過去の市場概況

2004年 12月 11月 10月 09月 08月 07月 06月 05月 04月 03月 02月 01月
2005年 03月 02月 01月

 最新

 1日の東京市場は、 3月の日銀短観が予想を大幅に下回る結果となったことから、円売りが強まり、ドル円は107.08から107.60まで上昇したが、本邦輸出企業の大量のドル売りが上値に控えているとの思惑から、上げ止まった。 一方ユーロドルは、1.2952から1.2982で堅調な推移となり、 ポンドドルは1.8858から1.8897での推移となり、ドル円の堅調さからクロス円は、総じて高値トライとなり、ユーロ円は、138.85から139.50へ上昇。 ポンド円も202.25から203.01へ上昇した。 また来週水曜日に豪州準備銀行の政策金利の発表を控えるオージー円も82.74から83.16まで堅調な展開となった。またNYMEX原油先物は、米ゴールドマン・サックスの「原油価格105ドルの可能性」との見通しを受けて、時間外取引で56.70ドルの高値をつけている。 ロンドン市場では、米国雇用統計の発表を控えて様子見ムードが強く、全体的にポジション調整中心で小動きが続いた。 ユーロドルは、1.2955から1.2977、ポンドドルは1.8859から1.8882での推移。 ドル円は、107.11から107.31での動向から、クロス円は若干売りが目立った程度。 ユーロ円は139.18から138.90まで弱含み、ポンド円は202.05−15から202.55−65でのレンジ推移。 オージー円は、東京でつけた高値からは82.63−68まで弱含みとなった。 NY市場では、予想の22万前後の非農業者部門部門雇用者数の増加が、11万プラスと発表されたことから、大きくドル売りとなったが、 ドルの下値が堅く、シカゴ地区連銀総裁の「インフレ懸念は以前より増している」との発言を受けて米金利が上昇したことから、ドルは逆に大きく反発してNY市場を引けた。 ユーロドルは、1.3065の高値をつけた後、1.2870へ急反落。 ポンドドルも1.8977から1.8762へ下落。 ドル円は、106.75から107.89まで上昇した。 この影響からクロス円も雇用統計発表後の高値からは下落となり、ユーロ円は、139.43から138.54へ下落、 ポンド円も202.85−95から201.95−05へ弱含んだ。 一方オージー円は、オージードルが下落を0.6850−55に限定したことで、82.67−73から83.05−10へ上昇したが、終値ベースでは83円台を維持できていない。

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USD/YEN

107.15

107.60

107.08

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107.79

106.75

107.55

EUR/USD

1.2963

1.2982

1.2952

1.2975

1.3060

1.2870

1.2912

EUR/YEN

138.90

139.50

138.85

139.18

139.43

138.54

138.86

GBP/USD

1.8905

1.8897

1.8858

1.8879

1.8977

1.8762

1.8822

EUR/GBP

0.68580

0.6879

- - -

0.68510

0.68600

USD/CHF

1.1965

1.1985

1.1951

1.1958

1.2080

1.1885

1.2027

USD/CAD

1.2105

1.2185

- - -

1.2066

1.2141

AUD/USD

0.7728

0.7757

- - -

0.7681

0.7710

GBP/JPY 202.56 203.01 - - - 202.00 202.43
AUD/JPY 82.80 83.16 - - - 82.65 82.92

 4日の東京市場は、原油先物価格が時間外取引で史上最高値なる57.79まで上昇したことを受けて、ドル円は107.57から108.07まで上昇した。 一方ユーロドルは寄り付きの1.2911から1.2876まで軟調な小動きとなり、ポンドドルも1.8800から1.8763へ値を下げた。 またクロス円では、ドル円の上昇に堅調な展開となり、ユーロ円は138.65から139.25へ上昇し、オージー円も82.73から83.11へ上昇。 ポンド円も、202.13から202.77での推移となった。財務省は、外貨準備の運用で、「外貨資産は国債・政府機関債・国債機関債・資産担保債券などで運用」、「「外貨準備運用は流動性が大事であり、ある程度米国に投入することが必要」との見解を示した。 海外市場では、ロンドン時間は材料難から全体的に小動きとなったが、NYに入ってドルは堅調な展開から上昇となった。ユーロドルは、ロンドでの1.2870−75から1.2900のレンジ推移から、NY市場で下値の1.2850近辺のストップ・ロスをつける動きから、1.2815−20へ下落となった。 またポンドドルも1.8778−83から1.8707−12へ下落。 ドル円は、108.43へ上昇した。 欧州委員会の半期ユーロ圏経済見通しが従来見通しの2.0%から1.6%に下方修正されたことが嫌気されている。 一方クロス円は、総じてドル円の上昇に堅調な展開となり、ユーロ円は139.38まで上昇となり、ポンド円もロンドンで202.10−15まで調整したが、その後203.15−20へ上昇している。 またオージー円もオージードルが0.7650−55まで下落したが、堅調に83.15−20の直近の高値をトライしたが、上抜けには至っていない。 またドル円では、日本の財務省が、外貨準備の運用指針に関して、ドル中心の運用方針を変えないことが円売りに安心感を与えていた。

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USD/YEN

107.57

108.07

107.57

107.88

108.43

107.81

108.30

EUR/USD

1.2911

1.2911

1.2876

1.2884

1.2903

1.2818

1.2847

EUR/YEN

138.86

139.25

138.65

138.99

139.38

138.89

139.12

GBP/USD

1.8822

1.8800

1.8763

1.8822

1.8789

1.8709

1.8755

EUR/GBP

0.68600

0.68770

- - -

0.68440

0.68500

USD/CHF

1.2027

1.2061

1.2028

1.2048

1.2128

1.2028

1.2097

USD/CAD

1.2141

1.2230

- - -

1.2154

1.2232

AUD/USD

0.7710

0.7708

- - -

0.7650

0.7677

GBP/JPY 202.43 203.20 - - - 202.13 203.12
AUD/JPY 82.92 83.19 - - - 82.73 83.14

 5日の東京市場では、5−10日要因などから、本邦信託銀行、本邦石油企業からの買いでドル円は、108.19から108.50、108.75のオプション・トリガーをつけて、本邦輸出企業、米系証券からの売りをこなして、108.90まで強く上昇した。 一方ユーロドルは、 1.2855から1.2806まで軟調な推移となり、直近安値の1.2818を下回った。 またポンドドルも1.8740から1.8778で軟調な保合となった。 こういった影響から、クロス円はドル円の上昇から堅調となり、 ユーロ円は139.00から139.48へ上昇、ポンド円も202.99から203.95まで上昇し、改善した豪州貿易赤字にも関わらず、テクニカルな要因から一旦下落したオージー円は、82.88から83.36へ上昇した。  ロンドン市場では、東京からのドルの買い戻しからは、反転地合となった。 ドル円は、109円のもダブルノータッチオプションの防戦から、108.57まで下落も、その後108.80−85へ回復。 ユーロドルは、1.2828を上値に1.28のオプション・トリガーをつけて1.2799まで一時下落した。 またポンドドルは、1.8767から1.8720−25へ下落となり、クロス円もドル円の下落に調整気味の展開となり、ユーロ円は、139.44から139.19まで下落、ポンド円も203.95−00から203.42−50へ下落した。 またオージー円もオージードルが0.7625−30へ下落となったことから、東京の高値から82.91−96レベルへ下落している。 NY市場では、主要な米経済指標の発表がない中、市場はテクニカルな動きとなった。 ドルは序盤に対円・対ユーロで数カ月ぶりの高値を付けたものの、押し戻される展開となっている。 ユーロドルは1.2870−75へ反発。 ポンドドルも1.8815−20へ上昇した。 一方ドル円は、108.65−70を上値に、ポジション調整的に108.05−10へ下落となり、クロス円はレンジ的推移となった。 ユーロ円は139.35−40レベルを2度程トライしたが、139.00−05へ下落。 ポンド円は、203.10−20から203.70−75での揉み合いとなった。 またオージー円は、オージードルが0.7695−00へ反発したことから、一時83.30−35へ反発も、その後はドル円の下落に83円前半に押し戻されている。

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USD/YEN

108.30

108.90

108.19

108.65

108.90

108.03

108.17

EUR/USD

1.2847

1.2855

1.2806

1.2816

1.2878

1.2800

1.2868

EUR/YEN

139.12

139.48

139.00

139.25

139.48

139.04

139.19

GBP/USD

1.8755

1.8784

1.8740

1.8740

1.8817

1.8719

1.8812

EUR/GBP

0.68500

0.68480

- - -

0.68240

0.68400

USD/CHF

1.2097

1.2142

1.2083

1.2132

1.2141

1.2041

1.2052

USD/CAD

1.2232

1.2254

- - -

1.2184

1.2175

AUD/USD

0.7677

0.7697

- - -

0.7627

0.7691

GBP/JPY 203.12 204.03 - - - 202.99 203.49
AUD/JPY 83.14 83.39 - - - 82.88 83.20

 6日の東京市場は、ドル円では、昨晩の海外での下げからの買い戻しから108.16から108.47まで上昇も、本邦大手輸出企業からのドル売りが上値を押さえ、 107.85−90まで下落した。 一方ユーロドルは、昨晩のドルスイスの大口売りから堅調な展開となり、 1.2839から1.2880まで上昇。 ポンドドルも1.8786から1.8830へ上昇している。 またクロス円では、こういった影響から、軟調な推移となりユーロ円は139.30から138.85−90へ下落。 ポンド円も203.79から203円丁度近辺へ下落した。 オーストラリア準備銀行が政策金利を据え置いたオージードルは、 0.7635−40へ値を下げ、オージー円も83.18から82.55−60へ下落した。 ドル円では、米系ファンドからの手仕舞い売りが観測され、2月日本の景気動向指数速報は、先行・一致とも2ヶ月ぶりの50%割れと発表された。 昨日の海外市場では、ユーロ圏の2月小売売上高が予想を上回ったことから、ユーロの買い戻しが優勢になったが、1.2910を高値戻りを押さえられて、下値の1.2843との間でレンジ的推移となった。 またポンドドルは、1.8742から1.8836での動向。 ドル円は、リアル・マネー系の米系投資家による円資産売却が取り沙汰されており、 こういったビッドが強く、 東京の安値からは反発となり、 108.04から108.79まで大きく上昇した。 またこういった影響からクロス円も堅調な展開となり、ユーロ円は139.08から139.96へ上昇。 ポンド円も204.40−45の高値、 オージー円も82.55のアジアの安値から83.20−25へ上昇した。 FRBのグリーンスパン議長は上院銀行委員会で証言し、「議会が連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)や連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の成長を抑制するべき」との認識を示したが、市場へのインパクトはほとんどみられなかった。 また「中国に対する通貨市場操作の制裁改定案が上院を通過」との報道から、円買いが若干出たが大きな動向とはなっていない。世銀年次報告では、「米FOMCが金融政策をより中立的にすることで米国の政策金利は、2007年度に約5%まで上昇する」と予測が発表された。

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USD/YEN

108.17

108.47

107.86

108.08

108.79

108.04

108.68

EUR/USD

1.2868

1.2890

1.2839

1.2875

1.2910

1.2843

1.2871

EUR/YEN

139.19

139.30

138.91

139.13

139.96

139.08

139.87

GBP/USD

1.8812

1.8839

1.8786

1.8829

1.8836

1.8742

1.8808

EUR/GBP

0.68400

0.68560

- - -

0.68320

0.68440

USD/CHF

1.2052

1.2085

1.2020

1.2041

1.2083

1.2010

1.2056

USD/CAD

1.2175

1.2248

- - -

1.2163

1.2220

AUD/USD

0.7691

0.7676

- - -

0.7637

0.7647

GBP/JPY 203.49 204.43 - - - 202.98 204.41
AUD/JPY 83.20 83.25 - - - 82.54 83.12

 7日の東京市場では、本邦信託銀行からの買いでドル円は108.80の高値まで上昇したが、本邦輸出企業や米銀筋からのドル売りで108.19まで、ゆっくりと下落した。一方ユーロドルは、1.2863から1.2937まで堅調な上昇となり、ポンドドルも1.8793から1.8850へ上昇した。またこういった展開から、一時クロス円は高値をつけるもその後は、ドル円の下落に軟化している。ユーロ円は、140.06まで上昇したが、アジア筋からの売りで139.68まで下落後、再度140.16の高値へ反発したが、再び140円割れに小緩んでいる。ポンド円は、204.45から203.79へ下落。オージー円は、82.84から大幅に改善した豪州雇用者数を受けて、オージードルが0.7625−30から0.7695−00へ上昇したことで、83.41まで上昇したが、その後は83.15−20まで下落している。 ロンドン市場では、 ドイツの2月鉱工業生産が弱い数値であったことから、ユーロ売りが優勢となり、ユーロドルは、1.2940から1.2894へ下落。 ポンドドルは、イギリスの2月製造業生産と鉱工業生産が予想を下回ったことや、英中銀金融政策委員会が金利を据え置いたことから失望感が出て、1.8856から1.8774まで下落となった。 一方ドル円は、108円を割れなかったことで、108.09から108.40へ上昇した。 こういった影響からクロス円は軟調気味な展開となり、ユーロ円は140.01から139.73へ下落し、 ポンド円は、203.85−90から203.10−20へ大きく下落となった。 またアジアで堅調であってオージードルは、0.7695−00から0.7872−77へ弱保合となり、オージー円は、83.10−40のレンジ相場となった。 尚欧州中央銀行は予想通りの金利据え置きを決定した。NY市場では、テクニカルな要因から当初ドルは弱保合であったが、終盤にかけて米原油先物が、米国での在庫増加を受けて下落したことから、ドルの買い戻しに繋がった。 ただし、商いは比較的閑散で、来週の米貿易収支や対米証券投資の発表を控えて、手控えムードが広がっていた。 ユーロドルは、1.2941から1.2846まで下落。 ポンドドルも失望感が継続して、1.8812から1.8681まで大きな下落となった。 一方ドル円は、スノー米財務長官の中国人民元の早期切り上げ実施要望発言で、108.12まで下落したが、本邦資本筋などの買い意欲が強いことやフィラデルフィア連銀総裁の「米経済は好調」との発言で米金利が急反発したことから、その後は108.69まで上昇した。 またユーロ円は、140.01から139.56へ下落。 ポンド円は、反発を203.63−68に限定して、一時202.95−05の安値へ下落となった。 またオージー円は、オージードルが一時0.7703−08へ上昇も、その後欧州通貨につられて0.7655−60へ下落したことで、 ロンドンの83.10−40のレンジ推移を継続した。

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USD/YEN

108.68

108.80

108.19

108.34

108.69

108.12

108.62

EUR/USD

1.2871

1.2937

1.2863

1.2926

1.2941

1.2846

1.2857

EUR/YEN

139.87

140.16

139.68

140.03

140.05

139.56

139.65

GBP/USD

1.8808

1.8850

1.8793

1.8829

1.8856

1.8681

1.8697

EUR/GBP

0.68440

0.68850

- - -

0.68410

0.68760

USD/CHF

1.2056

1.2063

1.1987

1.1994

1.2082

1.1974

1.2068

USD/CAD

1.2220

1.2234

- - -

1.2176

1.2229

AUD/USD

0.7647

0.7708

- - -

0.7629

0.7661

GBP/JPY 204.41 204.49 - - - 202.95 203.11
AUD/JPY 83.12 83.42 - - - 82.84 83.23

 8日の東京市場では、 ドル円は、108.75から調整的なドル売りとなり108.49まで下落したが、動意が薄くその後は予想を大幅上回った2月の日本の機械受注にも反応が薄く、小康状態を保った。 一方ユーロドルは、1.2859から1.2805−10まで弱含みとなったが、 オプションの防戦に未だ1.2800は維持されている。 ポンドドルは、1.8674から8.8708で小動き。 またユーロ円は、 ユーロドルの下落につれ安となり、139.67から139.08まで下落となり、 ポンド円も203.28から202.67へ下落。 オージー円は83.03から83.26で小動きに推移している。プール・セントルイス地区連銀総裁は、「FRBは、インフレが労働コストを押し上げると判断すれば対応する」と述べた。 ドル円では、109円のノータッチ・オプションが注目を集めている。ロンドン市場では、全体的に動意に乏しく、欧州通貨でポジション調整の売り買いがみられる程度の動きになった。ユーロドルは、1.28割れを狙って英系銀行らがユーロ売りを先行させる動きがあったが、下値の買いは厚く下げ渋ったことで買い戻しとなり、1.2822から1.2843へ反発した。ポンドドルはこの動向から1.8685から1.8710へやはり上昇したが、ドル円は108.56から108.71で小動きとなり、ユーロ円は139.32から139.45へ若干強含んだ。 またポンド円は202.35−40、オージー円も83.50−60へ上昇した。NY市場では、 特に大きな材料のない中、ユーロドルは、ユーロ圏経済成長停滞発言が相次いだことなどから再度1.2813まで下落したが、 下値でのアジア中銀などの買い観測を受けて買戻しが強まり、結局1.2935まで上昇し、ほぼ高値引けとなった。 ポンドドルもこの影響から1.8683から1.8858まで上昇し、 ドル円は米短期投機筋のストップロスを付けに行く動きから108.88まで上昇も上値の輸出企業の売りに阻まれ、108.20まで下落した。こういった影響から、総じてクロス円はしっかとした動向となり、ユーロ円は米モデルファンド筋の強い買いに、139.40から140.11で上昇。 ポンド円は、202.14−20を下値に1大きく204.20−25を回復し、オージー円は、オージードルが0.7735−40へ上昇したことから、一時83.80−85と直近の高値を上回った。 またドルカナダはカナダ3月の雇用者数が予想を大幅に下回る数字であった事から1.2240から1.2320まで大きく買われた。 

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USD/YEN

108.62

108.75

108.49

108.72

108.88

108.20

108.23

EUR/USD

1.2857

1.2859

1.2812

1.2812

1.2935

1.2808

1.2932

EUR/YEN

139.65

139.67

139.08

139.28

140.10

139.23

139.97

GBP/USD

1.8697

1.8708

1.8674

1.8675

1.8858

1.8673

1.8856

EUR/GBP

0.68760

0.68660

- - -

0.68490

0.68600

USD/CHF

1.2068

1.2118

1.2071

1.2114

1.2115

1.1968

1.1973

USD/CAD

1.2229

1.2247

1.2227 - 1.2320

1.2225

1.2291

AUD/USD

0.7661

0.7734

- - -

0.7647

0.7717

GBP/JPY 203.11 204.23 - - - 202.67 204.08
AUD/JPY 83.23 83.85 - - - 83.03 83.53

 11日の東京市場は、ドル円は、地震を嫌気した円売りから108.23から108.53まで強含んだが、2月の経常黒字が予想を大幅に上回ったこと、日本株が軟調推移となったことなどから揉み合いとなったが、 欧州勢参入後は、調整的に108.08へ下落となった。 ユーロドルは1.2908から1.2945で堅調推移、 ポンドドルも1.8818から1.8873で同様の展開から、クロス円では、東京午前は比較的堅調な推移も、夕方にはドル円の下落に値を下げる展開となり、 ユーロ円は、140.27から139.79へ弱含み、 ポンド円も204.29から203.72へ下落となった。 一方オージー円は83.50から83.77でしっかりとした動向となっている。 昨晩の海外市場では、米貿易収支の発表を控え、警戒感からポジション調整的なドル売りが先行する展開となった。 ユーロドルは、1.2950のストップ・ロスをつけて、 1.3000まで上昇。 ポンドドルはイギリスの2月貿易収支が縮小したことや、3月の生産者物価指数や2月の住宅価格が経済の堅調さを示したことから、1.8935−40へ上昇した。 一方ドル円は、東京の流れを継続して調整的な下落局面となったが、107.60に資本筋の買いがあるとの話から、107.60−65で下落は下げ止まりを見せた。 この影響からクロス円は総じて揉み合いとなり、 ユーロ円は139.60−65から140.05−10、 ポンド円は203.48−53から204.08−13、オージー円は83.37−43から83.63−68での小動きとなった。 要人発言としては、「ドルは対ユーロで最安値更新も=ルクセンブルク中銀年次報告」、「ユーロ圏各国財務相、G7を前に為替や原油の問題を協議=EU外交筋」、「中国は人民元切り上げを真剣に検討している=アイヒェル独財務相」などが注目されたが、特にマーケットに影響を与えていない。

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USD/YEN

108.23

108.53

108.08

108.10

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107.64

107.87

EUR/USD

1.2932

1.2945

1.2908

1.2938

1.3004

1.2938

1.2972

EUR/YEN

139.97

140.27

139.79

139.86

140.05

139.64

139.92

GBP/USD

1.8856

1.8873

1.8812

1.8871

1.8934

1.8870

1.8909

EUR/GBP

0.68600

0.68690

- - -

0.68500

0.68610

USD/CHF

1.1973

1.2010

1.1965

1.1972

1.1970

1.1897

1.1938

USD/CAD

1.2291

1.2296

1.2263 - 1.2364

1.2240

1.2337

AUD/USD

0.7717

0.7756

- - -

0.7710

0.7754

GBP/JPY 204.08 204.30 - - - 203.48 203.84
AUD/JPY 83.53 83.77 - - - 83.37 83.60

 

 12日の東京市場は、 海外市場の流れを引き継いで、米貿易収支発表前のポジション調整からドル軟調地合が継続した。 ドル円では、 107.86から下値の107.50のストップ・ロスへの売り仕掛けから、107.52まで下落した。 ユーロドルは1.2967から1.2995−00と1.30を再度トライする堅調な動向となり、 ポンドドルも1.8898から1.8935へ上昇した。 一方クロス円は全体的に揉み合いの展開となり、 ユーロ円は139.53から139.90、 ポンド円は203.29から203.92、オージー円は、83.33から83.62での推移となっている。 温家宝中国首相は、「中国の為替市場が反応しやすくなるように改革を続ける」と述べている。 ロンドン市場では、米国の貿易収支やFOMC議事録公表を控えて全体的に小動きの動向。 ドル円は107.65から107.92まで上昇。 ユーロドルは1.2970から1.2996、ポンドドルは1.8910から1.8942での推移となっている。クロス円はこういった状況から比較的堅調となり、ユーロ円は139.80から140.01レンジで小動きとなったが、ポンド円は203.65−70から204.18−23へ上昇した。 またオージー円は、オージードルが0.7740−45から0.7765−70で堅調なことから、83.40−45から83.62−67での推移となっている。NY市場では、米2月の貿易赤字が予想を上回る610億ドルとなり、史上最高額を記録。 瞬間的にドル売りとなったが、その後は大きくドルが買い戻される展開となった。 ただしその後はFOMC議事録を受けてドル売りのポジション調整となり、乱高下気味の展開となっている。 ユーロドルは、1.3017まで上昇後、1.2860−65まで下落となったが、1.2925−30へ回復している。 またドル円は、108.59から108.48まで上昇後、 107.70近辺へ下落。ポンドドルは、1.8975から1.8830前後へ下落後、1.8915−20を回復した。 一方クロス円では、ドル円の上昇に一時高値をつけるも、その後は大きく反落となり、ユーロ円は139.93−98を上値に139.10−15へ下落。 ポンド円も204.66へ上昇後、203.65−70へ下落。 オージー円も83.90の高値をつけたが、83.43−48へ下落となった。 またカナダ2月の貿易収支が予想を上回ったことから、一時ドルカナダは1.2317まで下落も、その後の金利据え置きを受けて、1.2415−20へ上昇した。 その他3月の米財政収支は、712億3000万ドルの赤字となり、前年から赤字額が縮小したが、大きな反応とはなっていない。

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USD/YEN

107.87

107.86

107.51

107.62

108.49

107.59

107.76

EUR/USD

1.2972

1.3003

1.2967

1.2992

1.3018

1.2863

1.2921

EUR/YEN

139.92

140.00

139.53

139.83

140.00

139.13

139.23

GBP/USD

1.8909

1.8936

1.8865

1.8937

1.8975

1.8829

1.8921

EUR/GBP

0.68610

0.68660

- - -

0.68250

0.68280

USD/CHF

1.1938

1.1942

1.1908

1.1912

1.2048

1.1900

1.1990

USD/CAD

1.2337

1.2419

- - -

1.2306

1.2375

AUD/USD

0.7754

0.7767

- - -

0.7718

0.7755

GBP/JPY 203.84 204.66 - - - 203.28 203.92
AUD/JPY 83.60 83.90 - - - 83.32 83.58

 13日の東京市場は、NY市場の流れを引き継いで、FOMC議事録後の失望感からのドル売りが継続した。ドル円は、海外勢主導のドル売り仕掛けから、107.85から107.50のオプション・トリガーをつけて、107.24まで下落となり、ユーロドルは、1.2893から1.2947へ堅調に上昇。ポンドドルも1.8902から1.8947へ上昇した。またクロス円は、全般的にドル円の下げに軟調な展開となり、ユーロ円は139.25から138.62まで下落。ポンド円も203.89から203.03へ軟調な推移となった。またオージー円もドル円の下落に一時83.27まで下落したが、オージードルが英系や米系ファンドの買いで0.7790−95まで上昇したことで、83.66へ反発している。 ロンドン市場では、米国の大幅利上げ観測の後退から全般的なドル売りが継続した。 ユーロドルは1.2954まで上昇、 ポンドドルも1.8955まで上昇し、ドル円は107.18まで下落となった。 ただし、更にドルを売り込むには材料不足となっており、クロス円は全般的に軟調な展開から、ユーロ円は、138.95−00から138.52−57へ下落。 ポンド円も202.65−75へ下落となった。 一方オージー円は、オージードルがアジアでの堅調を受けてしっかりとしたことから、83.33−38から83.60−65でのレンジ的推移となった。 NY市場では、 米3月の小売売上高が事前予想を下回ったことで、インフレ懸念が後退。 債券市場で買いが強まり、金利が低下したことから、ドル売りが先行したが、 その後OECDの世界の経済成長見通しで、 「05年度の米国経済成長見通しを3.3%から3.8%に上方昇修正」、「05年度の日本経済成長見通しを2.1%から1.0%に下方修正」、「05年度のユーロ圏経済成長見通しを1.9%から1.7%に下方修正」、「米国金利は2006年末までに4.75%まで上昇する」、「ECBや日銀は05年度の政策金利を据え置き」との発表を受けて、ドルは買い戻された。 ただし、更に上値を拡大するには至らず、 調整の売りに押された。 ユーロドルは、1.2950から1.2850へげ下落も、1.29台を回復してNYを引けている。 ポンドドルは、1.8950から1.8870−75へ下落したが、 その後1.8955の高値をつけて、1.89台で堅調な引けとなっている。 またドル円は107.15から107.68へ上昇したが、再度107円30台へ下落した。 一方ユーロ円は138.50のストップロスをつけて一時138.30へ下落となったが、138.70−75へ反発。 ポンド円も203.42−47へ上昇して、オージー円は、オージードルが0.78台へしっかりと乗せられず83.35−40から83.65−70での推移となっている。 また直近は米国の指標に対する反応が逆に出るケースが多く、 興味深い現象と見られが、注意が必要であることを付け加えておく。

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USD/YEN

107.76

107.85

107.24

107.38

107.68

107.14

107.34

EUR/USD

1.2921

1.2947

1.2893

1.2933

1.2954

1.2850

1.2914

EUR/YEN

139.23

139.25

138.62

138.88

138.95

138.30

138.63

GBP/USD

1.8921

1.8947

1.8902

1.8942

1.8956

1.8874

1.8944

EUR/GBP

0.68280

0.68380

- - -

0.68060

0.68175

USD/CHF

1.1990

1.2010

1.1953

1.1965

1.2075

1.1974

1.1999

USD/CAD

1.2375

1.2384

1.2351 - 1.2387

1.2333

1.2380

AUD/USD

0.7755

0.7804

- - -

0.7742

0.7777

GBP/JPY 203.92 203.92 - - - 202.67 203.35
AUD/JPY 83.58 83.68 - - - 83.25 83.48

 14日の東京市場では、モデル系ファンド筋や本邦機関投資家の買いが活発化し、 ドル円は107.25から107.89まで上昇した。 ただし、上値では未だ本邦輸出企業からのドル売りや利食いが散発的に出て限定的された。 一方ユーロドルは1.2921から上値が重く、1.2862まで弱含み、 ポンドドルも1.8843から1.8863へ下落となった。 ユーロ円は、投資家からの買いが入り、138.41から139.93へ上昇。 ポンド円は203.03から203.73でしっかりながらもレンジ推移となっている。 またオージー円は、83.25から83.55での推移だが、上値が重い展開となっている。 海外市場では、全般的に東京からのドル買い戻し流れが継続した。ドル円では北朝鮮高官が核の可能性を強化すると発言から円売りが強まり、ドル円は107.69からNY市場で107.40−45まで上昇したが、上値の輸出のオファーに更なる上昇は阻まれた。ただし、下値も108.05−10で限定されて堅調な動向となっている。 一方ユーロドルは、1.2880から1.28のバリアーをつけて1.2766まで急落となったが、その後中東勢の買いで1.2825−30へ反発した。 ポンドドルも、1.8887から1.8760近辺へ下落となった。 一方クロス円では、こういった動向からレンジ的推移となったが、ドル円が上昇を限定したことから、軟調な展開。 ユーロ円はロンドンの高値の138.88から138.35−40から138.75−80での揉み合いとなり、ポンド円は203.17−27から203.68−78でレンジ推移。 またオージー円は、オージードルが0.7755から0.7695まで弱含みに推移したことで、83.60−65を上値に83.20−25へ徐々に値を落とした。 米2月企業在庫や週間新規失業保険週間申請件数が予想通りで、インパクトはなかった模様。 またブッシュ米大統領は、中国は人民元を柔軟化すべきとの考えをあらためて表明、テーラー米財務次官は、「中国はすぐに柔軟な為替制度を採用できる」と述べて週末のG7を睨んでか、中国バッシング発言が急に飛び出したが、これを持って円が大きく買い戻されることはなかった。

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USD/YEN

107.34

107.89

107.25

107.73

108.43

107.63

108.18

EUR/USD

1.2914

1.2921

1.2862

1.2863

1.2887

1.2766

1.2812

EUR/YEN

138.63

138.93

138.41

138.59

138.88

138.38

138.58

GBP/USD

1.8944

1.8943

1.8863

1.8874

1.8838

1.8759

1.8815

EUR/GBP

0.68175

0.68240

- - -

0.68020

0.68115

USD/CHF

1.1999

1.2068

1.1995

1.2064

1.2198

1.2042

1.2140

USD/CAD

1.2380

1.2387

1.2375 - 1.2457

1.2378

1.2378

AUD/USD

0.7777

0.7777

- - -

0.7694

0.7700

GBP/JPY 203.35 203.74 - - - 203.03 203.54
AUD/JPY 83.48 83.63 - - - 83.25 83.30

 15日の東京市場は、 ドル円は仲値にかけて投信設定があったことや日経平均株価が大幅下落となったこと、更には本邦輸入企業からの大口のドル買いが観測されたことで108.09から108.56まで銭まで上昇した。一方ユーロドルは、1.2778まで下落したが、 ここでは下値をホールドされて1.2839まで上昇した。 ポンドドルも1.8775から1.8826へ上昇。 こういった影響から、ユーロ円は堅調に138.43から138.92まで上昇した。 一方ポンド円は、203.23から203.77で引き続きレンジ的推移を継続したが、 オージー円は、83.33から82.87まで下落となった。ロンドン市場では、ファンド筋から欧州通貨を中心とする利食いのドル売りや、4月米ミシガン大学消費者信頼感指数速報の悪化の噂がながれ、ユーロドルは一時1.2854まで上昇し、ポンドドルも1.8855まで上昇した。 一方ドル円は、108.12から108.38で揉み合いとなった。 またユーロ円は堅調に139.20まで上昇後、 138.86へ反落した。 139.00で大規模なオプションのトレードがあるとの見方があった。またポンド円は、一時204.08−13まで上昇後、203.60−65へ下落。 オージー円は、83.25−30から軟調に82.97−02へ下落した。 NY市場では、弱い米4月NY連銀製造業景気指数を受けて、ドル売りが加速したが、その後発表された対米証券投資が予想以上の数字であったことから、ドルの買い戻しが出るも、 午後にはNY株が下落となったことから、戻り売りの押され、最後はG7前のショート・カバーでドルは小幅反発して週末のNY市場を終えた。 ユーロドルは、1.2941の高値をつけ、 ポンドドルも1.8949まで上昇。 ドル円は107.47まで比較的大きく下落となった。 ユーロ円は、中東筋の日本株売りに絡む買い意欲が強く138.90から139.34まで上昇し、ポンド円も一時204.16まで上昇したが、下値の203.53−58と狭い幅で乱高下気味となった。 またオージー円は、オージードルが原油の下落を嫌気してか、ドルカナダの下落に0.7650まで値を下げたことで、82.70台の安値をつけた。 

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USD/YEN

108.18

108.56

108.09

108.31

108.39

107.47

107.79

EUR/USD

1.2812

1.2839

1.2778

1.2813

1.2941

1.2811

1.2923

EUR/YEN

138.58

138.92

138.43

138.78

139.34

138.73

139.32

GBP/USD

1.8815

1.8826

1.8775

1.8801

1.8949

1.8786

1.8926

EUR/GBP

0.68115

0.68320

- - -

0.68010

0.68300

USD/CHF

1.2140

1.2170

1.2103

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1.2132

1.1987

1.1999

USD/CAD

1.2378

1.2475

- - -

1.2396

1.2465

AUD/USD

0.7700

0.7722

- - -

0.7650

0.7672

GBP/JPY 203.54 204.16 - - - 203.23 204.01
AUD/JPY 83.30 83.33 - - - 82.71 82.80

 18日の東京市場では、ドル円は107.85から週末のG7の中国元の切り上げプレッシャーから107.48まで下落も、 日経平均株価がNY株安や中国の反日デモを嫌気した売りで300円を超える下げとなったことで、108.07まで反発した。 一方ユーロドルは、1.2876の安値から欧州時間に入ると1.2982まで大きく上昇。 ポンドドルも、1.8887から1.8969まで上昇した。 一方ユーロ円は、一時シカゴ筋の売りから138.84へ下落も、その後ユーロドルの買いに39.68まで反発し、ポンド円は203.47から204.47、オージー円は82.80から82.34まで軟調な展開となった。ロンドン市場では、米国株式の続落懸念からドル売りが先行した。 ユーロドルは1.2937から1.2990まで上昇。 ポンドドルも1.1905−10まで上昇となったが、ドル円は引き続き本邦資本筋や中国筋の買い意欲から底堅く、下落は107.41で限定された。 こういった影響からクロス円では全般的にしっかりとした動向となり、特にユーロ円は、日本株の下落や中国の反日デモを嫌気した円売りから139.64まで上昇した。またポンド円は堅調に204.00−10から204.30−40での動向となり、オージー円は、オージードルが0.7683−88へ回復したことから、82.40−45から82.58−63での小動きとなった。 NY市場では、 米株式市場が続落して始まった事からドル売りが先行して、ユーロドルは、1.2961から1.3000のストップをつけて、1.3045まで大きく上昇。 ポンドドルも1.8968から1.9058まで上昇した。 またドル円は107.72から107.26へ下落となり、 ユーロ円は140.04の高値をつけ、ポンド円も204.75−85で直近の高値を上回った。 一方オージー円は、オージードルが0.7833−38へ下落となり、一時82.05−10へ大きく値を下げたが、その後オージードルが0.7683−88へ反発したことで、82.60−65へ回復した。 ただし、更に上値を拡大する状況ではない。

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USD/YEN

107.79

108.07

107.48

107.65

107.76

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EUR/USD

1.2923

1.2882

1.2876

1.2938

1.3045

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1.3024

EUR/YEN

139.32

139.68

138.84

139.29

140.04

139.27

139.99

GBP/USD

1.8926

1.8969

1.8887

1.8922

1.9058

1.8921

1.9037

EUR/GBP

0.68300

0.68460

- - -

0.68130

0.68370

USD/CHF

1.1999

1.1934

1.1903

1.1966

1.1967

1.1850

1.1876

USD/CAD

1.2465

1.2484

1.2452 - 1.2497

1.2425

1.2480

AUD/USD

0.7672

0.7692

- - -

0.7634

0.7685

GBP/JPY 204.01 204.81 - - - 203.47 204.63
AUD/JPY 82.80 82.80 - - - 82.03 82.61

 19日の東京市場では、昨晩のNYの流れを引き継いで、日本株が本日は下げ止りをみせていることもあり、107.53から107.02へ軟調な推移となった。ユーロドルは1.3010から1.3035で、昨晩の大きな上昇からは小動きな展開となり、ポンドドルは、1.9003から1.9090で堅調な推移となった。一方クロス円では、ユーロ円は、昨日の堅調な展開からは、140.02から139.50へドル円の下落につれて値を下げ、ポンド円は、204.18から204.63でレンジ推移となっている。またオージー円は、直近の弱保合を継続して戻りを82.60に限定して、82.30まで弱含みの推移となっている。 ロンドン市場では、ドイツの4月ZEW景気期待指数が大幅低下したことから、ユーロドルは1.3036から一時1.2981まで下落となった。 一方ポンドドルは、3月消費者物価指数が前年比7年ぶりの高水準となったことを受けて、1.9049から1.9127へ上昇した。 ドル円は107.04から107.50へ反発となったが、ユーロ円は139.40から139.65−70でレンジ推移となったが、ポンド円はポンドドルの上昇に204.37−47から205.13−23まで上昇した。 またオージー円は、オージードルが軟調な展開から0.7663−68へ下落となったことから、82.28−33から82.48−53での揉み合いとなった。NY市場では、弱い米3月の住宅着工件数や米国金利の一段安を受けて、米3月の生産者物価指数が予想を上回ったにも関わらずドルが売られる展開となった。 また「ライス米国務長官のモスクワ滞在予定ホテルに爆破予告」とのニュースもドル売りに拍車をかけた。 ユーロドルは、ロシアのパリクラブ返済絡みのユーロ買いなどを受けて、1.3050のトリガーをつけて1.3078まで上昇。 ポンドドルも1.9204まで上昇となった。 一方ドル円は、引き続き中国元に対するスノー米財務長官の発言などから、107円のトリガーをつけて、一時107.72まで下落となった。 こういった影響からクロス円ではまちまちの展開となったが、ユーロ円は139.78まで上昇も値を維持できずに、139.30まで下落した。またポンド円は、205.31の高値をつけて、204.68−78へ反落。 オージー円は、82.05−10の安値をつけたが、オージードルが0.7715−20へ上昇したことで82.50−55へ反発している。

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USD/YEN

107.49

107.53

107.01

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107.50

106.72

106.73

EUR/USD

1.3024

1.3035

1.3010

1.3035

1.3078

1.2981

1.3064

EUR/YEN

139.99

140.02

139.50

139.56

139.78

139.30

139.41

GBP/USD

1.9037

1.9090

1.9003

1.9092

1.9204

1.9049

1.9182

EUR/GBP

0.68370

0.68470

- - -

0.67940

0.68100

USD/CHF

1.1876

1.1895

1.1860

1.1855

1.1910

1.1793

1.1805

USD/CAD

1.2480

1.2490

1.2460 - 1.2490

1.2368

1.2368

AUD/USD

0.7685

0.7718

- - -

0.7645

0.7718

GBP/JPY 204.63 205.31 - - - 204.07 204.78
AUD/JPY 82.61 82.61 - - - 82.05 82.39

 20日の東京市場では、全般的に小動きの展開。 ドル円は106.72から米系ファンドの買いで107.02まで上昇したが、更なる上昇とはなっていない。 一方ユーロドルは、1.3083から欧州時間に入ってシカゴ系の利食いに1.3041まで軟調な推移となり、ポンドドルは1.9163から1.9200で小動きとなった。 クロス円はまちまちの展開となっているが、ユーロ円はユーロドルの下落に、139.81から139.41まで軟調推移となり、ポンド円は204.69から205.27で堅調、 オージー円も82.32から82.71で今日は比較的しっかりとした展開となっている。  ロンドン市場では、小動きながらドルのショート・カバー中心の動向。 ユーロドルは1.3029まで下落、ポンドドルは、英金融政策委員会議事録が公表され、7対2で金利据え置きが決定されたことから、失望売りとなり1.9125まで下落した。 一方ドル円は、 107.05へ上昇も106.73−78へ下落となり、 クロス円は総じて軟調な展開となり、ユーロ円は139.25−30まで下落となり、 ポンド円も204.35−40へ下落した。 ただし、直近軟調なオージー円は、オージードルが0.7743−48へ上昇したことから、82.50−55から82.78−83で堅調な推移となった。NY市場では、米3月の消費者物価指数が事前予想を上回ったことで、インフレ懸念再燃とドルの買い戻しとなったが、米国株式市場がCPIの上昇を受けて、インフレ懸念を嫌気する形から、下落したことでその後はドル売りとなった。 ダウ平均は年初来安値をつけている。 ユーロドルは、1.2991から1.3100−05へ上昇。 ポンドドルも1.9215−20まで上昇となり、一時107.50の高値をつけたドル円は、106.60の安値へ下落となった。 こういった影響から、クロス円は総じて堅調となり、ユーロ円は139.85−90へ上昇。 ポンド円も205.34の高値をつけ、オージー円はオージードルが0.7765−70へ上昇したことで、82.95−00へ上昇した。スノー財務長官は「米国は強いドル政策を堅持」と述べ、ファーガソン米FRB副議長は、「経済成長・インフレへの経常収支調整の影響は少ない見込み」と述べている。 また産経新聞は、「人民元切り上げ拒否なら上院採決へ、米、中国に報復関税」という記事を掲載している。 

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USD/YEN

106.73

107.02

106.72

106.92

107.50

106.60

106.87

EUR/USD

1.3064

1.3083

1.3041

1.3044

1.3104

1.2991

1.3086

EUR/YEN

139.41

139.81

139.39

139.46

139.88

139.28

139.85

GBP/USD

1.9182

1.9200

1.9163

1.9165

1.9220

1.9097

1.9193

EUR/GBP

0.68100

0.68210

- - -

0.68000

0.68190

USD/CHF

1.1805

1.1838

1.1795

1.1838

1.1893

1.1761

1.1781

USD/CAD

1.2368

1.2391

1.2360 - 1.2451

1.2364

1.2420

AUD/USD

0.7718

0.7767

- - -

0.7708

0.7755

GBP/JPY 204.78 205.34 - - - 204.38 205.13
AUD/JPY 82.39 82.96 - - - 82.32 82.88

  21日の東京市場は、日本の3月の貿易黒字がやや減少したことで、ドル円は一時106.99まで強含んだが、その後は戻り売りに押され106.68まで反落したが、106円後半での揉み合いを継続している。一方ユーロドルは、1.3081から1.3115まで強含む局面もあったが、その後は1.31を挟んでレンジ推移となっている。ポンドドルも1.9155−60から1.9210で若干軟調な動向。ただし、ユーロ円は、上値の140.25−30のストップ・ロス狙いの買い仕掛けから一時140.17まで上昇も、その後は反落している。ポンド円は204.70から205.30での小しっかり。オージー円は82.63から82.95での推移となっている。ドル円では、106.50に本邦勢のビッドの噂があるが、106.20には大量のストップ・ロスが観測されている模様。またユーロ円では、ユーロ債の大量償還に絡む売りが噂されている。 ロンドン市場では、イギリスの3月小売売上高が予想を下回ったことを受けてポンド売りが強まり、ポンドドルが1.9173から1.9112まで下落したが、ユーロポンドが0.6825から0.6848へ上昇したことで、ユーロドルは1.3073から1.3101での揉み合いとなった。 一方ドル円は、ドル買戻しが優先して107.22まで上昇。 ユーロ円は東京からのストップ・ハンティングの動きで、 139.83から140.40まで上昇した。 またポンド円は、ポンド売りからの流れで204.40−50から205.10−20で乱高下となり、 オージー円はオージードルが0.7735−40から0.7760近辺でレンジ推移となったことから、ドル円の上昇に83.18−23へ上昇した。  NY市場では、米週間新規失業保険の申請件数が予想を下回ったことでドルの買い戻しとなったが、米3月の景気先行指数が予想を下回ったことやグリーンスパンFRB議長の「中国は速やかに人民元を変動性にすべき」との発言からドル売りとなったが、 その後は予想以上に強いフィラデルフィア連銀景気指数や同議長が「スタグフレーションの兆候はない」と述べたことから株式が高騰し、米金利も大幅上昇したことから、ドルの買戻しに繋がった。 ユーロドルは、1.3125から1.3025まで下落、 ポンドドルも1.9139から1.9063まで下落となった。一方ドル円は、107.44まで一時上昇も、106.81まで下落となったが、クロス円の売りに上値が重くした。 ユーロ円は、マクロ系ファンドの買い仕掛けから140.50まで上昇したが、その後は資本筋のユーロ債償還絡みの売りから139.38まで急落となった。 またポンド円も流石に205円ミドルを前に頭が重く、203.80−90へ値を下げた。 一方オージー円は、こういった中比較的堅調で、オージードルが0.7770−75へ値を上げたことから、82.75−80から83.20−25での推移した。 ドル円では輸出の売りが107.50を抑え、 ユーロドルでは、ロシア中銀やIMM筋の売りの噂があった模様。

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USD/YEN

106.87

107.00

106.68

106.93

107.44

106.81

106.89

EUR/USD

1.3086

1.3115

1.3072

1.3079

1.3125

1.3025

1.3047

EUR/YEN

139.85

140.17

139.76

139.86

140.50

139.35

139.53

GBP/USD

1.9193

1.9210

1.9157

1.9159

1.9182

1.9063

1.9085

EUR/GBP

0.68190

0.68570

- - -

0.68170

0.68365

USD/CHF

1.1781

1.1795

1.1738

1.1786

1.1858

1.1756

1.1829

USD/CAD

1.2420

1.2425

1.2375 - 1.2425

1.2371

1.2390

AUD/USD

0.7755

0.7775

- - -

0.7734

0.7760

GBP/JPY 205.13 205.30 - - - 203.81 204.12
AUD/JPY 82.88 83.25 - - - 82.63 82.99

 22日の東京市場では、引き続きモデル系ファンドからのユーロ円の売りが継続する形から、ドル円は軟調な展開も下値は本邦機関投資家の買いに挟まれ106円ミドルを手前に106.98を高値に揉み合いとなった。 ただし、欧州勢参入後106.42まで下落となった。 一方ユーロドルは、1.3061から1.3021まで軟化したが、 揉み合い気味の展開。ポンドドルも1.9057から1.9117での推移となっている。 クロス円はこういった展開から軟調気味な動向から、ユーロ円はユーロ円債の償還絡みで139.63から139.00まで下落した。 ポンド円もこの処の堅調さからは久々の下落となり、 204.14から203.41へ下落。 オージー円は、オージードルが0.7740−45から0.7795−00へ堅調な上昇となったことから、82.67から83.09で堅調な推移となっている。 また、ドル円は106.20には大量のストップ・ロスとの声が聞こえる。 ロンドン市場では、小泉首相のアジア・アフリカ会議での「痛切なる反省とお詫びの気持ち」表明や23日に日中首脳会談開催が決定して、 日中関係改善期待が高まったことから、円買いが優勢な展開。 ドル円は106.21まで下落となり、クロス円も値を下げた。 一方ユーロドルは、円買いにつられる形で、1.3076へ上昇。 ポンドドルも1.9150−55へ上昇した。 ユーロ円は、139.05−10から138.75−80へ下落。 ポンド円も203.05−10へ下落後、 203.80−85へ反発し、オージー円は、オージードルが調整的な0.7780近辺へ値を下げたことから、やはり82.63−68へ値を下げた。 NY市場では、引き続き中国人民元切り上げ観測の強まりからドル売りプレッシャーとなり、ドル円は105.76まで下落したが、 その後「北朝鮮が核実験の準備を行っている」とのニュースで106円前後に反発して引けた。 ユーロドルは、ユーロ圏景気に対する懸念や米コーンFRB理事の「FRBは今後もインフレ抑制のため慎重なペースで利上げを継続する公算が大きい」との発言を受けて1.3094から1.3037まで下落したが、 米株式市場が一段安となった事から1.3065へ反発して引けた。ポンドドルは1.9118から1.9169での推移となり、 ユーロ円は、大量のユーロ債償還に絡む売り圧力が強く139.02から138.10まで下落したが、北朝鮮のニュースで138円ミドルへ反発して引けている。またポンド円は202.42まで下落となり、オージー円は、ドル円の下落にもオージードルが0.7830まで上昇したことで、 82.60−65から82.95−00での揉み合い推移となった。 

04/22

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USD/YEN

106.89

106.98

106.42

106.51

106.78

106.76

106.00

EUR/USD

1.3047

1.3061

1.3021

1.3064

1.3094

1.3037

1.3065

EUR/YEN

139.53

139.63

139.00

139.14

139.29

138.10

138.48

GBP/USD

1.9085

1.9117

1.9057

1.9125

1.9169

1.9083

1.9144

EUR/GBP

0.68365

0.68420

- - -

0.68190

0.68250

USD/CHF

1.1829

1.1855

1.1821

1.1824

1.1853

1.1780

1.1844

USD/CAD

1.2390

1.2400

- - -

1.2315

1.2348

AUD/USD

0.7760

0.7830

- - -

0.7740

0.7812

GBP/JPY 204.12 204.14 - - - 202.42 202.93
AUD/JPY 82.99 83.12 - - - 82.61 82.81

 25日の東京市場は、 周小川中国人民銀行総裁の「外為市場の役割拡大に向けた金融部門の改革など、準備を進めている」との発言や衆院補選での自民党勝利を受けて、早朝から休場のシドニー市場で105.26まで円高が進んだが、 本邦機関投資家からのドル買いや中国国家外為管理局の「中国の為替制度の完全な自由化には数十年かかる」との発言を受けて106.06まで反発したが、戻り売りに上値を押され、 105円後半で揉み合いとなっている。 一方ユーロドルは、1.3078から利食いが先行して、1.3002まで下落となり、ポンドドルも1.9170から1.9100へ値を下げた。 またクロス円はドル円の下落に値を下げたが、特にユーロ円は138.25から137.59へ下落したが、ポンド円は202.80−90からから202.20、オージー円は82.80近辺から82.47と比較的下げ幅は小幅となった。 ドル円では、105.30と106.30の上下にストップ・ロスがあるとの話が聞こえている。 ロンドン市場では、中国人民元の早期切り上げ観測が継続して、 特にモデル系ファンドらが断続的なユーロ円の売りが続き、ユーロ円は137.75から137.15まで下落となった。 こういった影響からユーロドルも軟調な動きとなり1.3000割れのストップ・ロスをヒットして、1.2963まで下落、 ポンドドルも1.9153から1.9085まで下落した。 一方ドル円では、本邦からのドル買いにより105.63から106.06まで上昇したが、更に上値を拡大できていない。 またポンド円は202.53−63から201.90−00へ下落。 オージー円も82.35−40へ下落した。 NY市場では、ドル円は下値の本邦筋のビッドと投機筋や輸出企業の戻り売り意欲から上下に挟まれて105.57から105.95で揉み合いとなった。一方ユーロドルは米3月の中古住宅販売の強い数字などから1.3010から1.2954まで下落するも、 ロシア勢の買い観測から、 下値は維持した。 ポンドドルも1.9080から1.9120まで反発となり、ユーロ円も一時137.02まで下落となったが、その後は値を戻して引けている。またポンド円は一時201.63−73の安値をつけ、 オージー円も82.20−25まで下落したが、値を戻して引けている。 「中国人民元が5月1日に切り上げられる」との噂が出ていた模様。

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USD/YEN

106.00

106.07

105.26

105.63

106.06

105.57

105.66

EUR/USD

1.3041

1.3078

1.3002

1.3031

1.3037

1.2954

1.3006

EUR/YEN

138.23

138.23

137.59

137.65

137.96

137.02

137.42

GBP/USD

1.9118

1.9170

1.9100

1.9149

1.9153

1.9080

1.9111

EUR/GBP

0.68250

0.68130

- - -

0.67820

0.68050

USD/CHF

1.1844

1.1879

1.1802

1.1842

1.1922

1.1845

1.1871

USD/CAD

1.2348

1.2393

1.2303 - 1.2413

1.2365

1.2370

AUD/USD

0.7807

0.7817

- - -

0.7776

0.7807

GBP/JPY 202.65 202.65 - - - 201.63 201.94
AUD/JPY 82.75 82.75 - - - 82.19 82.50

 26日の東京市場は、 今日は昨日までの円買いからは、売り飽き感からか、落ち着いた状況。 ドル円は105.57まで弱含むも本邦機関投資家からの押し目買いで105.84へ反発している。ユーロドルは、1.2985から1.3015へ上昇。 ポンドドルは1.9105−10から1.9125−30で動意が薄い。 一方ユーロ円はショートカバーから137.20から137.66まで反発しており、 ポンド円は201.83から202.27−37、 オージー円も82.29から82.56−62へ上昇した。マーケットでは5月上旬に中国人民元が切り上げられるとの観測があるが、 ドル円では、月曜日に早朝のシドニー時間で値を下げたことから、買えていない向きも多く、 105.50以下にびっしりと本邦勢からのドル買いオーダーが入っているとの指摘もある。 ロンドン市場では、全体的に静かな状態になった。ドル円は105.83−106.01、ユーロドルは、1.2972から1.2990、 ポンドドルは1.9046から1.9072での推移となり、 クロス円では少し売り飽き感が出て、ユーロ円は137.35から137.57、 ポンド円は201.65から202.10、オージー円は82.45から82.75の範囲での推移となった。NY市場では、 米3月の新築住宅販売件数が過去最高となり、 ドル買いが進んだ。 ただし、米株式市場が軟調な推移となったことから、その後は調整のドル売りとなっている。 ユーロドルは1.2998から1.2945へ下落したが、 中東筋の買いで1.2980前後へ反発した。 またポンドドルも1.9085から1.9022へ下落後、 1.90後半へ反発している。 ドル円は、105.85から106.17へ上昇したが、動意の薄い展開となっている。 またユーロ円は137.74からシカゴ筋の売りで137.34まで下落も、 137円後半を回復して引けており、 ポンド円は201.70−80から202.15−25、オージー円も82.30−35から82.60−65と小動きながら、堅調な展開となっている。

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USD/YEN

105.66

106.03

105.57

105.91

106.17

105.83

106.02

EUR/USD

1.3006

1.3015

1.2980

1.2977

1.2998

1.2945

1.2985

EUR/YEN

137.42

137.74

137.20

137.46

137.74

137.34

137.66

GBP/USD

1.9111

1.9128

1.9053

1.9053

1.9085

1.9022

1.9059

EUR/GBP

0.68050

0.68170

- - -

0.67910

0.68130

USD/CHF

1.1871

1.1895

1.1857

1.1892

1.1914

1.1857

1.1867

USD/CAD

1.2370

1.2392

1.2373 - 1.2492

1.2378

1.2450

AUD/USD

0.7807

0.7812

- - -

0.7762

0.7780

GBP/JPY 201.94 202.38 - - - 201.61 202.04
AUD/JPY 82.50 82.75 - - - 82.30 82.48

 27日の東京市場は、モデル系ファンド筋によるユーロ円の買い戻しから、 ドル円は106.02から104.41まで上昇したが、 その後ユーロ円に本邦証券会社からの大口売りが出て、106円前半へ下落した。 またユーロドルも1.2994まで上昇も、 ユーロ円の売りに1.2905まで急落となった。 ポンドドルは1.8995から1.9060での推移。 一方その当時者となるユーロ円は、 137.95まで上昇も、137.07まで急落となっている。 またポンド円も202.46から201.48へ下落。 オージー円は、 オージードルがオーストラリア第1・四半期消費者物価指数が予想を下回ったことから、5月4日の利上げ期待に水を指す形から0.7785から0.7745まで下落となったことで、 82.60から82.20へ下落した。 ロンドン市場では、欧州勢参入後の仕掛け的なドルの買い戻しが一服して、全体的に落ち着いた推移となった。ユーロドルは1.2915から1.2930レンジ、ポンドドルも1.9001から1.9019での推移。 ドル円は106.13から106.29での推移となり、 クロス円も下落は一服した。 ユーロ円は137.11から137.35、ポンド円は201.50−60から201.88−98、オージー円も82.35−40から82.50−55での推移となっている。 世界銀行東アジア経済報告書は「90年代後半のアジア通貨危機のような事態を防ぐには、中国人民元などの為替制度の柔軟化が必要」と発表された。 NY市場では、3月の米耐久財受注が2002年9月以来の弱い伸びとなったことからドルが売られたが、米国よりさらに軟調なユーロ圏の経済情勢が嫌気され、既に来週5月3日のFOMCを睨んだ展開となっている。 ユーロドルは1.2989まで一時上昇したが、その後独10年債の金利低下を受けて1.2922へ下落。 ポンドドルも1.9095へ上昇後、 1.9016−20へ下落となった。 またドル円は106.75へ下落となったが、106.29へ反発。 ただし、「日銀が量的緩和目標引き下げを検討している」との報道で、106.69まで下落となった。 一方ユーロ円は、137.59へ一時反発も、 136.75へ値を下げ、ポンド円も202.10−20から201.25−35へ下落した。 オージー円は82.45−50から81.98−03へやはり下落となった。  

04/27

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USD/YEN

106.02

106.41

106.02

106.17

106.29

105.69

105.87

EUR/USD

1.2985

1.2994

1.2905

1.2924

1.2989

1.2914

1.2930

EUR/YEN

137.66

137.95

137.07

137.25

137.59

136.75

136.90

GBP/USD

1.9059

1.9060

1.8995

1.9011

1.9095

1.8990

1.9057

EUR/GBP

0.68130

0.68120

- - -

0.67830

0.67850

USD/CHF

1.1867

1.1960

1.1860

1.1937

1.1965

1.1855

1.1926

USD/CAD

1.2450

1.2511

- - -

1.2421

1.2490

AUD/USD

0.7780

0.7785

- - -

0.7742

0.7769

GBP/JPY 202.04 202.46 - - - 201.21 201.64
AUD/JPY 82.48 82.63 - - - 81.98 82.24

 28日の東京市場は、 3月鉱工業生産指数速報が2ヶ月連続で低下したことを受けて、ドル円はショート・カバー気味に、モデル系ファンド、米リアルマネー、石油会社の買い、また投信の買いを受けて、105.83から106.30まで上昇した。しかし、本邦輸出企業からのゴールデンウィーク分の手当て売りが入り、 105.76まで反落した。 またユーロドルは1.2914から1.2940での動意の薄い展開から、ポンドドルも1.9018から1.9065での推移となった。 一方クロス円はドル円の上昇を受け手上昇も高値を維持できずに下落となっている。 ユーロ円は136.80から137.37へ上昇後、 136.70へ反落。 ポンド・円も一時202.43まで上昇したが、201.26へ下落した。 またRBNZの金利据え置きを受けたオージー円は、82.05から82.44で比較的しっかりとした動向となった。 日銀展望では「量的緩和枠組み変更の可能性高まっていく」発表され、福井日銀総裁は「政策決定は7対2の賛成多数」、「展望リポートの採決は全員一致で決まった」と述べ、日銀の金融政策の変化が感じられる。 ただし、これが直ぐに金利引き上げとなることはなく、材料的に長く続くとは思われない。 海外市場では、米国の第1・四半期GDP速報値が、+3.1%と予想を下回り、ドルが売られる展開も、デフレーターが+3.2%と予想を上回り、買い戻される展開から、乱高下気味となった。 ユーロドルは1.2944まで上昇もその後一部のメディアが「独政府が同国の経済成長率見通しを1.0%に下方修正する」と報じた事から1.2882へ下落した。 またポンドドルはロンドンの1.9024から1.91006へ上昇後、 1.9030−35へ下落もユーロポンドが0.67ミドルへ下落したことから1.9105−10へ反発して堅調に引けている。 一方ドル円は一時105.52まで下落も、下値での本邦資本筋の買いや続落していた原油価格が反転したため106.15へ上昇した。 またクロス円では、ユーロ円が136.46へ一時下落したが、136.95へ反発し、 ポンド円は、ロンドンの安値201.28−38から202.44−54へ堅調な展開となり、 オージー円は82.20−25から82.67−72でやはり堅調な推移となっている。 主な発言としては、ジェフリー・フランケル米ハーバード大教授は、「中国人民元は少なくとも35%過小評価されており、過去の他国の例からみてこのギャップは今後10年内に半分程度解消される」と発言。 渡辺財務官は、「中国人民元問題、中国当局になるべく早く判断してもらう方がよい」、「中国人民元問題、去年より米国内のテンション高まっている」と述べた。 また米週間失業保険新規申請件数は、事前予想通りの数字で、インパクトを与えなかった。

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USD/YEN

105.87

106.30

105.76

105.86

106.15

105.52

106.12

EUR/USD

1.2930

1.2940

1.2914

1.2926

1.2944

1.2882

1.2893

EUR/YEN

136.90

137.37

136.80

136.85

136.95

136.46

136.83

GBP/USD

1.9057

1.9065

1.9018

1.9027

1.9106

1.9034

1.9058

EUR/GBP

0.67850

0.67940

- - -

0.67530

0.67630

USD/CHF

1.1926

1.1939

1.1911

1.1923

1.1956

1.1887

1.1930

USD/CAD

1.2490

1.2535

- - -

1.2481

1.2520

AUD/USD

0.7769

0.7819

- - -

0.7748

0.7789

GBP/JPY 201.64 202.47 - - - 201.26 202.30
AUD/JPY 82.24 82.68 - - - 82.05 82.64

 29日のアジア市場は、東京市場が休場の中、中国人民元の早期切り上げ観測を背景に円買いが進む展開になり、薄商いの中ドル円は106.08から105.09まで急落となった。 一方ユーロドルは、ドル円の下落に1.2903から1.2980まで上昇、ポンドドルも1.9074から1.9160まで上昇した。 またユーロ円はドル円の下落に136.97から136.25へ下落、 ポンド円も202.50−60から201.15−25へ下落、オージー円も82.60−65から82.07−12へ下落した。中国証券報が、「中国政府はいつでも人民元を変動相場制に移行させる可能性がある」と伝えたことや、上海外為市場では、システム・エラーから中国人民元相場が、一時設定された取引レンジの8.2760−8.2800元を上回って、 一時8.2700元が表示されたことなどが材料となった模様。中国当局は「政策変更ではない」とのコメントを各行に個別に伝えたらしい。 ロンドン市場では、円買いがさらに進み、ドル円は一時105.01まで下落し、ユーロ円も136.12まで下落した。中国が日本時間午後6時から記者会見を行うとの話が憶測を呼んだ模様だが、会見は台湾の連戦国民党主席の訪中に関するものとの見方が出たことで、105.41まで反発した。 一方ユーロドルは、1.2952から1.2973、 ポンドドルは1.9106から1.9144での動向となり、ポンド円は、201.50−60から200.72−82へ下落。 オージー円は、オージードルが0.7809−14から0.7836−41へ反発したことでl、 82.01−06から82.43−48へ反発した。  NY市場では、予想を上回る米3月個人消費支出や米3月コアPCE価格指数を受けて、ドル円は一旦下げ止まりを見せるも、その後弱い米4月ミシガン大消費者信頼感指数やイラクでの多発テロの報道から再びドル売りが強まり、中期ファンド筋のストップロスを誘発させて104.61まえ続落した。 一方ユーロドルはドイツ政府が2005年の独経済成長見通しを1.0%に引き下げたことや、ユーロ円の売りに押されて1.2960から1.2853まで大きく下落となった。 ポンドドルは、ユーロポンドの売りから1.9132から1.9054までの下落に留まった。 またユーロ円は、アジア時間からの下落が止まらず、 136.24から134.81までこの日2円強の下落となり、 ポンド円も201.00−10から200円を割り込んで199.71近辺の安値、 オージー円も81.78まで下落となった。

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USD/YEN

106.12

106.12

105.09

105.11

105.41

104.61

104.75

EUR/USD

1.2893

1.2980

1.2903

1.2963

1.2973

1.2853

1.2872

EUR/YEN

136.83

136.97

136.25

136.25

136.57

134.81

134.84

GBP/USD

1.9058

1.9160

1.9073

1.9133

1.9150

1.9054

1.9087

EUR/GBP

0.67630

0.67810

- - -

0.67390

0.67440

USD/CHF

1.1930

1.1921

1.1840

1.1860

1.1980

1.1846

1.1951

USD/CAD

1.2520

1.2616

- - -

1.2459

1.2583

AUD/USD

0.7789

0.7839

- - -

0.7771

0.7810

GBP/JPY 202.30 202.37 - - - 199.71 199.94
AUD/JPY 82.64 82.64 - - - 81.78 81.84

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