2010年09月01日更新
FX Strategic Co-op


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Histrical Rate Range
Date コメント
2010年08月02日(月)
2日の東京市場は、材料難の中動意は薄いが、東京株式市場が堅調に推移したことや野田財務相の「過度の変動は経済に悪影響を与えるため好ましくない」との円高牽制発言、菅首相が、デフレ脱却発言を行ったことを受けて、円が売り戻し気味の推移となった。 ユーロドルは、1.3054から1.3090での揉み合い推移となり、ドル円は86.20から86.82まで上昇、ユーロ円が112.73から113.42、ポンド円が135.51から137.12、オージー円が78.06から79.30、NZD円が62.69から63.70、カナダ円が83.87から84.89、スイス円が82.78から83.35まで一時値を上げた。海外市場では、米7月ISM月製造業景気指数が、市場予想を上回ったことで、NYダウが200ドル超の上昇となり、リスク志向が強まった。ユーロドルは1.3196の高値まえ上昇、ポンドドルも1.5907まで上昇し、ユーロポンドは0.8255まで下落した。 また原油相場が約3カ月ぶりの80ドル台に乗せたことで、ドルカナダは1.0204まえ下落した。 一方ドル円は、ドル売りの中、ロンドンの高値の86.88から86.32まで値を下げたが更に下落は進まず、ユーロ円が114.19、ポンド円が137.68、オージー円が79.30、NZD円が63.70、カナダ円が84.96、スイス円が83.45まで一時値を上げた。 
経済指標&要人発言
2010年08月03日(火)
3日の東京市場では、ウォールストリートジャーナル紙が「来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加的な金融緩和策が打ち出される可能性」と報道したこと受けて、円が堅調、ドルが軟調な動きとなった。 ユーロドルは、アジア系の買いで1.3146から1.3230まで一時上昇、ドル円は86.65から85.84まで下落したが、下値では半公的資金の買いが支えた。 一方クロス円は利食いが強まるも、日経平均株価が堅調に推移したことで、下値は限定されている。 ユーロ円が114.14から113.39、ポンド円は137.78から136.97、NZD円は79.19から78.13、カナダ円が84.73から83.70、スイス円が83.41から82.73まで下落した。 また豪州中銀が金利を据え置き、豪州6月小売売上高、住宅着工許可件数などが予想を下回ったこともあり、オージー円円は79.19から78.13まで下落した。海外市場では、ロンドン市場からドル売りが強まったが、 NYでは6月米製造業新規受注や6月米住宅販売保留指数が、市場予想を下回り、NYダウが一時70ドル安まで下落。 その後も軟調推移となったことで、クロス円に利食いが強まり、ドルも買い戻しが優勢となった。ユーロドルは、1.3262の高値から1.3184レベルまで下落、ポンドドルも1.5968から1.5890レベルまで値を下げ、ドル円は、85.70のビッドをこなし、一時85.67と今年の安値を更新した。 一方ユーロ円が113.10、ポンド円が136.35、オージー円が77.91、NZD円が62.71、カナダ円が83.53、スイス円が82.48と日中安値を一時更新したが、その後ダウの下げ止まりを受けて発気味となったが、NY午後は動意に薄い展開となった。  
経済指標&要人発言
2010年08月04日(水)
4日の東京市場は、東京株式市場が弱含みに推移したこと、米連邦準備理事会(FRB)による追加金融緩和観測を受けた米長期金利の下落を受けて、円が堅調な推移となった。 ドル円は、85.91から85.50のオプション・トリガーをブレイクして、85.32まで下落。ユーロドルは、BISなどの上値の売りを受けて、1.3240から1.3202まで値を下げた。 一方クロス円も軟調気味で、ユーロ円が113.59から112.70へ下落、ポンド円が136.96から135.88、NZD円が63.08から62.51、カナダ円が83.90から83.19、スイス円が82.60から81.85まで値を下げ、豪州6月貿易黒字が予想を上回ったことで、オージー円は78.48まで上昇後、77.68まで下落した。海外市場では、ロンドン時間に、独・英サービス業PMIが弱い内容となったことを受けて、ドルの買い戻しがスタート。 NY市場でも、 米7月ADP全国雇用者数や7月米ISM非製造業景況指数が、強い内容となったことで、ドル買い、円売りが進んた。 ユーロドルは、1.3150のストップ・ロスをつけて、1.3131の安値、ポンドドルも1.5857まで下落し、ドルスイスが1.0556、ドル円が86.39まで一時上昇した。 一方クロス円は、ダウが堅調に値を上げたことで、ユーロ円が113.68、ポンド円が137.25、オージー円が79.22、NZD円が63.48まで上昇したが、特にドルカナダが1.0164まで値を下げたことで、カナダ円は84.87の高値まで強い上昇となり、ユーロスイスが値を上げたことで、スイス円は、82.49で上値を抑えられた後、81.68の日中安値圏まで下落した。 
経済指標&要人発言
2010年08月05日(木)
5日の東京市場は、日経平均株価が堅調な推移となるも、本邦輸出企業からの円買いや中国当局による不動産融資規制懸念で、昨日の円売りからは、円の買戻し気味の展開となった。 ドル円は86.46から86.01まで下落、ユーロドルはロイヤルダッチシェルによるカナダ系企業の買収観測、ECB理事会を前にしたポジション調整で、1.3175から1.3119まで軟調推移。 クロス円も上昇後は利食いに押された。ユーロ円が113.84から113.05、ポンド円が137.50から136.40、オージー円が79.28から78.67での推移となったが、NZD円は、NZ第2・四半期の失業率が上昇したことで、63.53から62.55まで下落、カナダ円は、前述のM&A絡みでの思惑で84.53から85.17レベルへ上昇、スイス円は、ユーロスイスの動きにつれて81.68まで下落後、82.16まで反発した。海外市場では、米新規失業保険申請件数が弱い内容なったことやNYダウが軟調気味に推移したことで、ドルの買い戻し、円の買い戻しが優勢となった。 ユーロドルは、トリシェECB総裁の会見において、ユーロ圏の成長拡大を示唆したことで、1.3236まで上昇も、その後「回復への勝利宣言をするには時期尚早」とややトーンダウンしたことなどから利食い優先となり、1.3135まで下落した。 ドル円は動意が薄いが、85.71まで値を下げた。一方クロス円は、揉み合いの域は出ていないが、利食いが優勢となり、ユーロ円がユーロ円が112.76、ポンド円が135.79、オージー円が78.30、NZD円が62.23、カナダ円が84.36、スイス円が81.86まで下落した。
経済指標&要人発言
2010年08月06日(金)
6日の東京市場は、米7月雇用統計発表を控えて、動意の薄い展開。 ただ、日経平均株価や上海株価が堅調推移となったことで、円の売り戻し的な展開となった。ドル円は85.74から86.19まで値を上げ、ユーロドルは1.3176から1.3203で動意の薄い展開となった。 一方クロス円では、ユーロ円が113.00から113.73、ポンド円が136.09から137.07、オージー円は豪準備銀行・四半期金融政策報告の見通しが横ばいだったことで、78.35から79.07、NZD円は62.43から62.83、カナダ円が84.25から84.84、スイス円が81.92から82.23での推移となった。海外市場は、注目の米7月非農業部門雇用者数が、マイナス13.1万人、市場予想のマイナス7万人、また7月民間部門雇用者数もプラス7.1万人と、市場予想のプラス11万人より弱い結果となり、ドル売り、円買いが強まった。7月失業率が9.5%と、市場予想の9.6%より強い結果となったことには反応が薄く、NYダウが寄り付きから150ドル近い下落となったこともマイナスの影響を与えた。ただし、その後NYダウが、下落幅を縮小したことで、円は売り戻し気味の展開で終了した。ユーロドルは1.3334の高値まで上昇後、週末の利食いから1.3266まで下落後、揉み合い気味に終了。 ポンドドルは1.5999まで上昇後、引け際に1.5935−40まで下落して終了した。 その他オージードルが、0.9222、NZDドルが0.7345の高値、ドルカナダが1.0148の安値まで一時値を下げた。一方円絡みでは、ドル円は、一時85.02まで下落したが、85円のノックアウト・オプションの防戦にどうにか支えれて、85.53まで反発して終了。 ユーロ円が112.57まで一時下落後、113.65レベル、ポンド円が135.48から136.42、オージー円が78.01から78.61、NZD円が62.09から62.72、カナダ円が83.05から83.30、スイス円が81.50から82.41まで値を戻して、引けている。 
経済指標&要人発言
2010年08月09日(月)
9日の東京市場は、材料難の中、米FOMCを控えて、金融緩和観測がドルの上値を抑えたが、ドル円は85円でのオプションの防戦、大量のビッドの噂。野田財務相の円安けん制発言を受けて、85.30から85.75まで上昇、ユーロドルは、1.3270から1.3308での揉み合い推移となり、ユーロ円が113.30から113.95、ポンド円が136.21から136.91、オージー円が78.29から78.81、NZD円が62.33から62.77、カナダ円が82.95から83.44、スイス円が82.14から82.45での範囲での推移となった。 海外市場は、米連邦準備制度理事会(FOMC)を控えて、材料難もあり、動意の薄い展開となったが、NYダウが堅調に推移したことで、ドルの買い戻し、円の売り戻しが中心となった。 ユーロドルは1.3216まで下落、ドル円は85.96まで値を上げたが、既に86円には厚い売りオーダーに阻まれた。 一方クロス円は、まちまちの動きとなったが、揉み合いの域を出ていない。 ユーロ円が113.37へ下落後113.73に上昇、ポンド円が136.42から136.98まで値を上げ、オージー円が78.81から78.50まで下落後、このレンジで揉み合い、NZD円も62.70から62.27へ一時下ヒゲを描いたが62.66へ反発、カナダ円は比較的堅調に83.68まで上昇、スイス円はユーロスイスの買いの影響で、82.47から81.79まで下落した。
経済指標&要人発言
2010年08月10日(火)
10日の東京市場は、米FOMCを控えて動意が薄い展開も、ポジション調整気味な欧州通貨売りが強まった。 ユーロドルは、1.3233から1.3135まで下落、ポンドドルも、英7月RICS住宅価格の悪化を受けて、1.5773まで下落、ドル円は仲値不足から86.06まで上昇後、大口の米銀の売りで、85.64まで下落後揉み合いとなった。 一方クロス円も揉み合い気味ながら利食いが優勢。ユーロ円が113.71から112.65まで下落、ポンド円が136.75から135.28、オージー円が78.81から78.14、NZD円が62.69から61.90、カナダ円が83.76から83.00、スイス円が81.99から81.29まで下落した。 海外市場は、ロンドン市場でも米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加緩和観測が後退した影響や米4−6月期非農業部門労働生産性、米8月IBD/TIPP景気楽観度指数、 米6月卸売在庫などの経済指標が軒並み予想を下回り、 NYダウが寄り付きから140ドル近い下落となったことで、ドル買い、円買いが継続したが、注目の米FOMCの声明文において、「MBSと政府機関債など償還金を米国債へ投資」が明記されたことで、米10年物国債利回りが、2009年4月以来の2.8%を割り込んだことで、一転ドルが全面安の展開となった。ユーロドルは、1.3074の安値から1.3230へ上昇、ポンドドルも1.5711から1.5909まで値を上げ、ドルは86.25から85.17まで下落した。一方クロス円は、ストレート通貨の動きに左右される展開となったが、NYダウがプラス圏を回復できずに、揉み合いの域は出ていない。 ユーロ円が112.30台から112.90レベルへ一時値を上げたが、その後安値圏へ再調整、 ポンド円は135.69から134.81に下ヒゲを描いたが、一過性に留まり、オージー円は78.37から77.80へ値を下げ、NZ円は、62.21から61.65まで下落した。
経済指標&要人発言
2010年08月11日(水)
11日の東京市場は、米FOMCでの景気回復のペースは近い将来には予想されていたよりも穏やかなものにとどまると見方が悪影響を与え、日経平均が値を大きく下げたこともあり、リスク回避的な動きが強まった。 ユーロドルが1.3186から1.3031まで下落、ドル円は85.47から85.09まで下落した。 一方クロス円も総じて値を下げ、ユーロ円が112.61から111.00は、ポンド円が135.54から134.28は、オージー円が78.09から76.76、NZD円が61.88から61.13、カナダ円が82.91から82.05、スイス円が81.55から80.64まで下落した。海外市場は、アイルランドの不安やNYダウの下落を受けて、大きくリスク回避の動きが強まった。 ユーロドルは、ECBのドル資金供給オペで、アイルランドが資金調達不安から大口の入札を持ち込んだとの噂、ECBがアイルランドの国債を取得したとの憶測が流れ、ユーロクロスのユーロ売りを伴い1.2860まで一過性の下落となり、ポンドドルは、英中銀四半期インフレ報告でGDP見通しが引き下げられたことで1.5628まで値を下げた。またドル円は、84.72まで下落したが、更に下落は進まず、85円ミドルで上値を抑えられて、安値圏での保合いが続いた。 一方クロス円は軒並み大きく下落し、ユーロ円が109.61、オージー円が76.43、NZD円が60.74、カナダ円が81.13、スイス円も80.29まで一時値を下げた。
経済指標&要人発言
2010年08月12日(木)
12日の東京市場は、急激な円高に対して「動きが激しい」と菅首相が語ったこと、日銀のレートチェックの噂、野田財務相が午後5時半から記者会見を行うとの報道、ムーディーズが「政局の不安定から日本にはAa2へ格下げの圧力がかかっている」と述べたことで、円の売り戻しが進んだ。 ユーロドルは、ユーロ円の買戻しやショート・カバーから1.2830から1.2933まで反発。 ドル円は84.94から85.80まで値を上げた。 クロス円も買戻しが優勢で、ユーロ円が109.24から110.89、ポンド円が133.00から134.68、オージー円が78.85から77.25、NZD円が60.36から61.37、カナダ円が81.07から82.10、スイス円が80.20から81.26まで上昇した。海外市場では、ロンドン時間、期待された野田財務相の記者会見が、「為替の過度な動きは経済や金融安定に悪影響」と円高をけん制する内容も、介入に関するコメントがなかったことで、円の買い戻し、ドルの買い戻しとなった。 NY市場では、米週間新規失業保険申請件数の増加が嫌気され、NYダウが終始軟調な展開も、欧州通貨やクロス円、ドル円に買い戻し的な動きが強まった。 ユーロドルは、ギリシャの第2四半期GDPが、7四半期連続のマイナス成長となったことやアイルランドの財政赤字増大懸念などから、1.2780まで下落したが、FTドイツ版が、「メルケル独首相がスロバキア首相とギリシャ支援に関する協議を実施」と報じたことで、1.2875レベルまで反発後、やれやれの売りに押された。 ポンドドルは1.5618から1.5562まで下落、ドル円は、85.37から85.99まで上昇した。 一方クロス円は、総じてロンドンの安値からは買い戻し気味も上値が重い展開。 ユーロ円が109.23から110.53、ポンド円が133.01から134.11、オージー円が76.19から77.07、NZD円が60.38から61.07、カナダ円が81.27から82.48へ値を上げ、スイス円は、ユーロスイスの売りに、80.59から82.07への強い上昇となった。 
経済指標&要人発言
2010年08月13日(金)
13日の東京市場は、材料が薄い中、「円高対応、首相と日銀総裁が来週にも会談へ」と朝日新聞が報じたことで、の朝刊記事で、海外短期筋が中心に円の売り戻し気味の展開となった。 ユーロドルは、独4−6月期GDP・速報値が強い内容となったことで、1.2821から1.2906まで上昇、ドル円も85.84から86.19まで一時値を上げた。 一方クロス円では、ユーロ円が110.12から111.12、ポンド円が133.70から134.81、オージー円が76.91から77.83、NZD円が60.80から61.82、カナダ円が82.29から83.12、スイス円が81.60から82.18まで一時値を上げた。海外市場では、ギリシャ国債と独国債の利回り拡大や、欧州、米株先物の下落に連れて、円買い、ドル買いが強まった。 NY市場では、弱い米7月小売売上高を受けて、米長期金利が、過去最低レベルまで下落したが、こういった動きには反応は薄く、その後発表された8月米ミシガン大消費者態度指数が、市場予想を上回ったことやNYダウがマイナス圏で推移したことを受けて、ドルが堅調な推移で終了した。 ユーロドルは、ユーロクロスの売りに1.2860台から1.2750まで下落して安値圏で引け、ポンドドルも1.5566の安値圏まで下げ、ユーロポンドが0.8175、ユーロスイスは1.2403まで下落した。 またドル円は、85.57から86.39まで上昇して86円台前半で引けた。一方クロス円は、ドルストレートの動きに荒れる展開。ダウの下落スタートから、一時売り込まれたが、その後は反発気味も、ダウがプラス圏をしっかりと回復できずに、上値を限定してひけた。 ユーロ円が110.24から109.55まで一時下落し、110.30で上値をCapされ、ポンド円は133.38から134.66まで値を上げたが、オージー円が76.68から77.45まで上昇後76.94まで値を下げて引け、NZD円が60.65から61.30、60へ上昇後60.76まで下落、スイス円が81.26から82.13まで上昇し、カナダ円が唯一82.46から83.22と日中高値を更新する上昇となったが、82.75まで押されて引けた。 
経済指標&要人発言
2010年08月16日(月)
16日の東京市場は、日本の第2・四半期実質GDP・1次速報が予想を下回ったことには反応はうすく、東京株式市場の軟調な推移でスタートしたことで、円買い気味となったが、その後の下げ止まりを受けて、円の売り戻し気味も更なる大きな動意となっていない。 ユーロドルは、買戻しが優勢となり、1.2734から1.2836まで値を上げ、ドル円は86.24から85.70まで下落した。 一方クロス円も安値トライから反発的。 ユーロ円が109.25から110.28、ポンド円が133.22から134.50、オージー円が76.01から77.09、NZD円が60.02から61.03、カナダ円が82.07から82.87、スイス円が81.48から82.59での推移となった。 海外市場では、動意の薄い中、 米8月NY連銀製造業景況指数や米8月NAHB住宅市場指数が、市場予想を下回ったこと、米株価が軟調となったことでドル売りが強まる展開となった。 ユーロドルは1.2872、ポンドドルは1.5702まで上昇、ドル円は85.21まで下落した。 一方クロス円では、一時リスク回避的な動きから、軒並み下値を拡大したが、その後NYダウの戻りに更なる動きとはならなかった。 ユーロ円が一時109.16、ポンド円が133.18、オージー円は76.03、NZD円は59.88、カナダ円が81.49まで一時下落後反発気味。 スイス円は、ユーロスイスの売りに82.67の高値まで一時値を上げた。  
経済指標&要人発言
2010年08月17日(火)
17日の東京市場は、材料が薄い中、20日に発表される見通しの日本の追加景気対策期待、23日に白川日銀総裁・菅首相の会談が行なわれる見通しで、その場で一定の円高対策が出る期待感から、ドル円はどうにか85.45から85.11で下げ止まりを見せた。 ユーロドルは、ロンドン時間に発表される独8月ZEW景況感調査が、前回を大幅に上回るとの噂で、1.2805から1.2878まで上昇、ドルスイスは、イスラエルにミサイルが着弾したとの話から、1.0360台まで下落した。 一方クロス円は軟調気味な揉み合い。 ユーロ円が109.07まで下値拡大語、109.79へ上昇、ポンド円が133.11から133.9、オージー円が76.19から77.00、NZD円が59.97から60.70、カナダ円が85.17から82.10、スイス円が81.82から82.28での推移となった。 海外市場では、住宅関連の指標が軒並み予想を下回ったことを嫌気したドル売りからスタートとなったが、その後米7月鉱工業生産指数が予想を上回ったことなどを好感して、NYダウが150ドル近い上昇を示現して、リスク志向の動きとなった。 ユーロドルは、1.2917のロンドンの高値から1.2835まで下落後、1.2900へ反発し、ポンドドルは、一時1.5552まで下落、ドル円は85.20から88.69まで値を上げた。 本邦大手金融機関が、85円に買いオーダーを並べているとの噂が支えた。一方クロス円もポンド円が、ユーロポンドの買いから、133.94から133.08まで値を下げたことを除くと、買い戻しが優勢。 ユーロ円が110.45、オージー円が77.70、NZD円が61.17、カナダ円が83.08、スイス円が81.68まで下落後82.23まで一時値を上げた。
経済指標&要人発言
2010年08月18日(水)
 18日の東京市場は、思ったより軟調な株価、本邦輸出企業の円買いで、円が堅調気味な推移となった。 ユーロドルは、1.2886から1.2824まで下落、ドル円は85.69から85.34まで値を下げ、ポンドドルは、本日公表される英中銀金融政策委員会議事録で資産買い入れの拡大が、議論されたのではとの思惑で1.5504まで下落した。 一方クロス円も軟調気味推移となり、ユーロ円が110.33から109.59まで値を下げ、ポンド円が133.50から132.49、オージー円が77.57から76.83、NZD円が61.02から60.64、カナダ円が82.96から82.56、スイス円が82.19から81.74まで一時ン値を下げた。海外市場では、主だった米経済指標の発表がない中、ロンドン時間からのドル売りから一転。 金など商品先物相場が急落気味の展開となり、ドルの買い戻しを誘った。 ユーロドルは、1.2923の高値から、1.2845レベルへ下落、 ポンドドルは、英8月MPC議事録で、量的緩和拡大を求める動きがみられなかったことを受けて、1.5689まで上昇後、1.5575へ下落、ドル円は動意に薄い展開が続いており、85.19から89.47での小動きの推移となった。商品相場は、原油先物が7月7日以来の74ドルを割り込み、金先物は1228ドルから、1218.9ドルまで下落、薄商いの中、利益確定の売りに押された可能性が高そうだ。一方クロス円は、NYダウが寄り付きから60ドル安へ下落したことで、上値の重い展開が続いた。 ユーロ円が東京の安値を若干下回る109.58まで下落、ポンド円は、売り込まれていた分、133.74と日中高値を更新、オージー円やカナダ円は、商品市況の下落を受けて、76.57、82.53とそれぞれ日中安値を若干更新、NZD円は、61.36から61.00へ値を下げ、スイス円は82.19から81.79での揉み合いとなった。
経済指標&要人発言
2010年08月19日(木)
19日の東京市場は、日銀による資金供給拡大観測報道、野田財務相発言、東京株式市場の堅調推移などを受けて、円が軟調な推移となたった。ドル円は85.34から85.92まで値を上げ、ユーロドルは、独シュピーゲル誌の「ギリシャの厳しい経済政策が、ギリシャ経済を阻害。 税収の減少、一部の地域の失業率が70%に上昇しいる」との報道を受けて、1.2861から1.2772まで下落した。一方クロス円も買い戻しが優勢となり、ユーロ円が110.13、ポンド円が133.67、オージー円は77.33、NZD円が61.45、カナダ円が82.86まで一時値を上げた。 海外市場では、米週間新規失業保険申請件数の悪化、米7月景気先行指数の前月分が下方修正されたことや米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数の弱い内容を受けて、NYダウが190ドル近い下落となり、リスク回避志向が強まった。 ユーロドルは、1.2903まで上昇後、1.2795レベルまで一時下落、ポンドドルは、1.5670台まで反発後、1.5585レベルまで下落し、ドル円は米長期金利の下落を受けて、84.89の安値まで下落後、85.55まで反発した。 一方クロス円も軒並み売りが優勢。 ユーロ円が109.25、ポンド円が132.82、オージー円が75.96、NZD円が60.15、カナダ円が81.80まで値を下げたが、スイス円は、ユーロスイスの売りが強まった関係で、82.85まで上昇した。
経済指標&要人発言
2010年08月20日(金)
20日の東京市場は、一時クロス円絡みのハイブリッド債の売りで、円買いが若干強まったが、その後は、緊急日銀金融政策決定会合が今日にも開催との噂や野田財務相の「日銀とは緊密な連携とっていきたい」、「為替含め、基本認識を菅首相に来週報告」などの発言を受けて、更なる動きとならず、午後は買い戻し気味となった。 ドル円は85.19まで下落後、85.54へ反発、ユーロドルは1.2792から1.2833での小動きとなった。 一方クロス円も若干下値トライの動きも、一旦下げ止まり気味。ユーロ円が109.02から109.63、ポンド円が132.62から133.28、オージー円円が75.70から76.32、NZD円が60.07から60.55、カナダ円が81.88から82.31、スイス円が82.48から83.02での推移となった。海外市場では、ロンドンからのドルの買い戻しが継続してた。 ウェーバー独連銀総裁が「ECBは年末まで、無制限の資金供給を維持すべき」とハト派的発言を行なったことで、ユーロが急落。 NY市場に入っても、経済指標に薄い中、NYダウが90ドルの下落を示現しており、リスク回避的な動きが続いている。ユーロドルが1.2666まで一時値を下げ、ポンドドルが1.5464の安値まで下落。 ギリシャ国債のスブレッド拡大からユーロスイスが1.3140まで値を下げ、オージードルが0.8842、NZDドルが0.7003の安値、カナダドルは、弱い物価統計を受けて、1.0507まで上昇した。 一方円絡みでは、ユーロ円が108.25の安値、ポンド円が131.99、オージー円が75.50、NZD円が59.77、カナダ円が81.14まで一時値を下げたが、一旦下げ止まりを見せたことで、ドル円は85.75まで買い戻しが優勢となった。 またスイス円は、ユーロスイスの売りの影響で、83.02まで上昇後、82.29まで下落した。
経済指標&要人発言
2010年08月23日(月)
  23日の東京市場は、期待された菅首相と白川日銀総裁の電話会談で、為替介入の話が出なかったことで、円の買い戻しとなった。ドル円は85.68から85.30まで軟調推移となり、ユーロドルは、独8月製造業PMI速報値が予想を下回ったことで、1.2730から1.2682まで下落した。 一方クロス円も軟調水となり、ユーロ円が108.66から108.24、オージー円は、豪総選挙で与野党が過半数に達しなかったことで、75.83まで下落後、買収案件絡みの買いで下げ渋り、76.55まで値を上げ、 ポンドは、英テレグラフ紙で2年以内に政策金利は、8%まで上昇するとの記事や英サンデータイムズ紙が、米食品大手キャンベルが英菓子メーカーのユナイテッド・ビスケッツに対して15億ポンドの買収提案を検討していると伝えたこともあり、対ドルで一時1.5618、対円では133.34まで上昇した。 海外市場では、ロンドン市場で、本邦当局者の消極的な対応を嫌気した円買いが強まった。 NY市場では、強い米7月シカゴ連銀全米活動指数には反応は薄く、揉み合いから軟調気味なNYダウを受けて、リスク回避志向が続いた。 ユーロドルは、市場予想を上回るユーロ圏8月消費者信頼感・速報値への反応は限定的で、欧州ソブリン見通しの半期報告で「欧州各国の歳出削減は欧州成長の重しとなるうえ、各国の信用リスクの引き下げリスクを高める」との見解を示されたことや欧州の金融緩和が長期化するとの見方が主流となり、1.2647の安値まで下落、ポンドドルも、1.5464の安値から1.5620まで反発後、1.5500近辺まで下落した。ドル円は、85.09の安値からの反発が85.34で限定されて、85円前半での揉み合い推移。 一方クロス円では、ユーロ円が107.70、ポンド円が132.04、オージー円が75.88、NZD円が60.10、カナダ円が80.91、スイス円が81.82まで一時値を下げた。
経済指標&要人発言
2010年08月24日(火)
24日の東京市場は、東京株式市場が軟調に推移したことや野田財務相が介入にノーコメントだったことで、リスク回避的な円買い、ドル買いが主流となった。 ドル円は85.19から84.45まで下落、ユーロドルは、1.2660から1.2613、ポンドドルは、ウィール英中銀金融政策委員の「英国が新たなリセッションの現実のリスクに直面している」、「再び金融危機が起きる可能性は非常に小さいと判断できない」との発言を受けて1.5375まで下落した。 またクロス円も一過性の下落となり、ユーロ円が107.80から106.60、ポンド円が132.12から129.79、オージー円が75.93から74.50、NZD円が60.21から59.19、カナダ円が81.00から79.62、スイス円が81.86から80.85まで下落した。の海外市場は、全米リアルター協会(NAR)が発表した7月の米中古住宅販売件数が、市場予想より弱い内容となったことで、米景気に対する懸念が高まり、円買い、ドルの売り戻しが一時強まったが、その後はドル買い戻しも出ている。 ドル円は、日本の財務省・日銀による具体的な円高対応策が示されないとの失望感や米長期金利が低下したことで、1995年6月以来の安値となる83.58まで下落したが、83.50のオプションのトリガーの防戦支えられて、84.44まで反発。 一部ヘッジファンドや本邦企業が、円ポジションで、かなり大きな損失を抱えているとの噂が、出回っており市場の不安心理を煽っている模様。 ユーロドルは、1.2588の安値まで下落後、米7月中古住宅販売件数の結果を受けて、1.2720まで反発したが、再度アイルランドのソブリン格下げを受けて、1.26前半に下げる展開。 ポンドドルも1.5373まで下落後、1.5480台まで一時反発したが、その後は安値圏まで値を下げた。 またユーロスイス相場が、歴史的な安値を更新して1.3015まで下落したことで、ドルスイスが1.0288まで一時値を下げたが、更なる動きとはならなかった。 一方クロス円も、NYダウが180ドル近い下落となったことで、一時大きく下値を拡大したが、その後は買い戻しが優勢。 ユーロ円が105.44の安値から107.06まで反発、ポンド円は128.90から130.54、オージー円が73.59から74.86、NZD円が58.65から59.63、カナダ円が78.43から79.88、スイス円が80.33から81.88まで一時値を戻した。 
経済指標&要人発言
2010年08月25日(水)
25日の東京市場は、政府・日銀が単独でも為替介入に踏み切るとの報道や午後から政府首脳による協議が行われるとの報道で、昨日の円買いの巻き的な動きが中心となった。 ドル円は、83.91から84.61まで値を上げ、ユーロドルも1.2616からifo景況感指数への期待感で、1.2690まで上昇した。 一方クロス円も軒並み買い戻しが優勢で、ユーロ円が105.90から107.36、ポンド円が129.16から130.73、オージー円が73.98から75.23、NZD円が58.70から59.75、カナダ円が79.04から79.96、スイス円が81.25から82.38まで上昇した。 海外市場では、米7月耐久財受注や7月新築住宅販売件数が、市場予想を下回ったことで、米国債利回りが低下、一時リスク回避的な動きが強まったが、マイナス100ドルまで下落したNYダウが、反発して引けたことで、ドルは堅調な推移しで終了した。 ユーロドルは、ロンドンで独8月ifo景況感指数が、予想を上回る結果となったことを受けて、1.2727まで上昇後、1.2608の安値まで下落したが、その後の反発を1.2680で限定して揉み合い気味のレベルで終了。 ドル円は、84.02まで下落後、84.83まで反発し、終始堅調な推移を継続した。 一方クロス円もロンドンで、日中高値をつけた後、ダウの下落に下げを強めたが、その後は買い戻しが優勢となった。 ユーロ円は107.65から106.28まで下落後、107.40台へ反発、ポンド円が130.46まで値を下げた後は、130.94まで値を上げ、オージー円が75.23から73.68、NZD円が59.79から58.48、カナダ円が80.04から78.82、スイス円が82.41から81.66まで一時下落した。
経済指標&要人発言
2010年08月26日(木)
26日の東京市場は、日銀の追加緩和観測や株価が堅調な推移となったことで、円売り気味、また米S&Pが「米政府は、トリプルエー格付けを維持するために措置を講じる必要がある」とコメントしたことで、ドル売り気味の展開となった。 ユーロドルは、独9月Gfk消費者信頼感が、予想のを上回ったこともあり、1.2650から1.2747まで上昇、ドル円は84.57から84.89まで値を上げた。 一方クロス円も堅調で、ユーロ円が107.06から108.01、ポンド円が130.73から132.03、オージー円が74.74から75.37、NZD円が59.11から59.82、カナダ円が79.73から80.38、スイス円が82.02から82.47まで一時値を上げた。海外市場は、ロンドン市場で、欧州株価の反発などを受けて、ドル売り、円売りが進んだが、NY市場では、米新規失業保険申請件数が、市場予想より強い結果となったが、NYダウが軟調な推移となったことで、更なる大きな動きとならなかった。 27日の米4−6月期GDP・改定値やバーナンキFRB議長の講演を控えて、動意に薄い展開が続いた。 ユーロドルは、「ギリシャの証券規制当局が9月から空売り規制を撤廃する」と発表したことを受けて、1.2765の高値まで上昇も、その後は利食いが優勢となり、1.2688レベルまで値を下げた。 また一時ポンドドルが1.5598へ上昇、ドルスイスは1.0223まで下落し、ドル円は、84.32から84.72での揉み合いに終始した。 一方クロス円も東京夕方の高値圏からは、利食いに押されたが、堅調なレベルは維持した。 ユーロ円が107.10まで下落後107.90レベルへ反発したが、ダウの下げに売りが優勢。 ポンド円が131.00から131.80、オージー円が74.75から75.39、NZD円が59.29から59.89と若干日中高値を更新、カナダ円は79.75から80.38、スイス円は82.04から82.71まで一時上昇を強めたが、その後はじりじりと下押し気味となった。 
経済指標&要人発言
2010年08月27日(金)
27日の東京市場は、日経平均株価が堅調に推移したこと、菅首相が、本日中に会見を行い、円高対策の対処方針を表明するとの報道から、円が軟調気味な推移となった。 ただし、米第2四半期GDP・改定値の発表やバーナンキFRB議長の講演を控えて、動意に薄い展開が続いた。ユーロドルは1.2692から1.2731での推移、ドル円は84.27から84.85で、上値は輸出の売りに抑えられている。一方クロス円は、ユーロ円が106.99から107.92、ポンド円が130.27から131.65、オージー円が74.55から75.27、NZD円が59.18から59.84、カナダ円が79.62から80.25、スイス円は82.27から82.78での推移となった。 海外市場では、米4−6月期GDP・改定値が、市場予想を上回ったが、その後インテルが、7−9期の業績見通しを下方修正したことで、NYダウがマイナス40ドルまで下落して、ドルの買い戻しが強まった。 ただ、バーナンキ米連邦準備理事会議長が。米景気について「回復の勢いは予想よりも弱まった」と指摘し、「必要に応じて非伝統的手段を通じ金融緩和を行う用意がある」としたこと。 長期国債の追加購入などに言及したこともあり、NYダウがプラス150ドル越えへ反発。 リスク志向的な動きが強まっている。ユーロドルは、1.2780まで値を上げ、ドル円は、日経新聞が、「日銀は週明けにも臨時会合を開催し、追加の金融緩和を決めることで最終調整に入った」と報じたことで、85.46まで値を上げた。一方クロス円も買い戻しが優勢。 ユーロ円が108.90、ポンド円が132.58、オージー円が76.80、NZD円が60.83、カナダ円が81.15、スイス円が83.12まで上昇した。
経済指標&要人発言
2010年08月30日(月)
30日の東京市場は、9時から開催された臨時日銀金融政策決定会合での追加金融緩和策への期待で、円売りが進んだが、結果は市場予想通りの内容となり、更に白川日銀総裁が「国債買い入れオペは、現在の規模が最適」と発言したことで、受失望感から円の買い戻しが進んだ。ドル円は、85.32から85.91まで上昇後、84.90まで下落。ユーロドルは、1.2775から1.2715まで軟調推移となった。一方クロス円もショート・カバー的な買戻し後は利食いが優勢となった。 ユーロ円が109.56まで上昇後、108.16まで下落。ポンド円が133.61から131.96、オージー円が77.51から76.25、NZD円が61.28から60.33、カナダ円が81.97から80.87、スイス円が83.41から82.47まで下落した。 海外市場では、米7月個人所得・消費支出などへの反応は薄く、NYダウが、軟調な取引となったことで、リスク回避的なドル買い、円買いが進んだ。 ユーロドルは1.2659まで下落、ポンドドルも1.5457まで値を下げ、ドル円は84.50の安値まで値を下げた。 一方クロス円でも売りが優勢。 ユーロ円が107.02、ポンド円が130.66、オージー円が75.39、NZD円が59.74、カナダ円が79.72まで下落したが、スイス円は、クロスでのスイス買い意欲が強く、82.16から82.83まで一時値を回復したが、その後は調整気味なった。 
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2010年08月31日(火)
31日の東京市場は、NYダウの下落や民主党がトロイカ政策を強調、政局不安から東京株式市場が、300円を超える弱含みに推移したことで、リスク回避の動きが強まったが、池田財務副大臣が「急激な為替変動には断固たる措置をとる」と発言したことや米FOMC議事録を前に、更に大きな動きとはならなかった。 ドル円は84.66から84.06まで下落、ユーロドルも1.2672から1.2625まで値を下げた。またクロス円も売りが優勢で、ユーロ円が107.20から106.16、ポンド円が130.98から129.52、オージー円が75.72から74.67、NZD円が59.87から58.77、カナダ円が79.87から79.17、スイス円が82.74から82.10まで一時下落した。海外市場は、米4−6月期S&Pケースシラー住宅価格指数や米8月消費者信頼感指数が強い内容となったことを受けて、リスク回避の巻き戻し的な動きが出たが、その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容が、新味に欠けたことで、更なる大きな動きとはならなかった。 ユーロドルは、1.2744まで上昇したが、その後は1.2660台まで値を下げ、ポンドドルは、クロスでの売りが強く、1.5327まで下落後も安値圏での推移。ドルスイスがクロスでのスイスフラン買いで、1.0136まで下落、ユーロスイスが、1.2850台まで値を下げ、ポンドスイスが、2009年1月のレベルとなる1.5550まで下落を強めた。また、ドル円は、84.60まで反発後、83.83まで下落、 弱いカナダ4−6月期GDPを受けて、ドルカナダが1.0673まで上昇、オージードルが0.8861、NZDドルが0.6966までNY中盤に値を下げた。一方クロス円は、NYダウが上昇スタートとなったことで、一時買い戻しとなったが、その後はNYダウがマイナス圏に突入したことで利食いが強まった。ユーロ円は107.78と本日高値を更新後、106.25レベルへ下落、ポンド円が130.33から128.67の日中安値に値を下げ、オージー円円が75.36から74.52、NZD円が59.18から58.43、カナダ円が79.79から78.58、スイス円が83.19まで上昇後、82.60まで値を下げた。 
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