2010年08月02更新
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Histrical Rate Range
Date コメント
2010年07月01日(木)
1日の東京市場は、昨日のNYダウの下落から、日経平均株価や上海株式が軟調に推移したこと、中国6月製造業PMIが予想より弱かったことや中国国家統計局が、同国の輸出の見通しについて「暗い」との見解を示したことで、リスク回避の円買いが強まった。ユーロドルは、1.2193まで下落後、ユーロスイスでの買いに1.2243まで反発。ポンドドルも1.4875まで値を下げ、ドル円は、6月の日銀短観が予想を上回ったことで、88.57まで上昇後、88.08まで下落したが、その後池田財務副大臣が「過度の円高回避し、外需下支えする経済成長を」と述べたことで、88.50まで反発した。一方クロス円もウェストミンスター通貨中心に売りが強まった。 ユーロ円が108.33から107.50、ポンド円が132.50から131.42、オージー円が74.65から73.32まで下落後、資源超過利潤税に関して妥協成立との報道で下げ渋った。NZD円が60.83から59.96、カナダ円が83.31から82.53まで下落したが、スイス円は81.92から82.47まで上昇した。海外市場では、ドル売りが優勢となった。市場予想を下回った米新規失業保険申請件数や米6月ISM製造業景況指数を受けて、NYダウが値を下げたが、リスク回避の通常の動きは一時的に留まった。 ユーロドルは、スペインの5年債入札が順調となったこと、ECBの資金供給、スイス中銀の介入を受けて1.2541まで上昇、ポンドドルも1.4976から1.5190まで値を上げた。 またドルスイスは、1.0579まで下落、ユーロスイスは一時1.3400−05まで急騰したが一過性に終了し、ドル円は86.98まで一時下落したが、ダウの下げ幅縮小や本邦からの買いで87.60へ反発して引けた。 一方クロス円もダウの下落を受けて売りが一時優勢となったが、その後は買い戻しが優勢となった。 ユーロ円がロンドンの高値109.05から108.09後、109.81まで反発した。 その他ポンド円が131.29の安値から133.09まで上昇、オージー円が72.69から73.99、NZD円が59.58から60.60、カナダ円が81.62から83.01、スイス円は一時81.23に下ヒゲを急速に描いた後は、82.77と日中高値を更新した。
経済指標&要人発言
2010年07月02日(金)
2日の東京市場は、米雇用統計の発表や米国の三連休を控えて、日経平均株価が堅調な推移となったこともあり、円が軟調な推移となった。 ユーロドルは、昨日の急騰からは利食いが優勢となり、1.2531から1.2483まで下落、 ドル円は、輸入勢の買いもあり87.55から88.22まで上昇した。 一方クロス円も買い戻しが優勢で、ユーロ円が109.48から110.42、ポンド円が132.70から133.88、オージー円は、ギラード豪首相が資源超過利潤税について鉱山事業会社と引き下げで合意とのニュースを受けて73.79から75.09へ上昇、NZD円が60.42から61.42、カナダ円が82.64から83.54、スイス円が82.53から83.16まで値を上げた。昨晩の海外市場は、注目の6月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が、マイナス12.5万人、民間部門雇用者数もプラス8.3万人となり、予想より悪い内容となったが、失業率が9.6%と改善を示したこともあり、円売り、ドル売りで反応となったが、明確な見方が分かれたことやNYダウが、一時100ドルを超える下落も、米3連休を控えて、一時プラス圏に回復したことで、全体的には保合いの範囲の動向で終了した。ユーロドルは、1.2613の高値後も、1.25台後半でしっかりとした動きとなり、 ドル円は、発表後88.20近辺まで一時急上昇後、87.33と日中安値を更新する動きの後は、87.89まで買い戻されて、87円ミドルから後半の動きに終始。 その他中盤の米株下落につれて、オージー円ドルが0.8403、NZDドルが、0.6874まで値を下げ、ウェストミンスター系(オージードル、NZDドル、カナダドル)ペアは軟調が続いた。 一方クロス円では、雇用統計後ショート・カバー気味に上昇したが、その後はダウの下落もあり利食いが強まった。 ユーロ円が110.72の日中高値を更新した以外は、発表後オージー円が73.58、カナダ円が81.98、スイス円が81.97の日中安値をつけ、ポンド円とNZD円は揉み合いのレベルでの動きに留まった。 
経済指標&要人発言
2010年07月05日(月)
5日の東京市場は、米国が独立記念日の振替休日で休場であることから、動意の薄い展開の中、円は日経平均株価の堅調を受けて、軟調気味な推移となった。ユーロドルは利食いが優勢となり、1.2563から1.2521まで下落、ドル円は、本邦輸入企業からの買いで、87.65から88.01まで堅調に推移となった。 またクロス円も揉み合いながら堅調推移で、ユーロ円が109.94から110.43へ値を上げ、ポンド円は、133.11から133.65、オージー円が73.39から74.49、NZD円が60.10から61.02、カナダ円が82.35から83.16、スイス円が82.33から82.81まで上昇した。海外市場は、米独立記念日の振り替え休日のため、ロンドン、NY市場でも動意の薄い展開が続いた。 ドル円は87.64−87での推移、欧州諸国やカナダの株式指数が下落したことを嫌気して伸び悩んだ。ユーロドルは、1.25台での小動き、ポンドドルはロンドン時間の朝方に1.5178まで上昇後、弱い指標に1.5090まで下落、ユーロポンドが0.8257から0.8297まで上昇した。 またユーロ円が109.70台から110.10台での推移、 ポンド円が132.40、オージー円が73.45、NZD円が60.20台、カナダ円は82.20−55でのレンジ推移となった。
経済指標&要人発言
2010年07月06日(火)
6日の東京市場は、中国による日本国債購入拡大との報道で円買いが一時強まったが、東京・上海株式市場が下げ渋ったことで、午後にはショート・カバー気味な円売りとなった。 ユーロドルは、中国国家外為管理局がユーロ圏への投資継続を示唆したことで、1.2479から1.2598まで反発。ドル円は87.42から87.93まで値を上げた。 一方クロス円も早朝の下値トライからは、買戻しが優勢。 ユーロ円が109.14から110.76、ポンド円が131.90から133.65まで値を上げ、オージー円は、豪準備銀行が、オフィシャル・キャッシュ・レートを4.50%で据え置いたが、高い交易条件が、今後1年にわたって続くとの見通しを受けて、72.70から74.67まで上昇した。 またNZD円が59.68から61.13、カナダ円が81.88から82.97に値を上げたが、スイス円は82.00から83.08まで上昇も、弱い6月スイス消費者物価指数が上値を抑えた。海外市場は、欧州時間からダウ先物や欧州株の上昇を受けて、リスク回避の巻き戻し的な動きが中心となったが、 NY市場では、米6月ISM非製造業景況指数が、53.8と市場予想を下回る弱い内容となり、ドル売りが進んだ。 NYダウは、3連休明けで、値ごろ感の買い戻しが入り、一時160ドル高まで上昇したが、その後は弱い指標もあり、マイナス圏まで値を消して、どうにかプラス57ドルで引けた。ユーロドルは、ECB関係者の話として、ストレステストの完全な情報開示を要請する一方で、欧州の各銀行に資本増強を求めるとの話が好感され、1.2663まで上昇、ドル円は、ロンドンでの高値87.98から弱い指標を受けて87.35まで下落したが、ビッドに支えられて、更なる動きとはならなかった。  一方クロス円は、ロンドンでの高値つきから、ISMを受けて一時下ヒゲを描く下落となったが、その後はもみ合い気味も、ダウの下落を受けて、利食いが優勢となった。 ユーロ円が110.85から110.08、ポンド円が133.68から132.84、オージー円が75.05から74.44、NZD円が61.18から60.70に下ヒゲを描く下落となり、カナダ円は、堅調に83.53の高値まで上昇後、82.71へ下落。 スイス円はユーロスイスでの買いの影響から一時82.24まで値を下げた。
経済指標&要人発言
2010年07月07日(水)
7日の東京市場は、材料に薄い中、上海株は堅調も、日経平均株価の軟調や円の下値の底堅さを受けて、円の買い戻しが進んだ。 ドル円は、87.68から87.12まで下落、ユーロドルも1.2634から1.2568、ポンドドルも1.5085まで値を下げた。 一方クロス円も総じて戻りが限定された。 ユーロ円は110.68から109.50、ポンド円は132.90から131.42、オージー円は74.78から73.76、NZD円は60.90から60.20、カナダ円は83.29から82.35、スイス円は82.75から82.35まで下落した。海外市場は、特別な米経済指標の発表のない中、NYダウが、ステート・ストリートによる業績改善見通しなどを受けて、金融セクターの決算に対する安心感から、大きく上昇し、リスク回避の巻き戻しから、ドル売り、円売りが大きく強まった。 ユーロドルは、さえない独5月製造業受注を受けて、ロンドン市場で1.2553まで下落後、ストレステストへの懸念が薄らいだことで1.2665の高値まで上昇。 ドル円は87.02の安値まで下落後、87.78まで反発し、ポンドドルも1.5219まで値を上げた。一方クロス円も、ロンドンでの日中安値から、日中高値を更新する上昇となった。 ユーロ円が109.32から110.59、ポンド円が131.27から133.36、スイス円が81.89から83.46、オージー円が73.52から76.01、NZD円が59.95か61.84、カナダ円が82.08から83.81まで上昇した。
経済指標&要人発言
2010年07月08日(木)
8日の東京市場は、昨日のNYダウの大幅上昇から、東京株式市場が堅調に推移したことで、円が軟調推移となった。 ユーロドルは、ECB理事会を控え、買戻しが優勢となり、1.2620から1.2688まで上昇、ドル円は87.66から88.47まで値を上げた。一方クロス円も堅調に値を上げ、ユーロ円が110.75から112.03まで上昇し、ポンド円が133.02から134.60、オージー円は、豪州6月雇用情勢が改善したことで、75.62から77.46まで強い上昇を示現し、NZD円が61.58から62.51、カナダ円が83.69から84.64、スイス円が83.28から84.25まで一時値を上げた。海外市場では、ロンドン市場で、英MPCを控えて、軟調な英住宅価格指標や製造関連指標もあり、ポンド売りが強まった。 NY市場では、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の記者会見で、直近のユーロ圏の経済指標が非常に良いと示されたことで、ユーロ買いが強まった。 またNYダウは、予想より強い米週間新規失業保険申請件数を受けて続投となったことで、円売りが継続した。 ユーロドルは一時1.2713まで上昇、ドル円は88.64の日中高値をつけた後は、88.26レベルを支えて揉み合いとなったが、ユーロ円は、112.52の高値、オージー円が77.90、NZD円が62.90、カナダ円が85.36、スイス円が84.36の高値まで上昇した。 ただし、ポンド円は、東京の高値134.60から133.21までロンドン市場で値を下げ、反発は134.40に限定された。
経済指標&要人発言
2010年07月09日(金)
9日の東京市場は、材料難の中、株価が堅調に推移したことや11日の参議院選の投開票を控えて、円売り気味の展開となったが、更に大きな動きとはならなかった。 ドル円は、韓国中銀が政策金利を引き上げ、利上げサイクルに入ったとの見方から、市場で、対ウォンでの円売りが噂され、88.34から88.71まで一時上昇も、更なる上昇は阻まれた。 ユーロドルはアジア中銀の買いで、1.2674から1.2723まで上昇したが、上値ではスイス中銀の売りが噂されている。 一方クロス円も堅調に値を上げたが、利食いが優勢。 ユーロ円は112.15から112.69まで上昇、ポンド円が133.86から134.59、オージー円が77.30から77.81、NZD円が62.43から63.10、カナダ円が84.68から85.14、スイス円が83.92から84.49まで一時値を上げた。海外市場では、週末ポジション調整のドルの買戻しから、円は週末の日本の参院選を控え、揉合い気味の推移で終了した。 主だった米経済指標の発表のない中、ダウはマイナス19ドルのスタートから揉み合い気味が続くも、結局引け際にプラス59ドル高まで上昇して終了した。 ユーロドルは、スイス国立銀行の1.27台での売り観測が意識されて、1.2609まで下落後、反発が1.2650で限定された。 ポンドドルは、弱保合いが続き1.5050台の安値へ下落、ドル円は、88.41を安値に揉み合い推移ながら、引けにかけてショート・カバー的に88.68まで上昇して引けた。 一方クロス円もロンドン市場で売りが強まった後は、揉み合いながら、買戻し気味に終了。 ユーロ円が111.53から112.10、オージー円が77.20から77.88、NZD円が62.6から63.06、スイス円が83.15から84.01まで値を上げたが、ポンド円はポンド売りから133.24まで下落した。 また強いカナダ雇用統計を受けて、カナダ円は84.59から85.96まで上昇後も、下値を85.60で維持して堅調な終了となった。
経済指標&要人発言
2010年07月12日(月)
12日の東京市場は、参議院選挙での与党民主党の敗北を受けて、海外勢中心に円売りが進んだ。 ユーロドルは、独シュピーゲル誌が、「欧州の銀行ストレステスト(健全性審査)では、最悪のシナリオとして独連邦債に一定の条件の下で、ヘアカットが適応される」と報道したことで、1.2647から1.2565まで軟調推移。ドル円は88.55から89.15まで上昇した。また、クロス円は日経平均株価の下落が、小幅に留まったことで、ドル円同様買い戻しが優勢となったが、その後は利食いに押された、 ユーロ円は112.39まで上昇後、111.59まで下落、ポンド円が134.00から132.80、オージー円が78.14から77.30、NZD円が63.23から62.69、カナダ円が86.44から85.75、スイス円が84.43から83.40での推移となった。 の海外市場では、材料難の方向感に乏しい中、NYダウが小動きとなり、全般的に動意が乏しかったが、ドルの買い戻し、円の買い戻しが優勢となった。 ユーロドルは、欧州ストレステストの透明性や厳格化への懸念で、1.2556まで下落後、ギリシャの1−6月期財政赤字が縮小したとの報道で、1.2600レベルまで反発した。 ポンドドルは、英経常収支の悪化や格付け会社S&P社が英国の格付け見通しを据え置く(ネガティブ)と発表したことで、1.4995まで下落、ドル円は、88.39の安値まで値を下げた。 一方クロス円では、ユーロ円が114.14、ポンド円が132.58、オージー円が77.10、NZD円が62.61、カナダ円が85.11、スイス円が82.99まで下落したが、その後は買い戻しが優勢となった。  
経済指標&要人発言
2010年07月13日(火)
13日の東京市場は、動意の薄い中、上海株式市場が中国の景況感悪化懸念から弱含みに推移したことで円買い気味の展開となり、米格付け会社ムーディーズによるポルトガル格付け引き下げを受けたリスク回避の動きが強まった。 ユーロドルは1.2615から1.2522まで下落、ドル円も88.87から88.40まで下落した。一方クロス円も利食いが優勢となり、ユーロ円は112.08から110.76、ポンド円が133.64から132.44、オージー円が78.00から76.82、NZD円が63.44から62.53、カナダ円が85.92から85.18、スイス円が83.82から83.10まで下落した。ロンドン市場では、ポルトガル格付けの引き下げや弱いドイツZEW景況感指数を受けて、リスク回避的な動きとなったが、NY市場では一転、米5月貿易赤字が予想外の赤字拡大となったが、NYダウが、アルコアやインテルの好決算を受けて、堅調に値を上げたことで、巻き戻し的な動きが強まった。 ユーロドルは、ロンドン市場で、1.2522の安値まで下落も、ポルトガルの格下げが2段階の引き下げで済んだとの楽観論から、1.2739まで上昇した。 ポンドドルもセンタンス英中銀金融政策委員が利上げを主張したことで、1.5195まで上昇、ドル円は、米貿易収支を受けて、88.02まで売り込まれたが、その後はショートカバーに88.75まで反発した。 一方クロス円もロンドンでの下落後、急反発となった。 ユーロ円が110.68から112.94、ポンド円が132.44から134.70、オージー円が76.82から78.42、NZD円は62.53から63.92、カナダ円が85.18から86.12、スイス円は83.06から84.17まで値を上げた。 
経済指標&要人発言
2010年07月14日(水)
14日の東京市場は、東京株式や上海株式市場が堅調に推移したことで、円が軟調気味な展開も、材料難からは更なる大きな動向は出ていない。 ドルは88.65から89.12まで一時値を上げ、ユーロドルは、1.2735から1.2691まで一時下落した。 一方クロス円も高値圏での揉み合い推移となり、ユーロ円は112.80から113.29、ポンド円は134.53から135.76、オージー円は78.23から78.87、NZD円は63.69から64.12、カナダ円は85.98から86.45、スイス円は83.70から84.42での推移となった。海外市場では、投資格付け会社フィッチが、スペインの格付けを引き下げるとの噂が流れ、市場予想を下回る米6月小売売上高や米企業在庫を受けて、一時ドル買い、円買いが強まったが、下落していたNYダウがプラス圏を回復したことで、巻き戻し的な展開となった。 ただし、その場の米FOMC議事録の発表で、2010年の成長見通しが引き下げられたことで、結果的にいって来いの展開となった。ユーロドルは、1.2682の日中安値をつけた後は、逆に直近高値を上抜け、1.2778まで一時値を上げたが、1.2800のオプションの防戦に更なる上昇は阻まれた。 ル円は、米国債の利回りの低下を受けて88.19まで下落後、88.66へ反発したが、再度88.06の安値まで下落した。 一方クロス円も日中安値からは、ダウのプラス圏回復を受けて、反発が比較的大きくなったが、NZD円が、63.17から64.29と日中高値を更新したことを除くと、その他は日中高値を前に押し戻された。 ユーロ円が112.05から113.20、ポンド円が134.32から135.58、オージー円円が77.50から78.59、カナダ円が85.15から86.07、スイス円が83.46から84.07まで一時値を上げたが、ほぼ値を消す形となった。  
経済指標&要人発言
2010年07月15日(木)
15日の東京市場は、中国の弱い一連の経済指標を受けて上海株が下落したことや白川日銀総裁が「円高、株安でも景気回復傾向」との発言を受けて、円の買戻しが強まった。 ドル円は88.50から87.86まで下落、ユーロ円も112.83から111.83まで値を下げ、ポンド円が134.25、オージー円が77.02、NZD円が63.17、カナダ円が84.84、スイス円が83.42まで下落した。 またユーロドルは、若干材料難から1.2708から1.2765での堅調推移となり、ポンドドルも、センタンス英MPC委員の利上げの必要性を訴える発言やNTTの英ディメンション・データ買収に絡むニュースで、1.5236から1.5290で堅調推移となった。海外市場では、ロンドン市場から、JPモルガン・チェースの好決算を受けて、クロス円の買い戻しが優勢となったが、米7月NY連銀製造業景況指数や米6月生産者物価指数などが予想より悪く、米週間新規失業保険申請件数や米6月鉱工業生産が市場予想を上回ったが、その後発表された米7月フィラデルフィア製造業指数が、予想を下回ったことが決定打となり、NYダウが寄り付きから、120ドル近い下落となり、円買い、ドル売りが強まった。ただし、これも引けにかけてNYダウが反発したことで、クロス円は戻り歩調となった。 ユーロドルは、ギリシャの金融再編への期待感からギリシャ金融株が上昇したこと、イタリア系銀行のストレステストが良好な結果となる見通しとの発言やスペイン国債入札が順調に消化されたことを受けて、1.2955まで上昇、ポンドドルは、メキシコ湾岸での原油流出事故で英BPがようやく流出食い止めに成功したとの報道が好感され1.5472まで上値を伸ばし、ドル円は88.27から87.23まで大きく値を下げた。 一方クロス円は、株価の上下や欧州通貨の上昇に上下に荒れた展開となったが、特にウェストミンスター系のクロス円が日中安値を更新する急落気味の展開となった。 ユーロ円が113.40まで反発後、112.25まで下落し、その後ユーロドルの上昇に再度113.25まで値を上げ、ポンド円は135.64から134.02、オージー円が78.04から76.16、NZD円が63.98から62.62、カナダ円が85.82から83.57、スイス円が84.33から83.52まで一時下落した。
経済指標&要人発言
2010年07月16日(金)
16日の東京市場の取引は、東京株式市場が弱含みに推移したことや週末のポジション調整からの円買いが強まる展開となった。 ドル円は897.50から86.97まで下落後、本邦準公的機関投資家や本邦輸入企業からの買いで、どうにか下げ渋った。 ユーロドルは、ユンケル・ユーログループ議長の「(ストレステスト)深刻な事態になると考えず」などの発言もあり、1.2890から1.2950で底堅く推移した。 一方クロス円も値を下げたが、その後は買い戻しが優勢となった。ユーロ円が113.14から112.228まで下落後、112.98まで反発した。 その他、ポンド円は135.21から134.05、オージー円は77.37から76.06、NZD円は、NZ第2四半期の消費者物価指数が鈍化したことで63.76から62.29まで下落、カナダ円は84.28から83.43、スイス円は84.00から88.33での推移となった。 海外市場は、NYダウがゼネラル・エレクトリック、シティグループ、バンク・オブ・アメリカなどの4−6月期決算で、数字が伸び悩んだことや7月ミシガン大学消費者信頼感指数の結果が予想を下回ったことを受けて、寄り付きから270ドル近い下落を示現したことで、リスク回避のドル買い、円買いが強まった。 ユーロドルは、週末のショート・カバーが強まり、1.3008の高値まで上昇後から1.2916まで下落、ドル円は86.27まで値を下げた後は、82.86に反発が限定された。 また資源国通貨が安く、オージードルが0.8682、ドルカナダは1.0583まで値を上げた。一方クロス円もロンドンでの反発から調整を深めた。 ユーロ円が113.35から111.54まで一時下落、ポンド円は135.54から132.21、オージー円が76.78から75.05、NZD円が61.30、カナダ円が81.73、スイス円が82.03まで一時値を下げた。 
経済指標&要人発言
2010年07月19日(月)
 19日のアジア市場は、東京市場が休場のため、薄商いが続いたが、 米格付け会社ムーディーズがアイルランドの格付けを引き下げたことを受けて、ユーロ売りが一時強まった。 ユーロドルは、1.2871まで下落後1.2982まで反発。 ポンドドルは1.5268から1.5351まで上昇、ドル円は86.45から86.82で小動きとなった。一方クロス円はリスク回避的な動きから、ユーロ円が111.43まで下落後、ユーロ・ポンドでの買い戻しをきっかけに112.69まで上昇、ポンド円は、132.26へ下落後133.35まで反発、オージー円が74.70から75.86、NZD円が60.91から61.86、カナダ円が81.75から82.97、スイス円が82.55から83.11までで値を戻した。円の売り戻しに関しては、ドル円が85円を割り込んだ場合日銀が追加の金融緩和を実施するとの観測記事が影響した。海外市場では、ダウ・ジョーンズ社が「ドル円が85円を割り込んだ場合、日銀は追加緩和策を打ち出す可能性がある」と報じたことで、ロンドンで円売りが進んだが、NY市場では、全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した7月の住宅市場指数が、予想より弱い内容となったことで、NYダウが下落したことで、一時円の買い戻しとなったが、その後NYダウが、プラス圏を回復したことで値を戻した。ユーロドルは、1.2992まで上昇後、「独商業用不動産金融のヒポ・レアルエステートがEUのストレステスト(健全性審査)に不合格」と伝わったことが嫌気され、1.2930台へ下落、その後1.2980まで買い戻しされたが、上値では、アジア系ソブリンネームの売りの噂に抑えられた。 ドル円は、ロンドンで87.23まで反発後、86.63まで下落、ポンドドルは、ユーロポンドの買いに1.5203まで下落した。一方クロス円は、ダウの下落後の下げから買い戻しが優勢も、日中高値を更新する動きとはなっていない。 113.07から112.22まで一時値を下げ、ポンド円は133.44から131.81、オージー円円が72.05、NZD円が60.96、カナダ円が82.06、スイス円が81.27まで一時下落した。
経済指標&要人発言
2010年07月20日(火)
20日の東京市場は、材料難気味な中、仲値不足やバーゲン・ハント的な本邦準公的機関投資家の円売りオーダーが支え、円は軟調気味な推移となった。 ユーロドルは、上海総合指数が2%を超える上昇となったことで、ショート・カバーで1.2927から1.3029一時まで上昇、ドル円は88.66から87.19へ値を上げ、ユーロ円が112.13から113.37、ポンド円が131.97から133.20、オージー円はペシミスティクな豪中銀議事録にも関わらず、スティーブンス豪準備銀行総裁の「オーストラリアはトレンド成長率を達成。中期的な見通し、全般にかなり明るい」との発言を受けて、75.16から76.72まで上昇、NZD円が61.08から62.17、カナダ円が82.15から83.00、スイス円が82.15から82.94まで一時値を上げた。海外市場では、米6月住宅着工件数が予想を下回ったこと、IBM、テキサス・インスツルメンツ、ゴールドマン・サックスなどの米企業の決算内容が失望感を誘い、ダウが寄り付きから、140ドル超えの下落となり、リスク回避の動きが一時強まったが、その後ダウ、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が21日に米上院銀行委員会で行う金融政策報告で、準備預金比率も0.25%の引き下げ、または追加的な緩和策を発表するとの噂、更にアップルの好決算を受けてダウが、75ドル高で引けたことで、巻き戻しの動きとなった。ユーロドルは1.2839の安値から1.2923まで一時反発、ポンドドルも1.5153から1.5305へ上昇したが、日中高値を前に上げ渋りとなり、ドル円は87.58まで一時値を上げた。 またカナダ中銀が、政策金利を0.25%引き上げたが、成長見通し引き下げたことで、ドルカナダは、1.0587まで上昇したが、その後は1.0476まで下落した。一方クロス円も一部日中安値を更新する動きから反発。 ユーロ円が111.46の日中安値から112.82まで反発。 ポンド円が131.41から133.74、スイス円が82.24から83.55、オージー円が75.53から77.46、NZD円が61.35から62.83、カナダ円が82.00から83.95まで日中高値を更新した。
経済指標&要人発言
2010年07月21日(水)
21日の東京市場は、バーナンキ米FRB議長の議会証言を控えて小動きとなったが、軟調な株価や同議長が議会証言で追加金融緩和策に言及するとの観測から、円買い気味の展開となった。 ユーロドルは材料難から揉み合い気味で、1.2868から1.2914での推移。 ドル円は87.51から87.07まで弱含み、クロス円も総じて利食いが優勢となった。 ユーロ円は112.84から112.08、ポンド円が133.73から132.36、オージー円が77.36から76.69、スイス円が83.24から82.53まで一時下落したが、NZD円は62.28から62.80での揉み合い、カナダ円が84.22から83.46まで堅調に値を上げた。海外市場は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、議会証言において、具体的な追加緩和策について言及しなかったことで、NYダウが、160ドル安まで下落。リスク回避の円買い、ドル買いの動きが強まった。 ユーロドルは、ストレス・テストに対する悲観的な見方やスイス中銀のユーロ売りが噂さて1.2732まで下落、ポンドドルも英MPC議事録で、政策金利の据え置きが7対1で前回同様に決定したことで、1.5125まで値を下げ、資源国通貨も軟調となった。 またドル円は、米長期金利の下落も重しとなり、87.32から86.91まで値を下げたが、ドル買い相場の中下値は限定された。 一方クロス円も下落を強め、ユーロ円が110.79、ポンド円が131.61、オージー円が76.21、NZD円が61.90、カナダ円が82.82、スイス円が82.53まで下落した。
経済指標&要人発言
2010年07月22日(木)
22日の東京市場は、東京株式市場が弱含みに推移したことで、円が堅調な推移となった。 ドル円は本邦輸出企業からの売りで87.09から86.34まで下落したものの、86円のオプション・トリガーを控え、防戦買いや本邦準公的機関投資家の買いに支えられて、一時86.60−70まで反発した。 ユーロドルは、1.2737から強い仏やドイツの7月サービス業、製造業PMI速報値を受けて、1.2820まで反発した。一方クロス円も下落後買戻し気味で、ユーロ円が111.09から110.02まで下落後、110.80−90まで反発。 ポンド円が132.14から130.82まで一時下落後反発、オージー円が75.58から76.49、NZD円が61.37の安値から62.07、カナダ円が82.27から83.07、スイス円が82.24から83.05まで一時反発した。 海外市場では、全米リアルター協会(NAR)が発表した6月米中古住宅販売件数や米民間調査会社コンファレンス・ボードが発表した6月米景気先行指標総合指数が、市場予想を上回り、NYダウが230ドル近い上昇を示現し、リスク回避の巻き戻し的な動きが強まった。 ユーロドルは、ユーロ圏7月消費者信頼感・速報値が、市場予想を上回り、2008年5月以来の水準へ改善したこと、中国がドルの購入を制限するとの思惑、ストレス・テスト前の買い戻し意欲から1.2933まで上昇、ポンドドルも1.5287まで値を上げ、ドル円は87.22まで反発した。 またクロス円も軒並み買い戻しが優勢で、ユーロ円が112.73、ポンド円が133.28、オージー円が77.95、NZD円が63.32、カナダ円が84.08、スイス円が83.78まで一時値を回復した。 バーナンキFRB議長の下院での議会証言は、前日の上院での内容と変わらず、市場の材料となっていない。 
経済指標&要人発言
2010年07月23日(金)
23日の東京市場は、ストレステスト(健全性審査)の結果発表を控え、日経平均株価や上海株価の堅調にも関わらず、動意の薄い展開。 ユーロドルは、スペイン紙報道「複数のスペイン貯蓄銀行がストレステスト(健全性審査)に不合格」や米格付け会社ムーディーズが「ハンガリーの格付けを引き下げ方向で見直し」と発表したことで、1.2917から1.2860まで下落、ドル円は87.23で上値を抑えられて、86.73まで一時値を下げたが、証券系の買いに支えられた。クロス円も朝方上値をトライ後は、利食いが優勢。そろそろ8月のレバレッジ規制を前に、個人投資家からのポジションを軽くする動きが出ている模様。 ユーロ円が112.67から111.70まで一時値を下げ、ポンド円が133.34から132.45、オージー円が78.07から77.26、NZD円が63.38から62.75、カナダ円は84.16から83.42、スイス円が83.74から83.12まで一時値を下げたが、その後は買い戻しが優勢となった。 ロンドン市場では、独ifo景況感・現況指数・期待指数がすべて市場予想を上回ったことでユーロドルが1.2966まで上昇、また英4−6月期GDPも強い結果となったことで、ポンドドルが1.5449まで値を上げたが、その後ストレス・テストを控えて、「保有債権ではなく取引債権の損失に限定し、ソブリン債のデフォルトを想定していない」とする一部報道から、利食いが優勢となった。 ユーロドルが1.2794、ポンドドルは1.5350レベルまで値を下げた。 一方NY市場では、注目のストレス・テストが発表され、91行のうちスペインの貯蓄銀行5行、独ヒポ・レアルエステート、 ギリシャ農業銀行の計7行が不合格と発表されたが、一定の織り込みや判定が甘いとの見方から発表後、利食いのドル買い戻しとなった。 ただし、NYダウが堅調に100ドルを超える上昇となったことで、引けにかけて円売り、ドル売りが再度強まる展開で終了した。 ユーロドルは、1.2820台を支えて、1.2930レベルまで反発して、1.29台前半で終了、ドル円は、77円台で神経質な展開も、クロス円の買いに87.51の高値をつけた。 一方クロス円は買い戻しが優勢。 ユーロ円は111.60の安値から113.01まで値を上げ、ポンド円が135.00、オージー円が78.44、NZD円が63.75、カナダ円が84.44の高値まで一時上昇した。 ただし、スイス円は、今後スイスの金融機関のストレステストで、EU基準より一段と厳格化した内容が適用されるとの思惑から、一時82.67まで下落した。
経済指標&要人発言
2010年07月26日(月)
26日の東京市場は、欧州金融機関のストレステスト(健全性審査)結果を好感して、株価の反発を受けてリスク回避的な動きとなったが、その他の材料に薄く更なる動きとはならなかった。 ドル円は87.78まで上昇後、本邦輸出企業の売りで87.20まで下落。 ユーロドルは、1.2856から1.2959まで値を上げた。 一方クロス円も反発も利食いが優勢。ユーロ円が112.60から113.49まで上昇後、112.70まで下落。 ポンド円が135.58から134.68、オージー円が78.70から78.03、NZD円が63.90から63.07、カナダ円が84.64から84.05、スイス円は83.31から82.65まで値を下げた。海外市場では、米6月シカゴ連銀全米活動指数や米7月ダラス連銀製造業活動指数が、予想を下回ったが、米6月新築住宅販売件数が市場予想を上回ったこと、フェデックスによる業績見通しの引き上げなどを好感して、NYダウが100ドル近い上昇となり、一時円売り、ドル売りが強まるも、反発は限定された。 ユーロドルは、欧州株が下押してスタートしたことで、1.2890レベルまで下落後、1.3006まで上昇。ドル円もロンドンでの安値86.82から一時87.39まで値を上げたが、その後再度86.83まで値を下げた。 一方クロス円もロンドンでの下落から反発気味も上値は限定された。 ユーロ円が112.22から113.30へ上昇後113円割れに下落、スイス円は82.52から83.43まで上昇後、83円を割り込み、ポンド円は134.52から135.10まで上昇後、再度安値圏を目指した。 また資源国通貨は堅調な推移となり8、オージー円が77.80から78.62、NZD円が63.67から64.04、カナダ円が83.77から84.76まで値を上げたが、これも更なる上値トライには群がらなかった。 
経済指標&要人発言
2010年07月27日(火)
27日の東京市場は、昨晩のNYダウの上昇にも、日経平均株価が値を上げることができずに、揉み合い気味な展開が続いた。ユーロドルは、ストレステスト(健全性審査)が欧州金融機関に対する懸念を緩和したとの見方から、1.3022まで反発も、上値では、スイス国立銀行、中国筋からの売りで1.2973まで下落したが、更なる動きとならず、ドル円は86.83へ下落後、87円前後での小康状態から、引けにかけてショート・カバー気味に87.24まで値を上げた。 その他クロス円で、ユーロ円が112.79から113.34、ポンド円が134.48から135.10、オージー円が78.22から78.70、NZD円が63.63から64.14、カナダ円が84.11から84.65まで値を上げたが、スイス円はユーロスイスの買いの影響で83.02で上値を抑えられて、82.05まで下落した。海外市場では、米5月S&P/ケースシラー住宅価格指数が、市場予想を上回ったが、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した7月米消費者信頼感指数が、市場予想を下回ったことで、NYダウが下落してスタート。 一時リスク回避的な動きとなったが、その後ダウがプラス50ドルと持ち直しことで、買い戻し優勢から、これもダウが引けにかけてあげ渋ったことで、更なる動きとなっていない。 ユーロドルは原油相場の下落もあり、1.3047まで上昇後オプションの防戦に阻まれ、1.2957まで下落、ドル円は87.96まで値を上げたが、厚い売りに阻まれた。 またクロス円でも買い戻しが優勢。 ユーロ円が114.42、ポンド円が137.25、オージー円が79.42、NZD円が64.69、カナダ円が85.41まで上昇したが、ユーロスイスの買いの影響からスイス円は、82.33まで下落後、82.99に反発を限定した。 ユーロスイスは、1.3795と6月17日以来の高値まで上昇した。 
経済指標&要人発言
2010年07月28日(水)
28日の東京市場は、材料難から小動きとなったが、日経平均株価が堅調な推移となったことで、午後になって円売りが強まった。 ドル円は87.63から88.08まで上昇、ユーロドルは1.2967から1.3043まで一時値を上げた。 一方クロス円は、昨日の上昇からは利食いが優勢もユーロ円は113.75で下値をホールドして114.74の高値、スイス円も82.50から83.13まで値を上げたが、オーストラリアの第2・四半期消費者物価指数が市場予想を下回ったことで、オージー円は79.34から78.28まで下落、ポンド円が137.55から136.46、NZD円が64.53から63.89、カナダ円は85.50から84.41まで一時値を下げた。 海外市場では、米6月耐久財受注が予想を下回り、米ベージュブックがハト派的となったこともあり、NYダウが軟調推移となり、円買い気味の展開となった。 ユーロドルは、方向感が薄く1.2970から1.3030との揉合い気味となったが、原油安やクロスでのユーロ売りが圧迫した。 一方ポンドドルは、キングBOE総裁のペシミスティクな発言が一時値を圧迫したが、その後はユーロポンドが1.8313まで下落し、ポンドドルは、逆に1.5638の高値まで上昇した。またドル円は87.25まで下落、ユーロ円が113.22、ポンド円が135.92、オージー円が豪利上げ期待の後退から77.787、NZD円が63.44、カナダ円が84.01まで下落したが、スイス円は82.52から83.06での揉み合い推移が継続した。
経済指標&要人発言
2010年07月29日(木)
29日の東京市場は、昨日のNYダウの軟調を受けて、東京株式市場が弱含みに推移したことやシュワルツェネッガー米カリフォルニア州知事の州財政に関する非常事態宣言などを嫌気して、リスク回避的な動きとなったが、動意はうすく更に大きな動きとはならなかった。 ユーロドルは、月末のリバランス絡む買いに支えられて、1.2977から1.3047まで上昇、ドル円は87.52から87.10まで下落した。 一方クロス円は、昨日NYの調整からは、総じて買戻しが優勢となり、ユーロ円は、113.18まで下落後、ユーロドルの上昇に114.06まで反発。ポンド円は135.92から136.89、オージー円が77.80から78.89、カナダ円が83.98から84.71、スイス円が82.44から83.10まで上昇した。 またNZD円は、NZ準備銀行が政策金利を3.00%へ引き上げたが、今後の引き上げペースは緩やかになるとの可能性を示唆したことで、一時62.86まで下落後、63.60まで反発した。 海外市場では、ロンドン市場からドル売り、円売りが優勢となったが、NY市場では、米週間新規失業保険申請件数が、市場予想よりわずかに強い結果となったものの、反応は限定的で、NYダウが一時80ドル高からマイナス100ドルまで値を下げ、軟調な雰囲気が継続したことで、円の買い戻しが強まった。 ユーロドルは、1.3100のオプションのトリガーをつけて1.3107まで上昇、ポンドドルも1.5663まで値を上げたが、利益確定の売りに押された。 また、ドルスイスは、次回の金融政策の発表で、スイス国立銀行が、政策金利を引き上げるとの思惑から、1.0374まで下落、ユーロスイスも1.3581まで値を下げた。 一方ドル円は、米長期金利の下落を受けて、86.57まで値をさげ、クロス円も売りが優勢で、ユーロ円が113.21まで下落、ポンド円が134.98、オージー円が77.72、NZD円が62.50、カナダ円が83.37まで値を下げたが、スイス円は83.95まで上昇した。
経済指標&要人発言
2010年07月30日(金)
30日の東京市場は、日経平均株価の軟調な週末のポジション調整から、円が堅調気味な推移となった。 ドル円は本邦機関投資家や投信を背景とした複数信託筋の買いに支えられたが、下値を86.17まで拡大。 ユーロ円はモデル系の売りが入って、112.42まで下落し、ユーロドルは1.3094から1.3028まで下落した。一方クロス円は総じて軟調で、ポンド円が134.59、オージー円が77.39、NZD円が62.08、カナダ円が83.23、スイス円が82.89まで値を下げた。 海外市場は、ロンドン市場で、週末を睨んだドルの買い戻しが強まったが、NY市場では、米4−6月期GDP・速報値が、市場予想を下回り、米国長期金利が下落。 またNYダウが一時100ドル超えの安値まで値を下げたことで、 リスク回避的な動きが強まったが、その後7月米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や7月ミシガン大米消費者態度指数・確報値が予想より強い内容となったことで、NYダウがプラス圏まで反発。 巻き戻し的な動きを強めて、週末の取引を終了した。ユーロドルは1.2980の安値から1.3070近辺まで反発、ポンドドルが1.5552の安値から1.5722まで大きく値を上げ、ドル円は85.95の安値から86.71まで一時値を戻したが、上値は戻り売りに押された。 一方クロス円も同様に安値圏から値を回復。 ユーロ円が112.03から113.12レベルまで一時値を戻し、ポンド円が134.22から136.04、オージー円が77.37から78.56、NZD円が62.11から62.93、カナダ円が83.08から84.74まで一時値を上げ、スイス円は82.64から83.25のレンジで揉み合いとなった。 
経済指標&要人発

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