2009年12月31日更新
FX Strategic Co-op


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2006年 12月 11月 10月 09月 08月 07月 06月 05月 04月 03月 02月 01月
2007年 12月 11月 10月 09月 08月 07月 06月 05月 04月 03月 02月 01月
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Histrical Rate Range
Date コメント
2009年12月01日(火)
1日の東京市場は、急遽日銀金融政策決定会合で、臨時開催されると発表されたことで、大幅な追加金融緩和策が発表されるとの思惑から、円が全面安となったが、実際の臨時日銀金融政策決定会合では、ターム物オペの新設のみの対策しか発表されず、現状の金利水準なども維持が決定されたことで、失望感から再度急速な円の買戻しを誘う結果となった。ドル円は、86.17から87.54まで一時上昇後、86.65−70レベルまで急落したが、その後は87円を挟んで神経質な動きとなった。一方ユーロドルは、1.4970から1.5041と堅調推移、その他クロス円も乱高下となったが、ユーロ円が129.35から一時131.28の高値、ポンド円が141.57から143.76、オージー円は、豪準備銀行が政策金利を0.25%引き上げたことで、78.90から80.18まで値を上げ、NZD円が61.70から62.82、カナダ円が81.57から82.88、スイス円が85.73から87.08まで一時上昇した。海外市場は、ドバイ信用不安が緩和されたことで、株や商品市況が堅調な推移となり、リスク選好的なドル売りの展開となった。米11月ISM製造業景況指数は、予想より弱い結果となったが、10月中古住宅販売保留指数が良い数字となり、これをNYダウは好感して140ドル高で引けた。ユーロドルは、1.5118まで上昇後、ユンケル・ユーログループ議長が「ユーロが過大評価されているとの見方でIMFも一致」と発言したことで、1.50後半に押し戻されて引け、ポンドドルは1.6647まで一時値を上げ、ドル円は86.52まで下落した。一方クロス円は堅調気味な推移も、上値では警戒感の強い状況が継続した。ユーロ円が131.13から130.57値を下げ、ポンド円は、ユーロポンドの売りから144.43まで値を上げ堅調推移となり、オージー円が80.35、NZD円は63.33、カナダ円は、フラハティ・カナダ財務相が「カナダドル高抑制を狙った特別措置講じない」と述べたことで、ドルカナダが1.0406まで値を下げたことで、一時83.32まで値を上げた。
経済指標&要人発言
2009年12月02日(水)
 2日の東京市場は、材料が薄い中、白川日銀総裁と鳩山総理の会談を夕方に控え、クロス円中心にリスク選好的な買いから円が軟調な推移となった。ドル円は86.59から、鳩山首相が「円独歩高は放置できない」と発言したこともあり、87.32まで上昇、ユーロ円が130.65から131.71、ポンド円が143.77から144.76、オージー円が80.10から80.86、NZD円が62.83から63.51、カナダ円は82.69から83.50まで値を上げた。一方ユーロドルは、大口のユーロ買いオーダーの噂で1.5103まで値を上げたが、ダブル・ノータッチ・オプションの1.5150を前に防戦売りに阻まれ、1.5065まで下落、ポンドルは、1.6548から1.6623での推移となった。海外市場は、ドバイ・ショックの影響が喪失する形から、ドルの買戻しが優勢となった。ユーロドルは、ダウがもみ合ったことや原油が軟調となったことを受けて、1.5032まで下落、ポンドドルは、英中銀高官がインフレに対する懸念を表明したことで、1.6696まで上昇したが、その後は1.6631まで反落し、ユーロポンドは0.9027まで値を下げた。またドル円は、米11月ADP全米雇用報告が予想を下回ったことで、86.99まで下落したが、その後は米地区連銀経済報告が、新味に欠けるもショート・カバー気味に87.50まで一時値を上げた。 一方クロス円は総じて堅調も上値では利食いがしっかりと出ている。ユーロ円は131.99、ポンド円が145.74、オージー円が81.16、NZD円は63.72、カナダ円が83.74、スイス円が87.54まで一時値を上げた。
経済指標&要人発言
2009年12月03日(木)
3日の東京市場は、東京株式市場が堅調に推移したことで、円が軟調な推移となった。ドル円は87.38から87.93まで堅調に上昇、ユーロドルはユーロ円の買いに支えられて、1.5042から1.5129まで値を上げ、ポンドドルも1.6628から1.6723まで上昇した。 一方クロス円もリスク選好が強まり値を上げた。ユーロ円が131.57から132.79、ポンド円が145.29から146.83、オージー円は豪州10月小売売上高の増加もあり、80.82から81.82へ値を上げ、NZD円が63.08から64.08、スイス円が87.19から88.08まで一時上昇した。海外市場は、トリシェECB総裁が理事会後の記者会見で「必要となれば流動性の吸収行なう」と出口政策に言及したことから、ドル売りが一時強まったが、同時に同総裁が「これまで以上に強いドルの重要性を強調したこと、週間米新規失業保険申請件数が、リーマン・ショック来の水準に改善したことなどから、ドルの買い戻しとなった。米11月ISM非製造業指数は市場予想平均を下回ったが、あまり大きき反応は出ず、ダウが揉み合い気味推移となったことで、一時日中高値をつけたクロス円も利食いに押された。ユーロドルは一時1.5142の高値をつけたが、その後は1.5061まで下落、ポンドドルは、ユーロポンドの買いから1.6556へ下落、ユーロポンドは0.9117まで値を上げた。一方ドル円は88.48の高値まで上昇後も、88.11を下値に底堅い推移が継続し、ユーロ円が133.56の高値から132.75、ポンド円は146.87から145.85、オージー円が82.08から81.53、NZD円が64.08から63.56、カナダ円が84.08から83.26、スイス円が88.55から88.08まで一時値を下げた。
経済指標&要人発言
2009年12月04日(金)
4日の東京市場は、米雇用時計を控えて、動意に薄い中、亀井郵政金融担当相が経済対策の政府案財政支出規模7.1兆円に関して、「こんなんでまとまるわけないだろう」との発言や、ドバイ・ワールドの債権者が債務返済延期要請に難色との報道を受けて、リスク回避的な円の買戻しとなったが、菅国家戦略相が「もう少し円安が進んでくれるとよい」と発言したことで、円は上げ渋る展開となった。ドル円は88.42から88.00まで下落し、ユーロドルは、中国の外貨準備の分散投資観測を受けて1.5036から1.5092まで堅調推移となり、ユーロ円が本邦輸出企業からの売りで、133.12から132.50まで下落した。その他のクロス円では、ポンド円が146.54から145.46、オージー円が81.74から81.14、NZD円が63.93から63.43、カナダ円が88.71から83.24、スイス円が81.74から81.14まで利食いに押された。 海外市場では、11月米雇用統計の結果が良好となったことで、米国の早期の利上げ観測が高まったことで、ドルが全面高となった。注目の米11月雇用統計では、非農業部門雇用者数が、マイナス1万1千人とあとわずかで、プラス圏に転じる結果、失業率もも10%と予想の10.2%を下回った。また週末のポジション・カバー意欲もあり、ドル買いに拍車がかかった。ユーロドルは、1.4821、ポンドドルは1.6381まで下落、ドル円は、一時90.78と11月6日以来の高値をつけた。一方クロス円は堅調で、ユーロ円が134.31、ポンド円が149.08、オージー円が82.95、NZD円が64.83、カナダ円が85.82、スイス円が89.15まで上昇しでも、NYダウが今年の高値更新後売りに抑えれたが、買戻し意欲が強まり高値圏で引けた。ユーロ円が134.54、ポンド円が149.21、オージー円が83.00、NZD円が64.91、カナダ円が85.82、スイス円が89.15まで上昇して、ほぼこのレベルで週末の取引を終了した。
経済指標&要人発言
2009年12月07日(月)
7日の東京市場は、材料が薄い中、本邦輸出企業からの断続的なドル円の売り、ドバイ・ホールディングの債務に関する懸念などから、じりじりとドルの売り戻しが進んだ。ドル円は90.45から90.70まで軟調に推移、ユーロ円が134.36から133.47へ下落し、ユーロドルは1.4850から1.4906と堅調な推移となった。 その他ポンドドルが1.6422から1.6517、ポンド円が148.83から147.50、オージー円が82.76から81.99、NZD円が64.84から64.17、カナダ円が85.51から84.96、スイス円が88.98から88.22まで下落した。海外市場では、S&Pがギリシャのソブリン格付けを見直すとの報道などもあり、ドルの買戻し気味からスタートしたが、NYではバーナンキ米FRB議長が雇用の弱さや信用逼迫を指摘し、政策金利を長期間超低金利で維持する意向を示したことで、ドル売りが強まった。 ユーロドルは、1.4756の安値から1.4890まで反発、ドル円は89.05まで下落、ポンドドルは1.6330から1.6487まで上昇した。一方クロス円は利食いが優勢から、ユーロ円が133.43から132.39、ポンド円が146.65、オージー円が81.48、NZD円が63.65、カナダ円が84.51、スイス円が87.60まで下落した。
経済指標&要人発言
2009年12月08日(火)
8日の東京市場は、昨日のバーナンキFRB議長発言から、米連邦準備理事会が低金利政策を長期間継続するとの見通しが再燃して、円の買戻し気味の展開となった。ドル円は本邦輸出企業、本邦機関投資家からの売りで、89.52から88.77まで軟調推移。ユーロドルも、クロス円の売りが圧迫する形やテクニカルな売りに押えられて、1.4867から1.4797まで下落した。一方クロス円は総じて軟調から、ユーロ円が132.66から131.59、ポンド円が147.19から145.20、オージー円が81.80から80.88、NZD円が63.96から63.28、カナダ円は85.12から84.31、スイス円が87.79から87.06まで下落した。海外市場は、ドバイ政府系持ち株会社ドバイ・ワールド傘下の不動産会社ナキールが巨額損失を計上したことやギリシャの格付け懸念、シュタルクECB専務理事が「金融市場は一段と悪化する可能性もある」と述べたこと、NY金先物相場が2%を超す下落となったことやダウが値を下げたことで、リスク回避的なドル買い、円買いが強まった。 ユーロドルは1.4680まで下落、ポンドドルも英国が最上級のソブリン格付けを将来的に失う可能性があるとの懸念から1.6254まで値を下げ、ドル円は88.17の安値まで調整した。一方クロス円も大きく値を下げ、ユーロ円が129.66、ポンド円が143.61、オージー円が79.67、NZD円が62.28、カナダ円が82.77、スイス円が85.86まで下落した。
経済指標&要人発言
2009年12月09日(水)
9日の東京市場は、日本の第3・四半期GDPが現行統計開始以来最大の下方修正されたことで、一時円売りが進んだが、その後はドバイの不動産開発ナヒールの2009年6月末時点の負債総額が、前期比で+7.2%の約200億ドルになると発表。これを受けて中東株が下落したことで、リスク選好的な円買いやポンド売りが強まった。 ユーロドルは、1.4717から1.665まで下落したが、その後1.4736まで反発。ポンドドルは、1.6167まで下落、ユーロポンドは0.9092まで上昇した。またドル円が88.31から88.70まで反発後、87.78まで反落。これを受けてクロス円も戻りを限定した、下値を拡大した。 ユーロ円が130.46から129.17、ポンド円が144.34から142.20、オージー円が80.29から79.43、NZD円が62.80から62.16、カナダ円が83.42から82.49まで下落した。海外市場は、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズがスペインの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げたことを受けて、ドル買い気味の展開となったが、総じて揉み合いの範囲の推移。また円がらみでは、ロンドンで売り込まれた反動から、買戻しが優勢となったが、クロス円は欧州通貨の上下やドル円の動きに値の荒い展開となった。ユーロドルは、1.4674まで下落後、1.4725まで反発、下値では国際機関のショート・カバーの買いが支えた。またポンドドルは、ダーリン英財務相が予算編成案として、銀行収益に超過利潤課税を課さないことを決定したことを好感して1.6375まで上昇後、英財政赤字拡大見通しを嫌気して1.6187ベルまで下落。 ドル円はロンドンの安値87.36から88.08まで反発も、87.67まで値を一時下げた。 一方クロス円は、同様にロンドンの安値から反発も上値が重く一時安値圏へ再度値を下げた。ユーロ円が128.78から130.08−12レベル上昇後、128.89まで下落、ポンド円も142.02の安値から144.15へ上昇後、142.20へ下落し、オージー円は、79.22から80.24へ上昇後、79.30へ値を下げ、NZD円は62.04から62.87の高値後、62.25まで値を下げたが、NZ中銀が予想通り金利を2.50%に据え置きも、2010年半ば頃の利上げを計画していることを表明したことで、急速に買戻しされた。
経済指標&要人発言
2009年12月10日(木)
10日の東京市場は、5−10日仲値不足や本邦輸入企業から買い、NZD円や豪ドル円の買いを受けて、円は軟調気味となったが、東京株式市場が軟調に推移したこともあり、一過性で終了した。ドル円は、88.39まで上昇後、87.73まで下落、ユーロドルは、1.4699から1.4760までも居合い気味となった。一方クロス円では、ユーロ円が130.36から129.05まで下落、オージー円が、強い豪雇用統計を受けて79.80から80.97まで上昇後、デベル豪準備銀行総裁補佐の豪ドル高牽制発言を受けて80円前半まで反落し、NZD円は、ボラード・NZ準備銀行総裁が、2010年央の利上げを示唆したことで、63.11から63.99まで上昇。ポンド円が142.47から144.11、カナダ円が83.00から83.89、スイス円が85.33から86.21での推移となった。海外市場では、米新規失業保険申請件数の増加を嫌気して、ドル売り気意味となるも、米10月貿易赤字の予想外の縮小や米国債利回りの上昇に伴い、更にドル売りは進まず、揉み合い気味の展開となったが、NYダウが堅調推移となったことで、クロス円は比較的堅調なレベルを維持した。ユーロドルは、1.4761まで上昇後、1.4694まで下落、ポンドドルは、1.6317から1.6222まで値を下げ、ユーロポンドは0.9020へ下落した。 またドル円は87.91を安値に88.41まで反発、ユーロ円が130.25まで上昇後129.63まで値を下げたが、ポンド円が144.41、オージー円が81.10、NZD円が64.63、カナダ円が84.21、スイス円が86.24の高値まで一時値を上げた。 
経済指標&要人発言
2009年12月11日(金)
11日の東京市場は、中国11月の鉱工業生産や消費者物価指数が堅調な結果となったこと、日経平均株価が200円を超える上昇となったことで、リスク選好的な円売りが強まった。ドル円は88.18から88.97まで値を上げ、ユーロ円が129.92から131.07、ポンド円が143.51から145.23、オージー円が80.76から81.55、NZD円が64.13から64.69、カナダ円が83.81から84.55、スイス円が85.94から86.69まで値を上げた。一方ユーロドルは、動意の薄い揉み合いで、1.4708から1.4740での推移に留まった。海外市場では、強い米小売売上高や米ミシガン大学消費者信頼感指数を受けて、ドルを買いの動きが強まった。NYダウは、良好な経済指標を好感し78ドル高まで一時値を上げたが、週末のポジション調整からドル円、クロス円は利食いに押された。 ユーロドルは、1.4586まで下落、ポンドドルも1.6197まで値を下げ、ドル円は89.81の高値まで上昇後、急速に89.02まで利食いに押されて、その後は89円前半での推移となった。一方クロス円では、ユーロ円131.60、ポンド円が145.67、オージー円が81.93、NZD円が65.02、カナダ円が85.17、スイス円が87.02まで値を上げたが、こちらも急速に売りが強まり、ユーロ円は130円を試し、ポンド円が144.63、オージー円が81.18まで下落した。米与党民主党サイドから中国に人民元切り下げを求める書簡が送られていたことが判明したことなどが円買いを後押しした模様。
経済指標&要人発言
2009年12月14日(月)
14日の東京市場は、12月日銀短観が改善したこと、本日償還期限を迎えるドバイのナヒール債への懸念や本邦輸出企業からのドル売りで円が堅調推移となったが、アラブ首長国連邦(UAE)、アブダビ政府、ドバイ政府による金融支援発表を受けて下げ渋った。ドル円は、89.32から88.36まで下落後、89.01レベルまで上昇、ユーロドルは1.4600から1.4686まで上昇し、ユーロ円が130.62から129.19まで一時下落、ポンド円が145.08から143.13、オージー円が84.39から83.22、NZD円は64.71から63.74、カナダ円は84.39から83.22での推移となった。 海外市場は、アブダビのドバイ支援の発表によって、リスク回避からの逆説的な動きとなったが、既にFOMCを控えて、材料難から揉み合い気味の展開となった。ドル円は88.32の安値から88.75まで反発、ユーロドルは1.4665まで値を戻し、ポンドドルは1.6320まで上昇、ユーロポンドは0.8979まで下落した。 一方クロス円は堅調な株価を受けて買戻しが優勢となったが、ユーロ円は129.48から129.97、ポンド円は143.65から144.60、オージー円は83.32、NZD円が64.67まで値を上げた。
経済指標&要人発言
2009年12月15日(火)
15日の東京市場は、米FOMCを控えて様子見ムードが漂った。ユーロドルは1.4666の戻り高値で上値を抑えられて、1.4632まで下落。 ドル円は88.59から89.01までストップをつけて上昇。 ユーロ円が129.83から130.36へ値を上げ、ポンド円も144.38から145.14、NZD円が64.35から64.66まで上昇したが、オージー円は、豪準備銀行12月金融政策理事会議事録で、「来年2月まで金利を据え置くかについても議論した」ことや「将来の会合で金利に対する柔軟性を拡大」との内容が明らかになったことで、早期の追加金利引き上げ観測が後退し、81.37から80.99まで一時値を下げたが、更なる動きとなっていない。その他カナダ円が84.28、スイス円が86.19まで一時値を上げた。海外市場では、米11月生産者物価指数の予想以上の上昇となったこと、豪州の銀行が国有化されるとのニュース、英FTが、FOMCで「金融政策と流動性対策の切り離しが発表される」との観測記事が掲載されたことで、FRBが出口戦略の第一歩を踏み出す可能性を高めるとの思惑が高まり、ドルの買い戻しが進んだ。 ユーロドルは、ドイツZEWが予想より悪い内容となったこともあり、1.4503の安値まで下落、ポンドルは1.6207−69でのレンジ推移、ユーロポンドは0.8927まで値を下げた。またドル円は89.95まで一時値を上げた。 一方クロス円は軟調なダウにも、買戻しが優勢となり、ユーロ円が130.74、ポンド円が146.08、オージー円が81.57、NZD円が64.95、カナダ円が84.74、スイス円が86.41まで一時値を上げた。 
経済指標&要人発言
2009年12月16日(水)
16日の東京市場は、米FOMCを控えて、材料難から小動きに終始したが、アブダビ投資庁が「米シティに75億ドルの投資協定の無効を求める」とのニュースから一時円買いが強まる局面もあった。 ドル円は89.73から89.39まで下落後、再度89.73まで値を上げた。ユーロドルは1.4561から1.4510まで下落したが、1.4500のオプションの防戦に守られた。一方ユーロ円は、129.94から130.45、ポンド円は145.26から146.99、NZD円は84.16から84.58での推移となったが、オージー円は、豪州第3四半期国内総生産が、予想を下回ったことやバタリーノ豪中銀副総裁が、「ローン金利が政策金利の上昇ペースを上回る状況が続けば、利上げの必要性も低下へ」と述べたことで、追加利上げ観測が後退したことで81.29から80.18まで下落した。海外市場では、米7−9月期経常収支が予想より赤字拡大、11月消費者物価指数や11月住宅着工件数が予想通りの内容となったが、FOMCを前に反応が薄く、NYダウの堅調を受けて、リスク選好的な動きが中心となったが、注目のFOMCでは、FF金利の誘導目標水準の据え置きや声明で、「異例の低金利を長期間維持する」との文言が残されたが、一部特別流動供給措置の大部分を来年2月に解除すること明記されたことで、ドルの買戻しが強まった。 ユーロドルは1.4505まで値を下げ、ポンドドルは1.6301へ下落、ドル円は89.99に高値まで上昇した。 一方クロス円は堅調な推移で、ユーロ円が130.80まで上昇後、130.37へ下落したが、ポンド円が146.94の高値、オージー円が81.00、NZD円が64.82、カナダ円が84.79、スイス円が86.60まで値を回復した。
経済指標&要人発言
2009年12月17日(木)
17日の東京市場は、昨日のFOMCの流れを受けて、ドル買いが継続した。ユーロドルは、引き続きユーロ圏の格付けへの懸念や1.4500のオプションの仕掛け売りで、1.4535から1.4369まで大きくストップ・ロスを誘発して下落した。ドル円は、週末の日銀金融政策決定会合で、追加金融緩和政策が打ち出されるとの思惑が支え、89.75から90.27まで上昇後、大口のポンド円の売りに、89.56まで反落した。その他クロス円も欧州通貨の下落に大きく値を下げた。ユーロ円が130.66から128.98、ポンド円が146.82から145.08、オージー円が80.94から79.64、NZD円が64.70から63.61、カナダ円が84.72から83.64、スイス円が86.58から85.57まで下落した。 海外市場は、ドル全面高が続いた。米経済指標としては、12月フィラデルフィア連銀業況指数や11月景気先行指数が市場予想を上回ったが、新規失業保険申請件数が2週連続で増加したことが嫌気されて、NYダウが軟調推移となったこともリスク回避に繋がった。ユーロドルは、欧州信用懸念が続き1.4304まで下落、ポンドドルも1.6080まで値を下げたが、その後は1.6184まで反発した。またドル円は東京の高値を超えて90.38まで上昇したが、その後は89.72まで反落した。一方クロス円では、ユーロ円が128.84下落、ポンド円は144.69まで下落後、145.90まで反発した。その後オージー円が79.64、NZD円が63.66、カナダ円が83.69、スイス円が85.58まで下落した。
経済指標&要人発言
2009年12月18日(金)
18日の東京市場は、パキスタンでクーデター発生との噂を受けたリスク回避の動きから、円買い、ドル買いが急速に強まったが、噂が否定されたことで、買戻しとなった。ユーロドルは、1.43のオプションへの売り仕掛けで、1.4306まで下落したが、その後防戦が功を奏し1.4412まで反発。ユーロスイスが、1.5000割れでの大口のストップ・ロスをヒットして、1.5028から1.4910まで下落、ドル円は本日の発表される日銀金融政策決定会合で、新たな金融緩和策が提示されるとの思惑がはげる形で、88.83まで急落後、89.92まで反発したが、その後政策委員会で、なのも政策が出ず、89.22まで下落した。一方クロス円も急落から値を回復、ユーロ円が129.00から127.32へ下落後、129.45まで反発、ポンド円が143.67から145.68、オージー円が78.60から79.93、NZD円が62.96から63.98、カナダ円が78.60から79.93、スイス円が85.35から86.47まで一時値を回復した。海外市場は、ドルが全面高となったが、NY引けにかけて株価が回復したことやイランによるイラク侵攻に伴う原油価格の回復もったが、ドルは週末のポジション調整から、終盤にかけて調整売りに押されて終了した。ユーロドルは、一時1.43のオプションの防戦を下抜け、9月7日以来の1.4262まで下落したが、その後は1.43半ばまで押し戻されて引けた。ポンドドルも1.6052の安値、ユーロポンドは0.8810の安値まで下落、ドル円は90.91の高値まで上昇後、90円前半で揉み合った。 一方クロス円は、レンジ的な揉み合いとなり、ユーロ円は、一時129円丁度近辺までユーロの下落に押されたが、その後は129円の揉み合いとなり、ポンド円が146.52のロンドンの高値から145.23まで下落後、週末のショート・カバーで146.26まで値を戻し、オージー円は堅調から80.61と若干高値を更新、NZD円も63.93から64.43の高値圏、カナダ円は84.23から85.07まで一時値を戻したが、85円台は維持できずに引けた。
経済指標&要人発言
2009年12月21日(月)
 21日の東京市場は、クリスマス週で閑散取引の中、イラン・イラク情勢が沈静化したことを受けて、一服気味の相場展開となった。ドル円は90.15から90.65での推移、ユーロドルは1.4280から1.4360、ユーロ円が129.02から130.00、オージー円が80.59から79.84、NZD円が64.39から63.98、カナダ円が84.90から84.53、ポンド円が146.25から145.48での動きとなった。海外市場でもクリスマス休暇の中、動意に薄い展開も、白川日銀総裁が民放テレビに出演し「デフレスパイラルを防ぐには流動性を潤沢に供給して金融システムの安定をしっかり維持することだ。そのために必要と判断する場合には、迅速果敢に行動するという態勢を常に整えている」と述べことで円売りが進んだ。また米国株式市場が上昇を強めたことや長期金利の上昇もこれを後押しする形となった。ドル円は91.24まで上昇、ユーロ円が130.38、ポンド円が146.49、カナダ円が86.10まで上昇したが、オージー円は80.45レベルに上昇が限定された。一方ユーロドルは、ギリシャの格付け引き下げ報道を受けて、1.4280まで下落後、ショート・カバーで1.4373まで反発したが、その後はドル買いが優勢となり、1.4280のストップ・ロスをつけて一時1.4267まで下落、ポンドドルも1.6031の安値をつけた。
経済指標&要人発言
2009年12月22日(火)
22日の東京市場は、一昨日来の円の軟調が継続。日経平均株価の上昇や米国債利回り上昇を受けた、本邦資本筋からのPRDC債(パワー・リバース・デュアル・カレンシー債)のヘッジに絡むドルの買戻しが入り、ドル円は91.00から91.49まで値を上げたが、上値では中東筋の売りが抑えた。またユーロドルは、1.4265から1.4331まで値を上げたが、ギリシャ財務相の「極めて困難な半年に直面へ」との発言やムーディーズもギリシャの格付けを引き下げたことなどが未だ上値を抑えている。一方クロス円は総じて揉み合いも、堅調なレベルを維持しており、ユーロ円が129.98から130.75まで値を上げ、ポンド円が146.00から147.05、オージー円が79.90から80.34、NZD円が64.00から64.33、カナダ円が85.56から86.06、スイス円が86.97から87.47での推移となった。海外市場は、一時米第3四半期の確報値が予想より弱かったことで、ドル売り、円買いが出る局面もあったが、その後発表された11月米中古住宅販売件数や10月住宅価格指数が、予想より強い内容となったことで、ドルが堅調、円が軟調な推移となった。ユーロドルは、1.4250のオプションの防戦を下抜け、一時1.4218まで下落、ポンドドルは、ロンドン市場で、英GDPの確報値が弱い結果となったこともあり、1.5923の安値まで下落し、ドル円は91.67から91.30まで下落後、91.88の高値まで値を上げた。 一方クロス円もポンド円を除いて、堅調NYダウを受けて日中高値を更新した。ユーロ円が131.08、オージー円が80.62、NZD円が64.59、カナダ円が87.06、スイス円が87.62まで上昇、ポンド円も145.95まで下落後、146.69レベルに値を上げた。 
経済指標&要人発言
2009年12月23日(水)
 23日のアジア市場は、クリスマス休暇入りで東京市場が休場なことで、特に閑散な取引の中、全般的に揉合いの推移。ドル円は92円にオファーを前に、利食い優勢から91.87から91.56まで下落、ユーロドルは、昨晩1.4200の防戦をつけることが出来なかったこともあり、ショート・カバー中心に1.4237から1.4276まで反発した。 またクロス円もドル円につれて利食いが優勢。ユーロ円が130.88から130.62へ下落、ポンド円が146.72から146.15、オージー円が80.52から80.26、NZD円が64.27から64.06、カナダ円が87.06から86.67、スイス円が87.60から87.33での狭いレンジでの推移となった。海外市場の取引は、米11月新築住宅販売件数が市場予想を大幅に下回り、米長期金利の下落もあって、ドルが軟調な推移となったが、欧州通貨の上昇にクロス円が底堅く推移したことで、円も軟調気味となった。 ユーロドルは、週間原油在庫の大幅取り崩しも原油相場の上昇につながり、一時1.4366まで値を上げたが、ポンドドルは、ユーロポンドの買いもあり、1.5930まで下落、ユーロポンドは0.9000まで値を上げた。一方ドル円は91.31まで下落後91.72まで反発し、ユーロ円が131.49の高値、スイス円も88.27、カナダ円が87.51まで上昇した。 ただしオセアニア圏は、若干高値を更新するも揉み合いのレベルからは逸脱しておらず、ポンド円は145.77まで下落後、146.31に反発した。
経済指標&要人発言
2009年12月24日(木)
経済指標&要人発言
2009年12月25日(金)
25日の東京市場は、海外市場がクリスマス休暇の中、週末ということもあり手がかり難から揉み合いの推移となった。ただし、午後3時以降の引け後の相場で、最終的なポジション調整のドル買いが入った模様で、ドルは弱保合で終了した。ユーロドルは、1.4358から1.4396での推移となったが、EBSが開いている午後7時頃前に1.4437近辺の高値まで上昇した模様。引けレベルは、出合値が不透明だが1.4398レベルとなっている。またドル円も91.30から91.67での推移後、91.16レベルまで下落、引けは91.31レベルとなっている。一方クロス円も揉み合いだが、夕方のドル円の下げで、東京時間の安値を若干割り込んだ。ユーロ円が131.75から131.33の取引から131.23まで値を下げ、131.47レベルでの引け、ポンド円が146.41から145.36、オージー円が81.04から80.60、NZD円が64.88から64.15、カナダ円が87.36から86.82、スイス円が88.40から87.98での推移となった。
経済指標&要人発言
2009年12月28日(月)
28日の東京市場は、クリスマス休暇明けも、ボクシングデーでオセアニア市場やロンドン市場が未だ休場のため動意に乏しい展開となった。ドル円は、仲値不足や日銀による国債買い現先オペ4.6兆円の報道を受けて、91.42から91.79まで一時上昇したが、その後は揉み合いとなった。ユーロドルは、1.4350から1.4398での推移で、クロス円は日経平均の堅調もあり、底堅い状況が継続。特にオセアニア通貨が堅調な推移となっている。ユーロ円が131.30から131.78、ポンド円が145.87から146.24、オージー円が80.73から81.37、NZD円が64.48から64.93、カナダ円が87.12から87.55、スイス円が88.13から88.50での推移となった。海外市場は、ロンドン市場休場の中、欧州時間は動意に乏しく、NY市場に入っても各通貨ともまちまちな動きとなったが、若干対欧州通貨ではドル売りが目立つ形。ユーロドルが1.4414、ポンドドルが1.6016まで一時値を上げた。ドル円は91円半ばでの小動きが継続したが、NYダウが堅調だったこともあり、クロス円は東京の高値を若干超える動きとなった。ユーロ円が131.94、ポンド円が146.69、オージー円が81.38、NZD円が64.97、カナダ円が87.93、スイス円が88.66まで値を上げた。 
経済指標&要人発言
2009年12月29日(火)
29日の東京市場は、年末を控えて閑散な取引となったが、欧州時間に入るとドルの売り戻しが進んでいる。ユーロドルは、年末を控えた決算絡みの買いで、1.4354から1.4424まで堅調推移。ドル円は海外勢の年末のドル需要や米国債利回り上昇を受けた仕組み債のヘッジ絡みの買いに支えられて、91.62から91.78での揉み合い推移となった。 一方クロス円は、欧州通貨の買戻しから、堅調に値を上げている。ユーロ円が131.65から132.30まで値を上げ、ポンド円も146.56から147.09、オージー円は、ロンドン・フィキシングでの豪ドル買いの噂から81.12から81.68まで上昇し、NZD円が64.76から65.11、カナダ円が87.76から88.03、スイス円が88.47から88.97まで値を上げた。海外市場では、休暇明けのロンドン市場がドル売りでスタートしたが、NY市場では、米10月S&Pケースシラー住宅価格指数や米12月消費者信頼感指数が、予想より弱い内容となったが、年末のフローに左右される動きから、一転ドルの買戻しが優勢となった。 ユーロドルは、1.4450のストップ・ロスをつけて、1.4459まで上昇も、ロンドン・フィキシングでの大口のポンド売りを起因としたドル買いに1.4332まで下落、ポンドドルは、カストディアン・ネームの大口売りで、1.6068の東京引け後の高値から1.5868の日中安値まで急落気味となった。 その他では、ロンドン・フィキシングでの豪ドル買いのフローの噂で、モメンタム系から買いが入ったオージードルが0.8993、NZDドルは0.7214と一時本日高値を更新した。一方ドル円は揉み合いが続いたが、ロンドンの安値91.52から米長期金利の上昇を受けて、92.08まで一時上値を伸ばしたが、輸出企業の断続的な売りオーダーに阻まれ、クロス円は、ロンドンから堅調に上値トライとなったが、欧州通貨の下落を受けて利食いが優勢となった。 ユーロ円が132.61まで上昇後、132円割れに失速、ポンド円が147.15へ上昇後146.01まで急落気味となり、オージー円が82.53、NZD円が66.26、カナダ円が88.53、スイス円が89.21まで一時値を上げたが、高値圏は維持できなかった。
経済指標&要人発言
2009年12月30日(水)
 30日の東京市場は、本邦の年内最終日ということもあり動意の薄い展開となったが、ドルの買戻しが強まった。ドル円は米系リアルマネー・邦銀などの買いを受けて徐々に水準を上げると一時91.78まで上昇、ユーロドルは1.4354まで下落し、ポンドドルも1.6048の安値、オージードルは、ロンドン・フィキシングでの買いの噂から0.8912、NZDドルも0.7106まで上昇した。一方クロス円もドル円の上昇を受けて底堅い展開となった。 ユーロ円が132.30、ポンド円が147.13、オージー円が81.72、NZD円が65.16まで一時上昇した。 海外市場では、ドル買い、円売りが強まった。強いシカゴPMIを受けて対ユーロや対円でドル買いが優勢。ユーロドルは、1.4273まで下落。対ポンドで売りが強まったことが一因となっており、ユーロポンドは、一時0.8911レベルまで下落。また昨日大口の売りに晒されたポンドドルは1.6095レベルまで値を上げ、ドル円は、輸出勢の売りをこなし9月8日以来の92.77まで上昇した。 ただし、その後は利食いが優勢となっている。 一方クロス円は堅調で、ユーロ円が132.79、ポンド円が148.94、オージー円が82.88、NZD円が66.83、カナダ円が88.24、スイス円が89.35まで値を上げた。
経済指標&要人発言
2009年12月31日(木)
31日のアジア市場は、東京勢が年末・年始の休日入りから動意の薄い展開となったが、ポジション調整的なドル売りとなった。ドル円は92.63まで一時値を上げたが、昨晩の高値92.77に届かず、その後は92.31まで下落した。またユーロドルは1.3473まで値を挙げ、ポンドドルもM&A絡みの噂に、1.6089まで上昇した。一方クロス円は堅調で、ユーロ円が132.84、ポンド円が148.85、オージー円が83.06まで値を上げた。ロンドン市場では、ダウ先物や金相場の底堅さを受けて、ドル売り、クロス円が堅調な推移となった。NY市場では、米週間新規失業保険申請件数が、2008年7月以来の水準へ改善したことを受けて、米長期金利が上昇。ドル買い、円売りが強まった。ユーロドルは、1.4420台から、値を下げ1.44を割り込むと一時1.4307まで下落、ロンドン・フィキシンングで1.4360台まで買い戻されるとも、反発を限定して引けた。またポンドドルはユーロポンドの売りも手伝って、1.6235レベルへ上昇後、1.6120台へ下落したが、底堅い位置で終了、ドル円は、9月以来の93.15まで値を上げた後も高値圏を維持して引け、オージードルが0.8930の安値、NZドルが0.7213の安値まで一時下落したが、その後は反転的な終了となった。一方クロス円は、堅調な上昇が継続して、ユーロ円が133.61、ポンド円が150.70、オージー円が83.82、NZD円が67.80、カナダ円が89.07、スイス円が90.10まで値を上げて堅調なレベルで年末の取引を終了した。
経済指標&要人発言

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