45

104.47

103.88

104.10

EUR/USD

1.3306

1.3340

1.3298

1.3332

1.3410

1.3326

1.3395

EUR/YEN

138.65

139.32

138.55

139.25

139.70

139.07

139.30

GBP/USD

1.9418

1.9451

1.9365

1.9435

1.9509

1.9420

1.9463

EUR/GBP

0.68530

0.68695

0.68530

0.68610

0.68860

0.68545

0.68830

USD/CHF

1.1571

1.1577

1.1540

1.1550

1.1555

1.1458

1.1496

USD/CAD

1.2270

1.2297

1.2260

1.2280

1.2317

1.2231

1.2275

AUD/USD

0.7630

0.7654

0.7621

0.7640

0.7654

0.7620

0.7630

 21日の東京市場は、早朝から海外勢によるドル円の103.80にあるストップ狙いの売り仕掛けから、103.70まで下落したが、このレベルからは本邦輸入企業からのドル買いオーダーで下げ渋りとなり、夕方にはショート・カバー気味にドル円は104円台を回復している。ユーロドルは1.3385から1.3403で小動きなことから、ユーロ円はドル円の下落に、139.55から138.90まで連れ安に推移した。ポンドドルは、RICS不動産価格指数が1992年12月以来の下落となったが、下げは限定されて、1.9488から1.9445での推移。ポンド円は、ドル円の下落に202.79から201.96まで下落も底堅い状況となり、オージー円は相変わらずの、レンジで79.19から79.79での推移となっている。ロンドン市場では、東京引け際から強まった全般的なドルの買い戻し地合。 特に東京では反応のなかった英国9−11月のRICS住宅価格の大幅な低下を材料にポンド売りが目立ち、ポンドドルは1.9425から1.9330−35まで下落して、ユーロドルも2005年の独成長率見通しが下方修正されたことから、1.3377から1.3353まで下落となった。 ただし、ユーロドルはユーロ円の上昇もあって、1.33ミドルから1.3409まで急回復した。 一方ドル円は104.30のストップ・ロスをヒットして、104.44まで上昇したことから、ユーロ円も139.95まで上昇となったが、 ポンド円は、ポンドドルの急落から201.28−38まで大きく下落した。 オージー円は堅調に79.53−58から80円近辺へ上昇している。NY市場では、クリスマス休暇を控えた閑散商いのなか、ドルは大半の通貨に対して小幅上昇した。 ただし、最近の商品相場の上昇を受けて、コモディティー通貨は堅調な推移となっている。 ユーロドルはロンドンで回復した1.34台を維持できずに、再度1.3355−60まで下落。 ポンドドルは1.9251まで安値を拡大し、 ドル円は104.69へ上昇した。 この影響からユーロ円は139.35−40へ下落、ポンド円は一時200.80近辺へ下落した。 一方オージー円は、オージードルが0.7640−70で堅調であったことから、一時80.05の高値を付けている。

12/21

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USD/YEN

104.10

104.19

103.70

104.10

104.69

104.08

104.35

EUR/USD

1.3395

1.3403

1.3361

1.3375

1.3409

1.3353

1.3372

EUR/YEN

139.30

139.55

138.90

139.37

139.95

139.14

139.54

GBP/USD

1.9463

1.9492

1.9402

1.9420

1.9425

1.9251

1.9274

EUR/GBP

0.68830

0.68895

0.68730

0.68870

0.69470

0.68860

0.69350

USD/CHF

1.1496

1.1520

1.1480

1.1510

1.1539

1.1485

1.1540

USD/CAD

1.2275

1.2295

1.2230

1.2255

1.2312

1.2220

1.2310

AUD/USD

0.7630

0.7685

0.7614

0.7657

0.7680

0.7632

0.7650

 22日の東京市場では、104.50からドル円は104.24まで弱含んだが、動意が薄く下値は限定された。一部中国人民元が年内に切り上げられるとの噂があった模様だが、中国人民銀行により否定されたため下げ渋った。一方ユーロドルは、1.3377から1.3344へ軟調な展開。またユーロ円も139.60から139.23まで連れ安に推移した。ポンドドルは1.9254から1.9298でのレンジ推移。ポンド円も200.77から201.39での推移となり、オージー円も80.01から79.60へ軟化した。ロンドン市場では、12月前半の英中銀金融政策委員会議事録が発表され、9対0の全会一致で政策金利を据え置き、更に一部委員が次回は利下げになる可能性があるとの見方を示したとのことから、ポンド売りが爆発。ユーロポンドの上昇もあってポンドドルは、1.9302から1.9095−00まで急落となった。 一方ユーロドルは、堅調な展開から1.3403まで上昇したが、流石にポンドドルの下落に、1.3345−50へ下落した。 またドル円は、東京引けからポジション調整気味に104.05へ下落したが、その後一時104.43−48へ上昇。 ただし、戻り売りにNY開始前には104円丁度近辺へ下落した。クロス円では、やはりポンドドルの急落からポンド円が201円前半から198.95−05へ大きく下落。 ユーロ円もユーロドルの上昇から139.60へ上昇したが、ドル円の下落に139.13−18へ値を落とした。 またオージー円は79.55−60から79.90−95でのレンジ推移。NY市場では、米第3四半期GDPが予想をやや上回る+4.0%となったが、大きな動向は薄い状況。 既にロンドンで動いてしまっていることもあり、調整的なドル売りとなり、 ユーロドルは1.3365−70から1.3395−00でのレンジ的推移。 ポンドドルは、一時1.9165−70まで回復も、 1.9115−20へ値を落とし、ドル円は103.90−95の安値をつけるも104円台前半での小康状態とまちまちの状況となっている。 またクロス円では、ユーロ円は一時139.07−13まで下落も139.43−48とのレンジ推移。 ポンド円は、199円ミドルが重い状況から、198.55−65の安値まで下落したが、再度199円ミドルへ上昇した。 オージー円も、一時79.35−40へ下落したが、揉み合いを継続している。 

12/22

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USD/YEN

104.35 104.47 104.91 104.22

EUR/USD

1.3372 1.3405 1.3344 1.3390

EUR/YEN

139.54 139.58 139.08 139.95

GBP/USD

1.9274 1.9302 1.9098 1.9168

EUR/GBP

0.6935 0.6999 0.6928 0.6984

USD/CHF

1.1540 1.1559 1.1500 1.1530

USD/CAD

1.2310 1.2464 1.2265 1.2410

AUD/USD

0.7650 0.7680 0.7628 0.7635

23日のアジア市場では、ドル円は、103.89から104.17で東京市場休場のため小動きの推移となった。 一方ユーロドルは、 1.3382から1.3410近辺のストップをつけて、大きく1.3454まで上昇した。 この影響からポンドドルもショート・カバーから1.9140から1.9220まで上昇となり、 ユーロ円は139.25から139.88の高値、 ポンド円も昨晩の急落から堅調な動向となり、 199.00−10を堅くして199.83−93まで上昇した。 一方オージー円は、79.43−53から一時79.72−82へ上昇したが、動きは引き続き小動き。 海外市場では、アジアの流れを引き継ぎドル売りが継続した。 特にユーロドルはアジアで1.3410−20でのストップ・ロスを誘発すると上昇スピードは加速して、 NY市場では、更にまちまちの内容の米経済指標からもドル売りの材料を探した。11月の米耐久財新規受注の総合指数は力強く上昇したものの、上昇の大半が変動の大きい輸送機器セクターから来ていることを嫌気した。 また米ミシガン大学が調査した12月の消費者信頼感指数の確報値は97.1と、前月の92.8(確報値)から上昇したにも関わらず、ドル買いとはなっていない。 ユーロドルは1.3518をつけて最高値を更新。 ポンドドルも1.9242まで反発した。 またドル円は比較的クロス円が堅調なことから下落は103.56に限られた。 この影響からクロス円では、ユーロ円が139.63を安値に139.99まで上昇。 ポンド円は、200円手前が重く一時198.65まで下落も199円台を回復してNYを引けている。 一方オージー円は79.72を上値に79.29まで下落した。 

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USD/YEN

104.22 104.17 103.56 103.58

EUR/USD

1.3390 1.3518 1.3381 1.3515

EUR/YEN

139.55 139.99 139.25 139.95

GBP/USD

1.9168 1.9242 1.9130 1.9228

EUR/GBP

0.6987 0.7036 0.6987 0.7026

USD/CHF

1.1530 1.1534 1.1426 1.1440

USD/CAD

1.2410 1.2425 1.2307 1.2325

AUD/USD

0.7635 0.7674 0.7637 0.7666

 24日の東京市場は、クリスマス・ムードから静かの動向となっている。ドル円は103.53から103.79までのレンジ的相場。ユーロドルは1.3515から1.3486まで弱含んだが、ザルム・オランダ財務相が「対ドルでのユーロ上昇はまだ受け入れ可能な範囲」と発言したことから、再度1.3515へ強含み、ユーロ円も139.89から140.16まで上昇した。一方ポンドドルは1.9204から1.9234で小動きとなり、ポンド円は198.92から199.35で推移、オージー円は、一時79.16まで弱含んだが79.70を回復している。ロンドン市場でもNYが休日にも関わらず、ドル売りの流れは継続して、ユーロドルは1.3549まで上昇。 ポンドドルも1.9290へ上昇となり、ドル円は103.45をつけたがユーロ円の買いや本邦輸入企業からのビッドの支えれて下落は限定された。 この影響からユーロ円は140.07から140.37まで上昇した。 ポンド円は、ポンド円はこの所の198.78から199。98のレンジ的推移を継続して、オージー円も79.45−50から79.85−90の推移となった。

12/24

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USD/YEN

103.58 103.79 103.46 103.65

EUR/USD

1.3515 1.3548 1.3486 1.3528

EUR/YEN

139.95 140.36 139.87 140.22

GBP/USD

1.9208 1.9290 1.9138 1.9235

EUR/GBP

0.7026 0.7050 0.7020 0.7033

USD/CHF

1.1440 1.1453 1.1401 1.1435

USD/CAD

1.2325 1.2344 1.2272 1.2305

AUD/USD

0.7666 0.7709 0.7637 0.7688

 27日の東京市場では、スマトラ島沖地震によるアジア通貨の軟調地合や休み明けの仲値決済も絡み、ドル円では103.62から104.14まで上昇した。 一方ユーロドルは海外市場がもっぱら休場にも関わらず、1.3515から1.3550のオプション・ポイントをヒットして、1.3555をつけた。 この影響からユーロ円は140.26から140.70の高値をつけて、最高値に迫ったが、流石に達成感からか、利食いに押されて、140.23まで下落となった。 この影響からドル円も103.55まで下落となったが、下値を更に売り込む雰囲気はない。 また、ポンド円は199.17から199.96でレンジながら堅調な推移。 オージー円も79.68から80.11と久々に80円をしっかりと超えて堅調な推移となった。ロンドン時間では、ロンドン市場がボクシング・デーで休場のため、NY待ちの雰囲気。 ポンドドルが1.9265−70から1.9210−15へ下落したことを除くと、大方レンジ的推移となり、ユーロドルは1.3512−15から1.3535−40、ドル円は103.60−65から103.90−95での推移となった。 一方クロス円は、ポンドドルの下落を受けてポンド円が199.88−98から199.15−25へ軟調推移となり、ユーロ円も140.50−55から140.15−20へ利食いに弱含んだ。 またオージー円は79.85−90から80.05−10でのレンジ的推移となっている。欧州株式市場では、スマトラ島沖地震を受けて保険株主導で下落した。NY市場では、やはりクリスマス明けで薄商いの中、ドルが全面安の展開。大方のトレーダー達が未だクリスマス休暇中ということから、小規模の取引でも相場への影響は大きかったという。 ユーロドルは、東京の高値を越えて大きく1.3635−40まで上昇。 ポンドドルも1.9195−00から1.9385−90の高値をつけ、ドル円は東京で硬かった103円ミドルを割り込んで、急落となり102.70−75まで下落となった。 この影響からユーロ円は、一時140.70−75の高値をつけたが、利食いに140.00−05へ反落。 しかし、このレベルはホールドされている。 またポンド円は、199.65−75へ反発となったが、200円台へ突入できずに199円前半での推移。 オージー円は、オージードルが0.7793−98まで上昇したことから、直近では高値圏である80.20−25まで上昇した。

12/27

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USD/YEN

103.65 104.14 102.72 103.05

EUR/USD

1.3528 1.3640 1.3515 1.3617

EUR/YEN

140.22 140.74 140.06 140.32

GBP/USD

1.9235 1.9383 1.9189 1.9342

EUR/GBP

0.7033 0.7060 0.7030 0.7040

USD/CHF

1.1435 1.1449 1.1326 1.1350

USD/CAD

1.2305 1.2324 1.2136 1.2177

AUD/USD

0.7688 0.7789 0.7682 0.7774

 28日の東京市場では、朝方発表された日本の11月鉱工業生産指数や11月完全失業率の改善を受けて、米系証券筋からの売りで、ドル円は102.84まで下落したが、本邦信託銀行からの買いが下値を支えて103.31まで反発した。ただし、動意は薄い展開。 またユーロドルは1.3628から流石に利食いに1.3593まで下落したが、1.36近辺で小動きを経て欧州時間に入ると1.3631へ上昇した。 この影響からクロス円でも、大きな動向とはなりづらく、ユーロ円は、140.14から140.47、ポンド円は198.92から199.56、オージー円は79.96から80.34でのレンジ的動向となった。ユーロドルは1.3650、1.3700にオプションのトリガー。 ドル円は102.70にやはりオプションの防戦買いあるという話が出ている。ロンドン市場では、未だ連休下にあることから動意は薄くも、ユーロドルの上値トライの動きが強まり、ユーロドルは1.3614から1.3645−50まで強含んだが、防戦売りに上方ブレイクに失敗となり、ポンドドルも1.9420−25へ上昇した。 またドル円は102.90−95から103.20−25での小動きとなり、クロス円は総じて堅調な展開となりユーロ円は140.60−65、ポンド円は、199.95−200.05気配、オージー円も80.50近辺の高値をつけた。NY市場では、予想を大幅に上回っり、5カ月ぶりの高水準である12月の米消費者信頼感指数を好感して、ドルは小幅買い戻された。しかし、取引量が少ないことからは、主だった動向となっていない。 ユーロドルは1.3585−90へ下落して、ポンドドルは1.9260−65まで大きく下落となった。 またドル円はレンジ的推移が継続して、103.00から103.30−35での推移となり、 ユーロ円は140.18−23へ下落、 ポンド円は大きく198.55−65まで値を下げた。 また、一時ロンドン時間にオージードルが0.7812−17まで上昇したことで値を上げていたオージー円も80.00−10へ値を下げた。

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USD/YEN

103.05 103.37 102.92 103.06

EUR/USD

1.3617 1.3644 1.3588 1.3613

EUR/YEN

140.32 140.62 140.15 140.30

GBP/USD

1.9342 1.9417 1.9266 1.9282

EUR/GBP

0.7040 0.7058 0.7025 0.7058

USD/CHF

1.1350 1.1373 1.1314 1.1338

USD/CAD

1.2177 1.2220 1.2137 1.2170

AUD/USD

0.7774 0.7812 0.7750 0.7785

 29日の東京市場のドル円は、103.05から仲値にかけて本邦証券筋、本邦輸入企業からのドル買いで103.48まで上昇した。一方ユーロドルは、アジア筋、シカゴ筋からの利食い売りが先行し、ドイツのソブリン格付け引き下げの可能性を示唆する報道などを材料に1.3617ドルから1.3566まで下落したが、押し目買い圧力強く1.3642まで反発となった。 この影響からユーロ円は140.15モデル系ファンド筋からの買いで140.87と最高値の140.90に迫る展開。 またポンドドルは1.9245から1.9335へ堅調推移なり、 ポンド円は198.65から199.72まで上昇。 オージー円も80.12から80.54まで上昇した。
海外市場では、クリスマス明けの欧州市場から、ユーロ買いが強まり特にユーロ円は、モデル系ファンド主導で、140.90の史上最高を更新して、141.58まで上昇となった。 またドル円もこの影響から104.30の高値をつけて、その他のクロス円も堅調な推移となり、 オージー円は久々の80.70台、ポンド円は、ポンドドルの下落から198円ミドルをトライも再度199円後半は上昇した。 一方ユーロドルは、1.3650が超えられずに、1.3556まで調整したが、堅調な状況を継続している。 またポンドドルは、ユーロポンドの買いに1.9121まで下落となった。

12/29

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USD/YEN

103.06 104.30 103.12 103.85

EUR/USD

1.3613 1.3647 1.3556 1.3607

EUR/YEN

140.30 141.58 140.15 141.31

GBP/USD

1.9282 1.9335 1.9121 1.9185

EUR/GBP

0.7058 0.7104 0.7047 0.7092

USD/CHF

1.1338 1.1385 1.1306 1.1337

USD/CAD

1.2170 1.2207 1.2096 1.2119

AUD/USD

0.7785 0.7804 0.7702 0.7739

 30日の東京市場は、東京が年内最終日ということから、仲値に向けた決済需要のドル買いで、ドル円は103.71から104.22まで上昇したが、海外勢からの利食いや本邦輸出企業からのドル売りで103.65まで弱含んだが、その後は103.70−85近辺で小状態を保った。一方ユーロドルは、1.3585から1.3635まで上昇となり、ユーロ円は利食いに141.05まで下落も、モデル系ファンドの買いで141.60の高値をつけ、最高値を更新した。 ポンドドルは、1.9157から1.9200でのレンジ推移となり、ポンド円も198.94から199.69での推移。オージー円は80.64から利食いに80.21まで下落した。ロンドン市場では、12月の外国為替平衡操作の実施状況が発表されたが、為替介入はゼロ。 しかし、この発表から特別の影響は出ていない。 ドル円は103.69−89でのレンジ的推移となり、ポジション調整的にドルが買い戻されユーロドルは1.3632から1.3590−95へ下落。 ポンドドルも1.9240から1.9178へ下落となり、クロス円も総じて高値から調整となった。ユーロ円は141.46から141.08−13、 ポンド円も199.63−73から198.90−00、オージー円80.45−50から80.22−27へ下落した。 NY市場では、米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことから、ドル買いがやや優勢となったものの、12月のシカゴ地区購買部協会景気指数が悪化したことから、ドルは再び売り込まれた。ユーロドルは、1.3570−75を安値に一時は1.3650のオプション・トリガーをつけて1.3663−68へ上昇。 ポンドドルも1.9285−90の高値へ回復した。 またドル円は103円ミドルを割れると大きく下落となり、102.85−90へ下落したが、103円を挟んだ小康状態となっている。 この影響からクロス円は値を下げ、ユーロ円は140.35−40、ポンド円は197.85−95、オージー円も80.03−08へ下落となった。  

12/30

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USD/YEN

103.85 104.22 102.87 103.08

EUR/USD

1.3607 1.3670 1.3575 1.3635

EUR/YEN

141.31 141.60 140.38 140.55

GBP/USD

1.9185 1.9288 1.9151 1.9252

EUR/GBP

0.7092 0.7094 0.7079 0.7082

USD/CHF

1.1337 1.1385 1.1287 1.1337

USD/CAD

1.2119 1.2129 1.2011 1.2041

AUD/USD

0.7739 0.7799 0.7724 0.7729

 31日の市場では、アジア市場から東京勢不在の中、ユーロ円中心に利食いとみられる売りが海外勢から断続的に出て、ユーロ円が140.56からNY市場では、一時138.75−80まで下落となり、ドル円も引きつづられる形で、103.14からロンドン市場で、102.30−35までじり安となった。 一方ユーロドルは、アジアでつけた安値の1.3590からロンドン市場で、1.3660−65をつけたが、利食いやユーロ円の売りに抑えれて、NY市場では、1.3510−15まで下落となった。 ポンドドルもアジアの1.1997−03から一時1.9350−55まで上昇も、NYでは利食いに1.9135−40へ下落した。 ドル円は一時NY市場で102.90−95まで反発も、戻り売りに押され、クロス円は総じて2005年にアジア通貨が対ドルで大幅に上昇するとの見方が広がったことを背景に、大きく調整した。 ポンド円もアジアの198.85−95から196.15−25の安値をつけた。 一方オージー円は、 一時ロンドン市場で、79.75−80へ下落も、オージードルがNY市場で、0.7845−50まで上昇となったことから、比較的堅調な推移から、 79.33−38まで回復した。 

12/31

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USD/YEN

103.08 103.14 102.32 102.63

EUR/USD

1.3635 1.3661 1.3513 1.3554

EUR/YEN

140.55 140.56 138.80 139.10

GBP/USD

1.9252 1.9351 1.9133 1.9185

EUR/GBP

0.7082 0.7083 0.7051 0.7078

USD/CHF

1.1321 1.1435 1.1289 1.1406

USD/CAD

1.2041 1.2082 1.1961 1.2025

AUD/USD

0.7795 0.7840 0.7782 0.7808

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