2010年04月01日更新
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2010年 02月 01月

Histrical Rate Range
Date コメント
2010年03月01日(月)
1日の東京市場は、材料難から揉み合い気味となったが、白川日銀総裁が「緩和的な環境維持」と発言したことや亀井金融担当相が「日銀による国債の直接引受」などに言及したことで、円売り気味の展開となった。またユーロドルは、今週に控えるギリシャの国債入札やストの懸念から、ギリシャに対する財政支援への懐疑的な見方が残り、1.3665から1.3585まで反落、ドル円は88.70から89.32まで値を上げ、ポンドドルは、英国の財政赤字懸念や追加的量的金融緩和の可能性を眺め、1.5097まで下落した。一方クロス円では、ポンド円gが134.52まで下落したが、その他は底堅い状況。ユーロ円が120.86から121.57、オージー円が79.57から80.18、NZD円が62.09から62.46、カナダ円が84.25から85.02、スイス円が82.73から83.22レベルまで値を上げた。海外市場では、米2月ISM製造業景気指数が、市場予想より弱い内容となったことを受けて、一時リスク回避的な動きとなったが、その後はNYダウが堅調な推移を示現したことで、買い戻しが優勢となった。ポンドドルは英財政赤字問題や企業買収に伴うポンド売り観測から1.4781まで下げたが、ユーロドルの買い戻しから1.5016まで値を回復した。ユーロポンドも0.9150の高値まで上昇後、0.9012レベルへ下落、ユーロドルは、EUのギリシャ支援に関する合意が近いとの憶測じから1.3460の安値まで下落後、1.3580へ反発、ドル円は、ISM後88.99に下ヒゲを描いたが、89.49まで反発した。一方クロス円も上下に荒れた動きとなったが、ユーロ円が120.07へ下落後、121.02へ反発、ポンド円が131.97の安値から134.08へ値を戻したが戻り高値圏を維持できず133円ミドルへ押し戻され、スイス円が82.06から82.61へ回復した。その他ウェストミンスター通貨は堅調に高値を更新。 特にGDPが強かったカナダ円は84.44から85.75、オージー円が80.49、NZD円が62.57の日中高値まで上昇した。
経済指標&要人発言
2010年03月02日(火)
2日の東京市場は、ボルカー米経済再生諮問会議議長が「ドルの世界準備通貨としての役割が揺らぐことはない」と講演で発言したことや日本の1月の失業率が2009年3月以来の5%割れとなったことで、東京株式市場が堅調に推移したことを受けて、円が軟調気味となったが、更なる材料に薄く揉み合い気味の展開が続いた。ユーロドルは、引き続きユギリシャ支援策への懸念で1.3577から1.3504まで軟調推移。ドル円は89.08から89.38まで堅調となった。 一方クロス円も揉み合いながら、まちまちの展開。ユーロ円は121.05から120.53、ポンド円が133.76から132.60、スイス円が82.70から82.36まで下落、オージー円は、豪準備銀行の利上げを受けて、80.61まで上昇、カナダ円も85.99まで値を上げ、NZD円は61.91から62.46での揉み合い推移となった。海外市場では、商品市場やNYダウの堅調、ギリシャが、3日に発表する新たな緊縮政策で、財政赤字の一定の削減が示されるとの観測からドルの売り戻しが強まった。ユーロドルは、ロンドンの年初来安値となる1.3433から1.3622まで一時買い戻しが強まり、ドル円は、反発を89.24に限定して、2月4日の安値に面合わせとなる88.55へ下落、ポンドドルは、1.4990の高値から1.4886−91レベルへ下落した。一方クロス円もロンドンでの安値トライからは反発気味も、ダウの上げ渋りもあり、上値が重い展開が継続している。 ユーロ円はロンドンの安値119.77から121.34まで反発後、120.30−34レベルへ調整、ポンド円は133.79へ一時反発後、132円ミドルへ下落、オージー円は一時81.82まで上昇したが、その後は81.20割れへ調整、NZD円は62.24から日中安値圏へ再度トライする形、スイス円はスイス中銀の介入から82.84から82.20へ下落、カナダ中銀が、強い経済や一時的な要因がカナダのインフレを促進すると表明したことで、86.53まで上昇後、85.58まで値を下げた。
経済指標&要人発言
2010年03月03日(水)
3日の東京市場は、昨日来のドル安地合からは反発的な動向となった。 ドル円は88.85からストップ・ロスへの売り仕掛けで、88.47まで下落したが、その後は本邦資本筋や中国筋から買いやショート・カバー意欲を受けて、88.96まで反発した。ユーロドルは、WSJの「米司法省がヘッジファンドのユーロ売りに関する調査を開始する」との報道を受け1.3607から1.3655まで反発、ポンドドルもFT紙の「英保険大手プルーデンシャルの株価下落が、米保険大手AIGに対する買収に支障となる可能性」との報道を受けて1.5075まで買い戻された。一方クロス円は、全般的に保合の範囲の動向となった。 ユーロ円が120.65から121.23、ポンド円は、132.76から133.66、オージー円が80.05から80.47、NZD円が61.49から62.01、カナダ円が85.50から86.07、スイス円が82.42から82.86での推移となった。海外市場は、木曜日のイベントを控え、ドルの売り戻しが主流となった。米経済指標としては、2月ADP全米雇用リポートや2月ISM非製造業指数などが市場予想通りとなり、相場に大きく影響を与えず、堅調なダウやユーロ圏各国要人からギリシャの財政緊縮策を支持する発言が、相次いだことで、ユーロ中心に買い戻しが進んだが。ユーロドルは、1.3736の高値、ポンドドルもロンドン寄りの1.4975−80レベルから1.5127−31まで一時値を回復、ドル円は89.00から88.32の安値まで下落した。一方クロス円も欧州通貨の上昇に買い戻しが優勢。ユーロ円が120.64−69レベルから121.75へ値を上げ、ポンド円が132.91から134.01の高値、オージー円が79.93から80.52、NZD円は61.21から61.65、カナダ円が85.55から86.28、スイス円が82.47から83.31まで値を上げた。
経済指標&要人発言
2010年03月04日(木)
4日の東京市場は、外貨建て投信設定絡みの円売りとなったが、動意は薄い展開。 88.64まで上昇後、中国全人代での金融引き締め観測が高ま88.14へ下落した。ユーロ円は121.40から120.29まで下落、ユーロドルも本日の欧州中銀定例理事会、明日のパパンドレウ・ギリシャ首相とメルケル独首相の会談を控えて1.3712から1.3645まで下落。その他クロス円では、ポンド円が133.79から132.59、オージー円が80.18から79.15、NZD円が61.48から60.59、カナダ円が85.89から85.32、スイス円が82.99から82.22まで下落した。ロンドン市場では、英MPCで、資産買い入れの据え置きが決定したことや「英総選挙での世論調査が示すより保守党が有利で安定多数を獲得している可能性がある」との報道を受けて、ポンド買いが強まり、その後ECB理事会で金利が据え置かれたことやトリシェECB総裁が、「ギリシャの財政赤字削減計画を歓迎」と発言したことがリスク選好度を改善させる展開となったが、米新規失業保険申請件数が、市場予想を上回ったことで、週末の米2月雇用統計の悪化懸念が柔らぎ、ドルの買い戻しで終了した。ユーロドルは、米格付け会社ムーディーズ社がドイツ銀行の長期優先債務格付けを引き下げたことで、1.3686から1.3551まで下落。ポンドドルは、1.5136まで上昇後、1.5006まで下落し、ドル円は89.27まで反発した。 一方クロス円は堅調な株かもあり、買い戻しが優勢となった。ユーロ円が121.83へ上昇後、120.55まで反落、ポンド円が134.83、オージー円が80.55、NZD円が61.60、カナダ円が86.68、スイス円が83.27まで一時値を上げた。 
経済指標&要人発言
2010年03月05日(金)
5日の東京市場は、日銀による追加金融緩和検討との報道を受けて、東京株式市場の堅調な推移となったことで、円は軟調気味な展開となった。ドル円は88.96から89.45まで上昇、ユーロドルは、パパンドレウ・ギリシャ首相とメルケル独首相の会談を控えて、動意は薄いが、ユンケル・ユーログループ議長のギリシャ救済に関する発言や投資家筋が大きめの売りを出したことで、1.3603から1.3569まで値を下げたが、更なる動きとならず、ポンドドルも一時1.5006まで下落した。 一方クロス円は揉み合い気味ながら堅調な推移で、ユーロ円が120.90から121.44、ポンド円が133.78から134.44、オージー円が80.03から80.60、NZD円は61.03から61.99、カナダ円が86.28から86.69、スイス円が82.63から83.05での推移となった。海外市場では、強い米2月雇用統計を受けて、一時ドル買いが進んだが、その後は堅調なNYダウや原油価格を受けて、リスク選好的な円売り、ドル売りとなった。ユーロドルは、米雇用統計を受けて日中安値となる1.3530まで下落後、原油価格の上昇やギリシャ問題の一服感から1.3631まで反発、ポンドドルも1.4993から1.5167と日中の安値更新から高値更新と上下する展開となった。 またドル円は、90.28まで上昇後、90円台を維持して揉み合いとなったが、ロマー米大統領経済諮問委員会・委員長が「大雪の影響がなければ雇用が増加した可能性がある」と発言したことを受けて、一段高となり90.60の高値をつけて、90.28近辺で終了した。一方クロス円は、総じて買い戻しからユーロ円が123.34、ポンド円が137.04、オージー円が82.30、NZD円が63.07、カナダ円が88.21、スイス円が84.30まで上昇して、高値圏で週末の取引を終えた。
経済指標&要人発言
2010年03月08日(月)
8日の東京市場は、ファイナンシャル・タイムズ紙が「債務危機、ギリシャの次は日本か、円キャリートレード再燃の可能性」と報道したこと、先週来からの米雇用統計、東京株式市場が堅調に推移したことでリスク選好的な動きから円が軟調気味な展開となった。 ドル円は90.30から90.69まで一時上昇したが、本邦輸出企業から売りで上げ渋り、ユーロドルは、ギリシャ救済の非常時対策への期待感や欧州連合による国際通貨基金(IMF)の欧州版の創設検討報道を受けて、1.3615から1.3705まで堅調に推移した。一方クロス円も値を上げ、ユーロ円が123.13から123.90、ポンド円が137.37、オージー円が82.52、NZD円が63.53、カンダ円が88.28、スイス円が84.70まで一時値を上げた。海外市場では、ギリシャ信用懸念が後退したことで、一旦リスク回避の巻き戻し的な展開も、サルコジ仏大統領の「必要ならユーロ圏諸国はギリシャを支援」との発言やギリシャ首相が「危機が続けば、連鎖反応を起こす可能性もあると」との発言の一喜一憂する形。 ただし、NY連銀がリバースレポの取引先拡大を発表したことで、ドル買い気味となったが、ダウの上値が重かったこともあり、クロス円では利食いが優勢となった。ユーロドル1.3605まで下落、ドル円も90.22まで値を下げ、ポンドドルは1.5031の安値まで下落した。 一方クロス円では、ユーロ円が123.72から122.83、ポンド円135.69、オージー円が81.92、NZD円が62.92、カナダ円が87.66、スイス円が83.98まで値を下げたが、材料難から更なる大きな動きとなっていない。
経済指標&要人発言
2010年03月09日(火)
9日の東京市場は、材料難の中、3月期末に向けたリパトリの円買い、英テレグラフ紙に「人民元の切り上げ時期が早ければ来月にも行われる可能性がある」との観測記事が掲載されたことや中国国家外貨管理局の易綱・局長が、人民元の為替レートについて、「原則的に安定させる方針を確認した。中国政府が為替メカニズムを継続的に改善するとした上で、元の為替レートを適正で均衡の取れた水準に維持する」と語ったことなどから、人民元に対する思惑が高まっており、円買い気味の展開となった。ドル円は90.33から89.87へ下落、ユーロドルは1.3635から1.3595へ値を下げ、ユーロ円が123.10から122円20台、ポンド円が134.62、オージー円が81.61NZD円が62.70、カナダ円が87.30、スイス円が83.55まで下落した。 海外市場では材料難の中、金や原油などの商品相場の下落を受けて、ドル買いとなったが、その後は商品相場の下落が一服したことを受けて、ドルの売り戻しで終了したが、リスク回避的な基調は継続した。NYダウは、金融セクターが相場をけん引する形で、60ドル高まで上昇も、終盤にかけては、数日中に金融改革法案が提出される可能性との一部報道を嫌気し値を消して終了した。ユーロドルは、1.3537の安値後、1.36台へ回復、ポンドドルも1.4937の安値、ドル円は89.63まで下落後、90円前半へ戻した。クロス円も売りが一時強まり、ユーロ円が121.46、ポンド円が133.94、スイス円が83.05の安値まで下落したが、その後は買い戻しで終了。 その他資源国通貨は堅調で、オージー円は81.30で下値を支えて82.30へ上昇、NZD円は62.48から63.27、カナダ円が86.96から87.96まで値を上げた。
経済指標&要人発言
2010年03月10日(水)
10日の東京市場は、材料難の中、3月期末に向けた本邦企業のリパトリの円買い、日銀の追加金融緩和期待の円売りに、上下に動きづらい展開となたったが、欧州時間に入ると、欧州の信用不安をベースとしたドル買いやクロス円の売りが強まった。ユーロドルは、1.3614から1.3563まで下落、ドル円は89.85から90.15での狭いレンジでの推移。 ポンドドルが1.4885レベルまで値を下げた。一方クロス円では、ユーロ円が122.61から122.08まで下落、ポンド円が135.23から133.95、スイス円が83.85から83.36、カナダ円が87.78から87.44まで値を下げたが、オージー円は、82.14から82.48で小じっかりとし、NZD円は、明日のキャッシュ・ターゲットの発表を前に、ショート・カバーが支え、63.13から64.61まで値を上げた。海外市場では、プローディ前欧州委員会委員長が「ギリシャ財政危機の最悪期は終了した」との発言などが好感され、ギリシャの財政懸念が遠のいたとの見方や来週日銀の追加金融緩和策が決定されるとの思惑、堅調な株価を受けて、ドル売り、円売り気味の展開となった。ユーロドルは1.3680、ポンドドルは1.4993まで反発し、ドル円は90.82の高値まで上昇した。 またクロス円も買いが先行したが、ダウが値を維持できず利食いが優勢となった。ユーロ円が124.01、ポンド円が135.90、オージー円が83.33、カナダ円が88.73、スイス円が84.84まで一時値を上げたが、64.32まで上昇していたNZD円は、NZ準備銀行が政策金利を予想通り据え置いたが、早期利上げを否定したことで、63円ミドルまで下落して引けた。
経済指標&要人発言
2010年03月11日(木)
11日の東京市場は、中国2月の物価指数が予想を上回りインフレ懸念が高まり、中国人民銀行の利上げ時期が早まるとの観測が高まったことで、ドル円は90.55から90.20まで軟調に推移し、ユーロドルは、1.3659から1.3621まで値を下げた。またクロス円も調整的となり、ユーロ円が123.61から123.01、オージー円は、オーストラリアの2月雇用情勢悪化を受けて82.87から82.27まで下落、NZD円もボラード・ニュージーランド準備銀行総裁の「利上げする前に様子を見る余裕がある。以前のサイクル程の利上げは不要かもしれない。中立水準はかつてよりは低いかもしれない。将来の正常な金利は、キャリートレードに適した水準ではなくなる」発言を受けて63.57から62.98まで下落した。海外市場では、米新規失業保険申請件数の4週平均が増加したことを嫌気してドル売りとなったが、総じて動意は薄く、マイナスで始まったNYダウが値を戻ししたことで、リスク選好的な展開で終了した。ユーロドルは、1.3688まで上昇後、原油や金価格の下落、大手ヘッジファンドの売りによって1.3626まで反落したが、その後は週末を意識した買い戻しで終了し、ポンドドルは、1.5067まで上昇、ユーロポンドが0.9063まで下落し、ドルスイスはスイス中銀の介入警戒感から、1.0732まで上昇、ドル円は90.68から90.72から90.33まで下落後反発的となった。 一方クロス円も揉み合い気味となったが、総じて堅調な範囲で、ユーロ円が123.18から123.91での推移、ポンド円が136.51、オージー円が83.08、NZD円は63.48、カナダ円が88.38、スイス円が84.83まで一時上昇後下押しも、再度反発的で終了した。 
経済指標&要人発言
2010年03月12日(金)
12日の東京市場は、菅財務相の円高牽制発言、為替介入への言及を受けて、円売り気味となったが、材料難から全般的に動意の薄い展開となった。ドル円は90.75まで上昇後、3月期末決算に向けた本邦企業のリパトリや輸出の売りに90.48まで下落、ユーロドルは、週末のポジション調整から、1.3670から1.3708まで堅調に上昇、ポンドドルは、英テレグラフ紙の「欧州の金融機関、英国の債務危機を懸念」との報道を受けて1.5027まで下落した。 一方クロス円は総じて堅調な推移が続き、ユーロ円が123.68から124.24へ上昇、ポンド円は136.10から136.82、オージー円が82.73から83.12、NZD円が63.23から63.60、カナダ円が88.29から88.65、スイス円が84.58から85.00での推移となった。海外為替市場では、ロンドン市場で、ドル売りが進む中、米2月小売売上高が市場予想を大きく上回ったことで、ドルの買い戻しとなったが、ロンドン・フィキシング後は、週末のポジション調整もあり、ドル売り気味な展開で終了した。 ユーロドルは、ギリシャの10−12月期GDPが無難な結果となったことで1.3796の高値まで上昇後1.3726−30レベルへ下落、その後は1.37ミドルを支えて引け、ポンドドルも、政局不安が遠のいたとの見方から東京引け間際の安値1.5026から1.5218の高値をつけ、ドルスイスも安値圏の1.0578で引けた。また円がらみでは、一時クロス円などは大きく買い戻されたが、原油や金などの商品相場の下落が重しとなり、行って来いの展開となった。ドル円は90.16の安値から91.09まで反発後、90.29の安値まで再下落となり90円ミドルで引ける形。 ユーロ円が125.21まで上昇後124円半ばへ下落、ポンド円は138.08、オージー円が83.57、NZD円が63.98、スイス円が85.85の高値後、利食いに押されて引けた。また堅調なカナダ雇用統計を受けて、ドルカナダが1.0155まで下落したことで、カナダ円も89.58の高値まで上昇したが、利食いに押され88.66まで下落した。 
経済指標&要人発言
2010年03月15日(月)
15日の東京市場では、温家宝中国首相が人民元切り上げ論に反発したことを材料に、早朝から円売りとなったが、本邦輸出企業や投資家の売り姿勢が強く更なる動きならなかった。ドル円は90.97まで上昇したが、その後90.55まで値を下げた。ユーロドルは、1.3784から1.3726へ下落、ユーロ円が125.36から124.40まで値を下げた。その他7時以降のレンジとして、ポンド円が137.01から137.97、オージー円が82.71から83.28、NZD円が63.53から64.99で推移した。海外市場は、ムーディーズが最上級格付けを保持する米英などに対し、格下げまでの距離が縮まっていると警告したこと、米政府による中国人民元切り上げへの圧力の強まり、FOMCを控えて、リスク回避的な動きが強まった。 ユーロドルは、欧州連合によるギリシャ支援観測が一定の織り込みとなったことで、1.3639まで下落、ポンドドルは、週末の世論調査で、再び総選挙後の少数与党の可能性が示唆されたことや英プルデンシャルによる米AIGアジア部門の買収に絡んだフローが出て東京時間の下落からは、1.5087まで反発、ドル円は90.80から90.36まで下落した。一方クロス円も利食いが優勢となり、ユーロ円が123.32、ポンド円が135.81、オージー円が82.31、NZD円が63.17、カナダ円が88.35、スイス円が84.95まで下落した。 
経済指標&要人発言
2010年03月16日(火)
16日の東京市場は、材料難の中、 昨日の米超党派議員が中国を為替操作国に認定するよう米財務省に求めたことが蒸し返されて円買いが全般的に強まった。ユーロドルは、独・ユーロ圏のZEW景況感調査の発表を前に、ポジション調整的に1.3701まで上昇後、1.3657まで値を下げ、ドル円は90.55から89.97まで下落した。 一方クロス円も軟調気味で、ユーロ円が123.81から123.24、ポンドに中東筋の売りが断続的にでており、136.31から135.19へ下落、オージー円は、豪準備銀行2月定例理事会議事録で「金利は正常化に向け緩やかに移行することが適切」と示されたことで、82.79から82.30まで値を下げ、NZD円が63.39、カナダ円が88.35、スイス円が84.89まで一時下落した。 海外市場では、米FOMCを控え、米上院が人民元切り上げ要請についての罰則を盛り込んだ強硬案を、議会へ提出するとの報道や株価の下落を受けて、リスク回避の動きが一時強まったが、その後は米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が「ギリシャのクレジットウォッチを解除し、格付けを「BBB+」に維持」と発表したことで、ギリシャの財政問題に対する警戒感が後退し、リスク選好的から、注目のFOMCの声明文で「長きにわたり非常に低い金利政策を維持する」との文言が維持されたことで、ドル売りで終了した。ユーロドルは、1.3784の高値、ポンドドルが1.5260、オージードルが0.9193、NZDドルが0.7104まで上昇。ドル円は90.74から90.16まで下落した。またクロス円も堅調な戻りとなったが、日中高値後は利食いが優勢となった。ユーロ円が124.62の高値、ポンド円が137.86、オージー円が83.13、NZD円が64.16、カナダ円が89.33、スイス円が85.81の高値をつけた。
経済指標&要人発言
2010年03月17日(水)
17日の東京市場は、日銀金融政策決定会合での「新型オペの供給額20兆円に引き上げ、期間3カ月に据え置き」との発表を受けて、一定の織り込みから円買い気味となったが、下値では本邦資本筋買いの噂が控え、また20兆円の規模を好感する向きもあり、円の売り戻しがクロス円中心に一時強まった。 またユーロドルは、米系筋の大口の買い戻しで、1.3759から1.3819まで上昇、ドル円は90.02まで下落後、90.67まで反発した。その他ユーロ円が124.10から125.07へ上昇、ポンド円が138.23、オージー円が83.31、NZD円が64.54、カナダ円が89.46、スイス円が86.07まで一時上昇した。ロンドン市場では、日銀の金融緩和や英2月失業者数の減少、英中銀による追加金融緩和の可能性が低下したとの見方から、円売り、ポンド買いが進んだが、NY市場では、NYダウの最高値更新にも関わらず、米長期金利の低下を受けて、ドルの買い戻しや円の売り戻しが強まり、石油在庫統計で原油の積み増しが示されたが、原油価格が大幅に反発したことで、資源国通貨が堅調な推移となった。 ユーロドルは、アジア時間の高値1.3819から1.3727まで下落後、1.3779へ一時反発したが、1.37ミドル以下へ押し戻されて引け、ポンドd老は1.5369まで上昇、ユーロポンドが0.8954まで下落し、ドル円は90.10まで値を下げた。 一方クロス円では、ユーロ円が123.93、ポンド円が139.37の高値から138.05へ下落、スイス円が86.15から85.53まで値を下げた。 その他オージー円が83.66、NZD円が64.94、カナダ円が89.67の高値まで一時値を上げた。
経済指標&要人発言
2010年03月18日(木)
18日の東京市場は、材料難の中、昨日の相場展開を受けて円が堅調推移となった。ドル円は、90.46から90.06まで下落。ユーロドルは、ギリシャがIMFに支援を求める可能性との報道を受けて、1.3741から1.3660まで下落、ユーロ円も124.26から123.10まで下落した。その他クロス円も値を下げ、ポンド円が137.29、オージー円が82.80、NZD円が64.03、カナダ円が88.79、スイス円が84.96まで下落した。海外市場では、ドル買いが優勢となった。米週間新規失業保険申請件数や米2月消費者物価指数、米3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を上回ったことなどには反応は薄く、FRBが、公定歩合を再度引き上げるとの噂が広がり、長期金利が上昇をしことで、一時円売り、ドル買いが強まった。ユーロドルは、ギリシャ問題を巡るユーロ圏各国の報道が圧迫し1.3586まで下落、ポンドドルも英財政収支が予想を下回る赤字幅となったことが下支えとなるも1.5217の安値をつけ、ドル円は90.81まで急騰後、90.16へ再度値を下げた。 またクロス円は、ロンドンでの日中安値から反発し、ユーロ円がロンドンの安値122.65から123.74まで上昇後、再度122.80台まで下押し、スイス円が84.77から85.66へ上昇、ポンド円が137.03から138.42、オージー円も82.66から83.30まで反発したが日中高値を超えることは出来なかった。 その他では、NZD円が64.03から64.83、カナダ円が88.74から89.55と一時日中高値を更新する動きとなったが、更なる動向とならなかった。
経済指標&要人発言
2010年03月19日(金)
19日の東京市場は、材料難や東京市場の3連休を控えて動意の薄い展開。ドル円は、本邦輸出企業のドル売りが出たものの、本邦投資家によるユーロ円の買いが下支えとなり、90.34から90.60までじり高となった。ユーロドルは1.3597から1.3627での推移。 ユーロ円が122.91から123.35、オージー円が83.04から83.43、NZD円が84.47から64.76、カナダ円が88.88から89.31、スイス円が85.28から85.66での推移となったが、ポンド円は、 センタンス英MPCC委員の「景気に2番底に若干のリスク」との発言を受けて、138.10から137.28まで値を下げた。海外市場では、インドの政策金利引き上げやユーロ圏の信用問題をバックにしたリスク回避的な展開で週末の取引を終了した。原油や金などの商品相場が急落し、米株も値を下げたことなども要因となっており、ユーロドルが1.3503、ポンドドルが1.4989、オージードルが0.9129、NZDドルが0.7065まで下落。クロス円も軒並み売りに支えられたが、実際株価面などは今週年初来高値を更新しており、あくまで週末前のポジション調整の範囲での動向と見ておいた方が良さそう。ドル円は、90.72まで上昇と、90.33まで下落したが、ドル買い相場の中動きは鈍く、ユーロ円が122.26、ポンド円が135.59、オージー円が82.70、NZD円が63.96、スイス円が85.10まで下落したが、カナダ円は強いカナダの経済指標を受けて、90.07まで上昇後、88.93まで下落した。
経済指標&要人発言
2010年03月22日(月)
22日のアジア市場は、東京市場が不在の中、多き案材料もなく閑散取引となった。米医療保険制度改革の関連法案が米下院にて可決、成立する運びとなり、陳徳銘中国商務相が「米国が為替レートを理由に通商紛争を始めれば中国は打撃を受けるが、より傷つくのは米国民や米企業」と発言したが、大きな影響は出ていない。ドル円は90.38から90.77まで一時値を上げ、ユーロドルは、ギリシャ支援問題の不透明感を受けて1.3548から1.35のオプション・トリガーへの売り仕掛けで1.3498まで一時値を下げ、ポンドドルも1.4936まで軟調に推移した。またクロス円も利食いが中心となり、一時先週金曜日の安値を割り込む動きとなった。 ユーロ円が122.17から122.55、ポンド円が135.12から135.93、オージー円が82.56から82.89、NZD円が63.81から64.06、カナダ円が88.91から89.27、スイス円が85.08から85.60での推移となった。海外市場では、ロンドン市場から商品価格の下落、米医療保険改革の通過を受けた米株安懸念から、リスク回避的な動きが強まった。 ただしNY市場では、経済指標の発表のない中、NYダウが無難な寄り付となり、一時年初来高値を更新。 リスク回避の巻き返しの動きで終了した。ユーロドルは、バンガロス・ギリシャ副首相の「輸出の支援となるユーロ安が独の一番の関心事」、ウェーバー独連銀総裁の「ユーロ16カ国の一部は競争力を失った」などの発言もあり、ギリシャ救済に対する不透明感から1.3463まで下落したが、その後は1.3569まで反発した。 またドル円は89.83まで下落後90.20まで反発した。その他オージードルが0.9085から0.9184、NZDドルが0.7002から0.7075まで反発し、日中高値を更新した。一方クロス円も、日中安値をつけた後は買い戻しが優勢となった。 ユーロ円が121.05から122.24、ポンド円が134.55から136.20、オージー円が81.75から82.82、NZD円が63.02から63.74、カナダ円が87.76から88.53、スイス円が84.36から85.25まで値を回復した。
経済指標&要人発言
2010年03月23日(火)
23日の東京市場は、材料難の中、3連休明けで仲値需要や本邦投資家の円売りが支えたが、更なる動きとはなっていない。ユーロドルは、特別の話はないが、ギリシャ問題に対する不透明感から、1.3570まで上昇後、1.3505まで下落、ドル円は90.07から90.39での小動き。 ユーロ円が122.14から122.61まで上昇後、ユーロ売りに121.80下落し、ドル・スイスは、ヒルデブランド・スイス中銀総裁のスイスフラン高牽制発言を受けて1.0640までで上昇した。 またその他クロス円も上昇後利食いに押されている。ポンド円が136.53から135.30、オージー円が83.01から82.51、NZD円が63.96から63.51、カナダ円が88.89から88.28、スイス円が85.45から84.88まで上昇後値を下げた。 ロンドン市場では、ギリシャ救済案に対する不透明感を背景にユーロ売りが強まった。 またNY市場では、米リッチモンド連銀3月製造業景気指数や米住宅指標が予想よりも強い内容だったことを受けて、米国株相場が上げ幅を拡大したが、リスク選好的な動きは限定的となった。ユーロドルは1.3475の安値から、フィッチが欧州連合(EU)による救済案が中絶したとしても、国際通貨基金(IMF)が受け皿となる可能性を指摘。「ギリシャ格付けの更なる引き下げはない」との見方を示したことで、1.3564まで上昇したが、対スイスフランでのユーロ売りや逆にIMFがギリシャを支援するとの観測が嫌気されて再度1.35割れに押し戻された。 ポンドドルは1.5088まで反発、ユーロポンドが0.8968まで値を下げた。またドル円は90.49まで上昇後も更に上値を拡大できず、90.19まで調整と狭いレンジでの取引が継続した。 一方クロス円も一時の反発から利食いが優勢。ユーロ円が121.79から122.54まで上昇後、121.95レベルへ下落、ポンド円が136.24から135.73での推移となり、オージー円が83.10から82.85下落後83.15へ反発、NZD円は63.88から63.50へ下落後64円近辺に反発、カナダ円は89.05まで値を戻した。
経済指標&要人発言
2010年03月24日(水)
24日の東京市場は、ギリシャの懸念が大引き、堅調な株価にもリスク回避的な動きが継続した。ユーロドルは、1.3505から1.3403と今年の安値を一時更新。ドル円は、ドル買い相場に90.35から90.66まで上昇した。 またクロス円も値を下げる展開から、ユーロ円が122.13から121.41まで下落、ポンド円が135.51、オージー円が82.88、カナダ円が88.86、スイス円が85.15まで値を下げた。またNZD円は、63.93から63.97での揉み合いが継続した。海外市場では、ギリシャに対する不安からEU首脳会議を控えたポジション調整、ロンドン時間にフィッチが、ポルトガル格付けの引き下げを発表したこと、米長期金利の上昇を受けて、ドル全面高となった。2月の米新築住宅販売件数が、市場予想を下回ったことやNYダウがマイナス圏で推移したことは、大きな影響となっておらず、特にクロス円の買い戻しには、あまり整合性のある展開とは言えず、主にポジション調整的な円売りが出たものとの見方となる。ユーロドルは1.3312まで下落、ドル円は92.42の高値をつけ、ポンドドルは、ダーリング英財務相が英予算案にて財政赤字の削減を発表したが、投資格付け会社S&Pが見通しを「ネガティブ」に据え置いてことで1.4864まで下落した。一方クロス円は堅調に上昇し、ユーロ円が123.03、ポンド円が137.43、オージー円が83.89、NZD円が64.86、カナダ円が90.17、スイス円が86.22まで一時値を上げた。 
経済指標&要人発言
2010年03月25日(木)
25日の東京市場は、昨日の円売り相場からは、本邦輸出企業のドル売りで円の買戻しが進んだが、対ユーロでは、スペインやイタリアがユーロ離脱との噂がながら、ドル買いが継続した。ユーロドルは、1.3347から1.3300のダブル・ノータッチの防戦を崩し一時1.328まで下落、ドル円は92.33から91.76まで値を下げた。一方クロス円も利食いが優勢となり、ユーロ円が122.89から122.27、ポンド円が137.27から136.67、オージー円が84.02から83.60、NZD円が64.83から64.49、カナダ円が90.07から89.69、スイス円が86.03から85.67での推移となった。 海外市場は、米新規失業保険申請件数が予想より強かったことやNYダウが100ドルを超える上昇となったこと、ユーログループ議長が、ギリシャ救済案が成立する可能性を示唆したことなどから一時リスク選好的な動きとなったが、最終的な結論が提示されず、更に一部メディアが、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が共同でギリシャを支援するとの思惑やトリシェECB総裁がIMFによるギリシャ支援を批判したことで、ドルの買い戻しやクロス円の利食いで終了した。 ドル円は92.96まで上昇、ユーロドドルは、1.3388から1.3267まで下落、ポンドドルも1.5005から1.4798まで値を下げた。一方クロス円も軒並み高値をつけた後は利食いに押され、ユーロ円が123.90、ポンド円が138.14、オージー円が84.67、NZD円が65.61、カナダ円が91.15、スイス円が86.73まで一時値を上げたが、高値圏を維持できなかった。 
経済指標&要人発言
2010年03月26日(金)
26日の東京市場は、ユーロ圏首脳が、ギリシャへの緊急支援策として二国間融資とIMF資金を活用することで合意したことで、直近の相場の巻き戻し的なドル売りが優勢となった。またクロス円は、一時利食いが強まったが、日経平均が堅調な上昇を示現したことで、堅調を維持している。 ユーロドルは、1.3267から1.3351まで上昇、ドル円は92.77から92.39まで下落後、92円ミドルでの揉み合いとなり、ユーロ円が122.98から123.64へ反発、ポンド円が137.19から137.96へ値を上げ、オージー円が83.89から84.40、NZD円が65.13から65.59、カナダ円が90.30から90.76、スイス円が86.53から86.20での推移となった。海外市場では、EUサミットでユーロ圏首脳が、IMFと二国間融資を併用したギリシャ支援で合意したことから、ギリシャについての材料出尽くし感から、ユーロの買い戻しが強まった。ただ対ドルでは、米債利回りや原油の下落などもありまちまちの展開の中、ダウが高値圏から調整気味も円は軟調気味を維持した。ユーロドルは、米系の大口売りを吸収し1.3426まで上昇、ポンドドルも1.3924まで反発したが、オージードルは1.9002、NZDドルは0.7016まで下落、ドルカナダは1.0303まで値を上げ、ドル円は92.90の高値まで反発後、オプションのバリアに阻まれ、92.40台まで押し戻された。 一方クロス円も今週堅調だった資源国通貨には利食いが強まった。 ユーロ円が124.20の高値をつけた後も堅調なレベルで終了、ポンド円が138.05から137.34へ下落後反発、スイス円が87.02の高値をつけたが、オージー円が83.29、NZD円が64.90、カナダ円が89.74まで一時下落した。
経済指標&要人発言
2010年03月29日(月)
29日の東京市場は、早朝から中国の吉利がボルボ買収のとのニュースを受けて、ユーロ買いが強まり、ドルの売り戻しを誘ったが、一過性の動きに留まった。その後は、揉み合い気味ながら、本邦の生損保が為替ヘッジを外す動きや外債投資を強めるとの思惑から円が軟調気味の推移となった。 ユーロドルはストップ・ロスの買いで一時1.3530まで上昇したが、その後1.3419まで値を下げ、ドル円は、92.04から92.79まで上昇、ユーロ円も124.85まで上昇後、124.12まで値を下げた。その他ポンド円が137.70から138.70、オージー円が83.51から84.49、NZD円が65.00から65.69、カナダ円が89.94から90.62、スイス円が86.66から87.23での推移となった。海外市場では、予想より弱い米2月個人所得、2月PCEコアデフレーター、個人消費支出が5ヶ月連続で増加したことや予想を上回る3月ダラス連銀製造業活動指数などへの反応は薄く、堅調なダウ平均、原油や金などの商品相場の上昇にも、全般的に小動きの推移となったが、資源国通貨の一部が堅調な展開となった。ユーロドルは、1.35台からロシアのテロを嫌気して1.3436まで下落したが、ギリシャ国債発行に絡んだユーロ買いの思惑や独3月消費者物価指数が予想を上回ったことなどで1.3484まで反発、ドル円は92.42から92.71まで一時値を上げたが、再度92.42まで下落して終了した。 一方クロス円はロンドンでの高値から調整気味となったが、ダウの戻りに反転気味から揉み合い気味の推移となった。ユーロ円が124.33から124.89、ポンド円が東京夕方の高値139.13の後は、138.35から138.88での揉み合いとなったが、オージー円が84.92、カナダ円が91.03と日中高値を更新した。 
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2010年03月30日(火)
30日の東京市場は、期末を睨んだ本邦輸出企業や投資家の円買いが早期に強まったが、一部で懸念されていた第一生命の株式上昇に伴う海外勢の円買いも一服、豪銀による仏系アクサ生命傘下のアジア部門買収のニュースなどがユーロ買いを誘い、日経平均株価の堅調もあり、ドル売り、クロス円の買い戻しが強まった。ユーロドルは、1.3470から1.3538まで上昇、ドル円は92.12から92.73まで値を上げ、ユーロ円が124.17から125.47、ポンド円が138.03から139.59、オージー円が84.50から85.38、NZD円が65.38から66.00、カナダ円が90.17から91.00、スイス円が86.70から87.53まで一時上昇した。海外市場では、1月S&P/ケースシラー住宅価格指数の結果が予想通りとなり、住宅市場の底打ち基調を確認した形や3月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことでNYダウが一時上昇。ドルが堅調な推移となった。 ユーロドルは、フィッチが仏の格付けをトリプルAの維持で確認したものの、IMF(国際通貨基金)がドイツの成長率見通しを前回から下方修正したこと、S&Pが、アイスランドの格付けを引き下げたこと、ギリシャ国債の入札が不調となったことで1.3395まで下落。 ポンドドルは、英10−12月経常収支の赤字縮小や10−12月期GDP・確報値が予想を上回ったこともあり、一時1.5128まで値を上げたが、その後は1.5057まで反落した。この影響でユーロポンドは0.8881まで下落した。 一方ドル円はマクロ系の買い戻しで、93円のオプションの防戦を上抜け、一時93.02まで上昇、ユーロ円は東京午後の高値125.47からは、124.32まで押し戻され、スイス円も87.53から86.90まで下落したが、ポンド円は一時140.53の高値まで上昇。その他オージー円が85.57、NZD円が66.13、カナダ円が91.49まで一時値を上げた。
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2010年03月31日(水)
31日の東京市場は、仲値不足を睨んで円が軟調気味な推移となり、ユーロ相場も昨日からの懸念が値を圧迫し、ドルが堅調な推移となった。 ユーロドルは1.3438から1.3384まで下落、1.3380のビッドが支えた。 ドル円は92.75からストップロスや93.25のオプションの防戦を退け、93.60まで上昇したが、月末を睨んだ駆け込み的な輸出の売り、93.78のテクニカル的に重要な位置をフェイルしたことで、短期筋の投売りが出て93.13まで下落した。 一方クロス円も総じて堅調な推移で、ユーロ円が124.44から125.35へ上昇、ポンド円が139.75から140.97、スイス円が86.96から87.65、NZD円が65.81から66.36、カナダ円が90.93から91.80まで上昇、またオージー円は、豪2月小売売上高が予想外の減少を示したことで、85.60から84.92まで一時下落したが、その後は再度高値圏を回復したが、更なる動きとなっていない。 海外市場では、米3月ADP全国雇用者数が、市場予想を下回り一時ドル売りを誘ったが、その後はクロス円で、期末を睨んだ買い戻しが強く、軟調なNYダウにも関わらず円が全面安となった。 ユーロドルは、月末に絡むロンドン・フィキシングでの買いの噂に、1.3549まで上昇、ドル円は、92.85から93.64まで上昇、ポンドドルも1.5204まで上昇した。一方クロス円も調整後、日中高値を更新する動きとなった。ユーロ円が125.27から126.57の高値、ポンド円が140.56から142.03、オージー円が84.83から85.84、カナダ円が91.30から92.13、スイス円が87.02から89.04まで上昇し、NZD円が66.43まで値を上げた。
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