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2011年 | 02月 | 01月 |
Date | コメント | |
2011年03月01日(火) | ||
1日の東京市場は、材料難気味も堅調な株価を受けて、クロス円中心に円売りが優勢となった。ドル円は、本邦輸入企業や外貨建て投信設定に絡んだ円売りで、81.47から82.24まで上昇、ユーロドルは、1.3831から1.3789と軟調な推移となった。 一方クロス円は堅調で、ユーロ円が112.89から113.60、ポンド円が132.95から133.88、オージー円が、豪州中銀が金利の据え置きを発表したが、豪州の1月小売売上高などが予想を上回ったことで83.23から83.62へ上昇、NZD円が61.49から61.82、カナダ円が84.13から84.66、スイス円が88.03から88.32へ値を上げた。海外市場では、NYダウの大幅下落を受けて、リスク回避のドル買い、円買いが強まって引ける形となった。 2月米ISM製造業景況指数は、市場予想より強い結果となったが、大きな材料とならず、バーナンキFRB議長の議会証言では、米経済について、自律的回復を示す兆候が増えていると楽観的な見解が示されたが、雇用の伸びは依然として弱過ぎるとして、FRBによる6千億ドルの国債買い入れプログラムの規模縮小などに関しては、何ら示唆しがなく、市場の反応は薄くかった。 ユーロドルは、ユーロ圏のCPIの上昇を受けて1.3855まで上昇後、1.3763まで下落、 ポンドドルは、キングBOE総裁や英MPC委員の発言で、上下する展開となり1.6330まで上昇後、1.6251レベルとの揉み合い気味となり、ドル円は82.22から81.78へ下落した。 またカナダ中銀は、金利を据え置いたが、「景気刺激策の解除に慎重」と声明で示されたことで、ドルカナダは、0.9684から0.9756まで値を上げた。一方クロス円は、利食いが優勢となり、ユーロ円が113.69から112.81へ下落、ポンド円が134.14から133.10、オージー円が83.72から82.88、NZD円が61.85から61.06、カナダ円が84.71から83.94、スイス円が88.40から88.00まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月02日(水) | ||
2日の東京市場は、NYに続いて東京株式市場が軟調に推移したことで、リスク回避的な動きが続いた。 ドル円は83.83から82.12まで一時値を上げ、ユーロドルは、1.3787から1.3744まで一時下落した。 クロス円は、キーNZ首相が、「NZ準備銀行が政策金利を引き下げれば歓迎する」、「NZ経済は、地震の影響でリセッションに陥る可能性」と述べたこと、スワン豪財務相が「最近の自然災害、第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率を1%押し下げる見通し」と述べたことなどが嫌気され、軟調な動きとなった。 ユーロ円が112.96から112.54まで下落後、113.07まで買い戻しで上昇、ポンド円が133.37から132.84、オージー円が83.10から82.62、NZD円が61.31から60.47へ一時下落、カナダ円が84.17から83.91、スイス円が88.42から88.13での揉み合い推移となった。海外市場では、ドルや円が軟調な推移となった。 予想を上回る米2月ADP全国雇用者数を受けて、一時ドルが買われる局面もあったが、その後は3日のECB理事会で、トリシェECB総裁が、インフレを意識したタカ派的な発言を行うとの思惑や、中東・北アフリカの情勢緊迫化などを背景にドル売りが進んだ。 ただし、その後発表されたベージュブックで、米国の経済活動は、連銀の12地区で緩やかな拡大を継続していると示されたことで、更なる動きとはならなかった。 ユーロドルは、1.3805から1.3890、ポンドドルは1.6273から1.6344へ上昇、ドル円が82.13から81.57へ下落し、ドルスイスは、歴史的な安値を更新する0.9202まで値を下げた。 一方クロス円は、NYダウの動きに一喜一憂する形。 ユーロ円が113.58の高値、ポンド円が133.75、オージー円が83.33、スイス円が88.72へ上昇も、NZD円が60.56から60.93での揉み合いとなり、カナダ円が82.82から84.35での上限する形となった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月03日(木) | ||
3日の東京市場は、イベントを控え動きづらい展開続いたが、リビアのカダフィ大佐がチャベス・ベネズエラ大統領の和平交渉案を受け入れたとの報道を受けて、一時中東の地政学的リスク後退との見方が出たが、更なる動きとなっていない。ドル円は81.78から81.93での狭いレンジでの推移、ユーロドルは、引き続きECB理事会を控えて、インフレ抑制のための早期利上げ観測の可能性から1.3847から1.387まで一時値を上げた。 一方クロス円も揉み合いで、ユーロ円が113.30から113.64、ポンド円が133.46から133.72、オージー円が83.01から83.36、NZD円が61.10から61.72、カナダ円が83.99から84.17、スイス円が88.39から88.68の狭いレンジで終始した。海外市場では、ユーロ買い、円売りが優勢となった。 ECB理事会後の定例記者会見で、トリシェECB総裁が、「物価動向によっては、4月にも金利を引き上げる可能性がある」と発言したことを受けて、ユーロドルが1.3976まで上昇。 対クロスでもユーロ円が115.18、ユーロポンドが0.8584、ユーロスイスが1.3022レベルまで一時上昇、ユーロ独歩高を示現した。 ただし、同時に発表された米週間新規失業保険申請件数が予想を上回ったこともあり、その後ユーロドルは1.3926まで反落した。 一方ドル円は、米国の雇用情勢への懸念が後退したことで、米長期金利が上昇、 一時82.53まで値を上げたが、上値のオファーに阻まれ上げ渋りとなった。 その他クロス円は、NYダウが200ドル近い上昇となったことで、リスク志向の高まりから買い戻しが優勢で、ポンド円が134.20、オージー円が83.70、NZD円が61.22、カナダ円が84.83まで上昇、スイス円は88.16から88.60での推移となった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月04日(金) | ||
4日の東京市場は、米雇用統計の発表を控え、動意の薄い展開となった。 ドル円は、本邦輸出の売りで82.46から82.29まで軟調推移。 ユーロドルは、昨日の上昇からは利食いが優勢も、1.3950から1.3970での揉み合いとなった。 一方クロス円は日経平均の上昇などが追い風も、やはり動意は薄い。 ユーロ円が114.88から115.17、ポンド円が133.96から134.22の推移、オージー円は、ギラード豪首相が「豪州の製造業や観光業は、資源価格上昇を受けた豪ドル高で、不利な立場にある」と発言したこともあり、83.65から83.28へ下落、その他NZD円が60.69から61.08、カナダ円が84.55から84.82、スイス円が88.29から88.51での推移となった。海外市場は、注目の2月米雇用統計において、2月非農業部門雇用者数が、予想+19.6万人から結果が+19.2万人、民間部門雇用者数は、予想+20万人、結果+22.2万人、失業率が、予想の9.1%から8.9%と総じて良好な結果となったことで、ドル買いが一時強まったが、それ以前のADP全国雇用者数や週間新規失業保険申請件数などの強い内容で、こういった面が大分織り込まれていたこともあり、その後はドル売りが優勢となった。 ユーロドルは、1.4002の高値から1.3940レベルへ下落も下値を支えて、1.4009の日中高値をつけたが、その後は1.39台へ押し戻され、一進一退なった。 ドル円は83.09まで上昇後、中東情勢への懸念から米長期金利が低下したことやNYダウが値を下げたことで、82.22まで下落し、安値圏での引けとなった。 一方クロス円は、NYダウが、マイナス180ドル近い下落となったことで、日中高値をつけた後は、逆に安値を更新する動きとなった。 ユーロ円が116円にワンタッチしたが、その後114.87で下落、ポンド円が135.12から133.67、オージー円が84.00から83.15、NZD円が61.06から60.57、カナダ円が85.37から84.55、スイス円が89.34から88.79まで値を下げた。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月07日(月) | ||
7日の東京市場は、先週のイベント終了後で、動きづらい展開が続いたが、中国人民元の対ドル基準値が最高値に設定されたことや日経平均株価が軟調な推移となったことで、円の買戻し気味の展開となった。ドル円は82.39から82.16まで下落、ユーロドルは、1.3999から1.3962まで一時値を下げた。 一方クロス円では。ユーロ円が115.26から114.81、ポンド円が134.03から133.51、オージー円が83.61から83.19、NZD円が60.83から60.60、カナダ円が84.75から84.42、スイス円が89.00から88.79へ下落した。 海外市場では、ロンドン市場でドル売り気味となるも、NY市場では、原油価格の上昇や株価の下落を受けて、リスク回避的な動きが強まった。 ユーロドルは1.3956から1.4036まで上昇後、1.4050のオプションの防戦に阻まれ1.3956まで下落、ポンドドルは、センタンス委員の公認としてゴールドマンサックスのブロードベント氏が指名されたが、同氏が「英CPIは、1−3月期がピーク」と発言したことで、1.6342から1.6183まで値を下げ、ドルスイスは0.9276まで上昇後、リスク回避の売りが強まり、ドル円は81.95から82.31まで値を上げた。 一方クロス円は、ロンドンでの買い戻しもNYダウが89ドル安まで下落。 行って来いの展開となった。 ユーロ円が114.55から115.20まで一時値を戻したが押し戻され、ポンド円が134.08から132.94、オージー円円が83.61から82.94まで値を下げ、NZD円は60.35から60.69へ上昇したが、カナダ円が84.74から84.27、スイス円が88.86から88.62まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月08日(火) | ||
8日の東京市場は、石油輸出国機構(OPEC)が増産を決定したことで、リスク回避の巻き戻しの動きとなった。 ユーロドルは1.3989から1.3939まで下落、ドル円が82.21から82.50まで上昇、ドルスイスも0.9355まで値を上げた。 一方クロス円は、日経平均株価の上昇などもあり堅調な推移。 ユーロ円が114.80から115.22へ上昇、 ポンド円が133.13から133.68、オージー円が83.14から83.50、NZD円は、NZの新聞が「地震への対応として利下げは不適切」との観測記事を掲載したことで、60.57から61.11へ値を上げ、カナダ円が84.45から84.28まで上昇したが、スイス円は、リスク回避の巻き戻しから88.90から88.20まで下落した。 海外市場は、ドルの買い戻し優勢となった。 一部次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、声明の「長期にわたる低金利の維持」の文言から、「長期にわたる」の部分が、削除されるとの思惑の高まりや、リビア反政府勢力が、「カダフィ大佐が早期退陣なら訴追せず」と発表したことなどからドル買いが進んだ。 ユーロドルは、1.3862まで下落後、1.394へ反発したが、S&Pが「さらなるユーロ諸国のソブリン債引き下げの可能性も」とのネガティブな見解を発表したことで上げ渋った。 ドル円は米長期金利の上昇を受けて82.86まで値を上げたが、上値は引き続き重い状況が継続した。 一方クロス円は、NYダウが堅調に値を上げたことで、一時の下落からは買い戻しが優勢。 ユーロ円が114.55から115.07、ポンド円が133.16から133.79、オージー円が83.19から83.66、NZD円が60.96から61.27、カナダ円が84.66から85.17、スイス円が88.18から88.72まで値を上げた。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月09日(水) | ||
9日の東京市場は、日経平均株価が堅調に推移したこと、米国と英国がカダフィ大佐の退陣を求めたことで、リビア問題が収束に向かうとの見方など原油が反落、円が軟調な推移となった。 ドル円は82.65から82.93へ上昇、ユーロドルが1.3911から1.3872まで下落した。 一方クロス円は小動きながら、堅調推移で、ユーロ円が114.94から115.19、ポンド円が133.57から134.05、オージー円が83.40から83.63、NZD円がイングリッシュNZ財務相が「ニュージーランドの経済成長率は、地震の復興需要で4%を上回る見通し」と述べたことで61.07から61.41へ上昇、カナダ円が85.07か85.42、スイス円が88.35から88.62での推移となった。 海外市場は、ロンドン市場で一時ドル買いが強まったが、リビア政府側と反体制派の攻防が、再度激化する中、原油価格の上昇や米長期金利の下落を受けて、ドル売り気味の展開となった。 ただし手がかり難もあり、更なる大きな動きとはなっていない。 ユーロドルは、ギリシャの銀行の格下げなどのソブリンリスクから1.3855まで下落後、リアルマネーの買いで1.3942まで上昇。 その後は揉み合いとなった。 ポンドドルは、英貿易収支の改善もあり1.6139から1.6243へ一時反発、 ドルスイスは、0.9370レベルから、リスク回避志向を受けて0.9270レベルまで下落、ドルカナダが2007年11月レベルとなる0.9667まで下落、ドル円は82.58まで値を下げた。 一方クロス円は、NYダウが揉み合い気味な推移となり、動意は薄いが堅調な推移となった。 ユーロ円が115.19から114.75まで下落後、115.26の日中高値をつけ、ポンド円が134.34から133.67、オージー円が83.73の高値、カナダ円が、予想より強い住宅指標もあり85.53、スイス円が89.17の日中高値をつけた。 また早朝NZ中銀が、フィシャル・キャッシュレートを0.50%、サプライズ的に利下げしたことで、NZDdロウが0.7370、NZD円は60.68まで一時下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月10日(木) | ||
10日の東京市場は、中国の2月の貿易赤字を受けて、一時円売りが進む局面もあったが、午後になって、独1月貿易黒字が減少したことやムディーズが、スペインの格下げを発表したことで、ユーロが急落気味の展開となった。 ドル円は82.70から82.96まで反発、ユーロドルは、1.3924から1.3804まで下落した。一方クロス円も利食いが優勢で、ユーロ円が115.27から114.36、ポンド円が134.25から133.47、オージー円が83.75から83.05、スイス円が89.15から88.69まで下落。カナダ円は85.30から85.52での揉み合いとなった。また、早朝NZ準備銀行が、予想外の0.50%の利下げを実施したことで、一時急落したNZD円は、60.57を下値に、震災復興需要によるGDP押し上げ見通しなどから61.09まで反発した。 海外市場は、欧州信用不安、米週間新規失業保険申請件数や米1月貿易収支の悪化、欧米株式市場の下落などを受けて、更にサウジアラビアで発砲事件など、リスク回避志向が強まった。ユーロドルはパラモECB理事が「ECBは4月に金利を引き上げる可能性がある」と述べたが1.3775まで下落、ポンドドルは、英MPCで金利が据え置かれたことで、1.6039へ値を下げ、ドル円は83.17まで一時反発した。一方クロス円は、まちまちの展開も売りが優勢で、ユーロ円が114.20、ポンド円が132.93、オージー円が82.85、カナダ円は、カナダ貿易収支が予想を下回ったことで85.62から84.89へ下落、スイス円が89.10まで再上昇したが、NZD円は61.11から60.79での保合い推移に留まった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月11日(金) | ||
11日の東京市場は、午後になって発生した東北地方の大地震を受けて、一時円売りが強まったが、その後は地震により本邦からの円買いが強まるとの思惑に円が買い戻された。ドル円は82.77から83.30まで上昇後、82.65まで下落、ユーロドルも1.3833から1.3790でのの軟調推移となった。 一方クロス円もドル円同様の動きとなり、ユーロ円が115.02から114.20へ下落、ポンド円が132.63、オージー縁が82.70、NZD円が60.76、カナダ円が84.85まで値を下げたが、スイス円はリスク回避から89.32まで上昇した。 海外市場は、ロンドン市場で、リスク回避志向の円買い、ドル買いが一時強まったが、その後はNY市場において、NYダウが反発となってことで、ドルの売り戻し、クロス円の買い戻しとなった。 米経済指標としては、米小売売上高が市場予想通りの結果、3月米ミシガン大消費者態度指数が、市場予想を下回ったが、大きな材料となっていない。 ドル円は82.00まで下落後、年金などの買いが支えて、一時82.38まで反発も、日本の保険会社が保険金支払いのため対外資産引き揚げ(リパトリエーション)を行うとの思惑を受けて、米債券利回りが上昇したことで、一時81.66まで下落したが、売り一巡後は81円後半へ反発した。 ユーロドルは1.3752まで下落後、1.3916の高値をつけ、ポンドドルも1.5977の安値から1.6088まで上昇、オージードルも1.0159まで値を上げた。 一方クロス円では、ユーロ円が112.93から113円後半、ポンド円が130.89から131.80台、オージー円が81.99から83.20、NZD円が60.32から60.70台、カナダ円はカナダ雇用統計が軟調となったことで83.61まで一段安後、84.20台へ反発、スイス円が87.79から88.35まで一時値を戻した後は、このレンジでの推移となった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月14日(月) | ||
14日の東京市場は、早朝から週末のユーロ圏首脳会議で、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の貸出可能額が2500億ユーロから4400億ユーロに増額されたことやEFSFが債券市場から債券を購入できることで合意すると伝わったことで、ユーロ買いが強まったが、その後東北地方で起きた地震の影響で、大幅なレパトリの動きが出るとの思惑から、急速に円買いが強まった。 ただし、日銀による15兆円の資金供給、本邦通貨当局や米財務省による為替相場注視発言を受けて、円の売り戻しが優勢となった。 ユーロドルは1.3986まで上昇後、1.3917へ下落、ドル円は80.60まで下落後82.46へ反発した。 一方クロス円も乱高下となり、ユーロ円が112.49まで下落後114.85へ反発、ポンド円が129.64から132.37、オージー円が81.39から83.20、NZD円が59.48から60.98、カナダ円が82.82から84.62、スイス円が86.79から88.69へ一時反発した。 昨晩の海外市場は、ドルの軟調が継続した。 ユーロドルが1.4003まで上昇、ポンドドルは、フィッチが、英国の格付けを「AAA」で維持するとしたことなどで買いが集まり、1.6200まで値を上げ、ドル円が81.54、ドルスイスが0.9230まで下落した。一方クロス円は、NYダウが100ドル越えの下落となり、軟調推移が継続している。 ストレート通貨が堅調なユーロ円は113.75から114.68、ポンド円が131.34から132.21、スイス円が87.93から88.51の範囲での推移。 資源国通貨が弱く、オージー円が82.22、NZD円が60.20、カナダ円が83.58へ値を下げた。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月15日(火) | ||
15日の東京市場は、東京株式市場が、福島第1原発事故を受けて、一時1300円を超える大幅下落となったことで、リスク回避の円買いが強まったが、逆に日本売りとなる円売りも出て、相場は乱高下する展開となった。 ユーロドルは、ユーロ円の売りに押され1.4000から1.3892まで下落、ドル円は81.22まで下落後、82.05へ一時値を回復した。 一方クロス円も軟調推移。ユーロ円が114.65から113.20へ下落、ポンド円が132.54から130.81、オージー円が82.66から80.91、NZD円が60.54から59.46、カナダ円が84.11から82.79、スイス円が88.79から88.02まで下落した。 海外市場は、ドルや円の売り戻しが主流となった。 一時バーレーンの非常事態宣言を受けて、中東情勢への懸念が強まったが、その後は米系シンクタンクが、欧州中央銀行についてタカ派的なリポートを出したとの噂、米国株式相場が、300ドル安から下げ幅を縮小したこと、FOMCが低金利の維持を継続したことで、リスク回避の巻き戻し的な動きとなった。 ユーロドルは、1.3855から1.4013反発、ポンドドルも1.5979から1.6184へ上昇し、ドル円は80.61から一時81.20に上ヒゲを描き、ドルスイスが史上最安値の0.9140一時下落した。 その他オージードルが0.9815から0.9934、NZDドルが0.7265から0.7327へ反発、ドルカナダは0.9975の高値から0.9810まで反落した。 一方クロス円もロンドンの安値からは買い戻しが優勢。 ユーロ円が111.96から113.36、ポンド円が129.20から130.54、オージー円が79.28から80.41、NZD円が58.68から59.36、カナダ円が80.98から82.56、スイス円が87.70から88.49まで値を戻した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月16日(水) | ||
16日の東京市場は、東京株式市場が強含みに推移したことで、対クロスでの円の売り戻しが主流となったが、原発事故への懸念や株価の上げ渋りを受けて上値は限定的となった。 ユーロドルは、1.4007から1.3961での推移、ドル円は80.69から81.18へ一時値を上げた。 一方クロス円は総じて堅調で、ユーロ円が112.75から113.48、ポンド円が129.63から130.54、オージー円が79.82から80.75、NZD円が58.91から59.56、カナダ円が81.80から82.54、スイス円が87.90から88.36での推移となった。 海外市場は、欧州委員会のエッティンガー委員が、「日本の福島原発は事実上、制御不能となっている」、「今後数時間以内に大惨事が起きる可能性がある」との見解を示したことや原油国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が、緊急IAEA会議を招集するとの方針を示したこと、NYダウが300ドル近い下落、リスク回避的に円が急騰した。 ドル円は79.75と歴史的な安値を割れて79.56まで下落、ユーロドルも1.3867、ポンドドルが1.5987へ下落、ドルスイスが0.9072まで値を下げた。一方クロス円は、大きく下落。 ユーロ円が110.59、ポンド円が127.48、オージー円が78.01、NZD円が57.92、カナダ円が80.18、スイス円が87.61まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月17日(木) | ||
17日の東京市場は、早朝からオプション絡みのストップ・ロスが出たこと、クロス円のストップ・ハンティングの動きで円が急騰したが、その後は、介入警戒感や本邦輸入企業、本邦機関投資家や個人投資家からのバーゲン・ハント的な円売りで、反発が優勢となった。 ドル円は76.25まで下落後、79.74へ反発、ユーロドルは、1.3869から1.3978で堅調推移となった。一方クロス円も急落後は買い戻しが優勢。 ユーロ円が106.50から110.85へ反発。 ポンド円が122.52から127.55、オージー円が74.48から78.32、NZD円が54.65から57.95、カナダ円が77.22から80.43、スイス円が85.00から88.21まで急落後値を戻した。 海外市場は、G7の電話会合を控えて、積極的な取引な取引は出なかったが、株価の上昇もあり、円は軟調気味となった。 ユーロドルはロンドン時間に1.4053の高値をつけたが、更に上昇に群がらず、米新規失業保険申請件数や消費者物価指数、フィラデルフィア連銀製造業指数は予想を上回る結果となったが、為替市場への影響は限られた。 ドル円は78.25レベルまで下落後、79.30台へ反発、ユーロ円が111.26、ポンド円が128.04、カナダ円が80.51と日中高値を一時更新。オージー円76.75から77.89、NZD円は56.32から57.20での推移となった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月18日(金) | ||
18日の東京市場では、G7の電話会議後、声明において、欧州・英・米・カナダなどが、協調介入を実施することを決定。 実際財務省・日銀が東京市場で介入を実施したこともあり、円売りが大きく進んだ。ドル円が78.83から81.89へ上昇、ユーロ円が110.61から115.28レベル、ポンド円が127.08から132.51、オージー円が77.21から81.41、NZD円が56.56から59.77、カナダ円が79.94から83.44、スイス円が87.71から90.42まで値を上げ、ユーロドルもユーロ円の買いにつれて、1.3980から1.4087まで上昇した。海外市場では、ドルが軟調な推移となった。 トリシェECB総裁が、「強い警戒の文言を撤回するつもりはない」と言及し、ECBの4月利上げの思惑が再燃したことなどが影響、また、G7諸国が声明通りドル買い・円売りの市場介入を実施したが、金額的に大量でないとの見方や既にこういったオペレーションが市場で織り込まれていたこともあり、円売りは限定的となり、徐々に週末のポジション調整の買い戻しが優勢となった。 ユーロドルは1.4185の高値、ポンドドルが1.6255まで上昇。 ドル円は82.00の高値後、80円ミドルまで押し戻されて引けた。 その他リビアが全ての軍事行動停止を決定したとの報道が流れ、スイスフラン売りが一時強まり、0.9060台まで上昇後、オバマ米大統領が「米国は同盟軍の一部として行動する用意がある」と発言、未だリビアに対する空爆の可能性が残っていることで、0.8990台へ下落した。一方クロス円は、ロンドン市場での下押し後は、NYダウが一時150ドル近い上昇となったことで、比較的堅調な推移となったが、週末要因もあり利食いが優勢となった。 ユーロ円が114.12から115.56まで上昇後、114円10台まで再度下落、ポンド円が130.47から132.12まで上昇後、130.60台、オージー円が81.12から80.09まで下落、NZD円が59.47から58.76、カナダ円が83.53から81.66、スイス円が89.19まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月21日(月) | ||
21日のアジア市場は、東京休場が休場で動意の薄い展開も、財務省・日銀の市場介入への警戒感、福島原発事故が小康状態を続けていることから円売り優勢となった。ドル円は80.63から81.21まで一時上昇、ユーロドルは、前週末のトリシェECB総裁による4月の利上げの可能性が再確認されたことを受けて1.4200まで上昇後、オプションの防戦や利食いが優勢となり1.4160まで値を下げた。 一方クロス円では、ユーロ円が114.51から115.03、ポンド円が130.93から131.88、オージー円が80.39から81.51、NZD円が58.92から59.60、カナダ円が81.95かふぁ82.80、スイス円が89.39から89.73まで上昇した。 海外市場は、ドルや円が軟調な推移となった。 ユーロドルは、1.4204まで上昇後、ポルトガルが6月までに支援を要請する可能性との報道や米財務省が、1420億ドルの政府保有モーゲージ担保証券(MBS)を、今月から売却する方針であることを表明。 量的緩和が後退するとの見方から、一時1.4138まで急落したが、その後は、ECBの利上げ期待のビッドや米リバティが、316億ユーロで独カベルBWを買収することに合意との報道などから1.4241まで上昇した。 またポンドドルも、デール英中銀主任エコノミストが、「市場は、世界的な金利上昇が想定以上に早いと予想している」との見解を示したことで1.6328まで値を上げた。 ドル円は、ロンドンでの高値81.32からは、揉合い気味も、下値は80.90台で介入警戒感に支えられた。 一方クロス円は、欧米株価が堅調な推移となっていることで、資源国通貨などに若干利食いも出たが、総じて底堅い動きとなった。 ユーロ円が114.80台から115.41、ポンド円が131.78から132.33まで上昇、オージー円が81.83から81.25、NZD円が59.82から59.38、カナダ円が83.36から82.59、スイス円が89.84から89.40まで調整もその後は反発的な推移となった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月22日(火) | ||
22日の東京市場は、ドルが軟調推移。 クロス円は日経平均株価が堅調な上昇となったが、大分織り込みが入っており、利食いが優勢となった。 ドル円は82.29から80.86へ軟調推移、ユーロドルは、引き続きECBの利上げ観測、大型買収案件などの思惑で、1.4203から1.4243へ値を上げた。 一方クロス円では、ユーロ円が115.52から114.98、ポンド円が132.54から131.80、オージー円が81.76から81.27、カナダ円が83.06から82.61へ値を下げたが、 スイス円は89.46から89.80での揉み合い、NZD円は59.44から60.05まで上昇した。 海外市場は、揉合いの中、まちまちの動きとなった。 ユーロドルは、アイルランドの大手金融機関の利払い遅延の噂が流れたこと、ポルトガルで与党が提出した緊縮財政策が否決される可能性、メルケル独首相が、ユーロ圏財務相会合において欧州安定メカニズム(ESM)の合意に関してさらに議論するよう求めていることなどが嫌気され、1.4249の高値から1.4179へ下落、ポンドドルは、市場予想を上回った英2月消費者物価指数(CPI)を受けて、利上げ期待が高まり1.6401の高値まで上昇後も、1.63後半で底堅い動きとなり、ル円は81.14から80.88での小動きに終始した。 一方クロス円は、NYダウがマイナス圏での推移も、大きな下落に群がっておらず、堅調なレベルを維持した。 ユーロ円が115.55から114.82まで一時下落、ポンド円が132.99、オージー円が82.12、NZD円が60.40、カナダ円が83.18から82.52まで値を下げ、スイス円は89.46から89.92での揉み合い推移となった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月23日(水) | ||
23日の東京市場は材料難の中、日経平均株価が弱含んだことで、円の買い戻し的な展開。 ドル円は81.07から80.81まで下落、ユーロドルは、本日ポルトガル議会で、財政緊縮案が否決されるとの懸念から1.4202から1.4153まで下落した。一方クロス円も売りが優勢で、ユーロ円が115.20から114.45、ポンド円が132.71から132.22、オージー円が81.92から81.44、NZD円が60.07から59.67、カナダ円が82.66から82.27、スイス円が89.71から89.42へ一時値を下げた。 海外市場は、ドルの買い戻しが優勢となった。 英MPC議事録において、6対3で据え置きが決定されたことが判明。 利上げ期待が強まっていただけに、ポンドドル相場は、以前と同様の投票内容だったことが嫌気され、1.6220まで下落。 また2011−12年の成長率見通しが下方修正されたことで、反発も1.6273レベルに限定された。 ユーロドルは、ユーロポンドの買い戻しに1.4215まで上昇後、欧州安定ファシリティ(EFSF)の貸出可能額を引き上げる計画が、6月末まで延長されたことが嫌気され、ポルトガル議会で、緊縮財政案が否決されたことで、1.4085まで下落幅を拡大した。 フィッシャー・ダラス連銀総裁が、QE3の必要性を否定したことも悪影響を与えた。 一方ドル円は80.70から81.06まで一時値を戻したが、81円台を維持できず揉合いを継続し、クロス円は、NYダウに、動意が薄くまちまちの動きとなった。 ユーロ円はユーロドルの動きに荒れた展開となり、114.23まで下落後、115.03まで一時値を回復したが、その後113.86と日中安値を更新し、ポンド円が131.16、カナダ円が82.63から2.15へ一時値を下げ、スイス円が88.96の日中安値まで下落、オージー円は81.36から82.09、NZD円は59.64から60.11で、商品市況の上昇で堅調な推移を継続した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月24日(木) | ||
24日の東京市場は、材料難の中、動意の薄い展開が続いた。ドル円は81.06から80.76まで下落。ユーロドルは、ポルトガルやスペインのソブリン・リスクが再燃していることで、1.4114から1.4053まで下落した。 一方クロス円はまちまちの動き。 ユーロ円が114.22から113.55まで下落、ポンド円が131.71から130.87、カナダ円が82.62から82.34、スイス円が89.23から88.69まで下落したが、オージー円は82.11から81.85での推移、NZD円は強いGDPを受けて、59.86から60.51まで一時値を上げた。海外市場は、欧州通貨が上下する展開となった。 ポルトガル不安から、ユーロドルは一時1.4053まで売り込まれたが、その後はノボトニー・オーストリー中銀総裁が、4月利上げに否定的な発言をするも、「ECBの前回会合における査定を変更する理由はない」と付け加えたこと、NY金先物が、過去最高値を更新したことや弱い米耐久財受注の結果を受けて、1.4221まで反発したが、フィッチによるポルトガルの格下げなどが上値を抑えた。 週間新規失業保険申請件数の強い結果は無視された。 またポンドドルは、英2月小売売上高が市場予想を下回る結果となったこと、利上げを主張していたデール英MPC委員が「英経済の回復がさらに弱いものであれば、利上げスタンスを再考慮するだろう」との発言、ムーディーズが英ソブリン債格付けの引き下げの可能性について言及したことなどを嫌気して、1.6092まで下落、ユーロポンド相場は、0.8809まで反発した。 一方ドル円相場は、揉み合いを継続して81.04から80.81での推移となったが、クロス円は欧州通貨の上昇や堅調な株価を受けて値を上げた。 ユーロ円が114.97、オージー円が82.83、NZD円が60.81、カナダ円が83.10、スイス円が89.58の日中高値まで上昇したが、ポンド円は130.26と日中安値を更新した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月25日(金) | ||
25日の東京市場は、週末を控えて動きづらい展開となった。 ドル円は80.94から81.05での揉み合いが継続。 81円を行使価格としたオプションの満期に絡んだ売り買いが、相場を膠着させた。 ユーロドルは、S&Pのよるポルトガルの格下げなどもあり、1.4150まで下落後1.4194まで反発。 一方クロス円は、堅調なレベルを維持。 ユーロ円が114.67から114.92、ポンド円が130.38から130.67、オージー円が82.53から82.81、NZD円が60.60から60.92、カナダ円が82.87から83.08、スイス円が89.075から89.28での動向となった。海外市場では、10−12月期米GDP・確定値が、市場予想より強かったことやプロッサー・フィラデルフィア連銀総裁が「出口戦略はそう遠くない将来に着手する必要がある」との発言を受けて、米長期金利が上昇。ドルの買い戻しで週末の取引を終了した。 ユーロドルは、1.4189から1.4055まで下落、ポンドドルが1.6007の安値をつけたが、オージードルは、変動相場制移行後の最高値となる1.0294まで上昇、ドル円も81.49まで上昇した。 一方クロス円は、まちまちな動きも、NYダウが堅調な推移となったことで、オセアニア圏中心に堅調な推移が継続した。 ユーロ円は、115.22の高値から115.60まで下落、ポンド円は、131.07から130.21まで下落後、このレンジで揉み合いとなり、スイス円が88.38下落、カナダ円が82.86から83.62まで値を上げ、オージー円が83.62、NZD円は61.51の日中高値まで一時上昇した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月28日(月) | ||
28日の東京市場は、円が軟調な推移となった。本邦企業が節電の影響で生産能力が低下。輸出減少に繋がるとの新聞記事を受けて、本邦輸出企業が、輸出予約を手控える可能性から、更に買い戻しに走るとの思惑が、円売りを誘った。 ドル円は81.30から81.85まで上昇、ユーロドルは、メルケル独政権が、ドイツの州議会選挙で敗北したことを受けて、1.4021まで下落後、1.4080まで買い戻しとなった。 一方クロス円も堅調な上昇となり、ユーロ円が114.15から115.03、ポンド円が130.28から131.09、オージー円が83.37から84.01、スイス円が88.28から88.79まで一時上昇したが、NZD円は61.10から61.46、カナダ円は、カナダ政局不安もあり82.87から83.39での揉み合い気味の推移となった。海外市場は、アジア時間に強まったドル買いも一服。 ロンドン市場からは、ドルの売り戻し気味の展開となった。ユーロドルは、米2月個人消費支出が、市場予想を上回り、ドル買いを誘ったが、下値は、1.4020台でのアジア系ソブリンの買いが意識され、トリシェECB総裁が、「インフレ率は永続的に物価安定目標の上にある」と述べたことで、1.4116の日中高値をつけた。 またポンドドルは、ポーゼン英MCP委員が「2012年にインフレ率は1.5%に低下する」と発言したことで、1.5937まで下落後1.6038に反発、ドルスイスは、中銀の会見で、「今後一段の衝撃がなければスイス国立銀行は近いうち利上げすることが可能とIMFはみている」との発言が伝わり、0.9152まで値を下げた。ドル円は、東京時間の高値81.85から81.60での揉み合い推移、クロス円はNYダウが堅調な推移となっていることで、しっかりとした動き。 ユーロ円が114.95から115.31へ値を上げ、NZD円は、NZの2月貿易収が堅調との見方から61.69の高値、カナダ円が83.87、スイス円が89.26の日中高値へ上昇し、ポンド円が130.29から131.03、オージー円が83.78から84.22で底堅く推移した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月29日(火) | ||
29日の東京市場は、材料難の中揉み合い気味推移。 ドル円は3月期末決算に向けたリパトリ絡みの円買いが出た模様で、81.79から81.54まで下落したが、更なる動きとならず、ユーロドルは、1,4061まで下落後、中東筋やアジア系ソブリン筋の買いオーダーで下げ渋りを見せて、1.4145まで反発した。一方クロス円は堅調な推移となり、ユーロ円が114.81から115.63、ポンド円が1310.33から131.03、オージー円が83.42から83.91、NZD円が61.14から61.57、カナダ円が83.37から83.88、スイス円が89.03から89.37での推移となった。 海外市場はドル買い、円売りが進んだ。 前日に続いてブラード・セントルイス連銀総裁が、米連邦準備理事会(FRB)の出口戦略に言及したこと、米S&P/ケースシラー住宅価格指数が、予想を上回ったことやNYダウの上昇、米5年債の入札結果を受けて、米長期金利の上昇などが要因となっている。 ユーロドルは、欧州初頭に1.4149まで上昇後、アイルランドの救済の噂、S&Pが、ポルトガルやギリシャの格付けを引き下げたことなどから、一時1.4047まで下落したが、その後は買い戻しが優勢となり、1.4114まで反発した。 ポンドドルも1.5943へ下落後、1.6010へ反発、ドル円は82.48まで上昇後高値圏で引け、ドルスイスがジョーダン・スイス国立銀行副総裁の「スイスフラン高は、金融状況を引き締め、政策金利の正常化の余地を限定させる」と発言したことで0.9225まで値を上げた。一方クロス円は、NYダウが堅調な上昇となり、総じて日中高値を更新。ユーロ円が116.39、ポンド円が132.06、オージー円が84.92、NZD円が62.52、カナダ円が84.67、スイス円が89.65まで上昇した。 |
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経済指標&要人発言 | ||
2011年03月30日(水) | ||
30日の東京市場は、円が全面安。 フィッシャー米ダラス地区連銀総裁が、量的緩和第2弾の延長に反対を再表明したことなどが影響を与えたが、期末を前に、本邦投資家が動きづらかったともあり、海外勢中心に日本売りが強まった。 ドル円は82.37から83.14まで値を上げ、ユーロ円が116.22から117.05、ポンド円が131.83から133.40、オージー円が84.73から85.71、NZD円が62.27から63.17、カナダ円が84.52から84.57、スイス円が89.47から90.12まで上昇、ユーロドルは、1.4128から1.4058まで軟調推移となった。海外市場は、米3月ADP全国雇用者数が、市場予想を下回ったことで、全体的に揉み合い気味の展開となった。 ユーロドルは、ユーロ圏のソブリンリスクを受けて、1.4052まで下落したが、ビーニ・スマギECB理事が「ECBは段階的に金利を引き上げる」とのタカ派な発言を行ったことで、1.4148まで上昇、ドル円は83.19の高値から82.78まで利食いに押された。 クロス円はNYダウが堅調に上昇したことで、堅調なレベルを維持。 ユーロ円が117.28、ポンド円が133.63、オージー円が85.80、NZD円が63.37、カナダ円が85.80、スイス円が一時90.28まで上昇後、高値圏を維持した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2011年03月31日(木) | ||
31日の東京市場は、期末を睨んだ仲値不足の見通しから、円が軟調気味な推移からスタートしたが、ロンドンフィキシングで、4半期末決算を迎えるヘッジファンドが、円売りヘッジポジションを買い戻すとの観測や円の下値の堅さに買い戻しも出る形となった。 ドル円は83.22まで上昇後、82.57まで下落、ユーロドルは、引き続き利上げ期待が支え、1.4116から1.4184まで堅調推移となった。一方クロス円も利食いが優勢となったが、下値は底堅い状況が継続した。 ユーロ円が117.54から116.75まで一時下落、ポンド円が133.84から132.86、オージー円が86.01から85.18、NZD円が63.39から62.67、カナダ円が85.65から84.98、スイス円が90.55から90.00まで一時値を下げた。 海外市場は、揉合い気味ながら、円の軟調推移が継続した。 米週間新規失業保険申請件数が市場を下回り、前週分も上方修正されたが、米3月シカゴ購買部協会景気指数が、市場予想を上回り、影響は限定的となった。 ポルトガルの2010年の財政赤字の対GDP比率が、政府目標の7.3%を上回る8.6%となったことで、ポルトガルの国債利回りが上昇。 アイルランドの銀行の資本リスクなどが指摘されてユーロドルは、1.4233の高値を維持できずに、1.4154まで下落、ポンドドルも1.6151から1.6016まで一時値を下げ、ドル円は、米長期金利の上昇に83.22まで反発した。 一方クロス円はダウの上げ渋りにも、反応は薄く堅調な推移が継続した。 ユーロ円は117.90の高値から117.16へ下落後117.98の高値、ポンド円が132.49の日中安値後133.52の高値、オージー円が86.12、NZD円が63.50、カナダ円が85.82の高値をつけ、スイス円は90.36から90.70での揉み合い気味の推移となった。 | ||
経済指標&要人発言 |
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