過去の市場概況

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2005年 12月 11月 10月 09月 08月 07月 06月 05月 04月 03月 02月 01月
2006年 02月 01月

 最新

 1日の東京市場は、早朝から「中国は資本勘定で人民元を基本的に交換可能とする予定」との新聞報道を受けて、115.92から115.45まで下落したが、下値で信託銀行のビッドが控え、ショート・カバーで116.02まで反発した。 ただし、その後はこのレンジ内での揉み合いに終始した。 ユーロドルは昨日の堅調な地合を引き継ぎ、1.1921から1.1950で強含みに推移。 ポンドドルも1.7533から1.7554での推移となった。 一方クロス円も全般的に堅調で、ユーロ円は137.78から138.45まで上昇、 ポンド円も202.53から203.47、オージー円も85.77から86.18での推移となった。ハワード豪首相がマクファーレン・オーストラリア準備銀行総裁の発言となる「今後の金利動向は、下落よりも上昇のリスクが高い」を取上げて、早期の利上げを示唆したものと受け止めるべきではないと示唆したが、特にオージー円の売り材料とはなっていない。 その他材料の薄い中、アダムズ米財務次官「中国が為替をより柔軟にすることを希望。為替報告書の内容について早まった判断はしたくない」、ドラーギ伊中銀総裁「ECBの政策は正しい、実質金利は4年間マイナス」との発言があった。ロンドン市場では、円ロングのショート・カバーが先行したが、欧州通貨では英1月住宅証券融資高や消費者信用残高が予想以上に増加したことから、ビッド気味の展開となった。 NY市場では、コアPCE価格指数の伸びが鈍化したことからドル売りも、予想を上回るISM製造業景気指数で、ドルの買い戻しとなった。 ユーロドルは、1.1975が超えられず、1.1890まで下落、ポンドドルも1.794の高値からは、1.7462まで下落した。 ドル円は、115.76の安値から116.33での推移となり、クロス円は全般的に小じっかりとした展開が継続した。 ユーロ円は138.15から一時138.85へ上昇、ポンド円も204.21、オージー円は86.58の高値をつけた。

 2日の東京市場は、ECB理事会を控えて小動きながら本邦機関投資家のクロス円の買いや輸入企業の買いでドル円は堅調となり、115.98から116.37まで上昇したが、戻り売りに高値を維持できなかった。 一方ユーロ円は1.1913から1.1933で比較的堅調な展開。 ポンドドルも1.7489から1.7511で推移した。 またユーロ円は138.27から138.70へ上昇、ポンド円は202.88から203.51、オージー円は86.35から86.74へ強含んだ。ロンドン市場では、ECB理事会を控えて、ショート・カバー的なユーロ買いが優勢となった。NY市場では、欧州中銀の利上げ実施やトリシェECB総裁が今後の0.50%の更なる利上げを示唆するタカ派的発言からユーロ買い相場となった。ユーロドルは、1.1918から1.2046まで大きく上昇し、ユーロポンドの買いから、ポンドドルは一時1.7550まで上昇もその後1.7436まで下落した。 またドル円は、本邦機関投資家筋や信託銀行の買いで、一時116.44まで上昇したが、日銀の量的緩和解除は9日で最終調整との新聞報道を受けて、115.79まで下落した。 またクロス円はまちまちの動向となり、ユーロ円はユーロドルの上昇に138.45から139.63まで上昇、ポンド円は202.51を底値に203.45−50の上値と揉み合い推移となり、オージー円は86.87へ上値を伸ばした。 

 3日の東京市場は、朝方発表された1月消費者物価指数が+0.5%と日銀の量的緩和解除をサポートする内容となったことで、米系ファンド筋からの売り仕掛けで、ドル円は115.56まで急落となったが、下値では中国系や本邦信託銀行の買い意欲が強く、逆にショートカバーを煽る形で、116.66まで大きく反発した。 ただし、上値は売り遅れの本邦輸出企業からのオファーが控えて、その後は116.30−50での揉み合いとなった。 またユーロドルは昨日の上昇の高値圏の1.2044から1.2011まで調整的な下落となり、ポンドドルは1.7511から1.7536での推移となった。 一方クロス円はドル円の上昇に値を拡大し、ユーロ円は139.16から140.23まで大きく上昇、 ポンド円も202.68から204.25、オージー円も86.43から86.89へ反発した。ロンドン市場では、材料難の中揉み合い相場となった。 NY市場でも、一時強い米ISM非製造業景気指数を受けて、債券金利が上昇したことから、ドルが買われる局面もあったが、基本的に来週の重要指標を前に様子見気分が強く、ユーロが小高く引けた程度。 ユーロドルは、1.1996から1.2053での推移。 1.20割れには中東筋の買いが控えていた。 ポンドドルは、1.7507から1.7587で、昨日のユーロポンドの巻き返しから堅調な推移となった。 またドル円は、ロンドンで116.25をつけたが、NY指標発表後に瞬間的に116.81まで上昇したが、オプションや輸出の売りで、その後は116円ミドルで動意が薄い展開となった。 一方クロス円は総じてしっかりとした展開が継続。 ユーロ円は139.76から140.29の高値をつけ、ポンド円も204.68まで上昇した。 またオージー円は、揉み合いとなり86.52−57から86.90−95で推移した。

 6日の東京市場は、周小川中国人民銀行総裁による人民元変動幅拡大示唆を受けて、ドル円は116.45から116.04まで下落したが、下値での買い意欲は強く、本邦証券筋、本邦輸入企業からの買いで117.17まで上昇した。 ユーロドルも1.2044から1.2094まで上昇し、ポンドドルも、1.7567から1.7623へ上昇した。 またクロス円はドル円の上昇と欧州通貨の上昇のダブル・パンチで、ユーロ円は140.16から141.33へ上昇、ポンド円は204.03から206.04、オージー円は86.56から87.25へ強い上昇となった。 ロンドン市場では、欧州通貨が引っ張る形でドルの買い戻しが優勢になった。NY市場でも、週初ということで動意に薄いがテクニカル的なドルの買い戻しが継続した。 ユーロドルは、1.2076から1.1991まで下落したが、下値は中銀筋の買いが支えた。 ポンドドルも1.7606から1.7469へ下落し、ドル円は、M&A絡みの思惑でファンドや中東筋の買いから116.82から117.69まで上昇した。 また総じてクロス円もしっかりの展開からは、ユーロ円は140.89から141.38へ上昇、ポンド円は206.07で上値を押さえられて、205.40近辺へ下落したが、レンジ的な推移となった。 またオージー円は、87.35まで上値を伸ばしたが、オセアニア通貨の売りが出たようで、その後は86.90近辺へ値を落とし、NZDドルは、2004年9月以来の安値となる0.6555まで下落し、NZD円は、77.85から77.10近辺まで値を落とした。

 7日の東京市場は、本邦資本筋、米系証券筋からの買いでドル円は117.75まで上昇したが、本邦輸出企業からの売りオーダーが控え、117.36まで下落した。 ただし、この位置では押し目買いに支えられ、117.79まで反発した。 またユーロドルは、1.2022から1.1945まで下落して、軟調な推移となり、ポンドドルも1.7507から1.7436まで下落した。 一方クロス円は全般的にこの処の買いポジションの利食いが優勢となり、ユーロ円は141.40から140.80のストップ・ロスをヒットして、140.60まで下落して、ポンド円も205.86から205.03、オージー円も87.06から86.43まで値を下げた。 またNZD円は、77.28から76.43までやはり値を下げた。ロンドン市場は、ポジションの巻き返しからか、主だった材料がない中、ドルが買い戻される展開となり、ドル円が118.06で上値を押さえられたことから、クロス円が値下がりした。 NY市場では、予想下回る米第4四半期労働生産性にも関わらず、リアル・マネー系のドル買い意欲が旺盛で、プール・セントルイス地区連銀総裁の更なる利上げを示唆する発言から、ドルが強いレベルで終了した。 ユーロドルは、ファンド筋の投げから1.1960から1.1868まで下落、 ポンドドルも1.7450から1.7330まで値を下げた。 ドル円は比較的揉み合い気味となり、117.51から118.06で推移したが、クロス円は総崩れ的な動向となり、ユーロ円は140.89から139.78へ大きく下落し、ポンド円も204.00、オージー円も86.31まで値を下げた。 また仕掛け的な動向が続いているNZD相場だが、NZDドルが0.6471まで値を下げたことで、NZD円も直近安値に迫る76.29まで値を下げている。 

 8日の東京市場は、ドル円では、本邦機関投資家からのレパトリや輸出企業からの売りで117.87から117.32まで下落したが、押し目買い意欲から、117円後半へ反発した。 ユーロドルは、1.1873から1.1918で小動き、ポンドドルも1.7346から1.7405と昨日の急落からは若干戻り気味の展開となった。 一方クロス円は軟調気味から戻り売りに晒されるも、明日の日銀金融政策決定会合を前に更に下値を拡大する状況ではない。 ユーロ円は140.10から139.53へ下落したが、140.19まで反発。 オージー円も86.08へ下落、ポンド円も203.76へ下落したが、その後は回復気味となっている。ロンドン市場では、ウェーバー独連銀総裁のタカ派的な発言や英2月住宅価格の上昇を受けて、ドル売りが先行した。 ただし、NY市場では、材料に薄い中、まちまちの動向となった。 ユーロドルは、利上げ期待感から1.1897から1.1941へ上昇したが、ポンドドルはロンドンで1.7418まで上昇したもののその後NYでは、1.7345の安値へ下落した。 またドルカナダは、昨日の利上げ後の金利先高感後退から、一時1.1586まで上昇し、ドル円は、米金利の上昇や北朝鮮側からミサイル2発が発射されたとのニュースから117.54から118.04まで上昇した。 一方クロス円は総じて堅調な動向となり、ユーロ円は、140.08から140.63へ上昇、ポンド円は、ロンドンで205.10の高値をつけたが、ポンドの下落に204.40まで下落した。 またオージー円は、86.25−30から86.65−70での揉み合い気味となり、 金利の据置を発表したNZD円は、ボラードRBNB総裁が記者会見でインフレ警戒を維持して利下げの可能性を排除したため、76.80−90気配まで上昇した。

 9日の東京市場は、日銀金融政策決定会合の結果待ちで、ドル円は117.93から117.55まで下落したが、量的金融緩和解除の決定発表を受けて、投機的に118.30まで上昇した。ただし、この位置では本邦輸出企業からのドル売りが出て、117.70−75まで下落した。 ユーロドルは、1.1915から1.1953まで堅調推移となり、ポンドドルは1.7348から1.7389で推移した。 またユーロ円も140.30から141.10まで上昇、ポンド円は205.41の高値、オージー円は76.86まで上昇したが、ドル円の上値つきに高値を維持できていない。ロンドン市場は、東京引け際にアジア系がドル円を118円前後で大量に売ったことから、ドル円は大きく117.09まで下落し、クロス円もこれに準じて一斉に値を下げた。 ただし、欧州通貨は全般的に小動きの展開。 NY市場では、注目の米貿易収支が過去最大に拡大したが、ドル売りは一時的となり、その後は特にドル円でドルが買い戻される展開となった。 ユーロドルは、リアル・マネー系のオファーが上値を押さえ1.1948から1.1904へ値を下げ、ポンドドルも英中銀が政策金利4.5%据え置きを決定したが反応は鈍く、1.7412から1.7352へ下落した。 一方ドル円は貿易収支発表後の117.37から、「週明けにもライブドアの上場廃止が決定する」とのニュースや量的緩和解除後も低金利は続くとの見方から118.43まで大きく上昇した。 一方クロス円もロンドンでの急落からNYでは大きく反発となり、ユーロ円は139.77から140.99へ上昇、ポンド円も203.71から205.50、オージー円も86.25から86.89まで値を上げた。

 10日の東京場は、5−10日の仲値不足から本邦輸入企業や本邦資本筋からの買いで、ドル円は118.03から118.71まで上昇したが、この位置は中東の売りで、117.97まで瞬間的に値を下げた。 ユーロドルは1.1888から1.1926で堅調推移となり、 ポンドドルも1.7350から1.7377での小動きとなった。 一方クロス円もドル円の上昇に堅調な展開となったが、高値を維持出来ていない。 ユーロ円は140.44から141.29へ上昇、ポンド円は204.77から205.83へ値を上げ、オージー円も86.66から87.06まで値を上げたが、夕方には弱含みとなった。ロンドン市場では、米国の雇用統計発表待ちで取引手控えムードが強く、全体的に小動きの状態になった。NY市場では、堅調な米雇用統計やスノー米財務長官の景気に対する強気発言を受けて、ドル買いが強まった。 ユーロドルは、1.1928から1.1860まで下落したが、中銀筋の買いを受けて1.1920へ反発した。一方ポンドドルは、ユーロポンドの0.69台への上昇から軟調気味となり、1.7397から1.7231まで下落した。 またドル円は、金利差を受けて118.08から119.15まで上昇し、クロス円も総じて堅調な動向となった。 特にユーロ円は、140.77から141.85まで大きく上昇。 ポンド円は一時205.95まで上昇したが、ポンド安から204.95へ下落し、その後は205円台ミドルで保合となった。 またオージー円は、86.84から87.16での動向となり、NZD円は、NZDドルが一時0.6399まで下落したことで、75.93まで値を下げた。 

 13日の東京市場は、ドル円の119円台ミドル方向に本邦輸出企業からオファーが控えていることから、上値追いに慎重で、119.08から118.75まで下落したが、その後はユーロ円の買いに下値を支えられた。 一方ユーロドルは、アルスワイディUAE中央銀行総裁が「外貨準備の10%をユーロ・シフトする」との発言を受けて、1.1912から1.1970まで上昇した。 ポンドドルも1.7261から1.7296まで反発した。 またユーロ円は、141.75から142.20まで上昇し、ポンド円は204.99から205.63でレンジ推移となり、オージー円は86.85から87.23まで堅調に推移した。 ロンドン市場では、材料の薄い中ユーロドルが東京引け際の上昇からは利食いに押され、ポンドドルが、英生産者物価と住宅価格の上昇をきっかけに買戻しとなった。 NY市場では、イエレン米SF連銀総裁の「利上げの行き過ぎに注意すべき」との発言や米国内で狂牛病感染が確認されたとの報道から、ドルが軟調な推移となった。 ユーロドルは、1.1919まで下落も、1.1966へ反発。 ポンドドルは、1.7234から1.7334へ上昇した。 またドル円は、中東筋の買いから一時119.20の高値をつけたが、その後は118.73へ値を下げた。 一方クロス円は総じて堅調で、ユーロ円は141.75から142.34の高値をつけ、ポンド円も一時206.19まで上昇、オージー円も87.53へ値を上げた。 また予想を下回る1月小売売上高を受けて、NZD円は、早朝から75.40−50へ急落となっている。

 14日の東京市場は、本邦機関投資家からのレパトリ売りでドル円は、118.79から118.40まで下落した。またユーロ円もユーロ円債の償還売りから、142.08から141.68までつれ安となった。 しかしながら、下値では引き続き金利差を背景としたビッドが強く、買い支えられた。 またユーロドルは、今夜のドイツ3月ZEW景況感調査の発表を前にショート・カバー気味に1.1958から1.1982へ上昇した。 またポンドドルは、1.7328から1.7373で推移している。 一方クロス円は総じて揉み合い気味だが、ポンド円は205.44から206.05での推移から、オセアニア通貨では、早朝から予想を下回ったNZ小売売上高を受けて、値を下げる展開から、オージー円は87.47から86.85まで値を下げ、NZD円は、75.98から75.00まで急落となっている。 ロンドン市場では、ドイツの3月ZEW景気期待指数が予想を大幅に下回ったことからユーロドル売りとなった。 ただし、NY市場では、史上最大に拡大した米国2005年の経常赤字や米小売売上高の減少したことで、ドル売りとなった。 ユーロドルは、1.1941まで下落したが、その後は1.2032へ上昇、ポンドドルも1.7340から1.17485へ値を上げた。 またドル円は、118.62から急落気味の展開となり、一時117.25まで下落した。 またこれを受けてクロス円は軟調気味な推移となり、ユーロ円は142.08から140.96へ下落、ポンド円は204.65、オージー円は86.29まで値を下げた。 またNZD円は、一時84.87へ値を下げるも、その後は75.60まで値を回復した。

 15日の東京市場は、5−10日の仲値不足からのドル円は、117.56から117.77まで上昇も、戻り売りに上値を阻まれ、117.35まで値を下げた。 ただし、下値では本邦輸入企業の買いが控え、下値トライに慎重な姿が伺える。 またユーロドルは昨日の上昇から堅調地合を引き継ぎ1.2006から1.2033で推移し、ポンドドルは1.7453から1.7471で小動きとなった。 一方クロス円も、昨日の安値を守るも保合的となり、ユーロ円は141.12から141.53、ポンド円は204.98から205.63で推移した。 ただし、オージー円は、堅調な豪州3月MI消費者センチメント指数を受けて、86.59から86.89まで上昇した。 ロンドン市場では、イギリスの2月失業者数が予想を大きく上回ったことから、ポンド売りが優勢となった。NY市場では、予想上回る1月の対米証券投資が発表されたが、過去最大の米貿易赤字を埋めるには、不十分との見方が広がり、また米上院議員から対中制裁策に関する発表があるとの噂やべージュブックの玉虫色の見方から、ドルは軟調な推移を継続した。 ユーロドルは1.2013から1.2075まで上昇、ポンドドルも1.7421から1.7494での推移とない、ドル円は117.68から一時117.13まで値を下げた。 一方クロス円は総じて揉み合い気味の推移を継続したが、ユーロ円はユーロドルの堅調さから小じっかりで、141.17から141.68へ上昇、 ポンド円はユーロポンドの買いから、上値が重く204.72の安値へ下落した。 またオージー円は86.96まで一時上昇したが、AUD/NZDの売りから86.52へ反落した。

 16日の東京市場は、仲値不足やグイン・アトランタ地区連銀総裁の「FF金利引き上げにも関わらず、米金融市場はまだ緩和的」との発言や福井日銀総裁が「ゼロ金利修正の時期を考えるには早すぎる」と述べたことで、ドル円は乱高下気味も、117.31から117.90まで一時上昇した。 ユーロドルは、1.2036から1.2073で堅調な推移となり、ポンドドルも1.7445から1.7485で推移した。 またクロス円も全般的に堅調で、ユーロ円は141.63から141.99まで上昇、 ポンド円も204.98から205.70まで値を上げたが、クラーク・NZ首相の「NZドルは弱くない、NZドル下落は輸出にプラス」との発言を受けて、75.90から75.00まで急落し、 オージー円は、86.57から86.92での推移となった。ロンドン市場では、「ECBは中立的な金利水準を目指す」との報道から、今後金利引上げペースが速まるとの見方や英企業のM&A絡みの話しから、ユーロポンドが買われ、ユーロが強含み展開となった。 NY市場では、低下したCPIや予想より悪いフィラデルフィア連銀景況感指数、コーンFRB理事のハト派的発言、イラクでの米軍による大規模空爆開始報道などがドル売りに拍車をかけた。 ユーロドルは、1.2055から1.2190まで急伸し、ポンドドルも1.7456から1.7595まで上昇した。 またドル円は、117.78から116.76まで下落した。 一方クロス円はまちまちの展開となったが、ユーロ円は141.85から142.46まで上昇、 スイス円も90.89の高値をつけた。 ただし、ポンド円は、この処の保合を継続して205.10−20から205.80−90でのレンジ推移。 また東京市場で急落気味のNZ円は、一時74.48へ下落、これにつられる形で、オージー円も85.94まで下落し、カナダ円も102円近辺から101.28まで値を下げた。 このところウェスト・ミンスター系通貨の下落が目立っている。

 17日の東京市場は、昨日のドル安相場流れを引きついで、ドルが軟調な推移を継続したが、全般的には神経質な小動きとなった。 ユーロドルは、1.2184から1.2151まで下落、ポンドドルも1.7534から1.7567での推移。 ドル円は、116.98から一時116.56まで下落したが、この位置は守られた。 一方クロス円は全般的に軟調で、 ユーロ円は142.33から141.77へ下落、ポンド円も205.42から204.48へ値を下げ、オージー円は86.33から85.50、NZD円も74.85から73.87まで値を大きく下げた。ロンドン市場では、特別材料のない中、ドル売りが継続した。 NY市場でも予想通りの2月鉱工業生産、設備稼働率、低調なミシガン大学消費者信頼感指数を受けてドル売りが継続した。ユーロドルは大手銀行がECBの利上げ見通しを年内3.25%引き上げたこともあって、1.2140から1.22のオプション・トリガーをつけて、一時1.2208の高値をつけたが、リアル・マネー系の売りに上値を抑えられた。 ポンドドルは1.7513から1.7580へ上昇、ドル円は、金利差縮小の思惑で116.83から115.70まで下落したが、下値は輸入企業の買いや本邦投資家からの買い、また115.50のオプションの防戦に守られた。 一方クロス円は総じて大崩の展開となり、堅調気味のユーロ円も141.13から141.15へ下落、スイス円も89.66へ下落した。 またこの処軟調な展開を続けているウェストミンスター系クロスでは、ポンド円が203.23、オージー円が84.13、NZD円が73.13、カナダ円が99.87まで一時下落した。

 20日の東京市場は、5−10日要因から、ドル円は115.97から116.43まで上昇したが、この位置で上値を抑えられて揉み合い気味となった。 ユーロドルは、1.2157から1.2190で堅調推移となり、ユーロ円も141.27から141.74まで堅調に上昇した。 またポンド円は203.58から204.23へ反発して、比較的堅調も、オセアニア通貨は、反発を限定して、金曜日に安値を下回る展開となった。 オージー円は84.49から83.51まで下落、NZD円も73.73で反発を抑えられて、72.74まで値を下げた。 ロンドン市場では、決算末を控えたポジション調整の円の買い戻しが継続した。NY市場では予想を上回る米2月の景気先行指数を受けて、一時ドルの買い戻しが進んだが、注目のバーナンキ米FRB議長の講演を控えて、更に大きくドルが買われる流れとはなっていない。またクロス円を含めて円は堅調に推移している。 ユーロドルは、1.2197から1.2147へ下落したが、中銀の買いが下値を支え、ポンドドルは1.7529から1.7587で揉み合い気味となり、ドル円は一時115.50まで下落したが、オプションの防戦などから、その後はショート・カバーから116.45まで強い反発となった。またクロス円もドル円の下落に安値を更新したが、その後は反発地合となっている。 ユーロ円は140.71の安値から141.63へ上昇、ポンド円も202.77から204.43へ上昇し、オージー円は83.28、NZD円も72.42の安値圏からは反発地合で引けている。またカナダ円も一時99.01まで急落となたが、引けでは100円台を回復した。  

 21日のアジア市場は、バーナンキ米FRB議長が講演で、次回FOMCの利上げに関して特に発言がなかったことから、ドルの買戻しは限定された。 また東京市場が休場なこともあって、動意は薄かった。ドル円は、116.26から116.72へ上昇、ユーロドルは、1.2160から1.2122まで弱含み、ポンドドルは、1.7554から1.7507へ値を下げた。 またクロス円は総じて、直近の売られ過ぎからは、堅調な推移となり、ユーロ円は141.24から141.68、ポンド円は、203.94−02から204.57−65、オージー円は、83.66−71から84.10−15まで堅調に上昇も、アジア引け際に急落気味な展開から83.75−80まで値を下げた。ロンドン市場では、ポジション調整的なドル買い戻しが優勢となった。 特にオージードルやNZDドル売りが引き続き出ている。NY市場では、米生産者物価指数の発表直後はドル売りとなったが、予想上回るコアPPIを受けて、ドルの底堅さをベースとしたドルの買い戻しが継続した。ユーロドルは、1.2166から1.2076へ下落、ポンドドルも1.7519から1.7451まで値を下げた。 またドル円は116.24から117.36へ上昇し、クロス円も全般的に堅調さを維持した。 ユーロ円は141.26から141.91へ上昇し、ポンド円は204.97の高値へ上昇した。 またオージー円はアジア引け後に83.44まで下落したが、その後は84.12まで値を回復した。

 22日の東京市場は、仲値不足、米国ホームデポのグローバル債40億ドルへの投資ニーズの思惑から、ドル円は117.06から117.41まで堅調に上昇した。 ユーロドルは、グロス独経済相発言の「ECBの追加利上げは必要ない」との発言から、1.2115から1.2073まで軟調な推移となり、ポンドドルは、ユーロポンドの売りから1.7462から1.7496で比較的堅調に推移した。 一方クロス円は揉み合い気味の推移となり、ユーロ円は141.58から141.98、ポンド円は204.62から205.06のレンジで推移。 直近売られ過ぎ感の強いオージー円は83.88から84.31で堅調推移、 またNZD円は73.25まで上昇も、戻り売りに押されて72.45まで下落した。ロンドン市場では、ユーロ圏の1月鉱工業新規受注や1月貿易収支の悪化を受けて、にユーロ売りが優勢となった。また英中銀金融政策委員会議事録が公表されたが、前回同様政策金利の据え置きが8対1で決定されたことや、ハト派のニッケル委員が退任することが判明したが、特に反応は見られなかった。NY市場では、特に材料のない中、全体的には揉み合いに終始したが、米債券利回りの低下や円金利の先高感を受けて、円が堅調な推移となった。 ユーロドルは、1.2108から1.2065へ下落、ポンドドルは1.7453から1.7503で小動きに終始した。 またクロス円は、ドル円の下落に値を下げたが、下値はホールドされた。 ユーロ円は141.71から141.00へ下落、ポンド円は一時205.22まで上昇も203.86まで値を下げた。またオセアニア通貨は比較的しっかりとした動向で、オージー円は一時83.70へ値を下げるも84円台を回復、NZD円は72.57−67から一時73.32まで上昇した。

 23日の東京市場は、本邦機関投資家からの3月期末決算に向けたレパトリに絡む円買いが出ているようで、ドル円は117.09から116.75まで下落したが、本邦輸入企業からの押し目買い圧力も強く、逆に中原日銀審議委員のハト派的発言を受けて、大きなショート・カバーが入り117.27まで反発した。 またユーロドルは、1.2081から軟調に1.2048まで下落、ポンドドルは1.7434から1.7468で小動きとなった。 一方クロス円は乱高下気味の展開となり、 ユーロ円は141.38から140.75まで下落後、 141.42まで反発。 ポンド円も203.54から204.48で乱高下した。 一方オセアニアクロスは、NZの第4四半期の経常赤字が予想を下回ったことやS&Pが、「NZソブリン格付けに対するリスクが低下」と発表したことから、一時NZ円は73.52の高値へ上昇、オージー円も84.31まで上昇した。ロンドン市場では、取引の手掛かり材料難から全体的に小動きとなった。 しかし、NY市場に入ると米中古住宅販売件数が予想に反して大幅増加となったことから、利上げ継続観測が高まり、ドルは大幅高となった。 ユーロドルは、1.2078から1.2050を割れると急落となり、 1.1955まで安値を拡大した。 ポンドドルも1.7448から1.7329へ下落、ドル円は116.82から117.96まで堅調な上昇となった。 一方クロス円は全般的にサイド・ライン気味となり、ユーロ円は140.75から141.31で、下値は本邦投資家の買いに支えられている。 またポンド円は東京のレンジから204.70へ上値を伸ばし、オー^ジー円は83.70へ下値を若干拡大したが、 総じてレンジ的な動向には変化がなかった。

 24日の東京市場は、仲値不足からドル円は117.78から118.08まで上昇したが、上値は本邦輸出企業のドル売りオーダーに抑えられ、117.81まで反落も底堅い展開が継続した。 ユーロドルは、昨日の急落からは信じられない動向だが、1.1963から1.1979の小動きに終始した。 またポンドドルは、1.7331から1.7360で推移した。 一方クロス円もどちらかというと小動きに終始したが、ユーロ円は140.95から141.30、ポンド円は204.25から204.74で推移。 またニュージーランドの第4四半期GDPが予想を下回り、カレンNZ財務相が「NZドルはさらに下落へ」と発言したことからは、NZDドルは、0.6120へ下落し、NZD円も73.72から72.20まで急落となり、オージー円もつられる形で、84.28から83.47へ値を下げた。 ロンドン市場では、引き続きオセアニア通貨の売りが続き、マクロ系ファンドのユーロドルの売りなどから全般的にドル買いの状態が強まった。 しかし、NY市場では、米耐久財受注や米新築住宅販売件数の思惑からドルが上昇も、発表された実際の売件数が約9年ぶりの大幅減少となり、米債券利回りの大幅低下などから、ドルが一転して大きく売られる地合に変化した。 ユーロドルは、1.1952から1.2047へ上昇、 ポンドドルも1.7314から1.7445へ上昇した。 またドル円は118.50から117.40へ下落となった。 一方クロス円は、総じて堅調も結局ドル円の下げで高値お維持できずに終了した。 ユーロ円は年金筋の買いの噂から141.22から141.87まで上昇したが、引けでは141.30まで値をさげ、ポンド円も一時205.73へ上昇したが、205円を割り込んで引けた。 またオセアニア通貨では、オージードルが0.7061まで下げ、オージー円も83.14の安値、NZDドルは0.6077へ下落して、NZD円も71.47まで値を下げた。

 27日の東京市場は、中東筋の売りを切っ掛けにドル円は117.68から116.41まで大きく下落した。 先週末の買い過ぎの影響が出た模様で、米系インベストメントバンクからのドル売り相場を崩した形となった。 また本邦筋のレパトリが出ている模様で、クロス円も売りが活発化して、ユーロ円は141.60から140.33、ポンド円は204.97から203.35、オージー円は83.38から82.07への大きく値を下げた。 また2月NZ貿易収支は改善したが、NZD円相場を支えることが出来ず、71.92から70.54まで下落となった。 一方ユーロドルは、サイド・ライン気味も1.2017から1.2060で堅調推移となり、ポンドドルも1.7430から1.7485での推移となった。ロンドン市場では、FOMCを明日に控えて、欧米経済指標の発表が不在の中、材料難から全体的に小動きとなった。NY市場でも、同様に小動きとなったが、米債券金利の上昇やロシアの為替制度緩和のニュースを受けて、ドルが小じっかりとなった。 ユーロドルは1.2043から1.2005へ下落、ポンドドルは1.7454から1.7494で揉み合いとなり、ドル円は、維持116.94まで反発も戻り売りに押されて、116.43まで値を下げたが、引けでは回復気味となっている。 一方クロス円もレパトリやキャリー・トレードの解消の思惑から、安値圏での揉み合い気味の推移からは、ユーロ円は東京の急落から一時140.67まで反発もその後は140.01まで値を下げ、 ポンド円は203.50−55から204.25−30での揉み合いとなり、オージー円も82.20から82.55でレンジ推移となった。

 28日の東京市場は、本邦資本筋からのレパトリやファンド筋の売りでドル円は、116.82から116.26まで下落したものの、下値では、本邦輸入企業や外貨建て投信設定の買いから、ショート・カバーが誘発されて、117.14まで反発した。 ただし、この位置では戻り売り圧力が強く、116円台へ押し戻された。 ユーロドルは、1.2025から1.1992までじり安に推移したが、欧州勢参入後は1.2028まで反発し、ポンドドルは1.7442から1.7483での推移となった。 一方クロス円はドル円の下落に下値を試したが、その後は本邦資本筋からの買いで大きく反発した。ユーロ円は140.26から139.72まで下落後、140.57へ反発、 ポンド円は203.17から204.39、オージー円は82.17から83.17まで強い上昇となり、カレン・ニュージーランド財務相が「第4四半期NZGDPはプラスに上方修正される可能性」と述べたことから、NZD円は70.53から83.17へ強い反発となった。ロンドン市場では、ドイツの3月IFO業況指数が予想を大幅に上回ったことを受けて、ユーロ買いが強まり、全般的にドル売りの展開となった。 NY市場では、4年ぶり高水準となった米消費者信頼感指数やFOMC声明での利上げ実施や追加利上げの可能性が排除されなかったことを受けて、ドルが全面高となった。ユーロドルは、1.2107まで上昇後、1.1995まで急落。 ポンドドルも1.7537から1.7426まで値を下げ、 ドル円はクロス円の上昇から、ロンドンでの下げが甘く、116.62から118.07まで強い上昇となった。 一方クロス円は全般的に直近の弱も近いから強い上昇となり、ユーロ円は140.37から141.71へ上昇、ポンド円も205.80の高値、オージー円も83.25の高値をつけた。

 29日の東京市場は、3月期末を控えて、ドル円ではスポットの最終日であることから、売り買いが交錯して、117.64から117.98でChoppyな動向となった。 一方ユーロドルは、小動きで1.1980から1.2019での推移となり、ポンドドルは、1.7370から1.7442で欧州に入って、指標を控えて急落気味に値を下げた。 またユーロ円は、141.27から141.56でしっかりとした展開となり、ポンド円は、205.58から204.80まで下落し、オージー円は昨日の堅調な展開からは、83.24から82.61へ値を下げ、NZD円も71.27から70.53まで値を落とした。ロンドン市場では、イギリスの第4四半期経常収支の赤字幅拡大からドル買い気味となった。 NY市場では、経済指標の発表がないことから、揉み合い気味の相場展開となったが、ユーロドルは、フランスのストライキの影響もあって、一時1.1981まで下落したが、下値はアジア中銀の買いに支えられて、1.2050まで反発した。 ポンドドルは1.7318から1.7431での推移となり、ドル円は一時118.22の高値をつけたが、その後輸出や利食い売りに117.49まで値を下げた。一方クロス円は総じて揉み合い気味となり、ユーロ円はロンドンで141.21をつけた後は141.83へ上昇、ポンド円は204.03まで値を下げ、オージー円は、オージードルの0.70のオプションのトリガーが守られ83.37へ値を回復、NZD円も71.30へ反発した。  

 30日の東京市場は、月末を睨んで商いが交錯する中、ドル円は、買い方は仲値不足観測や明日の外貨建て投信設定の思惑。 一方売り方は輸出やオプションの防戦売りで、昨日同様Choppyな展開が継続した。 レンジは117.36から117.95で乱高下気味の展開となった。 ユーロドルは、金利先高感の高まりやナセル・アルスワイディUAE中央銀行総裁が、外貨準備のユーロシフトに言及したことから、1.2022から1.2084まで上昇、ポンドドルも1.7341から1.7415へ値を上げた。 またクロス円は総じて小じっかりで、ユーロ円は141.56から141.99、ポンド円は204.12から204.79、オージー円は投信設定の思惑から83.10から83.70まで上昇した。ロンドン市場は、円のポジション調整が進む形や金価格の上昇から資源通貨が買い戻された。 NY市場では、米第4四半期GDP確定値やデフレーターが改定値から上方修正されたことから、ドル買いとなったが、スノー米財務長官の更迭観測、アラブや中国が外貨準備をユーロにシフトするとの憶測や米政府がドル安政策へ移行するなどの噂で、ドル売りが大きく加速した。 ユーロドルは、1.2046から1.2172へ上昇、ポンドドルも1.7365から1.7483へ値を上げ、ドル円は、乱高下気味となり一時117.88まで反発も、117.10まで値を下げた。 一方クロス円は総じて堅調な展開となり、ユーロ円は、141.60まで下落も、142.85の高値をつけ、ポンド円も203.91から205.17へ上昇、オージー円は84.00、NZD円は72.03の高値へ上昇した。

 31日の東京市場は、2月消費者物価指数が+0.5%でほぼ予想通りだったことや期末仲値が大幅に不足との観測から、ドル円は117.15から117.64まで上昇したが、米系ファンドや本邦信託筋からの期末の売りのヘッジ売りで、上値を抑えられ、その後は小動きの揉み合いとなった。 一方ユーロドルは、昨日の上昇からは利食いが優勢となり1.2173から1.2128へ下落、ポンドドルも1.7410から1.7466での推移となった。 またユーロ円も堅調に142.54から142.98まで上昇したが、143円の売り物に上値を抑えられ、 ポンド円は204.52から205.32での揉み合い推移。オージー円は、豪州の堅調な経済指標を受けて、83.74から84.17へ上昇した。またカレン・ニュージーランド財務相の「現状のNZドル相場はより満足できる水準」との口先介入で、NZD円も71.73から72.08へ上昇した。 ロンドン市場では、欧州通貨での利食いなどのドル買いが全般的に優勢になった。NY市場では、上方修正されたミシガン大学消費者信頼感指数や予想上回るシカゴPMIを受けてドル買いが更に強まったが、ホーニグ米カンザスシティー連銀総裁が「金利は中立水準の上限にある」と発言したことから、ドルは高値圏を維持出来ずに終了した。 ユーロドルは、1.2083まで下落したが、ドイツ製造業PMIが5年半ぶりの高水準に上昇した事から1.2144へ反発、ポンドドルは1.7337から1.7431で揉み合いとなり、ドル円は117.39から118.15まで上昇したが、117.47まで反落して、117円後半で引けた。 一方クロス円はロンドン市場で、利食い売りに押されたが、NYでは総じて堅調な反発で引けている。ユーロ円はロンドンでユーロの下落につれて142.28まで下落したが、142.89は反発した。 ポンド円は204.12−22から205.00−10での揉み合い推移となり、オージー円は83.74−79の下値から84.36へ上昇して高値引けとなり、NZD円も71.78−80の安値から72.50の高値をつけて高値圏で引けている。


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